JP2000152495A - 直列切り換え式キャパシタ電源装置 - Google Patents

直列切り換え式キャパシタ電源装置

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JP2000152495A
JP2000152495A JP10324742A JP32474298A JP2000152495A JP 2000152495 A JP2000152495 A JP 2000152495A JP 10324742 A JP10324742 A JP 10324742A JP 32474298 A JP32474298 A JP 32474298A JP 2000152495 A JP2000152495 A JP 2000152495A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない数のスイッチでキャパシタの接続を制
御し、装置のコストの低減、信頼性の向上を図る。 【解決手段】 出力電圧の設定範囲で充放電される出力
用キャパシタ・バンクC1〜C3と、出力電圧の許容変
動幅で充放電される調整用キャパシタ・バンクC4、C
5と、出力用キャパシタ・バンクC1〜C3に調整用キ
ャパシタ・バンクC4、C5を直列に接続又は該接続の
切り離しを行うスイッチング手段S1〜S3と、出力電
圧に応じてスイッチング手段S1〜S3を制御する制御
手段A1と、充電状態に応じ切り換えて定電流充電又は
緩和充電を行う充電手段1とを備え、調整用キャパシタ
・バンクC4、C5を直列に接続又は該接続の切り離し
を行うことにより、出力電圧を設定範囲の許容変動幅で
調整した変動幅の小さい電源を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャパシタ・バン
クに電気エネルギーを蓄えて負荷に給電するキャパシタ
電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは、鉛電池やニッ
ケル・カドミウム電池のような充電に時間がかかる化学
電池と比較して、他のコンデンサと同様に物理的な充電
により急速充電が可能になる。しかも、電気二重層コン
デンサの電池は、大量にエネルギーが貯蔵できるという
化学電池にない大きなメリットを有しているが、電力の
貯蔵量を多くしてそれを有効に利用しようとすると、Q
=CV2 /2の関係に基づいて端子電圧が大きく変動す
る特性を持っている。電気二重層コンデンサを使用した
ECS(Energy Capacitor System) による電力貯蔵装置
は、電気二重層コンデンサの電力の貯蔵量を多くしてそ
れを有効に利用できるものとして、電気自動車の電源装
置や大規模な電力貯蔵装置として注目されている。
【0003】ECSは、コンデンサと並列モニタと電流
ポンプからなる電力エネルギー貯蔵システムとして既に
各種文献(例えば電子技術、1994−12、p1〜
3、電学論B、115巻5号、平成7年 p504〜6
10など)で紹介されている。ここで、並列モニタは、
複数のコンデンサが直並列に接続されたコンデンサバン
クの各コンデンサの端子間に接続され、コンデンサバン
クの充電電圧が並列モニタの設定値を越えると充電電流
をバイパスする装置である。そのため、コンデンサバン
クを耐電圧いっぱいまで使えるようにするものとして、
並列モニタは、きわめて大きな役割を持ち、エネルギー
密度の有効利用の手段として不可欠な装置である。並列
モニタの接続により、コンデンサの特性のバラツキや残
留電荷の大小がある場合にも、最大電圧の均等化、逆流
防止、充電終止電圧の検出と制御などを行うことができ
る。したがって、コンデンサバンク内のすべてのコンデ
ンサは、設定された電圧まで均等に充電され、コンデン
サの蓄積能力をほぼ100パーセント発揮させることが
できる。
【0004】しかし、電気二重層コンデンサのように満
充電状態からエネルギーを取り出すに従って電圧が大き
く低下する電圧変動の大きい電池を用いた電源装置で
は、蓄積能力を有効に活用するため、電源側電圧の定電
圧化を図ることが必須である。そのために、電池の直並
列切り換えを行い、電圧の変動幅を小さくするようにし
た電源装置が既に提案(特開平8−168182号公報
参照)されている。図11はコンデンサ電池の直並列切
り換えを行う電源装置の構成例を示す図であり、コンデ
ンサ電池を電圧の低下にしたがって並列接続から直列接
続に切り換えるものである。このような電源装置では、
