JP2000068908A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2000068908A
JP2000068908A JP10233701A JP23370198A JP2000068908A JP 2000068908 A JP2000068908 A JP 2000068908A JP 10233701 A JP10233701 A JP 10233701A JP 23370198 A JP23370198 A JP 23370198A JP 2000068908 A JP2000068908 A JP 2000068908A
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    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • HELECTRICITY
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
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    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択ダイバーシチ方式の移動通信システムに
おいて、伝送データの誤り率を低減することである。 【解決手段】 基地局制御装置16が、複数の基地局1
1から受信した信号および基地局13から受信した信号
の両者を組み合わせて通信誤りのない信号を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システムに
関し、特に、移動局からの信号を複数の基地局で受信す
るサイトダイバーシチを採用した移動通信システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯電話等の移動通信システム
が広く普及している。たとえば、セルラ方式の移動通信
システムでは、複数の基地局のそれぞれがセルと呼ばれ
るそれぞれがカバーするエリアを有し、このセルを隙間
なく配置することによって、広いエリアにおいて移動局
が通信可能になるようにしている。
【0003】このセルラ方式の移動通信システムでは、
移動局がセルをまたがって移動するときには、移動元の
エリアをカバーする基地局から移動先のエリアをカバー
する基地局に対して通信の受け渡しがされ、移動局では
通信が途切れることがないようにしている。この通信の
受け渡しをハンドオーバーという。
【0004】ところで、セルどうしの境界において複数
のセルが重なり合うエリアが生じている場合、その重な
り合ったエリアに移動局が存在する場合には、移動局は
そのエリアをカバーするすべての基地局と通信すること
すなわち同時に複数の基地局と通信を行うことができ
る。
【0005】従来の移動通信システム(たとえばスペク
トラム拡散方式)では、これを利用し、移動局が基地局
と基地局との境付近に存在する場合に、移動局は同時に
複数の基地局と通信を行うようにしている。たとえば文
献「CDMA技術の基礎から応用まで(発行所:(株)
リニアライズ社、著者:佐藤拓朗)」に示されるダイバ
ーシチハンドオーバーはこの方式の1つである。この場
合、移動局から基地局への上り信号の受信は、基地局間
選択ダイバーシチを行う。
【0006】この従来の基地局間選択ダイバーシチにつ
いて、以下に説明を加える。
【0007】図15は移動通信システムの概略構成図で
ある。
【0008】図15において、基地局1はセル2を形成
し、基地局3はセル4を形成する。また、基地局1およ
び基地局3は基地局制御装置6を介して通信を行う。他
ネットワークとの接続装置7は、たとえば、公衆電話網
と接続するための移動通信交換機や関門交換機等であ
る。
【0009】従来の移動通信システムでは、図15に示
すように、セル2とセル4に重複地域がある状態で移動
局5がこの重複地域に存在する場合に、移動局5は同時
に基地局1および3の両方の基地局と通信を行い、この
両方の基地局で受信した移動局5からの信号は上位局す
なわち基地局制御装置6において合成され、その後通信
相手に送信されるいうダイバーシチ構成をとっている。
【0010】図16は、従来の基地局および基地局制御
装置の構成を示すブロック図である。
【0011】基地局1は、受信アンテナ1aを介して移
動局5からの無線信号を受信する受信部1bと、受信部
1bからの信号をデジタル信号に変換するアナログデジ
タル変換部1cと、アナログデジタル変換部1cからの
信号を逆拡散する逆拡散部1dと、逆拡散部1dからの
信号を復号する復号部1eと、復号部1eからの信号に
ついて誤りの有無を検出する誤り検出部1fと、逆拡散
部1dからの信号の受信レベルを測定する受信レベル測
定部1gとから構成される。誤り検出部1fで誤り検出
