JP3802633B2 - ユニット建物及びその施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はユニット建物及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ユニット建物は、複数の建物ユニットを隣接設置して構築される。そして、建物ユニットは、柱と床梁と天井梁を箱形に接合して構成される。このとき、建物内に柱に遮られない広く連続した居室空間を形成するためには、輸送制限寸法範囲内で最大の幅をもつ建物ユニットを用いることとなる(従来技術1)。
【0003】
尚、本出願人は、特開平8-277580号公報に記載される如く、複数の建物ユニットそれぞれに定めた少なくとも 1個の柱省略コーナー部を柱省略接合部にて互いに突き合わせ配置し、柱省略接合部の一方側の建物ユニットの天井梁側から、他方側の建物ユニットの天井梁側に渡る補強梁を隣接ユニット間隙に設け、補強梁の両端部は、柱省略接合部の一方側の建物ユニットの柱回りと、柱省略接合部の他方側の建物ユニットの柱回りのそれぞれに接続され、補強梁の中央部には、複数の建物ユニットの各柱省略コーナー部が接続されてなるものとするユニット建物を提案している(従来技術2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術1では、輸送制限寸法との関係で、建物ユニットの外壁に突出する出窓、雨戸、シャッター、庇等の外面突出部を現場施工としている。
【0005】
また、従来技術2でも、建物ユニットの外壁に突出する外面突出部の施工についての開示がない。
【0006】
従って、従来技術では、建物ユニットの工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成することの考慮がない。
【0007】
本発明の課題は、建物ユニットの工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、柱と床梁と天井梁を箱形に接合した骨組構造体からなり、骨組構造体の少なくとも1個のコーナー部を柱省略コーナー部としてなる柱省略建物ユニットの複数個を隣接して接合して構築されるユニット建物において、建物内の同一面上に2個以上の柱省略接合部を定め、各柱省略接合部のそれぞれにて、複数の柱省略建物ユニットのそれぞれに定めた柱省略コーナー部を互いに突き合わせ配置し、2個以上の柱省略接合部を含む同一面上に位置する、3個以上の柱省略建物ユニットの天井梁に渡り、それら天井梁を補強する補強梁を設け、複数個の柱省略建物ユニットが、広幅柱省略建物ユニットと狭幅柱省略建物ユニットとからなり、狭幅柱省略建物ユニットの骨組構造体の外壁形成面に外面突出部を設けてなるようにしたものである。
【0009】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のユニット建物の施工方法において、柱省略建物ユニットとして、柱省略コーナー部に仮柱を着脱自在としてなるものを用い、柱省略建物ユニットに補強梁を接続完了するまでは仮柱を設けておき、補強梁の接続完了後に仮柱を取外すことようにしたものである。
【0015】
本発明によれば以下の如くの作用がある。
▲1▼柱省略建物ユニットを構成する骨組構造体の外壁形成面に出窓、雨戸、シャッター、庇等の外面突出部を設けることとした。従って、建物ユニットの外面突出部を工場施工段階で取付け完了でき、現場工期を短縮できる。即ち、建物ユニットの工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0016】
▲2▼広幅柱省略建物ユニットと狭幅柱省略建物ユニットとからなるユニット建物において、狭幅建物ユニットに上記▲1▼の外面突出部を設けることとした。従って、広幅柱省略建物ユニットは外面突出部を備えない状態で輸送制限範囲内にて設定される最大の幅を付与され、狭幅柱省略建物ユニットは外面突出部を備えた状態で輸送制限範囲内にて許容される最大の幅を付与され得るものとなり、建物ユニットの輸送効率を向上しながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0017】
▲3▼ユニット建物の天井構造強度は、建物ユニットの天井梁の断面性能の和に、補強梁の断面性能をも加えたものとなる。従って、柱省略した天井スパンを大きく拡大し、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0018】
▲4▼建物ユニットの柱省略コーナー部に設けた仮柱は、建物ユニットの工場製造段階、輸送保管段階を経た現地据付け後、補強梁の接続完了まで取外されない。従って、補強梁の接続時の建物ユニットの強度を低下せしめることがなく、施工段階の建物強度も十分に確保でき、施工性が良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は建物ユニットを示す模式図、図2は第1実施形態のユニット建物を示す模式図、図3は補強梁を示す模式図、図4は補強梁による補強構造を示す模式図、図5は補強梁の端部接続構造を示す模式図、図6は補強梁の端部支持構造を示す模式図、図7は補強梁の中間部接続構造を示す模式図、図8は補強梁の中間部支持構造を示す模式図、図9は参考例1を示す模式図、図10は補強梁を示す模式図、図11は第2実施形態を示す模式図、図12は第3実施形態を示す模式図、図13は第4実施形態を示す模式図、図14は参考例2を示す模式図、図15は第5実施形態を示す模式図、図16は参考例3を示す模式図、図17は第6実施形態を示す模式図である。
【0020】
第1実施形態〜第6実施形態のユニット建物10は、工場生産した広幅の標準建物ユニット11(図1(A))、広幅の第1標準柱省略建物ユニット12(図1(B))、広幅の第2柱省略建物ユニット13(図1(C))、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14(図1(D))、狭幅の第2サブ柱省略建物ユニット15(図1(E))のうちから選択されたものを建築現場に輸送し、予め設置してある基礎の上にて隣接設置したものである。
