JP2018157254A - 画像管理装置、画像管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理する画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像管理装置は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得する取得部と、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出する位置抽出部と、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御する表示制御部とを備える。
【選択図】図8
【解決手段】画像管理装置は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得する取得部と、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出する位置抽出部と、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御する表示制御部とを備える。
【選択図】図8
Description
本発明は、画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムに関する。
従来、建物等の施設において、その施設の現在の状況をカメラ等で撮影して、その画像を画像管理装置により管理する画像管理方法が知られている。このような画像管理方法では、複数の画像を台帳に収めて管理することがある。この台帳を参照することにより、例えば、工事の施工記録や現地調査の記録等の施設の状況を収めた画像を参照することができる。そのような用途で利用される台帳には、画像の他、その画像の説明資料等が含まれることがある。画像の説明資料には、例えば、撮影者がその画像を撮影した地点等を記録に残すように、その周辺を示す平面図等が含まれており、その平面図中にはその画像の識別番号、その画像を撮影した地点等が記載されることがある。
また、1回の撮影操作で、撮影地点の周囲の状況を1つの全周囲画像に収める技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、撮影の現場では、撮影の都度、平面図等に撮影の記録としてのメモを残しながら目的の作業を行い、また、現場を引き上げてから、上記のような台帳を作成することがある。このように撮影中の作業も台帳を作成する作業も、撮影した画像の数量の増加に伴い増大し、煩雑になることがある。
また、全周囲画像では、撮影地点から目的の対象物(被写体)までの距離が遠くなると、その対象物の状況を、必要とされる解像度で記録することができないことがある。これに対し、必要とされる解像度の画像が得られるように目的の対象物に接近して撮影することにすると、全周囲画像としての特徴を有効に利用することができずに画像の数量が増えてしまい、個別の画像を複数撮影する場合と同様に煩雑になることがある。
また、全周囲画像では、撮影地点から目的の対象物(被写体)までの距離が遠くなると、その対象物の状況を、必要とされる解像度で記録することができないことがある。これに対し、必要とされる解像度の画像が得られるように目的の対象物に接近して撮影することにすると、全周囲画像としての特徴を有効に利用することができずに画像の数量が増えてしまい、個別の画像を複数撮影する場合と同様に煩雑になることがある。
本発明が解決しようとする課題は、状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理する画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムを提供することにある。
(1)本発明の一態様の画像管理装置は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得する取得部と、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出する位置抽出部と、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御する表示制御部とを備える画像管理装置である。
(2)また、上記の画像管理装置における前記表示制御部は、前記抽出した位置に基づいて、前記背景画像上に前記第1画像を重ねて表示するように制御する。
(3)また、上記の画像管理装置において、前記第2画像における位置と前記背景画像における位置との間に対応関係が有る。
(4)また、上記の画像管理装置において、前記第2画像の構図と前記背景画像の構図との間に対応関係が有る。
(5)また、上記の画像管理装置において、前記第1画像の水平画角は、前記第2画像の水平画角より狭い。
(6)また、本発明の一態様の画像管理方法は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップとを含む画像管理方法である。
(7)また、本発明の一態様のプログラムは、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
