JP2000080727A - 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法 - Google Patents

柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法

Info

Publication number
JP2000080727A
JP2000080727A JP10252779A JP25277998A JP2000080727A JP 2000080727 A JP2000080727 A JP 2000080727A JP 10252779 A JP10252779 A JP 10252779A JP 25277998 A JP25277998 A JP 25277998A JP 2000080727 A JP2000080727 A JP 2000080727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
pillar
columns
ceiling
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10252779A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Tanaka
直人 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10252779A priority Critical patent/JP2000080727A/ja
Publication of JP2000080727A publication Critical patent/JP2000080727A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱省略した広い連続空間を備えたユニット建
物を構築するため、複数の建物ユニットの柱省略コーナ
ー部を柱省略接合部にて互いに突き合わせ配置するに際
し、部材管理と現地施工性を向上すること。 【解決手段】 柱省略建物ユニット12において、柱省
略コーナー部を通る少なくとも 1本の天井梁を、他の天
井梁23より成の高い成高天井梁23Aとしてなるも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はユニット建物とその
構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特開平8-277580号公報に記
載の如く、柱省略した広い連続空間を備えたユニット建
物を構築するため、柱と床梁と天井梁を箱形に接合した
建物ユニットを隣接設置して構築されるユニット建物に
おいて、複数の建物ユニットそれぞれに定めた少なくと
も 1個の柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突
き合せ配置し、柱省略接合部の一方側の建物ユニットの
天井梁側から、他方側の建物ユニットの天井梁側に渡る
補強梁を設け、補強梁の両端部は、柱省略接合部の一方
側の建物ユニットの柱回りと、柱省略接合部の他方側の
建物ユニットの柱回りのそれぞれに接続され、補強梁の
中央部には、複数の建物ユニットの各柱省略コーナー部
が接続されてなるものを提案している。
【0003】この従来技術によれば、ユニット建物の天
井構造強度が、建物ユニットの天井梁の断面性能の和
に、補強梁の断面性能をも加えたものとなるから、柱を
省略した天井スパンを大きく拡大し、柱を省略した広い
連続空間を形成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 相隣る建物ユニットの柱省略接合部を挟む両側で、天
井梁と補強梁の 2本の梁を重複配置するものとなり、通
常部材としての天井梁以外に、長尺の特殊部材としての
補強梁が必要となり、部材管理に困難を伴う。
【0005】建物ユニットの天井梁の外面に現地で補
強梁を添設するものであり、更にこの補強梁を隠す仕上
げ施工を現地で行なう必要があり、現地施工性が悪い。
【0006】本発明の課題は、柱省略した広い連続空間
を備えたユニット建物を構築するため、複数の建物ユニ
ットの柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突き
合わせ配置するに際し、部材管理と現地施工性を向上す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、柱と床梁と天井梁を箱形に接合するとともに、少な
くとも 1個の柱省略コーナー部で柱を省略してなる柱省
略建物ユニットにおいて、柱省略コーナー部を通る少な
くとも 1本の天井梁を、他の天井梁より成の高い成高天
井梁としてなるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の本発明において更に、前記成高天井梁の中間部と、こ
れに相対する床梁の中間部との間に、中間柱を設けてな
るようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の柱省略建物ユニットを用いてなるユニット建
物において、相隣る柱省略建物ユニットの成高天井梁が
互いに直列配置されるようにそれらの柱省略コーナー部