例えば図11(A)に示すコンデンサ電池C1、C2の
直並列切り換え回路を、図11(B)に示すようにさら
に多段に縦続接続し充放電状態に応じ段階的に切り換え
制御すると、段数に見合って電圧の変動幅を小さくする
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
電圧の変動幅を小さくしようとすると、並列接続から直
列接続に切り換える段数が多くなり、段数が多くなるに
伴ってそれだけ多数の切り換えスイッチSp1、Sp
2、Ss1〜Sp31、Sp32、Ss31が必要にな
る。つまり、図11(A)から明らかなように、1段に
3つの切り換えスイッチSp1、Sp2、Ss1が用い
られるので、段数の3倍の切り換えスイッチが必要にな
る。
【0006】しかも、これらの切り換えスイッチは、電
源用であることから、大型の電磁接触器やジャイアント
トランジスタ、IGBT、GTO、サイリスタなどのパ
ワー半導体を用いることになる。そのため、切り換えス
イッチの駆動回路や放熱板などを含め、部品点数が多く
なり、取り付けのために大きなスペースの確保が必要に
なる。その結果、装置のコストが高くなり、信頼性にも
問題が生じる。
【0007】さらに、並列接続から直列接続に切り換え
る際、コンデンサ電池C1、C2の電圧が不均一になっ
ていると、コンデンサ電池C1とC2との間で大きなク
ロスカーレントが流れるので、図11(C)に示すよう
にこのようなクロスカーレントを防ぐための保護回路A
1、A2、それに対応できるスイッチング素子Q1〜Q
3が必要になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、少ない数のスイッチでキャパシタ
の接続を制御し、利用率の向上、装置のコストの低減、
信頼性の向上を図るものである。
【0009】そのために本発明は、出力電圧の設定範囲
で充放電される出力用キャパシタ・バンクと、出力電圧
の許容変動幅で充放電される調整用キャパシタ・バンク
と、前記出力用キャパシタ・バンクに前記調整用キャパ
シタ・バンクを直列に接続又は該接続の切り離しを行う
スイッチング手段と、前記出力電圧に応じて前記スイッ
チング手段を制御する制御手段と、前記出力用キャパシ
タ・バンク及び調整用キャパシタ・バンクに対し充電状
態に応じ切り換えて定電流充電又は緩和充電を行う充電
手段とを備え、前記出力用キャパシタ・バンクに前記調
整用キャパシタ・バンクを直列に接続又は該接続の切り
離しを行うことにより、出力電圧を設定範囲の許容変動
幅で調整するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに、前記充電手段は、スイッチング手
段により接続の切り離しを行った調整用キャパシタ・バ
ンクに対して前記緩和充電を行う回路を有することを特
徴とし、前記出力用キャパシタ・バンクは、複数のキャ
パシタ・バンクを直列接続し、前記調整用キャパシタ・
バンクは、複数のキャパシタ・バンクからなり、前記制
御手段は、前記複数のキャパシタ・バンクについて前記
充電状態に応じて段階的に接続又は該接続の切り離しを
行い、前記出力用キャパシタ・バンクの端子間電圧を測
定して前記充放電状態を検出し、前記出力用キャパシタ
・バンクの端子間電圧を測定してエネルギー残量を演算
し、残量表示を行うことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る直列切り換
え式キャパシタ電源装置の実施の形態を示す図であり、
C1〜C5はキャパシタ・バンク、S1〜S3はスイッ
チ、A1は制御回路、1は充電器、2は出力制御回路、
3は負荷を示す。
【0012】図1において、キャパシタ・バンクC1〜
C5は、電気エネルギー貯蔵用として、例えば電気二重
層コンデンサのようなキャパシタ(単セル)を複数個用
いることにより、それらを直列あるいはそれをさらに並
列に接続したものであり、各キャパシタ、あるいはバン
クには並列モニタが接続される。これらのうち、キャパ
シタ・バンクC1〜C3は、負荷の定格電圧の範囲で充
放電される出力用キャパシタ・バンクであり、キャパシ
タ・バンクC4、C5は、負荷電圧の変動幅許容範囲で
充放電される調整用キャパシタ・バンクである。スイッ
チS1〜S3は、直列接続した出力用キャパシタ・バン
クC1〜C3にさらに追加して調整用キャパシタ・バン
クC4、C5を段階的に直列接続したり、あるいは接続
の切り離しをしたりするものである。
