JP3418951B2 - 直並列切換型電源装置 - Google Patents
直並列切換型電源装置Info
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Description
して貯蔵し該貯蔵したエネルギーを取り出すにしたがい
充放電量に応じて電圧が漸次変化する電圧変動の大きい
電池を用いた電源装置に関する。
(Energy Capacitor System) による電力貯蔵装置は、電
気自動車の電源装置や大規模な電力貯蔵装置として注目
されている。電気二重層コンデンサは、鉛電池やニッケ
ル・カドミウム電池のような充電に時間がかかる化学電
池と比較して、他のコンデンサと同様に物理的な充電に
より急速充電が可能になる。しかも、化学電池は、定電
圧デバイスであり、正常な動作範囲では負荷に給電して
もその電池に蓄えられたエネルギー量にかかわらず、そ
の端子電圧はほぼ一定の定電圧特性を示すのに対して、
電気二重層コンデンサの電池は、大量にエネルギーが貯
蔵できるという化学電池にない大きなメリットを有して
いる。しかし、電気二重層コンデンサの電池は、電力の
貯蔵量を多くしてそれを有効に利用しようとすると、Q
=CV2 /2の関係に基づいて端子電圧が大きく変動す
る特性を持っているため、放電に伴い蓄積されたエネル
ギー量により端子電圧が満充電電圧からゼロまで大きく
変化し、負荷に安定した定格電圧を供給するにはECS
で大幅な出力電圧の調整が必要になる。
ポンプからなる電力エネルギー貯蔵システムとして既に
各種文献(例えば電子技術、1994−12、p1〜
3、電学論B、115巻5号、平成7年 p504〜6
10など)で紹介されている。ここで、並列モニタは、
複数のコンデンサが直並列に接続されたコンデンサバン
クの各コンデンサの端子間に接続され、コンデンサバン
クの充電電圧が並列モニタの設定値を越えると充電電流
をバイパスする装置である。
は、充電する際にコンデンサバンクの充電電圧が設定値
以上に上昇しないように充電電流をバイパスして一定に
保つので、コンデンサバンク内のすべてのコンデンサ
は、設定された電圧まで均等に充電され、コンデンサの
蓄積能力をほぼ100パーセント発揮させることができ
る。したがって、並列モニタは、コンデンサの特性のバ
ラツキや残留電荷の大小がある場合にも、最大電圧の均
等化、逆流防止、充電終止電圧の検出と制御などを行
い、耐電圧いっぱいまで使えるようにするものとして、
きわめて大きな役割を持ち、エネルギー密度の有効利用
の手段として不可欠な装置である。
図、図14はECS電流ポンプの昇圧、降圧動作領域を
示す図である。ECSによる電力貯蔵装置では、図13
に示すように電力を蓄えた電気二重層コンデンサから、
電流ポンプと呼ばれるスイッチング方式のDC/DCコ
ンバータで電力を取り出し、一定電圧にして負荷に供給
している。このときに使用する電流ポンプは、降圧チョ
ッパ、昇圧チョッパ、その他のDC/DCコンバータで
よいが、効率が高いことが必須条件であるため、トラン
スを使ったタイプは有利ではない。
て、コンデンサの電圧を満充電時の1/4の電圧まで利
用しようとすれば、電力では15/16=93.75%
を使用することになる。それを実現する場合、昇圧コン
バータでは、出力電圧VO を満充電時の電圧VO * 4と
等しく選び、図14のupに示すようにコンバータで昇
圧して出力が常にVO * 4になるよう制御すればよい。
このとき、昇圧コンバータの動作範囲は1から4倍まで
の昇圧となる。また、降圧コンバータでは、出力電圧V
O を満充電時の1/4の電圧VO * 1と等しく選び、図
14のdownに示すようにコンバータで放電開始時は
1/4に降圧し、放電に伴って降圧比を減らして出力が
常にVO * 1になるよう制御すれば、コンデンサの電圧
がはじめの1/4になるまで定格電圧を供給できる。し
たがって、このときの降圧コンバータの動作範囲は1/
4から1までの降圧となる。
と、それに伴って大きく電圧が変動(低下)するコンデ
ンサ電池等の電源では、降圧コンバータで出力電圧を安
定化する回路の場合、定格出力電圧の数倍になるように