【0021】
広幅の標準建物ユニット11は、図1(A)に示す如く、 4本の角鋼管製柱21と、 4本の型鋼製床梁22と、 4本の型鋼製天井梁23とを箱形に接合した骨組構造体である。建物ユニット11は、 4個のコーナー部で、相交差する床梁22をジョイントピース22Aにより柱21の下端部に接続し、相交差する天井梁23をジョイントピース23Aにより柱21の上端部に接合して構成される。
【0022】
広幅の第1柱省略建物ユニット12、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14は、図1(B)、(D)に示す如く、広幅の標準建物ユニット11(及び狭幅のサブ標準建物ユニット(不図示))の 4本の柱21のうちの 1本の柱21を省略したものである。柱省略建物ユニット12、14は、柱省略コーナー部以外の 3個のコーナー部では、相交差する床梁22をジョイントピース22Aにより柱21の下端部に接合し、相交差する天井梁23をジョイントピース23Aにより柱21の上端部に接合するとともに、柱省略コーナー部では、相交差する床梁22をジョイントピース22Bにより短柱24に接合し、相交差する天井梁23をジョイントピース23Bにより短柱25に接合して構成される。そして、柱省略建物ユニット12、14では、柱省略コーナー部に仮柱26を着脱自在としている。仮柱26は、ボルト、ピン等の着脱手段により、上述の短柱24と短柱25とに着脱自在に結合される。
【0023】
広幅の第2柱省略建物ユニット13、狭幅の第2サブ柱省略建物ユニット15は、図1(C)、(E)に示す如く、広幅の標準建物ユニット11、狭幅のサブ標準建物ユニット(不図示)の 4本の柱21のうちの 2本の柱21を省略し、その 2個の柱省略コーナー部のそれぞれに仮柱26を着脱自在としたものである。
【0024】
標準建物ユニット11、柱省略建物ユニット12、13、14、15はともに、天井水平構面の対角線上に位置する柱21(短柱25)の頭部間に水平ブレース27を設け、建物ユニット11、12、13、14、15の骨組強度を向上せしめている。
【0025】
(第1実施形態)(図2〜図8)
第1実施形態のユニット建物10は、図2に示す如く、X方向の左側にて互いにY方向に直列をなす 4個の狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置し、X方向の右側にて互いにY方向に直列をなす 4個の狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置してある。そして、Y方向の手前側に位置する 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、Y方向の奥側に位置する 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置し、Y方向の中間に位置する 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14それぞれの柱ありコーナー部を柱あり接合部Bにて互いに突き合わせ配置してなるものである。
【0026】
そして、柱省略接合部A1 、A2 、Bの左側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23、23、23と、柱省略接合部A1 、A2 、Bの右側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23、23、23との間に、それら天井梁23を補強する補強梁31を設けている。このとき、補強梁31の全長を、Y方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の全範囲に渡る長さとしている。
【0027】
これにより、ユニット建物10は、Y方向の手前側と奥側のそれぞれに、 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14によって柱21に遮られることのない広く連続した居室空間を形成するものとしている。
【0028】
尚、ユニット建物10にあっては、上述した全 8個の第1サブ柱省略建物ユニット14により下階部分を構築し、この下階部分の上に全 4個の標準建物ユニット11を搭載して上階部分を構築することとしている。
【0029】
このとき、ユニット建物10にあっては、建物外郭に位置する第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に、雨戸28A、シャッタ28B、庇28C等の外面突出部を設けている。これらの雨戸28A、シャッタ28B、庇28Cは、それら第1サブ柱省略建物ユニット14の工場生産段階で取付け完了される。
【0030】
尚、ユニット建物10において、全 8個の第1サブ柱省略建物ユニット14の接続構造は、以下の如くなされる。
【0031】
全 8個の第1サブ柱省略建物ユニット14の柱省略接合部A1 、A2 は、補強梁31により補強される。補強梁31は、図3に示す如くの長尺板材からなり、柱省略接合部A1 、A2 、柱あり梁接合部Bの左側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23、23、23と、柱省略接合部A1 、A2 、柱あり接合部Bの右側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23、23、23との間に設けられる。図4において、29Aは下階天井板、29Bは上階床板である。
【0032】
補強梁31の一端部と他端部は、図5に示す如く、Y方向の両外側にて相隣る左右の第1サブ柱省略建物ユニット14、14の各柱21に接続される。このとき、補強梁31の端部は、高力ボルト101、102を用いた天井梁23、ジョイントピース23Aとの高力ボルト接合を介して柱21に接続される。
