JP2020166470A - 配筋検査システム、配筋検査プログラム、および配筋検査方法 - Google Patents

配筋検査システム、配筋検査プログラム、および配筋検査方法 Download PDF

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雅樹 東山
Masaki Higashiyama
雅樹 東山
佐藤 佐一
Saichi Sato
佐一 佐藤
寿一 林
Toshikazu Hayashi
寿一 林
絢 山下
Aya Yamashita
絢 山下
横川 恒
Hisashi Yokogawa
横川  恒
博久 早川
Hirohisa Hayakawa
博久 早川
智彦 酒匂
Tomohiko Sako
智彦 酒匂
直樹 森本
Naoki Morimoto
森本  直樹
奨 桑島
Susumu Kuwajima
奨 桑島
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Abstract

【課題】配筋検査の作業状況を容易に把握することのできる技術を提供する。【解決手段】配筋検査システム102において、撮影部420と、工事の設計図に基づく工事情報に含まれる配筋検査の複数の検査対象のうちの一の検査対象と対応づけて撮影部が撮影した画像を記憶部に保存する保存部411と、画像に基づいて一の検査対象に行われた配筋検査の検査結果を、一の検査対象に対応づけて工事情報に登録する登録部412と、複数の工事情報のそれぞれの工事の概要を示す情報を一覧表示した工事一覧情報において工事情報が選択された場合、工事情報に含まれる複数の検査対象に関する検査情報と、一の検査対象と対応づけられた検査結果と、一の検査対象と対応づけられている画像を縮小したサムネイル画像と、を含む表示画面を表示部に表示する表示制御部413と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、配筋検査システム、配筋検査プログラム、および配筋検査方法に関する。
建築物や土木構造物等の構造物の施工検査に撮影装置で撮影した画像が利用されている
。例えば、鉄筋コンクリート造の建築物等の工事では、コンクリートを打設する前に、配
筋図に従って配筋の検査が行われる。配筋検査では、例えば、配筋を撮影した画像から、
使用された鉄筋のサイズ(寸法)、鉄筋の間隔、および本数などを特定し、配筋図に従っ
て鉄筋が設置されたかなどの検査が行われる。
これに関し、構造物の検査を支援するための技術が知られている。(例えば、特許文献
1から特許文献3)
特開2017−106965号公報 特開2018−172849号公報 特開2016−3981号公報
しかしながら、例えば、配筋図において検査対象となる鉄筋の数は膨大になることがあ
り、撮影する画像の数も大量になることがある。そのため、例えば、工事のどの検査対象
の撮影が終わっているのか、および工事のどの鉄筋の検査が完了しているのかなどの配筋
検査の作業状況を把握することが難しいことがある。
そのため、1つの側面では、本発明は、配筋検査の作業状況を容易に把握することので
きる技術を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様の配筋検査システムは、撮影部と、工事の設計図に基づく工事情報
に含まれる配筋検査の複数の検査対象のうちの一の検査対象と対応づけて撮影部が撮影し
た画像を記憶部に保存する保存部と、画像に基づいて一の検査対象に行われた配筋検査の
検査結果を、一の検査対象に対応づけて工事情報に登録する登録部と、複数の工事情報の
それぞれの工事の概要を示す情報を一覧表示した工事一覧情報において工事情報が選択さ
れた場合、工事情報に含まれる複数の検査対象に関する検査情報と、一の検査対象と対応
づけられた検査結果と、一の検査対象と対応づけられている画像を縮小したサムネイル画
像と、を含む表示画面を表示部に表示する表示制御部と、を含む。
一つの態様によれば、配筋検査の作業状況を容易に把握することができる。
例示的な施工済みの鉄筋の撮影を示す図である。 配筋検査で参照される情報を表示画面に一覧表示した例を示す図である。 実施形態に係る配筋検査システムを例示する図である。 実施形態に係る配筋検査システムのブロック構成を例示する図である。 例示的な工事情報を示す図である。 実施形態に係る画像の撮影処理の動作フローを例示する図である。 記憶部に保存される画像を例示する図である。 実施形態に係る工事情報を例示する図である。 実施形態に係る配筋検査処理を例示する図である。 工事情報への検査結果の登録を例示する図である。 実施形態に係る表示処理の動作フローを例示する図である。 実施形態に係る工事一覧情報の表示を例示する図である。 工事一覧情報からのエントリの選択を例示する図である。 検査一覧情報からの検査対象の検査に関する情報の選択を例示する図である。 サムネイル画像の選択を例示する図である 実施形態に係る情報処理装置を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。な
お、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
上述のように、例えば、鉄筋コンクリート造の建築物等の工事では、コンクリートを打
設する前に、配筋図に従って配筋の検査が行われる。配筋検査では、例えば、配筋を撮影
した画像データから、使用された鉄筋のサイズ(寸法)、鉄筋の間隔、および本数などを
特定し、配筋図に従って鉄筋が設置されたかなどの検査が行われている。
図1は、例示的な施工済みの鉄筋の撮影を示す図である。図1に示す様に、ユーザは、
工事現場で、検査対象となるエリアに施工された鉄筋101を、撮影装置を備える配筋検
査システム102を用いて撮影する。得られた画像は、例えば、施工済みの鉄筋のサイズ
(寸法)、鉄筋の間隔、および本数などの情報を特定するために利用される。
しかしながら、配筋検査の作業状況を把握することが難しいことがある。例えば、配筋
図において検査対象となる鉄筋の数は膨大になることがあり、撮影する画像の数も大量に
なることがある。そのため、例えば、工事のどの検査対象の撮影が終わっているのか、お
よび工事のどの鉄筋の検査が完了しているのかなどの把握が作業者にとって難しいことが
