JP2005259078A - 支援装置および管理システム - Google Patents

支援装置および管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005259078A
JP2005259078A JP2004073523A JP2004073523A JP2005259078A JP 2005259078 A JP2005259078 A JP 2005259078A JP 2004073523 A JP2004073523 A JP 2004073523A JP 2004073523 A JP2004073523 A JP 2004073523A JP 2005259078 A JP2005259078 A JP 2005259078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
order
record information
information
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004073523A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhito Azuma
淳仁 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2004073523A priority Critical patent/JP2005259078A/ja
Publication of JP2005259078A publication Critical patent/JP2005259078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 バーコードの読み取り回数を削減することにより、作業性の向上を図ることができる管理システムを提供すること
【解決手段】 バーコードリーダと、そのバーコードリーダが読み取ったコード情報を含むデータを取得するとともに管理用データとして格納するデータベースを作成する上位コンピュータを備える。バーコードリーダからは、オーダコード,工程コード,コマンドコードなどからなる動作記録情報が、動作の区切り単位で1レコードにまとめられた状態で上位コンピュータに転送される。上位コンピュータでは、コマンドコードが作業開始(SST)の場合(S33)に、それまで送られてきた情報に基づき格納したデータベースを参照し、同一の製造オーダについての作業開始や、同一の製造オーダNo.+同一の工程コードについての作業開始の存在の有無をチェックし(S34,S39)、存在していない場合には、作業開始の情報に基づき、オーダ着手や工程開始についての情報を作成し、データベースの所定のファイルに登録するようにした(S35,S36)。
【選択図】 図15

Description

この発明は、1つの管理対象のオーダが、複数の作業を実施して完了するものに対する作業状況,実態等を管理するために適した支援装置および管理システムに関するものである。
工場等においては、ある製品を製造する場合の一連の作業について、進捗状況や作業時間などを管理したいという要求がある。通常、製造対象物は、ロット単位で各種の処理が行なわれる。そこで、管理の一例としては、あるロットの監視対象物(ワーク)が、ラインのどこまで進んでいるかや、納期との関係で問題がないかなどの進捗を管理するものがある。また、実際に製造するのに費やした総時間を管理することにより、コスト管理や生産計画等に利用することができる。
係る管理を行なうための1つの方法として、バーコードを付した管理シートを用意し、作業者はある処理を行なうに際し、バーコードリーダを用いて所定のバーコードを読み取る。そして、その読み取ったバーコードの情報をパソコン等の管理コンピュータに送り、その管理コンピュータにてバーコードの情報に基づき各種の管理を行なう。係るバーコードを用いた具体的な管理方法としては、以下に示すものがある。
図1は、ある製品を製造する場合に行なわれる処理の一例を示している。この例では、ある製品を製造するという1つの製造オーダが、所定のワーク1に対して、複数の工程1乃至Nを経て行なわれるとともに、各工程では、1または複数の作業が行われることを示している。ここで、ワーク1は、必ずしも全工程(工程1から工程N)を実行するわけではなく、各ワークの加工及び組み立てに対して必要な工程のみ実行される。さらに、各工程では、一人の作業者でその工程の全てを実行する場合と、複数の作業者で同一或いは異なる作業を分担して実行する場合がある。さらに、同じ作業者が休憩をはさんで異なる作業を行なうことや、休憩後同一の作業を再開することもある。
上記のような状況に鑑みた場合、進捗だけであれば、工程の開始及び終了のみの情報を取得し管理すれば足りる。しかし、作業時間までも管理するためには、各工程における各作業者の作業実態(作業開始/終了)まで把握する必要がある。
つまり、例えば工程1(切断)のように、二人の作業者A,Bが、共に時間Tだけ作業した場合には、その工程1に費やした総作業時間は2×Tとなる。また、工程2(プレス)のように、作業者Cが一人で作業する場合でも、途中で休憩を入れた場合には、その工程の開始から終了までの時間よりも実際に作業に費やした時間は休憩時間分だけ短くなる。従って、各作業者個々の作業開始と終了についての情報も収集し、それらを加味して作業時間の管理をする必要がある。
そこで、各ワーク1は、バーコード付の製造指示書2とともに搬送し、各工程の作業現場には、バーコード付の現場シート3を配置するとともに、各作業者にはその作業者を特定するための担当者コードを印刷したシート(担当者カード)4を携帯させる。図2に示すように、製造指示書2は、具体的な製造指示の内容に加え、製造対象を特定する製造オードNo.を示すバーコードが印刷されている。また、図3に示すように、工程名と、その工程名を特定するための工程コードのバーコードと、その工程で行なう作業者の動作の区切りを特定するためのバーコードが印刷されている。この動作の区切りを特定するためバーコードとしては、工程内の作業の開始および終了を特定するための「作業開始」,「作業終了」と、その工程自体の開始および終了を特定するための「工程開始」,「工程終了」,と、オーダの開始・終了等を特定するための「オーダ着手」,「オーダ完了」,「オーダ中止」,といったバーコードが、タイトルとともに印刷されている。さらに、図4に示すように、担当者カード4には、「担当者名」とバーコードからなる担当者コードが印刷されている。
そして、作業者は、「作業の開始/終了/中断/再開等」の動作の区切りの都度、バーコードリーダを操作して各帳票(製造指示書2,現場シート3,担当者カード4)に印刷されたバーコードを読み取り、所定タイミングで読み取ったバーコードの情報を管理コンピュータに送る処理を行なう。
具体的には、以下に示すように、各区切りに伴い、「」内のバーコードを、バーコードリーダを用いて読み取る処理を行なう。
*オーダ着手時
(1)現場シートの「オーダ着手」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
*オーダ中止時
(1)現場シートの「オーダ中止」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
*オーダ完了時
(1)現場シートの「オーダ完了」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
*工程開始時
(1)現場シートの「工程開始」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
(3)現場シートの「工程コード」
(4)担当者カードの「担当者コード」
*工程終了時
(1)現場シートの「工程終了」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
(3)現場シートの「工程コード」
(4)担当者カードの「担当者コード」
*作業開始時
(1)現場シートの「作業開始」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
(3)現場シートの「工程コード」
(4)担当者カードの「担当者コード」
*作業終了時
(1)現場シートの「作業終了」
(2)製造指示書の「製造オーダNo.」