【0033】
補強梁31の柱省略接合部A1 、A2 に対応する中間部は、図7、図8に示す如く、柱省略接合部A1 もしくはA2 回りの 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の各柱省略コーナー部が接続される。このとき、補強梁31のこの中間部は、高力ボルト101、102を用いた天井梁23、ジョイントピース23Bとの接合を介して短柱25に接続される。
【0034】
補強梁31の柱あり接合部Bに対応する中間部は、柱あり接合部B回りの 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14の各柱ありコーナー部が接続される。このとき、補強梁31のこの中間部は、高力ボルトを用いた天井梁23、ジョイントピース23Aとの接合を介して柱21に接続される(不図示)。
【0035】
然るに、図6に示す如く、補強梁31の一端部と他端部で、補強梁31を挟んで相対することとなる第1サブ柱省略建物ユニット14、14の相対する天井梁23、23のフランジ下面には連結板103が添設され、ボルト104、105により固定される。この連結板103は、補強梁31の設置前に取付けられ、補強梁31の設置時に該補強梁31を載置できる受板として機能し、補強梁31に設けてある高力ボルト101、102の下穴位置と天井梁23、23に設けてある高力ボルト101、102の下孔位置とを容易に一致させることを可能とする。
【0036】
尚、補強梁31の上記連結板103に支持される部分には、図6(A)に示す如く、切欠き31Aを設け、補強梁31の切欠き31Aを設けた下面を連結板103に支持させるとき、補強梁31に設けてある高力ボルト101、102の下穴位置101A、102Aと天井梁23、23に設けてある高力ボルト101、102の下穴位置101B、102Bとを確実に一致せしめるものとしている。
【0037】
補強梁31が上述の如くにて柱21、短柱25に接続されるとき、各建物ユニット13の柱省略コーナー部には短柱25に着脱自在の仮柱26が未だ接合されている。そして、補強梁31が柱21、短柱25に接続完了した後、仮柱26は短柱25から取外される。
【0038】
尚、補強梁31は、補強梁31を挟んで相隣る 2個の建物ユニット13、13の相接する天井梁23、23と、ジョイントピース23A、23Bのない部分でも、ボルト等を用いて接合されて良い。
【0039】
また、ユニット建物10にあっては、補強梁31を挟まないで相対する第1サブ柱省略建物ユニット14、14の天井梁23、23を接合する接合部で、相対する天井梁23、23(もしくはジョイントピース23A、23A)のフランジ下面にも連結板103を添設し、ボルト104、105により固定するものであって良い。
【0040】
また、ユニット建物10において、補強梁31の上述の接合は、高力ボルトに限らず、単なる一般のボルトによることもできる。
【0041】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。
▲1▼柱省略建物ユニット14を構成する骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A、シャッタ28B、庇28C等の外面突出部を設けることとした。従って、建物ユニット14の外面突出部を工場施工段階で取付け完了でき、現場工期を短縮できる。即ち、建物ユニットの工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0042】
従って、柱省略建物ユニット14の全幅は、雨戸28A〜庇28Cを取付けた状態で輸送制限寸法Lより狭幅(柱省略建物ユニット13の骨組構造体の幅を例えばL/2 とする)となるように設定される(図2(A))。尚、従来技術では、ユニット建物10を標準建物ユニット11の組合わせにて構築するとき、標準建物ユニット11の全幅を輸送制限寸法Lとしており、雨戸28A〜庇28Cは現場取付けすることが必須となる。
【0043】
▲2▼ユニット建物10の天井構造強度は、建物ユニット14の天井梁23の断面性能の和に、補強梁31の断面性能をも加えたものとなる。従って、柱省略した天井スパンを大きく拡大し、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0044】
▲3▼建物ユニット14の柱省略コーナー部に設けた仮柱26は、建物ユニット14の工場製造段階、輸送保管段階を経た現地据付け後、補強梁31の接続完了まで取外されない。従って、補強梁31の接続時の建物ユニット14の強度を低下せしめることがなく、施工段階の建物強度も十分に確保でき、施工性が良い。
【0045】
(参考例1)(図9、図10)
参考例1が第1実施形態と異なる点は、補強梁31に代わる補強梁41、42を用いたことにある。参考例1では、図9に示す如く、(a)柱省略接合部A1回りに位置する4個の第1サブ柱省略建物ユニット14について、柱省略接合部A1の手前側にてX方向に相隣る2個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23と、柱省略接合部A1の奥側にてX方向に相隣る2個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23との間に補強梁41を設けるとともに、(b)柱省略接合部A2回りに位置する4個の第1サブ柱省略建物ユニット14について、柱省略接合部A2の手前側にてX方向に相隣る2個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23と、柱省略接合部A2の奥側にてX方向に相隣る2個の第1サブ柱省略建物ユニット14の天井梁23、23との間に補強梁42を設けた。
補強梁41、42は、図10に示す如くの長尺板材からなる。
【0046】