(2)また、上記の画像管理装置における前記表示制御部は、前記抽出した位置に基づいて、前記背景画像上に前記第1画像を重ねて表示するように制御する。
(3)また、上記の画像管理装置において、前記第2画像における位置と前記背景画像における位置との間に対応関係が有る。
(4)また、上記の画像管理装置において、前記第2画像の構図と前記背景画像の構図との間に対応関係が有る。
(5)また、上記の画像管理装置において、前記第1画像の水平画角は、前記第2画像の水平画角より狭い。
(6)また、本発明の一態様の画像管理方法は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップとを含む画像管理方法である。
(7)また、本発明の一態様のプログラムは、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップとを、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理する画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムを提供できる。
以下、本発明の実施形態の画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムについて、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る画像管理システムの概要を説明するための図である。
図1に示す画像管理システム1は、第1カメラ110と、第2カメラ120と、画像管理装置200とを含む。例えば、撮影者U1が施設2内の対象領域10においてその状況を記録することを例示して、本実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像管理システムの概要を説明するための図である。
図1に示す画像管理システム1は、第1カメラ110と、第2カメラ120と、画像管理装置200とを含む。例えば、撮影者U1が施設2内の対象領域10においてその状況を記録することを例示して、本実施形態について説明する。
第1カメラ110は、図1に示していない撮像素子、光学系、信号処理部、記憶部、通信部等を含めて構成される。第1カメラ110は、光学系を経て届いた光を撮像素子が検出し、信号処理部の処理を経て第1画像を生成する。その第1画像は、静止画像又は動画像の何れでもよい。例えば、第1カメラ110は、比較的高精細な画像を撮影することを可能とするものである。このような第1カメラ110は、所謂デジタルカメラ、スマートフォン等の携帯型の装置として構成されていてもよい。第1カメラ110は、撮影して得た第1画像を、通信部を介して送信してもよく、それを記憶媒体に書き込み、外部の装置に提供可能にしてもよい。
実施形態の第1カメラ110は、例えば撮影者U1によって携行され、撮影者U1の操作等により撮影して第1画像を生成する。例えば、カメラで撮影する一般的な要領と同様の方法で、撮影者U1は、第1カメラ110を手で支持して撮影する。つまり、第1カメラ110が撮影する方向は、撮影者U1により決定され、第1画像には、撮影者U1が決定した方向の撮影可能画角の範囲内に位置する被写体が撮影される。
第2カメラ120は、図1に示していない撮像素子、光学系、信号処理部、記憶部、通信部等を含めて構成される。第2カメラ120は、光学系を経て届いた光を撮像素子が検出し、信号処理部の処理を経て第2画像を生成する。その第2画像は、静止画像又は動画像の何れでもよい。
第2カメラ120は、例えば、第1カメラ110を用いて撮影する撮影者U1の位置の近傍に、当該第2カメラ120の位置を固定又は半固定にして配置され、配置された位置の周囲の画像を撮影して第2画像を生成する。例えば、第2カメラ120は、少なくとも撮影者U1又は第1カメラ110の移動に伴って移動しないポール、三脚、雲台等により支持された状態で、その所定の期間に渡って撮影する。上記の所定の期間は、撮影者U1が第1カメラ110を用いて、撮影する行為を1又は複数回実施する期間、1又は複数の静止画像を撮影する期間、連続性のある1又は複数の動画像を撮影する期間等の内の少なくとも何れかを含むように決定される。このようにして、第2カメラ120は、その位置を固定又は半固定にした状態で撮影することができる。なお、第2カメラ120は、その撮影後に移動することが制限されることはなく、例えば、走行等の方法で移動する移動手段を備えるものであれば、第2カメラ120が移動手段により移動してもよい。
上記のように第2カメラ120の撮影方向、画角、配置される位置等の撮影条件は、第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110が映り込むように決定され、第1画像の水平画角が第2画像の水平画角より狭くなるように調整されている。第2カメラ120は、少なくとも第1カメラ110から第1画像の撮影実施の通知を受けて、その撮影に同期して静止画像を撮影するか、第1カメラ110の撮影前に録画開始の通知などに応じて動画像を記録するように、撮影条件が制限される。
