JP2002024308A - 建設システム、建設方法、建設計画生成装置、建設計画生成方法および建設計画生成プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

建設システム、建設方法、建設計画生成装置、建設計画生成方法および建設計画生成プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002024308A
JP2002024308A JP2000200857A JP2000200857A JP2002024308A JP 2002024308 A JP2002024308 A JP 2002024308A JP 2000200857 A JP2000200857 A JP 2000200857A JP 2000200857 A JP2000200857 A JP 2000200857A JP 2002024308 A JP2002024308 A JP 2002024308A
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JP
Japan
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construction
information
building
shape
construction plan
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JP2000200857A
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English (en)
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Koshu Kin
弘宗 金
Toshiyuki Yagi
敏行 八木
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Fudo Tetra Corp
Original Assignee
Fudo Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設計画の立案に要する労力、時間を削減
し、効率的な建設処理を行う。 【解決手段】 建設物の建設技術情報が互いに関連付け
られて格納されたデータベースと、電子ネットワークを
介して入力された建設物の建設条件を入力としてデータ
ベースを参照し、建設物の建設計画情報を出力する装置
とを具備し、出力された建設計画情報に基づいて建設物
を建設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規プロジェクト
の発掘、プロジェクトに適用する技術の決定、設計ツー
ルへの組み込み、発注、建設作業から成る一連の建設処
理を制御する建設システムおよび建設方法、所望の建設
物および土木構造物の建設計画を生成する建設計画生成
装置、建設計画生成方法および建設計画生成プログラム
を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
し、特に、電子ネットワークを介した情報処理技術を活
用して所望の建設条件に見合った建設技術を自動出力す
ることにより、PC工法技術、膜構造技術等、複雑特殊
な技術工程を含む一連の建設処理に要する労力および時
間を大幅に削減し、建設作業を統括的に管理することを
可能にする技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】現在、建築物、土木構造物等の建設作業
計画は、プロジェクト依頼を受ける度に、その都度その
都度立案され、通常、その立案作業は、設計者や建設業
者の経験や勘によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来までの建設作業計画の立案方法には、以下に示
すような問題点がある。
【0004】すなわち、従来までの計画立案処理は基本
的に人手によって行うので、1つのプロジェクトが完了
するまでに非常に多くの労力および時間が必要とされ、
注文者(利用者)のニーズに早急に応えることが難し
い。
【0005】また、PC(Precast Concrete)工法によ
る下部構造の建設処理や膜構造の形成技術を利用した建
設作業を含むような建設計画を立案する場合には、PC
工法や膜構造の形成技術が、他の建設技術と比較して、
特殊な技術的ノウハウを必要とするために、計画の立案
が難しく、特に、膜構造建設作業に関して言えば、その
建設作業が一連の建設処理の最終段階において行われる
ことが多いために、利用者の希望する膜構造を形成する
ことが困難であることが建設処理の最終段階になって始
めて判明し、設計処理の見直しが必要となる等、非常に
効率が悪い。
【0006】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的は、建設計画の立案に要
する労力および時間を大幅に削減し、効率的な建設処理
を行うことが可能な建設システムを提供することにあ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、建設計画の立
案に要する労力および時間を大幅に削減し、効率的な建
設処理を行うことが可能な建設方法を提供することにあ
る。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、建設計画の
立案に要する労力および時間を大幅に削減し、効率的な
建設処理を行うことが可能な建設計画生成装置を提供す
ることにある。
【0009】さらにまた、本発明の他の目的は、建設計
画の立案に要する労力および時間を大幅に削減し、効率