(3)現場シートの「工程コード」
(4)担当者カードの「担当者コード」
このように、各動作の区切りの都度、どの製造対象について(製造オーダNo.で特定)、誰が(担当者コードで特定)、どの工程で(工程コードで特定)、何をするか(作業,工程などの動作の作業開始/終了コードで特定)の情報を、バーコードリーダを用いて入力する。なお、上記の発明と類似する先行文献としては、特許文献1がある。
そして、上述した各動作の区切りごとに、作業者がバーコードリーダを用いて所望のバーコードを読み取ると、そのバーコードリーダは内部時計により、読み取った日時情報を関連づけて記憶する。これにより、バーコードリーダの記憶エリアには、各動作の区切りが行われた日時とその動作を行った作業者が関連づけられたデータを1レコードとした動作区切り情報が格納される。
この動作区切り情報は、所定タイミングで上位コンピュータに転送される。そこで上位コンピュータでは、転送されてきた同作切り情報を取得するとともに、データベースに格納する。そして、上位コンピュータの管理者は、所望の検索条件を入力することによりの、上位コンピュータはデータベースにアクセスし、必要な情報を抽出し、管理情報として出力表示する。
つまり、例えば、あるロットの監視対象物(ワーク)が、どの工程まで進んでいるかを調べる場合には、対象となる「製造オーダNo.」が一致する「工程コード」を抽出し、「工程開始」と「工程終了」のペアが存在する場合にはその工程は終了していることを意味し、「工程開始」のみが存在する場合には現在その工程に着手中であることを意味する。また、例えば各工程にかかった時間を知りたい場合には、「製造オーダNo.」と「工程コード」が一致するデータを抽出し、「工程開始」の日時と「工程終了」の日時の差分を採ることにより算出できる。同様に、各作業にかかった時間を知りたい場合には、「製造オーダNo.」と「工程コード」と「担当者コード」が一致するデータを抽出し、「作業開始」の日時と「作業終了」の日時の差分を採ることにより算出できる。また、実際に製造するのに費やした総時間を求めるためには、対象となる「製造オードNo.」について、上記の各作業にかかった時間をそれぞれ算出するとともに、その総和を求めることにより得られる。
特開2002−41124号公報
しかしながら、上記した従来の管理システムでは、オーダの着手時は、ある作業者は、オーダ着手時,工程開始時並びに作業開始時の際のバーコードの読み取り作業を行う必要がある。係る場合、合計10回の読み取り作業を行なうことになり煩雑である。さらに、このようにたくさんのバーコードの読み取り作業を行なうことは、単に作業者への負担がかかるばかりでなく、読み取りミスの原因になる。また、このように読み取り作業が多くなると、必然的に上位コンピュータへ転送するデータも増える。さらに、上記の例では製造プロセスについて説明したが、同様の問題は検査プロセスその他各種のものに生じる。
この発明は、バーコード等のコード情報の読み取り回数を削減することにより、作業性の向上を図るとともに、正確な管理を行なうことのできる支援装置および管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る支援装置は、1つの管理対象のオーダが、複数の作業を実施して完了するものに対する管理システム用の支援装置である。そして、動作の区切り単位で1レコードとなる、前記管理対象を特定するオーダコードと、動作を特定するコマンドコードが関連づけられた動作記録情報を記憶する動作記録情報記憶部と、その動作記録情報記憶部に格納された1レコード分の動作記録情報を呼び出し、その呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その呼び出した動作記録情報と同一のオーダコードとオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する作成手段を備えて構成した。
そして、前記作成手段は、前記呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その動作情報記録情報と同一のオーダコードについてのオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報の有無を判断し、存在しない場合に前記同一のオーダコードとオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報を作成するように構成するとよい。
また、前記作業は、複数の工程にグループ分けされて管理されるものであり、前記動作記録情報は、その工程を特定する工程コードも関連付けて前記1レコード分のデータが構成されている場合において、前記作成手段は、前記動作記録情報記憶部に格納された1レコード分の動作記録情報を呼び出し、その呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その動作記録情報と同一のオーダコードと同一の工程コードと、工程開始のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する機能を備えるとよい。
さらに、前記作成手段は、オーダコードと工程コードが同一のものについての工程開始の存在の有無をチェックし、存在していない場合には、同一のオーダコードと同一の工程コードについての工程開始のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する機能を備えるとよい。
本発明によれば、動作記録情報に作業開始のコマンドコードが含まれている場合に、自動的或いは所定の条件を具備した場合にオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報や、工程開始のコマンドコードを含む動作記録情報が生成される。従って、作業員は、オーダ着手のコード情報や動作開始のコード情報の読み取り(入力)作業が不要となる。よって、読み取り回数が削減される。進捗状況の管理が行なえる。
さらに、前記動作記録情報は、日時情報も関連づけて前記1レコード分のデータが構成されており、前記作成手段は、日時情報も加味し、最先の作業開始コードに基づいて前記オーダ着手コードを含む動作記録情報と、前記工程開始コードを含む動作記録情報の少なくとも一方を作成する機能を備えるとよい。「最先の作業開始コード」とは、最も早い(古い)日時情報が関連づけられた作業開始コードであり、同一のオーダ或いは同一の工程において1番最初に行なわれた作業とみなされるものである。日時情報を追加することにより、進捗状況のみならず経過時間(かかった時間)の管理も行なえる。
さらにまた、前記動作記録情報は、日時情報も関連づけて前記1レコード分のデータが構成されており、少なくとも同一の作業についての作業開始と作業終了の動作記録情報に基づき、その作業についてかかった作業時間を求める機能を備えるとよい。
また、本発明に係る管理システムは、コード情報を読み取るコード読取装置と、そのコード読取装置が読み取ったコード情報を含む動作記録情報を取得するとともに管理用データとして格納するデータベースを作成する管理装置とを備えた管理システムであって、前記支援装置は、前記コード読取装置と前記管理装置のいずれかに実装されることにより構成される。つまり、支援装置は、実施の形態によれば、管理装置たる上位コンピュータ20であったり、バーコードリーダ10,10′であったりする。
動作記録情報記憶部は、実施の形態では、データベース23であったり、メモリ24であったりする。そして、不揮発性記憶手段であっても良いし、揮発性記憶手段であっても良い。さらに、新たに生成した動作記録情報は、動作記録情報記憶部に追加格納するようにしても良いし、実施の形態のように別の記憶手段(オーダ用ファイル23a,工程用ファイル23b)に格納するようにしても良い。また、作成手段の実行タイミングは任意であり、動作記録情報を取得した際に実行しても良いし、その後の所定のタイミングで実行しても良い。
コード情報は、実施の形態のように通常のバーコードはもちろんのこと、二次元バーコードやICチップ等各種のものにより実現できる。コード読取装置は実施の形態ではバーコードリーダに対応するが、コード情報の実現手段に応じて対応する装置も適宜変更される。管理装置は、実施の形態では上位コンピュータに対応する。オーダコードは、実施の形態では製造オーダNo.に対応するが、例えば、管理がある検査システムに対するものの場合、検査コードNo.等になりえる。