コンデンサ電池を直列に接続して使用するため、例えば
94%のエネルギーを利用するには、定格出力電圧が1
2Vの場合でその4倍の48V程度の電池電圧が必要に
なり、このような電池電圧を入力として降圧コンバータ
により定格出力電圧の12Vを安定に取り出さなければ
ならない。そのための動作は、はじめの満充電にした状
態の電池電圧が48Vのときであれば1/4に降圧して
12Vにして取り出すが、電池電圧が次第に低下するの
に合わせて、電池電圧が24Vまで低下すると1/2、
12Vでは1/1と降圧比を変化させ、このような降圧
比の変化により出力電圧を12Vに安定化させている。
安定化する回路の場合には、実際に使用する電圧値をは
るかに越える、定格出力電圧の3〜4倍の電池電圧が必
要であるため、安全上の問題がありあまり好ましくなか
った。例えば200Vで動作する電気自動車用には80
0Vの電池が必要になるが、この電圧になると使用半導
体の自由度が狭くなり、感電を防止するための絶縁の沿
面距離を十分とることが必要になるだけでなく、絶縁材
料も特殊なものになる。そのため、単に安全性のみなら
ず経済的な観点からも電池の低電圧化が望まれる。
する回路により94%のエネルギーを利用する場合に
は、出力電圧の12Vから1/4の約3Vまでを利用す
るが、その動作は、同じようにはじめの満充電にした状
態の電池電圧が12Vの時は昇圧比が1でそのまま出力
するが、電池電圧が低下するに従い昇圧比を変化させ
て、電池電圧が6Vになると昇圧比を2に、最終的に電
池電圧が3Vになると昇圧比を4まで上げて12Vを安
定に供給するようにしなければならない。
安定化する回路の場合には、一般に降圧コンバータに比
べて変換効率が劣るだけでなく、電池のエネルギー利用
効率を94%とすると、昇圧比が3〜4倍必要になり効
率はさらに低下する。昇圧コンバータでもこのようにあ
まり大きな昇圧比の電力用の設計は好ましくなく、昇圧
比は2倍程度が一番効率的な利用方法として望まれてい
る。
ンサの電圧範囲を広くとって、貯蔵できる電力量を増や
したのであるから、コンデンサの端子電圧が大幅に変化
するのは本質的な現象である。しかし、用途によって従
来の二次電池との対比で、ECSにとって大幅に電圧が
変化するのは不都合な場合が生じる。
けるため、なるべく低電圧で使おうという要求がある
が、電力が一定だけ必要なところに電圧を低くすれば、
電流が増し電線や機器が禁止的に巨大になってしまう。
たとえば二次電池で300Vを定格電圧とする電気自動
車を上記の電圧範囲で利用するコンデンサ電源に変えよ
うとすると、その4倍の1200Vを満充電にするコン
デンサと1/4の降圧コンバータを積むことになり、安
全上のコストがかさむ恐れがある。他方300Vを満充
電にする場合には、4倍の昇圧コンバータを使用する
か、逆に降圧コンバータを使用して出力電圧を75Vに
下げることが必要になる。
4000Vで電力貯蔵を行う場合、、降圧型ではコンデ
ンサの最大電圧が4倍の16000Vになり、部品や絶
縁もともかくだが、スイッチング半導体素子に対応でき
るものを用意できるかどうか困難が生じる。昇圧型にし
ても、4倍も昇圧するには効率が低下するだけでなく、
昇圧用チョークコイルの製造も難しくなる。
らエネルギーを取り出すに従って電圧が漸次低下する電
圧変動の大きい電池、例えば電気二重層コンデンサを用
いた電源装置として、電源側電圧の定電圧化を図るため
電池の直並列切り換えを行うようにした構成が既に提案
(特開平8−168182号公報参照)されている。こ
れは、複数個の電圧変動の大きい電池と、該電池を並列
接続から直列に切り換える切り換え手段と、該切り換え
手段により並列直列切り換え接続される電池を電源とし
てスイッチング手段により負荷に供給する電圧又は電流
を制御する制御手段とを備え、切り換え手段により、電
池を電圧の低下にしたがって並列接続から直列接続に切
り換えるものである。なお、切り換え手段は、例えば半
導体素子を用いた第1乃至第3の切り換えスイッチを有
し、電池と第2の切り換えスイッチとの直列回路及び第
3の切り換えスイッチと電池との直列回路を並列に接続