【0013】制御回路A1は、直列接続した出力用キャ
パシタ・バンクC1〜C3における充放電状態(電圧)
を検出し、その充放電状態に応じてスイッチS1〜S3
を制御して調整用キャパシタ・バンクC4、C5につい
て接続又は接続の切り離しを行うものである。したがっ
て、制御回路A1によりスイッチS1〜S3のうち常に
いずれか1つのみをオンにすることにより、キャパシタ
・バンクC1〜C3だけの直列接続からキャパシタ・バ
ンクC4、さらにはC5を加えた直列接続の状態まで、
直列接続されるバンク数を段階的に切り換える。したが
って、制御回路A1では、3つの接続状態の切り換えを
行うので、2つの検出レベルE1 、E(例えばE
<E2 )を有する。
【0014】充電器1は、電源より直列接続されたキャ
パシタ・バンクC1〜C5に定電流充電する電流源であ
り、段階的にキャパシタ・バンクC4、C5の接続が切
り離され、最終的にキャパシタ・バンクC1〜C3の直
列回路が定格電圧まで充電されて充電を終了する。出力
制御回路2は、例えば既に知られた電流ホンプのように
キャパシタ・バンクC1〜C5から負荷3に供給する電
流を制御、調節したり、負荷3から逆に電流源(充電
器)としてキャパシタ・バンクC1〜C5を充電する、
つまり負荷3が発電機となる回生制動の場合の切り換え
を行ったりするものである。したがって、出力制御回路
2としては、電子スイッチや、降圧チョッパ、昇圧チョ
ッパ、その他のDC/DCコンバータが用いられるが、
キャパシタ・バンクC1〜C5の接続切り換えの制御に
より、負荷3から見て調整の必要のない範囲に電圧が安
定化される場合には省くこともでき、本発明にとっては
特に必要不可欠な構成要素というものではない。勿論、
キャパシタ・バンクC1〜C5の接続切り換えの制御に
より、電圧変動範囲が小さくなれば、これとコンバータ
を組み合わせることにより、コンバータを高効率に設計
でき、電圧安定性の高い電源を実現することもできる。
【0015】次に、キャパシタ・バンクC1〜C3の電
圧Vc3に応じてスイッチS1〜S3を制御し、直列接続
するキャパシタ・バンクC1〜C5の数を切り換える充
放電動作を説明する。図2は接続制御の処理ルーチンの
例を説明するための図、図3は制御回路の構成例を示す
図、図4は電圧を判定しスイッチング信号を発生する回
路の構成例を示す図である。図中、21、22、24、
25はコンパレータ、23、28はデコーダ、26はイ
ンバータ(反転回路)、27はアップダウンカウンタを
示す。
【0016】制御回路A1では、例えば図2に示すよう
にキャパシタ・バンクC3の上端の電圧Vc3を読み込み
(ステップS11)、この電圧Vc3を制御の判定基準と
して予め設定された設定レベルE1 、E2 と比較する
(ステップS12、14)。そして、電圧Vc3が第1の
設定レベルE1 より低い場合には、スイッチS3のみを
オンにして全キャパシタ・バンクC1〜C5の直列接続
とする(ステップS16)。また、電圧Vc3が第2の設
定レベルE2 より低く第1の設定レベルE1 以上であれ
ば、スイッチS2のみをオンにしてキャパシタ・バンク
C5を除きキャパシタ・バンクC1〜C4の直列接続と
する(ステップS15)。そして、電圧Vc3が第2の設
定レベルE2 以上であれば、スイッチS1のみをオンに
してキャパシタ・バンクC4、C5を除きキャパシタ・
バンクC1〜C3の直列接続とする(ステップS1
3)。これを充放電動作で説明すると、次のようにな
る。
【0017】充電動作について説明する。全放電からの
充電は、図1(A)に示すようにスイッチS3のみをオ
ンにすることにより、全キャパシタ・バンクC1〜C5
を直列に接続した状態から開始する。つまり、制御回路
A1は、キャパシタ・バンクC3の上端の電圧Vc3が第
1の設定レベルE1 に達しないとスイッチS3のみをオ
ンにする。充電を開始し、充電電圧Vc3が第1の設定レ
ベルE1 まで上昇したことを制御回路A1が検出する
と、図1(B)に示すようにスイッチS3をオフにして
スイッチS2のみをオンにすることにより、キャパシタ
・バンクC5を切り離してキャパシタ・バンクC1〜C
4の直列接続とする。さらに充電電圧Vc3が上昇し、第
2の設定レベルE2 に達した(越えた)ことを制御回路
A1が検出すると、図1(C)に示すようにスイッチS
2をオフにしてスイッチS1のみをオンにすることによ
り、キャパシタ・バンクC4を切り離してキャパシタ・
バンクC1〜C3の直列接続とする。そして、定格電圧