ある。そのため、配筋検査の作業状況を容易に把握することのできる技術の提供が望まれ
ている。
以下で述べる実施形態では、配筋検査システム102は、表示装置の表示画面200に
配筋検査で参照される情報を一覧表示する。図2は、配筋検査で参照される情報を表示画
面200に一覧表示した例を示す図である。例えば、表示画面200は、工事一覧情報2
01と、検査一覧情報202と、検査一覧情報202の検査対象と対応づけられている画
像のサムネイル画像203とを含む。工事一覧情報201は、それぞれが配筋検査の対象
となる工事に関する情報を含む複数の工事情報から、工事の概要に関する情報を抽出して
一覧表示した情報である。また、検査一覧情報202は、例えば、工事情報に含まれる配
筋検査の検査対象と、その検査対象に対する検査項目の情報を含む。また、例えば、検査
一覧情報202は、検査の完了している検査項目については、その検査結果の情報を含む
。サムネイル画像203の縮小前の画像は、検査一覧情報202の検査対象と対応づけら
れており、その検査対象の検査に用いられる画像である。そのため、作業者は、表示画面
200を参照することで、例えば、実行中の配筋検査で検査対象のどの検査項目の検査が
完了しているのか、および検査対象の検査に用いる画像がどれであるのかなどを容易に把
握することができる。或いは、作業者は、例えば、表示画面200を参照することで、撮
影した画像がどの工事情報のどの検査対象と対応しているのかを容易に把握することがで
きる。
また、図2の例では、工事一覧情報201は、工事一覧情報201に登録されているエ
ントリと対応する工事情報の配筋検査が完了したか否かを示す進捗204を含む。そのた
め、作業者は、表示画面200の進捗204を参照することで、どの工事情報の配筋検査
が完了していて、どの工事情報の配筋検査が完了していないのかを把握することができる
。従って、実施形態によれば、表示画面200を参照することで、配筋検査の作業状況を
容易に把握することができる。以下、実施形態を更に詳細に説明する。
図3は、実施形態に係る配筋検査システム102を例示する図である。配筋検査システ
ム102は、例えば、情報処理装置301と、撮影装置302とを含む。なお、図3では
、情報処理装置301と撮影装置302とを1つの筐体に搭載した一体構成として例示し
ているが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、情報処理装置301と撮
影装置302とは個別の装置であってもよい。
情報処理装置301は、例えば、演算機能を備えるコンピュータであり、一例では、タ
ブレット端末、モバイルパーソナルコンピュータなどである。情報処理装置301は、例
えば、撮影装置302と接続されており、撮影装置302による画像の撮影を制御する。
撮影装置302は、例えば、ステレオカメラなどのカメラである。なお、以下で述べる
実施形態では、撮影装置302がステレオカメラである場合を例に説明を行うが、実施形
態は、これに限定されるものではなく、撮影装置302は、単眼カメラなどのその他のカ
メラであってもよい。撮影装置302は、情報処理装置301からの指示に従って画像を
撮影し、撮影した画像を情報処理装置301に提供する。
図4は、実施形態に係る配筋検査システム102のブロック構成を例示する図である。
配筋検査システム102は、例えば、制御部401、記憶部402、表示部403、入力
部404、通信部405、および撮影部420を含む。制御部401は、例えば、配筋検
査システム102の各部を制御する。例えば、制御部401は、保存部411、登録部4
12、および表示制御部413として動作する。記憶部402は、例えば、後述する工事
情報500、および工事情報800などを記憶していてよい。表示部403は、例えば、
液晶ディスプレイなどの表示装置である。表示部403は、制御部401の指示に従って
表示画面に情報を表示する。入力部404は、例えば、ユーザからの入力を受け付けるタ
ッチパネルおよびキーボードなどの入力装置であり、入力された操作を制御部401に通
知する。通信部405は、例えば、制御部401の指示に従って撮影部420と通信する
。撮影部420は、例えば、通信部405を経由して制御部401から通知される指示に
従って画像を撮影する。なお、制御部401、記憶部402、表示部403、入力部40
4、通信部405は、一例では、上述の情報処理装置301に含まれている。また、撮影
部420は、一例では、上述の撮影装置302である。これらの各部の詳細および記憶部
402に格納されている情報の更なる詳細については後述する。
続いて、計画された工事に対して、工事関係者が作成する工事情報500について説明
する。図5は、例示的な工事情報500を示す図である。工事情報500は、例えば、或
るエリアにおける工事に関する設計図と対応する情報が登録されている情報であり、例え
ば、工事識別情報511および検査情報512を含む。
工事識別情報511は、例えば、工事の場所および工事の概要を示す情報、並びに工事
情報を他の工事情報500と識別するための情報を含む。図5の例では、工事識別情報5
11は、番号、工事名、工事種、構造物番号、部材名などの情報を含む。番号は、例えば
、工事情報500に付与された識別のための情報である。工事名は、例えば、工事の名称
であってよい。工種は、例えば、工事の場所を示す情報であり、例えば、図5の工種:橋
台躯体工は、橋脚を支える土台部分の工事であることを示している。構造物番号は、例え
ば、工種内の工事の対象となる構造物を指定する情報である。例えば、図5に示される構
造物番号:A01は、どの橋脚の橋台躯体工であるかを示している。部材名は、例えば、
構造物内の工事の対象となる領域を示す情報である。例えば、図5に示される部材名:フ
ーチングは、橋台躯体工内の基礎部分であるフーチングの工事であることを示している。
そのため、作業者は、例えば、工事情報500の工事識別情報511の情報を参照するこ
とで、工事情報500がどこの工事についての情報を記載した工事情報500であるかを
把握することができる。
また、検査情報512には、例えば、検査対象と、検査項目の情報とを対応づけるエン
トリが登録されている。検査対象は、例えば、工事情報500に示される工事で行われる
配筋検査の検査対象(例えば、鉄筋)を指定する情報である。図5の例では、検査情報5