(第2実施形態)(図11)
第2実施形態のユニット建物10は、第1実施形態と異なり、図11に示す如く、X方向の左側にて互いにY方向に直列をなす狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15、第2サブ柱省略建物ユニット15、第1サブ柱省略建物ユニット14を配置し、X方向の右側にて互いにY方向に直列をなす狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15、第2サブ柱省略建物ユニット15、第1サブ柱省略建物ユニット14を配置した。
【0047】
そして、ユニット建物10にあっては、Y方向の手前側に位置する各 2個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15のそれぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、Y方向の奥側に位置する各 2個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15のそれぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置し、Y方向の中間に位置する 4個の第2サブ柱省略建物ユニット15のそれぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A3 にて互いに突き合わせ配置した。
【0048】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部A1 、A3 、A2 の左側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15、15、第1サブ柱省略建物ユニット14と、柱省略接合部A1 、A3 、A2 の右側にてY方向に相隣る 4個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15、15、第1サブ柱省略建物ユニット14との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁51を設けた。
【0049】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A〜庇28Cを設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0050】
(第3実施形態)(図12)
第3実施形態のユニット建物10は、図12に示す如く、Y方向の手前側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、狭幅の第2サブ柱省略建物ユニット15、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置し、Y方向の奥側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、狭幅の第2サブ柱省略建物ユニット15、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置した。
【0051】
そして、ユニット建物10にあっては、各 2個の第1柱省略建物ユニット12、12、第2サブ柱省略建物ユニット15、15それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、各 2個の第2サブ柱省略建物ユニット15、15、第1サブ柱省略建物ユニット14、14それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置した。
【0052】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部A1 、A2 の手前側にてX方向に相隣る 3個の第1柱省略建物ユニット12、第2サブ柱省略建物ユニット15、第1サブ柱省略建物ユニット14と、柱省略接合部A1 、A2 の奥側にてX方向に相隣る 3個の第1柱省略建物ユニット12、第2サブ柱省略建物ユニット15、第1サブ柱省略建物ユニット14との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁61を設けた。
【0053】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A等の外面突出部を設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0054】
特に、このユニット建物10では、広幅柱省略建物ユニット12と狭幅柱省略建物ユニット14とからなるユニット建物10において、狭幅柱省略建物ユニット14に雨戸28A等の外面突出部を設けることとした。従って、広幅柱省略建物ユニット12は外面突出部を備えない状態で輸送制限範囲内にて許容される最大の幅を付与され、狭幅柱省略建物ユニット14は外面突出部を備えた状態で輸送制限範囲内にて許容される最大の幅を付与され得るものとなり、建物ユニット12、14の輸送効率を向上しながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0055】
(第4実施形態)(図13)
第4実施形態のユニット建物10は、図13に示す如く、Y方向の手前側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、狭幅の第2サブ柱省略建物ユニット15、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置し、Y方向の奥側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、12、広幅の標準建物ユニット11を配置した。Y方向の奥側の標準建物ユニット11は他の部分に対しX方向に突出する出隅部を構成している。