的な建設処理を行うことが可能な建設計画生成方法を提
供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、建設計画の立
案に要する労力および時間を大幅に削減し、効率的な建
設処理を行うことが可能な建設計画生成プログラムを格
納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
にあたって、発明者らは、設計作業、建設作業に関する
情報を格納したデータベースを構築し、利用者が建設を
希望する土木構造物、建築物に関する建設条件を入力と
して行った構造解析結果をパラメータとしてデータベー
ス内を参照し、所望の土木構造物、建築物の建設計画を
出力することにより、建設計画の立案に要する労力およ
び時間を大幅に削減し、効率的な建設処理を行うことが
可能になるという考えに基づき、以下の特徴を有する技
術的思想を発案するに至った。
【0012】本発明の第1の特徴は、建設物の建設技術
情報が互いに関連付けられて格納されたデータベース
と、電子ネットワークを介して入力された建設物の建設
条件を入力としてデータベースを参照し、建設物の建設
計画情報を出力する装置とを具備し、出力された建設計
画情報に基づいて建設物を建設する建設システムである
ことにある。
【0013】このシステムによれば、実際の建設作業に
移るまでの作業を電子ネットワーク上で行うことができ
るので、建設完了までに要する労力および時間を大幅に
削減した建設システムを構築することができる。
【0014】本発明の第2の特徴は、膜構造を備えた建
設物の建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造、
使用用途、耐候年数および仮恒区分に関する情報を入力
する入力部と、入力された建設計画地、形状、建設規
模、階数、下部構造および使用用途に関する情報を用い
て構造解析を実行し、膜構造に加わる外力を計算する構
造解析部と、外力を参照して、膜構造の形状および配置
を決定する膜形状決定部と、入力された耐候年数および
仮恒区分に関する情報を参照して、膜の材料を決定する
膜材料決定部と決定された膜の形状、配置および材料に
基づいた膜構造の建設計画情報を電子ネットワークを介
して出力する発注処理部とを具備し、建設計画情報に基
づいて膜構造を建設すること建設システムであることに
ある。
【0015】このシステムによれば、下部構造建設や膜
構造形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画
を高精度に立案、生成することができる上に、計画生成
作業の全てが電子ネットワークを介して電子的に実行さ
れるので、建設計画に要する多くの労力および時間を削
減することができる。
【0016】本発明の第3の特徴は、電子ネットワーク
を介して入力された建設物の建設条件に基づいて、建設
物の建設技術情報が互いに関連付けられて格納されたデ
ータベースを参照し、建設物の建設計画情報を出力する
ステップと、出力された建設計画情報に基づいて建設物
を建設するステップとを有する建設方法であることにあ
る。
【0017】この方法によれば、実際の建設作業に移る
までの作業を電子ネットワーク上で行うことができるの
で、建設完了までに要する労力および時間を大幅に削減
した建設システムを構築することができる。
【0018】本発明の第4の特徴は、膜構造を備えた建
設物の建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造お
よび使用用途に関する情報を入力するステップと、入力
された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造お
よび使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行し、
膜構造に加わる外力を計算するステップと、外力を参照
して、膜構造の形状および配置を決定するステップと、
建設物の耐候年数および仮恒区分に関する情報を入力す
るステップと、入力された耐候年数および仮恒区分に関
する情報を参照して、膜の材料を決定するステップと、
決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた膜
構造の建設計画情報を電子ネットワークを介して出力す
る発注処理ステップと、建設計画情報に基づいて前記建
設物を建設する建設ステップとを有する建設方法である
ことにある。
【0019】この方法によれば、下部構造建設や膜構造
形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画を高
精度に立案、生成することができる上に、計画生成作業
の全てが電子ネットワークを介して電子的に実行される
ので、建設計画に要する多くの労力および時間を削減す
ることができる。
【0020】本発明の第5の特徴は、電子ネットワーク
を介して入力された建設物の建設条件に基づいて、建設
物の建設技術情報が互いに関連付けられて格納されたデ
ータベースを参照し、建設物の建設計画情報を出力する
建設計画生成装置であることにある。
【0021】この装置によれば、実際の建設作業に移る
までの作業を電子ネットワーク上で行うことができるの
で、建設完了までに要する労力および時間を大幅に削減
した建設システムを構築することができる。
【0022】本発明の第6の特徴は、膜構造を備えた建
設物の建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造、
使用用途、耐候年数および仮恒区分に関する情報を入力
する入力部と、入力された建設計画地、形状、建設規
模、階数、下部構造および使用用途に関する情報を用い
て構造解析を実行し、膜構造に加わる外力を計算する構
