JP2000078765A - キャパシタ蓄電装置 - Google Patents

キャパシタ蓄電装置

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JP2000078765A
JP2000078765A JP10241167A JP24116798A JP2000078765A JP 2000078765 A JP2000078765 A JP 2000078765A JP 10241167 A JP10241167 A JP 10241167A JP 24116798 A JP24116798 A JP 24116798A JP 2000078765 A JP2000078765 A JP 2000078765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列モニタ自体の損失をほとんどゼロまで低
減し、しかも直列接続した全キャパシタの充電能力を最
大源に発揮できるようにする。 【解決手段】 複数のキャパシタC1 、C2 を直列接続
して蓄電装置を構成するキャパシタ蓄電装置において、
各キャパシタC1 、C2 の充電電圧を監視する電圧検出
手段CMP1 、CMP2 と、各キャパシタC1 、C2
充電電圧を所定値に制限する電圧制限手段D1 、D
2 と、直列接続されたキャパシタC1 、C2 に対して初
期化するための初期化充電と蓄電するための蓄電充電を
行う充電制御手段1、2とを備え、充電制御手段1、2
は、初期化充電で各キャパシタC1 、C2 が電圧制限手
段により制限される所定値に達するまで充電を行い、蓄
電充電で各キャパシタC1 、C2 を電圧検出手段により
いずれかのキャパシタC1 、C2が基準値Vrf1 、V
rf2 に達するまで充電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のキャパシタ
を直列接続して蓄電装置を構成するキャパシタ蓄電装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は並列モニタの回路構成を示す図、
図9は並列モニタ付の充放電波形と並列モニタなしの動
作を説明するための図である。図中、Cは電気二重層キ
ャパシタ、CMPはコンパレータ、Dはダイオード、T
rはトランジスタ、Vrは基準電圧を示す。
【0003】複数の大容量のキャパシタを組み合わせて
蓄電装置を構成する際に不可欠な条件として、キャパシ
タの直列接続時に生ずる、負担電圧の均等化の問題があ
る。本発明者らはかねてから、電気二重層キャパシタを
用いたECS(Energy Capacitor System)と称する蓄電
装置を提案し(例えば電子技術、1994−12、p1
〜3、電学論B、115巻5号、平成7年 p504〜
610など)、提供している。ECSでは、直列接続さ
れる個々のキャパシタに電圧監視制御装置としての並列
モニタを接続し、キャパシタの耐電圧の範囲で最大限の
充電が可能となるようにしている。
【0004】並列モニタは、図8に示すようにコンパレ
ータCMPによってキャパシタCの電圧を基準電圧Vr
と比較して監視し、キャパシタCの電圧が基準電圧Vr
による設定値を越えるとトランジスタTrをオンにして
充電電流をバイパスする。この動作によってキャパシタ
Cの充電電圧は、図9のに示すように設定値に保た
れ、直列に接続された他のキャパシタが満充電に達し
て次の放電に移るまでの間、定電圧の緩和充電モード
とするものである。このようにECSでは、の点で充
電電圧の上限に抑える方法、つまりキャパシタの電圧を
上限で初期化(クランプ)し、そこを起点として充放電
させることにより、キャパシタの電圧配分が個々の容量
のバラツキや充電開始時の電圧の差によって図9の円内
のようになる問題を解決した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成
は、シンプル、かつ低価格に実現でき、動作も確実であ
るため、ECSの実用化に大きな役割を果たしたが、上
記〜の間で、並列モニタがオンになっている期間中
の充電エネルギーが熱になるのが問題となる。すなわ
ち、図8に示した並列モニタでは、の設定電圧に達し
た時点でトランジスタTrを動作させてバイパス回路を