12の検査対象は、位置1、位置2、および鉄筋番号の情報を含んでいる。位置1および
位置2は、例えば、工事の設計図において検査対象が配置されるエリアを示す情報であっ
てよい。なお、位置2は、位置1内での更なる詳細なエリアを指定する情報である。鉄筋
番号は、位置の情報で指定されるエリア内で使用されている鉄筋、または鉄筋のグループ
に割り振られた番号である。
また、検査項目は、例えば、検査情報512の検査対象に対して実行する検査の項目を
示す情報である。図5の例では、検査情報512の検査項目は、例えば、検査項目1およ
び検査項目2を含んでいる。また、検査項目1に示すように、検査項目は、例えば、設計
値、実測値、および立会値を含んでよい。設計値は、検査項目に対する設計図上での値で
ある。実測値には、例えば、施工主による自主的な検査で計測された計測結果が登録され
る。また、立会値には、例えば、施工の発注者の立会のもとでの検査で計測された計測結
果が登録される。検査項目は、例えば、検査対象の鉄筋の径、位置、配置の平均間隔、か
ぶり厚さ、および本数などを含んでよい。
そして、実施形態では制御部401は、検査情報512の検査対象の検査に用いるため
に撮影した画像を、検査対象と対応づけて記憶部402に保存する。
図6は、実施形態に係る画像の撮影処理の動作フローを例示する図である。例えば、制
御部401は、撮影処理の実行指示が入力されると、図6の動作フローを開始してよい。
ステップ601(以降、ステップを“S”と記載し、例えば、S601と表記する)に
おいて制御部401は、工事情報500の指定を受け付ける。例えば、記憶部402には
複数のエリアに対応した複数の工事情報500が記憶されていてよい。制御部401は、
ユーザから入力部404を経由して、複数の工事情報500のうちから工事情報500の
指定を受け付けてよい。工事情報500を指定する入力がない場合(S601がNO)、
フローはS601の処理を繰り返す。一方、工事情報500を指定する入力があった場合
(S601がYES)、フローはS602に進む。
S602において制御部401は、指定された工事情報500を読み出す。S603に
おいて制御部401は、読み出した工事情報500の検査情報512に示される複数の検
査対象のうちから、撮影を行う対象とする検査対象の指定を受け付ける。検査対象が指定
されない場合(S603がNO)、フローはS603の処理を繰り返す。一方、検査対象
が指定された場合(S603がYES)、フローはS604に進む。なお、この場合に、
制御部401は、工事情報500から工事識別情報511の情報および検査情報512の
指定された検査対象に関する情報を取得し、撮影部420による撮影範囲のプレビューを
表示する表示画面に表示した電子小黒板に、取得した情報を挿入してよい。
S604において制御部401は、撮影指示の入力を受け付ける。例えば、制御部40
1は、入力部404を経由してユーザからの撮影指示の入力を受け付けてよい。撮影指示
が入力されない場合(S604がNO)、フローはS604の処理を繰り返す。一方、撮
影指示が入力された場合(S604がYES)、フローはS605に進む。
S605において制御部401は、例えば、通信部405を経由して撮影部420に撮
影指示を送信し、画像を撮影させて、撮影部420から撮影画像を取得する。なお、撮影
部420がステレオカメラである場合、撮影される画像はステレオ画像である。
S606において制御部401は、撮影された画像を記憶部402に保存する。なお、
制御部401は、一例では、撮影された画像の撮影範囲に電子小黒板を組み込んで画像を
記憶部402に保存してよい。一般に、配筋検査のための証跡として残される画像には、
画像の撮影範囲に写る対象に関する情報を黒板に記載して撮影を行うことが行われている
。また、黒板の代わりに、黒板をデジタル化した電子小黒板を画像中に埋め込むことも行
われている。黒板に記載される情報は、多岐にわたり、例えば、工事名、工事番号、実測
寸法、設計寸法、年月日、立会者、および施工者等といった情報が記載される。S606
の処理では、制御部401は、例えば、工事情報500から取得した工事識別情報511
の情報および撮影を行った検査対象に関する情報を挿入した電子小黒板を組み込んで画像
を保存してよい。なお、制御部401は、電子小黒板に挿入した工事識別情報511の情
報および撮影を行った検査対象に関する情報を、更に、付加情報(例えば、Exif(イグジ
フ)などのデータ形式を用いたメタデータ)として保存する画像に付加してもよい。
図7は、記憶部402に保存される画像701を例示する図である。図7には、鉄筋が
写る画像701が例示されている。画像701には、電子小黒板711が写り込んでいる
。また、画像701には、付加情報702が付加されている。付加情報702には、例え
ば、工事識別情報511の情報および撮影を行った検査対象に関する情報などの画像70
1に写る電子小黒板711に記載される情報が含まれていてよい。そのため、例えば、作
業者は、画像に写る電子小黒板に記載される情報、または画像701から取得した付加情
報を確認することで、その画像がどの工事情報500のどの検査対象の検査を行うために
撮影された画像なのかなどを把握することができる。
S607において制御部401は、工事情報500の検査情報512のうちから指定さ
れた検査対象と、保存した画像とを関連付ける。一実施形態においては、制御部401は
、保存した画像に関する画像情報を工事情報500に追加して、検査対象と、保存した画
像とを関連付けた工事情報800を生成してよい。
図8は、実施形態に係る工事情報800を例示する図である。図8に示す様に、工事情
報800は、図5の工事情報500の工事識別情報511および検査情報512の情報を
含んでいる。また、更に、工事情報800は、画像情報811を含む。画像情報811は
、例えば、検査情報512の検査対象と対応する画像を記憶部402から特定するための
情報であってよい。例えば、S606で画像を所定のフォルダに保存する場合には、画像
情報811には、画像のファイル名が登録されてよい。別の実施形態では、画像情報81
1は、例えば、画像の保存場所を示すパスであってもよい。例えば、S603で指定され
た検査対象と、S606で保存した画像とを対応付ける画像情報811を工事情報800
