JP6579925B2 - 画像再生装置およびその制御方法ならびにプログラムならびに記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像再生装置およびその制御方法、プログラムならびに記録媒体に関する。
近年、広角で撮影された動画像に含まれる複数の被写体について、顔検出機能等により検出された人物ごとの位置情報や識別情報等を動画像の再生前に予め記録し、動画像を再生する際に、当該位置情報を用いて追尾した人物を表示する技術が知られている(特許文献1)。
特開2014−220724号公報
しかしながら、上述した技術では、人物等の位置情報等を予め記録する際に検出時の誤認識などにより誤った人物を追尾した場合、動画像の再生時には所望の人物を追尾して表示できない場合がある。
本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、再生前に予め記録した被写体の位置情報が適切でない場合であっても、所望の被写体を適切に追尾した動画像を再生することが可能な画像再生装置およびその制御方法、プログラムならびに記録媒体を提供することを目的とする。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像再生装置は以下の構成を備える。すなわち、撮影された動画像、および、動画像に関連付けられた、動画像に含まれる第1の被写体のフレームごとの位置を示す情報を取得する取得手段と、取得手段で取得した動画像のそれぞれのフレームに対して追尾処理を行うことによって、動画像のそれぞれのフレームにおける、追尾対象として指定された第2の被写体の動きを追尾する追尾手段と、追尾処理によって検出された第2の被写体の位置と、取得手段により取得された情報が示す第1の被写体の位置との差が所定の範囲内のフレームにおいては、取得手段により取得された情報が示す第1の被写体の位置を用いて、表示手段に表示する動画像の表示領域を制御し、差が所定の範囲でないフレームにおいては、追尾処理によって検出された第2の被写体の位置を用いて、表示手段に表示する動画像の表示領域を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、再生前に予め記録した被写体の位置情報が適切でない場合であっても、所望の被写体を適切に追尾した動画像を再生することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る画像再生装置の一例としてのパーソナルコンピュータの機能構成例を示すブロック図 本実施形態に係る再生処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る撮影時追尾情報の一例を示す図 本実施形態に係る主要被写体情報の一例を示す図 本実施形態に係る主要被写体情報の更新処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る再生時追尾処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る追尾再生処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る入力部105におけるユーザインターフェイスの一例を模式的に示す図 本実施形態に係る主要被写体情報の更新後における再生処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る追尾情報管理表として記録するデータの一例を説明する図。 本実施形態に係る追尾情報補正処理の一連の動作を示すフローチャート 本実施形態に係る入力部105におけるユーザインターフェイスの一例を模式的に示す図 本実施形態に係る撮影時追尾情報の一部を上書きする処理の一連の動作を示すフローチャート
(実施形態1)
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では画像再生装置の一例として、動画像を読み出して再生可能な任意のパーソナルコンピュータに本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、パーソナルコンピュータに限らず、動画像を読み出して再生可能な任意の電子機器にも適用可能である。これらの電子機器には、例えば携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、デジタルカメラ、時計型や眼鏡型の情報端末、監視用機器、車載機器及び医療機器などが含まれてよい。
(パーソナルコンピュータ10の構成)
図1は、本実施形態の一例としてのパーソナルコンピュータ10の機能構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
以下の説明では、動画撮影時に記録された撮影時追尾情報を用いて追尾再生を行うと共に、ユーザが主要被写体を指定し直した場合は再生時に追尾処理を行って追尾再生処理を行う画像再生装置について説明する。なお、本実施形態における追尾再生処理は、後に詳述する撮影時追尾情報を用いて、主要被写体が含まれるように表示倍率変えて再生する処理をいう。
制御部100はCPU又はMPUを含み、不揮発性メモリ102等に格納されていたプログラムを揮発性メモリ103に展開して実行することにより、例えば後述する処理を実現すると共に、パーソナルコンピュータ10全体を制御する。
記録部101はハードディスク(以下、HDD)等の記録媒体を含み、アプリケーションプログラムやデータ、ライブラリなどを記録すると共に読み出す。また、記録部101は、後述する再生処理において処理対象となる動画データを記録し、読み出す。
不揮発性メモリ102は、例えばROM等の不揮発性の記憶装置を含み、制御部100の動作処理手順(例えばコンピュータの立ち上げ処理や基本入出力処理等のプログラム)を記憶する。
揮発性メモリ103は、例えばRAM等の揮発性の記憶装置を含み、後述する動画データや追尾情報等を記憶すると共に、制御部100が各種処理を実行する際のワークエリアとして機能する。
表示部104は、例えば液晶やLED等で構成される表示パネルを含み、制御部100の制御により例えば撮影画像、再生画像及びメニュー画像を表示する。表示部104に含まれる表示パネルは例えば7〜27インチの様々なサイズであり得る。
入力部105は、ポインティングデバイス、キーボードあるいはタッチパネルを含み、ユーザ操作を検出して制御部100に通知する。
メディアドライブ106は、例えば記憶媒体装着ユニット(メディアドライブ)を含み、着脱可能な記憶媒体を装着して、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置で撮影されたデータを読み出す。
通信インターフェイス(I/F)107は、通信回線109を介してコンピュータネットワーク110と接続される。この通信I/F107により通信可能な機器とデータを送受信する。
システムバス108は、上述した各部を接続するシステムバス(アドレスバス、データバスおよび制御バスからなる)を含み、パーソナルコンピュータ10に含まれる各部の通信を制御する。
(再生処理に係る一連の動作)
次に、図2を参照して、パーソナルコンピュータ10における再生処理に係る一連の動作を説明する。なお、本処理は、制御部100が記録部101に記録されている処理対象の動画データに対してユーザ操作による再生指示を検出した場合に開始される。また、本処理は、制御部100が不揮発性メモリ102に記憶されたプログラムを揮発性メモリ103の作業用領域に展開し、実行することにより実現される。