された、移動局5からの信号は、基地局制御装置6に対
して送信される。またこのとき、誤り検出部1fにおけ
る検出結果の誤り有無の情報も基地局制御装置6に対し
て送信される。さらに、受信レベル測定部1gで測定さ
れた受信レベルも基地局制御装置6に対して送信され
る。
【0012】基地局3も同様に、受信部3bとアナログ
デジタル変換部3cと逆拡散部3dと復号部3eと誤り
検出部3fと受信レベル測定部3gとから構成され、誤
り検出部3fで誤り検出された、移動局5からの信号を
基地局制御装置6に対して送信し、また、誤り検出部3
fにおける検出結果の誤り有無の情報を基地局制御装置
6に対して送信し、さらに、受信レベル測定部3gで測
定された受信レベルを基地局制御装置6に対して送信す
る。
【0013】基地局制御装置6は、選択合成制御部6a
と基地局1からの信号を蓄積するデータバッファ6bと
基地局3からの信号を蓄積するデータバッファ6cとか
ら構成される。
【0014】図17は、図16に示した選択合成制御部
6aの内部構成を示すブロック図である。
【0015】データバッファ6bには基地局1を経由し
た移動局5からの信号が入力されて蓄積され、データバ
ッファ6cには基地局3を経由した移動局5からの信号
が入力されて蓄積される。
【0016】選択合成制御部6aは、誤りなしデータ選
択部6dと最大受信レベルデータ選択部6eとから構成
される。
【0017】誤りなしデータ選択部6dは、基地局1お
よび3から受信した誤り有無の情報を参照し、データバ
ッファ6bおよび6cに蓄積したデータ(基地局1およ
び3から受信した、移動局5からの信号)のうち誤りの
ない方のデータを選択するように、データバッファ6b
および6cを制御する。基地局1および3から受信した
誤り有無の情報の両方が誤りなしの場合にはどちらを選
択するかは任意である。これに対して、基地局1および
3から受信した誤り有無の情報の両方が誤りありの場合
には、その旨を最大受信レベルデータ選択部6eに伝え
る。
【0018】基地局1および3から受信した誤り有無の
情報の両方が誤りありの場合、最大受信レベルデータ選
択部6eでは、基地局1および3から受信したそれぞれ
の受信レベルを参照し、データバッファ6bおよび6c
に蓄積したデータのうち受信レベルの大きな方のデータ
を選択するように、データバッファ6bおよび6cを制
御する。
【0019】このようにデータバッファ6bおよび6c
に蓄積したデータのうち選択合成制御部6aによって選
択された方のデータが、他ネットワークとの接続装置7
に送信される。
【0020】以上説明したように、従来の移動通信シス
テムでは、移動局から基地局への信号(上り信号)は複
数の基地局で受信され、各基地局において、受信した信
号に周期的(たとえば10ms間隔)に含まれる誤り検
出信号を用いた誤り検出と受信レベル測定を行い、各基
地局から基地局の上位に接続する基地局制御装置に送ら
れ、基地局制御装置において各基地局から送られた信号
のなかから誤りのない信号を選択し、すべての信号が誤
っている場合は受信レベルの大きい信号を選択すること
により受信品質を向上させている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動通信シ
ステムでは、移動局から基地局へ送信される信号がフレ
ームと呼ばれる単位に分割されて伝送される。上述の誤
り検出符号はたとえば10msの時間幅で構成されるフ
レームごとに設けられ、フレーム単位で伝送誤りの検出
ができるようになっている。
【0022】図18は、移動通信システムにおけるフレ
ームの構成の一例を示す図である。
【0023】図18に示すように、このフレームは10
msの時間幅で構成され、その中に、移動局が送信する
実情報であるユーザ情報ビットと誤り検出符号であるC
RCチェックビットとが含まれる。
【0024】ところが、従来の選択ダイバーシチ方式で
は、基地局制御装置において、いずれの基地局から送ら
れてきた信号もすべて誤っている場合には、誤っている
もののうち受信レベルの1番大きい信号を選択するた
め、この場合に他ネットワークとの接続装置に送信する
信号は必ず誤りを含むものになっていた。
【0025】伝送する信号が音声である場合には多少の
誤りがあったとしても通話等が可能である。ところが、
最近ではマルチメディア化が進み、画像等のデータが伝
送されることが増えてきた。画像等のデータの場合、多
少のデータ誤りであってもそのデータが使い物にならな
くなってしまうため、従来よりも誤り率を低減すること
ができる移動通信システムの実現が望まれていた。
【0026】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、選択ダイバーシチ方式の移動通信システムにおい
