JPH06185122A - 建物ユニット及び建物ユニットを利用したユニット建物 - Google Patents
建物ユニット及び建物ユニットを利用したユニット建物Info
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- JPH06185122A JPH06185122A JP33591592A JP33591592A JPH06185122A JP H06185122 A JPH06185122 A JP H06185122A JP 33591592 A JP33591592 A JP 33591592A JP 33591592 A JP33591592 A JP 33591592A JP H06185122 A JPH06185122 A JP H06185122A
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
つ、施工後のユニット建物内に大きな空間を形成するこ
とが出来る建物ユニット及びこの建物ユニットを利用し
たユニット建物を提供することにある。 【構成】 各建物ユニット21,…を連結した中央部2
3には、各建物ユニット21,…の上面部37,…の一
部である梁8,8及び9,9を連結する支持手段として
の補強連結具22が配設されている。そして、この補強
用連結具22の配設後、中央部23下部の柱材16,…
が取り除かれる様にしている。
Description
箱型に構成され、複数個組み合わせることによりユニッ
ト建物を構成する建物ユニット及びこの建物ユニットを
利用したユニット建物に関する。
6に示すような建物ユニット1を複数個組み合わせ、図
7に示すようなユニット建物10を構成するものが知ら
れている(実公昭56−22484号公報等参照)。
一部を形成する下側梁3,3及び4,4と、この下側梁
3,3及び4,4が各々接合するコーナー部5,…から
立設される柱材6,…と、この柱材6,…によって支持
され、上面部7の一部を構成する上側梁8,8及び9,
9とによってフレーム部11が構成され、建物ユニット
1の骨組みを形成している。
ユニット1を複数個配置して各々を連結することによ
り、前記ユニット建物10の骨組みを形成する。そし
て、外板や屋根部等を配設することにより、前記ユニッ
ト建物10を構成するようにしている。
従来の建物ユニット及びこの建物ユニットを利用したユ
ニット建物では、柱材3,…は、輸送時に上面部7を支
持するのに必要とされ、省略して輸送することは出来な
い。このため、図7に示す様に、施工後に接合部分の一
部である部屋の中央部12付近に柱材3,…が残り、ユ
ニット建物10内に大きな空間を形成することが出来な
かった。
を確保しつつ、施工後のユニット建物内に大きな空間を
形成することが出来る建物ユニット及びこの建物ユニッ
トを利用したユニット建物を提供することにある。
本願発明は、複数個連結されてユニット建物を構成する
建物ユニットにおいて、コーナー部に配設され上面部を
支持する柱材を着脱可能とした建物ユニットを特徴とし
ている。
せ、互いに隣接する柱材を取り外した状態で、前記上面
部のうち柱材を取り外した部分を支持する支持手段が、
前記上面部に沿って配設されているユニット建物を特徴
としている。
複数の建物ユニットを組合せ、ユニット建物を形成して
から接合部分の柱材を取り除けば、ユニット建物内に形
成される空間から柱をなくすことができる。
建物では、ユニット建物を形成してから接合部分の柱材
を取り除いても支持手段によって上面部が支持される。
この支持手段は、前記建物ユニットで構成される空間内
に突出しない様に配設されているので、空間が狭くなる
ようなことはない。
にしつつ説明する。
である。従来と同一ないし均等な部材については、同一
符号を付して説明する。
14が2個長手方向に沿って縦列に配設され、側面部1
3,13同士を連結することにより、ユニット建物18
を構成するようにしている。この建物ユニット14に
は、柱材15,…及び16が各コーナー部5,…に配設
されている。上面部17は、主に上側梁8,8及び9,
9と、この上側梁8,8及び9,9上に配設される薄板
状の天板25とから構成され、前記柱材15,…及び1
6によってこの上面部17が、運搬中、支持されるよう
にしている。前記柱材16は、建物ユニット14から着
脱可能となるように、仮止めの形で配設されている。
所で載置されて連結された後、この柱材16,16は、
建物ユニット14,14から取り外されると共に、支持
手段としてのH型鋼材19が、前記建物ユニット14,
14で構成される空間26内に突出しない様に前記両端
部の柱材15,15に端部27,27を溶接により固着
して配設される。このH型鋼材19の上面は、前記梁
9,9下面に当接して、前記上面部17のうち、柱材1
6,16を取り外した部分を支持するようにしてる。
物ユニット14運搬時には、柱材16が上面部17を支
持しているので、十分な剛性が保たれ、振動等で外力が
加わっても、建物ユニット16が変形等することはな
い。
が、柱材16を取り除いた箇所の上面部17を支持する
ので、更にこの建物ユニット14上に他の建物ユニット
14を載置したり、屋根ユニット等を載置しても荷重に
耐える十分な剛性が得られる。
材16,16を取り除いた面20に出入口用の開口部や
窓用の開口部を形成する等、従来、柱材16,16がユ
ニット建物18内に形成される空間内に存在する場合に
は、構成することが出来なかった形状のユニット建物1
8を形成することが出来、設計上の自由度を増大させる
ことが出来る。
すものである。前記第1実施例と同一ないし均等な部材
については同一符号を付して説明する。
4,14の側面部13,13が連結される箇所に前記上
面部17の梁9,9間を連結する支持手段としての角パ
イプ28が配設されている(図3参照)。
ユニット14では、上面部17を構成する梁8,8及び
9,9に対し、コーナー部5に取り外し可能に配設され
た柱材16,16を用いて、この上面部17が支持され
ている。
置後、図3に示すように、柱材16,16を取り除き、
前記建物ユニット14,14で構成される前記建物ユニ
ット18の空間26内に突出しない様に前記角パイプ2
8が梁9,9の凹部内に挿入される。梁9,9とこの角
パイプ28との間は、ボルト29,…によって固定され
ると共に、梁8,8とこの角パイプ28との間は、ボル
ト30,…によって固定される。この角パイプ28の連
結によって、前記柱材16,16が取り除かれた箇所の
上面部7を支持するようにしている。他の構成について
は、前記第1実施例と同様であるので、その記載を省略
する。
記第1実施例に記載された作用効果に加えて、更に、梁
9,9の凹部内に角パイプ28が挿入されているので、
前記第1実施例と略同一の剛性を軽量な構成で達成でき
る。しかも、前記H型鋼材19の分、更に空間26の天
井を高くすることが出来る。
すものである。前記第1実施例と同一ないし均等な部材
については同一符号を付して説明する。
…が4個配設され、連結されてユニット建物24を形成
している。この各建物ユニット型21の上面部37は、
主に梁8,8及び9,9によって構成されている。この
上面部37は、コーナー部5,…に配設された柱材1
5,…及びコーナー部5に取り外し可能に配設された柱
材16によって運搬中、支持されている。
…が載置されて連結された後、ユニット建物24の中央
部23には、梁8,8及び9,9を連結する支持手段と
しての補強連結具22が配設されている。この補強用連
結具22は、略正方形の板状の基部31と、この基部3
1の四隅に下方に突出して配設される中空状の脚部3
2,…とから主に構成されている。この脚部32,…に
は、前記梁8に当接する面34及び梁9に当接する面3
5に図5に示すようにボルト用開口33,…が形成され