S200にて、制御部100は、撮影時追尾情報を取得する。例えば、制御部100は、動画データに関連付けられて記録されている撮影時追尾情報を記録部101から読み出す。また、読み出した撮影時追尾情報を例えば揮発性メモリ103に一時的に記憶させる。なお、本実施形態における撮影時追尾情報は、動画ファイルのヘッダに記録されているものとする。
(撮影時追尾情報)
例えば、動画ファイルから取得される撮影時追尾情報は、図3に示すデータを含む。図3の例では、撮影時追尾情報は、動画ファイルを撮影した際のオートフォーカス制御において算出された、フレーム番号、被写体ID、被写体座標、追尾優先度のデータを含む。
フレーム番号301は、例えば撮影開始から対象フレームが何番目であるかを示すフレームの番号を含む。被写体ID302は、例えば対象フレーム内の被写体を識別する為の識別番号を含む。被写体座標303は、被写体ID302に対応する被写体がフレーム中のどの位置にあるかを示す座標の情報を含む。被写体の座標は、例えば検出された被写体の中心座標を示す。
追尾優先度304は、対象フレーム内に存在する複数の被写体のうち、どの被写体が優先的に追尾されるべきかを示す優先度の情報である。追尾優先度304の値が小さいほど、被写体ID302に対応する被写体の優先度が高いことを示す。
撮影時追尾情報は、各フレーム(図3の例では、フレーム1或いはフレームN)において被写体ごとに記録された撮影時被写体情報305〜309から構成される。同一の被写体IDで示す被写体は同一の被写体である。
S201にて、制御部100は、主要被写体情報を生成する。より具体的には、制御部100は、S200において揮発性メモリ103に記憶させた撮影時追尾情報を参照して、以下に説明する主要被写体情報の各データを設定する。
(主要被写体情報)
例えば、撮影時追尾情報に基づいて設定される主要被写体情報は、図4に示すデータを含む。主要被写体情報は、再生時における対象フレームの主要被写体情報を管理する情報であり、対象フレーム番号、主要被写体ID、追尾情報識別フラグ、主要被写体座標、及び主要被写体テンプレートのデータを含む。
対象フレーム番号401は、例えば追尾再生の対象となっているフレームが何番目であるかを示すフレーム番号を含む。主要被写体ID402は、例えば追尾再生の対象となる被写体のIDを示した主要被写体IDを含む。追尾情報識別フラグ403は、主要被写体ID402の示す被写体の座標が撮影時又は再生時の追尾処理で算出されたかを識別するためのフラグを含み、撮影時に算出されたことを示す場合は0に、再生時に算出されたことを示す場合は1が設定される。
主要被写体座標404は、主要被写体ID402の示す被写体の、フレーム内の位置を示す主要被写体座標を含む。主要被写体座標404は、主要被写体ID402が示す被写体が再生時の追尾処理によって算出されない場合には、例えば情報が無いことを示す−1が記録される。
主要被写体テンプレート405は、主要被写体ID402の示す被写体に対応するテンプレートとしての画像データを含む。主要被写体テンプレート405の画像データは、後述する再生時追尾処理において、画像データから被写体を検出するためのテンプレートマッチング処理に用いられる。
主要被写体テンプレート405として保持する画像データの領域を式1〜式4に示す。ここで、主要被写体テンプレート405の領域を例えば(TemplateX1 , TemplateY1) − (TemplateX2 , TemplateY2)とする。また、動画を構成するフレームの幅をW(ピクセル)、高さをH(ピクセル)、再生時にユーザが主要被写体を指定した座標もしくは被写体座標303を(X、Y)とする。本実施形態では、主要被写体テンプレート405として設定する画像のサイズを、例えばフレームの幅、高さのピクセル数の2.5%とする。
TemplateX1 = X − W ×0.025 … 式1
TemplateY1 = Y − H ×0.025 … 式2
TemplateX2 = X + W ×0.025 … 式3
TemplateY2 = Y + H ×0.025 … 式4
また、主要被写体情報406は、上述した401〜405を含む情報をフレームごとに含む情報である。
再び、図2を参照すると、制御部100は、先頭フレームの追尾優先度が最も高い被写体の被写体ID302(例えば1)を主要被写体ID402に設定する。また、制御部100は、追尾情報識別フラグ403を0(撮影時に算出されたことを示す)に、被写体座標303を主要被写体座標404に初期化して、撮影時追尾情報とは異なるファイルとして揮発性メモリ103に記憶させる。
S202にて、制御部100は、再生時にユーザが主要被写体を指定したかを判定する。制御部100は、入力部105を介して主要被写体を指定するユーザ操作が入力された場合、ユーザが主要被写体を指定した判定してS203に処理を進める。一方、所定の期間内に主要被写体の指定がない場合、主要被写体を指定していないと判定してS204に処理を進める。主要被写体指定方法については、図8を参照して後述する。
S203にて、制御部100は、ユーザによって主要被写体が指定されたため、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報を更新する。更新方法については、図5を参照して後述する。例えば、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403を、主要被写体が「撮影時」に記録された被写体であるか、「再生時」にユーザが指定した被写体かを指定された主要被写体に応じて更新する。
S204にて、制御部100は、主要被写体を再生時に追尾するかを判定する。より具体的には、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403を参照して、主要被写体が「撮影時」に記録された被写体であるか、「再生時」にユーザが指定した被写体かを判定する。制御部100は、追尾情報識別フラグ403が0に設定されている場合、主要被写体を再生時に追尾しないと判定してS209に処理を進める。制御部100は、追尾情報識別フラグ403が1に設定されている場合、主要被写体を再生時に追尾すると判定してS205に処理を進める。
S205にて、制御部100は、再生時追尾処理を行う。例えば、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレート405を用いて主要被写体を追尾し、対象フレーム内の主要被写体の座標を算出する。そして、当該算出された座標を追尾結果として主要被写体情報の主要被写体座標404を更新する。再生時追尾処理については、図6を参照して後述する。
S206にて、制御部100は、再生時追尾処理の結果に基づいて主要被写体テンプレート405を更新する。具体的には、制御部100は、S205の再生時追尾処理により更新された主要被写体座標404に基づいて式1〜式4に従ってテンプレート情報を算出し、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレート405を更新する。
