JP2000085963A - クリーン作業装置 - Google Patents

クリーン作業装置

Info

Publication number
JP2000085963A
JP2000085963A JP10261054A JP26105498A JP2000085963A JP 2000085963 A JP2000085963 A JP 2000085963A JP 10261054 A JP10261054 A JP 10261054A JP 26105498 A JP26105498 A JP 26105498A JP 2000085963 A JP2000085963 A JP 2000085963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clean
work
space
opening
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10261054A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kato
圭司 加藤
Yuji Saikaichi
勇二 西開地
Tomikazu Yamashita
富和 山下
Shigeji Fukui
茂次 福井
Hiroyuki Makimoto
博之 槙本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP10261054A priority Critical patent/JP2000085963A/ja
Publication of JP2000085963A publication Critical patent/JP2000085963A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング1内のクリーン空間2に組立ロボ
ット17が設置された組立ステーションAをクリーント
ンネルBで接続し、組立ステーションAないしクリーン
トンネルB内の搬送コンベア13,13,…によりワー
クを搬送しながら組立ロボット17により組立作業を行
う場合に、クリーン空間2のクリーン環境を良好に維持
しながら、クリーン空間2でのメンテナンス等の作業の
作業性を高める。 【解決手段】 組立ステーションAのケーシング1前壁
に、ケーシング1外から作業用具を用いて作業するため
の作業用開口部19を形成し、この開口部19をメンテ
ナンス用扉20により密閉する。クリーン空間2に、作
業用具を収納する用具収納箱23を作業用開口部19に
対応して配設し、クリーン空間2の圧力を高くした状態
で、メンテナンス用扉20を開いて開口部19により用
具収納箱23内の作業用具を用いて作業するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーン空間でワ
ークの組立てを行う組立ステーションや搬送物を搬送す
るクリーントンネルに対し、そのクリーン空間でメンテ
ナンス等の作業を行うようにしたクリーン作業装置に関
する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ケーシング内のクリーン空間
に搬送コンベアが設置されかつクリーン空間の天井部に
クリーンエア供給用の給気ダクトと連通する給気口が形
成されたクリーンモジュールを設け、これら複数のクリ
ーンモジュールを、各々のクリーン空間同士が略気密状
に連通するように直列に接続して、搬送物を複数のクリ
ーンモジュールの搬送コンベア間に亘り順に受け渡しな
がら搬送することにより、クリーン度を要求される搬送
物を搬送するようにしたクリーントンネルは知られてい
る。
【0003】例えば特許第2517112号に示される
ものでは、各クリーンモジュールの接続部に分割板を着
脱可能に設け、クリーンモジュールにおける搬送コンベ
ア等のメンテナンスや修理の作業を行うときには、その
クリーンモジュール内のクリーン空間を他のクリーンモ
ジュールのクリーン空間に対し分割板によって連結遮断
することにより、クリーントンネル全体のクリーン環境
を破壊することなく、メンテナンス等の作業を行い得る
ようになされている。
【0004】また、特開平7―280313号公報に示
されるように、ケーシング内部のクリーン空間に組立ロ
ボットを有する複数の組立ステーション間をクリーント
ンネルにより接続し、この組立ステーションに亘ってク
リーントンネルを介してワーク(搬送物)を搬送しなが
ら各組立ステーションの組立ロボットによりワークの組
立てを行う場合、各組立ステーションのケーシング側壁
に開口部を設けて、その開口部をメンテナンス用扉によ
り密閉しておき、各組立ステーションで組立ロボットの
メンテナンス等の作業を行うときには、メンテナンス用
扉を開いて開口部から作業を行うとともに、組立ステー
ションのクリーン空間からの下方への排気流量を通常時
よりも低減してクリーン空間の圧力をケーシング外より
も高くし、ケーシング外の一般エアが開口部を経てクリ
ーン空間に侵入するのを防止することが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記前者の
従来例(特許第2517112号)では、コンベアのメ
ンテナンス等を行う対象のクリーンモジュール両側の分
割板を閉じて、そのクリーンモジュール内のクリーン空
間と他のクリーンモジュールのクリーン空間との連通を
遮断し、そのクリーン空間をクリーンモジュール外の一
般エアに開放した状態でメンテナンス等の作業を行うの
で、その作業性に問題はない。
【0006】しかし、その反面、作業を行う際、その対
象のクリーンモジュール全体のクリーン空間が一般に開
放されるので、クリーントンネルのクリーン環境を良好
に維持できるとは言い難い。また、このように作業中に
クリーンモジュールのクリーン空間がクリーン環境から
外れると、その作業後にクリーン空間を元のクリーン環
境に戻すのに時間がかかるという問題があった。
【0007】一方、後者の従来例(特開平7―2803
13号公報)では、組立ステーションのクリーン空間で
作業を行う際、そのケーシング側壁の開口部を開放する