例えば、第2カメラ120は、比較的広い画角で撮影することを可能とする光学系を有し、所謂パノラマ画像、全周囲画像、正距円筒図法による画像(以下、正距円筒画像という。)等の撮影を可能とするものである。なお、第2カメラ120は、複数の撮像素子を有していて、それぞれの撮像素子により撮影された画像を合成して、上記のような画像(第2画像)を生成してもよい。このような第2カメラ120は、所謂デジタルカメラ、スマートフォン等の携帯型の装置として構成されていてもよい。第2カメラ120は、撮影して得た第2画像等を、通信部を介して送信してもよく、それを記憶媒体に書き込み、外部の装置に提供可能にしてもよい。
図2は、実施形態に係る第2画像の一例について説明するための図である。
この図2に示す画像は、正距円筒画像の一例であり、図2(a)と図2(b)にそれぞれ示す第2画像(PIC2)は、互いに異なる時刻で撮影されたものの一例である。この図2に示すように、撮影者U1が、第1カメラ110を携帯して、第2カメラ120の近傍を移動して、第1カメラ110を用いて目的の第1画像を撮影したことが、各第2画像に記録されている。
この図2に示す画像は、正距円筒画像の一例であり、図2(a)と図2(b)にそれぞれ示す第2画像(PIC2)は、互いに異なる時刻で撮影されたものの一例である。この図2に示すように、撮影者U1が、第1カメラ110を携帯して、第2カメラ120の近傍を移動して、第1カメラ110を用いて目的の第1画像を撮影したことが、各第2画像に記録されている。
図3は、実施形態に係る画像管理装置の構成図である。画像管理装置200は、例えば、CPU200Aと、RAM(Random Access Memory)200Bと、不揮発性記憶装置200Cと、可搬型記憶媒体収納部200Dと、入出力装置200Eと、通信インターフェース200Fとを備える。画像管理装置200は、CPU200Aに代えて、任意の形態のプロセッサを備えてもよいし、図2に示した各構成要素のうち一部を省略してもよい。
CPU200Aは、不揮発性記憶装置200Cに格納されたプログラム、又は可搬型記憶媒体収納部200Dに装着された可搬型記憶媒体に格納されたデータをRAM200Bに展開して実行することで、以下に説明する種々の処理を行う。RAM200Bは、CPU200Aによってワーキングエリアとして使用される。不揮発性記憶装置200Cは、例えば、HDDやフラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)などである。可搬型記憶媒体収納部200Dには、SDカード又はSIMカードなどの可搬型記憶媒体が装着される。入出力装置200Eは、例えば、タッチパネル、表示装置などを含む。通信インターフェース200Fは、ネットワークNWに接続され、画像管理装置200における通信を制御する。
図4を参照して、実施形態に係る画像管理装置200の機能構成について説明する。図4は、実施形態に係る画像管理装置200の機能構成を示す図である。画像管理装置200は、記憶部210と、制御部220とを備える。
記憶部210は、取得した第1画像(PIC1)と第2画像(PIC2)が関連付けられて格納される撮影画像DB211、第2画像に対応する背景画像(PICBG)が格納される背景画像DB212、表示画像に係るデータが格納される表示画像DB213等を格納する。
制御部220は、受付処理部221と、画像取得部222と、位置抽出部223と、表示制御部224と、通信処理部225とを備える。これらの機能部は、例えば、CPU200Aがプログラムを実行することにより実現される。また、これらの機能部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
受付処理部221は、入出力装置200Eによって検出された撮影者U1などのユーザの操作を受け付ける。例えば、受付処理部221は、入出力装置200Eにより表示された画像上のボタンなどを選択する操作を検出して、ユーザの操作として受け付ける。受付処理部221は、検出したユーザの操作に基づいた処理を、制御部220における各部に実行させる。
画像取得部222は、第1カメラ110から第1画像を取得し、第2カメラ120から第2画像を取得して撮影画像DB211に格納する。なお、実施形態の画像取得部222は、第2カメラ120から背景画像を取得して背景画像DB212に格納する。図5は、実施形態の背景画像の一例について説明するための図である。
位置抽出部223は、撮影画像DB211に格納された少なくとも1つの第2画像に基づいて、第1画像の撮影者U1又は前記第1カメラ110の位置を抽出する。
本実施形態の位置抽出部223は、第2画像に基づいて、第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110の位置を抽出する。
表示制御部224は、第1画像等を、位置抽出部223によって抽出された位置に関連付けて、背景画像上に表示するように制御する。その詳細については後述する。
通信処理部225は、ネットワークに接続され、第1カメラ110、第2カメラ120、端末装置等と通信を制御する。
図6と図7を参照して、実施形態に係る画像形成の手順について説明する。
図6は、実施形態に係る画像形成の手順を示すフローチャートである。図7は、実施形態に係る画像形成の処理の概要を説明するための図である。
図6は、実施形態に係る画像形成の手順を示すフローチャートである。図7は、実施形態に係る画像形成の処理の概要を説明するための図である。