に記録することで、検査対象と、その検査対象の配筋検査に用いる画像とを対応づけるこ
とができる。
なお、制御部401は、S607において工事情報500から工事情報800が既に生
成されている場合には、既に生成されている工事情報800に画像情報811を登録して
よい。また、制御部401は、S607において工事情報500から工事情報800を新
たに生成する場合には、更に図8に示す様に、工事情報800に進捗情報812を追加し
てもよい。進捗情報812は、工事情報800の検査情報512に含まれている全ての検
査対象に対する全ての検査項目の検査が完了しているか否かを示す情報である。進捗情報
812の追加時には、進捗情報812は、検査が完了していないことを示す値:未に設定
されてよい。一方、例えば、工事情報800に含まれている検査情報512の全ての検査
が完了している場合には、進捗情報812は、例えば、全ての検査が完了していることを
示す値:済に設定される。進捗情報812の更なる詳細については後述する。
続いて、S608において制御部401は、次の撮影を行うか否かを判定する。例えば
、制御部401は、次の撮影を行うか否かを問い合わせる表示画面を表示部403に表示
し、入力部404を経由してユーザからの選択を受け付けてよい。次の撮影を行う入力を
受けた場合(S608がYES)、フローはS603に戻る。一方、次の撮影を行わない
入力を受けた場合(S608がNO)、本動作フローは終了する。
以上で述べた図6の動作フローによれば、制御部401は、検査対象と対応づけて画像
を保存することができる。なお、制御部401は、検査対象に対してS605で複数の画
像を撮影してもよく、その場合には、撮影した複数の画像をS606で記憶部402に記
憶してよい。また、制御部401は、工事情報800においてS603で指定された検査
対象と対応づけて、撮影した複数の画像の情報を画像情報に登録してよい。
続いて、撮影画像を用いた配筋検査処理について説明する。図9は、実施形態に係る配
筋検査処理を例示する図である。例えば、制御部401は、配筋検査処理の実行指示が入
力されると、図9の動作フローを開始してよい。
S901において制御部401は、工事情報800の指定を受け付ける。制御部401
は、例えば、入力部404を経由してユーザからの工事情報800の指定を受け付けてよ
い。工事情報800が指定されない場合(S901がNO)、フローはS901の処理を
繰り返す。工事情報800が指定された場合(S901がYES)、フローはS902に
進む。
S902において制御部401は、指定された工事情報800を読み出す。S603に
おいて制御部401は、読み出した工事情報800の検査情報512に示される複数の検
査対象のうちから、検査を行う対象とする検査対象の指定を受け付ける。検査対象が指定
されない場合(S903がNO)、フローはS903の処理を繰り返す。一方、検査対象
が指定された場合(S903がYES)、フローはS904に進む。
S904において制御部401は、指定された検査対象と工事情報800において対応
付けられている画像情報811で特定される画像を記憶部402から読み出す。例えば、
図8の工事情報800の検査情報512において最上段に登録されているエントリの検査
対象が指定された場合には、制御部401は、そのエントリの画像情報811に指定され
る「X001」のファイル名から、そのファイル名を有する画像を記憶部402から読み
出してよい。
続く以下の処理では、読み出した画像がステレオ画像である場合を例に、画像から配筋
に関する情報を抽出する処理の流れを説明する。しかしながら、実施形態は、ステレオ画
像を用いた配筋検査処理に限定されるものではなく、例えば、別の実施形態では単眼のカ
メラで撮影された画像を用いて配筋に関する情報が収集されてもよい。
S905において制御部401は、検査対象と対応する読み出したステレオ画像から、
三次元データを生成する。例えば、制御部401は、読み出したステレオ画像の右目視点
画像と左目視点画像に対してステレオマッチングを実行し、得られた視差の情報に基づい
て三次元データを生成してよい。
S906において制御部401は、三次元データから、鉄筋を含む平面を特定する。一
例では、制御部401は、三次元データにおいて最前面に配置されている鉄筋群を含む平
面を特定してよい。最前面に配置されている鉄筋群とは、図1に示す例では、配筋検査シ
ステム102に対して最前面に配置されている鉄筋群:HAを含む平面である。
S907において制御部401は、特定した平面の平面パラメーターに基づき、平面に
含まれる鉄筋群HAのデータを、三次元データから抽出する。S908において制御部4
01は、抽出した鉄筋群HAのデータから、検査対象となる鉄筋の配置を特定する。
S909において制御部401は、特定した鉄筋の配置に基づき、検査対象の検査項目
の情報を収集する。例えば、検査項目は、検査対象の鉄筋の径、鉄筋の本数、鉄筋間の間
隔などを含んでよい。
S910において制御部401は、収集した検査対象の検査項目に対する検査結果の情
報を工事情報800に登録する。図10は、工事情報800への収集した検査対象の検査
項目に対する検査結果の登録を例示する図である。例えば、図10において枠線1001
で示すように、制御部401は、検査対象の検査項目について、S909で収集した検査
結果の情報を登録してよい。
S911において制御部401は、工事情報800に含まれる全ての検査項目の検査が
完了しているか否かを判定する。例えば、工事情報800に含まれる全ての検査項目の検
査が完了していない場合(S911がNO)、本動作フローは終了する。例えば、図10
では、工事情報800は、位置1:主筋、位置2:Bエリアの検査対象1に対する検査項
目に計測結果が登録されていないため、工事情報800に含まれる全ての検査項目の検査
が完了していない。この場合、制御部401は、進捗情報812を変更せず、進捗情報は
値「未」のままとなる。
一方、工事情報800に含まれる全ての検査項目の検査が完了している場合(S911
がYES)、フローはS912に進む。例えば、制御部401は、工事情報800に含ま
れる全ての検査項目に計測した値が登録されている場合、S911においてYESと判定
してよい。
S912において制御部401は、工事情報800の進捗情報を「未」から「済」に変