し、それぞれの直列回路の直列接続点間に第1の切り換
えスイッチを接続して、第1の切り換えスイッチに対し
第2、第3の切り換えスイッチを相補的に動作させてい
る。
として、降圧コンバータを用いても昇圧コンバータを用
いても、降圧比や昇圧比を小さくすることができるの
で、安全性のみならず、電源効率の向上を図ることがで
き、さらには、使用半導体の選択の自由度や設計の自由
度を大きくとることができるので、装置の経済性を高め
ることができる。しかし、上記提案の従来の装置であっ
ても、並列接続から直列接続に切り換えた瞬間に出力電
圧は2倍になってしまうため、満充電電圧に対してその
1/2、つまり50%の電圧変動幅をさらに小さくする
ことはできないという問題がある。
決するものであって、コンデンサのようにエネルギーを
充電して貯蔵し該貯蔵したエネルギーを取り出すにした
がい充放電量に応じて電圧が漸次変化する電圧変動の大
きい電池を用いた電源装置の電圧の変動幅を抑えるもの
である。
て貯蔵し該貯蔵したエネルギーを取り出すにしたがい充
放電量に応じて電圧が漸次変化する電圧変動の大きい電
池を用いた電源装置において、前記電圧変動の大きい1
対のコンデンサ電池及び該1対のコンデンサ電池の並列
接続と直列接続との切り換えを行う切り換え手段により
電池ユニットを構成し、該電池ユニットを複数段に直列
接続するとともに、放電時には電圧の低下にしたがい前
記切り換え手段を制御して、前記直列接続した複数段の
各電池ユニットの1対のコンデンサ電池を並列接続から
直列接続に順次段階的に切り換え、充電時には電圧の上
昇にしたがい前記切り換え手段を制御して、前記直列接
続した複数段の各電池ユニットの1対のコンデンサ電池
を直列接続から並列接続に前記放電時とは逆の順に段階
的に切り換えるようにしたことを特徴とするものであ
り、また、前記電圧変動の大きいコンデンサ電池は、電
力貯蔵用として複数個の電気二重層コンデンサを直並列
に接続した電気二重層コンデンサバンクであり、前記切
り換え手段は、電流制限回路を有することを特徴とする
ものである。
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る直並列切換
型電源装置の実施の形態を示す図、図2は動作範囲を説
明するための図である。図中、1〜nは直並列切換型コ
ンデンサユニット、C11〜Cn2はコンデンサバン
ク、S11〜Sn3は切り換えスイッチ、VO は出力電
圧を示す。
ニット1〜nは、1対のコンデンサバンクと並列接続ー
直列接続の切り換えを行う切り換えスイッチからなり、
それらを複数段にわたり縦続接続してコンデンサ電力貯
蔵装置を構成している。例えば直並列切換型コンデンサ
ユニット1は、1対のコンデンサバンクC11、C12
にそれぞれ第1の切り換えスイッチS11、第2の切り
換えスイッチS12をお互いに反対の極性側に直列に接
続し、それらの直列接続回路を並列に接続するととも
に、直列接続回路の接続点間に第3の切り換えスイッチ
S13を接続して構成される。そして、第1の切り換え
スイッチS11、第2の切り換えスイッチS12に対し
第3の切り換えスイッチS13を相補的に動作させるこ
とにより、第1の切り換えスイッチS11、第2の切り
換えスイッチS12をオンにしたときには、第3の切り
換えスイッチS13をオフにして1対のコンデンサバン
クC11、C12を並列に接続し、第3の切り換えスイ
ッチS13をオンにしたときには、第1の切り換えスイ
ッチS11、第2の切り換えスイッチS12をオフにし
て1対のコンデンサバンクC11、C12を直列に接続
する。直並列切換型コンデンサユニット2〜nも直並列
切換型コンデンサユニット1と同じ構成であり、直並列
切換型コンデンサユニット1、2、……、nが直列に接
続され、出力電圧VO が得られる。なお、コンデンサバ
ンクC11〜Cn2は、複数個の例えば並列モニタを有
する電気二重層コンデンサを直並列に接続してなる。
により既に知られているように充電電流をバイパスする
例えば半導体制御素子を有し、その制御により充電電圧
が設定値を越えるとその設定値の電圧に保って充電電流
をバイパスすると共に、並列接続した電気二重層コンデ
