以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は、本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る工程表システム100の概略図である。工程表システム100は、情報処理端末10と、サーバ11と、を備える。
[情報処理端末10]
情報処理端末10は、パーソナルコンピュータやタブレットなどである。情報処理端末10は、有線LAN12や無線LAN(登録商標)やUSB(登録商標)ケーブルなどの通信回線或いはWi-Fi(登録商標)によって、サーバ11と通信可能に接続されている。なお、情報処理端末10は、不図示のルータ及びインターネットを通じて、サーバ11と通信可能に接続されていてもよい。
図2に示されるように、情報処理端末10は、コントローラ21と、ディスプレイ31と、入力I/F32と、ネットワークI/F33と、を備える。「I/F」は、インタフェースを意味する。
ディスプレイ31 は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F32は、キーボードやマウスなどである。ユーザは、入力I/F32を通じて情報処理端末10に指示を入力する。さらに、入力I/F32は、ディスプレイ31の表示面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ31の表示面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ31に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F32は、ユーザがタッチした表示面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示面に触れていなくても、表示面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ31に表示されたオブジェクトの位置をタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定する操作入力の一例である。
コントローラ21は、CPU22と、メモリ23と、通信バス24とを備える。CPU22は、後述のOS25やプログラム26、27、28に記述された命令を実行することにより、プログラム26、27、28を実行する。情報処理端末10を構成する各構成要素は、通信バス24を通じて相互に接続されている。なお、CPU22は、第2コントローラの一例である。メモリ23は、第2記憶部の一例である。
CPU22、メモリ23、ディスプレイ31、入力I/F32、及びネットワークI/F33は、通信バス24と接続されている。すなわち、CPU22によって実行されるプログラムは、メモリ23から情報やデータを取得し、メモリ23に情報やデータを記憶させ、ディスプレイ31に画像を表示させ、入力I/F32を通じてユーザ入力を受け付け、ネットワークI/F33を通じて情報やデータをサーバ11に送信或いは受信することができる。
メモリ23は、オペレーティングシステムであるOS25と、第1プログラム26と、第2プログラム27と、第3プログラム28と、を記憶する。メモリ23は、例えば、ROMや、RAMや、HDDや、USBメモリなどの可搬記憶媒体や、EEPROMや、CPU22が備えるバッファ等である。なお、各プログラム26、27、28は、表示する各画面14、47、102、115、70、40、130のオブジェクト及びグラフ等やこれらの配置に関するデータを含んでいる。各プログラム26、27、28は、取得した情報やデータをオブジェクト及びグラフ等に反映する処理を実行させる。
メモリ23は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
[第1プログラム26]
第1プログラム26は、選択画面14(図3参照)をディスプレイ31に表示させて、イベント日受付画面47(図4参照)をディスプレイ31に表示、第2プログラム27を起動又は第3プログラム28を起動することのユーザ選択を受け付ける処理を実行するためのプログラムである。また、第1プログラム26は、イベント日受付画面47をディスプレイ31に表示し、ユーザ入力を受け付ける処理を実行するためのプログラムである。
図3に示されるように、選択画面14は、ユーザの選択により、イベント日受付画面47へ遷移するオブジェクト15と、第2プログラム27を起動するオブジェクト16と、第3プログラム28を起動するオブジェクト17と、を有する。オブジェクト15、16、17は、例えば、ボタンである。
オブジェクト15は、例えば、イベント日受付のテキストが表示されている。オブジェクト16は、例えば、仕事量表示のテキストが表示されている。オブジェクト17は、例えば、工程表作成のテキストが表示されている。
図4に示されるように、イベント日受付画面47は、イベント欄48Aに表示されたイベント99の開始予定及び実際の日付のユーザ入力を受け付ける。イベント日受付画面47は、図4に示されるように、テーブル状のオブジェクト48と、第1プログラム26の終了を受け付けるオブジェクト49と、ユーザ入力に基づいて各イベント99の日付の記憶又は更新を受け付けるオブジェクト50と、を有する。オブジェクト49、50は、ボタンであることが好ましい。
図4に示されるように、オブジェクト48は、イベント欄48Aと、予定日欄48Bと、実績日欄48Cと、を有する。イベント欄48Aには、各イベント99が表示されている。イベント99は、工事全体の開始日78(図8参照)を示す開始日情報87(図16参照)並びに工事種61毎(図8参照)の工事開始日69及び作業項目の施工日を示す指定日情報98(図16参照)が含まれる。各イベント99の予定日は、対応する予定日欄48Bに入力される。実際の日付は、対応する実績日欄48Cに入力される。なお、本実施形態では、工事全体の開始日78は、基礎工事の開始日と同日であるが、基礎工事前に施工される地盤工事等の工事の開始日と同日であってもよい。なお、本明細書において、作業項目とは、いずれかの工事種61において施工される作業であって、施工される部材毎に1項目とされる。
[第2プログラム27]
第2プログラム27は、設定画面102(図5参照)と、ユーザが設定した日付からの3か月間と積算仕事量121との関係を示す棒グラフ118を含む積算仕事量画面115(図6参照)と、をディスプレイ31に表示する処理を実行するプログラムである。積算仕事量121は、複数の邸をまとめた工事種61毎(図8参照)の仕事量の和である。仕事量は、例えば、ある邸における工事種61毎のある日に動員される予定の作業者の人数である。なお、仕事量は、工事種61毎において1日に施工される予定の面積や棟数であってもよい。棒グラフ118は、グラフの一例である。
積算仕事量121は、支店毎の積算仕事量121A(図15(A)参照)と、設定画面102で条件設定された支店の積算仕事量121B(図15(A)参照)と、を有する。図15(A)に示されるように、積算仕事量121A、121Bは、工事種61毎(図8参照)にさらに施工分類に細分されている。支店毎の積算仕事量121Aは、例えば、24時間周期で算出され更新される。積算仕事量121Bは、情報処理端末10の要求に応じて積算仕事量121Aに基づいて算出される。積算仕事量121Bは、設定画面102において「大阪北支店」が選択された例を示している。積算仕事量121Bは、情報処理端末10の要求の前に算出された積算仕事量121Aに基づいて決定又は算出されるため、サーバ11は、積算仕事量121Bが工程表情報131に含まれる仕事量情報142(図16参照)に基づいて算出されるより処理するデータの数が少ない。
図5に示されるように、設定画面102は、積算仕事量画面115で表示する棒グラフ118の条件設定の入力を受け付ける。設定画面102は、領域103と、各オブジェクト104~113と、を含む。領域103には、条件の入力を受け付けるための各オブジェクト104~111が配される。オブジェクト104は、どの工事種61(図8参照)について表示するかの選択を受け付ける。
オブジェクト104は、基礎工事、建方工事、内装工事のいずれかの選択を受け付ける。なお、図5では、基礎工事は基礎と、建方工事は建方と、内装工事は内装と示されている。オブジェクト104は、ラジオボタンであることが好ましい。
オブジェクト105は、棒グラフ118を表示する期間の起点となる日付の入力を受け付ける。オブジェクト105は、例えば、テキストボックスである。
オブジェクト106は、1本の棒グラフ118が色分けされる種別の選択を受け付ける。オブジェクト106は、施工分類別、支店別のいずれかの選択を受け付ける。オブジェクト106は、ラジオボタンであることが好ましい。
オブジェクト107は、棒グラフ118が示す仕事量の単位を受け付ける。オブジェクト107は、人数、棟数のいずれかの選択を受け付ける。オブジェクト107は、ラジオボタンであることが好ましい。
オブジェクト108は、仕事量を算出する支店の選択を受け付ける。オブジェクト108は、対象欄のマスにオブジェクト109がそれぞれに配され、支店一覧の欄に各支店が表示されるテーブルである。オブジェクト109は、対応する支店の選択を受け付ける。オブジェクト109は、チェックボックスであることが好ましい。オブジェクト109は、例えば、チェックが入った状態が選択状態であり、空欄の状態が解除状態である。オブジェクト110は、支店一覧に表示される全ての支店を選択する入力を受け付ける。オブジェクト110は、選択を受け付けると、全てのオブジェクト109が選択状態とされる。オブジェクト111は、支店一覧に表示される全ての支店を選択から外す入力を受け付ける。オブジェクト111は、選択を受け付けると、全てのオブジェクト109が解除状態とされる。オブジェクト110、111は、ボタンであることが好ましい。
オブジェクト112は、第2プログラム27の終了を受け付ける。オブジェクト113は、領域103で設定された条件にて棒グラフ118を表示する積算仕事量画面115へ遷移するユーザ入力を受け付ける。オブジェクト112、113は、例えば、ボタンである。