【0056】
そして、ユニット建物10にあっては、 3個の第1柱省略建物ユニット12、 1個の第2サブ柱省略建物ユニット15の柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、相隣る第1サブ柱省略建物ユニット14、第2サブ柱省略建物ユニット15のそれぞれの柱省略コーナー部を(第1柱省略建物ユニット12の中間部に沿う位置にて定められる)柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置した。
【0057】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部A1 、A2 の手前側にてX方向に相隣る 3個の第1柱省略建物ユニット12、第2サブ柱省略建物ユニット15、第1サブ柱省略建物ユニット14と、柱省略接合部A1 、A2 の奥側にてX方向に相隣る 2個の第1柱省略建物ユニット12、12との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁71を設けた。
【0058】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A等の外面突出部を設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0059】
(参考例2)(図14)
参考例2のユニット建物10は、図14に示す如く、Y方向の手前側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置し、Y方向の奥側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12を配置した。Y方向の奥側の 1個の第1柱省略建物ユニット12は他の部分に対しX方向に突出する出隅部を構成している。
【0060】
そして、ユニット建物10にあっては、 3個の第1柱省略建物ユニット12、 1個の第1サブ柱省略建物ユニット14の柱省略コーナー部を柱省略接合部Aにて互いに突き合わせ配置した。
【0061】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部Aの手前側にてX方向に相隣る 2個の第1柱省略建物ユニット12、第1サブ柱省略建物ユニット14と、柱省略接合部Aの奥側にてX方向に相隣る 2個の第1柱省略建物ユニット12、12との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁81を設けた。
【0062】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A等の外面突出部を設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0063】
(第5実施形態)(図15)
第5実施形態のユニット建物10は、図15に示す如く、Y方向の手前側に互いにX方向に直列をなす狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14、広幅の第2柱省略建物ユニット13、狭幅の第1柱省略建物ユニット14を配置し、Y方向の奥側にも互いにX方向に直列をなす狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14、広幅の第2柱省略建物ユニット13、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14を配置した。
【0064】
そして、ユニット建物10にあっては、各 2個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2柱省略建物ユニット13の柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、各 2個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2柱省略建物ユニット13の柱省略コーナー部を柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置した。
【0065】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部A1 、A2 の手前側にてX方向に相隣る 3個の第1サブ柱省略建物ユニット14と、第2柱省略建物ユニット13、第1サブ柱省略建物ユニット14と、柱省略接合部A1 、A2 の奥側にてX方向に相隣る 3個の第1サブ柱省略建物ユニット14、第2柱省略建物ユニット13、第1サブ柱省略建物ユニット14との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁91を設けた。
【0066】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A等の外面突出部を設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0067】
(参考例3)(図16)
参考例3のユニット建物10は、図16に示す如く、Y方向の手前側に標準建物ユニット11を配置し、Y方向の奥側に互いにX方向に直列をなす 2個の狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14、14を配置した。
【0068】
そして、ユニット建物10にあっては、相隣る第1サブ柱省略建物ユニット14、14のそれぞれの柱省略コーナー部を(標準建物ユニット11の中間部に沿う位置に定められる)柱省略接合部Aにて互いに突き合わせ配置した。
