JP7221717B2 - 建築物の出来高管理方法及び出来高管理システム - Google Patents

建築物の出来高管理方法及び出来高管理システム Download PDF

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Description

本発明は、コンピュータによって実行される建築物の出来高管理方法及び出来高管理システムに関し、詳細には、建設の過程で流通する各建材の現在地及び/又は作業者に基づいて作業の進捗や作業者の工数を把握する建築物の出来高管理方法及び出来高管理システムに関する。
従来から、集合住宅等の建築物の建設現場では、手書きのチェックシートや星取表等を用いて、担当者が作業の進捗や作業者の工数等の出来高を管理していた。しかしながら、多数の部材や施工業者の出入りが頻繁に生じ、複数の工程を含む複数の工事も所々で行われているため、出来高を正確に把握することのみならず、一元的に管理するのは容易でなかった。このため、出来高に関する情報の共有が不十分なことから、最新の状況を建築の進捗に反映できず、作業効率の低下を招いていた。
特許文献1では、資材情報がICタグに書き込まれ、建築現場又は建築現場に至る流通の過程で、ICタグから資材情報が読み取られて、資材の確認又は認証が行われる住宅資材発注納入管理方法であり、建築現場に確実に納入されるようにして、建築現場に納入された資材と指定資材との間で、品番違い等の様々な点での不一致を生ずることがなく、現場でのトラブルや工期の遅れをなくすことに関する技術が開示されている。
特許文献2では、資材に取り付けられ所定の情報が記録される記憶媒体と、その記憶媒体に記録されている情報を読み取るリーダと、資材の情報を記録する資材データベースと、資材データベースに記録される情報と、リーダにより読み取られる情報との対比判断を行う情報処理部を有する資材・工程管理システムであり、構築物の建設に使用される資材の使用状態を正確に把握することができることに関する技術が開示されている。
特許文献3では、品目名、コード、サイズ等の各種情報を記録したラベルを読み取ることにより、仮設配管ユニット等の管理が徹底され、過不足や誤出庫を生じるということがなく、撤去後もラベルを読み取るだけでシステムへ反映されるため、出来高精算も迅速に処理し、仮設配管ユニット等を個別管理できるので、使用回数、使用期間、使用状況等の使用履歴がデータ化されて品質管理がより一層向上することになるという技術が開示されている。
特許文献4では、携帯端末機と、サーバと、設計図を表す画像データなどのデータ群をサーバから読み出して受渡ファイルを作成し、作業班の携帯端末機に送信し、携帯端末機に登録された出来高情報を集約して出来高管理を行う出来高管理装置で、画面に、設計図と重なる線分若しくは線分で囲む領域により施工箇所を表示する一方、タッチ操作して登録された出来高情報を出来高管理装置に送信する技術が開示されている。
特開2004-59249号公報 特開2006-127386号公報 特開2012-122209号公報 特開2013-206099号公報
しかしながら、上述した特許文献では、建築物の建設着工前から完了までに渡って、個々の建材の状況を正確に把握することは困難である。すなわち、公知の従来技術は、仕様の設計から各居室への取り付けまでの間で、個々の建材がいつどこでどうなっているかを容易かつ一元的に管理するものではない。したがって、工事毎の複数の工程のみならず、複数の工事の出来高を建材の状況に基づいて管理することはできない。
建築物の出来高を管理する手法は多数開示されてものの、構成が複雑なため、現実的には実施しにくく、効果も期待しがたい。その点に鑑みれば、建材の現在地を時間と共に正確に把握することで、建材の設計から居室への取り付けに至るまでの工程や工事の進捗のみならず、作業員の工数も自動的に管理することができるうえに、居室のリフォーム等に伴う建材の交換の有無も管理することができるようになる。
一方、建材は多種多様であり、かつ順不同に流通するため、建築物の出来高を管理するために必要な建材に関する情報の取り扱いを工夫すべきである。すなわち、少なくとも建材の現在地に関する情報を適時かつ容易に取得し、一元的に保管し、参照することができれば、建築物の出来高管理のために手間のかかる作業や属人的な判断が不要となるため、管理効率の向上も期待できる。
そこで、本発明の目的は、建築物の建設着工前から完了までに渡って適時かつ容易に取得した建材の現在地に関する情報及び/又は作業員に関する情報に基づいて複数の工程や工事における作業の進捗や作業員の工数を把握すると共に、建築物の完了後に生じるリフォーム等での建材交換時にも活用できる建築物の出来高管理方法及び出来高管理システムを提供することにある。