この発明では、バーコード等のコード情報の読み取り回数を削減することができる。その結果、作業性の向上を図ることができ、正確な管理を行なうことができる。
図5は、本発明が適用される一例であるバーコードリーダを用いた管理システムの一例を示している。すなわち、コード読取装置たるバーコードリーダ10,10′と、管理装置たる上位コンピュータ20とを備え、バーコードリーダ10,10′で読み込んだバーコードおよびそれに関連する情報を管理装置たる上位コンピュータ20に伝達(転送)する。伝達する手段(インタフェース)としては、本実施の形態では、バーコードリーダ10のように、無線により直接送信する方法と、バーコードリーダ10′のように、RS232Cなどの通信ケーブル31を介して上位コンピュータ20に接続された通信ターミナル32を経由して転送するものがある。後者の方法としては、通信ターミナル32の上面に凹部22aが形成され、その凹部22aにバーコードリーダ10′をセットすると、凹部22aの内側面に設置された赤外線通信部33と、バーコードリーダ10′の側面に設けた赤外線通信部10aとが対向するようになっている。そして、その赤外線通信部10a,33a間における赤外線通信を利用してバーコードリーダ10′から通信ターミナル32にバーコードおよびそれに関連する情報を転送し、さらに通信ターミナル32から上位コンピュータ20に転送される。
なお、通信ターミナル32を利用する場合、その通信ターミナル32の位置までバーコードリーダ10′を持っていく必要があることから、取得したバーコード情報を一定期間記憶保持し、例えば一日分のデータ等をまとめてバッチで転送することになる。また、バーコードリーダ10のように無線機能を組み込んだものの場合、その無線を利用してリアルタイムで上位コンピュータ20に情報を伝送することができる。もちろん、無線を利用したものでも、バッチ転送するようにしてもよい。
次に、ハンディタイプのバーコードリーダ10,10′について説明する。図6は、バーコードリーダの外観図を示し、図7はその内部構造のブロック図を示す。図6に示すように、筐体の前端面にバーコード読み取り部11が設けられるとともに、上面に入力部(操作部)となるテンキー12,液晶ディスプレイからなる表示部13並びに電源キー19が設けられている。また、筐体の両側面には、トリガスイッチ18が設けられる。バーコード読み取り部11をバーコードに近づけた状態でトリガスイッチ18を押下することにより、バーコード読み取り部11が対向するバーコードを読み取る。
図7に示すように、バーコード読み取り部11を介して読み取られたバーコードは、制御部14に送られ、そこにおいて所定の演算処理を行なった後、読み取ったバーコードに所定の情報を付加した加工情報を揮発性のメモリ15に格納する。
設定ファイル記憶部16は、不揮発性のメモリであり、各種のコードについての定義その他の情報が格納されている。そして、本実施の形態では、設定ファイル記憶部16及びメモリ15の中身は項目としては同一としている。つまり、設定ファイル記憶部16に格納された情報(設定ファイル)は、起動時に制御部14が設定を読み出すとともにメモリ15に転送され、以後の通常の演算処理は、メモリ15に転送された設定ファイル情報に基づいて処理される。そして、メモリ15に格納される設定ファイル情報の内の一部の項目は適宜書き換えられるが、その書き換えられた内容と設定ファイル記憶部16に格納された設定ファイル情報の内容とを一致すべく設定ファイル記憶部16の記憶内容を更新する。これにより、たとえ電源断などがあっても、再起動時に設定ファイル記憶部16から設定ファイル情報を読み出すことにより、メモリ15の内容を電源断の時の内容にすることができる。さらに、図示省略するが、このバーコードリーダ10,10′は、内部時計を有している。
なお、設定ファイル記憶部16に格納される設定ファイル情報の具体的なデータ構造としては、図8に示すようなものであるが、具体的な内容については後述する。なお、この設定ファイル記憶部16は、事前にパソコンからバーコードリーダ10,10′に転送しておき、バーコードリーダ10,10′側が必要に応じて設定ファイルの中の項目から設定データを読み取るようになる。
さらに、バーコードリーダ10,10′は、上位コンピュータ20と通信するためのインタフェース部17を備えている。このインタフェース部17は、上位コンピュータ20と直接アクセスする無線通信機能や、通信ターミナル32と通信する赤外線ポートなど各種の装置によって実現できる。
このバーコードリーダ10,10′を用いて読み込むバーコードが印刷された帳票は、従来と同様に3つの帳票、つまり、製造指示書と現場シート及び担当者カードを用意するが、各帳票に印刷するバーコードを変更している。すなわち、図9に示すように、作業者(担当者)の動作(作業開始/終了,工程終了,オーダ完了/中止など)の区切りを特定するためのバーコードを製造指示書に設け、しかも、そのバーコードは、動作の区切り情報と製造オーダの2種類の情報を意味するようにしている。さらに、図10(a)に示すように、現場シートには工程コードを設け、図10(b)に示すように、担当者カードには従来と同様に担当者を特定するバーコードを設けている。
そして、実際の運用に際しては、作業者は、自己が使用するバーコードリーダ10を用いて事前に担当者カードと工程シートにそれぞれ印刷された担当者コードと工程コードを読み取り、そのバーコードリーダ10に記憶保持させる。そして、実際にある動作の区切りの際には、原則として製造指示書に設けた動作区切りについてのいずれか1つのバーコードを読み取るだけでよいようにしている。後述するが、付帯的な情報を記録する場合には、メモ用のバーコードを読み込むとともに、必要に応じてテンキー12等を用いて所定の情報を入力することはある。
さらに、本実施の形態では、動作の区切り情報(3桁のコマンドコードで規定)と製造オーダNo.(任意の数値で規定)の2種類の情報を1つのバーコードで定義するようにしたため、後述するように、上位コンピュータ20では、バーコードリーダ10から作業の開始に伴う情報を取得するだけで、工程開始やオーダ着手についての情報を生成できるようにした。つまり、工程開始時やオーダ着手時は、それに伴い作業を開始する処理が行われる。従って、あるオーダについて初めて作業開始が入力されたならば、それはオーダ着手に伴う作業開始と推定できる。同様に、あるオーダのある工程について、初めて作業開始が入力されならば、それはその工程開始に伴う作業開始と推定できる。そこで、上位コンピュータ20では、それまで送られてきた情報に基づき格納したデータベースを参照し、同一の製造オーダについての作業開始や、同一の製造オーダNo.+同一の工程コードについての作業開始の存在の有無をチェックし、存在していない場合には、作業開始の情報に基づき、オーダ着手や工程開始についての情報を作成し、所定のデータベースに登録するようにした。係る上位コンピュータ20の処理機能は、本発明の要部の一つであり、その詳細は後述する。
これにより、作業者(担当者)は、オーダ着手時や工程開示時においても、作業開始のバーコードを読み取るだけでよくなり、作業性が向上するとともに、読み取りミスもさらに軽減する。これにともない、図9に示すように、工程開始並びにオーダ着手のバーコードは設けないようにしている。
なお、更なる作業性の向上のためには、バーコードリーダを各担当者に持たせ、専用品とすることである。なおまた、たとえ同一の作業員であっても、工程を変える場合には、工程シートを用いて工程コードの更新を行なう。また、他の人が使った後は、その他の人の担当者コードが記憶保持されているため、自分の担当者コードを読み取り、更新する必要がある。さらにまた、同じ工程を行なう他の人が使った後の場合、工程コードについてはすでに正しい情報がバーコードリーダに記憶保持しているため、担当者コードのみを読み取ればよい。
次に、各コードについて設定された上記の割り振りについて説明する。工程コードは、先頭がKで全部で4桁からなり、担当者コードは先頭がTで全部で3桁からなる。さらに、動作の区切りを特定するためのコマンドコード並びにメモ情報を記録するためのメモコマンドは、先頭の3桁に意味を持たせ、それに続く数値は任意とする。この例では、3桁はアルファベットの組み合わせ或いはアルファベットと数字の組み合わせからなる。そして、それら各コマンド,コードの内容・定義が設定ファイルに記憶保持される。さらに、設定ファイルには、工程コードと担当者コードの初期値が格納される。