【0069】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部Aの手前側に配置される標準建物ユニット11と、柱省略接合部Aの奥側にてX方向に相隣る 2個の第1サブ柱省略建物ユニット14、14との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁111を設けた。
【0070】
このユニット建物10にあっても、狭幅の第1サブ柱省略建物ユニット14の骨組構造体の外壁形成面に雨戸28A等の外面突出部を設けたから、建物ユニット14の工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【0071】
(第6実施形態)(図17)
第6実施形態のユニット建物10は、図17に示す如く、Y方向の手前側に互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、第2柱省略建物ユニット13、第2柱省略建物ユニット13、第1柱省略建物ユニット12を配置し、Y方向の奥側にも互いにX方向に直列をなす広幅の第1柱省略建物ユニット12、第2柱省略建物ユニット13、第2柱省略建物ユニット13、第1柱省略建物ユニット12を配置した。
【0072】
そして、ユニット建物10にあっては、各 2個の第1柱省略建物ユニット12、12、第2柱省略建物ユニット13、13それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A1 にて互いに突き合わせ配置し、 4個の第2柱省略建物ユニット13、13、13、13それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A2 にて互いに突き合わせ配置し、各 2個の第2柱省略建物ユニット13、13、第1柱省略建物ユニット12、12それぞれの柱省略コーナー部を柱省略接合部A3 にて互いいに突き合わせ配置した。
【0073】
また、ユニット建物10にあっては、柱省略接合部A1 、A2 、A3 の手前側にてX方向に相隣る 4個の柱省略建物ユニット12、13、13、12と、柱省略接合部A1 、A2 、A3 の奥側にてX方向に相隣る 4個の柱省略建物ユニット12、13、13、12との間に、それらの天井梁23を補強する補強梁121を設けた。
【0074】
このユニット建物10によれば、柱省略した極めて広い連続空間を形成できる。
【0075】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0076】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、建物ユニットの工場生産化率を高めながら、柱省略した広い連続空間を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は建物ユニットを示す模式図である。
【図2】 図2は第1実施形態のユニット建物を示す模式図である。
【図3】 図3は補強梁を示す模式図である。
【図4】 図4は補強梁による補強構造を示す模式図である。
【図5】 図5は補強梁の端部接続構造を示す模式図である。
【図6】 図6は補強梁の端部支持構造を示す模式図である。
【図7】 図7は補強梁の中間部接続構造を示す模式図である。
【図8】 図8は補強梁の中間部支持構造を示す模式図である。
【図9】 図9は参考例1を示す模式図である。
【図10】 図10は補強梁を示す模式図である。
【図11】 図11は第2実施形態を示す模式図である。
【図12】 図12は第3実施形態を示す模式図である。
【図13】 図13は第4実施形態を示す模式図である。
【図14】 図14は参考例2を示す模式図である。
【図15】 図15は第5実施形態を示す模式図である。
【図16】 図16は参考例3を示す模式図である。
【図17】 図17は第6実施形態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物
11 標準建物ユニット
12 第1柱省略建物ユニット
13 第2柱省略建物ユニット
14 第1サブ柱省略建物ユニット
15 第2サブ柱省略建物ユニット
21 柱
22 床梁
23 天井梁
26 仮柱
28A〜28C 外面突出部(雨戸、シャッタ、庇)
31、51、61、71、91、121 補強梁
A1、A2、A3 柱省略接合部
Claims (2)
- 柱と床梁と天井梁を箱形に接合した骨組構造体からなり、骨組構造体の少なくとも1個のコーナー部を柱省略コーナー部としてなる柱省略建物ユニットの複数個を隣接して接合して構築されるユニット建物において、
建物内の同一面上に2個以上の柱省略接合部を定め、各柱省略接合部のそれぞれにて、複数の柱省略建物ユニットのそれぞれに定めた柱省略コーナー部を互いに突き合わせ配置し、
2個以上の柱省略接合部を含む同一面上に位置する、3個以上の柱省略建物ユニットの天井梁に渡り、それら天井梁を補強する補強梁を設け、
複数個の柱省略建物ユニットが、広幅柱省略建物ユニットと狭幅柱省略建物ユニットとからなり、狭幅柱省略建物ユニットの骨組構造体の外壁形成面に外面突出部を設けてなることを特徴とするユニット建物。 - 請求項1に記載のユニット建物の施工方法において、
柱省略建物ユニットとして、柱省略コーナー部に仮柱を着脱自在としてなるものを用い、
柱省略建物ユニットに補強梁を接続完了するまでは仮柱を設けておき、補強梁の接続完了後に仮柱を取外すことを特徴とするユニット建物の施工方法。
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JPH10195983A JPH10195983A (ja) | 1998-07-28 |
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- 1997-01-17 JP JP00678897A patent/JP3802633B2/ja not_active Expired - Lifetime
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