更し、本動作フローは終了する。
以上で述べた様に、図9の動作フローによれば、制御部401は、検査対象と対応付け
て記憶部402に保存されている画像を用いて、検査対象の検査を実行し、検査結果を検
査情報512に登録することができる。また、制御部401は、図9の動作フローによれ
ば、工事情報500に含まれる全ての検査項目の計測が完了している場合、進捗情報81
2の値が「済」に変更されるため、進捗情報812の値から、工事情報800に含まれる
検査項目の検査が完了しているか否かを判定することができる。
また、例えば、以上で述べた様に、工事情報800には、検査対象と対応付けて検査に
用いる画像の情報、および検査対象の検査項目に対する検査結果が登録される。そのため
、制御部401は、例えば、工事情報800に登録されている情報を用いて、ユーザによ
る配筋検査の作業状況の把握を支援する図2の表示画面200を表示部403に表示する
ことができる。
図11は、実施形態に係る表示処理の動作フローを例示する図である。例えば、制御部
401は、表示処理の実行指示が入力されると、図11の動作フローを開始してよい。
S1101において制御部401は、記憶部402から工事情報800を読み出す。な
お、制御部401は、記憶部402から複数の工事情報800を読み出してもよい。
S1102において制御部401は、読み出したそれぞれの工事情報800から情報を
抽出して工事一覧情報201を生成し、表示部403の表示画面200に表示する。工事
情報800から工事一覧情報201に抽出される情報は、例えば、工事識別情報511に
含まれる工事の場所および工事の概要を示す情報、並びに工事情報800を他の工事情報
800と識別するための情報などを含んでよい。また、工事一覧情報201は、工事情報
800から抽出された進捗情報812を含んでもよい。
図12は、実施形態に係る工事一覧情報201の表示を例示する図である。図12に示
す例では、表示部403の表示画面200に工事一覧情報201が表示されている。また
、図12の例では、工事一覧情報201には、番号と、工事概要と、進捗とが対応づけら
れたエントリが登録されている。工事一覧情報201の番号は、エントリと対応する工事
情報800から抽出された工事情報800を識別するための番号であってよい。工事一覧
情報201の工事概要は、例えば、エントリと対応する工事情報800の概要を示す情報
である。一例では、工事一覧情報201の工事概要は、エントリと対応する工事情報80
0の工事識別情報511から抽出された工事の場所および工事の概要を示す情報、並びに
工事概要を他のエントリの工事概要と識別するための情報などを含んでよい。工事一覧情
報201の進捗には、エントリと対応する工事情報800から抽出された進捗情報812
の値が登録されてよい。そのため、ユーザは表示画面200に表示された工事一覧情報2
01を参照することで、複数の工事情報800の概要や、検査の進捗状況などを確認する
ことができる。
S1103において制御部401は、選択を受け付ける。例えば、図12の表示画面2
00が表示されている場合には、制御部401は、工事一覧情報201からエントリの選
択を受け付けてよい。なお、工事一覧情報201のエントリは、工事情報800と対応づ
けられているため、工事一覧情報201のエントリを選択することで、ユーザはそのエン
トリと対応する工事情報800を選択することができる。そして、例えば、ユーザが入力
部404を経由して工事一覧情報201のエントリを選択した場合、S1104で制御部
401は、選択されたエントリを工事一覧情報201に登録されている他のエントリに対
して強調して表示する。
図13(a)は、ユーザが指1301でタッチパネルを経由して工事一覧情報201か
らエントリを選択した状態を例示している。図13(a)に示すように、制御部401は
、選択されたエントリを、太枠で囲って強調表示している。
また、選択が入力された場合、フローは更にS1105に進み、制御部401は、選択
された情報の種別を判定する。例えば、図13(a)では、工事一覧情報201において
エントリが選択されているため、フローはS1106に進む。
S1106において制御部401は、選択されたエントリと対応する工事情報800の
検査情報512から検査対象および検査項目の情報を抽出した検査一覧情報202を生成
して表示する。また、S1107において制御部401は、選択されたエントリと対応す
る工事情報800の画像情報811で指定される画像のサムネイル画像203を生成して
表示画面200に表示し、フローはS1103に戻る。なお、例えば、工事情報800に
含まれる複数の検査対象に対応づけて、画像情報811で複数の画像が指定される場合に
は、制御部401は、複数の画像のそれぞれのサムネイル画像203を表示画面200に
表示してよい。
図13(b)は、図13(a)で工事一覧情報201からエントリが選択された場合の
表示画面200の遷移を例示する図である。図13(b)に示すように、制御部401は
、図13(a)で選択されたエントリと対応する工事情報800の検査情報512から検
査対象および検査項目の情報を抽出した検査一覧情報202を生成して表示画面200に
表示する。また、制御部401は、図13(a)で選択されたエントリと対応する工事情
報800の画像情報811で指定される画像のサムネイル画像203を生成し、表示画面
200に表示してよい。
ユーザは、図13(b)の表示画面200を確認することで、工事一覧情報201から
選択したエントリの工事情報800に含まれる検査対象、検査項目、および検査項目の検
査結果、並びに、その検査対象の検査に用いられる画像のサムネイル画像を表示画面20
0において確認することができる。そのため、例えば、配筋検査の進捗状況を容易に確認
することができる。
また、S1103で制御部401は、表示画面200に表示した検査一覧情報202に
おいて検査対象の検査に関する情報の選択を受け付けることもできる。なお、検査対象の
検査に関する情報の選択は、例えば、検査対象、検査項目、および検査結果の選択であっ
てよい。例えば、S1103においてユーザが、表示画面200に表示された検査一覧情
報202に含まれる複数の検査対象の検査に関する情報のうちから選択を行ったとする。