この工程コードと担当者コードは、実際の作業を行なう際に、作業者(担当者)が工程シートに印刷された工程コードや、担当者カードに印刷された担当者コードを、バーコードリーダ10を用いて読み取ることにより、バーコードリーダ10の記憶部に格納される各情報は、読み取った工程コードや担当者コードが上書きされて更新される。
これにより、バーコードリーダ10には、現在そのバーコードリーダ10を携帯・使用している作業者(担当者)の担当者コードと、その作業者が行っている作業が属する工程の工程コードが記憶保持されることになる。よって、バーコードリーダ10は、読み取った動作区切りを特定する情報に、自己が記憶保持している担当者コードと工程コードを関連付けて新たなコード情報を作成し、記憶保持する。
さらに、上述したごとく、バーコードの種類に応じて、桁数や先頭の所定文字数のアルファベットを適宜割り振るようにしたため、バーコードリーダ10では読み取ったバーコードの桁数等に基づき、何についてのバーコードかを理解することができ、担当者コードや工程コードの場合には、メモリ15並びに設定ファイル記憶部16に格納(上書き更新)し、動作の区切りを特定するコードの場合には、担当者コードと工程コードを読み出すとともに関連付けて新たなコード情報を作成し、記憶保持する。
このように、作業者は原則として1回のバーコード読み取りを行なえば良いので、作業が簡単で、読み取りミスの発生が可及的に抑制されるばかりでなく、本来の製造処理への影響も非常に少なくなる。そのため、全体としての生産性も向上する。
さらに、図9に示すように、本実施の形態では、メモコマンドとして2つ用意されており、「出来高」,「不良数」に割り振っている。各メモコマンドに対応する情報は、テンキー12を用いて入力する。そして、メモ情報の入力は、まず製造指示書に印刷された所定のメモ欄のバーコードをバーコードリーダで読み取り、続いて、テンキーを操作して数値を入力することにより行なえる。また、このメモ情報の入力もバーコードを用いて行なうことができる。
次に、上記した機能・動作を実現するためのバーコードリーダ10の制御部14は、図11,図12に示すフローチャートを実施するようにしている。まず、図11は、バーコードリーダ10の初期処理を実行する機能を示すフローチャートである。
図11に示すように、初期処理としては、まず上位コンピュータ20と直接或いは通信ターミナル32を介して通信をし、上位コンピュータ20から設定ファイルを受信し(S1)、受信した設定ファイルを設定ファイル記憶部16に格納する(S2)。
次いで、設定ファイル記憶部16に格納した設定ファイルを構成する各情報を読み出して、メモリ15に保存する(S3〜S9)。なお、S3からS9までの処理は、バーコードリーダ10を起動(電源ON)する都度行い、S1,S2の処理は、初めてバーコードリーダ10を使用する際や、設定ファイルの内容を更新する場合などに行われる。
図12は、通常のバーコードの読み取りに伴うバーコードリーダ10の機能の一例を示している。図12に示すように、まずバーコード読み取りがされるのを待つ(S11)。そして、バーコード読み取りがされたならば、読み取ったバーコードから、コマンドコードの桁数分(本例では先頭の3桁)を切り取り、メモリ15に格納されている設定ファイルと比較する(S12)。そして、その切り出した桁数分の値からコマンドコードか否か、つまり、メモリ15に保存されている設定ファイルで規定される3桁のコードのいずれかに合致するか否かを判断する(S13)。
そして一致する場合には、メモコマンドか否かをさらに判断し(S14)、メモコマンドでない場合には、読み取ったデータ1件分のデータをメモリ15内の動作記録ファイルに保存する(S16)。動作記録ファイルは、作業状況の履歴情報を格納するファイルであり、作業の開始/終了などの動作の区切りに伴い作業者(担当者)がバーコードリーダ10を操作して読み込んだコマンドコードごとに1レコードを作成し、記憶保持する。1件分のデータは、読み込んだバーコードと、そのときにバーコードリーダ10のメモリ15に格納されていた工程コード並びに担当者コードと、内部時計から取得した現在時刻(日付も含む)を関連付けたデータである。そして、係るデータを保存した後、S11に戻り次の処理に備える。
また、読み取ったバーコードがME1またはME2のメモコマンドの場合には、S14の分岐判断はYesとなるので、S15に飛び、メモコマンドの入力に続いて行われる具体的な内容の入力、つまり、テンキー12から与えられる数量データ或が入力されるのを待ち(S15)、入力されたならばそれを取得するとともにメモリ15に記録する(S16)。
上記のS13からS16の処理を実行することにより、バーコードリーダ10のメモリ15には、動作記録ファイルとして例えば図13に示すようなデータが格納される。この図13は、製造オーダNo.(AB−100)に付いてのデータである。図示すように、日時情報(日付,時刻)と、コマンドコードと、製造オーダNo.と、工程コードと、担当者コードと、メモ内容が関連付けられたデータが1レコードとなり、これらの一連のデータが一括して転送されたり、1レコードを読み取る都度転送されたりする。
そして、繰り返し説明するが、各レコードは、動作の区切りを示すコマンドコードを含むバーコードを読み取る都度作成され、日時情報は、その読み取りが行われた時のバーコードリーダの内部時計から取得し、担当者コード並びに工程コードはその読み取りが行われたときにバーコードリーダのメモリに格納されていたコードを取得して作成する。さらに、コマンドコードと製造No.コードは、読み取ったバーコードを解析し、2つのコード情報に分割し、それぞれを格納することにより作成される。また、メモ内容は、メモコマンド及びそれに続いて入力された情報に従って作成される。
なお、上記の実施の形態では、工程コードと担当者コードは、それどれ桁数とプレフィックスコードを異ならせたが、少なくとも一方が異なるようにしておけばよい。また、フィックスコードの位置も任意に設定できる。
そして、バーコードリーダ10から上位コンピュータ20にバッチ転送をする場合には、このように格納されたデータを一括して上位コンピュータ20に送信し、リアルタイムで送信する場合には、バーコードの読み取りにともないS16の処理が実行されて1レコードのデータがメモリに格納された場合に、その1レコード分のデータを送信することになる。なお、リアルタイムで送信するタイプの場合には、必ずしも図12に示すようにバーコードを読み取って得られた一定量のデータを記憶保持する必要はなく、バーコードを読み取って得られたデータに担当者コード等を関連づけて生成したデータをバッファ等の一時記憶メモリに格納するとともに送信し、順次その一時記憶メモリに上書きしていくようにしても良い。
一方、読み取ったバーコードがコマンドコードでない場合には、S13の分岐判断はNoとなるので、S17に飛び、読み取ったバーコードの桁数が工程コードの桁数が一致するか否かを判断する(S17)。この判断は、設定ファイルに格納された桁数の定義(本実施の形態では「4桁」)を取得し、それと比較することで行なう。
そして、一致する場合には読み取ったコードが工程コードのプレフィックス(設定ファイルに登録されている)に一致するか否かを判断する(S18)。本実施の形態では、係るプレフィックスは先頭の文字が「K」であるため、読み取ったバーコードの先頭の文字が「K」か否かにより判断する。なお、本実施の形態では、コマンドコードの1つの工程終了が「KES」となっており、先頭の文字が「K」であるが、係るコマンドコードはST13の分岐判断でYesとなるので、このS18の分岐判断には至らない。
そして、プレフィックスが一致したならば、工程コードと判断できるため、4桁からなる工程コードをメモリ15の設定ファイルの該当箇所に格納する(S20)とともに、設定ファイル記憶部16に格納した後(S21)、S11に戻り次の処理に備える。
また、読み取ったバーコードの桁数が工程コードの桁数(4桁)と一致しない場合(S17でNo)或いはプレフィックス(先頭の文字がK)が一致しない場合には、S21に飛び、読み取ったバーコードの桁数が担当コードの桁数が一致するか否かを判断する(S21)。この判断は、設定ファイルに格納された桁数の定義(本実施の形態では「3桁」)を取得し、それと比較することで行なう。