ンサが故障して充電異常の状態となった場合には、ター
ンオンして電気二重層コンデンサを短絡する装置であ
り、充電電流に対して逆極性に電気二重層コンデンサに
並列接続される半導体整流素子、充電電流をバイパスす
るように電気二重層コンデンサに並列接続される半導体
制御素子、その半導体制御素子を制御するモニタ制御回
路からなる。
列切換型電源装置では、まず、同じ定格電圧、容量の各
コンデンサバンクC11〜Cn2が満充電されている
と、図1(A)に示すように各直並列切換型コンデンサ
ユニット1〜nは、第1の切り換えスイッチS11、S
21、……、Sn1、第2の切り換えスイッチS12、
S22、……、Sn2がオン、第3の切り換えスイッチ
S13、S23、……、Sn3がオフになっている。つ
まり、すべての直並列切換型コンデンサユニット1〜n
が並列に接続された状態となる。
1〜Cn2の充電電圧が低下し出力電圧VO の低下が少
なくともコンデンサバンクC11〜Cn2の1個分の電
圧になると、図1(B)に示すように第1の直並列切換
型コンデンサユニット1のみが第1の切り換えスイッチ
S11、第2の切り換えスイッチS12をオフ、第3の
切り換えスイッチS13をオンにする。このことによ
り、第1の直並列切換型コンデンサユニット1のみがコ
ンデンサバンクC11とC12との直列接続回路とな
り、全体としてコンデンサバンクC11の充電電圧分が
上昇する。
11〜Cn2の充電電圧が低下し、出力電圧VO の低下
が少なくとも並列接続状態のコンデンサバンクC21〜
Cn2の1個分の電圧になると、図1(C)に示すよう
に第2の直並列切換型コンデンサユニット2が第1の切
り換えスイッチS21、第2の切り換えスイッチS22
をオフ、第3の切り換えスイッチS23をオンにする。
このことにより、第1の直並列切換型コンデンサユニッ
ト1に続いて第2の直並列切換型コンデンサユニット2
がコンデンサバンクC21とC22との直列接続回路と
なり、全体としてコンデンサバンクC21の充電電圧分
が上昇する。
クC11〜Cn2の充電電圧が低下し、出力電圧VO が
少なくとも並列接続状態のコンデンサバンクの1個分の
電圧だけ低下する毎に、コンデンサバンクを並列接続か
ら直列接続に切り換える直並列切換型コンデンサユニッ
トを逐次増やしてゆく。このような多段切り換えによる
電圧変動の様子を示したのが図2である。このことによ
り、出力電圧VO は、図2に示すようにVU 〜VL の範
囲内で変動することになる。
ンデンサバンクC11〜Cn2の満充電電圧VCFと直並
列切換型コンデンサユニット1〜nの段数nから、その
直列接続電圧としてVU =VCF×nで求めることができ
る。また、変動する電圧の下限値VL は、第1の直並列
切換型コンデンサユニット1のみがコンデンサバンクC
11とC12との直列接続回路となったときの出力電圧
がVL からVU になるので、VL =VU −VU /(n+
1)で求めることができる。つまり、出力電圧VO の変
動幅(VU −VL )は、1/(n+1)に抑えることが
できる。例えば段数nが4であれば、変動幅は20%と
なる。
の4段切り換えの回路の構成例を示す図、図4は従来の
コンデンサ電源装置と本発明との動作比較例を説明する
ための図である。本発明に係る直並列切換型電源装置と
して、例えば図3に示すように直並列切換型コンデンサ
ユニットの段数nが4で、各コンデンサバンクの満充電
電圧VCFが30Vであるとすると、この場合の変動する
電圧の上限値VU は120Vとなり、変動する電圧の下
限値VL はその1/5に相当する電圧だけ低い96Vと
なる。したがって、従来の装置では、120Vとその1
/2の60Vとの範囲、つまり50%で変動したもの
が、本発明では、120Vと96Vとの変動の範囲、つ
まり20%に抑えることができる。実際には、第1の直
並列切換型コンデンサユニット1の直並列切り換えで
は、24Vの変動があるが、第2の直並列切換型コンデ
ンサユニット2、それ以降は、さらに各コンデンサバン
クが放電されるので、図4に示すように徐々に変動幅が
小さくなってゆく。なお、図4において、0が直並列切