を柱省略接合部にて互いに突き合せ配置してなるように
したものである。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の本発明において更に、前記直列配置された成高天井
梁同士を剛接合してなるようにしたものである。
【0011】請求項5に記載の本発明は、請求項3又は
4に記載の本発明において更に、前記 4個の柱省略建物
ユニットそれぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部に
て互いに突き合せ配置してなるようにしたものである。
【0012】請求項6に記載の本発明は、請求項3〜5
のいずれかに記載のユニット建物の構築方法において、
柱省略建物ユニットとして、柱省略コーナー部に仮柱を
着脱自在としてなるものを用い、相隣る柱省略建物ユニ
ットを互いに接合完了するまでは仮柱を設けておき、そ
の接合完了後に仮柱を取外すようにしたものである。
【0013】
【作用】請求項1、3、5の本発明によれば下記、
の作用がある。 相隣る柱省略建物ユニットの柱省略接合部を挟む両側
の成高天井梁の成を高くし、当該天井梁の断面強度を強
化した。従って、相隣る柱省略建物ユニットの柱省略接
合部で柱を省略したとき、補強梁を用いなくても、外力
に耐えることができる天井構造強度を確保できる。即
ち、天井梁に補強梁を重複配置する必要がなく、部材管
理を簡素にしながら、柱を省略した天井スパンを大きく
拡大し、柱を省略した広い開口部等の連続空間を形成で
きる。
【0014】柱省略建物ユニットの成高天井梁の外面
に補強梁を設ける必要がないから、当該天井梁の外面側
に予め工場で仕上材を取着しておくことができ、現地で
の仕上げ施工をなくし、現地施工性を向上できる。
【0015】尚、成高天井梁以外の天井梁の下縁を成高
天井梁の下縁より高くすることにより、天井面を成高天
井梁以外の天井梁の下縁の高さに略合わせることができ
る。
【0016】請求項2、3の本発明によれば下記の作
用がある。 相隣る柱省略建物ユニットの成高天井梁の下方で、柱
を省略した開口部等の連続空間の側傍に中間柱を設ける
ことにより、相隣る柱省略建物ユニットに一定の広い連
続空間を確保しながら、天井構造強度を向上できる。
【0017】請求項4の本発明によれば下記の作用が
ある。 相隣る柱省略建物ユニットの成高天井梁を直列 1本化
するように剛接合することにより、両成高天井梁をそれ
らの端部の柱で支持される両持ち梁とする如くに強化で
き、天井構造強度を向上できる。
【0018】請求項6の本発明によれば下記の作用が
ある。 柱省略建物ユニットに設けた仮柱は、該建物ユニット
の工場生産段階、輸送保管段階を経た現地据付け後、相
隣る柱省略建物ユニットの接合完了まで取外されない。
従って、柱省略建物ユニットの施工段階の建物強度を十
分に確保し、施工性を向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用されたユニッ
ト建物の要部平面レイアウトを示す模式図、図2は本発
明が適用された他のユニット建物の要部平面レイアウト
を示す模式図、図3は標準建物ユニットの骨組構造体を
示す斜視図、図4は柱省略建物ユニットの骨組構造体を
示す斜視図、図5はユニット建物の施工手順を示す骨組
構造体の斜視図、図6は天井梁の接合構造を示す模式図
であって(A)は背面図、(B)は平面図、図7は天井
梁の接合構造の他の例を示す断面図、図8はユニット建
物の他の例を示す骨組構造体の斜視図である。
【0020】(ユニット建物10と建物ユニット11、
12)(図1、図3、図4) ユニット建物10は、図1に示す如く、工場生産した複
数の標準建物ユニット11、柱省略建物ユニット12を
建築現場に輸送し、予め設置してある基礎の上にて水
平、鉛直方向に隣接設置して構築される。
【0021】標準建物ユニット11は、図3に示す如
く、 4本の角鋼管製柱21と、 4本の型鋼製床梁22
と、 4本の型鋼製天井梁23とを箱形に接合した骨組構
造体である。建物ユニット11は、 4個のコーナー部
で、相交差する床梁22を柱21の下端部に接続し、相
交差する天井梁23を柱21の上端部に接合して構成さ
れる。
【0022】柱省略建物ユニット12は、図4に示す如
く、標準建物ユニット11の 4本の柱21のうちの 1本
の柱21を省略したものである。柱省略建物ユニット1
2は、柱省略コーナー部以外の 3個のコーナー部では、
相交差する床梁22を柱21の下端部に接合し、相交差
する天井梁23を柱21の上端部に接合するとともに、
柱省略コーナー部では、相交差する床梁22を短柱24
に接合し、相交差する天井梁23を短柱25に接合して
構成される。そして、柱省略建物ユニット12では、柱
省略コーナー部に仮柱26を着脱自在としている。仮柱
26は、ボルト、ピン等の着脱手段により、上述の短柱
24と短柱25とに着脱自在に結合される。更に、柱省
略建物ユニット12にあっては、柱省略コーナー部を通
る 1本の天井梁23(柱省略コーナー部で交差する 2本
の天井梁23のうち、短尺の天井梁23)を、他の天井
梁23より成(図4のh寸法)の高い成高天井梁23A
としている。
【0023】尚、柱省略建物ユニット12にあっては、
基本的に、天井梁23、23Aに囲まれる天井面内で、