そして、一致する場合には読み取ったコードが担当者コードのプレフィックス(設定ファイルに登録されている)に一致するか否かを判断する(S22)。本実施の形態では、係るプレフィックスは先頭の文字が「T」であるため、読み取ったバーコードの先頭の文字が「T」か否かにより判断する。
そして、プレフィックスが一致したならば、担当者コードと判断できるため、3桁からなる担当者コードをメモリ15の設定ファイルの該当箇所に格納する(S23)とともに、設定ファイル記憶部16に格納した後(S24)、S11に戻り次の処理に備える。
また、読み取ったバーコードの桁数が担当者コードの桁数(3桁)と一致しない場合(S21でNo)或いはプレフィックス(先頭の文字がT)が一致しない場合には、設定ファイルに登録されたコードではないので、S25に飛び、エラーメッセージを表示した後、S11に戻り次の処理に備える。
図14は、上位コンピュータ20の内部構造の一例を示している。上位コンピュータ14は、バーコードリーダ10と直接または間接的に通信するためのインタフェース部21と、そのインタフェース部21を介して取得したデータに基づき管理を行なう制御部22と、管理データを格納するデータベース23と、メモリ24と、表示部25及び入力部26を有している。
インタフェース部21は、無線機能であったり、通信ターミナル32を接続するためのRS232C用のインタフェースであったりする。表示部25は、各種のディスプレイであり、データベース23に格納された管理データ或いはそれに基づいて得られたデータを表示するものである。入力部26は、キーボードやマウスなどからなる。メモリ24は、揮発性のメモリであり、制御部22が演算実行する際にワークメモリとして使用したり、バーコードリーダ10から取得したデータを一時的に保管したりする機能を有する。
データベース23は、本実施の形態では、オーダの開始/停止/中断などのオーダに付いての情報を記憶するオーダ用ファイル23aと、各種のオーダについての各工程の開始/停止等の情報を記憶する工程用ファイル23bと、各作業者(担当者)の作業の開始/終了やメモ等の情報を記憶する作業用ファイル23cに分けてそれぞれ形成される。オーダ用ファイル23a,工程用ファイル23bに基づいては、各オーダ,工程の進捗状況を管理することができ、作業用ファイル23cに基づいては、ある工程或いはオーダにおける総作業時間の管理などが行なえる。
そして、制御部22は、図15,図16に示すフローチャートを実施する機能を有する。図15は、バーコードリーダがバーコードを読み取るとともにメモリ15に保有した全データを上位コンピュータ20に対して一括してバッチ転送をしてきた場合に対応した機能である。
従来の読み取り方では、工程開始、オーダ着手を必ず読み取る必要があったが、本実施の形態では、上位コンピュータ20に作業開始を示すコマンドコードSSTを含んだデータが転送されてきたときに、所定の条件を合致した場合に工程開始とオーダ着手に関するデータを自動的に生成し、各ファイル23a,23bに格納するようになっている。これにより、作業者(担当者)は、バーコード読み取りの大幅な省力化が可能となる。
具体的には、まず、バーコードリーダ10から一括して転送されてきたデータをメモリ24に保存する(S31)。次いで、そのメモリ24に保存したデータから先頭から順に1レコード分のデータ(動作の区切り等を特定するコマンドコード+オーダNo,担当者コード,工程コード並びに時刻データなど)を取り出し、コマンドコードをチェックする(S32)。
そして、コマンドコードが作業開始を示す「SST」か否かを判断し(S33)、SSTでない場合には、その呼び出した1レコード分のデータをコマンドコードに応じたファイルに保存する(S37)。すなわち、コマンドコードが作業終了を示すSEDの場合には、作業用ファイル23cに格納し、コマンドコードが工程終了を示すKEDの場合には、工程用ファイル23bに格納し、コマンドコードがオーダ完了,オーダ中止を示すOED,OSPの場合には、オーダ用ファイル23aに格納する。なお、コマンドコードがメモの場合には、作業用ファイル23cに格納する。
レコードを保存後、未処理のレコードがあるか否か、つまり、先頭から順に処理した場合には、現在処理中のレコードが最終レコードであるか否かを判断する(S38)。そして、最終レコードであれば今回のバッチ転送に基づく処理を終了し、最終レコードでなければ、S32に戻り、次のレコードに対する処理を行なう。
一方、読み出したレコードのコマンドコードがSSTの場合には、S33の分岐判断がYesとなるので、S34に進み、データベース23のオーダ用ファイル23aをアクセスし、同一の製造コードNo.のレコードの中から、オーダ着手を意味するOSTのコマンドコードを含むレコードが保存されているかを判断する(S34)。そして、保存されていない場合には、現在処理中のレコードである作業開始(コマンドコード:SST)が、その製造オーダについての最初の作業に基づくものであるため、オーダの開始を意味するとともに、最初の工程の開始を意味する。そこで、コマンドコードがオーダ着手を意味するOSTのレコードを生成し、オーダ用ファイル23aに格納する(S35)とともに、工程開始を意味するコマンドコードKSTのレコードを生成し、工程用ファイル23bに格納する(S36)。
つまり、S35の処理としては、少なくとも処理対象のレコードに格納された製造オーダNoと、時刻情報を切り出すとともに、OSTのコマンドコードと関連付けた新たなレコードを作成し、それをオーダ用ファイル23aに格納する。また、S36の処理としては、処理対象のレコードに格納された製造オーダNoと、工程コードと、時刻情報を切り出すとともに、KSTのコマンドコードと関連付けた新たなレコードを作成し、それを工程用ファイル23bに格納する。その後、処理対象のレコードを作業用ファイル23cに格納し(S37)、S38の処理以降を行なう。
また、OSTコマンドを含むレコードがすでに保存されている場合には、S34の分岐判断はYesとなるので、S39に飛び、データベース23の工程用ファイル23bをアクセスし、同一の製造コードNo.でかつ同一の工程コードのレコードの中で、工程開始を意味するKSTのコマンドコードを含むレコードが保存されているかを判断する(S39)。そして、保存されていない場合には、現在処理中のレコードである作業開始(コマンドコード:SST)が、その製造オーダ,工程についての最初の作業に基づくものであるため、その工程の開始を意味する。そこで、コマンドコードが工程開始を意味するコマンドコードKSTのレコードを生成し、工程用ファイル23bに格納する(S36)。その後、処理対象のレコードを作業用ファイル23cに格納し(S37)、S38の処理以降を行なう。
また、KSTコマンドを含むレコードがすでに保存されている場合には、S39の分岐判断はYesとなるので、S37に飛び、処理対象のSSTコマンドのレコードを作業用ファイル23cに格納し(S37)、S38の処理以降を行なう。
図16は、例えばバーコードリーダが無線機能を有し、リアルタイムで1レコードずつデータを転送する場合に適用するものである。具体的には、まず、バーコードリーダ10から転送されてきた1レコード分のデータをメモリ24に保存する(S41)。次いで、そのメモリ24に保存した1レコード分のデータ(動作の区切り等を特定するコマンドコード+オーダNo,担当者コード,工程コード並びに時刻データなど)のコマンドコードが作業開始を示す「SST」か否かを判断し(S42)、SSTでない場合には、その取得した1レコード分のデータを作業用ファイル23cに保存する(S46)。このとき、コマンドコードが作業終了を示すSEDの場合には、作業用ファイル23cに格納し、コマンドコードが工程終了を示すKEDの場合には、工程用ファイル23bに格納し、コマンドコードがオーダ完了,オーダ中止を示すOED,OSPの場合には、オーダ用ファイル23aに格納する。なお、コマンドコードがメモの場合には、作業用ファイル23cに格納する。
一方、取得したレコードのコマンドコードがSSTの場合には、S42の分岐判断がYesとなるので、S43に進み、データベース23のオーダ用ファイル23aをアクセスし、同一の製造コードNo.のレコードの中から、オーダ着手を意味するOSTのコマンドコードを含むレコードが保存されているかを判断する(S43)。そして、保存されていない場合には、現在処理中のレコードである作業開始(コマンドコード:SST)が、その製造オーダについての最初の作業に基づくものであるため、オーダの開始を意味するとともに、最初の工程の開始を意味する。そこで、コマンドコードがオーダ着手を意味するOSTのレコードを生成し、オーダ用ファイル23aに格納する(S44)とともに、工程開始を意味するコマンドコードKSTのレコードを生成し、工程用ファイル23bに格納する(S45)。