形成させ、電圧がそれ以上に上昇しないようにして、電
子回路でいう「電圧クランプ」の状態を作ったが、その
ために、バイパス回路には、充電電流×満充電電圧に相
当する損失が発生して発熱する。
【0006】ただ、〜間での発熱は、二次電池であ
れば充放電サイクル毎に毎回発生するが、キャパシタで
は、最初に一度発生するだけで、以後は、この設定値で
ある満充電の電位からスタートしてに示すように下向
きに放電し、充電するとまたもとの電位で一緒になる
という特長がある。この特長のために並列モニタは、初
期化のとき以外は、使用中の僅かな特性の変動や漏れ
電流によるのズレを吸収するだけで動作するので、発
熱も少なく、実用上十分な効果を発揮することが各種の
実用例で判明した。
【0007】その他にも、並列モニタのコンパレータと
トランジスタの部分をスイッチングコンバータに置き換
えて、電力を消費しないようにしたり、低レベルで初期
化し満充電レベルを揃えるようにする方式が考えられて
いる。しかし、前者の方式では、キャパシタの数だけコ
イルやトランスが必要になり、複雑になると共にコスト
も割高になり、電力伝送効率や電力の節約量に見合わな
いという問題がある。また、後者の方式では、満充電に
到達する時間を推定して初期化調整をするため、レベル
を低くして初期化電力を少なくすれば調整の精度が悪く
なり、一方、調整の精度を上げようとしてレベルを高く
すれば初期化電力が大きくなるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、並列モニタ自体の損失をほとんど
ゼロまで低減し、しかも直列接続した全キャパシタの充
電能力を最大源に発揮できるようにするものである。
【0009】そのために本発明は、複数のキャパシタを
直列接続して蓄電装置を構成するキャパシタ蓄電装置に
おいて、前記各キャパシタの充電電圧を監視する電圧検
出手段と、前記各キャパシタの充電電圧を所定値に制限
する電圧制限手段と、前記直列接続されたキャパシタに
対して初期化するための初期化充電と蓄電するための蓄
電充電を行う充電制御手段とを備え、前記充電制御手段
は、前記初期化充電で前記各キャパシタが前記電圧制限
手段により制限される前記所定値に達するまで充電を行
い、前記蓄電充電で前記各キャパシタを前記電圧検出手
段によりいずれかのキャパシタが前記基準値に達するま
で充電を行うことを特徴とするものである。
【0010】また、前記基準値は、満充電電圧であり、
前記所定値は、満充電以下の電圧であることを特徴と
し、前記充電制御手段は、前記蓄電充電で定電流充電に
より充電を行って前記基準値に達したとき、該基準値に
達したときの充電電圧による定電圧充電に切り替え、前
記蓄電充電を繰り返すことにより前記基準値に達したと
きの充電電圧が低下してきたことを条件に、或いは前記
基準値に達したときの各キャパシタの充電電圧のバラツ
キが拡大したことを条件に初期化充電を行うことを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るキャパシタ
蓄電装置の実施の形態を示す図、図2は本発明に係るキ
ャパシタ蓄電装置による初期化充電を説明するための図
である。図中、1は充電装置、2はオア回路、CM
1 、CMP2 はコンパレータ、C1 、C2はキャパシ
タ、D1 、D2 はショットキーダイオード、Vrf1
Vrf2 は基準電圧を示す。
【0012】図1において、キャパシタC1 、C2 は、
直列に接続して蓄電装置を構成する電気二重層キャパシ
タであり、ショットキーダイオードD1 、D2 は、キャ
パシタC1 、C2 に並列に接続して後述する初期化の電
圧源に用いるものであり、充電電圧を所定値に制限する
電圧制限手段である。充電装置1は、直列接続されたキ
ャパシタC1 、C2 を充電するものであり、キャパシタ
1 、C2 の充電状態に応じて初期化するための初期化
充電と蓄電するための蓄電充電を行う。初期化充電で
は、ショットキーダイオードD1 、D2 により決められ
た所定値Vriに達するまで逆方向充電を行い、蓄電充
電では、通常の定電流充電モードで充電を行っていずれ
かのキャパシタC1 、C2 が満充電になると定電圧充電
モードへ切り換える。コンパレータCMP1 、CMP2
は、それぞれのキャパシタC1 、C2 の充電電圧を基準