本発明は、コンピュータによって実行される建築物の出来高管理方法であって、上記建築物の居室毎の工事に伴う工程完了後に上記建築物の建材の現在地に関する場所情報及び/又は作業者に関する作業員情報並びに上記建材の属性に関する建材情報を取得し、上記建材毎に上記場所情報及び/又は上記作業員情報と上記工程に関する工程情報とを関連付けて上記工程の出来高情報を演算し、上記工程の出来高情報を時系列で可視化することを特徴とする。
また、上記工程とは別の工事に伴う工程完了後に上記場所情報及び/又は上記作業員情報並びに上記建材情報とは別の場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報を順不同で取得し、上記建材毎に上記別の場所情報及び/又は作業員情報と上記別の工程情報とを関連付けて上記別の工程の出来高情報を演算し、上記出来高情報と上記別の出来高情報とを別々に時系列で可視化することが望ましい。
また、上記工程の出来高情報に基づいて演算した上記居室毎の上記工事の出来高情報を上記工程の出来高情報に関連付けて記憶し、上記工事の出来高情報を可視化し、かつ上記工事の出来高情報から上記工程の出来高情報を呼び出して可視化することが望ましい。
また、上記工事の出来高情報に基づいて演算した上記建築物の出来高情報を上記工事の出来高情報に関連付けて記憶し、上記建築物に関する建築物情報と関連付けて上記建築物の出来高情報を可視化することが望ましい。
さらに、本発明は、コンピュータによって実行される建築物の出来高管理システムであって、上記建築物の居室毎の工事に伴う工程完了後に上記建築物の建材の現在地に関する場所情報及び/又は作業員に関する作業員情報並びに上記建材の属性に関する建材情報を取得する情報取得手段と、上記建材毎に上記場所情報及び/又は上記作業員情報と上記工程に関する工程情報とを関連付けて上記工程の出来高情報を演算する演算手段と、上記工程の出来高情報を時系列で可視化する表示制御手段とを備えていることを特徴とする。
また、上記情報取得手段が上記工程とは別の工事に伴う工程完了後に上記場所情報及び/又は上記作業員情報並びに上記建材情報とは別の場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報を上記情報取得手段から順不同で取得し、上記演算手段が上記建材毎に上記別の場所情報及び/又は作業員情報と上記別の工程情報とを関連付けて上記別の工程の出来高情報を順不同で演算し、上記表示制御手段が上記出来高情報と上記別の出来高情報とを別々に時系列で可視化することが望ましい。
また、上記演算手段が上記工程の出来高情報に基づいて演算した上記居室毎の上記工事の出来高情報を上記工程の出来高情報に関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、上記表示制御手段が上記工事の出来高情報を可視化し、かつ上記記憶手段に記憶された上記工事の出来高情報から上記工程の出来高情報を呼び出して可視化することが望ましい。
また、上記演算手段が上記建築物の上記工事の出来高情報に基づいて演算した上記建築物の出来高情報を上記工事の出来高情報に関連付けて上記記憶手段に記憶し、上記表示制御手段が上記建築物に関する建築物情報と関連付けて上記建築物の出来高情報を可視化することが望ましい。
以下に、本発明を構成する各要件の定義、意味、又は具体例を示す。
「建築物」とは、例えば集合住宅・商業施設が該当し、複数の居室で構成される建築物であればいずれでもよい。「建築物情報」とは、例えば上記建築物に関わる管理会社や施工業者・住所・部屋数・施工着手年月日・完成予定年月日、その他上記建築物を特定する情報に関する電子データが該当する。「建築物の居室毎の工事」とは、例えば外装工事・ガラス工事・設備工事・内装仕上工事が該当し、複数の建材で構成される居室の構築やリフォームに採用される一般的な工事であればいずれでもよい。「工事情報」とは、上記工事に関する電子データが該当する。「建築物の居室毎の工事に伴う工程」とは、例えば上記建材の設計・製造・出荷・納品・仮置き場設置・間配り・取り付けが該当し、上記工事に採用される一般的な工程であればいずれもよい。「工程情報」とは、上記工程に関する電子データが該当する。
「建材」とは、例えばドア・便器・洗面台・サッシ・窓・棚・壁・タイル・各種配線や配管が該当し、居室の構築やリフォームに採用される一般的な建材であればいずれでもよい。「建材情報」とは、例えばタグコード・出荷や納品等の上記工事又は上記工程に関する予定日・居室の階層・居室の部屋番号・品名・製品コード・1ロットあたりの個数・直近に完了した上記工事又は上記工程・上記工事又は上記工程の完了年月日時、供給先である建物名に関する電子データが該当し、上記工事や上記工程の作業進捗や作業工数の管理のために用いる一般的な建材の属性に関する情報であればいずれもよい。「建材の現在地」とは、例えば製造工場内の搬送用エレベータ前や出荷場・配送車の車種や車両番号・建設中の建築物の敷地内・居室内・居室内かつ建材の取り付け場所又はその近辺が該当し、上記工程完了時に認識できる拠点であればいずれでもよい。「場所情報」とは、上記現在地に関する電子データが該当する。「作業員」とは、例えば上記建材の現在地にいて上記工事や上記工程に関する実働や管理を行うヒトやロボットが該当し、上記場所情報・上記建材情報・上記作業員情報の取得を実行可能な手段であればいずれでもよい。「作業員情報」とは、上記作業員に関する電子データが該当し、上記場所情報を含んでいてもよい。