ている。また、脚部32の高さHは、ユニット建物24
内の空間36に突出しないように梁8及び9の高さより
も低く設定されている。
いボルトが各々挿入されて、前記各建物ユニット21間
の梁8,…及び9,…が締結されることにより連結され
る。この連結により、前記梁8,…及び9,…から中央
部23の前記柱材16,…を取り除いた後のこの部分の
上面部37の支持が行なわれる。他の構成については前
記第1実施例と略同様なので記載を省略する。
ト建物24では、前記第1実施例の作用効果に加えて更
に次のような作用効果を奏する。
他の建物ユニット21の梁8,9と補強連結具22によ
って一体に連結される。このため、施工後にも、前記梁
8,9及び補強連結具22自身が、柱材16を取り除い
た箇所の上面部37を支持するので、更にこの建物ユニ
ット21上に他の建物ユニット21を載置したり、屋根
ユニット等を載置しても荷重に耐える十分な剛性が得ら
れる。ユニット建物24内の空間36は、中央部23の
柱材16,…が取り除かれているので、4つの建物ユニ
ット21,…分の大きな空間36を形成することが出来
る。
ト建物24内の空間36に突出しないように梁8及び9
の高さよりも低く設定されているので、ユニット建物2
4内に突出する部分がなく、第1実施例に比して、更に
前記H型鋼材19の分、高く設定する事も出来、この点
においても、ユニット建物24内に大きな空間36を形
成することに寄与できる。
ニット14又は、21を2個又は、4個配置してユニッ
ト建物18又は、24を構成するようにしているが、特
にこれに限らず、複数個配設されるものならばどのよう
な個数の建物ユニット14又は、21を用いた建物ユニ
ットであっても良いことは当然である。
建物ユニット14又は、21の柱材15,…又は16の
うち、一本の柱材16を着脱可能の仮止め状態で運搬す
るようにしているが、特にこれに限らず、例えば、複数
本又は4本全てを着脱可能に配設し、取り外さない柱材
は、施工現場で建物ユニット14又は、21に固着する
ようにしても良いことは当然である。
ットを利用したユニット建物では、運搬時の剛性を確保
しつつ、施工後のユニット建物内に大きな空間を形成す
ることが出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
図である。
物ユニット間の連結部分の柱材を取り除く前の状態を示
す拡大斜視図である。
物ユニット間の連結部分の柱材を取り除いた後の状態を
示す拡大斜視図である。
図である。
具の要部斜視図である。
斜視図である。
連結した様子を示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個連結されてユニット建物を構成す
る建物ユニットにおいて、コーナー部に配設され上面部
を支持する柱材を着脱可能としたことを特徴とする建物
ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載の建物ユニットを複数個連
結させ、互いに隣接する柱材を取り外した状態で、前記
上面部のうち柱材を取り外した部分を支持する支持手段
が、前記上面部に沿って配設されていることを特徴とす
るユニット建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33591592A JP3236094B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | ユニット建物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33591592A JP3236094B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | ユニット建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06185122A true JPH06185122A (ja) | 1994-07-05 |
JP3236094B2 JP3236094B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18293791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33591592A Expired - Lifetime JP3236094B2 (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | ユニット建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236094B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09111883A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-04-28 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物およびその建築方法 |
JPH09296518A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物とその補強方法 |
JP2000345620A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-12 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物とその構築方法 |
KR20020028612A (ko) * | 2000-10-11 | 2002-04-17 | 유인균 | 유니트 건물의 구축방법 |
JP2003160974A (ja) * | 2002-10-15 | 2003-06-06 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物およびその建築方法 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP33591592A patent/JP3236094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09111883A (ja) * | 1995-10-16 | 1997-04-28 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物およびその建築方法 |
JPH09296518A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物とその補強方法 |
JP2000345620A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-12 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物とその構築方法 |
KR20020028612A (ko) * | 2000-10-11 | 2002-04-17 | 유인균 | 유니트 건물의 구축방법 |
JP2003160974A (ja) * | 2002-10-15 | 2003-06-06 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物およびその建築方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236094B2 (ja) | 2001-12-04 |
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