だけであるので、上記前者の従来例に比べ、クリーン空
間のクリーン環境を良好に維持することができる。しか
し、メンテナンス用扉により開放された開口部を経て作
業用具をクリーン空間に持ち込む手間が必要であり、作
業性が今1つ不十分である。
【0008】また、作業用具を開口部からクリーン空間
に持ち込むので、その作業用具に付着したダストにより
クリーン空間のクリーン環境が破壊される虞れがある。
従って、そのクリーン環境を維持するためには、作業用
具を清浄にしておかねばならず、その手間が面倒で改良
の余地があった。
【0009】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記のようなクリーントンネル内や組
立ステーション内のクリーン空間の内部構造を改良する
ことにより、クリーン空間でメンテナンス等の作業を行
う際、そのクリーン環境を良好に維持しながら、又はク
リーン環境から外れても早期に元のクリーン環境に復帰
させながら、作業性を向上させ得るようにすることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、クリーントンネルや組立ステーショ
ンのケーシングに密閉可能の作業用開口部を形成すると
ともに、ケーシング内のクリーン空間には、この作業用
開口部に対応した位置に作業用具の収納部を配置し、ケ
ーシング外から開口部により用具収納部の作業用具を用
いて作業を行い得るようにした。
【0011】具体的には、請求項1の発明では、ケーシ
ング内に設けられてダウンフローのクリーンエアが供給
されるクリーン空間で所定の作業を行うようにしたクリ
ーン作業装置が対象である。
【0012】そして、上記ケーシングの壁部に、ケーシ
ング外から作業用具(この発明では、例えば作業用の工
具の他に接着剤や部品をも含むものとする)を用いて作
業するための密閉可能の作業用開口部を開口する。ま
た、上記クリーン空間に、上記作業用具を収納する用具
収納部を上記作業用開口部に対応して配設する。
【0013】この構成によれば、クリーン空間でメンテ
ナンス等の作業を行う場合、ケーシングの外側から作業
用開口部によりクリーン空間における用具収納部の作業
用具を用いて必要な作業を行えばよい。
【0014】すなわち、例えば密閉されている作業用開
口部を開いて作業するときには、その作業用開口部は、
ケーシングの壁部のみに開口されている比較的小さなも
のであるので、作業中に作業用開口部からクリーン空間
に一般エアが多量に侵入することはなく、また、その作
業用開口部からの一般エアの侵入によってクリーン空間
のクリーン環境が外れたとしても、作業後に作業用開口
部を密閉することで、クリーン環境への復帰が素早く行
われる。一方、作業用開口部をグローブ等により密閉し
て作業するときには、作業中に作業用開口部からクリー
ン空間に一般エアが全く侵入しない。そして、上記用具
収納部の作業用具はクリーン空間に配置されているの
で、作業用具をクリーントンネル外から持ち込んで作業
をする場合に比べ、作業用具自体による汚染を防止する
ことができる。従って、これらによりクリーン空間を良
好なクリーン環境に保つことができる。
【0015】また、上記用具収納部はクリーン空間にお
いて作業用開口部に対応して配設されているので、作業
者は作業用開口部から手を入れて、その作業用開口部の
近くの用具収納部の作業用具を容易に手にすることがで
きる。よってクリーントンネルでの作業を、クリーン環
境を維持したまま作業性よく行うことができ、クリーン
環境の維持と作業性の向上との両立を図ることができ
る。
【0016】請求項2の発明では、上記用具収納部に多
数の通気用孔を開口させる。こうすると、ダウンフロー
のクリーンエアが用具収納部の通気用孔をスムーズに通
過するようになり、用具収納部と作業用具との接触や作
業用具同士の接触等により発塵しても、そのダストは用
具収納部下側に流れてクリーン空間から排出され、クリ
ーン空間のクリーン環境を良好に維持することができ
る。
【0017】請求項3の発明では、上記クリーン空間に
搬送手段が設置され、この搬送手段の搬送部よりも下側
に用具収納部を配置する。すなわち、クリーン空間で
は、クリーンエアのダウンフローが生じているので、上
記用具収納部と作業用具との接触や作業用具同士の接触
等により生じたダストが用具収納部上側の搬送手段の搬
送部に移動しようとしても、その移動は上記ダウンフロ
ーのクリーンエアにより阻止され、よって搬送手段によ
り搬送される搬送物に対するクリーン度を良好に維持す
ることができる。
【0018】請求項4の発明では、ケーシング外の一般
エアが作業用開口部を経てクリーン空間へ侵入するのを
規制する規制手段を設ける。こうすると、作業中に、ケ
ーシング外の一般エア中のダストが作業用開口部を経て
クリーン空間に持ち込まれるのを抑制でき、クリーン空
間のクリーン環境をさらに良好に維持することができ
る。
【0019】請求項5の発明では、作業用開口部は開閉
体により開閉されるように構成する。そして、上記規制
手段は、上記開閉体が少なくとも開いた状態で作業用開
口部近くのクリーン空間の圧力をケーシング外よりも上
昇させるものとする。例えば作業用開口部近くのクリー
ン空間に供給されるクリーンエアの供給量を通常時より
も増加させたり、或いはクリーン空間から排出する排気
量を少なくしたりして、クリーン空間の圧力を高くする
ようにする。
【0020】こうすれば、クリーン空間でメンテナンス
等の作業を行わない通常時には、作業用開口部を開閉体
により閉じておき、作業時には、開閉体により作業用開
口部を開き、その開口部を通して手を差し込んで作業を
行えばよい。その際、規制手段により、作業用開口部近
くのクリーン空間の圧力が高くされるので、開閉体を開
いたとしても、クリーン空間のエアが作業用開口部から
ケーシング外に流出するのみで、逆に、ケーシング外の
一般エアが作業用開口部からクリーン空間に侵入するの
は抑制され、その一般エアによるダストの持込みを防止
できる。よって、作業中であっても、クリーン空間の内
部を良好なクリーン環境に維持することができる。
【0021】また、このように作業用開口部近くのクリ