図6に示されるように、積算仕事量画面115は、設定条件表示116と、施工分類の表示の選択を受け付けるオブジェクト117と、所定期間と積算仕事量121との関係を示す棒グラフ118と、積算仕事量画面115から設定画面102へ遷移する入力を受け付けるオブジェクト119と、を有する。
図6に示されるように、設定条件表示116は、領域103(図5参照)で設定された条件に基づいて表示される領域である。領域103で大阪北支店、内装、施工分類別が選択されたとき、設定条件表示116は、「支店:大阪北支店」、「工事種:内装」、「施工分類」のテキストが表示される。また、施工分類の近傍には、「タイプA」、「タイプB」及び「タイプC」のテキストと、これらテキストに対応するオブジェクト117と、が配される。施工分類は、例えば、建物の階数、住宅・アパート・マンションや木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造等で区分される。オブジェクト117は、例えば、チェックが入った状態が選択状態であり、空欄の状態が解除状態である。
図6に示されるように、棒グラフ118は、3か月間における日毎の積算仕事量121を示す。棒グラフ118は、縦軸を作業者の人数、横軸を日として表示される。棒グラフ118は、縦軸に沿って延びる1本が「タイプA」、「タイプB」及び「タイプC」のそれぞれ定められた色で区分けされて表示される。棒グラフ118には、横軸に沿って延びる線120が表示される。線120は、条件設定された支店が有する作業者の人数を示す。線120は、人数情報80に基づいて表示される。図6の場合、大阪北支店の作業者の人数は、50人である。
図6の例では、大阪北支店の積算仕事量121に基づく作業者の人数は、2013年10月3日において64人(図15(A)参照)であり、施工分類毎の作業者の人数は、タイプAが24人であり、タイプBが12人、タイプCが28人である。
図17(A)に示されるように、人数情報80は、ある支店が有する作業者の数が工事種61(図8参照)のうち基礎工事、建方工事、内装工事についてそれぞれ対応させて記憶されている。
図5に示されるように、設定画面102の領域103で「大阪北支店、内装、施工分類別」が選択されたとき、図6に示される積算仕事量画面115の設定条件表示116は、「支店:大阪北支店」、「工事種:内装」のテキストが表示される。また、例えば、領域103で「大阪東支店及び大阪西支店、建方、支店別」が選択されたとき、設定条件表示116は、「支店:大阪東支店、大阪西支店」、「工事種:建方」のテキストが表示される。このとき、積算仕事量画面115における棒グラフ118は、縦軸に沿って延びる1本が「大阪東支店」及び「大阪西支店」のそれぞれ定められた色で区分けされて表示される。
[第3プログラム28]
第3プログラム28は、主に、工程表作成画面40(図8参照)をディスプレイ31に表示させて住宅建築用の工程表を作成及び編集するための処理を実行するためのプログラムである。
図7に示されるように、工程表作成画面40(図8参照)は、初期画面70においてユーザにより選択された編集データ79について表示される。初期画面70は、ユーザに邸の情報を示しつつ編集データ79を選択させる。編集データ79には、工程表作成画面40を通じて過去に編集された編集データ79A又はこれから工程表作成画面40を通じて編集され新規に追加される編集データ79Bがある。
図7に示されるように、初期画面70は、邸情報欄71と、編集データ79の選択を受け付けるオブジェクト72と、イベント情報欄73と、第3プログラム28の終了を受け付けるオブジェクト74と、編集データ79を上書きして工程表作成画面40へ移行するオブジェクト75と、を有する。オブジェクト74及び75は、例えば、ボタンである。
図7に示されるように、邸情報欄71は、識別情報139である契約物件番号と、地域名称、延べ床面積Y、契約日、着工日及び竣工日と、が表示される。邸情報欄71は、各表示がオブジェクト77内に表示される。なお、識別情報139は、邸を特定するためのものである。本明細書では、着工日とは工事全体の開始日78と同義である。
図7に示されるように、オブジェクト72は、過去に編集された編集データ79A及び新規追加の編集データ79Bがリストとして表示される。オブジェクト72は、いずれかのデータがユーザによって選択されることができ、選択された編集データ79は、選択状態とされる。選択された編集データ79は、例えば、太枠にて表示される。
図7に示されるように、編集データ79Aは、サーバ11のメモリ37に記憶されているものに星印が付され、過去にメモリ37に記憶されていたものに丸印が付される。編集データ79Aは、メモリ37に記憶されなかったものには印が付されない。
図7に示されるように、イベント情報欄73は、イベント日受付画面47(図4参照)において予定日欄48Bに日付が入力されたイベント99を、入力された日付と対応させて表示する欄である。本実施形態では、イベント情報欄73は、基礎工事開始日、上棟式の日、木工事開始日及び竣工検査日の表示及び対応した各日付が表示されるが、イベント日受付画面47において日付が入力されなければ各表示がなされず空欄とされる。
図8に示されるように、工程表作成画面40は、ユーザが工程表を作成及び編集する際にディスプレイ31に表示される画面である。工程表作成画面40は、各種邸情報51を表示する邸情報欄41と、編集データ79のタイトルを選択するオブジェクト42と、工事種61毎の基準値62(図8参照)を調整する調整欄43と、繁閑表示オブジェクト129の条件設定を受け付けるオブジェクト96と、再計算の指示を受け付けるオブジェクト54と、工程表オブジェクト44と、警告欄45と、記号説明欄46と、ファイル欄145と、を有する。
図8に示されるように、邸情報欄41は、工程表作成画面40の上部に配置されることが好ましい。邸情報51は、識別情報139や基礎長X(図11(A)参照)、延べ床面積Y(図11(B)参照)、施工分類、施工を担当する支店の情報等を含む。
図8に示されるように、オブジェクト42は、邸情報欄41の直下であって左端に配置されるが、他の位置に配されてもよい。オブジェクト42は、ドロップダウンリストであることが好ましい。オブジェクト42は、編集データ79のタイトルが、例えば、「契約時作成完了」、「支店初期完了」、「基礎計画完了」、「建方計画完了」、「大工・仕上計画完了」、「支店最終完了」及び「シミュレーション」から選択される。このように編集データ79のタイトルを選択することで現場の工事に対してどの時点で作成・編集された編集データ79であるかが認識されることができる。
図8に示されるように、調整欄43は、邸情報欄41及びオブジェクト42の下側に配置されるが、他の位置に配されてもよい。調整欄43は、工事種61毎の作業人数データ85A、85B及び作業効率データ86A、86B(図11(A)、(B)参照)に関する基準値62(図8参照)の入力を受け付けるオブジェクト52と、基準値62に含まれる基礎養生期間データ88(図12(C)参照)の入力を受け付けるオブジェクト53Aと、基準値62に含まれる躯体・防水検査後から内装工事開始日までの日数データ89(図13(A)参照)の入力を受け付けるオブジェクト53Bと、を有する。なお、オブジェクト52は、第1オブジェクトの一例である。躯体・防水検査は建方工事に含まれる検査のことである。
図8に示されるように、工事種61は、基礎工事と、建方工事と、内装工事と、仕上工事と、総合検査と、を有する。工事種61の施工の開始は、上述の順である。図8においては、基礎工事は基礎と、建方工事は建方と、内装工事は内装と、仕上工事は仕上と、それぞれ工程表作成画面40内に表記されている。
図8に示されるように、基準値62は、工事種61毎の工期60(図8参照)を算出するために用いられる変数である。基準値62は、工事種61毎における作業人数データ85、各作業の作業効率を示す作業効率データ86(図11(A)、(B)参照)、基礎工事にあっては基礎養生期間データ88(図12(C)参照)又は内装工事にあっては躯体・防水検査後から内装工事開始日までの日数データ89(図13(A)参照)に基づいて記憶及び更新される数値である。
図8に示されるように、オブジェクト52は、例えば、基礎長X、延べ床面積Yに応じた図11(A)、(B)に示される基礎工事の作業人数データ85A並びに作業効率データ86A、建方工事の作業人数データ85B並びに作業効率データ86B、内装工事の作業人数データ85B並びに作業効率データ86B、仕上工事の作業人数データ85B並びに作業効率データ86Bに基づいて算出される基準値62の入力を受け付ける。なお、図8において、作業人数データ85(85A、85B)は「人数」と、作業効率データ86(86A、86B)は「掛率」として表示されている。
図8に示されるように、オブジェクト52、53A、53Bは、邸情報51の下方に表示されるがこれに限られず、工程表作成画面40の下部に表示されてもよい。オブジェクト52、53A、53Bは、テキストボックスであるのが好ましい。オブジェクト52は、工事種61毎に左から基礎工事、建方工事、内装工事、仕上工事といったように順に表示されることが好ましい。
オブジェクト52、53A、53Bは、基礎長X、延べ床面積Yに応じた初期値63(図11(A)、(B)、図12(C)、図13(A)参照)を用いて工事種61毎の工期60が算出されたとき、初期値63が表示される。初期値63は、適宜設定されており、サーバ11のメモリ37に記憶されている。
オブジェクト96は、例えばクリック等の操作により、設定画面102に画面表示を遷移させるユーザ入力を受け付ける。オブジェクト96から設定画面102に画面表示が遷移されたとき、オブジェクト112、113による入力を受け付けた場合、工程表作成画面40に戻る。オブジェクト96は、例えば、調整欄43と工程表オブジェクト44の間に配される。
オブジェクト54は、例えばクリック等の操作により、工事種61毎の工期60の再計算の指示となる入力を受け付ける。オブジェクト54は、例えば、調整欄43と工程表オブジェクト44の間の右端に配される。オブジェクト54は、図8に示されるように、ボタンであることが好ましい。オブジェクト54は、オブジェクト52の周囲に配置されることが好ましい。