造解析部と、外力を参照して、膜構造の形状および配置
を決定する膜形状決定部と、入力された耐候年数および
仮恒区分に関する情報を参照して、膜の材料を決定する
膜材料決定部と、決定された膜構造の形状、配置および
材料に基づいた膜構造の建設計画情報を電子ネットワー
クを介して出力する発注処理部とを具備する建設計画生
成装置であることにある。
【0023】この装置によれば、下部構造建設や膜構造
形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画を高
精度に立案、生成することができる上に、計画生成作業
の全てが電子ネットワークを介して電子的に実行される
ので、建設計画に要する多くの労力および時間を削減す
ることができる。
【0024】本発明の第7の特徴は、電子ネットワーク
を介して入力された建設物の建設条件に基づいて、建設
物の建設技術情報が互いに関連付けられて格納されたデ
ータベースを参照し、建設物の建設計画情報を出力する
ステップを有する建設計画生成方法であることにある。
【0025】この方法によれば、実際の建設作業に移る
までの作業を電子ネットワーク上で行うことができるの
で、建設完了までに要する労力および時間を大幅に削減
した建設システムを構築することができる。
【0026】本発明の第8の特徴は、膜構造を備えた建
設物の建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造お
よび使用用途に関する情報を入力するステップと、入力
された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造お
よび使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行し、
膜構造に加わる外力を計算するステップと、外力を参照
して、膜構造の形状および配置を決定するステップと、
建設物の耐候年数および仮恒区分に関する情報を入力す
るステップと、入力された耐候年数および仮恒区分に関
する情報を参照して、膜の材料を決定するステップと、
決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた膜
構造の建設計画情報を電子ネットワークを介して出力す
るステップとを有する建設計画生成方法であることにあ
る。
【0027】この方法によれば、下部構造建設や膜構造
形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画を高
精度に立案、生成することができる上に、計画生成作業
の全てが電子ネットワークを介して電子的に実行される
ので、建設計画に要する多くの労力および時間を削減す
ることができる。
【0028】本発明の第9の特徴は、電子ネットワーク
を介して入力された建設物の建設条件に基づいて、建設
物の建設技術情報が互いに関連付けられて格納されたデ
ータベースを参照し、建設物の建設計画情報を出力する
処理を含み、この処理をコンピュータに実行させる建設
計画生成プログラムを格納したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体であることにある。
【0029】この処理によれば、実際の建設作業に移る
までの作業を電子ネットワーク上で行うことができるの
で、建設完了までに要する労力および時間を大幅に削減
した建設システムを構築することができる。
【0030】本発明の第10の特徴は、膜構造を備えた
建設物の建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造
および使用用途に関する情報を入力する処理と、入力さ
れた建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構造およ
び使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行し、膜
構造に加わる外力を計算する処理と、外力を参照して、
膜構造の形状および配置を決定する処理と、建設物の耐
候年数および仮恒区分に関する情報を入力する処理と、
入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
して、膜の材料を決定する処理と、決定された膜構造の
形状、配置および材料に基づいた膜構造の建設計画情報
を電子ネットワークを介して出力する処理とを含み、こ
れらの処理をコンピュータに実行させる建設計画生成プ
ログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であることにある。
【0031】この処理によれば、下部構造建設や膜構造
形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画を高
精度に立案、生成することができる上に、計画生成作業
の全てが電子ネットワークを介して電子的に実行される
ので、建設計画に要する多くの労力および時間を削減す
ることができる。
【0032】なお、データベース内には、少なくともP
C工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納されて
いることが望ましく、下部構造建設や膜構造形成を含む
建設プロジェクトに対しても、建設計画を高精度に立
案、生成することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図13を参照し
て、上記の特徴を具現化した本発明の一実施形態に係わ
る建設システム、建設方法、建設計画生成装置、建設計
画生成方法および建設計画生成プログラムを格納したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の構成およびその動