対角線上の柱21と柱21、柱21と短柱25をそれぞ
れ水平ブレース27で連結し、天井構造強度を補強する
ものとしている。
【0024】然るに、ユニット建物10は、図1に示す
如く、その一部で、 2個の柱省略建物ユニット12それ
ぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部14にて互いに
突き合せ配置し、それら 2個の柱省略建物ユニット12
によって柱21に遮られることのない広く連続した開口
部15を形成するものとしている。
【0025】以下、 2個の柱省略建物ユニット12の接
合構造について説明する。相隣る 2個の柱省略建物ユニ
ット12の柱省略接合部14は、図5(A)に示す如
く、相隣る柱省略建物ユニット12の成高天井梁23A
同士を直列接合部40で剛接合することにより補強され
る。相隣る柱省略建物ユニット12の成高天井梁23A
同士の直列接合部40は、図6に示す如く、柱省略接合
部14の左右の一方側の柱省略建物ユニット12の成高
天井梁23Aの端部にジョイントピース23Bを介して
接合してある短柱25と、柱省略接合部14の左右の他
方側の柱省略建物ユニット12の成高天井梁23Aの端
部にジョイントピース23Bを介して接合してある短柱
25との間の上下両端部に平板短冊状のスペーサ41、
42を介装し、それら両短柱25、25を 2本の高力ボ
ルト43とナット44で高力ボルト接合(摩擦接合)
(剛接合)することにて接合される。尚、図6では、一
方向の梁のみ示し、直交する他方向の梁は図示省略して
いる。
【0026】相隣る 2個の柱省略建物ユニット12の成
高天井梁23A同士が上述の如くに剛接合されるとき、
各柱省略建物ユニット12の柱省略コーナー部には短柱
25に着脱自在の仮柱26が未だ接合されている。そし
て、成高天井梁23A同士の剛接合完了後、仮柱26は
図5(A)に示す如く、短柱25から取外される。そし
て、相隣る 2個の柱省略建物ユニット12の柱省略接合
部14には、仮柱26の撤去により、図5(B)に示す
如く、両建物ユニット12に渡る広く連続した開口部1
5が形成され、開口部材16が設置される。
【0027】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 相隣る柱省略建物ユニット12の柱省略接合部14を
挟む両側の成高天井梁23Aの成を高くし、当該天井梁
23Aの断面強度を強化した。従って、相隣る柱省略建
物ユニット12の柱省略接合部14で柱21を省略した
とき、補強梁を用いなくても、外力に耐えることができ
る天井構造強度を確保できる。即ち、天井梁23Aに補
強梁を重複配置する必要がなく、部材管理を簡素にしな
がら、柱21を省略した天井スパンを大きく拡大し、柱
21を省略した広い開口部15等の連続空間を形成でき
る。
【0028】柱省略建物ユニット12の成高天井梁2
3Aの外面に補強梁を設ける必要がないから、当該天井
梁23Aの外面側に予め工場で仕上材を取着しておくこ
とができ、現地での仕上げ施工をなくし、現地施工性を
向上できる。
【0029】尚、成高天井梁23A以外の天井梁23の
下縁を成高天井梁23Aの下縁より高くすることによ
り、天井面を成高天井梁23A以外の天井梁23の下縁
の高さに略合わせることができる。
【0030】相隣る柱省略建物ユニット12の成高天
井梁23Aを直列 1本化するように剛接合することによ
り、両成高天井梁23Aをそれらの端部の柱21で支持
される両持ち梁とする如くに強化でき、天井構造強度を
向上できる。
【0031】柱省略建物ユニット12に設けた仮柱2
6は、該建物ユニット12の工場生産段階、輸送保管段
階を経た現地据付け後、相隣る柱省略建物ユニット12
の接合完了まで取外されない。従って、柱省略建物ユニ
ット12の施工段階の建物強度を十分に確保し、施工性
を向上できる。
【0032】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明は以下の如く変形できる。
【0033】(1) ユニット建物10は、柱省略建物ユニ
ット12の成高天井梁23Aの端部に接合される短柱2
5として、図7に示した鋳鉄製役物からなる短柱50を
採用できる。短柱50は、ジョイントピース23Bを介
して成高天井梁23Aに接合される。短柱50は、正面
板50A、上下の端板50B、50C、両側板50D、
50E、中間板50Fを有し、高い構造強度を備えるこ
とができる。そして、一方側の建物ユニット12の成高
天井梁23Aの短柱50と、他方側の建物ユニット12
の成高天井梁23Aの短柱50とは、 2本の高力ボルト
51とナット52で高力ボルト接合(摩擦接合)(剛接
合)することにて接合される。高力ボルト51は、短柱
50と50の間にスペーサ53を介装した状態で、座金
板54、一方の短柱50の正面板50A、スペーサ5
3、他方の短柱50の正面板50A、座金板55、座金
56を高力ボルト52により締結する。尚、図7では、
一方向の梁のみ図示し、直交する他方向の梁は図示省略
している。
【0034】(2) ユニット建物10は、図8に示す如
く、柱省略建物ユニット12の成高天井梁23Aの中間
部と、これに相対する床梁22の中間部との間に中間柱
28を設け、相隣る柱省略建物ユニット12の中間柱2
8に挟まれる連続空間を開口部15とすることができ