まで充電すると、この状態が系としての満充電になる。
【0018】放電動作について説明する。満充電からの
放電は、充電動作のときと逆に、図1(C)に示すよう
にスイッチS1のみをオンにすることにより、キャパシ
タ・バンクC1〜C3の3つを直列に接続した状態から
開始する。放電により電圧Vc3が低下し、第2の設定レ
ベルE2 より低下したことを制御回路A1が検出する
と、図1(B)に示すようにスイッチS1をオフにして
スイッチS2のみをオンにすることにより、キャパシタ
・バンクC4を直列に加える。さらに放電が進み、電圧
Vc3が第1の設定レベルE1 より低下したことを制御回
路A1が検出すると、図1(A)に示すようにスイッチ
S2をオフにしてスイッチS1のみをオンにすることに
より、キャパシタ・バンクC5も直列に加える。このよ
うにキャパシタ・バンクC4、C5を順次直列に加えて
いくことにより、出力電圧の低下を補っている。
【0019】系としての満充電の状態では、図1(C)
に示すようにスイッチS1のみをオンにしキャパシタ・
バンクC1〜C3の直列接続により定格電圧を取り出し
ているため、その上にキャパシタ・バンクC4+C5の
電圧が積み重なり、回路の内部で発生する最大電圧はそ
の分大きくなる。このような図1(A)〜(C)に示す
回路構成に対し、図1(D)に示す回路構成は、キャパ
シタ・バンクC4+C5の電圧がキャパシタ・バンクC
1〜C3の直列回路の電圧から差し引く極性で接続され
るので、回路の内部で発生する最大電圧を低く抑えるこ
とができる。
【0020】このように制御回路A1では、負荷の定格
電圧の範囲で充放電される出力用キャパシタ・バンクC
1〜C3の端子間電圧Vc3を測定し、その電圧Vc3の判
定に基づき充放電状態を検出することができるが、電圧
Vからエネルギー残量を求めることもできる。図3はこ
の残量表示を行う回路を有する制御回路の構成例を示し
たものである。図3において、電圧検出回路11は、出
力用キャパシタ・バンクC1〜C3の端子間電圧Vc3を
測定するものである。電圧判定回路12は、その電圧V
c3に基づき電圧を判定(充放電状態を判定)するもので
あり、スイッチ制御回路12は、電圧判定回路12の判
定に基づき上記のようなスイッチS1〜S3のオンオフ
制御を行うものである。また、残量演算回路14は、電
圧Vc3に基づきエネルギー残量を演算するものであり、
表示回路15は、残量演算回路14により演算されたエ
ネルギー残量を表示するものである。
【0021】電圧を判定しスイッチング信号を発生する
回路としては、例えば図4に示す回路がある。図4
(A)に示す例の回路は、先に述べたようにキャパシタ
・バンクC3の上端の電圧Vc3を読み込み、この電圧V
c3を設定レベルE1 、E2 と比較し判定してスイッチS
1〜S3のオン/オフを制御するものである。設定レベ
ルE1 、E2 は、第1段、第2段のキャパシタ・バンク
の切り換えレベルを判定するために用意されるものであ
り、コンパレータ21、22は、キャパシタ・バンクC
3の上端の電圧Vc3と設定レベルE1 、E2 との比較を
行うものである。そして、デコーダ23は、コンパレー
タ21、22の出力をデコードしてスイッチS1〜S3
のいずれかのオン信号を生成するものである。したがっ
て、調整用キャパシタ・バンクの段数が増えれば、その
段数に対応した数の設定レベルとコンパレータが必要と
なる。
【0022】また、図4(B)に示す例の回路は、出力
用キャパシタ・バンクC1〜C3に調整用のキャパシタ
・バンクC4、C5を適宜直列に接続した出力電圧Vou
t を読み込み、この電圧Vout を判定してスイッチS1
〜Snのオン/オフを制御するものである。設定レベル
H は、充電時の切り換えレベルを判定するために用意
される高めの値、設定レベルVL は、放電時の切り換え
レベルを判定するために用意される低めの値であり、コ
ンパレータ24、25は、出力電圧Vout と設定レベル
H 、VL との比較を行うものである。そして、アップ
ダウンカンウタ27は、コンパレータ24の出力により
アップカウントを、コンパレータ25の出力によりダウ
ンカウントを行い、デコーダ28は、アップダウンカン
ウタ27の出力をデコードしてスイッチS1〜Snのい
ずれかのオン信号を生成するものである。リセット(re
set)は、起動時など、カウント値をゼロにして回路をス
タートさせる時に用いる。したがって、この回路の場合
には、アップダウンカンウタ27とデコーダ28を調整