S207にて、制御部100は、再生時追尾処理の結果である主要被写体座標404が被写体座標303と同等であるかを判定する。具体的には、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404と、撮影時追尾情報の被写体座標303とを比較して、これらの座標の差が所定範囲内であるかを判定する。制御部100は、比較した座標の差が所定範囲内である場合、主要被写体座標404が被写体座標303と同等であると判定してS208に処理を進める。また、座標の差が所定範囲より大きい場合、主要被写体座標404が被写体座標303と同等でないと判定してS209に処理を進める。
制御部100は、比較した座標の差が所定範囲内であるかを判定するために、例えば式5及び式6が共に真となるかを判定する。式5及び式6では、動画を構成するフレームの幅のピクセル数をW、高さのピクセル数をH、主要被写体座標404を(PlayObjX、PlayObjY)、撮影時追尾情報の被写体座標303を(RecObjX、RecObjY)とする。
Figure 0006579925
Figure 0006579925
なお、本実施形態では、所定範囲を、例えば動画を構成するフレームの幅、高さのピクセル数の5.0%とする。
S208にて、制御部100は、撮影時の主要被写体を用いて主要被写体情報を更新する。例えば、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404と主要被写体テンプレート405とを情報がないことを示す−1に設定する。そして、S207で所定範囲内の差であると判断された撮影時追尾情報の被写体ID302を用いて主要被写体ID402を更新する。また追尾情報識別フラグ403を0に変更する。
S209にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報を参照して、追尾再生を行う。追尾再生処理については、図7を参照して後述する。
S210にて、制御部100は動画データの全フレームを読み込んだかを判定して、更なるフレームに対して追尾再生処理を継続するかを判定する。制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の対象フレーム番号401と動画データの総フレーム数とを比較して、全フレームに対する追尾再生が終了したか判定する。制御部100は、対象フレーム番号401の示すフレーム番号と動画データの総フレーム数が一致しない場合、全フレーム追尾再生が終了していないと判定してS202に処理を進める。一方、対象フレーム番号401の示すフレーム番号と動画データの総フレーム数が一致する場合、全フレームに対する追尾再生が終了したと判定して本一連の動作を終了する。
(主要被写体情報の更新処理に係る一連の動作)
図5は、本実施形態に係る、主要被写体情報の更新処理に係る一連の動作を示すフローチャートを示している。本処理は、制御部100がS203の処理を開始する際に実行される。なお、本処理は、制御部100が揮発性メモリ103に格納された制御プログラムを実行することにより動作する。また、本処理は、S202においてユーザ操作により主要被写体の指定があったと判定された場合に実行され、制御部100は、指定された主要被写体が撮影時被写体であるか否かに応じて主要被写体情報を更新する。
S501にて、制御部100は、S202において主要被写体としてユーザにより指定された被写体の座標を取得する。また、S502にて、制御部100は、S501で取得した主要被写体を指定する座標と揮発性メモリ103に記憶されている撮影時追尾情報の被写体座標303との差が所定範囲内であるかを判定する。制御部100は、比較する座標の差が所定範囲内であるかを判定する際に、例えば上述した式5及び式6が共に真となるかを判定する。制御部100は、比較した座標の差が所定範囲内である場合(すなわち、指定された主要被写体を撮影時被写体と判定する場合)、S503に処理を進める。また、比較した座標の差が所定範囲内ではない場合(すなわち、指定された主要被写体が撮影時被写体でないと判定する場合)、S506に処理を進める。
S503にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404と主要被写体テンプレート405に、例えば情報がないことを示す−1を設定する。さらに、S504にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403を、撮影時の被写体であることを示す0に変更する。そして、S505にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体ID402を所定範囲内の差であると判断された撮影時追尾情報の被写体ID302を用いて更新する。
一方、以下の各ステップは、S502において指定された主要被写体を指定した座標と、撮影時被写体の座標とが所定範囲より大きかった場合について説明する。S506にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403を、再生時の被写体であることを示す1に変更する。
S507にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体ID402を、新規の被写体IDとして設定する。本実施形態では、例えば、撮影時追尾情報の被写体ID302に出現する値の最大値を1だけ増加させた値とする。
S508にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404をS501において取得した指定座標で更新する。さらに、S509にて、制御部100は、S501で取得した指定座標を用いて画像データを作成して、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレ―ト405を更新する。制御部100は、例えば上述した式1〜式4を用いて主要被写体テンプレ―トを算出する。制御部100は、主要被写体情報の主要被写体座標404の更新を終了すると、本処理に係る一連の動作を終了して呼び出し元に処理を戻し、S204に処理を進める。
(再生時追尾処理に係る一連の動作)
図6は、実施形態に係る再生時追尾処理の一連の動作を示すフローチャートを示している。本処理は、制御部100がS205の処理を開始する際に実行される。なお、本処理は、制御部100が揮発性メモリ103に格納された制御プログラムを実行することにより実行される。本処理は、上述したようにS204において主要被写体が撮影時主被写体である場合に実行される処理である。
S601にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレ―トを取得する。S602にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレ―トとマッチングする、フレーム中の対象領域を設定する。制御部100は、例えば、式7〜式10に従って当該対象領域を決定する。式7〜式10では、マッチングする探索範囲を(SearchX1 , SearchY1) − (SearchX2 , SearchY2)、動画を構成するフレームの幅のピクセル数をW、高さのピクセル数をH、主要被写体座標404を(X,Y)とする。
SearchX1 = X − W × 0.05 … 式7
SearchY1 = Y − H × 0.05 … 式8
SearchX2 = X + W × 0.05 … 式9
SearchY2 = Y + H × 0.05 … 式10