り換えのない装置、1が従来の直並列切り換えを行う装
置、4が本発明に係る直並列切換型コンデンサユニット
の4段切り換えを行う装置の電圧変動の比較例を示して
いる。
切換型コンデンサユニットにコンパレータA1〜A31
を接続して切り換え電圧を検出する場合、各コンパレー
タA1〜A31の切り換え電圧の設定は、例えば第1段
目が24.2V、第2段目が21.3V、第3段目が1
9.5V、そして第4段目が13.2Vとなる。このよ
うに各コンデンサバンクが満充電に均等充電されていて
も、放電に伴って各段のコンデンサバンクの充電状態が
不均等になるので、充電の際に放電のときとまったく逆
に各段の直並列切り換えを行えばよい。つまり、充電と
放電で各段とも可逆的に動作させればよい。なお、可逆
充電を行う場合には、直列から並列に切り換える際に、
それらのコンデンサバンク間に電圧の差があると、その
差電圧に基づき大きな短絡電流が流れる。そこで、この
ような過渡的に大電流が流れるのを避けるためには、F
ETを使ったスイッチ全部に定電圧電源で使われている
ような電流制限回路が接続される。これは、電流検出部
とトランジスタとを用いた簡単な回路からなるものであ
る。
の切り換えスイッチを制御する直並列切り換え回路の構
成例を説明する。図5は直並列切り換え回路の構成例を
示す図、図6は直並列切り換え回路の他の構成例を示す
図であり、11、22、27は比較器、12−1〜12
−nはアンドゲート、13−1〜13−nは切換制御
器、21、26は減算回路、VREF は基準電圧、VO は
出力電圧、VCnはコンデンサバンク電圧を示す。
下に伴って各コンデンサユニット毎にコンパレータによ
り切り換え電圧を検出してコンデンサバンクを並列から
直列に接続切り換えを行ったが、出力電圧VO を検出し
て切り換え電圧を判断することもできる。その例を示し
たのが図5であり、この場合には、比較器11で出力電
圧VO を基準電圧VREF と比較してコンデンサバンクの
並列から直列への切り換えを順次行うようにする。すな
わち、図5に示す回路では、まず、基準電圧VREF を図
2に示した変動する電圧の下限値VL に設定して、比較
器11では、出力電圧VO が基準電圧VREF 、つまり下
限値VL より小さくなると切換信号(例えば論理「1」
の信号)を出力する。アンドゲート12−1と切換制御
器13−1は、第1段目のコンデンサユニット1の切り
換えを制御する回路を構成し、アンドゲート12−2と
切換制御器13−2は、第2段目のコンデンサユニット
2の切り換えを制御する回路を、アンドゲート12−3
と切換制御器13−3は、第3段目のコンデンサユニッ
ト3の切り換えを制御する回路を、……、アンドゲート
12−nと切換制御器13−nは、第n段目のコンデン
サユニットnの切り換えを制御する回路をそれぞれ構成
している。そして、アンドゲート12−1〜12−n
は、前段のコンデンサユニットの切換制御信号と比較器
11の切換信号を入力信号とし、前段のコンデンサユニ
ットが直列接続に切り換わっていること及び出力電圧が
基準電圧より小さくなったことを条件に、出力信号が論
理「1」となりそのコンデンサユニットの切換制御器を
動作させる。切換制御器13−1〜13−nは、アンド
ゲート12−1〜12−nの論理条件が満足したときの
出力信号により動作し、そのコンデンサユニットのコン
デンサバンクの接続を並列から直列に切り換える。
VL を用いた上記の例に対し、図6(A)に示す例は、
切り換え電圧を変動する電圧の上限値VU とするもので
ある。この場合、図6(A)において、減算回路21
は、基準電圧VREF から出力電圧VO を減算し、比較器
22は、この減算した値と最終段のコンデンサユニット
のコンデンサバンク電圧VCnとを比較する。ここで、基
準電圧VREF は、上限値VU に設定し、出力電圧VO が
最終段のコンデンサユニットのコンデンサバンク電圧V
Cnより低下すると切換信号を比較器22から出力するよ
うに構成している。つまり、最終段のコンデンサユニッ
トのコンデンサバンク電圧VCnは、各コンデンサユニッ
トのうち、並列接続されているコンデンサユニットのコ