用キャパシタ・バンクの数に対応できるようにすれば、
調整用キャパシタ・バンクの数に関係なく2つの設定レ
ベルと2つのコンパレータ24、25で構成できる。
【0023】なお、上に述べたいずれの方式でも、キャ
パシタの内部抵抗によって発生する出力電圧の変動、い
わゆる負荷変動の現象が現れるが、切り換え点付近で負
荷変動により不必要に頻繁なバンク切り換えが発生しな
いよう、コンパレータには適宜なヒステリシス特性を持
たせることができる。
【0024】充電から放電までの動作例をさらに説明す
る。図5は全放電状態から定電流充電し定電力放電完了
までの各部の電圧推移の例を示す図、図6は緩和充電時
間と自己放電特性の関係を説明するための図、図7は自
己放電による利用率の低下を説明するための図、図8は
緩和充電回路を備えた本発明に係る直列切り換え式キャ
パシタ電源装置の実施の形態を示す図である。それぞれ
同一の1000F、10V定格のキャパシタ・バンクC
1〜C5を用いて充放電試験を行った例を示したのが図
5である。ここで、制御回路A1の設定レベルは、E1
=18V、およびE2 =22.5Vとし、充電器は30
Aの定電流型(電流源)を用い、電圧制限値を30.5
Vに定め、放電は500Wの定電力負荷とした。
【0025】まず、基本的な全放電状態、つまり各キャ
パシタ・バンクの初期電圧がゼロの状態から満充電まで
と、満充電から全放電までの間の出力電圧および各キャ
パシタ・バンクの電圧の推移は、図5に示すように出力
電圧が1(◇)、キャパシタ・バンクC3の上端の電圧
が2(□)、キャパシタ・バンクC1〜C3の平均電圧
が3(▽)、キャパシタ・バンクC4、C5の電圧が4
(△)、5(○)となる。このように出力電圧1は、キ
ャパシタ・バンクC1〜C5の直列状態への充電電圧が
定格に達したところから、直列接続しても定格電圧を割
るまでの全期間中の最低電圧は22.5V、変動の幅を
7.5/30=25%以内に留めることができた。
【0026】また、キャパシタ・バンクC3の上端の電
圧のトレース2から明らかなように、キャパシタ・バン
クC1〜C3の端子電圧は、系の貯蔵エネルギーの残量
と一定の関係を持つ。したがって、静電容量Cのキャパ
シタに蓄えたエネルギーUがその端子電圧Vから、 U=CV2 /2 で表せる原理を利用し、キャパシタ・バンクC1〜C3
の端子電圧を測定することにより、上記の計算、あるい
は2乗、平方根の折れ線近似回路を使って端子電圧Vを
貯蔵エネルギーの残量、すなわち蓄電量に換算すること
ができ、残量計に簡単で正確な表示を行うことができ
る。
【0027】電気二重層キャパシタでは、充電時間が短
いと、特有の自己充電すなわち自己のキャパシタ配列の
後段に向かって充電する現象が顕著に起こり、図6に示
すように端子電圧が時間とともに低下する。この低下の
割合は、長時間緩和充電をするほど小さくすることがで
きる。したがって、上記電源装置において、充電時に順
次直列回路から切り離されるキャパシタ・バンクC5、
C4で端子電圧の低下が大きいと、図7に示すようにキ
ャパシタ・バンクC5、C4の蓄電能力が有効に利用さ
れないことになる。図1において、いま、満充電状態か
らスイッチS1がオンの状態でキャパシタ・バンクC1
〜C3の放電を開始し、電圧が低下してくると、スイッ
チS1がオフになってスイッチS2がオンに切り換わ
り、キャパシタ・バンクC5又はC4が直列に加えられ
る。しかし、そのとき、キャパシタ・バンクC5又はC
4が自己放電して電圧が下がっていると、図5に対応し
て図7、に示したように切り換え直後から時間の経
過に応じて電圧から低くなってしまう。
【0028】図8において、緩和充電回路32は、充電
時にキャパシタ・バンクC5又はC4に対してキャパシ
タ・バンクC1〜C3から切り離されると、その後の端
子電圧の低下を防ぐこめに緩和充電を行う回路であり、
電流源として例えば小型、小容量のスイッチング定電流
回路を用いることができる。すなわち、この緩和充電回
路32は、キャパシタ・バンクC1〜C5に対する通常
の充電電流に比べて1/5〜1〜100程度の充電電流
を供給する小容量の回路で済み、制御は、充電されるキ
ャパシタ・バンクC5、C4の満充電状態をかろうじて
維持する程度に充電を続けるものであればよい。
【0029】図9および図10は本発明に係る直列切り
換え式キャパシタ電源装置の他の実施の形態を説明する
ための図である。上記実施の形態では、説明を簡単にす