なお、本実施形態では、例えば探索範囲として動画を構成するフレームの幅、高さのピクセル数の5.0%とする。
また、制御部100は、式11〜式14に従ってマッチングの対象領域を算出する。式11〜式14では、中心座標(X2,Y2)の初期値を上述した(SearchX1 , SearchY1)とする。また、マッチングの対象領域を(TargetX1 , TargetY1) − (TargetX2 , TargetY2)、動画を構成するフレームの幅のピクセル数をW、高さのピクセル数をHとする。
TargetX1 = X2 − W ×0.025 … 式11
TargetY1 = Y2 − H ×0.025 … 式12
TargetX2 = X2 + W ×0.025 … 式13
TargetY2 = Y2 + H ×0.025 … 式14
なお、本実施形態では、例えばマッチングの対象領域のサイズをフレームの幅、高さのピクセル数の2.5%とする。
S603にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体テンプレ―ト405と、S602において設定された対象領域との類似度を算出する。制御部100は、例えば、当該テンプレートと対象領域との濃度値の差の絶対値和であるSADと、その2乗和であるSSDの値が最も小さい領域を類似度が高い領域とする。式15及び式16では、テンプレ―トをF( i , j )、入力画像をG( i , j )、走査位置を(dx、dy)とする。
Figure 0006579925
Figure 0006579925
算出されたSADとSSDは、S604にて、制御部100によって類似度として揮発性メモリ103に記憶される。
S605にて、制御部100は、上述した対象領域の中心座標(X2,Y2)を、式7〜式10のおいて示した探索範囲の全画素が中心座標となるように順次X、Y座標を変更する。更に、S606にて、制御部100は、対象フレーム内の探索範囲のマッチングがすべて終了したかを判定し、探索範囲のマッチングがすべて終了したと判定した場合、S607に処理を進める。また、探索範囲のマッチングがすべて終了していないと判定した場合には、残りの探索領域のマッチングを行うために再びS603に処理を戻す。
S607にて、制御部100は、S604において揮発性メモリ103に記憶された類似度のそれぞれを参照して、最も類似度が高い対象領域を決定する。さらに、S608にて、制御部100は、S607において算出された最も類似度が高い対象領域に基づいてその中心座標を計算し、計算された座標を揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404として更新する。制御部100は、主要被写体情報の主要被写体座標404を更新すると、本処理に係る一連の動作を終了して呼び出し元に処理を戻し、S206に処理を進める。
(追尾再生処理に係る一連の動作)
図7は、追尾再生処理に係る一連の動作を示すフローチャートを示している。本処理は、制御部100がS209の処理を開始する際に実行される。なお、本処理は、制御部100が揮発性メモリ103に格納された制御プログラムを実行することにより実行される。
S701にて、制御部100は、主要被写体が撮影時被写体であるかを判定する。具体的には、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403が撮影時被写体を表す0であるかを判定する。制御部100は、追尾情報識別フラグ403が撮影時被写体を表す0に設定されている場合、S702に処理を進める。一方、追尾情報識別フラグ403が再生時被写体を表す1に設定されている場合、S703に処理を進める。
S702にて、制御部100は、対象フレーム番号401と同一のフレーム番号1001における、主要被写体情報の主要被写体ID402と、対応する撮影時追尾情報の被写体座標303とに基づいて、追尾再生に用いる座標を取得する。一方、主要被写体が撮影時被写体でない場合、S703にて、制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の主要被写体座標404から、追尾再生を行う座標を取得する。
S704にて、制御部100は、S702又はS703において取得した被写体の座標を用いて、対象フレーム内の表示する対象領域(追尾再生対象領域)を算出する。このとき、制御部100は、S703において取得した主要被写体の座標が当該領域の中央に位置するように式17〜式20を用いて追尾再生対象領域を算出する。式17〜式20では、追尾再生対象領域を(PlayAreaX1 , PlayAreaY1) − (PlayAreaX2 , PlayAreaY2)とする。また、取得した座標を(X,Y)、指定倍率をZ、動画を構成するフレームの幅のピクセル数をW、高さのピクセル数をHとする。
PlayAreaX1 = X − ( W / Z ) / 2 … 式17
PlayAreaY1 = Y − ( H / Z ) / 2 … 式18
PlayAreaX2 = X + ( W / Z ) / 2 … 式19
PlayAreaY2 = Y + ( H / Z ) / 2 … 式20
なお、指定倍率Zは、動画を構成するフレームの1ピクセルが表示部104における出力時の1ピクセルに対応する場合には1に設定される。また、動画を構成するフレームの2ピクセル四方が出力時の1ピクセルに対応する場合には0.5、動画を構成するフレームの1ピクセルが出力時の2ピクセル四方に対応する場合には2とする。倍率の指定方法は、図8を用いて後述する。
S705にて、制御部100は、S704にて算出した、表示する対象領域を指定倍率に従って変倍し、表示部104に表示する。
(追尾再生処理に係るユーザインターフェイス)
図8は、表示部104に表示されるユーザインターフェイス(UI)の一例を模式的に示している。図8に示す例では、動画データの再生時にユーザが主要被写体を指定する方法の一例について説明する。図8に示す例では、追尾再生処理を行うときに、動画を構成するフレームの全体領域と追尾再生対象領域とが表示部104に共に表示される。
動画読み込みボタン801は、動画データのファイルの読み込みを開始させるボタンである。ユーザが入力部105に含まれる例えばポインティングデバイスを用いて動画読み込みボタン801を押下すると、制御部100は動画データの読み込み指示があったと判定して、動画データのファイルを開くためのオープンダイアログを表示する。ユーザが当該オープンダイアログにおいて動画データを選択した場合、制御部100は記録部101から選択された動画データを揮発性メモリ103に読み込んで表示部104に表示させる。
表示倍率指定リストボックス802は、動画を構成するフレームの所定領域の表示倍率を指定するための、例えば選択用のリストボックスである。ユーザが(入力部105を用いて)表示倍率指定リストボックス802を選択すると、制御部100は、倍率指定指示があったと判定して表示倍率リストを表示する。表示倍率リストに列挙される倍率は、例えば25%、50%、100%、200%、400%である。ユーザが例えば100%を指定した場合、制御部100は動画を構成するフレームの1ピクセルが表示パネルの1ピクセルに対応する倍率の指定として指定倍率を1とする。また、ユーザが50%を指定した場合、制御部100は動画を構成するフレームの2ピクセル四方が表示パネルの1ピクセルに対応する倍率として指定倍率を0.5とする。ユーザが200%を指定した場合、制御部100は動画を構成するフレームの1ピクセルが出力時の2ピクセル四方に対応する倍率として指定倍率を2とする。制御部100は、ユーザが指定した倍率に応じて指定倍率を揮発性メモリ103に記憶させる。