作について詳しく説明する。
【0034】(建設システム、建設計画生成装置)始め
に、図1、2を参照して、本発明の実施形態に係わる建
設システムおよび建設計画生成装置の構成について説明
する。
【0035】本発明の実施形態に係わる建設システム
は、図1に示すように、建設計画立案サーバ(建設計画
生成装置)を具備し、建設計画立案サーバは、電子ネッ
トワークを介して入力される、建設を希望する土木構造
物、建築物の建設条件に基づいて、最適な建設計画を生
成し、生成した建設計画を電子ネットワークを介して利
用者および建設業者に対して出力する。
【0036】建設計画立案サーバは、具体的には、図2
に示すように、使用用途、建設予定地、構造形式、建設
規模、材料、建設物が恒久又は仮設のものであるかの区
分、価格、耐候年数等、建設を希望する建設物および土
木構造物に関する建設情報が互いに関連付けられて格納
されたデータベースを有し、これらの入力情報を用いた
構造解析結果を利用してデータベース内を検索し、デー
タベースの中から所望の土木構造物、建築物の建設作業
に最適な建設計画を抽出する。
【0037】なお、建設計画立案サーバは、建設作業の
比較的後半において行われるPC工法を利用した下部構
造建設、膜構造の形成作業を、全体の建設作業を立案す
る段階で考慮することができるように、PC工法を利用
した下部構造建設の技術的ノウハウや、フレーム形式、
サスペンション形式、ハイブリッド形式等、膜構造建設
のための技術情報が格納されている。
【0038】このように、本発明の実施形態に係わる建
設計画立案サーバによれば、下部構造建設や膜構造形成
を含む建設プロジェクトに対しても、建設計画を高精度
に立案、生成することができる上に、計画生成作業の全
てが電子ネットワークを介して電子的に実行されるの
で、建設計画に要する多くの労力および時間を削減する
ことができる。
【0039】また、この建築計画立案サーバを新規プロ
ジェクトの発掘、プロジェクトに適用する技術の決定、
設計ツールへの組み込み、発注、建設作業から成る一連
の建設処理に組み込み、生成された建設計画を電子ネッ
トワークを介して設計および建設業者に送信、発注する
ようにすれば、実際の建設作業に移るまでの作業を電子
ネットワーク上で行うことができるので、建設完了まで
に要する労力および時間を大幅に削減した建設システム
を構築することができる。
【0040】ここで、建設計画立案サーバのデータベー
スは、行と列からなる2次元の表で技術情報を格納した
RDB(Relational DataBase:関係データベース)形
式であることが望ましく、このような構成によれば、デ
ータの検索や更新似要する作業を大幅に軽減することが
できる。
【0041】また、建設計画立案サーバは、電子ネット
ワークを介して入力された利用者からのSQL(Structu
red Query Language:構造化照会言語)に応じて、RD
Bを管理するRDBMS(Relational DataBase Managem
ent System)を備えることが望ましい。このような構成
によれば、利用者はコンピュータシステムに対する深い
知識を要求されることなく、電子ネットワークを介して
自身の端末上に表示される計画立案用画面に所望の条件
を入力するだけで、建設計画の生成を指示することがで
きる。
【0042】なお、建設計画立案サーバには、いわゆる
汎用機、ワークステーション、PC、NC(Network Co
mputer)等が含まれ、例えば、図5に示す構成のような
概観を有し、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
52および光ディスクドライブ54を備えている。そし
て、フロッピーディスクドライブ52に対してはフロッ
ピーディスク53、光ディスクドライブ54に対しては
光ディスク56を挿入し、所定の読み出し操作を行うこ
とにより、これらの記録媒体に格納されたプログラムを
システム50内にインストールすることができる。ま
た、所定のドライブ装置を接続することにより、例え
ば、メモリ装置の役割を担うROM57や、磁気テープ
装置の役割を担うカートリッジ58を用いて、インスト
ールやデータの読み書きを実行することもできる。さら
に、サーバ管理者は、ディスプレイ51に表示される出
力情報を参照して、キーボード55を介して管理情報を
入力することにより、建設計画立案サーバの動作を制御
することができる。
【0043】また、ここでいう電子ネットワークは、電
気通信技術を利用した通信網全般を意味し、例えば、T
CP(Transmission Control Protocol)/IP(Inter
netProtocol)をベースとしたインターネットシステ
ム、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Are
a Network)、光ファイバ通信、ケーブル通信、衛星通
信、移動体通信等の利用が考えられる。
【0044】(建設方法、建設計画生成方法)次に、図
3、4および図6乃至図13を参照して、本発明の実施
形態に係わる建設システムおよび建設計画生成装置を利
用した、本発明の実施形態に係わる建設方法について説
明する。
【0045】本発明の実施形態に係わる建設方法は、以
下の処理ステップにより実行される。なお、以下の説明
においては、PC工法技術および膜構造形成技術が必要
とされる建設プロジェクトの立案から建設作業の実行ま
での建設フローについて説明するが、これは、既に述べ
たように、PC工法技術や膜形成技術が、他の技術と比
較して、建設計画立案のために多くの技術的ノウハウが
必要とされる特殊な技術分野であり、また、建設工程の
最終段階において適用される技術でもあるので、建造物