ンデンサバンク電圧の代表値として用いている。
圧の平均値が一定になるように切り換え電圧を制御する
ものである。そのため、図6(B)において、減算回路
26は、基準電圧VREF から出力電圧VO を減算し、比
較器27は、この減算した値と最終段のコンデンサユニ
ットのコンデンサバンク電圧VCnの1/2の値とを比較
する。そして、基準電圧VREF は、上限値VU と下限値
VL との中間の値、つまり変動する電圧の平均値VM =
(VU +VL )/2とする。このようにすることによ
り、出力電圧VO が平均値VM よりVCn/2以上低下す
ると、コンデンサユニットが並列から直列に接続が切り
換わるので、その直後の出力電圧VO は、逆にVCn/2
大きくなる。
増やすことにより、出力電圧の変動幅は小さくなるの
で、±10%あるいはそれ以内という電池並みの電圧安
定度のある電源装置が実現できる。しかも、高効率で、
大きなチョークコイルや高圧大電流・高速のスイッチな
どを要求することなく実現できる。勿論、従来の装置と
同様に降圧チョッパ回路や昇圧チョッパ回路を用いてさ
らに出力電圧を安定化するように構成してもよい。次
に、1つのコンデンサユニットの構成例により出力電圧
の安定化を具体的に説明する。
す図、図8は動作範囲を説明するための図であり、31
は降圧チョッパ回路、32は昇圧チョッパ回路、34は
比較器、35は降圧チョッパ制御回路、36は昇圧チョ
ッパ制御回路、37はインバータ、38は誤差増幅器、
DD 、DU は単方向整流素子、CHD 、CHU はチョッ
パ用スイッチング素子、Lはチョークコイル、VrOは基
準電圧を示す。
チョッパ回路31及び昇圧チョッパ回路32で共用する
ものであり、降圧チョッパ回路31及び昇圧チョッパ回
路32は、電源電圧の変動範囲の中間でチョッパの動作
を降圧チョッパ回路31から昇圧チョッパ回路32へ切
り替えるようにしている。降圧チョッパ回路31の動作
時は、昇圧チョッパ回路32のチョッパ用スイッチング
素子CHU がオフになったままの状態で、チョッパ用ス
イッチング素子CHD がオン/オフして降圧し、出力電
圧を負荷の定格電圧に調整する。また、昇圧チョッパ回
路32の動作時は、チョッパ用スイッチング素子CHD
がオンになったままの状態で、チョッパ用スイッチング
素子CHU がオン/オフして昇圧し、出力電圧を負荷の
定格電圧に調整する。
して供給する定格電圧に対応し、チョッパ制御の誤差検
出のための基準電圧に使用すると同時に降圧チョッパ制
御と昇圧チョッパ制御の切り替えのための基準電圧に使
用するものであり、電源電圧の変動範囲の中間の値が設
定される。例えば電源電圧の変動範囲を120V〜96
V、負荷の定格電圧を108Vとすると、上限値の12
0Vから108Vまでの領域を降圧チョッパ回路で制御
し、108Vから下限値の96Vまでの領域を昇圧チョ
ッパ回路で制御して定格電圧の108Vを供給するもの
である。
準電圧VrOとを比較して、電力貯蔵部の端子電圧が基準
電圧VrOより大きい場合には、出力信号をアクティブ
(論理「1」)にし、基準電圧VrOより小さくなると、
出力信号をノンアクティブ(論理「0」)にするもので
あり、インバータ37は、この比較器34の出力信号を
反転させるものである。誤差増幅器38は、負荷に供給
する出力電圧と基準電圧VrOとの誤差を検出して増幅す
るものであり、この誤差増幅信号が降圧チョッパ制御回
路35及び昇圧チョッパ制御回路36の制御信号として
使用される。
の出力信号がアクティブであることを条件に動作して、
誤差増幅器38の誤差増幅信号に基づきチョッパ用スイ
ッチング素子CHD をオン/オフ制御し、比較器34の
出力信号がノンアクティブになると動作を停止して、チ
ョッパ用スイッチング素子CHD をオン、単方向整流素
子DD をオフの状態にするものである。
37を通して比較器34の出力信号を入力することによ
って、比較器34の出力信号がアクティブであることを
条件に動作を停止して、チョッパ用スイッチング素子C
HU をオフの状態にし、比較器34の出力信号がノンア
クティブになると動作して、誤差増幅器38の誤差増幅
