JP4234294B2 - 補強プレートおよびユニット式建物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、補強プレートおよびこれを備えたユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、工場で製造した箱状の建物ユニットを建築現場で複数組み合わせて建築するユニット式建物が知られている。ユニット式建物を形成する建物ユニットとしては、四隅に立設された柱の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁で連結した直方体状の骨組みを有するものが一般的である。このような建物ユニットを複数組み合わせて一つの大きな居室をつくろうとすると、その中央部には複数の柱が集中してしまうため、柱のない大空間を形成することはできない。
【0003】
このため、通常の建物ユニットの骨組みから柱の一部を省略した建物ユニットユニット(以下、大空間用建物ユニットと呼ぶ)を複数組み合わせて広い空間をつくり出すという方法が採られている。
ところが、このような大空間用建物ユニットを用いると、柱が一部省略されているため、骨組みの剛性が低下し、上方に載置される建物ユニット等の荷重を支持しきれなくなる可能性がある。これを解決するため、柱の一部が省略された部分を中央にして、その両側に配置された各大空間用建物ユニットの柱の上端間を2スパン分、すなわち2ユニット分の長さを有する補強梁で連結補強することが提案されている(特開平8−277580号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような補強梁は、2ユニット分の長さを有しているため、工場から建築現場への搬送が困難であるという問題がある。また、2ユニット分の長さの補強梁を建築現場で大空間用建物ユニットに取り付けなければならないから、現場施工が大変である。
【0005】
本発明の目的は、搬送が容易にできるとともに、大空間用建物ユニットへの取り付けが容易にできる補強プレートおよびユニット式建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の補強プレートおよびユニット式建物は、上記目的を達成するために、次の構成を備える。
添付図面を参照して具体的に説明すると、請求項1に記載の補強プレートは、四隅に立設された柱31の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁で連結した直方体状の骨組みを有する通常の建物ユニット3A(3B)と、この通常の建物ユニットの骨組みから一部の柱42を省略した複数の大空間用建物ユニット4A、4Bとを含んで形成されたユニット式建物1の内部に、柱のない大空間を上下階にそれぞれ形成するため複数の大空間用建物ユニットの柱を省略した部位45を上下階においてそれぞれ隣接配置した際に、前記隣接した大空間用建物ユニット間を連結補強するための補強プレート7であって、上階の隣接した大空間用建物ユニット4B内床側、または下階の隣接した大空間用建物ユニット4A内天井側に設けられ、前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結することを特徴とするものである。
【0007】
この発明によれば、柱のない大空間をユニット式建物内部に形成するために、複数の大空間用建物ユニットを隣接配置した際、これら隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を補強プレートで連結補強する。補強プレートは、大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結できる長さ(各大空間用建物ユニットに跨る長さ)を有していればよいので、従来の2ユニット分の長さを有する補強梁を用いた場合よりも、建築現場までの搬送を容易にできるとともに、現場での大空間用建物ユニットへの取り付けも容易にできる。
【0008】
請求項2に記載の補強プレートは、請求項1に記載の補強プレートにおいて、前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら部位の外側を結ぶ輪郭形状5と略同じ大きさに形成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、補強プレートは、柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら柱の部位の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさ、すなわち、各大空間用建物ユニット同士を連結補強するのに十分かつ最低限な大きさに形成されているから、各大空間用建物ユニット同士を十分に連結補強できるとともに、補強プレートを経済的に構成できる。
【0009】
請求項3に記載のユニット式建物は、四隅に立設された柱の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁で連結した直方体状の骨組みを有する通常の建物ユニットと、この通常の建物ユニットの骨組みから一部の柱を省略した複数の大空間用建物ユニットとを備えたユニット式建物であって、内部に柱のない大空間を形成するために複数の大空間用建物ユニットの柱を省略した部位が隣接配置され、その隣接配置された大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士が補強プレートで連結補強され、前記柱のない大空間は隣接する上下階にそれぞれ形成され、上階の隣接した大空間用建物ユニット内床側および下階の隣接した大空間用建物ユニット内天井側にそれぞれ補強プレートが平面視において略同一位置に設けられていることを特徴とするものである。