この場合、S1104において制御部401は、選択された検査対象の検査に関する情報
を含むエントリを、検査一覧情報202に登録されている他のエントリの情報よりも強調
して表示する。
図14(a)は、ユーザが指1301でタッチパネルを経由して検査一覧情報202か
ら検査対象の検査に関する情報を選択した状態を例示している。図14(a)に示すよう
に、制御部401は、選択された検査対象の検査に関する情報を含むエントリを、太枠で
囲って強調表示する。
また、選択が入力された場合、制御部401は、S1105において、選択された情報
の種別を判定する。例えば、図14(a)の例では、検査一覧情報202に対して選択が
実行されており、フローはS1108に進む。
S1108において制御部401は、選択された検査対象に関する情報を含むエントリ
と検査情報512において対応づけられる画像情報811で指定される画像を縮小したサ
ムネイル画像203を表示画面200において強調して表示する。また、S1109にお
いて制御部401は、選択された検査対象に関する情報を含むエントリと検査情報512
において対応づけられる画像情報811で指定される画像の付加情報702を表示画面2
00に表示して、フローはS1103に戻る。
図14(b)は、図14(a)で検査一覧情報202から検査対象に関する情報が選択
された場合の表示画面200の遷移を例示する図である。図14(b)に示すように、図
14(a)で検査一覧情報202から選択された検査対象に関する情報を含むエントリと
対応する検査情報512の画像情報811で指定される画像から縮小されたサムネイル画
像203が表示画面200において強調して表示されている。そのため、ユーザは、選択
した検査対象に関する情報の検査で用いられる画像のサムネイル画像203がどれである
のかを容易に把握することができる。また、図14(b)に示すように、表示画面200
には、強調して表示したサムネイル画像203の縮小前の画像から抽出した付加情報70
2が表示されている。上述のように、画像701の付加情報702には、例えば、その画
像701に対する電子小黒板711に記載される情報が含まれている。そのため、ユーザ
は、サムネイル画像203を開かなくても、付加情報702を参照することで、サムネイ
ル画像203の縮小前の画像701がどのような画像であるかを把握することができる。
また、S1103で制御部401は、表示画面200に表示したサムネイル画像203
の選択を受け付けることもできる。例えば、S1103においてユーザが、表示画面20
0に表示された複数のサムネイル画像203のうちからサムネイル画像203の選択を行
ったとする。この場合、S1104において制御部401は、選択されたサムネイル画像
203を、表示画面200に表示されている他のサムネイル画像203よりも強調して表
示する。
図15(a)は、ユーザが指1301でタッチパネルを経由して表示画面200でサム
ネイル画像203を選択した状態を例示している。図15(a)に示すように、制御部4
01は、選択されたサムネイル画像203を、太枠で囲って強調表示している。
また、選択を受けた場合、制御部401は、S1105において、選択された情報の種
別を判定する。例えば、図15(a)の例では、サムネイル画像203が選択されており
、フローはS1110に進む。
S1110において制御部401は、選択されたサムネイル画像203の縮小前の画像
701の付加情報702を表示する。
また、S1111において制御部401は、選択されたサムネイル画像203の縮小前
の画像701と検査情報512において関連付けられている検査対象のエントリを検査一
覧情報202において強調して表示し、フローはS1103に戻る。
図15(b)は、サムネイル画像203が選択された場合の表示画面200の遷移を例
示する図である。図15(b)に示すように、図15(a)で選択されたサムネイル画像
203の縮小前の画像701に含まれる付加情報702が表示画面200に表示されてい
る。画像701の付加情報702には、例えば、その画像701に対する電子小黒板に記
載される情報が含まれている。ユーザは、サムネイル画像203を開かなくても、付加情
報702を参照することで、サムネイル画像203の縮小前の画像701がどのような画
像であるかを把握することができる。
また、図15(b)では、図15(a)で選択されたサムネイル画像203の縮小前の
画像701と工事情報800の検査情報512において対応づけられている検査対象のエ
ントリが検査一覧情報202において強調して表示されている。そのため、ユーザは、選
択したサムネイル画像203がどの検査対象または検査項目と対応している画像であるの
かを容易に特定することができる。
以上で述べたように、実施形態によれば、工事情報800に登録されている情報を用い
て工事一覧情報201、検査一覧情報202、およびサムネイル画像203を表示画面2
00に表示することができる。その結果、配筋検査の作業状況を容易に把握することがで
きる。
なお、以上において、実施形態を例示したが、実施形態はこれに限定されるものではな
い。例えば、上述の動作フローは例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない
。可能な場合には、動作フローは、処理の順番を変更して実行されてもよく、別に更なる
処理を含んでもよく、または、一部の処理が省略されてもよい。例えば、図11のS11
06とS1107の処理は順序を入れ替えて実行されてもよい。また同様に、S1108
とS1109の処理は順序を入れ替えて実行されてもよい。S1110とS1111の処
理は順序を入れ替えて実行されてもよい。
また、例えば、上述の実施形態では、強調した表示の例として、強調する対象を太枠で
囲って表示する例を述べているが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、
別の実施形態では、強調する対象の色を変えたり、または、強調する対象以外の表示を消
したりなど、その他の方法で強調表示が行われてもよい。
また、上述の実施形態では、表示画面200においてユーザが選択する対象が1つであ
る場合の例を述べたが、実施形態はこれに限定されるものではなく、ユーザは複数の対象
を選択してもよい。例えば、工事一覧情報201においてユーザが複数のエントリを選択