全体の建設フローをも考慮した、高精度の建設計画を生
成する必要があるためである。しかしながら、本発明の
技術的範囲はこれに限られることなく、建設計画立案サ
ーバが保有するデータベースに、他の技術に関する技術
的ノウハウを格納することにより、他の特殊技術を包含
した建設計画の立案にも応用することができることは勿
論である。
【0046】(1)利用者が電子ネットワークを介して
建設計画立案サーバにアクセスすると、建設計画立案サ
ーバは、図6に示す建設地入力画面60を利用者の端末
上に出力する。利用者は、建設地入力画面60内に建築
計画地に関する情報を入力する(建設計画地入力ステッ
プ、S301)。
【0047】なお、建設計画地の入力作業は、利用者が
キーボード等を用いてマニュアルで入力するようにして
も、画面中の地図情報60aを参照して、画面内の建設
計画地をマウスポインタ等を用いてクリックして建設計
画地を指定するようにしても良い。
【0048】(2)建設計画地に関する情報が入力され
ると、次に、建設を計画している建築物の形状に関する
情報を建設計画立案サーバに対して入力する(形状入力
ステップ、S302)。
【0049】(3)建築物の形状に関する情報が入力さ
れると、続いて、建設を計画している建造物の規模に関
する情報を建設計画立案サーバに対して入力する(建設
規模入力ステップ、S303)。
【0050】(4)建築物の形状に関する情報が入力さ
れると、次に、建設を計画している建造物の階数に関す
る情報を建設計画立案サーバに対して入力する(階数入
力ステップ、S304)。
【0051】なお、上記の入力ステップS302〜30
4は、数値等を指定してマニュアルで建設計画立案サー
バに対して入力するようにしても、グラフィカルユーザ
インタフェイス(GUI)画面を介して、プルダウン式
のメニューリストから選択して入力するようにしても良
い。
【0052】(5)一連の入力処理が完了すると、建設
計画立案サーバは、下部構造を既に立案済みであるか否
かの判別を行う(質問を出力する)(判別ステップ、S
305)。そして、判別(利用者からの回答)の結果、
下部構造が既に立案済みである場合には(下部構造入寮
ステップ、S308)へ、下部構造が立案済みでない場
合には(構造条件入力ステップ、S306)へそれぞれ
移行する。
【0053】(6)下部構造が立案済みでない場合、建
設計画立案サーバは、建設する下部構造に対する条件の
入力を促す(構造条件入力ステップ、S306)。
【0054】ここで、本発明に実施形態に係わる下部構
造条件とは、PC工法で下部構造を構築するための条件
であり、具体的には、予算、強度、耐震性、内部空間に
おける柱のスパン、デザイン性等の条件がある。
【0055】(7)入力された下部構造条件に基づい
て、建設計画立案サーバが下部構造を決定する(下部構
造決定ステップ、S307)。具体的には、建設計画立
案サーバは、下部構造条件に基づいて、S、RC、SR
C、ハイブリッド等の種別を決定する。
【0056】(8)建設計画立案サーバに対して立案し
た下部構造に関する情報を入力する(下部構造入力ステ
ップ、S308)。
【0057】(9)下部構造の入力が完了すると、図7
に示す用途入力画面70を介して建設計画立案サーバに
対して膜構造の使用用途を入力する(用途入力ステッ
プ、S309)。
【0058】ここで、使用用途の入力処理は、画面70
右部に示された用途の実例を参照して所望の用途を選択
し、決定ボタン70cを押すことにより行う。なお、こ
の際、詳細ボタン70bを押すことにより、用途の詳細
情報を知ることができる。
【0059】(10)建設計画立案サーバは、前段のス
テップまでに入力された情報、すなわち、建設計画地、
形状、建設規模、階数、下部構造および使用用途を入力
として構造解析処理を実行し、膜構造に加わる荷重、外
力を計算する(構造解析ステップ、S310)。
【0060】(11)建設計画立案サーバは、構造解析
処理から計算された膜構造に加わる荷重、外力を参照し
てデータベース内を検索し、利用者が建設を希望する建
設物に最適な膜デザイン、膜配置等、膜構造に関する情
報を出力する(膜デザイン・配置出力ステップ、S31
1)。
【0061】ここで、指定された建設条件に対する膜デ
ザイン、膜配置の候補が複数ある場合には、例えば、図
8、10、11といった画面を出力し、所望の膜構造を
利用者に選択させるようする。なお、この際、膜構造に
関する詳細情報を知ることができるように、例えば、図
9に示すような画面を出力し、詳細な情報を読んだ後、
膜構造を決定することができるようにしても良い。
【0062】(12)建設計画立案サーバが出力した膜
デザインおよび配置の中から所望のものを選択、入力す
る(膜デザイン・配置決定ステップ、S312)。
【0063】ここで、所望の膜デザインおよび配置がな
い場合の時に備え、出力画面内に電子メールの送信手段
を設け、建設計画立案サーバの管理者(=営業)との連
絡を可能にしておくことが望ましい。
【0064】(13)指定した膜構造の耐候年数を建設
計画立案サーバに対して入力する(耐候年数入力ステッ
プ、S313)。
【0065】(14)建設を計画している建設物は仮設
建設であるか、恒久建設であるかの別(仮恒区分)を建
設計画立案サーバに対して入力する(仮恒区分入力ステ
ップ、S314)(15)建設計画立案サーバが、入力
された耐候年数および仮恒区分を参照してデータベース
内を検索し、入力された建設条件に最適な膜の材料種を
出力する(膜種出力ステップ、S315)。
【0066】なお、入力された建設条件に見合った膜の
材料種が複数ある場合には、図12に示すような膜材料
選択画面120を各材料に関する説明と共に起動し、利
用者が膜の材質を参照して、膜の材料種を決定すること
ができるようにすると良い。
【0067】(16)建設計画立案サーバが出力した材