「工程の出来高情報」とは、例えば上記工程情報の各々に紐付く上記建材情報(例えば、上記工程の各々の完了年月日時)並びに上記場所情報及び/又は上記作業員情報が該当し、上記工程の各々の完了又は未完了を示す情報であればいずれでもよい。「工事の出来高情報」とは、例えば上記工事情報毎の各々に紐付く上記工程の出来高情報の各々が該当し、上記工事の各々の完了又は未完了を示す情報であればいずれでもよい。「建築物の出来高情報」とは、例えば順調・遅延等の建築の進度を把握する指標が該当し、上記建築物の状況を示す情報であればいずれでもよい。「工事の出来高情報」「工程の出来高情報」、及び「建築物の出来高情報」の「可視化」とは、例えば表化・グラフ化・図化・地図化・各種情報間の呼び出し機能に応じた表示(コンピュータ上のウィンドウの立上げやポップアップ等)が該当する。
「出来高管理システム」とは、少なくとも2つ以上のコンピュータ同士がネットワークを介して接続して電子データの送受信を行う集合体が該当する。コンピュータとは、例えばサーバ装置・パーソナルコンピュータ・タブレット端末・スマートフォン・ハンディ端末・マイクロプロセッサが該当し、電子データの取得・記録・送受信等を行う装置であればいずれでもよい。「情報取得手段」とは、例えばRFID(Radio Frequency Identifier)・バーコード・QRコード(登録商標)を無線で読み取って所定の電子データを取得したり他のコンピュータに送信したりするハンディ端末が該当し、所定の媒体に暗号化された情報の読取及び送信を行う携帯式のコンピュータであればいずれも該当する。「演算手段」及び「表示制御手段」とは、例えばコンピュータに内蔵してある所定のプログラムを搭載したマイクロプロセッサが該当し、所定のコンピュータに接続している別のコンピュータでもよい。「記憶手段」とは、例えばコンピュータに内蔵又は外付けしてあるメモリ機能を搭載した媒体が該当し、所定のコンピュータに接続している別のコンピュータでもよい。
本発明によれば、建築物の建設着工前から完了までに渡って適時かつ容易に取得した建材の場所情報及び/又は作業員情報に基づいて複数の工程や工事における作業の進捗や作業員の工数を把握すると共に、建築物の完了後に生じるリフォーム等での建材交換時にも活用できる。すなわち、複数の建材が、複数の拠点で設計及び製造され、複数の配送手段で建設現場に出荷及び納品され、複数の作業者に施工されても、各工程の完了後における建材の場所情報及び/又は作業員情報と共に建材情報を収集することで、情報の収集に手間がかからず、取り扱いも簡単な、個々の建材管理を含む建築物の出来高管理が期待できる。
本発明の一実施形態における建築物の出来高管理システムの構成を概念的に示す図である。 上記出来高管理システムによる出来高管理の流れの一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理システムによる出来高管理の流れの一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。 上記出来高管理の流れで登場する一手段による画面の一例を示す図である。既存杭の引き抜き工法の流れ(a)~(g)を概念的に示す図である。
以下、図1~図6cを参照しつつ、本発明の一実施形態における建築物の出来高管理システム(以下、「本出来高管理システム」ともいう。)について説明する。
なお、これらの図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに符番した部分もある。説明の便宜上、所定の部位やこの引き出し線を破線や想像線(二点鎖線)で示した部分もある。
本出来高管理システムは、単数又は複数の建築物に関する事業会社の研究・開発・設計・製造・物流等に関する拠点、並びに、建築物の建築現場の敷地内、建築物内、及び各居室内に備わるコンピュータから通信ネットワークを介して接続し、建築物の建材の場所情報に基づいて建築に関する工程及び工事の出来高を管理するものである。
まず、図1を参照しつつ、本出来高管理システムを構成する各部について説明する。
本出来高管理システムは、サーバ装置1と、サーバ装置1と通信ネットワークNを介して接続している複数のハンディ端末2とを備えている。