した場合、制御部401は、それぞれのエントリと対応する工事情報800から、検査一
覧情報202とサムネイル画像203を生成して表示画面200に表示してもよい。また
、例えば、検査一覧情報202においてユーザが複数の検査対象に関する情報を選択した
とする。この場合、制御部401は、それぞれの検査対象と検査情報512において対応
付けられる画像情報811で示される画像から生成したサムネイル画像203を表示画面
200において強調して表示してよく、また、その付加情報702を表示してよい。或い
は、例えば、表示画面200においてユーザが複数のサムネイル画像203を選択したと
する。この場合、制御部401は、それぞれのサムネイル画像203の縮小前の画像70
1と検査情報512において対応付けられる検査対象を含むエントリを表示画面200に
おいて強調して表示してよい。また、例えば、複数のサムネイル画像203が選択された
場合、制御部401は、複数のサムネイル画像203の縮小前の画像の付加情報702を
それぞれ表示してもよいし、複数のサムネイル画像203を代表する1つの付加情報70
2を表示してもよい。
また、上述の実施形態では、工事情報800に含まれる画像情報811により、工事情
報800の検査対象のエントリと、画像701とが対応付けられる例を述べているが、実
施形態はこれに限定されるものではない。例えば、制御部401は、画像701に付加さ
れた付加情報702により、画像701を工事情報800の検査対象のエントリと対応づ
けてもよい。
なお、上述の実施形態において、図6のS606からS607の処理では、制御部40
1は、例えば、保存部411として動作する。また、図9のS909からS910の処理
では、制御部401は、例えば、登録部412として動作する。図11のS1102から
S1111の処理では、制御部401は、例えば、表示制御部413として動作する。
図16は、実施形態に係る配筋検査システム102を実現するためのハードウェア構成
を例示する図である。図16のハードウェア構成は、情報処理装置301および撮影装置
302を含む。また、情報処理装置301は、例えば、プロセッサ1601、メモリ16
02、記憶装置1603、通信インタフェース1604、外部インタフェース1605、
表示装置1606、および入力装置1607を備える。プロセッサ1601は、例えば、
バスなどを経由して、メモリ1602、記憶装置1603、通信インタフェース1604
、外部インタフェース1605、表示装置1606、および入力装置1607と通信可能
に接続されていてよい。
プロセッサ1601は、例えば、シングルプロセッサであっても、マルチプロセッサお
よびマルチコアであってもよい。プロセッサ1601は、メモリ1602を利用して例え
ば上述の動作フローの手順を記述したプログラムを実行することにより、上述した制御部
401の一部または全部の機能を提供する。例えば、プロセッサ1601は、記憶装置1
603に格納されているプログラムをメモリ1602に読み出して実行することで、保存
部411、登録部412、および表示制御部413として動作する。
メモリ1602は、例えば半導体メモリであり、RAM領域およびROM領域を含んで
いてよい。記憶装置1603は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メ
モリ、または外部記憶装置である。なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である
。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。上述の記憶部402は、例えば、メ
モリ1602および記憶装置1603を含んでよい。例えば、記憶装置1603には、上
述の工事情報500および工事情報800が記憶されていてよい。
通信インタフェース1604は、例えば、プロセッサ1601の指示に従ってネットワ
ークに接続し、データを送受信する通信機器である。外部インタフェース1605は、例
えば、外部装置とのインタフェースであってよい。一実施形態においては、情報処理装置
301は、外部インタフェース1605を経由して撮影装置302と接続してよい。なお
、別の実施形態では、情報処理装置301は、Wi-Fi(登録商標)通信機器、およびB
luetooth(登録商標)通信機器などの通信インタフェース1604を備えてよく、例えば
、無線通信で撮影装置302と接続されていてもよい。通信インタフェース1604およ
び外部インタフェース1605は、上述の通信部405の一例である。
表示装置1606は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示機能を備える装置である。
表示装置1606は、上述の表示部403の一例である。入力装置1607は、例えば、
キーボードおよびタッチパネルなどのユーザからの入力を受け付ける装置である。入力装
置1607は、上述の入力部404の一例である。
また、図16を参照して述べた情報処理装置301を実現するためのハードウェア構成
は、例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の制御部40
1の一部または全部の機能がFPGAおよびSoCなどによるハードウェアとして実装さ
れてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoC
は、System-on-a-chipの略称である。
上述の実施形態に係る各プログラムは、例えば、以下の形態で情報処理装置301に提
供されてよい。
(1)記憶部402に予めインストールされている。
(2)プログラムサーバなどのサーバから提供される。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上記の実
施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含
するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨および範囲を
逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した