終了ボタン803は、動画データの再生を終了させるためのボタンである。ユーザが入力部105を用いて終了ボタン803を押下すると、制御部100は終了指示があったと判定して動画データの再生を終了する。
全体表示エリア804は、読み込んだ動画データの、動画を構成するフレームの全体を表示する領域である。ユーザは全体表示エリア804上の所定の位置を指定することで被写体を指定可能であり、制御部100は主要被写体指定操作があったと判定して、指定された位置の座標を揮発性メモリ103に記憶する。なお、全体表示エリア804の領域上に追尾再生対象領域として選択されている領域を明示するための枠を表示してもよい。このようにすれば、動画を構成するフレームのうちどの領域が追尾されているかをユーザが容易に把握することができ、また他の被写体に追尾対象を変更するかを容易に判断することもできる。
追尾表示エリア805は、動画を構成するフレームのうち、S705において追尾再生対象領域として算出された領域を表示する領域である。すなわち、追尾表示エリア805は、主要被写体が含まれるように表示領域が制御される。カーソル806は、ユーザにより指定されるポインティングデバイスの位置を示す。シークバー807は、入力部105に含まれるスライド操作の可能な部材であり、ユーザがシークバー807を押下又はスライドさせると、制御部100は動画データの時間軸上の再生位置を変更する。
809〜812は、動画データの再生方法や再生位置を指定するボタンである。再生ボタン809は、カーソル806によって押下されると、追尾再生を開始する。一時停止ボタン810は、カーソル806によって押下されると、追尾再生を一時停止する。コマ送りボタン811は、カーソル806によって押下されると、追尾再生を一時停止して、さらに次のフレームを全体表示エリア804に表示する。コマ戻しボタン812は、カーソル806によって押下されると、追尾再生を一時停止してさらに前のフレームを全体表示エリア804に表示する。
(主要被写体情報の更新後における再生処理に係る一連の動作)
次に、図9を参照して、追尾再生処理が行われることにより主要被写体情報が更新された状態で行う、再生処理に係る一連の動作について説明する。
まず、図10を参照して、本実施形態に係る追尾情報管理表の例について説明する。追尾情報管理表は、例えば、フレーム番号1001、主要被写体ID1002、追尾情報識別フラグ1003、主要被写体指定フラグ1004、主要被写体座標1005を含む。制御部100は、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報に基づいて、追尾情報管理表のデータを生成する。
フレーム番号1001は、追尾再生開始から対象フレームが何番目のフレームであるかを示す。また、主要被写体ID1002は、追尾再生の対象被写体を識別する識別情報を示し、追尾情報識別フラグ1003は、主要被写体ID1002が示す被写体が撮影時又は再生時のいずれの追尾処理により算出されたかを識別する情報を示す。本実施形態では、制御部100は、例えば当該被写体が「撮影時」に算出された場合は0を、「再生時」に算出された場合は1を設定する。主要被写体指定フラグ1004は、対象フレームにおいて主要被写体の指定がなされたかを示す。本実施形態では、制御部100は主要被写体が「指定された」場合は1を、主要被写体が「指定されていない」場合は0に設定する。
主要被写体座標1005は、主要被写体ID1002の示す被写体のフレーム中における位置座標を示す。但し、主要被写体ID1002が示す被写体が撮影時の追尾処理によって算出された場合、主要被写体座標1005には「情報が無い」ことを表す−1が設定される。1006〜1011には追尾情報管理表を構成するデータ要素の一例を示している。
図9に示す追尾再生処理は、既に1度以上追尾再生処理が実行されているため、揮発性メモリ103に記憶された主要被写体情報を参照することができる。このため、制御部100は当該主要被写体情報に基づいて、撮影時追尾情報とは異なるデータとして追尾情報管理表を生成する。そして、2回目以降の追尾再生処理においては、追尾情報管理表を用いた追尾再生処理を行う。なお、図1において上述した追尾再生処理と同一の処理については同一の参照番号を用いて重複する説明は省略する。
S901にて、制御部100は記録部101に追尾情報管理表が作成されているかを判定する。例えば、制御部100は記録部101に追尾情報管理表を表す予め定められたファイル名が存在する場合、追尾情報管理表が作成されていると判定する。制御部100は追尾情報管理表が作成されていると判定した場合はS903に処理を進め、追尾情報管理表が作成されていないと判定した場合にはS902に処理を進める。
S902にて、制御部100は追尾情報管理表のデータを記録部101に作成すると共に初期化する。すなわち、制御部100は、追尾情報管理表のファイルを生成したうえで、対象動画のフレーム数に相当するデータの各行を「情報が無い」ことを表す−1に設定する。
S903にて、制御部100は記録部101に記憶された追尾情報管理表のファイルを開いてデータを揮発性メモリ103に読み出す。その後、制御部100は図2において説明した処理S200〜S203を実行する。
S904にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表のデータのうち、対象フレームの主要被写体指定フラグ1004の値を、「指定された」ことを表す1に更新する。制御部100は追尾情報管理表に含まれるデータの全てのフレームについて処理を終えると揮発性メモリ103のデータを記録部101に書き出す。
S905にて、制御部100は追尾情報管理表の作成が完了したかを判定する。例えば、制御部100は記録部101に記録されている追尾情報管理表の全フレームの1001から1005の各データが「情報の無い」ことを示す−1でないかを判定する。制御部100は、追尾情報管理表の作成が完了していると判定した場合、S906に処理を進め、追尾情報管理表の作成が完了していないと判定した場合、S204に処理を進める。
S906にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表と揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の対象フレームのデータに違いがあるかを判定する。制御部100は、例えば対象フレーム番号401とフレーム番号1001が同じ番号を示すデータについて対応する要素を比較する。具体的には、主要被写体ID402と主要被写体ID1002、追尾情報識別フラグ403と追尾情報識別フラグ1003、主要被写体座標404と主要被写体座標1005とをそれぞれ比較する。制御部100は、追尾情報管理表と主要被写体情報の対象フレームのデータに違いがあると判定した場合、S204に処理を進める。また、当該データに違いがないと判定した場合、S907に処理を進める。さらに、制御部100は図2において説明した処理S204〜S209を実行する。なお、S907にて、制御部100は追尾再生処理をS209と同様に実行する。