まず、第2カメラ120が背景画像を撮影する(ステップSA10)。例えば、撮影者U1等が、第2画像を撮影する位置に第2カメラ120を据える。撮影者U1等の移動する被写体が存在しない状況のもとで、撮影者U1の操作により、第2カメラ120がその周囲の状況を撮影する。
次に、第1カメラ110と第2カメラ120とが、第1画像と第2画像とを対応付けるように撮影する(ステップSA20)。例えば、第1カメラ110は、撮影して第1画像を生成する際に、撮影時刻を示す時刻情報を合わせて記録する。第2カメラ120は、撮影して第2画像を生成する際に、撮影時刻を示す時刻情報を合わせて記録する。第1画像に関する時刻情報と第2画像に関する時刻情報とに基づいて、それぞれに対応付けることを可能にする。なお、第1カメラ110は、撮影時に第2カメラ120に対して、静止画像の撮影指示を送り、第2カメラ120に撮影させてもよい。
次に、画像取得部222は、第1画像と、第2画像と、背景画像とをそれぞれのカメラから取得して(ステップSA30)、それぞれを記憶部210に格納する。
次に、位置抽出部223は、第2画像から撮影者U1の位置を特定する(ステップSA40)。例えば、位置抽出部223は、撮影者U1の頭部の位置又は第1カメラの位置を特定して、撮影者U1の位置としてもよい。位置抽出部223は、撮影者U1の頭部の位置を、第2画像上の撮影者U1の頭部の像の範囲の重心に対応付けてもよい。又は、位置抽出部223は、第1カメラの位置を、第2画像上の第1カメラの像の範囲の重心に対応付けてもよい。
次に、表示制御部224は、上記の第2画像上の位置に関連付けられた位置を決定し、背景画像上のその位置に第1画像を表示する(ステップSA50)。例えば、第2画像の範囲と背景画像の範囲とが同じ画像である場合、第2画像上の位置葉、背景画像上の位置に対応付けることができる。
次に、表示制御部224は、第1画像の位置の変更する要求の有無について判定する(ステップSA60)。第1画像の位置の変更する要求が有る場合、第1画像の位置の変更する指示を受け付けて、その指示に従い背景画像上の第1画像の位置を変更する(ステップSA70)。
第1画像の位置の変更する要求が無い場合、又は、ステップSA70の処理を終えた後に、図6に示す一連の処理を終える。なお、上記の手順は一例を示すものであり、上記の手順に従い順に処理を実施することの他、一部の処理の順序を替えて実施してもよく、並行して実施してもよい。例えば、ステップSA10における背景画像の撮影の処理は、ステップSA30の処理として背景画像が使われるまでに実施されていればよい。
なお、表示制御部224は、背景画像、第1画像、撮影者U1の像等のそれぞれを、互いに異なるレイヤに割り付けて置き、重ねた状態で表示するか表示しないかの処理を、上記のレイヤ単位に実施するようにしてもよい。例えば、このような場合の表示画像DB213には、背景画像、第1画像、撮影者U1の像のそれぞれを参照可能とし、それぞれを関連付けるためのデータが、表示画像に係るデータとして格納される。
続いて、上記の「第2画像から撮影者U1の位置を特定する処理」(ステップSA40)と、「第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理」(ステップSA50)と、「背景画像上の第1画像の位置を変更する処理」(ステップSA70)とに関するより具体的な事例について説明する。
[第2画像から撮影者U1の位置を特定する処理]
位置抽出部223は、撮影者U1の位置を、下記の何れかの方法で特定する。
位置抽出部223は、撮影者U1の位置を、下記の何れかの方法で特定する。
・第2画像と背景画像に基づく処理
位置抽出部223は、第2画像と背景画像に基づき、第2画像と背景画像の差を取り、その差があった位置に動体が存在すると推定し、推定した動体に対して識別情報(動体ID)を付与する。なお、位置抽出部223は、検出した動体を人として特定してもよく、予め定められた条件を満たす場合に、その動体を人として特定してもよい。
位置抽出部223は、第2画像と背景画像に基づき、第2画像と背景画像の差を取り、その差があった位置に動体が存在すると推定し、推定した動体に対して識別情報(動体ID)を付与する。なお、位置抽出部223は、検出した動体を人として特定してもよく、予め定められた条件を満たす場合に、その動体を人として特定してもよい。
・撮影時刻が互いに異なる複数の第2画像に基づく処理
位置抽出部223は、撮影時刻が互いに異なる複数の第2画像に基づき、互いの画像の差を取り、その差があった位置に動体が存在すると推定し、特定した動体に対して識別情報(動体ID)を付与する。なお、位置抽出部223は、検出した動体を人として特定してもよく、予め定められた条件を満たす場合に、その動体を人として特定してもよい。
位置抽出部223は、撮影時刻が互いに異なる複数の第2画像に基づき、互いの画像の差を取り、その差があった位置に動体が存在すると推定し、特定した動体に対して識別情報(動体ID)を付与する。なお、位置抽出部223は、検出した動体を人として特定してもよく、予め定められた条件を満たす場合に、その動体を人として特定してもよい。
例えば、上記の何れかの方法に基づいて特定した動体に対してそれを代表する代表点を予め定める。位置抽出部223は、その代表点の位置を検出する。位置抽出部223は、上記の識別情報(動体ID)と、代表点の位置とを関連付けて、それらを撮影者U1の位置を示す情報として扱う。