なお、サーバ装置1やハンディ端末2は、一般的なコンピュータでもよい。コンピュータに搭載されたCPU(Central Processing Unit)は、ROM(Read Only Memory)にロードされたプログラム・ソフトウェア・アプリケーションに従って各種処理を実行してもよい。RAM(Random Access Memory)には、CPUが各種処理を実行する上で必要な電子データが適宜記憶されていてもよい。CPU・ROM・RAMは、バスを介して相互に接続されていてもよい。バスには、入出力インターフェースが接続されていてもよい。入出力インターフェースには、入力機器(例えば、キーボード・マウス・タッチパネル・音声認識ソフト又は音声認識ソフトを搭載した機器)、出力機器(例えば、画面・スピーカー)、記憶機器(例えば、ハードディスクドライブ・フラッシュメモリ)、通信機器が接続されていてもよい。入出力インターフェースには、メディアドライブが接続されていてもよく、リムーバブルメディア(例えば、磁気ディスク・光ディスク・光磁気ディスク・半導体メモリ)が適宜装着され、所定の電子データの書き込みや読み出しが行われてもよい。コンピュータ間では、通信機器を介して電子データ・プログラム・ソフトウェア・アプリケーションのアップロードやダウンロードが行われたり、リムーバブルメディアを介してこれらの受け渡しが行われたりしてもよい。通信ネットワークNは、例えば、インターネット・イントラネット・エキストラネット・LAN・CATV通信網・VPN・電話回線・移動体通信網・衛星通信網でもよい。通信ネットワークNの全部又は一部を構成する伝送媒体は、有線(例えば、IEEE1394、USB・電力線搬送・電話線)や無線(例えば、IrDA・ブルートゥース(登録商標)・802.11無線・携帯電話網・衛星回線・地上波デジタル網)でも利用可能である。
サーバ装置1は、入力された所定の情報を所定の命令に従って演算する演算手段11と、演算手段11が出力した情報を可視化する表示制御手段12と、所定の情報を記憶する記憶手段13とを備えている。
演算手段11は、建築物の建材毎に、建材の現在地に関する場所情報及び/又は作業員に関する作業員情報と建築物の居室毎の工事に伴う工程に関する工程情報とを関連付けて工程の出来高情報を演算し、かつ、別の場所情報及び/又は作業員情報と別の工程情報とを関連付けて別の工程の出来高情報を順不同で演算する。換言すれば、演算手段11は、複数の建材毎に建材の場所情報及び/又は作業員情報と工程情報とを関連付けて工程の出来高情報を複数かつ適時演算する。
演算手段11は、ハンディ端末2から送られてきた場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報が工程の出来高情報の演算に適しているか否かを、記憶手段13に記憶済みの場所情報、作業員情報、建材情報、及び/又は工程の出来高情報に基づいて判断する。判断の基準は、例えば、送られてきた場所情報及び/又は建材情報が現時点の工程の出来高情報を演算するのに適した順番又は状況(ステータス)か否か、送られてきた場所情報及び/又は建材情報が記憶部13に記憶済みであるか否かである。
演算手段11は、上述のとおり演算した工程の出来高情報に基づいて居室毎の工事の出来高情報を演算して上記工程の出来高情報に関連付けて記憶手段13に記憶し、上記工事の出来高情報に基づいて建築物の出来高情報を演算して建築物情報と関連付けて記憶手段13に記憶する。
なお、演算手段11は、工程の出来高情報に基づいて作業員毎に作業員の出来高情報を演算してもよい。
表示制御手段12は、工程の出来高情報を時系列で可視化すると共に、別の出来高情報と別々に時系列で可視化し、さらに、工事の出来高情報を可視化し、かつ記憶手段13に記憶された工事の出来高情報から工程の出来高情報を呼び出して可視化し、さらに、単数又は複数の建築物の出来高情報を可視化する。換言すれば、表示制御手段12は、複数の工程の出来高情報を時系列で可視化し、複数の工事の出来高情報の各々から複数の工程の出来高情報や建築物の出来高情報を呼び出して可視化する。
表示制御手段12は、例えば表化、グラフ化、図化、地図化して各情報を可視化すると共に、コンピュータ上のウィンドウの立上げやポップアップ等で各情報を可視化する。
記憶手段13は、場所情報、作業員情報、建築物情報、建材情報、工事情報、工程情報、工事の出来高情報、及び工程の出来高情報を記憶し、工程完了後に場所情報及び建材情報をハンディ端末2から受け取って記憶し、別の工事に伴う工程完了後に場所情報及び建材情報と別の場所情報及び建材情報を順不同でハンディ端末2から取得して記憶し、工程の出来高情報に基づいて演算された居室毎の工事の出来高情報を工程の出来高情報に関連付けて記憶し、工事の出来高情報に基づいて演算した建築物の出来高情報を建築物情報と関連付けて記憶する。