また、OSTコマンドを含むレコードがすでに保存されている場合には、S43の分岐判断はYesとなるので、S47に飛び、データベース23の工程用ファイル23bをアクセスし、同一の製造コードNo.でかつ同一の工程コードのレコードの中で、工程開始を意味するKSTのコマンドコードを含むレコードが保存されているかを判断する(S47)。そして、保存されていない場合には、現在処理中のレコードである作業開始(コマンドコード:SST)が、その製造オーダ,工程についての最初の作業に基づくものであるため、その工程の開始を意味する。そこで、コマンドコードが工程開始を意味するコマンドコードKSTのレコードを生成し、工程用ファイル23bに格納する(S45)。その後、処理対象のレコードを作業用ファイル23cに格納する(S46)。
また、KSTコマンドを含むレコードがすでに保存されている場合には、S47の分岐判断はYesとなるので、S46に飛び、処理対象のレコードを作業用ファイル23cに格納し、この回の処理を終了する。
上述した各処理を実行することにより、オーダ用ファイル23aは、例えば図17に示すようなデータが記録され、工程用ファイル23bには、図18に示すようなデータが記録され、作業用ファイル23cには図19に示すようなデータが記録される。これらの図から明らかなように、図13に示したように、各同作切りのコマンドが混在して送られてきたデータが、オーダ,工程,作業(メモ含む)ごとに振り分けて各ファイルに格納される。しかも、図13の転送されてきたデータには、工程終了やオーダ終了などのコマンドコードが存在して否かかっが、図17,図18に示すように各動作の開始コマンド(OST,KST)が付加されたデータが格納される。
上位コンピュータ20では、上述のようにしてバーコードリーダから収集するとともに、適宜加工して作成されたデータベース23中の各ファイル23a〜23cにアクセスし、管理(モニタ)情報を作成して表示部25に出力表示する。
一例としては、上位コンピュータ20の表示部25に表示された選択画面から各製造オーダについての進捗状況を調べるメニューを選択すると、オーダ用ファイル23aにアクセスし、格納された全てのデータを抽出する。また、上位コンピュータ20は、図示省略するが、処理すべき(受注している)製造オーダNoの情報(一覧リスト)も管理しているため、係る情報も取得する。そして、係る一覧リストとして抽出された製造オーダNoと、オーダ用ファイル23aに格納された製造オーダNoとを比較し、オーダ用ファイル23aに該当する製造オーダNoがない場合には、状況は、「未着手」となり、OSTのみ存在する場合には、状況は「着手」となり、OSTとOEDがあると状況は「完了」となる。さらに、OSTとOEDは、それぞれ日時情報が関連づけられているため、その差分を採ることにより、着手から完了に至るまでの経過時間を算出する。そして、そのようにして求めた各情報を図20に示す一覧リストとして出力表示する。また、図20中最右欄の項目である「製造オーダ内の工程詳細」の「詳細」の選択ボタンをクリックすると、指定された製造オーダについての工程に関する詳細情報が表示される。
係る工程に関する詳細情報は、図21に示すようになる。係る詳細情報は、選択されたオーダNoをキーにして工程用ファイル23bを検索し、該当するデータを全て抽出し、工程ごとに関連づけて表示する。このとき、同一の工程についてKSTとKEDが存在する場合には、その工程はすでに完了しているため、KSTの日時とKEDの日時の差分を求め、かかった工程時間を算出し、併せて表示する。なお、具体的な図示は省略するが、この工程に関する詳細情報の最右欄の項目である「工程内の作業詳細」の「詳細」の選択ボタンをクリックすると、指定された工程についての作業に関する詳細情報が表示される。
上述した実施の形態では、バーコードリーダからデータが転送されてくる都度実行し、必要に応じてOSTやKSTに関するデータを生成するとともにデータベース23の所定のファイルにデータを格納するようにしたが、本発明はこれに限ることはなく、任意のタイミングで実行することができる。すなわち、例えば、バーコードリーダから転送されてきたデータは、そのままメモリ24(データベース23でも可)に格納する。これによりメモリ24(データベース23)には、図13に示すようなデータ構造からなるファイルが格納される。バーコードリーダから逐次転送されてきたデータは、そのファイルに追加するようにして格納する。
そして、例えば、図20,図21などに示すような管理情報を表示する際に、図15に示すフローチャートを実行し、オーダ用ファイル,工程養父アイルならびに作業用ファイルを作成する。そして、その作成したオーダ用ファイルに基づいて図20や図21などに示す管理情報を作成し、出力表示することができる。このとき作成するオーダ用ファイルは、データベースに格納してもよいし、一時ファイルに一時的に格納するようにしてもよい。
また、係る図15に示すフローチャートを実行するタイミングは、上記の管理情報の表示の際に限ることはなく、例えば、1日の終わりや、夜間など決まった時刻にそれまで収集したデータを一括して処理してもよい。
さらに、OSTやKSTを作成する処理のみ遅れて行なうようにしてもよい。すなわち、バーコードリーダから転送されてきたデータを受信すると、そのコマンドの種類に従い、オーダ用ファイル23a,工程用ファイル23bならびに作業用ファイル23cのいずれかのファイルに格納する。そして、所定タイミングにより、OSTやKSTに関するデータを生成し、対応するファイルに格納することもできる。すなわち、例えばOSTにいてのデータを作成する場合には、図22に示すフローチャートを実行することにより行なえる。つまり、まずメモリ(作業用ファイル)に保存したデータを先頭から順に1レコード分のデータ(動作の区切り等を特定するコマンドコード+オーダNo,担当者コード,工程コード並びに時刻データなど)を取り出し、コマンドコードをチェックする(S41)。
そして、コマンドコードが作業開始を示す「SST」か否かを判断し(S42)、読み出したレコードのコマンドコードがSSTの場合には、S42の分岐判断がYesとなるので、S43に進み、どのオーダNoのSSTかを識別し(S43)、その識別したオーダNoのSST外地時保管されているか否かを判断する(S44)。一時保管されていない場合には、今回取得したSSTがそのオーダNoについての最初に抽出されたSSTとなるので、そのSSTを一時保管データとしてメモリに格納する(S47)。
また、一時保管データにそのオーダNoのSSTが一時保管されている場合には、S44の分岐判断はYesとなるので、一時保管されているSSTの日時情報と、今回の処理対象となっているSSTの日時情報を比較する(S45)。そして、今回のSSTの日時情報の方が早い(古い)場合には、S45の分岐判断はYesとなり、今回のSSTのデータを一時保管データとして上書き保管する。また、今回のSSTの方が新しい場合には、一時保管データの更新は行なわない。
そして、S43でNO、S45でNo,S46の処理を実行したならば、S48に進み、未処理のレコードがあるか否か、つまり、先頭から順に処理した場合には、現在処理中のレコードが最終レコードであるか否かを判断する(S48)。そして、最終レコードでなければ、次のレコードを取り出した(S49)後、S42に戻り、次のレコードに対する処理を行なう。また、最終レコードの場合には、S50に進み、一時保管データに格納されたデータを各オーダのOSTと見なし(S50)、オーダ用ファイル23aに格納する(S51)。
KSTについては具体的なフローチャートは示していないが、基本的に図22に示すものと同様にすることにより求めることができる。
なお、上述した実施の形態では、上位コンピュータでOSTやKSTを求めるようにしたが、本発明はこれに限ることはなく、上述した各フローチャートを実行する機能をバーコードリーダに組み込むことにより、バーコードリーダ側でKSTやOSTを製造することができる。