S908にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表のデータを用いて、揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報を変更する。例えば制御部100は、主要被写体情報の対象フレーム番号401を次のフレーム番号に増加させ、増加させたフレーム番号に対応する各データ(1002、1003、1005)の値を主要被写体情報の各データ(402〜404)の値に設定する。
S909にて、制御部100は追尾情報管理表を更新する。制御部100は、例えば対象フレーム番号401とフレーム番号1001で同じ番号を示すデータについて対応する要素を更新する。制御部100は、主要被写体ID402を主要被写体ID1002に、追尾情報識別フラグ403を追尾情報識別フラグ1003に、主要被写体座標404を主要被写体座標1005に書き込む。
S210にて、制御部100は、動画データの全フレームを読み込んだかを判定し、全フレームを読み込んでいると判定した場合、S910に処理を進める。
S910にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表のデータを、記録部101に記録されている追尾情報管理表のデータとして記録する。制御部100は、例えば上書き記録するときに主要被写体情報の対象フレーム番号401に対応する揮発性メモリ103の追尾情報管理表の各データ(402〜404)を記録部101の追尾情報管理表の各データ(1002、1003、1005)に書き出す。その後、制御部100は処理を完了すると本一連の動作を終了する。
(追尾情報補正処理に係る一連の動作)
更に、図11を参照して、本実施形態に係る追尾情報補正処理の一連の動作を説明する。図9を参照した例では、2度目以降の追尾再生処理において、追尾情報管理表に記録された追尾情報に応じて追尾再生処理を行う動作について説明した。これに対して、図11を参照した例では、所望の主要被写体を追尾再生できていないフレームからユーザが主要被写体を指定するフレームまでの、再生時追尾処理が行われていない期間の追尾情報を補正する(追尾情報補正処理という)。なお、本処理は、制御部100が揮発性メモリ103に格納された制御プログラムを実行することにより実行される。図9の説明と同様、上述した処理については同一の参照番号を用いて重複する説明は省略する。
S903にて、制御部100は追尾情報管理表を取得する。S1101にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表から主要被写体指定フラグ1004が1であるフレーム番号を先頭から探索する。
S1102にて、制御部100はS1101における探索結果について、主要被写体指定フラグが1であるフレームがあったかを判定する。制御部100は、主要被写体指定フラグが1であるフレームがあったと判定した場合、S1104に処理を進め、主要被写体指定フラグが1であるフレームがないと判定した場合、本一連の動作を終了する。
S1103にて、制御部100はS1102で検出されたフレーム番号を主要被写体情報の対象フレーム番号401に設定すると共に、S1104にて、当該検出されたフレーム番号と対応する追尾情報管理表の主要被写体指定フラグを0に変更する。
S1105にて、制御部100は主要被写体情報の対象フレーム番号401と対応する
追尾情報管理表の各データ(1002、1003、1005)をそれぞれの主要被写体情報の各データ(402〜404)に設定する。なお、制御部100は、追尾情報識別フラグ403が「再生時」に算出されたことを示す場合、主要被写体座標404及び式1〜式4を用いてマッチング用のテンプレートを作成し、主要被写体テンプレート405に設定する。
S1106にて、制御部100は、主要被写体情報の主要被写体座標404又は主要被写体ID402の示す被写体座標303と、追尾情報管理表の主要被写体座標1005又は主要被写体ID1002の示す被写体座標303とが所定範囲内の差であるかを判定する。制御部100は、例えば主要被写体情報の主要被写体座標404又は主要被写体ID402が示す被写体座標303を(PlayObjX、PlayObjY)、追尾情報管理表の主要被写体座標1005又は主要被写体ID1002が示す被写体座標303を(RecObjX、RecObjY)として式5及び式6を用いて判定する。制御部100は、所定範囲内の差であると判定した場合、S1111に処理を進め、所定範囲内の差ではないと判定した場合、S1107に処理を進める。
S1107にて、制御部100は揮発性メモリ103記録されている主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403が、「再生時」に算出されたことを示す1であるかを判定する。制御部100は、追尾情報識別フラグ403が1である場合、再生時追尾処理を行うためS205に処理を進め、追尾情報識別フラグ403が1ではない場合、S1108に処理を進める。その後、制御部100は、S205及びS206の処理を行って、主要被写体テンプレートを更新する。
S1108にて、制御部100は主要被写体情報のデータを用いて追尾情報管理表のデータを更新する。制御部100は、例えば揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報のデータ(402〜404)を追尾情報管理表のデータ(1002、1003、2005)を更新する。
S1109にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報の対象フレーム番号401を前フレームの番号に変更する。そして、S1110にて、本処理を所定のフレーム数以上について行ったか、すなわち、再生追尾処理を所定のフレーム数について行ったかを判定する。制御部100は、本処理を所定のフレーム数以上について実行したと判定した場合、さらに主要被写体指定フラグが1であるフレームについて処理を行うため、S1111に処理を進める。他方、所定のフレーム数以上について実行していないと判定した場合、更に再生時追尾処理を行うためにS1105に処理を戻す。なお、所定のフレーム数とは、追尾情報補正の上限回数を示し、動画の総フレーム数をSとすると、所定のフレーム数Tを式21により表すことができる。
T = | S × 0.01 | … 式21
本実施形態では、所定のフレーム数Tを例えば動画の総フレーム数の1%とする。
S1111にて、制御部100は揮発性メモリ103に記録されている追尾情報管理表のすべての追尾情報識別フラグ1003に対する探索が終了したかを判定する。すべての追尾情報識別フラグ1003の探索が終了したと判定した場合、S910に処理を進め、全ての追尾情報識別フラグ1003の探索が終了していないと判定した場合、S1103に処理を進める。
S910にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている追尾情報管理表のデータを、記録部101に記録されている追尾情報管理表のデータとして記録する。その後、制御部100は本処理に係る一連の動作を終了する。
なお、図8の示したように、追尾再生時に全体表示エリア804と追尾表示エリア805を同じ表示部104に表示するようにしたが、外部のテレビとデジタルカメラの背面液晶といった異なる機器に出力して表示してもよい。その場合、全体表示エリア804を表示している端末にて主要被写体指定を行う。