ハンディ端末2は、タグに付されたRFIDから所定の情報を読み取る読取手段21と、読取手段が読み取った情報をサーバ装置1に提供する情報処理手段22とを備えている。
読取手段21は、各拠点に固定された場所情報及び/又は各作業員に付与された作業員情報を有するRFIDタグと、一ヶ所に集中又は各ヶ所に分散している建材に付された建材情報を有するRFIDタグとを近距離又は遠距離から読み取って場所情報及び/又は作業員情報と建材情報とを取得し、情報処理手段22に提供する。
情報処理手段22は、読取手段21が読み取った場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報、及び場所情報に紐づく工程情報を含む工程の出来高情報を演算するための各種情報を出力するアプリケーションを備えている。
情報処理手段22は、読取手段21が読み取った場所情報及び建材情報を一時的に記憶してサーバ装置1に送信するが、上記場所情報及び上記建材情報が適していない場合、サーバ装置1からその旨の情報を受信した後に上記建材情報及び上記場所情報を削除する。
次に、図1~図4bを参照しつつ、本出来高管理システムでの工程の出来高管理の一例として、建築物の建材を製造する事業会社の物流拠点から建築現場内に建材を配送する工程について説明する。
まず、図2に示す場所情報・建材情報の送信ステップ(S10)では、拠点内の搬送用エレベータ前に付与されたRFIDタグを図1に示すハンディ端末2の読取手段21が読み取ると、図3aに示すとおり情報処理手段22が備えたアプリケーション上の画面G10を介して工程情報表示部G101で「製造完了」、場所情報表示部G102で「搬送用エレベータ前」を表示する。
なお、読取手段21が作業員の所有物(ヘルメットや作業服等)に付与されたRFIDタグを読み取り、情報処理手段22が備えたアプリケーション上の画面を介して作業員情報表示部を表示してもよい。工程情報表示部G101に出力される工程情報は、場所情報表示部G102に表示される現在地に紐付けて情報処理手段22に記憶してあるか、又はサーバ装置1の記憶手段13から受け取ってもよい。場所情報表示部G102及び作業員情報表示部には、文字入力により現在地の場所情報や作業員情報が入力されてもよい。
そして、搬送用エレベータ前に積まれた製造完了後の建材の各々に付与されたRFIDタグを読取手段21が読み取ると、図3bに示すとおり、画面G10を介して建材情報表示部G103で上記建材のタグコードを表示する。その後、情報送信部G104で図1に示すサーバ装置1に場所情報及び建材情報を送信する。
なお、建材情報表示部G103に出力される情報は、建材を識別できるものであれば、いずれかでもよい。
送信された場所情報及び建材情報を、サーバ装置1が適していると判断すれば送信完了となり、サーバ装置1が適していないと判断すればサーバ装置1からその旨の情報を情報処理手段22が受信する。具体的には、図3cに示すとおり、画面G10とは別の画面G20を介して、エラー情報として情報処理手段22が送信したタグコード(A01・A02・A03)並びに上記タグコードに紐付けてサーバ装置1の記憶手段13が記憶している品名(引き戸扉)及び工程の出来高情報(出荷済み・納品済み)を表示する。その後、エラー原因(エラー情報)を除去して上記エラー情報に関するタグコードを、図3bに示す画面G10を介してクリア部G105で削除する。
これによれば、所定の時点かつ所定の現在地にあるべき建材か否かが、上記時点かつ現在地で発覚するため、建材の配送ミスや取り付けミスを回避することができ、出来高管理の精度の向上が期待できる。
なお、サーバ装置1に送信したタグコードを全て削除し、エラー原因(エラー情報)を除去した上で、新たにタグコードを読み取り送信するようにしてもよい。場所情報が配送車の車種及び車両番号の場合、これらに紐付く配送先に関する情報(例えば、建築物の名称や住所、建築物に関するプロジェクト名等)を、情報処理手段22にて適宜選択するようにしてもよい。
次に、図2に示す工程の出来高情報の演算ステップ(S20)では、サーバ装置1が図1に示すハンディ端末2から提供された場所情報及び建材情報を記憶手段13に記憶すると共に、演算手段11が上記場所情報及び上記建材情報と、記憶手段13に記憶済みの場所情報、建材情報、工事情報、工程情報、工事の出来高情報、及び工程の出来高情報のいずれか又は二つ以上の組合せとに基づいて、新規に工程の出来高情報を演算又は既存の工程の出来高情報をアップデートするために演算する。