図8に示されるように、工程表オブジェクト44は、ユーザが作成及び編集する工程表を表すものである。工程表オブジェクト44は、例えば、工程表作成画面40の下部に配置される。工程表オブジェクト44は、工事種61が縦軸に、単位を月とする時間が横軸68に設けられ、工事種欄55と、該当工事種61の工事開始日69の日付の入力を受け付けるオブジェクト56と、工事種61毎の工事日数を表す数値の表示欄57と、オブジェクト56の選択を受け付けるオブジェクト58と、工事種61毎の工期60を横軸68に従ってチャートで表したチャート欄59と、を有する。工程表オブジェクト44は、縦軸となる工事種欄55と、横軸68に従ったチャート欄59と、を有することにより、ユーザに工程表であることが認識されることができる。なお、横軸68は、日や週が単位であってもよく、単位や表示される期間が変更可能なものであってもよい。なお、オブジェクト56は、第1オブジェクトの一例である。オブジェクト58は、第2オブジェクトの一例である。
図8に示されるように、オブジェクト56は、基礎工事、建方工事、内装工事、仕上工事及び総合検査の工事開始日69の入力を受け付ける。オブジェクト56は、例えば、テキストボックスである。オブジェクト56は、例えば、工事種欄55の右側に配置される。
オブジェクト56は、工事種61毎の開始日情報を受け付けていないとき、工事全体の開始日情報87及び算出された工事種61毎の工期60から所定の規則に基づいて工事種61毎の工事開始日69が決定され工事種61毎の工事開始日69がそれぞれ表示される。所定の規則とは、例えば、基礎工事、建方工事、仕上工事及び総合検査がその前の工事が完了した翌稼働日から開始され、内装工事が日数データ89(図13(A)参照)に従って開始されるとしたものである。なお、工事全体の開始日情報87(基礎工事の開始日)が記憶されていないときは、工程表を作成する日を工事全体の開始日78とすることが好ましい。
表示欄57は、例えば、オブジェクト56の右側に配置される。
図8に示されるように、オブジェクト58は、例えば、表示欄57とチャート欄59との間に配置される。オブジェクト58は、工事開始日69が表示される行毎に配置されることでオブジェクト56との対応関係がユーザに理解される。
図8に示されるように、オブジェクト58は、例えば、チェックボックスである。オブジェクト58は、チェックボックスにチェックが入った状態において対応するオブジェクト56に表示される工事開始日69が所定の規則に基づいた値であることを示し、チェックボックスが空の状態(解除状態)において対応するオブジェクト56に表示される工事開始日69がユーザの入力値で演算に用いられることを示す。
オブジェクト58は、オブジェクト56の工事開始日69が所定の規則に基づいた値から変更されるとチェックボックスが空の状態となり、チェックボックスにチェックが入った状態で再計算ボタン54が押下されると、オブジェクト56の工事開始日69が所定の規則に基づいた値とされる。なお、本実施形態では、オブジェクト58は、チェックボックスが空の状態が解除状態であり、チェックボックスにチェックが入った状態が選択状態である。
図8に示されるように、チャート欄59は、工事種61毎の繁閑表示123(図14参照)を示す繁閑表示オブジェクト129と、工事種61毎の棒グラフ64と、工事種61毎の工事開始日69及び終了日(図8の工期60参照)と、柱脚金物の施工日を示す記号及び数字147と、躯体・防水検査日を示す記号及び数字148と、1階木工事の開始日を示す記号及び数字149と、総合検査日を示す記号及び数字(図8の工期60参照)と、を表示する。
繁閑表示オブジェクト129は、繁閑表示123(図14参照)を表示する。繁閑表示オブジェクト129は、繁閑表示123を示す繁閑表示情報124(図14(A)参照)に基づいて決定される。
図14(A)に示されるように、繁閑表示123は、オブジェクト96で設定された支店において予定されている所定期間毎に対応させた工事種61毎の積算仕事量121が、当該支店の施工可能な仕事量(本実施形態では、人数情報80に基づく支店の工事種61毎の作業者の人数)と比較され繁閑閾値143に基づいて決定される。繁閑閾値143は、例えば、割合であり、80%及び110%である。繁閑表示123は、例えば、当該割合が80%以下であるとき繁閑表示オブジェクト129において青色で表示され、当該割合が80%より高く110%より低いとき繁閑表示オブジェクト129においてオレンジ色で表示され、当該割合が110%以上であるとき繁閑表示オブジェクト129において赤色で表示される。なお、繁閑表示123は、色でなく記号や文字で表示されてもよい。繁閑表示123は、図8に示される繁閑表示オブジェクト129において、青色が右斜め上に延びる斜線で示され、オレンジ色がドットで示され、赤色が左斜め上に延びる斜線で示される。なお、図8に示される繁閑表示123は一例であり、また、図6に示される積算仕事量画面115における棒グラフ118も一例である。各図における繁閑表示123と棒グラフ118は、同一の積算仕事量121に基づいていないため、整合するものではない。
図8に示されるように、棒グラフ64は、工事種61毎に該当する工事種61の工期60に応じた長さとして横軸68に沿って表示したものである。棒グラフ64は、1本が第1色65、第2色66及び第3色67のうち1つ以上の色で表示される。第1色65は、例えば赤色である。第2色66は、例えば緑色である。第3色67は、例えば黄色である。
棒グラフ64は、基礎工事と建方工事の工期60の日程が重複しているとき、重複する範囲が第1色65、重複しない範囲が第2色66で表示される。棒グラフ64は、建方工事と内装工事の工期60の日程が許容範囲内で重複するとき、重複する範囲が第3色67で表示される。棒グラフ64は、建方工事と内装工事の工期60の日程が許容範囲を超えて重複するとき、重複するうち許容されない範囲が第1色65、重複するうち許容される範囲が第3色67、重複しない範囲が第2色66で表示される。内装工事と仕上工事の工期60の日程の重複と棒グラフ64が表示される色との関係は、基礎工事と建方工事の例と同一である。
図8に示されるように、工事種61毎の工事開始日69は、該当する棒グラフ64の左側に表示される。工事種61毎の終了日は、該当する棒グラフ64の右側に表示される。柱脚金物の施工日及び躯体・防水検査の日は、それぞれ記号とともに建方工事と内装工事の間の行に横軸68に対応した位置に表示される。1階木工事の開始日は、記号とともに内装工事と仕上工事の間の行に横軸68に対応した位置に表示される。チャート欄59は、このような構成であるため、工期60が視覚的に認識されることができる。
図8に示されるように、警告欄45は、本工程表の作成においての特定日128(図11(C)参照)間の日数差を算出した結果の特定期間125(図11(C)参照)を表示している。図11(C)に示されるように、特定日128は、例えば、基礎工事における生コン打設完了日、建方工事における外装材入荷日、総合検査日及び竣工検査日である。
図8の例では、生コン打設完了日と外装材入荷日との特定期間125は、生コン打設完了日が2013年8月24日(不図示)、外装材入荷日が2013年9月4日であるため、11日と算出されている。総合検査日と竣工検査日との特定期間125は、竣工検査日が2013年11月14日であるため、1日と算出されている。
警告欄45は、オブジェクト97に表示された期間が特定期間データ146(図11(C)参照)に基づく日数より短いことを条件として、オブジェクト97を警告表示127(図31参照)とされる。なお、図11(C)に示されるように、特定期間データ146は、例えば、特定日128間毎に予め設定された日数であり、サーバ11のメモリ37に記憶されている。
図31では、例えば、特定期間データ146(図11(C)参照)は、生コン打設完了日と外装材入荷日との間については10日、総合検査日と竣工検査日との間については0日と設定されている。生コン打設完了日が2013年8月26日(不図示)であるとき、生コン打設完了日と外装材入荷日との間の特定期間125が9日となり特定期間データ146に基づく10日より短い。このとき、オブジェクト97は、生コン打設完了日と外装材入荷日との間に対応するものが警告表示127とされる。
警告表示127は、例えば、オブジェクト97のテキストボックス内が赤色で表示されることにより行われる。なお、警告表示127は、日数の表示が赤色とされてもよく、エラーを示すテキストや記号等が工程表作成画面40内に又はポップアップ形式で表示されることにより行われてもよい。
図8に示されるように、記号説明欄46は、チャート欄59において記号とともに表示された日付がどのような意味の日付であるかを説明するものである。
図8に示されるように、ファイル欄145は、選択により初期画面70に画面表示を戻すオブジェクト91と、編集データ79をサーバ11から削除するオブジェクト93と、編集データ79を更新するための更新画面130に画面表示を遷移するオブジェクト94と、を有する。ファイル欄145の各オブジェクト91、93、94は、ボタンであることが好ましい。
図9に示されるように、更新画面130は、サーバ11のメモリ37に記憶されている日付情報144を更新し、工程表情報131(図16参照)を保存するか、サーバ11のメモリ37に記憶されている日付情報144を更新せず、工程表情報131を保存するか、サーバ11に記憶されている日付情報144の更新及び工程表情報131の保存のいずれもキャンセルするかのユーザ入力を受け付けるための画面である。
図9に示されるように、更新画面130は、「サーバ11に記憶されている日付情報144を更新し、工程表情報131を更新しますか?」のテキスト表示と、更新対象欄132と、オブジェクト136と、オブジェクト137と、オブジェクト138と、を有する。
図9に示されるように、更新対象欄132は、工程表情報131が更新される工事種61について、工事種61毎にユーザ入力を受け付ける。更新対象欄132は、オブジェクト133と、オブジェクト134と、オブジェクト135と、を有する。オブジェクト133は、「基礎」、「建方」、「内装」及び「仕上」のテキスト表示毎に配され、それぞれの工程表情報131の更新についてユーザ入力を受け付ける。オブジェクト133は、チェックボックスであることが好ましい。オブジェクト133は、例えば、チェックが入った状態が選択状態であり、空欄の状態が解除状態である。オブジェクト134は、全ての工事種61が選択されるユーザ入力を受け付ける。オブジェクト135は、全ての工事種61が選択されないユーザ入力を受け付ける。オブジェクト134、135は、例えば、ボタンである。