また、本発明では従来方式のバーコードリーダから取得したデータに基づいても適用できる。すなわち、担当者コードや工程コードなどをその都度入力する必要があるが、バーコードリーダで生成され、転送されるデータ構造は、図13に示したものと同じものが作成できる。よって、上位コンピュータ20側では同一の処理にて対処できる。
ただし、KSTやOSTは自動的に生成されるため、図3に示した現場シートは、図23に示すようにKSTとOSTを印刷しないものを用いることができる。この従来方式では、担当者コードや工程コードをつく時読み取るという不便さはあるが、少なくともKSTとOSTについては読み取らなくてよくなるので作業性が向上する。
なお、上記した例では、上位コンピュータ側では、オーダ用ファイルと工程用ファイルと作業用ファイルの3つのファイルに分けて記憶し、リレーショナルデータベースを用いてそれら3つのファイルを関連付けて管理・参照するようにしたが、1つのファイルに格納してももちろん良い。
また、上記した実施の形態では、製造管理に適用した例を示したが、例えば、ある検査を行なう場合などにも適用することができる。
従来例説明する図である。 従来の製造指示書の一例を示す図である。 従来の工程シートの一例を示す図である。 従来の担当者カードの一例を示す図である。 本発明のシステムの一実施の形態を示す図である。 バーコードリーダの一例を示す概観図である。 バーコードリーダの一例を示す内部ブロック図である。 設定ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施の形態で使用する製造指示書の一例を示す図である。 (a)は本実施の形態で使用する工程シートの一例を示す図で、(b)は本実施の形態で使用する担当者カードの一例を示す図である。ある。 バーコードリーダの制御部の機能の一例を示すフローチャートである。 バーコードリーダの制御部の機能の一例を示すフローチャートである。 バーコードリーダのメモリに格納される動作記録ファイルの一例を示す図である。 上位コンピュータの内部構成の一例を示す図である。 上位コンピュータの制御部の機能の一例を示すフローチャートである。 上位コンピュータの制御部の機能の一例を示すフローチャートである。 オーダ用ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 工程用ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 作業用ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 モニタ画面の表示例を示す図である。 モニタ画面の表示例を示す図である。 別の実施の形態を説明するフローチャートである。 さらに別の実施の形態を説明する図である。
符号の説明
10,10′ バーコードリーダ
11 バーコード読み取り部
12 テンキー
13 表示部
14 制御部
20 上位コンピュータ
21 インタフェース部
22 制御部
23 データベース
23a オーダ用ファイル
23b 工程用ファイル
23c 動作用ファイル
24 メモリ
25 表示部
26 入力部
31 通信ケーブル
32 通信ターミナル
33 赤外線通信部

Claims (7)

  1. 1つの管理対象のオーダが、複数の作業を実施して完了するものに対する管理システム用の支援装置であって、
    動作の区切り単位で1レコードとなる、前記管理対象を特定するオーダコードと、動作を特定するコマンドコードが関連づけられた動作記録情報を記憶する動作記録情報記憶部と、
    その動作記録情報記憶部に格納された1レコード分の動作記録情報を呼び出し、その呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その呼び出した動作記録情報と同一のオーダコードとオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する作成手段を備えたことを特徴とする支援装置。
  2. 前記作成手段は、前記呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その動作情報記録情報と同一のオーダコードについてのオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報の有無を判断し、存在しない場合に前記同一のオーダコードとオーダ着手のコマンドコードを含む動作記録情報を作成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の支援装置。
  3. 前記作業は、複数の工程にグループ分けされて管理されるものであり、
    前記動作記録情報は、その工程を特定する工程コードも関連付けて前記1レコード分のデータが構成されており、
    前記作成手段は、前記動作記録情報記憶部に格納された1レコード分の動作記録情報を呼び出し、その呼び出した動作記録情報のコマンドコードが作業開始の場合に、その動作記録情報と同一のオーダコードと同一の工程コードと、工程開始のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する機能を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の支援装置。
  4. 前記作成手段は、オーダコードと工程コードが同一のものについての工程開始の存在の有無をチェックし、存在していない場合には、同一のオーダコードと同一の工程コードについての工程開始のコマンドコードを含む動作記録情報を作成する機能を備えたことを特徴とする請求項3に記載の支援装置。
  5. 前記動作記録情報は、日時情報も関連づけて前記1レコード分のデータが構成されており、
    前記作成手段は、日時情報も加味し、最先の作業開始コードに基づいて前記オーダ着手コードを含む動作記録情報と、前記工程開始コードを含む動作記録情報の少なくとも一方を作成する機能を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の支援装置。
  6. 前記動作記録情報は、日時情報も関連づけて前記1レコード分のデータが構成されており、
    少なくとも同一の作業についての作業開始と作業終了の動作記録情報に基づき、その作業についてかかった作業時間を求める機能を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の支援装置。
  7. コード情報を読み取るコード読取装置と、そのコード読取装置が読み取ったコード情報を含む動作記録情報を取得するとともに管理用データとして格納するデータベースを作成する管理装置とを備えた管理システムであって、
    前記支援装置は、前記コード読取装置と前記管理装置のいずれかに実装されていることを特徴とする管理システム。
JP2004073523A 2004-03-15 2004-03-15 支援装置および管理システム Pending JP2005259078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073523A JP2005259078A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 支援装置および管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004073523A JP2005259078A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 支援装置および管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005259078A true JP2005259078A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35084695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004073523A Pending JP2005259078A (ja) 2004-03-15 2004-03-15 支援装置および管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005259078A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112541A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Toshiba Elevator Co Ltd 保守員の動静管理システム