料種を参照して、膜構造の材料種を決定する(膜種決定
ステップ、S316)。
【0068】(17)建設計画立案サーバが、以上の処
理ステップによって決定された事項(下部構造や膜構造
に関する情報等)をまとめて、見積もりを含めた提案書
(建設計画書)を作成する(提案書作成ステップ、S3
17)。
【0069】なお、見積は、データベース内に予め格納
された、使用する建設材料や工程非等の建設費用を参照
することにより作成することができる。ここで、他の膜
構造を利用した場合の見積も提案書内に掲載しておくよ
うにしても良く、これにより、利用者は見積から判断し
て建設事項を決定することができる。
【0070】(18)建設計画立案サーバが、作成した
提案書を電子ネットワークを介して利用者側の端末に送
信する(提案書送信ステップ、S318)。
【0071】なお、提案者は電子ネットワークを介して
送信することが望ましく、この場合には、提案書はHT
ML(HyperText Mark-up Language)形式、XML(eX
tensible Markup Language)形式、テキスト形式等の形
式で作成するようにする。これにより、利用者は如何な
る場所にいても電子ネットワークを介して提案書の内容
を確認することができる。
【0072】(19)利用者は送信された提案書の内容
を参照して、所望の条件を満たした建設処理が可能であ
るか否かを判別する(判別ステップ、S319)。判別
の結果、可能であると判断した場合には発注を出すため
に(発注処理ステップ、S320)に移行し、可能でな
いと判断した場合には、他の膜構造を選択して検討する
等、以前の処理ステップに移り、計画の再検討を行う。
【0073】ここで、営業担当者と直接交渉したいとい
う利用者のために、送信された提案書内に電子メールの
送信手段を用意しておくと良い。
【0074】(19)提案書の内容の承諾を受けた場
合、建設計画立案サーバは、提案の内容と係わる建設業
者に対して資材や人員の発注を行う(発注処理ステッ
プ、S320)。
【0075】(20)建設業者は、建設計画立案サーバ
からの発注要求に応じて、受注、建設作業を開始する
(建設作業ステップ、S321)。
【0076】このように、本発明の実施形態に係わる建
設計画生成方法によれば、下部構造建設や膜構造形成技
術など、特殊な建設技術に関する情報を含んだデータベ
ースを参照して建設計画を立案するので、下部構造建設
や膜構造形成を含む建設プロジェクトに対しても、建設
計画を高精度に立案、生成することができ、計画生成作
業の全てを電子ネットワークを介して実行することがで
きるので、多くの労力および時間を削減するばかりでな
く、建設プロジェクトに要する経費も削減することがで
きる。
【0077】また、この建築計画生成方法を新規プロジ
ェクトの発掘、プロジェクトに適用する技術の決定、設
計ツールへの組み込み、発注、建設作業から成る一連の
建設処理に組み込み、生成された建設計画を電子ネット
ワークを介して設計および建設業者に送信、発注するよ
うにすれば、実際の建設作業に移るまでの一連の設計フ
ロー全ての電子ネットワーク上で実現することができる
ので、建設完了までに要する労力および時間を大幅に削
減した建設方法を構築することができる。
【0078】なお、本発明の実施形態に係る建設方法
は、プログラム化しコンピュータ読取り可能な記録媒体
に保存しても良い。そして、建設計画を立案する際は、
この記録媒体をコンピュータシステムに読み込ませ、コ
ンピュータシステム内のメモリ等の記憶部にプログラム
を格納し、建設プログラムを演算装置で実行することに
より、本発明の建設方法を実現することができる。ここ
で、記録媒体とは、例えば、半導体メモリ、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプ
ログラムを記録することができるようなコンピュータ読
取り可能な記録媒体等が含まれる。
【0079】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々実施の形態等を包含するということは十分に理
解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥
当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ
限定されるものでなければならない。
【0080】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の建設シ
ステム、建設装置によれば、建設方法新規プロジェクト
の発掘、プロジェクトに適用する技術の決定、設計ツー
ルへの組み込み、発注、建設作業から成る一連の建設処
理に組み込み、生成された建設計画を電子ネットワーク
を介して設計および建設業者に送信、発注するようにす
れば、実際の建設作業に移るまでの一連の設計フロー全
ての電子ネットワーク上で実現することができるので、
建設完了までに要する労力および時間を大幅に削減した
建設方法を構築することができる。
【0081】また、本発明の建設計画生成装置、建設計
画生成方法および建設計画生成プログラムを格納したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、下部構造
建設や膜構造形成技術など、特殊な建設技術に関する情
報を含んだデータベースを参照して建設計画を立案する
ので、下部構造建設や膜構造形成を含む建設プロジェク
トに対しても、建設計画を高精度に立案、生成すること
ができ、計画生成作業の全てを電子ネットワークを介し
て実行することができるので、多くの労力および時間を
削減するばかりでなく、建設プロジェクトに要する経費