ーン空間の圧力が高くされた状態で作業を行うので、こ
の作業中にクリーン空間のクリーン環境が外れたとして
も、そのクリーン環境への復帰がクリーン空間の圧力が
高い分だけ素早く行われ、クリーン環境を安定して維持
することができる。
【0022】請求項6の発明では、規制手段は、作業用
開口部を密閉するグローブとする。この場合、作業を行
うときには、ケーシング外から作業用開口部のグローブ
に手を入れ、クリーン空間において作業用開口部に対応
している用具収納部の作業用具を掴んで作業を行えばよ
く、作業性を高めることができる。また、グローブはク
リーン空間とケーシング外との連通を遮断しているの
で、クリーン空間のクリーン環境が破壊されることはな
い。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1及び図2は本
発明の実施形態1を示し、A,A,…はクリーン環境下
で例えばハードディスク装置等のワーク(図示せず)の
組立てを順に行う複数の組立ステーションであって、こ
れら組立ステーションA,A,…間はクリーントンネル
B,B,…により接続されており、この各クリーントン
ネルBを介してワークを各組立ステーションAに順に搬
送するとともに、その各組立ステーションAでワークに
対し所定の組立作業を行うようになっている。
【0024】上記組立ステーションA,A,…は互いに
略同じもので、フロア上に設置された透明材料からなる
ケーシング1を備えている。このケーシング1の内部に
はクリーン空間2と、このクリーン空間2の下側に位置
し、クリーン空間2に対し隔壁3を介して仕切られた排
気空間4とが区画形成され、この排気空間4はケーシン
グ1下壁の排気孔(図示せず)によりケーシング1外に
開放されている。上記クリーン空間2の床部つまり隔壁
3には例えば多数の貫通孔等からなる排気口5が開口さ
れており、クリーン空間2は床部の排気口5を介して排
気空間4に連通している。
【0025】上記ケーシング1内の上部にはHEPA
(High Efficient Particle Arrester)フィルタ8がそ
の上側の空間をクリーン空間2と区画するように配置さ
れ、このHEPAフィルタ8の上側の空間にはブロア
9,9が設けられている。また、ケーシング1の上壁に
はエア吸入口10が開口され、このエア吸入口10には
プリフィルタ11が嵌め込まれており、ケーシング1外
の一般エアをプリフィルタ11で濾過して各ブロア9に
吸い込み、この各ブロア9からの吐出エアをHEPAフ
ィルタ8により濾過して例えばクラス100(0.5μ
mを越える粒径の微粒子を1立方フィート当たり100
個未満しか許容しないレベル)のクリーンエアとし、こ
のクリーンエアをクリーン空間2に供給するとともに、
このクリーン空間2のエアを排気口5ないし排気空間4
を介してケーシング1外に排出し、このことでクリーン
空間2にクリーンエアのダウンフローを生成するように
している。
【0026】上記クリーン空間2の床部(隔壁3)上の
前側には左右方向(搬送方向)に延びる搬送手段として
の搬送コンベア13が設置されている。この搬送コンベ
ア13は、クリーン空間2下部に位置する前後のコンベ
アフレーム14,14間の左右端部にそれぞれ前後方向
の軸心をもって軸支された1対のローラ15,15と、
これら左右のローラ15,15間に巻き掛けられたコン
ベアベルト16とを備えてなり、左右ローラ15,15
の回転によりコンベアベルト16を回行させてその上側
スパン16a上でワークを搬送するようにしている。
【0027】また、ケーシング1内の下部にはクリーン
空間2で各種の組立作業を行う組立ロボット17がハン
ド部17aをクリーン空間2に臨ませた状態で立設され
ており、クリーン空間2の搬送コンベア13におけるコ
ンベアベルト16の上側スパン16a上を搬送されてき
たワークに対し組立ロボット17により所定の組立作業
を行うようにしている。
【0028】上記ケーシング1の図2右側の前壁には、
ケーシング1内のクリーン空間2をケーシング1外に連
通する作業用開口部19が開口されている。また、ケー
シング1前面には、上記作業用開口部19を開閉する開
閉体としてのメンテナンス用扉20が作業用開口部19
上側のケーシング1に蝶番21,21にて支持された状
態で配置され、このメンテナンス用扉20を閉じたとき
に作業用開口部19は略気密状に閉鎖され、その作業用
開口部19によるクリーン空間2とケーシング1外との
連通が遮断される。
【0029】また、上記クリーン空間2の床部(隔壁
3)の前端部、すなわち搬送コンベア13よりも前側に
は、搬送コンベア13の搬送部である、コンベアベルト
16の上側スパン16aよりも下側に位置しかつ作業用
具(図示せず)を収納する用具収納箱23が上記作業用
開口部19に対応した状態、換言すれば作業用開口部1
9の内側下方に位置した状態で取付固定され、この用具
収納箱23の底部には多数の通気用孔23a,23a,
…が開口されている。尚、上記作業用具は、例えば搬送
コンベア13上のワークの引掛かり、搬送コンベア13
や組立ロボット17の故障等のトラブルをなくすために
使用されるもので、作業用の工具や接着剤、部品等であ
る。
【0030】さらに、ケーシング1外の一般エアが上記
作業用開口部19を経てクリーン空間2へ侵入するのを
規制する規制手段が設けられている。具体的には、この
規制手段は、上記メンテナンス用扉20が開いた状態
で、ブロア9の回転数を通常時よりも増加させて、クリ
ーン空間2の圧力をケーシング1外よりも上昇させるよ
うに構成されている(尚、メンテナンス用扉20の開閉
状態に関係なく常に、クリーン空間2の圧力をケーシン
グ1外よりも高くするようにすることもできる)。
【0031】一方、上記各クリーントンネルBは、左右
方向に延びる角筒状の透明材料からなるケーシング31
を有し、このケーシング31の左右開口端部は、各組立
ステーションAのケーシング1の左右側壁にクリーン空
間2と連通するように開口した開口部(図示せず)に気
密状に接続されており、このことで、クリーントンネル
Bのケーシング31内の空間は、組立ステーションAの
クリーン空間2に連通するクリーン空間に形成されてい