[第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理]
図8を参照して、実施形態の第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理について説明する。図8は、実施形態の第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理により生成される表示の一例を示す図である。
符号PICBGは、背景画像として表示する画像の範囲を示す。この画像は、上記第2画像に対応する背景画像に基づくものであり、例えば、正距円筒画像である。以下に示す各画像は、位置抽出部223が抽出した第1画像の撮影者U1又は前記第1カメラ110の位置に基づいて、表示制御部224によって、背景画像上に前記第1画像を重ねて表示するための処理が実行されて生成される。
図8を参照して、実施形態の第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理について説明する。図8は、実施形態の第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理により生成される表示の一例を示す図である。
符号PICBGは、背景画像として表示する画像の範囲を示す。この画像は、上記第2画像に対応する背景画像に基づくものであり、例えば、正距円筒画像である。以下に示す各画像は、位置抽出部223が抽出した第1画像の撮影者U1又は前記第1カメラ110の位置に基づいて、表示制御部224によって、背景画像上に前記第1画像を重ねて表示するための処理が実行されて生成される。
図8(a)における画像PICBGの一部に、第1画像を示すオブジェクト(PIC1)が配置されている。表示制御部224は、この第1画像を示すオブジェクト(PIC1−1)を、例えば、第1画像を縮小した画像、所謂サムネイル画像として表示する。なお、表示制御部224は、このオブジェクトを上記のサムネイル画像に代えて、第1画像を示すアイコンにして表示してもよい。また、表示制御部224は、上記のサムネイル画像又はアイコンを、操作により選択された状態と、選択されていない状態とを識別可能に表示してもよい。また、この撮影者U1等の像は、第2画像から抽出された撮影者U1等の像に基づくものであり、撮影者U1が撮影した位置に対応する位置を画像PICBG上に示すものである。
図8(b)における画像PICBGの一部に、第1画像を示すオブジェクトと撮影者U1等の像が配置されている。
例えば、この撮影者U1等の像は、第2画像から抽出された撮影者U1等の像に基づくものであり、第2画像上の位置に対応させて画像PICBGの一部に配置されている。
表示制御部224は、この撮影者U1等の像を、操作により当該画像内に表示させて、図8(b)のように表示したり、図8(a)のように表示を消したりすることができる。
例えば、この撮影者U1等の像は、第2画像から抽出された撮影者U1等の像に基づくものであり、第2画像上の位置に対応させて画像PICBGの一部に配置されている。
表示制御部224は、この撮影者U1等の像を、操作により当該画像内に表示させて、図8(b)のように表示したり、図8(a)のように表示を消したりすることができる。
図8(c)における画像PICBGの一部に、第1画像を示すオブジェクトと撮影者U1等の像を半透明化した象が配置されている。
例えば、表示制御部224は、図8(b)に示したように、撮影者U1等の像の表示を、表示又は非表示を切り替えることの他に、その像の表示を半透明化して表示してもよい。なお、表示制御部224は、半透明化して表示することに代えて、撮影者U1等の像の輪郭(シルエット)を表示するようにしてもよい。なお、表示制御部224は、撮影者U1等の像の輪郭(シルエット)の色と、第1画像を示すオブジェクトの色又はその枠の色とを、同一の色にして表示してもよい。
例えば、表示制御部224は、図8(b)に示したように、撮影者U1等の像の表示を、表示又は非表示を切り替えることの他に、その像の表示を半透明化して表示してもよい。なお、表示制御部224は、半透明化して表示することに代えて、撮影者U1等の像の輪郭(シルエット)を表示するようにしてもよい。なお、表示制御部224は、撮影者U1等の像の輪郭(シルエット)の色と、第1画像を示すオブジェクトの色又はその枠の色とを、同一の色にして表示してもよい。
なお、画像管理装置200は、上記の各画像の表示の種類を、ユーザの操作等に基づいて予め択一的に選択することができ、又は、複数の種類をユーザの操作等に基づいて選択し、切り替えて表示することができる。
表示制御部224は、サムネイル画像又はアイコン等の第1画像を示すオブジェクトに対する操作、又は、撮影者U1等の像に対する操作などの検出により、画像を選択するための操作として受け付けてもよい。
表示制御部224は、サムネイル画像又はアイコン等の第1画像を示すオブジェクトに対する操作、又は、撮影者U1等の像に対する操作などの検出により、画像を選択するための操作として受け付けてもよい。
[背景画像上の第1画像の位置を変更する処理]
図9を参照して、実施形態の背景画像上の第1画像の位置を変更する処理について説明する。図9は、実施形態の背景画像上の第1画像の位置を変更する処理により生成される表示の一例を示す図である。