オブジェクト136は、サーバ11のメモリ37に記憶されている日付情報144を更新し、工程表情報131を保存するユーザ入力を受け付ける。オブジェクト137は、メモリ37に記憶されている日付情報144を更新せず、工程表情報131をサーバ11のメモリ37に記憶するユーザ入力を受け付ける。オブジェクト138は、日付情報144を更新せず、かつ工程表情報131を記憶せずに工程表作成画面40に戻るユーザ入力を受け付ける。オブジェクト136、137、138は、例えば、ボタンである。
[サーバ11]
図2に示されるように、サーバ11は、ネットワークI/F35と、CPU36と、OS38を記憶したメモリ37と、を備える。メモリ37は、図8で示される邸情報51と、部材データ81と、部材価格データ82と、賃金データ83(図12(A)参照)と、作業時間データ84(図12(B)参照)と、作業人数データ85と、作業効率データ86(図11(A)、(B)参照)と、基礎養生期間データ88(図12(C)参照)と、日数データ89(図13(A)参照)と、作業項目データ90(図13(B)参照)と、取得した工程表情報131と、繁閑閾値情報140(図14(B)参照)と、繁閑表示123を示す繁閑表示情報124(図14(A)参照)と、支店毎が有する作業者の人数情報80と、特定日128(図11(C)参照)から開始する特定期間データ146(図11(C)参照)を記憶する。なお、メモリ37は、工事全体の開始日78を示す開始日情報87を記憶していることが好ましい。メモリ37に記憶されている基準値62に該当する各データ85、86、88、89中の数値には、少なくとも初期値63(図11(A)、(B)、図12(C)、図13(A)参照)として用いられるものが含まれている。また、サーバ11は、過去に編集された編集データ79A及びこれに紐づけられた各データ85、86、88、89が記憶されていることがある。なお、CPU36は、第1コントローラの一例である。メモリ37は、第1記憶部の一例である。
邸情報51は、上述の通り、識別情報139や基礎長X(図11(A)参照)、延べ床面積Y(図11(B)参照)、施工分類、施工を担当する支店の情報等を含む。なお、基礎長X及び延べ床面積Yは、例えば、邸の設計図面データから算出され、予め邸情報51として整理されてメモリ37に記憶されている。
図10(A)に示されるように、部材データ81は、各邸毎の取付情報81Aと各邸毎の取付部材データ81Bとを有し、取付情報81Aと取付部材とが関連づけられたものである。部材データ81は、例えば、取付部材データ81Bと取付情報81Aとが対応させられた表データや邸の図面データ等である。取付情報81Aは、邸のどの場所に取り付けられるかを示すものであり、その場所は、例えば、邸の基礎や2階の寝室内等である。取付情報81Aは、予めいずれかの工事種61(図8参照)と関連付けられている。取付部材データ81Bは、取付部材を識別する名称や型番等である。これにより、例えば、生コンクリートは、基礎工事において基礎型枠内に、1階外壁パネルは、建方工事において1階の外壁として、ある寝室用ドアは、内装工事において2階の寝室に、あるCFシートは、仕上工事において台所に、取り付けられるということが部材データ81が参照されて判断される。なお、部材データ81は、例えば、邸の設計図面データに基づいて生成される。また、部材データ81は、作業工数を含んでいてもよい。
図10(B)に示されるように、部材価格データ82は、各邸毎の各取付部材データ81Bと各邸毎のその部材価格とが関連づけられたものであり、例えば、表データである。部材価格は、その部材の材料費と取付作業費とを加算したものである。材料費及び取付作業費は、部材価格データ82内に組み込まれている。これにより、例えば、生コンクリートや1階外壁パネル、寝室用ドア、台所用CFシート等は、部材価格が幾らであって、そのうち材料費が幾ら、取付作業費が幾らであるかが参照されることができる。なお、部材価格データ82は、例えば、邸の施工費用の見積もりの際に作成される。
図12(A)に示されるように、賃金データ83は、作業者1人当たりの単位時間当たりの賃金を示す。図12(B)に示されるように、作業時間データ84は、作業者1人1日当たりの作業時間を示す。賃金データ83及び作業時間データ84は、予め定められている。
図11(A)及び図11(B)に示されるように、作業人数データ85は、工事種61毎(図8参照)にあてがわれる作業者の数と邸に関する所定の規模とを関連づける。作業人数データ85は、例えば、表データであり、作業人数データ85Aと、作業人数データ85Bと、を有する。図11(A)に示されるように、作業人数データ85Aは、基礎工事の作業者数と基礎長Xとが段階的に関連づけられている。図11(B)に示されるように、作業人数データ85Bは、建方工事・内装工事・仕上工事の作業者数と延べ床面積Yとが段階的に関連づけられている。これにより、作業人数の初期値63(図11(A)、(B)、図12(C)、図13(A)参照)について工事種61毎にあてがわれる作業者数を所定の規模に応じた値とすることができる。なお、作業人数データ85は、予め任意に設定され作成される。図11(A)及び図11(B)は、作業人数データ85の基準値62の初期値63の一例を示している。
図11(A)、(B)に示されるように、作業効率データ86は、作業者の作業効率を示す。作業効率データ86は、例えば、基準となる効率を1とし、これより効率が優れるときは値が1より大きく設定され、これより効率が劣るときは値が1より小さく設定される。作業効率データ86は、例えば、支店毎、かつ邸に関する所定の規模毎に設定されている。図11(B)に示されるように、作業効率データ86Bは、建方工事・内装工事・仕上工事の作業者数と延べ床面積Yとが段階的に関連づけられている。これにより、作業効率の初期値63(図11(A)、(B)参照)について工事種61毎にあてがわれる作業効率を所定の規模に応じた値とすることができる。なお、作業効率データ86は、所定の月日と関連付けられていてもよく、支店に属する工務店や作業者と関連付けられていてもよい。なお、作業効率データ86は、作業者の過去の施工における時間当たりの施工した面積や基礎長から算出されることが好ましい。図11(A)、(B)は作業効率データ86の基準値62の初期値63の一例を示している。
図12(C)に示されるように、基礎養生期間データ88は、表データであり、例えば、支店毎に養生期間の初期値63が予め設定されている。なお、基礎養生期間データ88は、地域毎や基礎長Xの段階毎に設定されてもよい。図12(C)は、基礎養生期間データ88の基準値62の初期値63の一例を示している。
図13(A)に示されるように、日数データ89は、表データとして記憶される。図13(A)は、日数データ89の基準値62の初期値63の一例を示している。
図13(B)に示されるように、作業項目データ90は、取付部材毎に必要な作業を作業順にリスト化したものである。作業項目データ90は、工事種61の工期60(図8参照)が算出される際の各作業の工期の算出に用いられる。例えば、生コンクリートは、基礎型枠形成後の作業として、1階外壁パネルは、2階のALC施工後に取り付けられる作業として、寝室用ドアは、間仕切壁施工後に取り付けられる作業として、CFシートは、内装工事完了後に取り付けられる作業として、リスト化されている。
工事種61毎の工期60(図8参照)は、それぞれ工事日数が算出され、例えば、算出された工事日数が工事種61毎の工事開始日69から数えられることで決定される。工事開始日69は、ユーザ入力に基づく場合と、予め定められた条件に基づく場合とがある。以下では、工事全体の開始日78がユーザ入力で決定され、建方工事、仕上工事、内装工事及び総合検査の工事開始日69が予め定められた条件に基づいて決定される場合において工期60の説明がされる。
工事種61(図8参照)中、基礎工事、建方工事、内装工事及び仕上工事の工事日数は、次のように算出される。工事種61毎の作業時間は、工事種61に属する全取付部材の取付作業費が作業者1人当たりの単位時間当たりの賃金で除算されてそれぞれ求められる。工事日数は、工事種61毎の作業時間が、1人1日当たりの作業時間と作業人数と作業効率とを乗算して得られた値で除算されてそれぞれ求められる。なお、工事日数は、小数点以下が繰り上げられて整数とされる。総合検査の工事日数は、1日である。
例えば、基礎工事の工事日数は、以下のように求められる。部材データ81により基礎工事に関連付けられた取付情報81Aから基礎工事において取り付け又は施工される全ての取付部材データ81Bが参照される。これらの取付部材データ81Bからは、部材価格データ82により関連づけられた各部材価格が参照される。各部材価格からは、材料費が除かれた各取付作業費が参照される。各取付作業費は、合計される。合計された各取付作業費がaで、作業者1人当たりの単位時間当たりの賃金がbであるとき、基礎工事の作業時間はa/bとなる。1人1日当たりの作業時間がcで、作業人数がdで、作業効率が1.1であるとき、基礎工事の工事日数は、a/(1.1bcd)となる。建方工事、内装工事及び仕上工事の工事日数についても同様に求められる。図8に示されるように、このように各工事日数が求められた結果、例えば、基礎工事の工事日数が29日、建方工事の工事日数が22日、内装工事の工事日数が48日、仕上工事の工事日数が12日となり表示欄57に表示される。
工事開始日69は、本実施形態における基礎工事の場合、工事全体の開始日78と同じである。図8に示されるように、工事全体の開始日78は、2013年8月5日である。基礎工事の工期60は、工事全体の開始日78を1日目とした工事日数後を工事終了日として算出される。図8の例では、2013年8月5日を1日目とした29日後の2013年9月2日が工事終了日として算出されている。
建方工事の工事開始日69は、基礎工事の工事終了日の翌稼働日とされる。図8の例では、基礎工事の工事終了日(2013年9月2日)の翌稼働日が2013年9月3日である。建方工事の工事開始日69は、2013年9月3日とされる。
建方工事の工期60は、工事開始日69から工事日数後を工事終了日として算出される。図8の例では、2013年9月3日を1日目とした22日後の2013年9月24日が工事終了日として算出されている。