る。そして、このクリーントンネルBのケーシング31
内の空間には、左右のローラ15,15間にコンベアベ
ルト16を巻き掛けてなる搬送コンベア13が各組立ス
テーションAの搬送コンベア13と同じ高さ位置にワー
クを移載可能に設置されており、このクリーントンネル
Bの搬送コンベア13によりワークを組立ステーション
Aの搬送コンベア13に対し受け渡しながら搬送するよ
うにしている。
【0032】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。通常の状態では、各組立ステーションAのメンテナ
ンス用扉20は閉じて、ケーシング1前側の作業用開口
部19は気密状に閉鎖されている。また、ブロア9,9
から吐出されたエアがHEPAフィルタ8により濾過さ
れてクリーンエアとなり、このクリーンエアはクリーン
空間2に供給される。そして、このクリーン空間2内の
エアは床部の排気口5ないし排気空間4を介してケーシ
ング1外に排出され、このようなエアの流れによりクリ
ーン空間2内にクリーンエアのダウンフローが生じる。
この状態で各組立ステーションA及び各クリーントンネ
ルBの搬送コンベア13,13がそれぞれ作動し、ワー
クがこれら複数の搬送コンベア13,13,…に順に搬
送され、各組立ステーションAの搬送コンベア13上の
ワークに対し組立ロボット17が所定の組立作業を行
う。
【0033】このような動作中、組立ステーションAに
おいて、例えば搬送コンベア13にワークが引掛かって
搬送されなくなったり、或いは搬送コンベア13が故障
したりする等のトラブルが発生したとき、そのことが透
明なケーシング1を透して、或いは組立ロボット17に
よる動作異常のセンシング機能により検知される。その
ときには、まず、その対象の組立ステーションAにおけ
る搬送コンベア13の搬送作動自体を停止させ、次い
で、ブロア9,9の回転数を通常時よりも増加させてク
リーン空間2の圧力をケーシング1外の圧力よりも上昇
させる。その状態で、作業者がケーシング1前側のメン
テナンス用扉20を開き操作して作業用開口部19を開
き、この作業用開口部19から手をクリーン空間2に入
れて、作業用開口部19の内側下方に位置している用具
収納箱23内の作業用具を取り出し、搬送コンベア13
上のワークの引掛かりや搬送コンベア13の故障等のト
ラブルをなくす作業を行う。
【0034】その際、上記クリーン空間2の圧力がケー
シング1外よりも高くなっているので、上記の如く作業
用開口部19が開いても、クリーン空間2のエアが作業
用開口部19からケーシング1外に吹き出すのみとな
り、逆にケーシング1外の一般エアが作業用開口部19
からクリーン空間2に侵入するのは抑えられる。このこ
とで、作業中、ケーシング1外の一般エア中のダストが
作業用開口部19からクリーン空間2に侵入するのを防
止でき、そのクリーン空間2を通常時と同様の良好なク
リーン環境に維持することができる。
【0035】また、このようにクリーン空間2の圧力が
上昇した状態で上記作業が行われるので、仮に、この作
業中に、クリーン空間2のクリーン環境が阻害されたと
しても、作業後に作業用開口部19がメンテナンス用扉
20により密閉されてからのクリーン環境への復帰は、
上記クリーン空間2の圧力が上昇している分だけ素早く
行われることとなり、よってクリーン環境を安定して維
持することができる。尚、このような作業の終了後は上
記と逆の動作を行った後に、搬送コンベア13を搬送の
ために再作動させればよい。
【0036】したがって、この実施形態では、組立ステ
ーションAにおけるケーシング1内のクリーン空間2に
用具収納箱23がケーシング1前壁の作業用開口部19
に対応して設けられているので、上記のように、作業者
は作業用開口部19から手を入れてその用具収納箱23
内の作業用具を容易に取り上げることができる。よって
組立ステーションAでの作業を、上記の如くクリーン環
境を維持したまま作業性よく行うことができ、組立ステ
ーションAでのクリーン環境の維持と作業性の向上との
両立を図ることができる。
【0037】また、上記用具収納箱23の底壁に多数の
通気用孔23a,23a,…が開口されているので、ダ
ウンフローのクリーンエアが用具収納箱23をスムーズ
に通過するようになり、用具収納箱23とその内部の作
業用具との接触や作業用具同士の接触等により発塵して
も、そのダストは用具収納箱23の下側に流れてクリー
ン空間2から排出される。よって、クリーン空間2のク
リーン環境をさらに良好に維持することができる。
【0038】そして、このようにクリーン空間2に位置
する用具収納箱23内に作業用具が収納されているの
で、この作業用具は、常にクリーン空間2内のクリーン
環境下に保持されることとなる。それ故、その作業用具
を組立ステーションA外からクリーン空間2に持ち込ん
で作業をする場合に比べ、作業用具自体による汚染を防
止でき、組立ステーションAのクリーン環境をさらに良
好に維持できる。
【0039】また、上記用具収納箱23は、搬送コンベ
ア13におけるコンベアベルト16の上側スパン16a
(搬送部)よりも下側に位置するので、上記用具収納箱
23で生じたダストがコンベアベルト16の上側スパン
16aまで移動しようとしても、それはクリーン空間2
のダウンフローのクリーンエアにより阻止される。よっ
て、ワークに対するクリーン度をも良好に維持すること
ができる。
【0040】尚、上記実施形態では、ブロア9,9の回
転を通常時よりも上げることで、クリーン空間2の圧力
をケーシング1外よりも上昇させるようにしているが、
その他の規制手段によりクリーン空間2の圧力を上昇さ
せるようにしてもよい。例えば、クリーン空間2の床部
の排気口5を開閉してクリーン空間2から排気空間4へ
のエア排出量を調整する排気調整弁を配設し、通常時は
排気調整弁を全開状態に保つ一方、作業用開口部19を
開いて作業するときには、排気調整弁を全閉状態に切り
換えて、クリーン空間2から排出されるエアの量を通常
時よりも少なくすることにより、クリーン空間2の圧力
を上昇させるようにしてもよい。
【0041】或いは、クリーン空間2の天井部にHEP
Aフィルタ8との間に給気口を開口させ、その給気口を