て、伝送データの誤り率を低減することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、送信機器からの通信情報を複数の受信機
器で受信し、該複数の受信機器で受信した通信情報のい
ずれにも通信誤りがあった場合、前記複数の受信機器の
いずれかで受信した通信情報と他の受信機器で受信した
通信情報とに基づいて通信誤りのない通信情報を作成す
ることを特徴とする。
【0028】また、本発明は、移動局からの信号を複数
の基地局で受信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信
号を基地局制御装置に送信する基地局間選択ダイバーシ
チを用いた移動通信システムにおいて、前記基地局制御
装置が、前記複数の基地局のうちの所定の基地局からの
信号と他の基地局からの信号とに基づいて通信誤りのな
い信号を作成することを特徴とする。
【0029】また、本発明は、請求項2に記載の移動通
信システムにおいて、前記基地局制御装置が前記複数の
基地局から受信する信号が、移動局が送信する実情報で
あるユーザ情報ビットと誤り検出符号であるCRCチェ
ックビットとから成るフレームで構成され、前記基地局
制御装置が、前記複数の基地局からのフレームのそれぞ
れを所定の大きさのユニットに分割し、該ユニットの組
み合わせを変えることによって、通信誤りのない信号を
作成することを特徴とする。
【0030】また、本発明は、請求項2に記載の移動通
信システムにおいて、前記基地局制御装置が、前記複数
の基地局から受信した信号どうしをビット単位で比較
し、該比較の結果一致しないビットについて値を変える
ことによって、通信誤りのない信号を作成することを特
徴とする。
【0031】また、本発明は、移動局からの信号を複数
の基地局で受信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信
号を基地局制御装置に送信する基地局間選択ダイバーシ
チを用いた移動通信システムにおいて、前記複数の基地
局が前記移動局から受信する信号がリードソロモン符号
化された信号であり、前記基地局制御装置が、前記複数
の基地局から受信した信号どうしをビット単位で比較
し、該比較の結果一致しないビットの含まれるシンボル
が誤りシンボルであると推定し、該推定結果をリードソ
ロモン復号の誤りシンボル位置情報とすることにより、
リードソロモン復号による誤り訂正能力を向上すること
を特徴とする。
【0032】また、本発明は、請求項3に記載の移動通
信システムにおいて、前記複数の基地局が前記移動局か
ら受信する信号が畳み込み符号化された信号であり、前
記基地局において該信号をビタビ復号するときに前記フ
レームを分割したユニットごとの受信エネルギーの大き
さである信頼度情報を得、前記基地局制御装置が、前記
ユニットの組み合わせを変更する際に、前記信頼度情報
の信頼度が高いユニットから組み換え候補として選択す
ることにより、誤りのないフレームを見つける際の処理
時間を短縮することを特徴とする。
【0033】本発明の第1の特徴は、第1の実施の形態
に示すように、基地局間選択ダイバーシチにおいてすべ
ての基地局で受信した信号に誤りがある場合に、各基地
局で受信した信号をそれぞれ複数に分割し、分割された
信号のすべての組み合わせについて再構築、再度誤り検
出を行うことで誤りのない信号を得る機会を増やすこと
ができることである。
【0034】本発明の第2の特徴は、第2の実施の形態
に示すように、基地局間選択ダイバーシチにおいてすべ
ての基地局で受信した信号に誤りがある場合に、各基地
局で受信した信号のビット単位での比較を行い、信号が
異なっている部分の情報ビットをすべての組み合わせに
ついて再構築、再度誤り検出を行うことで誤りのない信
号を得る機会を増やすことができることである。
【0035】本発明の第3の特徴は、第3の実施の形態
に示すように、基地局間選択ダイバーシチにおいてすべ
ての基地局で受信した信号に誤りがある場合に、各基地
局で受信した信号の比較を行い、信号が異なっている部
分を検出し、データ通信のために用いられるリードソロ
モン(RS)復号の誤りシンボル位置情報とすること
で、リードソロモン復号による誤り訂正能力を向上でき
ることである。
【0036】本発明の第4の特徴は、基地局制御装置に
新たな機能であるフレーム再構築機能と誤り検出機能を
追加するが、基地局と基地局制御装置との間で従来のプ
ロトコルを用いることができることである。
【0037】本発明の第5の特徴は、第4の実施の形態
に示すように、基地局間選択ダイバーシチにおいてすべ
ての基地局で受信した信号に誤りがある場合に、各基地
局で受信した信号をそれぞれ複数に分割し、分割された
信号ごとに信頼度情報を求め、分割された信号の信頼度
情報が大きい順にフレームの再構築を行うことにより、
誤りのない分割された信号の組み合わせを早く見つける