実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形
態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいく
つかの構成要素を削除してまたは置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつ
かの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
101 鉄筋
102 配筋検査システム
200 表示画面
201 工事一覧情報
202 検査一覧情報
203 サムネイル画像
204 進捗
301 情報処理装置
302 撮影装置
401 制御部
402 記憶部
403 表示部
404 入力部
405 通信部
411 保存部
412 登録部
413 表示制御部
420 撮影部
1601 プロセッサ
1602 メモリ
1603 記憶装置
1604 通信インタフェース
1605 外部インタフェース
1606 表示装置
1607 入力装置

Claims (7)

  1. 撮影部と、
    工事の設計図に基づく工事情報に含まれる配筋検査の複数の検査対象のうちの一の検査
    対象と対応づけて前記撮影部が撮影した画像を記憶部に保存する保存部と、
    前記画像に基づいて前記一の検査対象に行われた配筋検査の検査結果を、前記一の検査
    対象に対応づけて前記工事情報に登録する登録部と、
    複数の工事情報のそれぞれの工事の概要を示す情報を一覧表示した工事一覧情報におい
    て前記工事情報が選択された場合、前記工事情報に含まれる前記複数の検査対象に関する
    検査情報と、前記一の検査対象と対応づけられた前記検査結果と、前記一の検査対象と対
    応づけられている前記画像を縮小したサムネイル画像と、を含む表示画面を表示部に表示
    する表示制御部と、
    を含む、配筋検査システム。
  2. 前記記憶部には、前記複数の検査対象のいずれかと対応づけられている複数の画像が保
    存されており、
    前記表示制御部は、
    前記工事一覧情報において前記工事情報が選択された場合、前記複数の画像のそれぞ
    れを縮小したサムネイル画像を前記表示画面に更に表示し、
    前記表示画面において前記複数の検査対象に関する前記検査情報のうちから前記一の
    検査対象に関する情報が選択された場合、前記一の検査対象と対応づけられている前記画
    像のサムネイル画像を前記表示画面において強調して表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査システム。
  3. 前記記憶部には、前記複数の検査対象のいずれかと対応づけられている複数の画像が保
    存されており、
    前記表示制御部は、
    前記工事一覧情報において前記工事情報が選択された場合、前記複数の画像のそれぞ
    れを縮小したサムネイル画像を前記表示画面に更に表示し、
    前記表示画面に表示されている複数のサムネイル画像のうちで、前記一の検査対象と
    対応づけられている前記画像のサムネイル画像が選択された場合、前記複数の検査対象に
    関する前記検査情報のうちで、前記画像と対応づけられている前記一の検査対象に関する
    情報を前記表示画面において強調して表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配筋検査システム。
  4. 前記保存部は、前記撮影部で撮影した前記画像に、前記複数の検査対象に関する前記検
    査情報から抽出した前記一の検査対象に関する情報を付加し、
    前記表示制御部は、前記表示画面において前記一の検査対象に関する情報が選択された
    場合、または前記画像のサムネイル画像が選択された場合、前記画像に付加されている前
    記一の検査対象に関する情報を前記表示画面に更に表示する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の配筋検査システム。
  5. 前記登録部により、前記工事情報に含まれる前記複数の検査対象の全てに対応づけて配
    筋検査の検査結果が登録されている場合、前記工事情報の配筋検査が完了していることを
    示す進捗情報を前記工事一覧情報に更に表示する、
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の配筋検査システム。
  6. 工事の設計図に基づく工事情報に含まれる配筋検査の複数の検査対象のうちの一の検査
    対象と対応づけて撮影装置が撮影した画像を記憶装置に保存し、
    前記画像に基づいて前記一の検査対象に行われた配筋検査の検査結果を、前記一の検査
    対象に対応づけて前記工事情報に登録し、
    複数の工事情報のそれぞれの工事の概要を示す情報を一覧表示した工事一覧情報におい
    て前記工事情報が選択された場合、前記工事情報に含まれる前記複数の検査対象に関する
    検査情報と、前記一の検査対象と対応づけられた前記検査結果と、前記一の検査対象と対
    応づけられている前記画像を縮小したサムネイル画像と、を含む表示画面を表示装置に表
    示する、
    処理を、情報処理装置に実行させる配筋検査プログラム。
  7. 工事の設計図に基づく工事情報に含まれる配筋検査の複数の検査対象のうちの一の検査
    対象と対応づけて撮影装置が撮影した画像を記憶装置に保存し、
    前記画像に基づいて前記一の検査対象に行われた配筋検査の検査結果を、前記一の検査
    対象に対応づけて前記工事情報に登録し、
    複数の工事情報のそれぞれの工事の概要を示す情報を一覧表示した工事一覧情報におい
    て前記工事情報が選択された場合、前記工事情報に含まれる前記複数の検査対象に関する
    検査情報と、前記一の検査対象と対応づけられた前記検査結果と、前記一の検査対象と対
    応づけられている前記画像を縮小したサムネイル画像と、を含む表示画面を表示装置に表
    示する、
    ことを含む、情報処理装置が実行する配筋検査方法。
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