開閉してHEPAフィルタ8からクリーン空間2へのク
リーンエアの供給量を調整する給気調整弁を配設し、通
常時には、この給気調整弁を中程度の開度に保つ一方、
作業時には給気調整弁を全開状態に切り換え、そのクリ
ーン空間2に供給されるクリーンエアの量を増加させる
ことにより、クリーン空間2の圧力を上昇させるように
することもできる。
【0042】また、作業用開口部19はケーシング1の
前壁に部分的に開口されているものであるので、その開
かれた作業用開口部19からの一般エアの侵入量はケー
シング1全体を開放するよりも少ない。そして、その一
般エアの侵入量が短時間であればある程度許容できる場
合は、上記のようにクリーン空間2の圧力をケーシング
1外よりも高くすることを不要としてもよい。
【0043】(実施形態2)図3は本発明の実施形態2
を示し(尚、以下の各実施形態では、図1と同じ部分に
ついては同じ符号を付してその詳細な説明は省略す
る)、上記実施形態1では、作業用開口部19をメンテ
ナンス用扉20により密閉するようにしているのに対
し、作業用開口部19をグローブにより密閉したもので
ある。
【0044】すなわち、この実施形態では、ケーシング
1の前壁に開口されている作業用開口部19はグローブ
25により密閉され、そのグローブ25の取付枠部25
aは作業用開口部19周りに気密状に取付固定されてい
る。よって、グローブ25は、ケーシング1外の一般エ
アが作業用開口部19を経てクリーン空間2へ侵入する
のを規制する規制手段を構成している。その他の構成は
上記実施形態1と同様である。
【0045】したがって、この実施形態において、組立
ステーションA内のクリーン空間2で作業を行う場合に
は、そのケーシング1の作業用開口部19を密閉してい
るグローブ25にケーシング1外から手を入れ、作業用
開口部19の内側下方のクリーン空間2における用具収
納箱23内の作業用具を用いて作業を行えばよく、その
作業性を高めることができる。
【0046】また、上記グローブ25は、組立ステーシ
ョンAにおけるケーシング1内のクリーン空間2とケー
シング1外との連通を常時遮断しているので、作業中、
クリーン空間2のクリーン環境が破壊されることはな
い。よって、組立ステーションAでのクリーン環境の維
持と作業性の向上との両立を図ることができる。
【0047】尚、上記各実施形態では搬送コンベア13
を組立ステーションA及びクリーントンネルBに亘り複
数設けているが、搬送コンベア13は1つでもよい。そ
の場合、作業を行う際は搬送コンベア13全体を停止さ
せる必要がある。
【0048】(実施形態3)図4及び図5は実施形態3
を示し、クリーントンネルBの途中に作業用開口部1
9、メンテナンス用扉20及び用具収納箱23を設けた
ものである。すなわち、この実施形態では、クリーント
ンネルBは、ハードディスク等のワーク(搬送物)をク
リーン環境下で搬送するために用いられるもので、その
ワーク搬送方向たる左右方向に延びる角筒状の透明材料
からなるケーシング31の内部にはクリーン空間32
と、このクリーン空間32の上側に位置し、クリーン空
間32に対し上隔壁33を介して仕切られた給気ダクト
空間34と、クリーン空間32の下側に位置し、クリー
ン空間32に対し下隔壁35を介して仕切られた排気ダ
クト空間36とが区画形成され、上記クリーン空間32
の天井部つまり上隔壁33は例えば多数の貫通孔等から
なる給気口37が、また床部つまり下隔壁35には同様
の排気口38がそれぞれ開口されている。よって、クリ
ーン空間32は天井部の給気口37を介して給気ダクト
空間34に、また床部の排気口38を介して排気ダクト
空間36にそれぞれ連通している。
【0049】上記ケーシング31の上面には複数のHE
PAフィルタ8,8,…(1つのみ図示する)がトンネ
ル長さ方向に所定間隔をあけて取付固定され、この各H
EPAフィルタ8は図外のブロアに接続されており、こ
のブロアから吐出されてHEPAフィルタ8により濾過
されたクリーンエアを給気ダクト空間34に流して給気
口37からクリーン空間32に供給するとともに、この
クリーン空間32のエアを排気口38を介して排気ダク
ト空間36に排出することで、クリーン空間32にクリ
ーンエアのダウンフローを生成している。
【0050】上記クリーン空間32の床部(下隔壁3
5)上には左右方向(搬送方向)に延びる搬送手段とし
ての例えば1つ(複数であってもよい)の搬送コンベア
13が設置されている。
【0051】また、上記ケーシング31の前壁(図5で
右側のもの)には複数の作業用開口部19,19,…が
トンネル長さ方向に所定間隔をあけて形成され、この各
作業用開口部19はそれぞれケーシング31前面のメン
テナンス用扉20により密閉されている。
【0052】また、上記クリーン空間32の床部(下隔
壁35)の前端部、すなわち搬送コンベア13よりも前
側には、搬送コンベア13のコンベアベルト16の上側
スパン16a(搬送部)よりも下側に位置する用具収納
箱23が作業用開口部19に対応してその内側下方に固
定されている。その他の構成は上記実施形態1と同様で
ある。
【0053】したがって、この実施形態においては、ク
リーントンネルBによりワークを搬送する通常時、その
各作業用開口部19はメンテナンス用扉20により密閉
されている。そして、ブロアから吐出されたエアがHE
PAフィルタ8により濾過されてクリーンエアとなり、
このクリーンエアは給気ダクト空間34に供給された
後、その給気ダクト空間34から天井部の給気口37を
経てクリーン空間32に供給される。このクリーン空間
32内のエアは床部の排気口38を介して排気ダクト空
間36に排出される。このようにクリーン空間32内に
クリーンエアのダウンフローが生じた状態で搬送コンベ
ア13が作動してワークが搬送される。
【0054】このようなクリーントンネルBによるワー
クの搬送中、例えば搬送コンベア13でワークが引掛か
って搬送されなくなったり、或いは搬送コンベア13が
故障したりする等のトラブルが発生したとき、そのこと
が透明なケーシング31を透して検知される。そのとき
には、まず、その搬送コンベア13の搬送作動自体を停
止させ、次いで、搬送コンベア13のトラブル発生位置