そして、図2に示す工程の出来高情報の可視化ステップ(S30)では、演算手段11の演算結果に基づいて、図4aに示すとおり、表示制御手段12が、画面G30を介して記憶手段11に記憶されている工程の出来高管理情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、建築物選択部G301で建物名(例えば、「港区1丁目A」)を選択し、建材情報検索部G302で上記建物名に紐付く建材情報を記憶手段13から呼び出し、建材情報一覧表示部G303で上記建材情報を一覧表として出力する。上記一覧表は、連番で付される「No」、個々の建材に付されている「タグコード」、建材が上記建物名の建物に供給される「納品予定日」、建材が供給される上記建物の「階数」・「室番」、及び建材の「品名」・「製品コード」・「梱包No」・「梱包数」・「ステータス」・「ステータス完了日」に関するカラムを有する。「ステータス」とは、直近に完了した工程に関する工程情報が該当する。
なお、表示制御手段12は、例えば、上記建物の「棟・フロア(階数)」、上記建材の「納品予定日」、又は上記建材の「ステータス」で検索条件を限定する建材情報選択部G304を備えていてもよい。表示制御手段12は、削除部(符番しない)で建材情報を建材情報一覧表示部G303から削除してもよい。表示制御手段12は、上記一覧表の背景色により個々の建材の状況を示してもよく、例えば、出荷日(納品予定日-1日)又は納品日(納品予定日)を過ぎているのに出荷済み又は納品済みでない建材が表示される行の背景色を変えてもよい。
また、表示制御手段12が、建材別工程出来高情報呼出部G305で建材情報一覧表示部G303を介して記憶手段13から建材毎に工程の出来高情報を呼び出す。具体的には、建材別工程出来高情報呼出部G305が、建材情報一覧表示部G303に表示される「ステータス」や「ステータス完了日」等に該当する建材情報と記憶手段13に記憶されている建材情報とをリンクさせ、所定のアクション(例えば、クリック操作やタッチパネルへのプッシュ操作)で記憶手段13から上記建材情報に紐付く工程の出来高情報を呼び出す。
そして、図4bに示すとおり、表示制御手段12が、画面G40を介して建材別工程出来高情報呼出部G305で呼び出した建材情報に紐付く工程の出来高情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、図4aに示す建材情報一覧表示部G303に表示された建材情報の連番及びタグコードを建材情報参照部G401に一覧表として出力すると共に、工程出来高情報表示部G402で上記建材情報に関する建材の工程の出来高情報を一覧表として出力する。上記一覧表は、工程情報を示す「工程」、上記工程の「完了日」、及び上記工程が完了した「場所」に関するカラムを有する。換言すれば、表示制御手段12が、図1に示すハンディ端末2からサーバ装置1に提供された場所情報及び建材情報に基づいて、上記建材情報毎の工程の出来高情報を工程出来高情報表示部G402に可視化する。
これによれば、建材毎の工程の出来高情報を可視化することで、個々の建材のステータス及びステータスの完了日を容易かつ一元的に管理することができる。すなわち、建材がどの工程を終え、どの工程を向かえようとしているのかを常時把握することができることから、出来高管理の効率の向上が期待できる。
次に、図5~図6cを参照しつつ、本出来高管理システムでの工事の出来高管理の一例として、居室毎の工事の出来高管理及び上記工事毎の工程の出来高管理について説明する。
まず、図5に示す工事の出来高情報の演算ステップ(S110)では、図1に示すサーバ装置1の演算手段11が、前述のとおり演算された工程の出来高情報に基づき、又は記憶手段13に記憶済みの場所情報、建材情報、工事情報、工程情報、工事の出来高情報、及び工程の出来高情報のいずれか又は二つ以上の組合せとに基づいて、新規に居室毎の工事の出来高情報を演算又は既存の工事の出来高情報をアップデートするために演算する。
そして、図5に示す工事の出来高情報の可視化ステップ(S120)では、演算手段11の演算結果に基づいて、図6aに示すとおり、表示制御手段12が、画面G50を介して記憶手段11に記憶されている工事の出来高管理情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、建築物疑似表示部G501で疑似的に表示した建築中の建物の居室毎に工事の出来高情報を円グラフ状に表示する。同図では、4階建てかつ各階層に5つの居室を有する建築中の集合住宅における居室毎の工事の出来高管理情報を例示しており、上記工事の総数は4つである。建築物疑似表示部G501が、工程の出来高情報に基づいて演算された居室毎の工事の出来高情報に応じて円グラフの一部又は全部を着色する。例えば、105号室に関する工事は全て完了しているため円グラフの全てが黒色であり、405号室に関する工事は一つも完了していないため円グラフの全てが無着色である。
なお、工事の種類及び数、並びにグラフの形状、色及び着色の順序に限定はなく、色によって工事毎の出来高を可視化してもよい。