図9を参照して、実施形態の背景画像上の第1画像の位置を変更する処理について説明する。図9は、実施形態の背景画像上の第1画像の位置を変更する処理により生成される表示の一例を示す図である。
前述の図8(a)のように、第1画像は、背景画像(画像PICBG)上の所望の位置に配置されている。所望の位置とは、撮影者U1の像の位置に関連付けて背景画像(画像PICBG)上に表示する処理によって決定された位置である。ここで、第1画像の位置を変更することが必要な場合には、画像管理装置200は、それを操作する撮影者U1等のユーザの操作に基づいて、画像PICBG内の他の位置に移動させて表示してもよい。その結果、図9に示すように第1画像は、背景画像上の位置を変更する処理によって決定された位置に改めて配置される。
なお、図9(a)のように撮影者U1の像を表示したり、図9(b)のように半透明化して表示したりしてもよい。なお、半透明化して表示することに代えて、撮影者U1等の像の輪郭(シルエット)を表示するようにしてもよい。また、撮影者U1の像を非表示にすることも含めて、図8の場合と同様に適宜切り替えることができる。
なお、図9に示すように、撮影者U1の像と第1画像PIC1−1とが配置された位置が離れる場合には、表示制御部224は、下記の何れかの方法で、それらの対応関係が明らかになるよう表示するとよい。
例えば、第1の表示の方法として、撮影者U1の像と第1画像PIC1−1の何れか一方が選択された際に、表示制御部224は、その一方の表示を変更するのに合わせて、他方の表示を、一方の表示方法と同様の表示方法で変更するとよい。
また、第2の表示の方法として、対応関係のある撮影者U1の像と第1画像PIC1−1の間を線などで繋いで表示してもよい。例えば、表示制御部224は、撮影者U1が操作する第1カメラ110と第1画像PIC1−1の間を、第1画像PIC1−1の位置に追従する線RL1−1で繋いで表示する。これにより、第1画像PIC1−1が、撮影者U1から離れた位置に配置されたとしても、対応関係を視覚的に確認可能になる。
上記の実施形態によれば、画像管理装置200は、第1カメラ110の撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラ120の撮影に基づいて生成され、第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110が映り込んでいる第2画像と、第2画像に対応する背景画像であって、第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110が映り込んでいない背景画像と、を取得する取得部と、少なくとも1つの第2画像に基づいて、第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110の位置を抽出する位置抽出部223と、前記抽出された位置に関連付けて、第1画像を背景画像上に表示するように制御する表示制御部224とを備えることにより、状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理することができる。
なお、表示制御部224が、位置抽出部223が抽出した第1画像の撮影者U1又は第1カメラ110の位置に基づいて、背景画像上に第1画像を重ねて表示してもよい。これにより、ユーザの操作を介在することなく、背景画像上の適した位置に第1画像を表示することを可能にしたことで、状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理することができる。
なお、第2画像における位置と背景画像における位置との間に対応関係が有るようにするようにしてもよく、第2画像の構図と背景画像の構図との間に対応関係が有るようにしてもよい。これにより、表示制御部224が、第2画像における位置に基づいて、その位置に対応する背景画像における位置に、第1画像を表示することを容易にする。
なお、第1画像の水平画角は、第2画像の水平画角より狭いことにより、細部の状況を拡大して撮影することができ、第2画像の解像度では記録しきれない事象も詳細な画像として残すことができる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態の変形例について説明する。第1の実施形態では、図8と図9に示すように、1つの第1画像を背景画像上に表示する事例について説明した。これに代えて、本変形例では、複数の第1画像を背景画像上に表示する事例について説明する。
第1の実施形態の変形例について説明する。第1の実施形態では、図8と図9に示すように、1つの第1画像を背景画像上に表示する事例について説明した。これに代えて、本変形例では、複数の第1画像を背景画像上に表示する事例について説明する。
図10は、実施形態の複数の第1画像を撮影者U1の位置に関連付けて背景画像上に表示する処理により生成される表示の一例を示す図である。