る。中間柱28は下端部を床梁22に溶接され、上端部
を成高天井梁23Aに溶接される。これによれば、相隣
る柱省略建物ユニット12の成高天井梁23Aの下方
で、柱21を省略した開口部15の側傍に中間柱28を
設けることにより、相隣る柱省略建物ユニット12に一
定の広い開口部15を確保しながら、天井構造強度を向
上できる。
【0035】(3) ユニット建物10は、図2に示す如
く、その一部で、 4個の柱省略建物ユニット12それぞ
れの柱省略コーナー部を柱省略接合部14にて互いに突
き合せ配置し、それら 4個の柱省略建物ユニット12に
よって柱21に遮られることのない広く連続した居室空
間17を形成することができる。このユニット建物10
にあっては、 4個の柱省略建物ユニット12のうち、相
隣る 2個の柱省略建物ユニット12の成高天井梁23A
同士を第1の直列接合部40A(前述の直列接合部40
と実質的に同一構造)にて剛接合するとともに、相隣る
他の 2個の柱省略建物ユニット12の成高天井梁23A
同士を第2の直列接合部40Bにて剛接合することによ
り補強される。
【0036】尚、相隣る柱省略建物ユニット12の柱省
略コーナー部を柱省略接合部14で突き合せ配置したと
き、それらの建物ユニット12の天井面は前述した如く
に水平ブレース27を備えることが好ましい。但し、 4
個の柱省略建物ユニット12の柱省略コーナー部を柱省
略接合部14で突き合せ配置したときには、少なくとも
3個の建物ユニット12の天井面に水平ブレース27を
備えるものとし、他の1個の建物ユニット12の天井面
は水平ブレース27を備えない吹抜け空間29とするも
のであっても良い(図2)。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、柱省略し
た広い連続空間を備えたユニット建物を構築するため、
複数の建物ユニットの柱省略コーナー部を柱省略接合部
にて互いに突き合わせ配置するに際し、部材管理と現地
施工性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されたユニット建物の要部
平面レイアウトを示す模式図である。
【図2】図2は本発明が適用された他のユニット建物の
要部平面レイアウトを示す模式図である。
【図3】図3は標準建物ユニットの骨組構造体を示す斜
視図である。
【図4】図4は柱省略建物ユニットの骨組構造体を示す
斜視図である。
【図5】図5はユニット建物の施工手順を示す骨組構造
体の斜視図である。
【図6】図6は天井梁の接合構造を示す模式図であって
(A)は背面図、(B)は平面図である。
【図7】図7は天井梁の接合構造の他の例を示す断面図
である。
【図8】図8はユニット建物の他の例を示す骨組構造体
の斜視図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物 11 標準建物ユニット 12 柱省略建物ユニット 14 柱省略接合部 21 柱 22 床梁 23 天井梁 23A 成高天井梁 26 仮柱 28 中間柱 40、40A、40B 直列接合部 43、51 高力ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と床梁と天井梁を箱形に接合するとと
    もに、少なくとも 1個の柱省略コーナー部で柱を省略し
    てなる柱省略建物ユニットにおいて、 柱省略コーナー部を通る少なくとも 1本の天井梁を、他
    の天井梁より成の高い成高天井梁としてなることを特徴
    とする柱省略建物ユニット。
  2. 【請求項2】 前記成高天井梁の中間部と、これに相対
    する床梁の中間部との間に、中間柱を設けてなる請求項
    1記載の柱省略建物ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の柱省略建物ユニ
    ットを用いてなるユニット建物において、 相隣る柱省略建物ユニットの成高天井梁が互いに直列配
    置されるようにそれらの柱省略コーナー部を柱省略接合
    部にて互いに突き合せ配置してなることを特徴とするユ
    ニット建物。
  4. 【請求項4】 前記直列配置された成高天井梁同士を剛
    接合してなる請求項3記載のユニット建物。
  5. 【請求項5】 前記 4個の柱省略建物ユニットそれぞれ
    の柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突き合せ
    配置してなる請求項3又は4記載のユニット建物。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載のユニッ
    ト建物の構築方法において、柱省略建物ユニットとし
    て、柱省略コーナー部に仮柱を着脱自在としてなるもの
    を用い、 相隣る柱省略建物ユニットを互いに接合完了するまでは
    仮柱を設けておき、その接合完了後に仮柱を取外すこと
    を特徴とするユニット建物の構築方法。