この発明によっても、請求項1と同様な作用効果が期待できる。つまり、従来の長い補強梁を用いた場合よりも、ユニット式建物内部に大空間を形成する際、構成部材の搬送を容易にでき、かつ建築現場での施工作業を容易にできる。また、上下階に設置された各大空間用建物ユニットの柱を省略した部位を上下から挟み込んだ構造であるため、大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士の連結をより強固にできる。
【0011】
請求項4に記載のユニット式建物は、請求項3に記載のユニット式建物において、前記上下階に設置された大空間用建物ユニット間には、上下および水平方向において隣接する大空間用建物ユニットの位置決めをするシアプレート6が平面視において前記補強プレートと略同一位置に設けられていることを特徴とするものである。
この発明によれば、補強プレートに加えて、シアプレートでも大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結させることで、大空間用建物ユニット同士の連結強度をより向上させることができる。
【0012】
請求項5に記載のユニット式建物は、請求項3または請求項4に記載のユニット式建物において、前記補強プレートは、前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら部位の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさに形成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、請求項2と同様な作用効果を期待できる。つまり、各大空間用建物ユニット同士を十分に連結補強でき、かつ、ユニット式建物内に大空間を経済的に形成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るユニット式建物1が示されている。ユニット式建物1は、基礎2上に複数配列されて一階部分を形成する建物ユニット3A,4Aと、これら建物ユニット3A,4Aの上部に複数配列されて二階部分を形成する建物ユニット3B,4Bとを備えている。
【0014】
図2において、ユニット式建物1の一階部分および二階部分は、一階部分に代表して示されるように、四隅に立設された柱31の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁(図示せず)で連結した直方体状の骨組みを有する通常の建物ユニット3Aと、この建物ユニット3Aの骨組みから一部の柱を省略した大空間用建物ユニット4Aとが組み合わされて形成されている。
【0015】
大空間用建物ユニット4A,4Bは、図3に示すように、四隅に立設された3本の柱41および取り外し可能な1本の仮柱42と、これら各柱41,42の上端間および下端間をそれぞれ連結する天井梁43および床梁44とを備えている。このうち、柱41、天井梁43および床梁44は、それぞれブラケット45を介して連結されている。ここで、仮柱42は、搬送時等における大空間用建物ユニット4A,4Bの変形防止のために設けられており、建築現場で取り外される。なお、通常の建物ユニット3A,3Bは、四隅の柱31を全て備えている点のみが大空間用建物ユニット4A,4Bと異なり、その他の構成は同一である。
【0016】
図2に戻って、大空間用建物ユニット4Aは、縦横に4つ配列されており、その中央部分には柱を省略した部位(仮柱42が取り付けられていた部位)同士が寄せ合わされて柱省略部5を形成する状態で隣接配置されている。これにより、ユニット式建物1の内部に一点鎖線のハッチングで示すような柱のない大空間が形成されている。また、これら大空間用建物ユニット4Aに隣接して、2つの建物ユニット3Aが配置されている。なお、二階部分においても、一階部分と同様に、各建物ユニット3B,4Bが組み合わされて配置されている。
【0017】
図4から図6において、各建物ユニット3A,3B,4A,4Bは、シアプレート6によって位置決めされている。また、一階部分に設置された大空間用建物ユニット4A同士および二階部分に設置された大空間用建物ユニット4B同士は、それぞれその柱を省略した部位同士が補強プレート7で連結補強されている。
【0018】
一階部分に配置された各建物ユニット3A,4Aにおいて、大空間用建物ユニット4Aに代表して示すように、天井側のブラケット45上面に位置決めピン45Aが突設されており、二階部分に配置された大空間用建物ユニット4Bの床側のブラケット45下面には、位置決めピン45Aに係合する係合孔(図示せず)が形成されている。
【0019】
シアプレート6は、各大空間用建物ユニット4Aの位置決めピン45Aが挿通される複数の挿通孔6Aを有し、各位置決めピン45Aがシアプレート6の挿通孔6Aに挿通されて4つの大空間用建物ユニット4Aに跨って設けられている。これにより、一階部分の各大空間用建物ユニット4Aの位置決めが行われている。これら大空間用建物ユニット4Aの上部には、二階部分の大空間用建物ユニット4Bが配置され、これら大空間用建物ユニット4Bの各係合孔が各位置決めピン45Aに係合されることで、各大空間用建物ユニット4Bの位置決めが行われている。ここで、一階および二階で上下に隣接するブラケット45同士を、シアプレート6を挟んでボルト等で締め付けることで、各大空間用建物ユニット4A,4Bは位置決めされた状態で互いに連結されている。なお、他の隣接した各建物ユニット3A,3B,4A,4B同士の位置決めも、シアプレート6を用いて同様に行われる。
【0020】