に最も近いブロア9を通常よりも高い速度で回転させ
て、その部分のクリーン空間32の圧力をケーシング3
1外よりも高くする。その後に、ケーシング31前側の
複数のメンテナンス用扉20,20,…のうち、搬送コ
ンベア13のトラブル発生位置に最も近いメンテナンス
用扉20を開いて作業用開口部19を開放し、この作業
用開口部19から作業者が手をクリーン空間32に入れ
て、作業用開口部19に対応して配置されている用具収
納箱23内の作業用具を取り出し、搬送コンベア13上
のワークの引掛かりや搬送コンベア13の故障等のトラ
ブルをなくす作業を行えばよい。よって、この実施形態
でも、クリーントンネルBでの作業を、クリーン環境を
良好に維持したまま作業性よく行うことができ、クリー
ン環境の維持と作業性の向上との両立を図ることができ
る。
【0055】尚、この実施形態3において、クリーント
ンネルBのケーシング31における各作業用開口部19
を上記実施形態2と同様にグローブ25により密閉する
ようにしてもよい。
【0056】また、実施形態3では、給気ダクト空間3
4及び排気ダクト空間36をそれぞれクリーントンネル
Bのケーシング31内に区画形成しているが、この給気
ダクト空間34及び排気ダクト空間36の少なくとも一
方をクリーントンネルBのケーシング31外にダクトと
して設けてもよい。
【0057】また、実施形態3において、上記の如く、
給気調整弁や排気調整弁の開度調整を行うことにより、
開いた作業用開口部19近くのクリーン空間32の圧力
を高くするようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1の発明によ
ると、ダウンフローのクリーンエアが供給されるクリー
ン空間をケーシング内に有するクリーントンネルや組立
ステーション等において、そのクリーン空間で作業する
場合に、ケーシングの壁部に、クリーントンネル外から
作業用具を用いて作業するための作業用開口部を密閉可
能に設け、クリーン空間に、上記作業用具を収納する用
具収納部を作業用開口部に対応して配設したことによ
り、クリーン空間のクリーン環境を良好に維持しなが
ら、そのクリーン空間での作業を作業用開口部近くに位
置する用具収納部の作業用具により作業性よく行うこと
ができ、クリーン環境の維持と作業性の向上との両立を
図ることができる。
【0059】請求項2の発明によると、上記用具収納部
に多数の通気用孔を開口したことにより、ダウンフロー
のクリーンエアを用具収納部の通気用孔をスムーズに通
過させて、用具収納部で生じたダストをクリーン空間か
ら排出でき、クリーン空間のクリーン環境を良好に維持
することができる。
【0060】請求項3の発明によると、クリーン空間に
搬送手段が設置されている場合、上記用具収納部を搬送
手段の搬送部よりも下側に配置したことにより、用具収
納部で発生したダストが搬送手段の搬送部に移動するの
をクリーン空間のダウンフローのクリーンエアにより阻
止して、搬送物に対するクリーン度を良好に維持するこ
とができる。
【0061】請求項4の発明によると、ケーシング外の
一般エアが上記作業用開口部を経てクリーン空間へ侵入
するのを規制するようにしたことにより、作業中に、ケ
ーシング外の一般エア中のダストが作業用開口部を経て
クリーン空間に持ち込まれず、クリーン空間のクリーン
環境をさらに良好に維持することができる。
【0062】そして、請求項5の発明によると、作業用
開口部は開閉体により開閉されるものとし、この開閉体
が開かれたときに作業用開口部近くのクリーン空間の圧
力を上昇させ、ケーシング外の一般エアのクリーン空間
への侵入を規制するようにしたことにより、開閉体を開
いて作業用開口部により作業する際、作業用開口部近く
のクリーン空間の圧力を高くし、ケーシング外の一般エ
アが作業用開口部からクリーン空間に侵入するのを抑制
して、クリーン空間をクリーン環境に維持することがで
きるとともに、作業中に、クリーン空間のクリーン環境
が外れたとしても、クリーン空間の圧力が高い分だけク
リーン環境への復帰を素早く行って、クリーン環境を安
定して維持することができる。
【0063】請求項6の発明によると、作業用開口部を
グローブにより密閉するようにしたことにより、作業性
の向上とクリーン環境の維持とを両立させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す正面図である。
【図2】実施形態1に係る組立ステーションの一部破断
側面図である。
【図3】本発明の実施形態2を示す図2相当図である。
【図4】実施形態3に係るクリーントンネルの一部破断
斜視図である。
【図5】実施形態3に係るクリーントンネルを搬送方向
と直交する方向に沿って切断した拡大断面図である。
【符号の説明】
A 組立ステーション 1 ケーシング 2 クリーン空間 8 HEPAフィルタ 13 搬送コンベア(搬送手段) 16 コンベアベルト 16a 上側スパン(搬送部) 17 組立ロボット 19 作業用開口部 20 メンテナンス用扉(開閉体) 23 用具収納箱(用具収納部) 23a 通気用孔 25 グローブ B クリーントンネル 31 ケーシング 32 クリーン空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 富和 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 福井 茂次 兵庫県西宮市田近野町6番107号 新明和 工業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 槙本 博之 兵庫県宝塚市新明和町1番1号 新明和工 業株式会社産機システム事業部内 Fターム(参考) 3L058 BF03 BF05 BF08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に設けられてダウンフロー
    のクリーンエアが供給されるクリーン空間で所定の作業
    を行うようにしたクリーン作業装置であって、 上記ケーシングの壁部に、ケーシング外から作業用具を
    用いて作業するための密閉可能の作業用開口部が開口さ