信号に基づきチョッパ用スイッチング素子CHU をオン
/オフ制御するものである。
ンデンサユニットのコンデンサバンクが満充電状態、つ
まり図8(コンデンサユニットが1段の場合の例で示し
ている)の放電電力量が0%にあると、比較器34の出
力信号はアクティブになっているので、降圧チョッパ制
御回路35が動作し、昇圧チョッパ制御回路36は動作
を停止している。したがって、降圧チョッパ回路31に
より電力貯蔵部の電圧をVrOまで降圧して負荷に給電さ
れる。放電電力量が増えるにしたがって図8に示すよう
に電力貯蔵部の電圧が低下し、負荷の定格電圧と同じに
なると、比較器34の出力信号がノンアクティブになる
ので、降圧チョッパ制御回路35が動作を停止し、昇圧
チョッパ制御回路36が動作を開始する。さらに放電電
力量が増え電力貯蔵部の電圧が低下して下限値になる
と、先に説明したようにコンデンサユニットの切り換え
スイッチが動作してコンデンサバンクを並列接続から直
列接続に切り換えるので、電力貯蔵部の電圧がほぼ始め
の電圧まで上がる。したがって、比較器34の出力信号
が再びアクティブになるので、昇圧チョッパ制御回路3
6が動作を停止し、降圧チョッパ制御回路35が動作を
開始する。このようにして電力貯蔵部の最終段のコンデ
ンサユニットのコンデンサバンクを並列接続から直列接
続に切り換え所定電圧以下に低下するまで負荷に定格電
圧による給電を行うことができる。
6Vの場合、負荷の定格電圧をその中間の108Vにし
たが、負荷の定格電圧を100Vとしても、105Vと
してもよいし、変動範囲内で任意に負荷の定格電圧を設
定できることはいうまでもない。この場合、満充電時の
電圧と負荷の定格電圧とを同じにした場合には、昇圧チ
ョッパ回路のみで構成し、変動範囲の下限値と負荷の定
格電圧とを同じにした場合には、降圧チョッパ回路のみ
で構成される。図9は昇圧チョッパ回路又は降圧チョッ
パ回路のいずれかで構成した場合のそれぞれの制御領域
を示す図である。また、放電の終点を下限値VL とする
か、上限値VU の50%の電圧とするか、どのレベルに
するかは適宜設定自由であり、それに応じて昇圧チョッ
パ回路、降圧チョッパ回路の動作範囲が設定される。
り降圧チョッパ回路と昇圧チョッパ回路を直列に接続し
たが、降圧チョッパ回路と昇圧チョッパ回路とを並列に
接続するように構成してもよい。さらに、単相ブリッジ
インバータや単相プッシュプル、単相ハーフブリッジ、
3相、6相等の多相ブリッジインバータ等の交直変換回
路と組み合わせてもよいし、その組み合わせを利用して
可逆型電力貯蔵装置を実現してもよい。
を示す図、図11は可逆型電力貯蔵装置の構成例を示す
図、図12はパルス幅変調の場合における変換波形の変
形例を示す図である。図10(A)に示す単相ブリッジ
インバータを使用し、図10(B)に示すようなPWM
(パルス幅変調)により直流から正弦波の交流に変換す
る場合、高調波の少ない正弦波を得るには、その過程で
かなり深いパルス幅変調が必要となる。電力用の大型の
インバータでは、±20%以内の入力変動仕様のものが
ほとんどであり、直流入力電圧が大幅に、例えば4倍に
も変動すると、パルス幅変調の深さや制御性(フィード
バック制御を行っている状態で発振やハンティングを起
こさず安定な自動制御がかかる条件)に問題が生じやす
く、設計が困難となる。しかし、電力貯蔵装置を上記の
ようにコンデンサバンクを直並列に切り替える構成にす
ると、電圧変動幅を抑えることができるので、さらに、
上記チョッパを組み合わせることにより入力変動幅を小
さく抑えることもできる。そのため、図11に示すよう
に単方向整流素子を双方向のスイッチング素子に置き換
えて、PWMインバータを接続することにより、可逆型
電力貯蔵装置を実現することもできる。しかも、PWM
部分を遙に容易に、安定で効率的な設計とすることがで
きる。この場合には、インバータを逆方向に制御するこ
とにより、コンデンサに対して定電流型充電器となるよ
うに扱い、同じ装置を充電器に兼用することができる。
また、パルス幅変調では、実用上で矩形波から疑似正弦
波まで種々の波形が用いられるが、元来の目的は正弦波