電圧Vrf1 、Vrf2 と比較して監視し、その充電電
圧が満充電に相当する基準電圧Vrf1 、Vrf2 に達
したことを判定して満充電検出信号S1 、S2 を出力す
る電圧検出手段である。
【0013】オア回路2は、コンパレータCMP1 、C
MP2 の満充電検出信号S1 、S2を論理和処理するも
のであり、直列接続された各キャパシタC1 、C2 を定
電流充電しているときに、それらのうちいずれかが満充
電になると充電装置1にその時の電圧による定電圧充電
モード、つまり緩和充電モードに切り替える制御信号X
を出力する。実際には複数のキャパシタが直列接続され
るので、コンパレータCMP1 、CMP2 の満充電検出
信号S1 、S2 は、何らかのアイソレーションの回路、
例えばフォトカプラやパルストランス、電流伝送などの
回路を介してオア回路2に導かれる。
【0014】次に、本発明に係るキャパシタ蓄電装置の
初期化充電につき説明する。充電装置1は、先に述べた
ように標準的な電流源タイプを用い、まず、図9の−
間で示した初期化に代わる操作として、図2に示すよ
うに直列に接続された全キャパシタC1 、C2 をショッ
トキーダイオードD1 、D2 がオンになるまで逆方向の
極性で充電を行う(ステップS11〜S12)。その
後、順方向の極性に切り替えて通常の定電流充電モード
により充電を行う(ステップS13)。その間、各コン
パレータCMP1 、CMP2 は、それぞれキャパシタC
1 、C2 の充電電圧を監視(モニタ)しており、充電電
圧が基準電圧Vrf1 、Vrf2 に達すると、つまり満
充電になると、満充電検出信号S1 、S2 を出力する。
オア回路2は、いずれかのコンパレータCMP1 、CM
2 から満充電検出信号S1 、S2が出力されると、制
御信号Xを充電装置1に送出する。充電装置1は、この
制御信号Xが出力されるのを待って(ステップS1
4)、予め設定される満充電電圧ではなく、その時の充
電電圧で定電圧充電モードに切り替えることにより、緩
和充電に入る(ステップS15)。
【0015】次に、初期化後の充放電特性について説明
する。図3は初期化後のキャパシタ蓄電装置の充放電特
性を説明するための図である。上記初期化充電を行うこ
とにより、静電容量の小さなキャパシタAとそれより大
きなキャパシタBが直列に接続されている場合、それぞ
れの端子間電圧は、図3に示すように変化する。すなわ
ち、ステップS11、12により初期化が終わってステ
ップS13の充電が始まる時点で、全てのキャパシタ
は、共にマイナス方向に充電されている。この電圧Vr
iは、ショットキーダイオードの場合、約0.3Vのオ
ン電圧となり、そこからステップS13により通常の定
電流充電を始めると、図3に示すようにキャパシタA、
Bの端子電圧は、静電容量に反比例した割合で上昇す
る。この場合、静電容量が小さなAが先に満充電電圧に
達し、そのことにより充電が定電流充電から定電圧充電
(緩和充電)に切り換わる。したがって、先に図9で説
明した従来の装置における〜の時間は存在せず、緩
和充電に入った状態で、各キャパシタの充電電圧は、そ
れぞれの静電容量に反比例した値で保持される。その後
の放電−充電特性は、図示に示すように初期化充電を行
った電圧Vriがスタートポイントになる。
【0016】本発明に係るキャパシタ蓄電装置の充放電
特性を示した図3と先に説明した図9の従来の特性とを
比較して明らかなように、両者は各キャパシタの充放電
に対して基準になる電圧が異なるだけである。この基準
となる電圧は、前者の本発明が初期化されたマイナス点
(−0.3V)であるのに対し、後者の従来例が満充電
電圧であり、初期化されることによりそれらの初期化電
圧をスタートポイントにして充放電している。
【0017】しかし、図9で説明した満充電で初期化す
る従来の方式では、常に「満充電電圧×直列キャパシタ
数」まで充電し、そこから放電が始まるようにするの
で、各キャパシタが順次満充電になっても、それらは、
最後のキャパシタが満充電になるまで「満充電電圧×充
電電流」の電力を消費し続けることになる。一方、本発
明では、各キャパシタの静電容量にバラツキがあると、
最小の静電容量のキャパシタが満充電になったところで
定電圧充電に移行するので、全てのキャパシタが満充電