    れており、 上記クリーン空間に、上記作業用具を収納する用具収納
    部が上記作業用開口部に対応して配設されていることを
    特徴とするクリーン作業装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のクリーン作業装置において、 用具収納部に多数の通気用孔が開口されていることを特
    徴とするクリーン作業装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のクリーン作業装置にお
    いて、 クリーン空間に搬送手段が設置されており、 用具収納部は、上記搬送手段の搬送部よりも下側に配置
    されていることを特徴とするクリーン作業装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのクリーン作業
    装置において、 ケーシング外の一般エアが作業用開口部を経てクリーン
    空間へ侵入するのを規制する規制手段を備えたことを特
    徴とするクリーン作業装置。
  5. 【請求項5】 請求項4のクリーン作業装置において、 作業用開口部は開閉体により開閉されるように構成さ
    れ、 規制手段は、上記開閉体が少なくとも開いた状態で作業
    用開口部近くのクリーン空間の圧力をケーシング外より
    も上昇させるものであることを特徴とするクリーン作業
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4のクリーン作業装置において、 規制手段は、作業用開口部を密閉するグローブであるこ
    とを特徴とするクリーン作業装置。
JP10261054A 1998-09-16 1998-09-16 クリーン作業装置 Withdrawn JP2000085963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261054A JP2000085963A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 クリーン作業装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10261054A JP2000085963A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 クリーン作業装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000085963A true JP2000085963A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17356437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10261054A Withdrawn JP2000085963A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 クリーン作業装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000085963A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079699A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Systeme de production
JP2003083579A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Seiko Epson Corp クリーンスペースユニットとクリーンエア吹き出しユニット
WO2003102475A1 (fr) * 2002-06-03 2003-12-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Module d'assemblage propre, appareillage de production le contenant, robot industriel et systeme antipollution
KR20040038783A (ko) * 2002-10-30 2004-05-08 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 산업용 로봇
JP2008190818A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Dai-Dan Co Ltd 多段cavを用いた室圧制御システム
JP2009192201A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Olympus Corp 生産装置
JP2009257680A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Denso Corp 作業設備および作業設備における局所クリーンルーム
EP2832461A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-04 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Work cabinet and sheet
WO2015060383A1 (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 清浄作業装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079699A1 (fr) * 2001-03-29 2002-10-10 Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho Systeme de production