内装工事では、「躯体・防水検査」の作業日から日数データ89(図13(A)参照)に基づく日数後の日にちが内装工事の工事開始日69とされる。図8の例では、「躯体・防水検査」の作業日は、例えば、2013年9月12日と算出されており、内装工事の工事開始日69は、日数データ89に基づく日数(2日)後の2013年9月14日とされる。なお、「躯体・防水検査」の作業日の算出の方法は、各作業項目の作業日を算出する方法として後述される。
内装工事の工期60は、工事開始日69を1日目とした工事日数後を工事終了日として算出される。図8の例では、2013年9月14日を1日目とした48日後の2013年10月31日が工事終了日として算出されている。
仕上工事及び総合検査では、前の工事種61(図8参照)の工事終了日の翌稼働日を開始日と決定する。仕上工事の工期60は、工事開始日69を1日目とした工事日数後を工事終了日として算出される。図8の例では、仕上工事の工事開始日69は、内装工事の工事終了日(2013年10月31日)の翌稼働日である2013年11月1日である。仕上工事の工事終了日は、2013年11月1日を1日目とした12日後の2013年11月12日である。総合検査日は、仕上工事の工事終了日(2013年11月12日)の翌稼働日である2013年11月13日である。
各作業項目の作業日は、作業期間が工事種61毎(図8参照)の工事日数と同様の方法によって算出され、決定されている日、すなわち本実施形態では工事全体の開始日78及び作業項目データ90(図13(B)参照)中の作業順に基づいて算出される。各作業項目の作業日は、工期60と同時に算出されることが好ましい。
工程表情報131は、各邸毎について生成され、情報処理端末10を含む通信可能な端末からサーバ11のメモリ37に記憶される。工程表情報131は、図16に示されるように、所定期間毎の工事種61毎(図8参照)の仕事量情報142と、識別情報139と、その他の邸情報51と、工事全体の開始日を示す開始日情報87と、工事種61毎の工事開始日69及び工事種61毎に含まれる作業項目の施工日の情報を含む指定日情報98と、編集データ79のタイトルを示すタイトル情報141と、を含み、これらの一部のみを指す場合もある。なお、図16には1つのタイトル情報141のみが示されているが、工程表情報131は、複数のタイトル情報141を含んでもよい。
図14(B)に示されるように、繁閑閾値情報140は、サーバ11のメモリ37に表データとして記憶されている。繁閑閾値情報140は、繁閑閾値143、積算仕事量121の範囲及び繁閑表示123を示す値又は色情報を含む。繁閑閾値情報140は、積算仕事量121の範囲と繁閑表示123とを対応させている。
仕事量情報142(図16参照)は、例えば、工事種61毎に工期60(図8参照)に動員される日毎の作業者の数、1日に施工する面積(基礎工事の場合は基礎長)で記憶される。
識別情報139は、例えば、契約物件番号である。タイトル情報141は、工程表情報131の編集履歴としても捉えられる。
[情報処理端末10の動作]
以下、図18~図31が参照されつつ、本実施形態に係る第1プログラム26、第2プログラム27及び第3プログラム28に記述された命令に従ったCPU22による情報処理端末10の動作が説明される。なお、CPU22による処理は、OS25を介したハードウェア制御も含む。なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU22が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPU22がデータを取得する」という概念に含まれる。
[第1プログラム26]
ユーザは、情報処理端末10において第1プログラム26を起動する。情報処理端末10は、識別情報139を取得したことに応じて(S10)、選択画面14をディスプレイ31に表示する(S11)。識別情報139は、例えば、ユーザ入力によって取得される。情報処理端末10は、選択画面14においてオブジェクト15が選択されたと判断したことを条件として(S12:オブジェクト15)、開始日情報87・指定日情報98受付処理を開始する(S13)。
図20に示されるように、情報処理端末10は、開始日情報87・指定日情報98受付処理において、イベント日受付画面47をディスプレイ31に表示する(S31)。情報処理端末10は、オブジェクト48、49、50の選択を受け付ける(S32、S33、S34)(以下、第1選択受付状態と称す)。情報処理端末10は、オブジェクト48が選択されたと判断したことを条件として(S32:Yes)、予定日欄48B又は実績日欄48Cの入力を受け付ける(S36)。情報処理端末10は、予定日欄48B又は実績日欄48Cの入力を受け付けたことに応じて(S36)、イベント日受付画面47を第1選択受付状態とする。
図4に示されるように、予定日欄48B又は実績日欄48Cに入力された日付が、開始日情報87又は指定日情報98である。No.1の「基礎工事開始」に対応させて開始日情報87である2013年8月5日が入力されている。No.600の「上棟式」に対応させて指定日情報98である2013年9月10日が入力されている。なお、予定日欄48Bと実績日欄48Cの両方に日付が入力されている場合、実績日欄48Cの日付を開始日情報87又は指定日情報98として扱う。以下では、開始日情報87と指定日情報98をまとめて日付情報144と称することがある。図4で示される日付情報144の日付は、他の図面と整合していない。
情報処理端末10は、オブジェクト49が選択されたと判断したことを条件として(S33:Yes)、第1プログラム26を終了する。
情報処理端末10は、オブジェクト50が選択されたと判断したことを条件として(S34:Yes)、識別情報139及びオブジェクト50の選択時における日付情報144をサーバ11に送信する(S35)。情報処理端末10は、識別情報139及び日付情報144をサーバ11に送信したことに応じて(S35)、第1プログラム26を終了する。なお、情報処理端末10は、識別情報139及び日付情報144をサーバ11に送信したことに応じて(S35)、イベント日受付画面47を第1選択受付状態としてもよい。
図19(A)に示されるように、サーバ11は、情報処理端末10から識別情報139及び日付情報144を受信したことに応じて(S35)、識別情報139と日付情報144を対応させてメモリ37に記憶する(S21)。日付情報144は、識別情報139と対応させて記憶されるため、サーバ11は、識別情報139を取得することにより日付情報144を出力することができる。
情報処理端末10は、図20に示されるように、イベント日受付画面47のいずれのオブジェクト48、49、50も選択されていないと判断したことを条件として(S32、S33、S34:No)、イベント日受付画面47を第1選択受付状態とする。
[第2プログラム27]
図18に示されるように、情報処理端末10は、選択画面14においてオブジェクト16が選択されたと判断したことを条件として(S12:オブジェクト16)、第2プログラム27を起動し、積算仕事量画面115表示処理を実行する(S14)。
図22に示されるように、情報処理端末10は、積算仕事量画面115表示処理において、設定画面102をディスプレイ31に表示する(S41)。情報処理端末10は、図22及び23に示されるように、オブジェクト104~107、109~113の選択を受け付ける(S42、S44、S46、S48、S50、S52、S54、S56、S57)(以下、第2選択受付状態と称す)。
情報処理端末10は、オブジェクト104のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S42:Yes)、選択されたオブジェクト104を選択状態とし、その他のオブジェクト104を解除状態とし、選択されたオブジェクト104に対応する工事種61(図8参照)について積算仕事量画面115を表示するものとする(S43)。情報処理端末10は、ステップS43を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト105が選択されたと判断したことを条件として(S44:Yes)、ユーザ入力を受け付ける(S45)。オブジェクト105に対するユーザ入力は、例えば、西暦の日付である。情報処理端末10は、ユーザ入力を受け付けたことに応じて(S45)、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト106のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S46:Yes)、選択されたオブジェクト106を選択状態とし、その他のオブジェクト106を解除状態とし、選択されたオブジェクト106に対応するグラフ種別について積算仕事量画面115を表示するものとする(S47)。情報処理端末10は、ステップS47を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト107のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S48)、選択されたオブジェクト107を選択状態とし、その他のオブジェクト107を解除状態とし、選択されたオブジェクト107に対応する単位によって積算仕事量画面115を表示するものとする(S49)。情報処理端末10は、ステップS49を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト109のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S50:Yes)、選択されたオブジェクト109を解除状態から選択状態又は選択状態から解除状態とする(S51)。情報処理端末10は、選択状態であるオブジェクト109に対応する支店について積算仕事量画面115を表示するものとする。情報処理端末10は、ステップS51を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト110が選択されたと判断したことを条件として(S52:Yes)、全てのオブジェクト109を選択状態とする(S53)。情報処理端末10は、オブジェクト111が選択されたと判断したことを条件として(S54:Yes)、全てのオブジェクト109を解除状態とする(S55)。情報処理端末10は、ステップS55を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