るため全てのキャパシタ・バンクに静電容量や耐電圧が
等しいものを使って説明したが、図5に示すトレース
3、4、5から明らかなように、固定のキャパシタ・バ
ンクC1〜C3に対して、スイッチされるキャパシタ・
バンクC4、C5は、それぞれ75%、60%の電圧ま
でしか充電されない、したがって、ここには耐電圧の低
いキャパシタ・バンクあるいは直列接続個数の少ないキ
ャパシタ・バンクを使用することができる。直列接続個
数の少ないバンクを同じ静電容量の単セルで製造する
と、必然的にその静電容量は直列接続個数の少なさに比
例して大きくなる。
【0030】スイッチされるキャパシタ・バンクC4、
C5に固定のキャパシタ・バンクC1〜C3より大きい
静電容量(C4=1kF/0.6、C5=1kF/0.
75)を用いた場合の各部の電圧推移の例を示したのが
図9であり、逆にスイッチされるキャパシタ・バンクC
4、C5に固定のキャパシタ・バンクC1〜C3より小
さい静電容量(C4、C5=1kF×0.8)を用いた
場合の各部の電圧推移の例を示したのが図10である。
これらは、□がキャパシタ・バンクC3の上端の電圧、
◇が出力電圧、○がキャパシタ・バンクC1〜C3の平
均電圧、△がキャパシタ・バンクC4の電圧、▽がキャ
パシタ・バンクC5の電圧のトレースをそれぞれ示して
いる。
【0031】このようにスイッチされるキャパシタ・バ
ンクC4、C5の静電容量の増減によって、一定電圧以
上で利用できる電力量、つまり利用率が増減し、電圧の
変動幅が変化する。したがって、本発明は、全部同一の
キャパシタを用いて製造を容易にするか、静電容量を使
用する部位によって調節して蓄電量の有効利用を図るか
など、目的に応じた設計を選択することが可能である。
【0032】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、調整用のキャパシタ・バンクを緩和
充電する回路として、調整用のキャパシタ・バンク全体
に直列に設けるようにしたが、個々のキャパシタ・バン
ク毎に設けてもよい。また、緩和充電用の電流経路を確
保するための小型電流源(電源を持たない電流バイパス
回路)として、図8の33、33′に示すように各キャ
パシタ毎に小型スイッチング定電流回路を用いてもよい
し、その際に、上段側のバイパス回路は、下段のキャパ
シタを跨いで電流をバイパスする回路であってもよい。
さらに、3個のキャパシタ・バンクを出力用として直列
にした上に充放電状態に応じて2個のキャパシタ・バン
クを調整用として段階的に直列に加えたり、切り離した
りしたが、これらの個数やそれぞれの容量は任意の組み
合わせにより採用できることはいうまでもない。例えば
2個のキャパシタ・バンクを直列にした上に1個のキャ
パシタ・バンクを直列に加えたり、切り離したりしても
よい。一般に変動分を小さくするには、スイッチされな
いキャパシタ・バンクC1〜C3の部分の個数を多く、
つまり電圧を高くすればよい。このことにより、スイッ
チされるキャパシタ・バンクが加えられた際に電圧ステ
ップを全出力電圧に対して小さな割合とすることができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、直列接続するキャパシタ・バンクの数を増減
させるようにするので、例えば25%程度の変動に抑え
るために必要なスイッチの個数を、従来の並列接続と直
列接続との切り換えを行う場合に比較して、12個から
3〜4個と遙に少なくすることができる。そのためにス
イッチの損失、取り付けスペース、発熱の冷却、スイッ
チの駆動回路、およびコストを大幅に削減することがで
きると共に、信頼性を大幅に向上させることができる。
しかも、充電に際して充電電圧が上がって切り離された
キャパシタ・バングに対し緩和充電を行うので、自己放
電して電圧が下がることに伴い利用効率が低下するのを
防ぐことができる。
【0034】特に、本発明の直列切り換え式キャパシタ
電源装置は、スイッチングコンバータが不要であるた
め、スイッチング損失がなく装置がシンプルになり大型
あるいは超大型のシステムにも適用がしやすくなる。そ
の場合、全体に比べて僅か10%以下の緩和充電回路に
より、キャパシタ・バンクの利用効率を高めることがで
き、緩和充電回路の存在価値は大きい。
【0035】さらに、従来の並列接続と直列接続との切
り換えを行う場合には、並列接続への切り換え時に電圧
のアンバランスによりクロスカーレントが流れるのを防
ぐ手段が必要になるが、本発明によれば直列接続するキ