補強プレート7は、柱省略部5に位置し、4つの大空間用建物ユニット4A,4Bに跨って設けられている。具体的に、一階部分においては各大空間用建物ユニット4A内天井側に、二階部分においては各大空間用建物ユニット4B内床側にそれぞれ設けられている。つまり、柱省略部5の平面視において、2枚の補強プレート7は、シアプレート6と略同一位置に設けられている。ここで、補強プレート7は、柱省略部5の横断面形状、すなわち、取り外された各仮柱42間に跨る大きさかつこれら仮柱42の端面形状の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさに形成されている。
【0021】
一階部分において、補強プレート7は、柱省略部5に位置する各ブラケット45に跨って、ボルト等でブラケット45下面に取り付けられており、これにより、大空間建物ユニット4A同士の連結が補強されている。また、二階部分においても、各ブラケット45に跨って、補強プレート7がボルト等でブラケット45上面に取り付けられ、大空間用建物ユニット4B同士の連結が補強されている。従って、柱省略部5に位置する各大空間用建物ユニット4A,4Bの角部は、シアプレート6および2枚の補強プレート7で連結されることとなる。
【0022】
本実施形態では、このような補強プレート7を用いて、以下のようにして大空間用建物ユニット4A,4Bを連結補強する。
工場で各建物ユニット3A,3B,4A,4Bを複数製造した後、建築現場に搬送する。この際、搬送時における大空間用建物ユニット4A,4Bの変形を防止するために、柱が省略された部位に仮柱42を設ける。
建築現場において、まず、基礎2上に一階部分を構成する各建物ユニット3A,4Aを隣接配置し、複数のシアプレート6により、各建物ユニット3A,4Aの位置決めを行う。そして、大空間用建物ユニット4Aの柱を省略した部位同士を補強プレート7で連結補強する。次に、一階部分の上部に二階部分を構成する各建物ユニット3B,4Bを隣接配置する。この際、各建物ユニット3A,4Aの位置決めピン45Aに、建物ユニット3B,4Bの係合孔を係合することで、各建物ユニット3B,4Bの位置決めを行う。そして、大空間用建物ユニット4Bの柱を省略した部位同士を補強プレート7で連結補強する。
なお、図示は省略するが、一階の大空間用建物ユニット4A同士の柱省略部5における床側の連結は、床側の各ブラケット45上面間に跨って補強プレート7を設ければよく、二階の大空間用建物ユニット4B同士の柱省略部5における天井側の連結は、天井側の各ブラケット45下面間に跨って補強プレート7を設ければよい。
【0023】
上述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、本実施形態では、柱のない大空間をユニット式建物1内部に形成するために、複数の大空間用建物ユニット4A,4Bを隣接配置した際、これら隣接した大空間用建物ユニット4A,4Bの柱を省略した部位同士を補強プレートで連結補強する。補強プレート7は、大空間用建物ユニット4A,4Bの柱を省略した部位同士を連結できる長さ(各大空間用建物ユニット4A,4Bの角部に跨る長さ)を有していればよいので、従来の2ユニット分の長さを有する補強梁を用いた場合よりも、建築現場までの搬送を容易にできるとともに、現場での大空間用建物ユニット4A,4Bへの取り付け作業も容易にできる。
【0024】
補強プレート7は、柱省略部5の横断面形状、すなわち、取り外された各仮柱42間に跨る大きさかつこれら仮柱42の端面形状の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさに形成されている。従って、補強プレート7は、各大空間用建物ユニット4A,4B同士を連結補強するのに十分かつ最低限な大きさに形成されているから、各大空間用建物ユニット4A,4B同士を十分に連結補強できるとともに、補強プレート7を経済的に構成できる。
【0025】
ユニット式建物1の一階および二階部分にそれぞれ大空間を形成した際、一階部分においては各大空間用建物ユニット4A内天井側に、二階部分においては各大空間用建物ユニット4B内床側に補強プレート7がそれぞれ平面視において略同一位置に設けられている。つまり、大空間用建物ユニット4A,4Bの各ブラケット45を2枚の補強プレート7で挟み込んだ構造であるため、大空間用建物ユニット4A,4Bの柱を省略した部位同士の連結をより強固にできる。
【0026】
2枚の補強プレート7に加えて、平面視において略同一位置に設けたシアプレート6でも大空間用建物ユニット4A,4Bの柱を省略した部位同士を連結させているので、大空間用建物ユニット4A,4B同士の連結強度をより向上させることができる。
【0027】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。
たとえば、前記実施形態において、補強プレート7は、柱省略部5の横断面形状と略同じ大きさに形成されているが、本発明に係る補強プレートはこれに限定されるものではなく、より大きく形成されていてもよく、要するに、隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結できる大きさに形成されればよい。しかしながら、補強プレートを前記実施形態の補強プレート7の大きさに形成すれば、各大空間用建物ユニット同士を十分に連結補強できるとともに、補強プレートを経済的に構成できる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、柱のない大空間をユニット式建物内部に形成するために、複数の大空間用建物ユニットを隣接配置した際、これら隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を補強プレートで連結補強する。補強プレートは、大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結できる長さ(各大空間用建物ユニットに跨る長さ)を有していればよいので、従来の2ユニット分の長さを有する補強梁を用いた場合よりも、建築現場までの搬送を容易にできるとともに、現場での大空間用建物ユニットへの取り付けも容易にできるという効果がある。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、補強プレートは、柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら柱の部位の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさ、すなわち、各大空間用建物ユニット同士を連結補強するのに十分かつ最低限な大きさに形成されているから、各大空間用建物ユニット同士を十分に連結補強できるとともに、補強プレートを経済的に構成できるという効果がある。