を得ることであるので、図12のに示す矩形波に対し
に示すような改造した矩形波を採用することもでき
る。
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、同じ定格電圧、容量のユニット、電
気二重層コンデンサバンクを用いた構成で説明したが、
定格電圧、容量の異なるものを組み合わせ、例えば直並
列切り換えを行う前段のユニットより後段のユニットに
対して定格電圧の高い、あるいは容量の小さいものを用
いてもよい。さらには、直並列切り換えを行うユニット
を1つずつだけでなく、電圧の低下に伴い複数ユニット
をグルーピングし、その数を段階的に変えるようにして
もよいし、これらを組み合わせてもよい。また、先に述
べたように並列から直列に切り換えを行うユニットの制
御段に応じて電圧変動幅が変化し次第に小さくなるの
で、この変化に合わせて図5、6に示した基準電圧V
REF を変化させるようにしてもよい。直並列切換型コン
デンサユニットとして電気二重層コンデンサバンクを用
いた直並列切換型電源装置について説明したが、エネル
ギーを充電して貯蔵し該貯蔵したエネルギーを取り出す
にしたがい充放電量に応じて電圧が漸次変化する電圧変
動の大きい電池であれば他のコンデンサや二次電池など
の蓄電手段にも同様に適用できる。
によれば、1対のコンデンサバンクを並列から直列に切
り換え接続するコンデンサユニットを複数段に直列接続
し、放電に伴う電圧の低下にしたがって、コンデンサユ
ニットを段階的に並列から直列に切り換え接続するの
で、コンデンサユニットの段数に応じて電圧の変動幅を
抑えることができる。したがって、大型の電力エネルギ
ー貯蔵や電気バス、トラックなどにおいて、電圧変動幅
を抑えるのにチョッパ型スイッチングコンバータを用い
る場合にも、コンバータの小型化を図ることができる。
形態を示す図である。
り換えの回路の構成例を示す図である。
比較例を説明するための図である。
る。
ある。
る。
成した場合のそれぞれの制御領域を示す図である。
である。
る。
形例を示す図である。
示す図である。
n2…コンデンサバンク、S11〜Sn3…切り換えス
イッチ、VO …出力電圧
Claims (3)
- 【請求項1】 エネルギーを充電して貯蔵し該貯蔵した
エネルギーを取り出すにしたがい充放電量に応じて電圧
が漸次変化する電圧変動の大きい電池を用いた電源装置
において、前記電圧変動の大きい1対のコンデンサ電池
及び該1対のコンデンサ電池の並列接続と直列接続との
切り換えを行う切り換え手段により電池ユニットを構成
し、該電池ユニットを複数段に直列接続するとともに、
放電時には電圧の低下にしたがい前記切り換え手段を制
御して、前記直列接続した複数段の各電池ユニットの1
対のコンデンサ電池を並列接続から直列接続に順次段階
的に切り換え、充電時には電圧の上昇にしたがい前記切
り換え手段を制御して、前記直列接続した複数段の各電
池ユニットの1対のコンデンサ電池を直列接続から並列
接続に前記放電時とは逆の順に段階的に切り換えるよう
にしたことを特徴とする直並列切換型電源装置。 - 【請求項2】 前記電圧変動の大きいコンデンサ電池
は、電力貯蔵用として複数個の電気二重層コンデンサを
直並列に接続した電気二重層コンデンサバンクであるこ
とを特徴とする請求項1記載の直並列切換型電源装置。 - 【請求項3】 前記切り換え手段は、電流制限回路を有
することを特徴とする請求項1記載の直並列切換型電源
装置。
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JPH11215695A JPH11215695A (ja) | 1999-08-06 |
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- 1998-01-28 JP JP01539898A patent/JP3418951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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