符号PIC1−1とPIC1−2に対応する複数の第1画像を表示する場合には、下記のように個々の第1画像を扱うとよい。個々の第1画像には、それを撮影した際の撮影者U1−1、U1−2等の撮影者の像が、識別番号(動体ID)又は他の識別情報を用いて対応付けられる。表示制御部224は、個々の第1画像を、識別番号(動体ID)又は他の識別情報により識別可能な状態で表示する。例えば、図10(a)に示すように第1画像内に、「No.1」、「No.2」などの識別番号(動体ID)又は他の識別情報を表示する。また、図10(b)に示すように、撮影者U1の像を表示してもよい。
この変形例によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することの他、1つの背景画像を用いて、複数の第1画像を管理することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、第2カメラ120が背景画像用に撮影して得た画像をそのまま利用する事例について説明した。本実施形態では、第2カメラ120が背景画像用に個別に撮影することを必要とせず、これに代えて、撮影者U1の位置検出用の画像を兼用する事例について説明する。以下の説明では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、第2カメラ120が背景画像用に撮影して得た画像をそのまま利用する事例について説明した。本実施形態では、第2カメラ120が背景画像用に個別に撮影することを必要とせず、これに代えて、撮影者U1の位置検出用の画像を兼用する事例について説明する。以下の説明では、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
実施形態の画像取得部222は、第2カメラ120から第2画像を取得して、第2画像に基づいて背景画像を生成する。画像取得部222は、生成した背景画像を背景画像DBに格納する。
図11を参照して、実施形態に係る画像形成の手順について説明する。
図11は、実施形態に係る画像形成の手順を示すフローチャートである。
図11は、実施形態に係る画像形成の手順を示すフローチャートである。
まず、第1カメラ110と第2カメラ120とが、第1画像と第2画像とを対応付けるように撮影する(ステップSB20)。例えば、第1カメラ110は、撮影して第1画像を生成する際に、撮影時刻を示す時刻情報を合わせて記録する。第2カメラ120は、撮影して第2画像を生成する際に、撮影時刻を示す時刻情報を合わせて記録する。第1画像に関する時刻情報と第2画像に関する時刻情報とに基づいて、それぞれに対応付けることを可能にする。なお、第1カメラ110は、撮影時に第2カメラ120に対して、静止画像の撮影指示を送り、第2カメラ120に撮影させてもよい。
次に、画像取得部222は、第1画像、第2画像をそれぞれのカメラから取得して(ステップSB30)、それぞれを記憶部210に格納する。
次に、位置抽出部223は、第2画像から撮影者U1の位置を特定する(ステップSB40)。
次に、表示制御部224は、背景画像の有無について判定する(ステップSB42)。ステップSB42において、背景画像が有る場合には、表示制御部224は、処理をステップS50に進める。ステップSB42において、背景画像が無い場合には、表示制御部224は、第2画像に基づいて背景画像を生成する(ステップSB44)。
ステップS44の処理を終えた後、又は、ステップSB42において背景画像が有ると判定された後に、表示制御部224は、第1画像を、上記の位置に関連付けて背景画像上に表示する(ステップSB50)。
次に、表示制御部224は、第1画像の位置の変更する要求の有無について判定する(ステップSB60)。第1画像の位置の変更する要求が有る場合、第1画像の位置の変更する指示を受け付けて、その指示に従い背景画像上の第1画像の位置を変更する(ステップSB70)。
ステップSB60において第1画像の位置の変更する要求が無いと判定された場合、又は、ステップSB70の処理を終えた後に、図11に示す一連の処理を終える。
ステップSB60において第1画像の位置の変更する要求が無いと判定された場合、又は、ステップSB70の処理を終えた後に、図11に示す一連の処理を終える。
図12を参照して、実施形態に係る背景画像の形成に関する処理の手順について説明する。図12は、実施形態に係る背景画像の形成に関する処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示制御部224は、撮影者U1等の移動する被写体が存在する状況か否かを問わずに、撮影時刻が異なるように所定の時間間隔を空けて複数の第2画像を撮影する(ステップSB442)。この複数の第2画像とは、複数の静止画像であってもよく、一連の動画像の内の異なる時刻の画像であってもよい。以下、これらを纏めて「複数の第2画像」と呼ぶ。なお、下記の背景画像を生成する処理に適した複数の第2画像が既に格納されている場合には、このステップの処理を省略することができる。背景画像を生成する処理に適した複数の第2画像とは、動体の像の範囲が互いに重ならない画像であることを必要条件とするものである。
次に、表示制御部224は、複数の第2画像に基づいて、背景差分等の手法により動体を検出して、その動体の像を画像から削除するとともに、その削除した範囲を移動しない被写体の像で補うように画像を合成する画像処理の手法により背景画像を生成し(ステップSB444)、背景画像DBに格納する。