【0031】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1と同様な作用効果が期待できる。つまり、従来の長い補強梁を用いた場合よりも、ユニット式建物内部に大空間を形成する際、構成部材の搬送を容易にでき、かつ建築現場での施工作業を容易にできるという効果がある。また、請求項3に記載の発明によれば、隣接する上下階にそれぞれ大空間を形成する際、上下階に設置された各大空間用建物ユニットの骨組みにそれぞれ補強プレートが平面視において略同一位置に設けられている。つまり、上下階に設置された各大空間用建物ユニットの柱を省略した部位を上下から挟み込んだ構造であるため、大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士の連結をより強固にできるという効果がある。
【0033】
請求項4に記載の発明によれば、補強プレートに加えて、シアプレートでも大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結させることで、大空間用建物ユニット同士の連結強度をより向上させることができるという効果がある。
【0034】
請求項5に記載の発明によれば、請求項2と同様な作用効果を期待できる。つまり、各大空間用建物ユニット同士を十分に連結補強でき、かつ、ユニット式建物内に大空間を経済的に形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット式建物を示す全体斜視図である。
【図2】ユニット式建物の一階部分を模式的に示す平面図である。
【図3】前記実施形態に係る大空間用建物ユニットの骨組みを示す斜視図である。
【図4】前記実施形態に係る大空間用建物ユニットの分解斜視図である。
【図5】前記実施形態に係る補強プレート、シアプレートおよび大空間用建物ユニットの柱省略部を示す部分分解斜視図である。
【図6】前記実施形態の要部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物
3A,3B 通常の建物ユニット
4A,4B 大空間用建物ユニット
6 シアプレート
7 補強プレート
31,41 柱
43 天井梁
44 床梁

Claims (5)

  1. 四隅に立設された柱の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁で連結した直方体状の骨組みを有する通常の建物ユニットと、この通常の建物ユニットの骨組みから一部の柱を省略した複数の大空間用建物ユニットとを含んで形成されたユニット式建物の内部に、柱のない大空間を上下階にそれぞれ形成するため複数の大空間用建物ユニットの柱を省略した部位を上下階においてそれぞれ隣接配置した際に、前記隣接した大空間用建物ユニット間を連結補強するための補強プレートであって、
    上階の隣接した大空間用建物ユニット内床側、または下階の隣接した大空間用建物ユニット内天井側に設けられ、
    前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士を連結することを特徴とする補強プレート。
  2. 請求項1に記載の補強プレートにおいて、前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら部位の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさに形成されていることを特徴とする補強プレート。
  3. 四隅に立設された柱の上端間および下端間をそれぞれ天井梁および床梁で連結した直方体状の骨組みを有する通常の建物ユニットと、この通常の建物ユニットの骨組みから一部の柱を省略した複数の大空間用建物ユニットとを備えたユニット式建物であって、
    内部に柱のない大空間を形成するために複数の大空間用建物ユニットの柱を省略した部位が隣接配置され、その隣接配置された大空間用建物ユニットの柱を省略した部位同士が補強プレートで連結補強され、
    前記柱のない大空間隣接する上下階にそれぞれ形成され、上階の隣接した大空間用建物ユニット内床側および下階の隣接した大空間用建物ユニット内天井側にそれぞれ補強プレートが平面視において略同一位置に設けられていることを特徴とするユニット式建物。
  4. 請求項3に記載のユニット式建物において、前記上下階に設置された大空間用建物ユニット間には、上下および水平方向において隣接する大空間用建物ユニットの位置決めをするシアプレートが平面視において前記補強プレートと略同一位置に設けられていることを特徴とするユニット式建物。
  5. 請求項3または請求項4に記載のユニット式建物において、前記補強プレートは、前記隣接した大空間用建物ユニットの柱を省略した部位間に跨る大きさで、かつこれら部位の外側を結ぶ輪郭形状と略同じ大きさに形成されていることを特徴とするユニット式建物。
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