にはならない。したがって、初めのキャパシタが満充電
になってから最後のキャパシタが満充電になるまでの図
9で説明した〜の間の消費電力による発熱が本発明
では全くない点で、本発明は、従来に比べて顕著な効果
を有するものである。
【0018】図4は初期化充電に用いる電圧源の構成例
を示す図、図5は本発明に係るキャパシタ蓄電装置の他
の実施の形態を示す図、図6は本発明に係るキャパシタ
蓄電装置のさらに他の実施の形態を示す図である。本発
明に係るキャパシタ蓄電装置の初期化の電圧源として、
上記の例では、ショットキーダイオードのオン電圧(V
ri=−0.3V)を用いて説明したが、通常のダイオ
ードの順方向電圧など、他にも種々の設定が可能であ
る。本発明では、通常の電力使用のために行う蓄電充電
をはじめのキャパシタが満充電になるまで行うようにし
て電力損失をなくし、その際の充電電圧のバラツキが大
きくなったときに使用電圧の範囲内で初期化することに
より、蓄電充電毎に満充電電圧で初期化を行う従来の装
置より電力損失を少なくしている。しかも、初期化の電
圧を低電圧にすることにより、さらに満充電電圧で初期
化を行うより電力損失を初期化電圧の比の二乗で少なく
することができる。したがって、本発明では、例えば3
Vの満充電電圧に対してVriをショットキーダイオー
ドのオン電圧の−0.3Vだけでなく、0.5V、1
V、1.5V、さらには満充電電圧と同じ3Vのような
設定値にしてもよい。その例を示したのが図4であり、
図4(A)に示すようにツェナーダイオードDZのツェ
ナー電圧を用いてもよい。また、図4(B)に示すよう
に設定値を抵抗によって可変できるツェナーX、これ
は、内部が基準電圧とコンパレータで構成された集積回
路であるが、さらに、図4(C)に示すように電流容量
を増すためにトランジスタTrを加えた回路を用いても
よいし、図4(D)に示すように初期化電圧Vriとコ
ンパレータCMPとトランジスタTrで構成された回路
を用いてもよい。
【0019】初期化に際して逆方向の極性に充電を行う
場合には、図1に示す回路構成を用い充電装置側で充電
する極性を切り換えて初期化充電/蓄電充電を行えばよ
いが、図4に示す電圧源のように初期化充電と蓄電充電
が同じ順方向の極性となる場合には、初期化充電の回路
を切り離して蓄電充電を行うように回路を構成すること
が必要となる。その構成例を示したのが図5及び図6で
あり、図4(D)に示すコンパレータCMPを用いたも
のである。
【0020】図5において、初期化電圧Vriとコンパ
レータ12とトランジスタTrとスイッチSwからなる
回路が初期化充電を制御するための回路である。スイッ
チSwは、初期化充電のときオンにし、初期化充電をし
ないときはオフにする。この回路では、キャパシタCの
充電電圧を初期化電圧Vriと比較し、キャパシタCが
初期化電圧Vriまで充電されると、トランジスタTr
をオンにして充電電圧を制限する。このような初期化充
電は、例えばコンパレータ12の出力をモニタし、全て
のコンパレータ12の出力からトランジスタTrをオン
にする信号が出力されるようになったとき、あるいは、
直列に接続されたキャパシタCの全充電電圧が「初期化
電圧Vri×キャパシタ数」に達したときを終了したと
きとして判断することができる。また、満充電電圧Vr
fとコンパレータ11からなる回路が蓄電充電を制御す
るための回路であり、キャパシタCの充電電圧を満充電
電圧Vrfと比較し、キャパシタCが満充電電圧Vrf
まで充電されると、満充電検出信号Sgを送出する。
【0021】また、図6において、コンパレータ13
は、図5に示すコンパレータ11と12を兼用したもの
であり、スイッチSw1とSw2がその切り換えを行う
ものである。スイッチSw1とSw2の図示切り換えポ
ジションは、蓄電充電時の状態を示し、コンパレータ1
3でキャパシタCの充電電圧を満充電電圧Vrfと比較
し、キャパシタCが満充電電圧Vrfまで充電される
と、満充電検出信号Sgを送出する回路となる。初期化
充電時の状態は、スイッチSw1とSw2の切り換えポ
ジションが図示と反対になり、コンパレータ13でキャ
パシタCの充電電圧を初期化電圧Vriと比較し、キャ
パシタCが初期化電圧Vriまで充電されると、トラン
ジスタTrをオンにする回路となる。また、先に述べた