JP2003083579A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Seiko Epson Corp クリーンスペースユニットとクリーンエア吹き出しユニット
WO2003102475A1 (fr) * 2002-06-03 2003-12-11 Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. Module d'assemblage propre, appareillage de production le contenant, robot industriel et systeme antipollution
EP1515100A1 (en) * 2002-06-03 2005-03-16 Sankyo Seiki Mfg. Co. Ltd. Clean assembling module device, production system formed with the module, industrial robot, and pollution spred prevention system
EP1515100A4 (en) * 2002-06-03 2006-09-20 Sankyo Seiki Seisakusho Kk CLEAN ASSEMBLY MODULE, PRODUCTION EQUIPMENT CONTAINING SAME, INDUSTRIAL ROBOT AND ANTI-EMISSION SYSTEM
KR20040038783A (ko) * 2002-10-30 2004-05-08 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 산업용 로봇
JP2008190818A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Dai-Dan Co Ltd 多段cavを用いた室圧制御システム
JP2009192201A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Olympus Corp 生産装置
JP2009257680A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Denso Corp 作業設備および作業設備における局所クリーンルーム
JP4525789B2 (ja) * 2008-04-17 2010-08-18 株式会社デンソー 作業設備および作業設備における局所クリーンルーム
CN101559388B (zh) * 2008-04-17 2012-08-22 株式会社电装 洁净室装置
EP2832461A1 (en) * 2013-07-31 2015-02-04 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Work cabinet and sheet
CN104338726A (zh) * 2013-07-31 2015-02-11 株式会社安川电机 作业用柜和板材
JP2015031407A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社安川電機 作業用キャビネット及びシート材
WO2015060383A1 (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 清浄作業装置
CN105531548A (zh) * 2013-10-25 2016-04-27 株式会社日本组织工程 清洁作业装置
JPWO2015060383A1 (ja) * 2013-10-25 2017-03-09 株式会社 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 清浄作業装置
US10072861B2 (en) 2013-10-25 2018-09-11 Japan Tissue Engineering Co., Ltd. Clean work device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7014672B2 (en) Carrying vehicle, manufacturing apparatus, and carrying system
JP6613864B2 (ja) ミニエンバイロメント装置
KR100524359B1 (ko) 클린 룸용의 물품 보관 설비
JP2000085963A (ja) クリーン作業装置
ITBO20060246A1 (it) Apparato e metodo per alimentare con un prodotto una macchina confezionatrice.
JP6674869B2 (ja) ウェーハ搬送装置
KR20050007588A (ko) 클린 조립 모듈 장치, 이것에 의해 구성한 생산 시스템,산업용 로봇 및 오염 전파 방지 시스템
JP2019140379A (ja) 基板処理装置
JP2000188320A (ja) 局所クリーンシステム
JP2004269214A (ja) 浄化空気通風式の保管設備
JP3852570B2 (ja) クリーンルーム装置
JP2000082731A (ja) クリーンルーム設備
JP4374294B2 (ja) 安全キャビネット
JP2000085962A (ja) クリーン作業装置
JPH0231496Y2 (ja)
JP4251279B2 (ja) 板状体搬送装置
JP2000085961A (ja) クリーン作業装置
JPH026051Y2 (ja)
JP7171410B2 (ja) ウェーハ搬送装置
JP4186129B2 (ja) 板状体搬送装置
JPH0332697B2 (ja)
JPH06151267A (ja) クリーン自動作業装置
JP3673327B2 (ja) 無人搬送車におけるダスト侵入防止装置
JP3777060B2 (ja) アイソレータ装置の連通機構
JPH07280313A (ja) クリーン自動作業装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110