図23に示されるように、情報処理端末10は、オブジェクト112が選択されたと判断したことを条件として(S56:Yes)、第2プログラム27を終了し、積算仕事量画面115表示処理を終了する。
情報処理端末10は、オブジェクト113が選択されたと判断したことを条件として(S57:Yes)、サーバ11から積算仕事量121Bのデータを取得する(S58)。情報処理端末10は、ステップS58において、領域103で設定された条件に基づいた積算仕事量121Bのデータを取得する。
図21に示されるように、情報処理端末10は、サーバ11に積算仕事量121Bのデータを要求する。サーバ11は、情報処理端末10の要求に基づいて、積算仕事量121Bのデータを情報処理端末10に送信する。なお、サーバ11は、情報処理端末10に積算仕事量121Bのデータを送信するにあたって、以下の処理を実行している。
図21に示されるように、サーバ11は、複数の邸の工程表情報131を取得する(S22)。複数の邸の工程表情報131は、情報処理端末10を含む外部端末(不図示)から1件ずつ送信される。サーバ11が取得した各工程表情報131は、メモリ37に記憶される。サーバ11は、各工程表情報131からそれぞれ仕事量情報142を抽出し、積算仕事量121Aを算出する(S23)。サーバ11は、例えば、24時間毎に積算仕事量121Aを算出し、メモリ37に記憶する。サーバ11は、情報処理端末10の要求を受け付けたことを条件として、情報処理端末10に送信する積算仕事量121Bを算出又は決定する(S24)。サーバ11は、積算仕事量121Bを算出又は決定したことに応じて(S24)、情報処理端末10に送信する(S58)。
情報処理端末10は、図22及び図23に示されるように、設定画面102のいずれのオブジェクト104~107、109~113も選択されていないと判断したことを条件として(S44、S46、S48、S50、S52、S54、S56、S57:No)、設定画面102を第2選択受付状態とする。
図23に示されるように、情報処理端末10は、積算仕事量121Bのデータを取得したことに応じて(S58)、積算仕事量121Bのデータを用いて積算仕事量画面115をディスプレイ31に表示する(S59)。情報処理端末10は、図23に示されるように、オブジェクト117、119の選択を受け付ける(S60、S63)(以下、第3選択受付状態と称す)。
情報処理端末10は、オブジェクト117のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S60:Yes)、選択されたオブジェクト117を解除状態から選択状態又は選択状態から解除状態とする(S61)。情報処理端末10は、選択状態であるオブジェクト117に対応する施工分類のみについて棒グラフ118を表示する(S62)。ステップS62において、情報処理端末10は、選択状態であるオブジェクト117に対応する施工分類の数値を積算仕事量121Bから抽出する。情報処理端末10は、ステップS62を実行したことに応じて、積算仕事量画面115を第3選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト119が選択されたと判断したことを条件として(S63:Yes)、積算仕事量画面115を閉じ、設定画面102をディスプレイ31に表示する(S64)。情報処理端末10は、ステップS64において、直前にオブジェクト113が選択された際の設定条件にて設定画面102をディスプレイ31に表示することが好ましい。情報処理端末10は、ステップS64を実行したことに応じて、設定画面102を第2選択受付状態とする。
情報処理端末10は、終了のユーザ入力があったことを条件として(S65:Yes)、第2プログラム27を終了し、積算仕事量画面115表示処理を終了する。
情報処理端末10は、図23に示されるように、積算仕事量画面115のいずれのオブジェクト117、119も選択されず、終了のユーザ入力もされていないと判断したことを条件として(S60、S63、S65:No)、積算仕事量画面115を第3選択受付状態とする。
[第3プログラム28]
図18に示されるように、情報処理端末10は、選択画面14においてオブジェクト17(図3参照)が選択されたと判断したことを条件として(S12:オブジェクト17)、第3プログラム28を起動し、工程表作成処理を実行する(S15)。
図24に示されるように、情報処理端末10は、工程表作成処理において、識別情報139から邸情報51、タイトル情報141及びイベント日受付画面47で受け付けた開始日情報87並びに指定日情報98をサーバ11に要求する(S71)。サーバ11は、情報処理端末10から要求を受け付けたことに応じて、サーバ11は、各情報51、141、87、98を情報処理端末10に送信する。サーバ11は、ステップS71の要求を受け付ける前に、ステップS21、22、23の各処理を実行している。
図25に示されるように、情報処理端末10は、各情報51、141、87、98を取得したことに応じて(S71)、初期画面70をディスプレイ31に表示する(S72)。なお、情報処理端末10は、取得した各情報51、141、87、98をメモリ23に記憶する。情報処理端末10は、編集データ79A、79B、イベント情報欄73、オブジェクト74、75の選択を受け付ける(S73、S75、S77、S80、S81)(以下、第4選択受付状態と称す)。
情報処理端末10は、編集データ79Aが選択されたと判断したことを条件として(S73:Yes)、編集データ79Aを選択状態とする(S74)。情報処理端末10は、ステップS74を実行したことに応じて、初期画面70を第4選択受付状態とする。
情報処理端末10は、編集データ79Bが選択されたと判断したことを条件として(S75:Yes)、編集データ79Bを選択状態とする(S76)。情報処理端末10は、ステップS76を実行したことに応じて、初期画面70を第4選択受付状態とする。
情報処理端末10は、イベント情報欄73が選択されたと判断したことを条件として(S77:Yes)、イベント情報欄73において各日付の入力を受け付ける(S78)。情報処理端末10は、各日付の入力を受け付けたことに応じて、日付情報144として更新する(S79)。情報処理端末10は、ステップS79を実行したことに応じて、初期画面70を第4選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト74が選択されたと判断したことを条件として(S80:Yes)、第3プログラム28を終了し、工程表作成処理を終了する。
情報処理端末10は、オブジェクト75が選択されたと判断したことを条件として(S81:Yes)、工程表作成画面40表示処理を開始する(S82)。情報処理端末10は、初期画面70のいずれの編集データ79A、79B、イベント情報欄73、オブジェクト74、75も選択されていないと判断したことを条件として(S73、S75、S77、S80、S81:No)、初期画面70を第4選択受付状態とする。
図29に示されるように、情報処理端末10は、選択された編集データ79が編集データ79Aか編集データ79Bであるかを判断する(S131)。情報処理端末10は、選択された編集データ79が編集データ79Aであると判断したことを条件として(S131:79A)、情報131、124、144及びデータ81~86、88~90をサーバ11から取得する(S132)。情報処理端末10は、図24に示されるように、識別情報139から情報131、124、144及びデータ81~86、88~90をサーバ11に要求する。サーバ11は、情報処理端末10から要求を受け付けたことに応じて、繁閑表示情報124を生成する(S24)。ここで生成される繁閑表示情報124は、例えば、当該邸を施工する支店の繁閑表示123についてである。サーバ11は、繁閑表示情報124を生成したことに応じて(S24)、情報131、124、144及びデータ81~86、88~90を情報処理端末10に送信する。情報処理端末10は、サーバ11から取得した各情報及びデータをメモリ23に記憶する。なお、ステップS132は、取得処理の一例である。
図29に示されるように、情報処理端末10は、選択された編集データ79が編集データ79Bであると判断したことを条件として(S131:79B)、識別情報139から情報124、144、データ81~86、88~90及び基準値62の初期値63をサーバ11から取得する(S133)。情報処理端末10は、図24に示されるように、情報124、144、データ81~86、88~90及び基準値62の初期値63をサーバ11に要求する。サーバ11は、情報処理端末10から要求を受け付けたことに応じて、情報124、144、データ81~86、88~90及び基準値62の初期値63を情報処理端末10に送信する。情報処理端末10は、サーバ11から取得した各情報及びデータをメモリ23に記憶する。なお、ステップS133は、取得処理の一例である。
図29に示されるように、情報処理端末10は、情報124、データ81~86、88~90及び基準値62の初期値63を取得したことに応じて(S133)、メモリ23に記憶された各情報及びデータに基づいて工事種61毎の工期60(図8参照)を算出する(S134)。
情報処理端末10は、オブジェクト58を選択状態とするか解除状態とするかを決定するため、メモリ23に各工事種61(図8参照)の日付情報144が記憶されているかについてそれぞれ判断する(S135、S138、S141、S144)。情報処理端末10は、メモリ23に基礎の日付情報144が記憶されていないと判断したことを条件として(S135:No)、基礎に対応するオブジェクト58を解除状態に決定する(S136)。情報処理端末10は、メモリ23に基礎の日付情報144が記憶されていると判断したことを条件として(S135:Yes)、基礎に対応するオブジェクト58を選択状態に決定する(S137)。情報処理端末10は、他の工事種61(建方、内装、仕上)についても、同様に判断し(S138、S141、S144)、それぞれ決定する(S139、S140、S142、S143、S145、S146)ため、説明が省略される。