ように初期化電圧Vriを満充電電圧Vrfと同じにす
る場合には、スイッチSw1及び初期化電圧Vriを省
き、コンパレータ13を満充電電圧Vrfに直接接続し
て、初期化充電か蓄電充電かに応じスイッチSw2のポ
ジションを切り換えるようにすればよい。
【0022】図7は充電電圧の変化及びその検出のため
の回路構成例を説明するための図である。上記のように
一旦初期化が行われた後のキャパシタ間の電圧配分は、
種々の大きさの電流で充放電しても、充電と放電を切り
替えても、通常であれば一定の比が維持される。しか
し、個々のキャパシタの静電容量が変化するか、漏れ電
流により電圧配分の比が変化するので、初期化充電は、
電圧変化が無視できなくなった場合に元の電圧配分に戻
すために行われる。
【0023】いま、図7(A)に示すように直列に接続
したキャパシタC1、……、Cnの漏れ抵抗をR1、…
…、Rnとすると、CRによって発生する時定数よりも
十分長時間経過後の電圧配分VXRは、
【0024】
【数1】VXR={Rx/(R1+……+Rn)}・V また、時定数よりも十分短い時間で電流源から充電した
直後の電圧配分VXRは、
【0025】
【数2】 〔数1〕及び〔数2〕をテブナンの定理によって重ねる
と、十分な時間中に起こりうるキャパシタの負担電圧V
xの最大値は次の〔数3〕の最大値となる。
【0026】
【数3】 この結果は、キャパシタの負担電圧が静電容量のバラツ
キと、漏れ抵抗のバラツキの和に比例してバラツクこと
を意味し、静電容量と漏れ電流が最小のキャパシタがあ
ればその素子が最大の負担電圧を負うことを示してい
る。キャパシタの直列回路においてどんな種類の「初期
化」を行っても、静電容量の差異によって生じる〔数
2〕で表される充放電で生じる電圧振幅を揃えることは
できない。しかし、「初期化」を行えば漏れ電流による
電圧配分の差異、〔数1〕による電圧の全キャパシタに
ついて一定値に合わせることができる。通常の電気二重
層キャパシタでは、静電容量の誤差を一定値例えば±1
0%以内に管理することは工業生産上比較的容易であ
る。しかし、漏れ電流を小さな誤差内に抑えるのは困難
であり、さらに使用環境、温度、寿命期間中の変動まで
含めて漏れ電流を例えば±10%以内に管理することは
きわめて難しい。そこで、本発明の初期化により、〔数
1〕を抑えることの実用上の効果は大きい。
【0027】本発明の初期化充電、蓄電充電を行うため
には、多数の直列に接続されたキャパシタの電圧の監視
(モニタ)が必要であり、その電圧に応じた制御が必要
であるが、このような電圧の監視(モニタ)、制御は、
例えば図7(B)に示すようなキャパシタC1、……、
Cnの接続点の電圧を採集する電圧検出デバイス21を
用いて行うこともできる。電圧検出デバイス21では、
例えばコンパレータ又はADCで演算ユニットを構成
し、キャパシタC1、……、Cnの電圧を順次監視(モ
ニタ)する。通常の大型キャパシタの充電時間は、数十
秒以上もあるので、簡単な装置により多数のキャパシタ
の読み取りや不良が発生した際に短絡するなどの制御を
行うことも可能である。
【0028】また、初期化充電では、各キャパシタC
1、……、Cnを所定値である初期化電圧Vriに充電
するので、初期化終了は、充電電圧が「初期化電圧Vr
i×キャパシタ数n」になったことにより判断できる。
また、充電電圧の変化をモニタすることにより、一定値
に落ち着いたことでも判断できる。これに対し、初期化
充電が必要になったか否かの判断は、緩和充電に入ると
きの電圧の下がり具合で見ることができる。例えば初期
化充電を行った直後の蓄電充電により最初のキャパシタ
が満充電になった緩和充電時の充電電圧を記憶し、蓄電
充電を繰り返し行った際の各緩和充電時の充電電圧と比
較し、その差が大きくなったとき初期化充電が必要にな
ったと判断することができる。そして、緩和充電時の充
電電圧が低下してきたときには、次の蓄電充電を行う際
に先立って初期化充電を行うようにすればよい。
【0029】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、全充電電圧が低下し、各キャパシタ
の充電電圧のバラツキが大きくなったとき初期化を行う