また、表示制御手段12が、工事出来高情報呼出部G502で建築物疑似表示部G501を介して記憶手段13から居室毎の工事の出来高情報を呼び出す。具体的には、居室別工事出来高情報呼出部G502が、建築物疑似表示部G501に表示される居室毎の工事の出来高情報と記憶手段13に記憶されている居室毎の工事の出来高情報及びこれに紐付く工程の出来高情報とをリンクさせ、所定のアクション(例えば、クリック操作やタッチパネルへのプッシュ操作)で記憶手段13から上記居室毎の工事の出来高情報及びこれに紐付く工程の出来高情報を呼び出す。
なお、所定のアクションにより呼び出す際、コンピュータのポップアップ機能により建築物疑似表示部G501の上に重なって呼び出してもよい。
そして、図6bに示すとおり、表示制御手段12が、画面G60を介して居室毎の工事の出来高情報及びこれに紐付く工程の出来高情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、居室別工事出来高情報表示部G601で上記居室毎の工事の出来高情報を一覧表として出力する。上記一覧表は、工事情報を示す「工事」、上記工事に伴う工程名(例えば、「出荷」、「納品」等)、及び各工事に関する「担当者」に関するカラムを有する。換言すれば、表示制御手段12が、サーバ装置1に記憶された工事毎の工程の出来高情報に基づいて居室毎の工事の出来高情報を表示する。
また、表示制御手段12が、居室別工事出来高情報表示部G601を介して工事別工程出来高情報呼出部G602で記憶手段13から工事毎に工程の出来高情報を呼び出す。具体的には、工事別工程出来高情報呼出部G602が、居室別工事出来高情報表示部G601に表示される工事毎の工程の出来高情報と記憶手段13に記憶されている工事毎の工程の出来高情報とをリンクさせ、所定のアクション(例えば、クリック操作やタッチパネルへのプッシュ操作)で記憶手段13から上記工事毎の工程の出来高情報を呼び出す。
なお、所定のアクションにより呼び出す際、コンピュータのポップアップ機能により図6aに示す建築物疑似表示部G501及び/又は居室別工事出来高情報表示部G601の上に重なって呼び出してもよい。
そして、図6cに示すとおり、表示制御手段12が、画面G70を介して工事毎の工程の出来高情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、工事別工程出来高情報表示部G701で上記工事毎の工程の出来高情報として、完了及び/又は未完了の工程名、及び納品済み及び/又は未済みの建材情報を出力する。同図は、203号室の管工事にて納品未完了の要因が製品コードXYZ10であることを示している。
これによれば、建材毎の工程の出来高情報と紐付けて工事毎の工程の出来高情報を可視化することで、個々の工事が完了したか否かを容易かつ一元的に管理することができる。すなわち、工事の進捗を各工程における建材の状況から常時把握することができることから、出来高管理の効率のさらなる向上が期待できる。
また、図示しないが、表示制御手段12が、画面を介して建築物の出来高情報を可視化する。具体的には、表示制御手段12が、建築物出来高情報表示部で建築物の出来高情報として、建築の進度を可視化する。より具体的には、表示制御手段12が、住所等の建築物情報に関連付けて地図化した建築物出来高情報表示部上で複数の建築物の出来高情報の表示位置を特定して所定の表示形式(例えば、色別、大きさ別)で建築の進度を可視化する。
さらに、表示制御手段12が、建築物出来高情報表示部を介して建築物別工事出来高情報呼出部で記憶部13から工事の出来高情報及びこれに紐付く工程の出来高情報とを呼び出す。具体的には、建築物別工事出来高情報呼出部が、建築物出来高情報表示部に表示される建築物の出来高情報と記憶手段13に記憶されている建築物毎の工事の出来高情報及び工事毎の工程の出来高情報とをリンクさせ、所定のアクション(例えば、クリック操作やタッチパネルへのプッシュ操作)で記憶手段13から上記居室毎の工事の出来高情報及びこれに紐付く工程の出来高情報を呼び出す。
なお、所定のアクションにより呼び出す際、コンピュータのポップアップ機能により建築物出来高情報表示部の上に重なって呼び出してもよい。
これによれば、複数の建築物の出来高情報を単一のサーバ装置で一元管理することが実現する。すなわち、工事の出来高情報に基づいて解析された建築の進度を建築物毎に確認できるのみならず、建築物の出来高情報に紐付く建築物毎の工事の出来高情報及び工事毎の工程の出来高情報を建築物出来高情報表示部から呼び出して確認できるので、例えば建築材の納品状況の異常に対する優先的な納品対応や効率的な作業員の配置の実現が期待できる。
1 サーバ装置
11 演算手段
12 表示制御手段
13 記憶手段
2 ハンディ端末(情報取得手段)
21 読取手段
22 情報処理手段

Claims (8)