情報処理端末10は、オブジェクト58を選択状態とするか解除状態とするかを決定し、色分け処理を開始する(S147)。色分け処理では、棒グラフ64を表示する色を決定する。
情報処理端末10は、図30に示されるように、棒グラフ64の色分け処理を実行する(S147)。情報処理端末10は、基礎工事と建方工事の工期60の日程が重複していることを条件として(S151:Yes)、基礎工事と建方工事の工期60が重複する範囲の棒グラフ64を第1色65(図31参照)、重複しない範囲の棒グラフ64を第2色66で表示させる(S152)。情報処理端末10は、基礎工事と建方工事の工期60の日程が重複していないことを条件として(S151:No)、基礎工事を第2色66で表示させる(S153)。なお、図31の例では、基礎工事、建方工事、内装工事及び仕上工事の工事開始日69がユーザ入力によって所定の規則により算出されたものとは異なる日付とされているため、対応するオブジェクト58が解除状態とされている。
情報処理端末10は、建方工事と内装工事の工期60の日程が重複することを条件として(S154:Yes)、重複範囲が許容範囲内か重複する日数を閾値と比較する(S155)。情報処理端末10は、建方工事と内装工事の工期60の日程が許容範囲内で重複すると判断したことを条件として(S155:Yes)、工期60が重複する範囲の棒グラフ64を第3色67で表示させ、重複しない範囲の棒グラフ64を第2色66で表示させる(S156)。情報処理端末10は、建方工事と内装工事の工期60の日程が許容範囲を超えて重複していると判断したことを条件として(S155:No)、建方工事と内装工事の工期60が許容範囲を超えて重複する範囲の棒グラフ64を第1色65で(図31参照)、建方工事と内装工事の工期60が許容範囲内で重複する棒グラフ64を第3色67で、建方工事と内装工事の工期60が重複しない棒グラフ64を第2色66で表示させる(S157)。情報処理端末10は、建方工事と内装工事の工期60の日程が重複しないことを条件として(S154:No)、棒グラフ64を第2色66で表示させる(S158)。
情報処理端末10は、内装工事と仕上工事の工期60の日程が重複していることを条件として(S159:Yes)、内装工事と建方工事の工期60が重複する範囲の棒グラフ64を第1色65(図31参照)、重複しない範囲の棒グラフ64を第2色66で表示させる(S160)。情報処理端末10は、内装工事と仕上工事の工期60の日程が重複していないことを条件として(S159:No)、仕上工事を第2色66で表示させる(S161)。
情報処理端末10は、色分け処理を実行したことに応じて(S147)、警告処理を開始する(S148)。警告処理では、オブジェクト97を警告表示127とするか否かを決定する。
図19(B)に示されるように、情報処理端末10は、各特定期間125をそれぞれ算出し、オブジェクト97に表示する日数を決定する(S171、図8参照)。情報処理端末10は、例えば、生コン打設完了日から外装材入荷日までの特定期間125として11日、総合検査日から竣工検査日までの特定期間125として1日をそれぞれ算出し、オブジェクト97に表示する日数をこれらにそれぞれ決定する。情報処理端末10は、ステップS171を実行したことに応じて、各特定期間125が特定期間データ146に基づく各日数より短いか否かを判断する(S172)。
情報処理端末10は、特定期間125が特定期間データ146(図11(C)参照)に基づく日数より短いと判断したことを条件として(S172:Yes)、対応するオブジェクト97を警告表示127とすることに決定する(S173)。情報処理端末10は、図31に示されるように、警告表示127として例えば、生コン打設完了日と外装材入荷日との間の特定期間125が特定期間データ146より短いとき、対応するオブジェクト97のテキストボックス内を赤色で表示する。
図29及び図19(B)に示されるように、情報処理端末10は、ステップS173を実行したことに応じて、又は特定期間125が特定期間データ146に基づく期間より短くないと判断したことを条件として(S172:No)、工程表作成画面40をディスプレイ31に表示する(S149)。情報処理端末10は、ステップS149において、工事種61毎の工期60(図8参照)を示す工程表オブジェクト44に含まれる棒グラフ64と、繁閑表示情報124に基づいて決定された繁閑表示オブジェクト129と、を所定期間毎に対応させて工程表作成画面40を表示する。また、情報処理端末10は、初期画面70のイベント情報欄73において表示された日付情報144を対応する工事種61のオブジェクト56に表示する。情報処理端末10は、オブジェクト52、53A、56、58、54、96、42、91、93、94の選択を受け付ける(S83、S85、S89、S91、S96、S99、S103、S105、S107)(以下、第5選択受付状態と称す)。
図25に示されるように、オブジェクト52、53Aのいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S83:Yes)、オブジェクト52、53Aへの入力を受け付ける(S84)。情報処理端末10は、例えば、受け付けた基準値62をメモリ23に記憶する。情報処理端末10は、ステップS84後、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
情報処理端末10は、図26に示されるように、オブジェクト56のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S85:Yes)、選択されたオブジェクト56への開始日情報87或いは指定日情報98のユーザ入力を受け付ける(S86)。情報処理端末10は、ユーザ入力を受け付けたことに応じて、工事種61の工事開始日69が変更されたか否かを判断する(S87)。情報処理端末10は、工事開始日69が変更されたと判断したことを条件として(S87:Yes)、オブジェクト58を解除状態とする(S88)。その後、情報処理端末10は、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
図32の例では、繁閑表示123(図14参照)が参考にされ、内装工事の期間に積算仕事量121が支店の施工可能な仕事量の110%以上となる期間が含まれるため、内装工事開始日2013年9月14日(図8参照)を変更して、積算仕事量121が支店の施工可能な仕事量の80%より低い期間となる2013年10月8日が内装工事の工事開始日69としてオブジェクト56に入力され、オブジェクト58が解除状態とされている。
情報処理端末10は、選択状態のオブジェクト58のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S89:Yes)、選択されたオブジェクト58を解除状態に変更する(S90)。情報処理端末10は、ステップS90を実行したことに応じて、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト54が選択されたと判断したことを条件として(S91:Yes)、工事種61毎の工期60(図8参照)を再計算する(S92)。情報処理端末10は、ステップS92において、まず、オブジェクト52、53Aに表示されて、例えば、メモリ23に記憶されている基準値62に基づいて、工事種61毎の工事の日数を再計算する。次に、情報処理端末10は、解除状態のオブジェクト58に対応する工事種61の開始日78・工事開始日69を、オブジェクト56に表示されており、かつ例えば、メモリ23に記憶されている日付に決定して、当該工事種61の工事終了日を再計算する。このとき、情報処理端末10は、解除状態のオブジェクト58に対応する工事種61の工期60を得る。次に、情報処理端末10は、選択状態のオブジェクト58に対応する工事種61の工事開始日69を所定の規則に基づいて再計算する。このとき、情報処理端末10は、選択状態のオブジェクト58に対応する工事種61の工事終了日を決定し、工期60を得る。
情報処理端末10は、工期60を再計算したことに応じて(S92)、色分け処理を開始する(S93)。ステップS93の色分け処理は、ステップS147の色分け処理と同じであるため、説明が省略される。
情報処理端末10は、色分け処理を実行したことに応じて(S93)、警告処理を開始する(S94)。ステップS94の警告処理は、ステップS148の警告処理と同じであるため、説明が省略される。
情報処理端末10は、警告処理を実行したことに応じて(S94)、工程表作成画面40をディスプレイ31に再表示する(S95)。情報処理端末10は、ステップS95において、工事種61毎の工期60(図8参照)を示す工程表オブジェクト44に含まれる棒グラフ64と、繁閑表示情報124に基づいて決定された繁閑表示オブジェクト129と、を所定期間毎に対応させて工程表作成画面40を再表示する。情報処理端末10は、ステップS95を実行したことに応じて、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
図32の例では、内装工事についてオブジェクト56のユーザ入力がありオブジェクト58が解除状態とされたため(図8参照)、ステップS92の処理により内装工事の工期60が2013年10月8日から2013年11月24日までの48日間と再計算されている。仕上工事の工期60においては、オブジェクト58が選択状態のまま変更されていないため、ステップS92の処理により工事開始日69が2013年11月24日の翌稼働日である2013年11月25日とされ、2013年11月25日から2013年12月6日までの12日間と再計算されている。総合検査日においては、オブジェクト58が選択状態のまま変更されていないため、ステップS92の処理により、2013年12月6日の翌稼働日である2013年12月7日と再計算されている。建方工事及び内装工事の棒グラフ64は、ステップS93の処理により、第3色67で表示された一部が第2色66に変更されている。