JP2007257607A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Hitachi Chem Co Ltd 生産管理システム及び端末装置
JP2008250792A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Ltd 作業工程管理システム
JP2011018260A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Fuji Electric Holdings Co Ltd 製造情報収集装置および方法
JP2014153811A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Sekisui Chem Co Ltd 加工制御システム、通信装置及びコンピュータプログラム
WO2014171167A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 オムロン株式会社 作業管理システムおよび作業管理方法
JP2015181024A (ja) * 2015-05-14 2015-10-15 オムロン株式会社 作業管理システムおよび作業管理方法
WO2021199711A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 キヤノン株式会社 滅菌に関する作業の管理システム、サーバ装置及びコンピュータ可読記憶媒体

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112541A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Toshiba Elevator Co Ltd 保守員の動静管理システム
JP2007257607A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Hitachi Chem Co Ltd 生産管理システム及び端末装置
JP2008250792A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hitachi Ltd 作業工程管理システム
JP2011018260A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Fuji Electric Holdings Co Ltd 製造情報収集装置および方法
JP2014153811A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Sekisui Chem Co Ltd 加工制御システム、通信装置及びコンピュータプログラム
CN105103068A (zh) * 2013-04-18 2015-11-25 欧姆龙株式会社 作业管理系统及作业管理方法
JP2014211763A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 オムロン株式会社 作業管理システムおよび作業管理方法
WO2014171167A1 (ja) * 2013-04-18 2014-10-23 オムロン株式会社 作業管理システムおよび作業管理方法
US9953374B2 (en) 2013-04-18 2018-04-24 Omron Corporation Work management system and work management method
US9953375B2 (en) 2013-04-18 2018-04-24 Omron Corporation Work management system and work management method
US9953376B2 (en) 2013-04-18 2018-04-24 Omron Corporation Work management system and work management method
US9959578B2 (en) 2013-04-18 2018-05-01 Omron Corporation Work management system and work management method
US10019764B2 (en) 2013-04-18 2018-07-10 Omron Corporation Work management system and work management method
JP2015181024A (ja) * 2015-05-14 2015-10-15 オムロン株式会社 作業管理システムおよび作業管理方法
WO2021199711A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 キヤノン株式会社 滅菌に関する作業の管理システム、サーバ装置及びコンピュータ可読記憶媒体
JP7530197B2 (ja) 2020-03-30 2024-08-07 キヤノン株式会社 滅菌に関する作業の管理システム、サーバ装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140350708A1 (en) Work process management system, work process management terminal device, computer program, and work process management method
US20140304253A1 (en) Screen-data editing device for programmable display device
US20200168067A1 (en) Article management system
JP2007213132A (ja) Icタグ、端末装置、情報書き込み装置、工程管理システム、工程管理方法および情報書き込み方法
JP2005259078A (ja) 支援装置および管理システム
US20090062950A1 (en) System and method for monitoring production of cnc machines
JP2017068418A (ja) 計画支援システム及び計画支援方法
JP2005222338A (ja) コード読取装置およびコード読取装置における処理方法ならびに管理システムおよび管理方法
JP5039505B2 (ja) 文書検索装置および文書検索支援方法
JPS59221761A (ja) 自動車事故見積書作成機
JP2006285647A (ja) プラント点検システム、プラント点検方法、およびプラント点検プログラム
JP5070800B2 (ja) 物品管理方法及び物品管理システム
EP0483368A1 (en) Method of searching sequence program
JP7423849B1 (ja) 現場作業支援システム及び現場作業支援方法
JP2000090162A (ja) 作業指示・支援装置
JP3627144B2 (ja) 通信テスト支援装置、プログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体
JP4312518B2 (ja) バーコード読み取り装置
JP3953396B2 (ja) 図書管理システムにおける蔵書点検漏れ発見方法及びコンピュータプログラム
JP2001147945A (ja) 店舗業務進捗監視装置
JPH11328202A (ja) 図書管理システム及び図書管理方法並びに図書管理プログラムを記録した記録媒体
JP5914183B2 (ja) プラント管理システム
JP4330854B2 (ja) バッチ処理システム
JP2000090147A (ja) 設備機器の保守・点検作業支援装置
JP2003029812A (ja) 生産管理方法及びその装置
JP2005012492A (ja) 画像処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090623