ャパシタ・バンクの数を増減させるものであるため、こ
のような手段が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る直列切り換え式キャパシタ電源
装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 接続制御の処理ルーチンの例を説明するため
の図である。
【図3】 制御回路の構成例を示す図である。
【図4】 電圧を判定しスイッチング信号を発生する回
路の構成例を示す図である。
【図5】 全放電状態から定電流充電し定電力放電完了
までの各部の電圧推移の例を示す図である。
【図6】 緩和充電時間と自己放電特性の関係を説明す
るための図である。
【図7】 自己放電による利用率の低下を説明するため
の図である。
【図8】 緩和充電回路を備えた本発明に係る直列切り
換え式キャパシタ電源装置の実施の形態を示す図であ
る。
【図9】 本発明に係る直列数制御型電源装置の他の実
施の形態を説明するための図である。
【図10】 本発明に係る直列数制御型電源装置の他の
実施の形態を説明するための図である。
【図11】 コンデンサ電池の直並列切り換えを行う電
源装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
C1〜C5…キャパシタ・バンク、S1〜S3…スイッ
チ、A1…制御回路、1…充電器、2…出力制御回路、
3…負荷
フロントページの続き (72)発明者 岡村 廸夫 神奈川県横浜市南区南太田2丁目19番6号 (72)発明者 篠塚 政彦 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目1番1号 株式会社パワーシステム内 Fターム(参考) 5G003 AA01 BA03 CA02 CC02 5G065 DA04 HA01 HA16 JA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧の設定範囲で充放電される出力
    用キャパシタ・バンクと、出力電圧の許容変動幅で充放
    電される調整用キャパシタ・バンクと、前記出力用キャ
    パシタ・バンクに前記調整用キャパシタ・バンクを直列
    に接続又は該接続の切り離しを行うスイッチング手段
    と、前記出力電圧に応じて前記スイッチング手段を制御
    する制御手段と、前記出力用キャパシタ・バンク及び調
    整用キャパシタ・バンクに対し充電状態に応じ切り換え
    て定電流充電又は緩和充電を行う充電手段とを備え、前
    記出力用キャパシタ・バンクに前記調整用キャパシタ・
    バンクを直列に接続又は該接続の切り離しを行うことに
    より、出力電圧を設定範囲の許容変動幅で調整するよう
    に構成したことを特徴とする直列切り換え式キャパシタ
    電源装置。
  2. 【請求項2】 前記充電手段は、スイッチング手段によ
    り接続の切り離しを行った調整用キャパシタ・バンクに
    対し前記緩和充電を行う回路を有することを特徴とする
    請求項1記載の直列切り換え式キャパシタ電源装置。
  3. 【請求項3】 前記出力用キャパシタ・バンクは、複数
    のキャパシタ・バンクを直列接続したものであることを
    特徴とする請求項1記載の直列切り換え式キャパシタ電
    源装置。
  4. 【請求項4】 前記調整用キャパシタ・バンクは、複数
    のキャパシタ・バンクからなり、前記制御手段は、前記
    複数のキャパシタ・バンクについて前記充電状態に応じ
    て段階的に接続又は該接続の切り離しを行うことを特徴
    とする請求項1記載の直列切り換え式キャパシタ電源装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記出力用キャパシタ
    ・バンクの端子間電圧を測定して前記充放電状態を検出
    することを特徴とする請求項1記載の直列切り換え式キ
    ャパシタ電源装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記出力用キャパシタ
    ・バンクの端子間電圧を測定してエネルギー残量を演算
    し、残量表示を行うことを特徴とする請求項5記載の直
    列切り換え式キャパシタ電源装置。
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