  1. コンピュータによって実行される建築物の出来高管理方法であって
    築物の居室毎の工事に伴う工程の各工程完了後に
    当該建築物の建材について前記工程完了時に認識できる拠点を示す、建材の現在地に関する場所情報と、
    該建材の属性に関する建材情報、
    若しくは、
    当該建築物の建材について前記工程完了時に認識できる拠点を示す、建材の現在地に関する場所情報と、
    当該建材の属性に関する建材情報と、
    作業員に関する作業員情報を取得し、
    前記建材毎に前記場所情報及び/又は前記作業員情報と
    建築物の居室毎の工事に伴う工程に関する工程情報とを関連付け
    建築物の居室毎の工事に伴う工程の各工程の出来高情報を演算し、
    前記工程の出来高情報を時系列で可視化する
    ことを特徴とする建築物の出来高管理方法。
  2. 前記工程とは別の工事に伴う工程完了後に前記場所情報及び/又は前記作業員情報並びに前記建材情報とは別の場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報を順不同で取得し、
    前記建材毎に前記別の場所情報及び/又は作業員情報と前記別の工程情報とを関連付けて前記別の工程の出来高情報を演算し、
    前記出来高情報と前記別の出来高情報とを別々に時系列で可視化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建築物の出来高管理方法。
  3. 前記工程の出来高情報に基づいて演算した前記居室毎の前記工事の出来高情報を当該工程の出来高情報に関連付けて記憶し、
    前記工事の出来高情報を可視化し、かつ当該工事の出来高情報から前記工程の出来高情報を呼び出して可視化する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の建築物の出来高管理方法。
  4. 前記工事の出来高情報に基づいて演算した前記建築物の出来高情報を当該工事の出来高情報に関連付けて記憶し、
    前記建築物に関する建築物情報と関連付けて前記建築物の出来高情報を可視化する
    ことを特徴とする請求項3に記載の建築物の出来高管理方法。
  5. コンピュータによって実行される建築物の出来高管理システムであって
    築物の居室毎の工事に伴う工程の各工程完了後に
    当該建築物の建材について前記工程完了時に認識できる拠点を示す、建材の現在地に関する場所情報と、
    当該建材の属性に関する建材情報
    若しくは、
    当該建築物の建材について前記工程完了時に認識できる拠点を示す、建材の現在地に関する場所情報と、
    当該建材の属性に関する建材情報と、
    作業員に関する作業員情報を取得する情報取得手段と、
    前記建材毎に前記場所情報及び/又は前記作業員情報と
    建築物の居室毎の工事に伴う工程に関する工程情報とを関連付けて
    建築物の居室毎の工事に伴う工程の各工程の出来高情報を演算する演算手段と、
    前記工程の出来高情報を時系列で可視化する表示制御手段と、を備えている
    ことを特徴とする建築物の出来高管理システム。
  6. 記工程とは別の工事に伴う工程完了後に
    前記場所情報及び/又は前記作業員情報並びに前記建材情報とは別の場所情報及び/又は作業員情報並びに建材情報を前記情報取得手段から順不同で取得し、
    前記演算手段が前記建材毎に前記別の場所情報及び/又は作業員情報と前記別の工程情報とを関連付けて前記別の工程の出来高情報を順不同で演算し、
    前記表示制御手段が前記出来高情報と前記別の出来高情報とを別々に時系列で可視化する
    ことを特徴とする請求項5に記載の建築物の出来高管理システム。
  7. 前記演算手段が前記工程の出来高情報に基づいて演算した前記居室毎の前記工事の出来高情報を当該工程の出来高情報に関連付けて記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段が前記工事の出来高情報を可視化し、かつ前記記憶手段に記憶された当該工事の出来高情報から前記工程の出来高情報を呼び出して可視化する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の建築物の出来高管理システム。
  8. 前記演算手段が前記建築物の前記工事の出来高情報に基づいて演算した前記建築物の出来高情報を当該工事の出来高情報に関連付けて前記記憶手段に記憶し、
    前記表示制御手段が前記建築物に関する建築物情報と関連付けて前記建築物の出来高情報を可視化する
    ことを特徴とする請求項7に記載の建築物の出来高管理システム。
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