なお、本実施形態では、主要被写体テンプレートのサイズを決定する際に式1〜式4を用いるようにしたが、主要被写体の大きさに応じてテンプレ―トサイズを変更してもよい。その場合、テンプレートを作成する前に公知の被写体検出処理を行って、動的に主要被写体の大きさを特定すればよい。主要被写体の大きさに応じてテンプレートサイズを変更することにより、主要被写体の大きさが変化する場合に追尾性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、再生時追尾処理において、対象領域とテンプレートの類似度を算出する際に、探索範囲を式7〜式10で求めた範囲に設定するようにした。しかし、当該探索範囲は被写体の移動量に応じて変更してもよい。このようにすることにより、被写体の移動量が大きい場合に検出精度の低下を軽減することができる。
さらに、本実施形態では、主要被写体のテンプレート情報を用いて追尾処理を行うようにした。しかし、主要被写体が人物である場合には、公知の人物認証技術を用いて人物に対する追尾処理を行ってもよい。人物認証技術は、例えば比較対象である2つの顔画像データに対して、顔を構成する目鼻口などに対する特徴量に基づいて類似度を求め、類似度が高い場合に2つの顔画像が同一人物のものであると判定する。主要被写体が人物である場合には人物認証技術を用いることにより、より高い精度で尾処理を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、動画データの再生時にユーザが主要被写体を指定すると、指定された主要被写体と、撮影時追尾情報に含まれる主要被写体の関係に応じて、再生時追尾処理を行うか撮影時追尾情報による追尾かを行うようにした。そして、追尾された被写体が含まれるようにした表示領域を表示部104に表示するようにした。このとき、指定された主要被写体の位置と撮影時追尾情報に含まれる主要被写体の位置とが所定範囲内である場合、再生時追尾処理を行わないようにした。このようにすることで、再生前に予め記録した撮影時追尾情報の被写体の位置(座標)が適切でない場合であっても、所望の被写体を適切に追尾した動画像を再生することが可能になる。そして、撮影時追尾情報を利用できる状況において再生時の処理リソースを軽減し、動画再生時の処理負担に伴って生じる再生速度の低下を防止することができる。
さらに、動画データの再生時には追尾情報を別途記録して、再度当該動画データを再生する場合には記録した追尾情報を用いて主要被写体を追尾するようにした。このようにすることで、再度当該動画データを再生する場合に、ユーザが一度指定した主要被写体を追尾した再生処理を行うことができる。また、所望の主要被写体を追尾できないフレームからユーザが主要被写体を指定するまでの期間について、再度動画データを再生する際に追尾情報を生成して補正するようにした。このようにすることで、当該期間においてもユーザに所望の主要被写体を追尾した再生処理を行うことができる。
(実施形態2)
次に実施形態2について説明する。実施形態1では、追尾再生処理を行う際に動画フレームの全体領域と追尾再生対象領域とを共に表示する例を説明した。このような表示方法は、動画フレームの全体領域と追尾再生対象領域とを同時に視認可能であるため、表示部104に含まるパネルが比較的大きい場合は特に有効である。これに対して、本実施形態では、表示部104に含まれる表示パネルが比較的小さい場合の表示方法について説明する。すなわち、本実施形態では、追尾再生処理を行うときに動画フレームの追尾再生対象領域を表示する場合について説明する。また、実施形態1では、再生時追尾情報を撮影時追尾情報とは異なるファイルとして記録する例を説明したが、本実施形態では、撮影時追尾情報の一部を上書きして再利用する場合について説明する。本実施形態のパーソナルコンピュータ10は、表示部104に含まれる表示パネルの大きさが小さいが、実施形態1と同一の構成である。このため、同一の構成又は同一のステップについては同一の符号を付して重複する説明は省略し、相違点について重点的に説明する。
(追尾再生処理に係るユーザインターフェイス)
図12を参照しながら、本実施形態の追尾再生処理に係るユーザインターフェイスの一例について説明する。動画読み込みボタン1201は、動画データのファイルの読み込みを開始させるボタンである。ユーザが入力部105に含まれる例えばタッチパネル上で動画読み込みボタン1201をタップすると、制御部100は動画データの読み込み指示があったと判定して、動画データのファイルを開くためのオープンダイアログを表示する。ユーザが当該オープンダイアログにおいて動画データを選択した場合、制御部100は記録部101から選択された動画データを揮発性メモリ103に読み込んで表示部104に表示させる。
表示倍率指定メニュー1202は、動画を構成するフレームの所定領域の表示倍率を指定するための、例えば選択用のメニューである。ユーザがタッチパネルを用いて表示倍率指定メニュー1202の倍率を選択すると、制御部100は、倍率指定指示があったと判定して表示倍率リストを表示する。表示倍率リストに列挙される倍率は、上述した表示倍率指定リストボックス802と同様でよい。制御部100は、ユーザが指定した倍率に応じて指定倍率を揮発性メモリ103に記憶させる。
終了ボタン803は、動画データの再生を終了させるためのボタンである。ユーザがタッチパネルを用いて終了ボタン803を押下すると、制御部100は終了指示があったと判定して動画データの再生を終了する。
追尾表示エリア1204は、動画を構成するフレームのうち、追尾再生対象領域を表示する領域である。ユーザがタッチパネルを用いて追尾表示エリア1204をスライドすると、制御部100は追尾再生対象領域の変更操作があったと判定して、スライドした方向と逆方向に追尾再生対象領域を移動させる。また、ユーザが追尾表示エリア1204においてピンチイン操作を行うと、制御部100は縮小操作があったと判定し、追尾再生対象領域の倍率を一段階縮小する。一方、ユーザがピンチアウト操作を行うと、制御部100は拡大操作があったと判定して、追尾再生対象領域の倍率を一段階拡大する。そして、ユーザが追尾表示エリア1204をタッチすると、制御部100は主要被写体が指定されたと判定して指定座標を揮発性メモリ103に記憶させる。
シークバー1205は、タッチパネルによるタップ又はスライド操作の可能な部材であり、ユーザがシークバー1205を押下又はスライドさせると、制御部100は動画データの時間軸上の再生位置を変更する。1206〜1209は、動画データの再生方法や再生位置を指定するボタンである。再生ボタン1206がタッチされた場合、制御部100は追尾再生を開始し、一時停止ボタン1207がタッチされた場合、制御部100は追尾再生を一時停止する。また、コマ送りボタン1208がタッチされた場合、制御部100は追尾再生を一時停止して、さらに次のフレームを追尾表示エリア1204に表示する。コマ戻しボタン1209がタッチされると、追尾再生を一時停止して追尾表示エリア1204に表示する。
(再生処理における撮影時追尾情報の一部上書き処理)
次に、図13を参照して、本実施形態の再生処理に係る一連の動作において、撮影時追尾情報を一部上書きする処理について説明する。図9に示した再生処理では、2度目以降の再生処理を考慮して、S909において揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報を追尾情報管理表に記録するようにした。一方、本実施形態では、揮発性メモリ103に記憶された主要被写体情報を用いて、記録部101の動画ファイルのヘッダに記録されている撮影時追尾情報の一部を上書きする。なお、本処理はS209における追尾再生処理の後に、S909の代わりに本処理が開始される。