も削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる建設システムの構成
を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係わる建設計画立案用デー
タベースの構成を示す模式図である。
【図3】本発明の実施形態に係わる建設方法を示すフロ
ーチャート図である。
【図4】本発明の実施形態に係わる建設方法を示すフロ
ーチャート図である。
【図5】本発明の実施形態に係わる建設装置の概観を示
す模式図である。
【図6】本発明の実施形態に係わる建設計画地入力画面
を示す模式図である。
【図7】本発明の実施形態に係わる建設用途入力画面を
示す模式図である。
【図8】本発明の実施形態に係わる構造形式選択画面を
示す模式図である。
【図9】本発明の実施形態に係わる詳細情報表示画面を
示す模式図である。
【図10】本発明の実施形態に係わる膜タイプ選択画面
を示す模式図である。
【図11】本発明の実施形態に係わる膜断面形状選択画
面を示す模式図である。
【図12】本発明の実施形態に係わる膜材料選択画面を
示す模式図である。
【図13】本発明の実施形態に係わる提案書画面を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 建設システム 2、20 建設計画立案用データベース 50 コンピュータシステム 51 ディスプレイ 52 フロッピーディスクドライブ 53 フロッピーディスク 54 光ディスクドライブ 55 キーボード 56 光ディスク 57 ROM 58 カートリッジ 60 建設地入力画面 70 建設用途入力画面 80 構造形式入力画面 90 詳細情報表示画面 100 膜タイプ選択画面 110 膜断面形状選択画面 120 膜材料選択画面 130 提案書画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 164 G06F 17/60 164

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設物の建設技術情報が互いに関連付け
    られて格納されたデータベースと、 電子ネットワークを介して入力された建設物の建設条件
    を入力として前記データベースを参照し、前記建設物の
    建設計画情報を出力する装置とを具備し、 出力された前記建設計画情報に基づいて前記建設物を建
    設することを特徴とする建設システム。
  2. 【請求項2】 前記データベース内には、少なくともP
    C工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の建設システム。
  3. 【請求項3】 膜構造を備えた建設物の建設計画地、形
    状、建設規模、階数、下部構造、使用用途、耐候年数お
    よび仮恒区分に関する情報を入力する入力部と、 入力された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構
    造および使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行
    し、前記膜構造に加わる外力を計算する構造解析部と、 前記外力を参照して、膜構造の形状および配置を決定す
    る膜形状決定部と、 入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
    して、膜の材料を決定する膜材料決定部と決定された膜
    の形状、配置および材料に基づいた前記膜構造の建設計
    画情報を電子ネットワークを介して出力する発注処理部
    とを具備し、 前記建設計画情報に基づいて前記膜構造を建設すること
    を特徴とする建設システム。
  4. 【請求項4】 電子ネットワークを介して入力された建
    設物の建設条件に基づいて、当該建設物の建設技術情報
    が互いに関連付けられて格納された前記データベースを
    参照し、当該建設物の建設計画情報を出力するステップ
    と、 出力された前記建設計画情報に基づいて前記建設物を建
    設するステップとを有することを特徴とする建設方法。
  5. 【請求項5】 前記データベース内には、少なくともP
    C工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の建設方法。
  6. 【請求項6】 膜構造を備えた建設物の建設計画地、形
    状、建設規模、階数、下部構造および使用用途に関する
    情報を入力するステップと、 入力された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構
    造および使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行
    し、前記膜構造に加わる外力を計算するステップと、 前記外力を参照して、膜構造の形状および配置を決定す
    るステップと、 前記建設物の耐候年数および仮恒区分に関する情報を入
    力するステップと、 入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
    して、膜の材料を決定するステップと、 決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた前
    記膜構造の建設計画情報を電子ネットワークを介して出
    力する発注処理ステップと、 前記建設計画情報に基づいて前記建設物を建設する建設
    ステップとを有することを特徴とする建設方法。
  7. 【請求項7】 電子ネットワークを介して入力された建
    設物の建設条件に基づいて、当該建設物の建設技術情報