上記の実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することの他、背景画像用にする画像を個別に撮影するまでもなく、第2画像に基づいて生成した背景画像を用いて、複数の第1画像を管理することができる。
少なくとも上記の実施形態によれば、画像管理装置200は、第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得し、少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出し、前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示することにより、状況を記録した画像を、より簡易な方法で管理することができる。
なお、画像管理装置200を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより建物2等において撮影された画像を管理するための処理動作を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、ネットワークや通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像管理システム、2…建物、110…第1カメラ、120…第2カメラ、200…画像管理装置、210…記憶部、220…制御部、221…受付処理部、222…画像取得部、223…位置抽出部、224…表示制御部
Claims (7)
- 第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、
第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、
前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得する取得部と、
少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出する位置抽出部と、
前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御する表示制御部と
を備える画像管理装置。 - 前記表示制御部は、
前記抽出した位置に基づいて、前記背景画像上に前記第1画像を重ねて表示するように制御する、
請求項1に記載の画像管理装置。 - 前記第2画像における位置と前記背景画像における位置との間に対応関係が有る、
請求項1又は請求項2に記載の画像管理装置。 - 前記第2画像の構図と前記背景画像の構図との間に対応関係が有る、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像管理装置。 - 前記第1画像の水平画角は、前記第2画像の水平画角より狭い、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の画像管理装置。 - 第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、
第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、
前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、
少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、
前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップと
を含む画像管理方法。 - 第1カメラの撮影に基づいて生成された第1画像と、
第2カメラの撮影に基づいて生成され、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいる第2画像と、
前記第2画像に対応する背景画像であって、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラが映り込んでいない背景画像と、を取得するステップと、
少なくとも1つの前記第2画像に基づいて、前記第1画像の撮影者又は前記第1カメラの位置を抽出するステップと、
前記抽出された位置に関連付けて、前記第1画像を前記背景画像上に表示するように制御するステップとを、
コンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017050034A JP2018157254A (ja) | 2017-03-15 | 2017-03-15 | 画像管理装置、画像管理方法、及びプログラム |
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2017
- 2017-03-15 JP JP2017050034A patent/JP2018157254A/ja active Pending
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WO2021234890A1 (ja) * | 2020-05-21 | 2021-11-25 | 日本電気株式会社 | 設置支援装置、設置支援方法、およびプログラム |
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