情報処理端末10は、オブジェクト96が選択されたと判断したことを条件として(S96:Yes)、設定画面102(図5参照)をディスプレイ31に表示する(S97)。設定画面102が表示された際の情報処理端末10は、ステップS42~S57と同じ動作であるため詳細な説明が省略される。情報処理端末10は、設定画面102のオブジェクト113が選択されたと判断したことに応じて、工程表作成画面40を再表示する(S98)。情報処理端末10は、工程表作成画面40を再表示する際、設定画面102で設定した条件に基づいて繁閑表示情報124をサーバ11から取得して、繁閑表示123をチャート欄59の繁閑表示オブジェクト129に表示する。サーバ11は、図24に示されるように、情報処理端末10から要求を受け付けたことに応じて(S98)、繁閑表示情報124を生成する(S25)。ここで生成される繁閑表示情報124は、選択されたオブジェクト109に対応する支店の繁閑表示123についてである。サーバ11は、繁閑表示情報124を生成したことに応じて(S25)、繁閑表示情報124を情報処理端末10に送信する。情報処理端末10は、ステップS98を実行したことに応じて、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト42(図8参照)が選択されたと判断したことを条件として(S99:Yes)、ドロップダウンリストを選択可能な状態で表示する(S100)。情報処理端末10は、ドロップダウンリストを選択可能な状態で表示した後、ユーザ入力を受け付ける(S101)。情報処理端末10は、ユーザ入力されたタイトルを編集データ79のタイトルに決定する(S102)。情報処理端末10は、ステップS102を実行したことに応じて、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト91が選択されたと判断したことを条件として(S103:Yes)、工程表作成画面40を表示して変更した編集データ79の更新データをメモリ23から削除する(S104)。情報処理端末10は、ステップS104を実行したことに応じて、工程表作成画面40を閉じ初期画面70を表示する(S72)。
図28に示されるように、情報処理端末10は、オブジェクト93が選択されたと判断したことを条件として(S105:Yes)、工程表作成画面40を表示して変更した編集データ79をメモリ23から削除し、サーバ11に削除するよう要求する(S106)。情報処理端末10は、ステップS106を実行したことに応じて、工程表作成画面40を閉じ初期画面70を表示させる(S72)。
情報処理端末10は、オブジェクト94が選択されたと判断したことを条件として(S107:Yes)、更新画面130をディスプレイ31に表示する(S108)。
情報処理端末10は、更新画面130において、オブジェクト133、134、135、136、137、138の選択を受け付ける(S109、S111、S113、S115、S117、S119)(以下、第6選択受付状態と称す)。
情報処理端末10は、オブジェクト133のいずれかが選択されたと判断したことを条件として(S109:Yes)、選択されたオブジェクト133を選択状態から解除状態又は解除状態から選択状態に変更する(S110)。情報処理端末10は、ステップS110を実行したことに応じて、更新画面130を第6選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト134が選択されたと判断したことを条件として(S111:Yes)、全てのオブジェクト133を選択状態とする(S112)。情報処理端末10は、ステップS112を実行したことに応じて、更新画面130を第6選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト135が選択されたと判断したことを条件として(S113:Yes)、全てのオブジェクト133を解除状態とする(S114)。情報処理端末10は、ステップS114を実行したことに応じて、更新画面130を第6選択受付状態とする。
情報処理端末10は、オブジェクト136が選択されたと判断したことを条件として(S115:Yes)、識別情報139、工程表情報131及び日付情報144をサーバ11へ送信する(S116)。情報処理端末10は、ステップS116を実行したことに応じて、第3プログラム28を終了し、工程表作成処理を終了する。サーバ11は、識別情報139、工程表情報131及び日付情報144を取得したことに応じて(S116)、識別情報139、工程表情報131及び日付情報144をメモリ37に記憶する(S26)。
情報処理端末10は、オブジェクト137が選択されたと判断したことを条件として(S117:Yes)、識別情報139及び工程表情報131をサーバ11へ送信する(S118)。情報処理端末10は、ステップS118を実行したことに応じて、第3プログラム28を終了し、工程表作成処理を終了する。サーバ11は、識別情報139と工程表情報131を取得したことに応じて(S118)、識別情報139及び工程表情報131をメモリ37に記憶する(S27)。
情報処理端末10は、オブジェクト138が選択されたと判断したことを条件として(S119:Yes)、更新画面130を閉じ、工程表作成画面40をディスプレイ31に表示する(S120)。情報処理端末10は、ステップS120を実行したことに応じて、工程表作成画面40を第5選択受付状態とする。
[実施形態の作用効果]
本実施形態では、工程表作成画面40において、所定期間毎に対応して工程表オブジェクト44と繁閑表示オブジェクト129とが表示されるため、工事種61毎の工期60に対して繁閑状況を容易に把握することができる。
ユーザは、繁閑表示オブジェクト129に示される繁閑表示123を参考にして工事種61の工期60を変更できるため、図32に示されるように、積算仕事量121が支店の施工可能な仕事量に対して少ない時期に工期60を調整することができる。
また、ユーザ入力のある工事種61は、オブジェクト58が解除状態とされているため、当該工事種61の工期60は、ユーザ入力に基づいて算出されたことが認識可能となり、ユーザ入力のない工事種61のオブジェクト58を選択状態とすることでオブジェクト58に対応する工事種61の工期60がプログラムに記憶された所定の規則に基づいて再算出されることができる。
また、工期60の重複を棒グラフ64に示された色の違いで認識することができる。
オブジェクト97に表示された各特定期間125が、特定期間データ146に基づく各期間より短いことを警告表示127により認識することができる。
[変形例1]
本実施形態では、第2プログラム27に従って情報処理端末10のCPU22が積算仕事量121を取得し(S58)、積算仕事量画面115を表示した(S59)。しかしながら、積算仕事量画面115は、図17(B)に示されるように、サーバ11と同様の構成であって、ネットワークI/F235と、CPU236と、メモリ237と、を備える情報処理装置211が積算仕事量121を算出し、生成されてもよい。情報処理装置211は、メモリ237に積算仕事量画面115を生成するための第4プログラム227及びOS238が記憶される。メモリ237は、メモリ37と同様に、各情報124、131、データ81~86、88~90、146、基準値62、初期値63及び繁閑閾値143を記憶する。
情報処理装置211のCPU236は、積算仕事量画面115を生成し、情報処理端末10等の外部装置の要求に応じて生成された積算仕事量画面115を出力し、積算仕事量画面115がディスプレイ31等に表示される。なお、積算仕事量画面115は、本実施形態と同様に生成されるため詳細な説明が省略される。CPU236は、コントローラの一例である。メモリ237は、記憶部の一例である。
本実施形態では、第3プログラム28に従って情報処理端末10のCPU22が工程表作成画面40表示処理を実行した(S82)。しかしながら、工程表作成画面40は、図17(B)に示されるように、情報処理装置211のメモリ237に工程表作成画面40を生成するための第5プログラム228が記憶され、CPU236が生成してもよい。生成された工程表作成画面40は、情報処理端末10等の外部装置の要求に応じて出力される。なお、工程表作成画面40は、本実施形態と同様に生成されるため詳細な説明が省略される。
[その他の変形例]
本実施形態では、工程表システム100は、情報処理端末10と、サーバ11と、を備えていたが、工程表システム100は、情報処理端末10のみを備える構成であってもよい。本変形例では、各種情報及びデータは、メモリ23に記憶される。また、各種情報及びデータは、メモリ23から取得される。
また、工程表作成画面40は、工程表オブジェクト44においてオブジェクト58を有していたが、オブジェクト58が用いられなくともよい。この場合においても、情報処理端末10は、オブジェクト54が選択されたと判断したことを条件として(S91:Yes)、本実施形態と同様の再計算を実行する(S92)(図26参照)。
また、情報処理端末10は、ステップS92(図26参照)において、解除状態のオブジェクト58に対応する工事種61の工事開始日69についてオブジェクト56に表示されている指定日情報98に基づいて決定し、選択状態のオブジェクト58に対応する工事種61の工期60について所定の規則に基づいて再計算してもよい。
また、工事種61毎の工期60は、それぞれ日数が算出され、算出された日数が工事種61毎の工事開始日69から数えられることで決定されたが、工事種61毎の工期60は、ある作業項目の施工日が定められることにより、当該施工日に基づいて工期60が算出されてもよく、工事終了日から日数が逆算されることで決定されてもよい。
また、積算仕事量121Bは、積算仕事量121Aに基づいて算出されたが、情報処理端末10から積算仕事量121の要求を受け付けたことを条件として、複数の邸の工程表情報131に含まれる各仕事量情報142から算出されてもよい。
また、本実施形態では、積算仕事量121Bは、1つの支店についてのものであったが、複数のオブジェクト109が選択された複数の支店についての積算仕事量221B(図15(B)参照)であってもよい。
また、サーバ11は、ステップS23の処理を邸の工程表情報131を取得する度に実行してもよい。
また、各プログラム26、27、28は、表示する各画面14、47、102、115、70、40、130のオブジェクト及びグラフ等やこれらの配置に関するデータを含んでおらず、取得した情報やデータに表示する各画面14、47、102、115、70、40、130のオブジェクト及びグラフ等やこれらの配置に関するデータが含まれてもよい。