ようにしたが、定期的に初期化を行うようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数のキャパシタを直列接続して蓄電装置を
構成するキャパシタ蓄電装置において、前記各キャパシ
タの充電電圧を監視する電圧検出手段と、前記各キャパ
シタの充電電圧を所定値に制限する電圧制限手段と、前
記直列接続されたキャパシタに対して初期化するための
初期化充電と蓄電するための蓄電充電を行う充電制御手
段とを備え、前記充電制御手段は、前記初期化充電で前
記各キャパシタが前記電圧制限手段により制限される前
記所定値に達するまで充電を行い、前記蓄電充電で前記
各キャパシタを前記電圧検出手段によりいずれかのキャ
パシタが前記基準値に達するまで充電を行うので、充電
の初期化に際してのエネルギー損失を大幅に低減し、発
熱をなくすことができる。また、いずれかのキャパシタ
がはじめに満充電電圧に達したときの充電電圧が低下し
てきたことを条件に、或いはそのときの各キャパシタの
充電電圧のバラツキが拡大したことを条件に初期化充電
を行うことにより、直列接続したキャパシタのバラツキ
や劣化を容易に管理でき、初期化の時期を容易に判断で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るキャパシタ蓄電装置の実施の形
態を示す図である。
【図2】 本発明に係るキャパシタ蓄電装置による初期
化充電を説明するための図である。
【図3】 初期化後のキャパシタ蓄電装置の充放電特性
を説明するための図である。
【図4】 初期化充電に用いる電圧源の構成例を示す図
である。
【図5】 本発明に係るキャパシタ蓄電装置の他の実施
の形態を示す図である。
【図6】 本発明に係るキャパシタ蓄電装置のさらに他
の実施の形態を示す図である。
【図7】 充電電圧の変化及びその検出のための回路構
成例を説明するための図である。
【図8】 並列モニタの回路構成を示す図である。
【図9】 並列モニタ付の充放電波形と並列モニタなし
の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…充電装置、2…オア回路、CMP1 、CMP2 …コ
ンパレータ、C1 、C2 …キャパシタ、D1 、D2 …シ
ョットキーダイオード、Vrf1 、Vrf2 …基準電圧

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャパシタを直列接続して蓄電装
    置を構成するキャパシタ蓄電装置において、前記各キャ
    パシタの充電電圧を監視する電圧検出手段と、前記各キ
    ャパシタの充電電圧を所定値に制限する電圧制限手段
    と、前記直列接続されたキャパシタに対して初期化する
    ための初期化充電と蓄電するための蓄電充電を行う充電
    制御手段とを備え、前記充電制御手段は、前記初期化充
    電で前記各キャパシタが前記電圧制限手段により制限さ
    れる前記所定値に達するまで充電を行い、前記蓄電充電
    で前記各キャパシタを前記電圧検出手段によりいずれか
    のキャパシタが前記基準値に達するまで充電を行うこと
    を特徴とするキャパシタ蓄電装置。
  2. 【請求項2】 前記基準値は、満充電電圧であり、前記
    所定値は、満充電以下の電圧であることを特徴とする請
    求項1記載のキャパシタ蓄電装置。
  3. 【請求項3】 前記充電制御手段は、前記蓄電充電で定
    電流充電により充電を行って前記基準値に達したとき、
    該基準値に達したときの充電電圧による定電圧充電に切
    り替えることを特徴とする請求項1記載のキャパシタ蓄
    電装置。
  4. 【請求項4】 前記充電制御手段は、前記蓄電充電を繰
    り返すことにより前記基準値に達したときの充電電圧が
    低下してきたことを条件に初期化充電を行うことを特徴
    とする請求項1記載のキャパシタ蓄電装置。
  5. 【請求項5】 前記充電制御手段は、前記蓄電充電を繰
    り返すことにより前記基準値に達したときの各キャパシ
    タの充電電圧のバラツキが拡大したことを条件に初期化
    充電を行うことを特徴とする請求項1記載のキャパシタ
    蓄電装置。
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