    が互いに関連付けられて格納された前記データベースを
    参照し、当該建設物の建設計画情報を出力することを特
    徴とする建設計画生成装置。
  8. 【請求項8】 前記データベース内には、少なくともP
    C工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の建設計画生成装
    置。
  9. 【請求項9】 膜構造を備えた建設物の建設計画地、形
    状、建設規模、階数、下部構造、使用用途、耐候年数お
    よび仮恒区分に関する情報を入力する入力部と、 入力された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構
    造および使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行
    し、前記膜構造に加わる外力を計算する構造解析部と、 前記外力を参照して、膜構造の形状および配置を決定す
    る膜形状決定部と、 入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
    して、膜の材料を決定する膜材料決定部と、 決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた前
    記膜構造の建設計画情報を電子ネットワークを介して出
    力する発注処理部とを具備することを特徴とする建設計
    画生成装置。
  10. 【請求項10】 電子ネットワークを介して入力された
    建設物の建設条件に基づいて、当該建設物の建設技術情
    報が互いに関連付けられて格納された前記データベース
    を参照し、当該建設物の建設計画情報を出力するステッ
    プを有することを特徴とする建設計画生成方法。
  11. 【請求項11】 前記データベース内には、少なくとも
    PC工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納され
    ていることを特徴とする請求項10に記載の建設計画生
    成方法。
  12. 【請求項12】 膜構造を備えた建設物の建設計画地、
    形状、建設規模、階数、下部構造および使用用途に関す
    る情報を入力するステップと、 入力された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構
    造および使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行
    し、前記膜構造に加わる外力を計算するステップと、 前記外力を参照して、膜構造の形状および配置を決定す
    るステップと、 前記建設物の耐候年数および仮恒区分に関する情報を入
    力するステップと、 入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
    して、膜の材料を決定するステップと、 決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた前
    記膜構造の建設計画情報をを電子ネットワークを介して
    出力するステップとを有することを特徴とする建設計画
    生成方法。
  13. 【請求項13】 電子ネットワークを介して入力された
    建設物の建設条件に基づいて、当該建設物の建設技術情
    報が互いに関連付けられて格納された前記データベース
    を参照し、当該建設物の建設計画情報を出力する処理を
    含み、この処理をコンピュータに実行させることを特徴
    とする建設計画生成プログラムを格納したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記データベース内には、少なくとも
    PC工法技術、膜構造形成技術に関する情報が格納され
    ていることを特徴とする請求項13に記載の建設計画生
    成プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 膜構造を備えた建設物の建設計画地、
    形状、建設規模、階数、下部構造および使用用途に関す
    る情報を入力する処理と、 入力された建設計画地、形状、建設規模、階数、下部構
    造および使用用途に関する情報を用いて構造解析を実行
    し、前記膜構造に加わる外力を計算する処理と、 前記外力を参照して、膜構造の形状および配置を決定す
    る処理と、 前記建設物の耐候年数および仮恒区分に関する情報を入
    力する処理と、 入力された耐候年数および仮恒区分に関する情報を参照
    して、膜の材料を決定する処理と、 決定された膜構造の形状、配置および材料に基づいた前
    記膜構造の建設計画情報を電子ネットワークを介して出
    力する処理とを含み、これらの処理をコンピュータに実
    行させることを特徴とする建設計画生成プログラムを格
    納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003331069A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 Nec System Technologies Ltd システム構築支援方法およびシステム
JP2011198293A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Computer System Kenkyusho:Kk Cad情報生成システム、その方法およびプログラム

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