JP10252779A 1998-09-07 1998-09-07 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法 Pending JP2000080727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10252779A JP2000080727A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10252779A JP2000080727A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000080727A true JP2000080727A (ja) 2000-03-21

Family

ID=17242171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10252779A Pending JP2000080727A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000080727A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248689A (ja) * 2004-02-06 2005-09-15 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物及びその構築方法
JP2006348490A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Sekisui Chem Co Ltd ブレースの取付構造
JP2007126866A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット
JP2009002159A (ja) * 2003-05-20 2009-01-08 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002159A (ja) * 2003-05-20 2009-01-08 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2005248689A (ja) * 2004-02-06 2005-09-15 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物及びその構築方法
JP4568525B2 (ja) * 2004-02-06 2010-10-27 積水化学工業株式会社 ユニット建物における継ぎ天井梁の接合方法
JP2006348490A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Sekisui Chem Co Ltd ブレースの取付構造
JP4700419B2 (ja) * 2005-06-13 2011-06-15 積水化学工業株式会社 ブレースの取付構造
JP2007126866A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3260266B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JP2000080727A (ja) 柱省略建物ユニットとユニット建物とその構築方法
JP3579596B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JP2009035990A (ja) 補強梁、ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法
JPH1061025A (ja) ユニット建物とその構築方法
JPH09317018A (ja) ユニット建物とその施工方法
JP3347942B2 (ja) ユニット建物とその施工方法
JP3574625B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JP2001164658A (ja) 梁の接合構造及びユニット建物
JPH09317197A (ja) ユニット建物の補強方法及び建物ユニット
JPH06185122A (ja) 建物ユニット及び建物ユニットを利用したユニット建物
JP3802633B2 (ja) ユニット建物及びその施工方法
JP2000226889A (ja) ユニット建物とその構築方法
JP3429629B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JPH09291604A (ja) ユニット建物とその施工方法
JP3323064B2 (ja) ユニット建物とその施工方法
JP4204714B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JP4234294B2 (ja) 補強プレートおよびユニット式建物
JPH1061021A (ja) ユニット建物とその構築方法
JPH11293834A (ja) 建築物の床構築方法
JPH09317022A (ja) ユニット建物とその施工方法
JPH1061026A (ja) ユニット建物とその補強梁
JP4025422B2 (ja) ユニット建物
JPH1061020A (ja) ユニット建物とその構築方法
JP2661302B2 (ja) グレーチング床構築工法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051209