S1301にて、制御部100は揮発性メモリ103に記憶されている主要被写体情報を取得する。S1302にて、制御部100は、S1301において取得した主要被写体情報の追尾情報識別フラグ403が「再生時」に算出されたことを示す1であるかを判定する。制御部100は追尾情報識別フラグ403が1である場合、S1303に処理を進め、追尾情報識別フラグ403が1でない場合には、S1305に処理を進める。
S1303にて、制御部100は、記録部101に記録されている動画ファイルのヘッダ内の撮影時追尾情報について、対象フレームのデータに主要被写体IDのデータを挿入して新規被写体を登録する。S1304にて、制御部100は、S1303によって新規に登録された主要被写体IDの追尾情報識別フラグ1003に追尾情報識別フラグ403のデータを、主要被写体座標1005に主要被写体座標404のデータを、それぞれ設定する。
S1305にて、制御部100は記録部101の撮影時追尾情報の追尾優先度304を、主要被写体情報が示す被写体の優先度が最も高くなるように変更して、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、表示部104の表示パネルのサイズが小さい場合、動画データを追尾表示エリア1204にのみ表示するようにした。また、記録部101の動画ファイルヘッダ内に記録されている撮影時追尾情報の一部を上書きして記録する。このようにすることで、動画ファイル自体を移動させたとしても、撮影時追尾情報及び再生時追尾情報を失うことがなく、ユーザの所望の被写体を追尾した再生処理を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…制御部、101…記録部、104…表示部、105…入力部

Claims (12)

  1. 撮影された動画像、および、前記動画像に関連付けられた、前記動画像に含まれる第1の被写体のフレームごとの位置を示す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した動画像のそれぞれのフレームに対して追尾処理を行うことによって、前記動画像のそれぞれのフレームにおける、追尾対象として指定された第2の被写体の動きを追尾する追尾手段と、
    前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置と、前記取得手段により取得された情報が示す前記第1の被写体の位置との差が所定の範囲内のフレームにおいては、前記取得手段により取得された情報が示す前記第1の被写体の位置を用いて、表示手段に表示する前記動画像の表示領域を制御し、前記差が前記所定の範囲でないフレームにおいては、前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置を用いて、前記表示手段に表示する前記動画像の表示領域を制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする画像再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記追尾対象指定されたフレームにおいて、前記指定された追尾対象の位置と、前記取得手段により取得された情報が示す前記第1の被写体の位置との差が所定の範囲内の場合には、前記追尾手段による追尾処理を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 記表示手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記表示領域を前記動画像のフレームの一部となるように制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像再生装置。
  4. 前記表示手段は、前記動画像のフレームの全体をさらに表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像再生装置。
  5. 前記第1の被写体の位置は、前記動画像を撮影する際に検出されており、
    前記取得手段は、前記第1の被写体の位置を前記動画像のヘッダから取得する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  6. 前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置を記録する記録手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  7. 前記記録手段は、前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置を前記動画像のファイルとは異なるファイルに記録する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像再生装置。
  8. 前記記録手段は、前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置を前記動画像のファイルのヘッダに一部上書きして記録する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像再生装置。
  9. 前記取得手段は、前記記録手段により前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置が記録されている場合、記録されている当該追尾対象として指定された被写体の位置を取得する、
    ことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の画像再生装置。
  10. 取得手段が、撮影された動画像、および、前記動画像に関連付けられた、前記動画像に含まれる第1の被写体のフレームごとの位置を示す情報を取得する取得工程と、
    追尾手段が、前記取得工程において取得した前記動画像のそれぞれのフレームに対して追尾処理を行うことによって、前記動画像のそれぞれのフレームにおける、追尾対象として指定された第2の被写体の動きを追尾する追尾工程と、
    制御手段が、前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置と、前記取得工程において取得された情報が示す前記第1の被写体の位置との差が所定の範囲内のフレームにおいては、前記取得工程において取得された情報が示す前記第1の被写体の位置を用いて、表示手段に表示する前記動画像の表示領域を制御し、前記差が前記所定の範囲でないフレームにおいては、前記追尾処理によって検出された前記第2の被写体の位置を用いて、前記表示手段に表示する前記動画像の表示領域を制御する制御工程と、を有する
    ことを特徴とする画像再生装置の制御方法。
  11. コンピュータに請求項10に記載の、画像再生装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに請求項10に記載の、画像再生装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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