ことができることである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0039】上述したように、従来は、ある移動局から
の信号を複数の基地局から受信した基地局制御装置が、
すべての基地局からの信号に誤りがあった場合に、受信
レベルのもっとも大きな信号を選択し採用するようにし
ていた。このため、従来は、選択されない基地局からの
信号が利用されず無駄になっていた。本発明は、この点
に着目し、この選択されない基地局からの信号を利用す
ることによって伝送する信号の誤り率を低減しようとす
るものである。
【0040】以下に示す各実施の形態において、移動通
信システムの概略構成は図15と同様であるので、図1
5を参照して説明する。また、以下の各実施の形態はC
DMA移動通信システムを例にとって説明する。また、
移動局から基地局へ送信される信号は、図18に示した
構成のフレーム単位で送信されるものとする。
【0041】図1は、本発明による移動通信システムの
第1の実施の形態における基地局および基地局制御装置
の構成を示すブロック図である。
【0042】本実施の形態では、図15に示した移動局
5が、図1に示す基地局11および基地局13の2つの
基地局と同時に通信し、基地局11および基地局13の
上位の基地局制御装置が図1に示す基地局制御装置16
であり、この基地局制御装置16が他ネットワークへの
接続装置7に接続される場合について説明する。
【0043】基地局11は、受信アンテナ11aを介し
て移動局5からの無線信号を受信する受信部11bと、
受信部11bからの信号をデジタル信号に変換するアナ
ログデジタル変換部11cと、アナログデジタル変換部
11cからの信号を逆拡散する逆拡散部11dと、逆拡
散部11dからの信号を復号する復号部11eと、復号
部11eからの信号について誤りの有無を検出する誤り
検出部11fと、逆拡散部11dからの信号の受信レベ
ルを測定する受信レベル測定部11gとから構成され
る。誤り検出部11fで誤り検出された、移動局5から
の信号は、基地局制御装置16に対して送信される。ま
たこのとき、誤り検出部11fにおける検出結果の誤り
有無の情報も基地局制御装置16に対して送信される。
さらに、受信レベル測定部11gで測定された受信レベ
ルも基地局制御装置16に対して送信される。
【0044】基地局13も同様に、受信部13bとアナ
ログデジタル変換部13cと逆拡散部13dと復号部1
3eと誤り検出部13fと受信レベル測定部13gとか
ら構成され、誤り検出部13fで誤り検出された、移動
局5からの信号を基地局制御装置16に対して送信し、
また、誤り検出部13fにおける検出結果の誤り有無の
情報を基地局制御装置16に対して送信し、さらに、受
信レベル測定部13gで測定された受信レベルを基地局
制御装置16に対して送信する。
【0045】基地局制御装置16は、選択合成制御部1
6aと基地局11からの信号を蓄積するデータバッファ
16bと基地局13からの信号を蓄積するデータバッフ
ァ16cとフレーム再構築部16dと誤り検出部16e
とから構成される。
【0046】図2は、図1に示した選択合成制御部16
aの内部構成を示すブロック図である。
【0047】データバッファ16bには基地局11を経
由した移動局5からの信号が入力されて蓄積され、デー
タバッファ16cには基地局13を経由した移動局5か
らの信号が入力されて蓄積される。
【0048】選択合成制御部16aは、誤りなしデータ
選択部16fとフレーム再構築制御部16gと最大受信
レベルデータ選択部16hとから構成される。
【0049】以下に、図1および図2を参照して本実施
の形態をさらに詳しく説明する。
【0050】移動局5から送信された信号は複数の基地
局で受信される。たとえば、図1に示す基地局11と基
地局13とで受信される。
【0051】基地局11および基地局13では、受信部
11bおよび13bにおいて受信アンテナ11aおよび
13aで受信した信号の高周波復調を行い、逆拡散部1
1dおよび13dにおいて疑似雑音(PN)符号で拡散
された信号の逆拡散を行い、この逆拡散された信号が復
号部11eおよび13eと受信レベル測定部11gおよ
び13gに送られる。
【0052】復号部11eおよび13eでは、逆拡散部
11dおよび13dからの信号がユーザ情報信号に復号
され、誤り検出部11fおよび13fにおいてCRCチ
ェックビットによる誤り検出を行う。また、受信レベル
測定部11gおよび13gでは、受信信号のレベルを測
定する。
【0053】基地局11および基地局13は、図18に
示したユーザ情報ビットおよびCRCチェックビット
と、誤り検出部11fおよび13fにおける検出結果の
誤り有無情報と、受信レベル測定部11gおよび13g
における測定結果の受信レベル情報とを基地局制御装置
16へ送信する。
【0054】図2に示すように、誤り検出部11fおよ
び13fからのユーザ情報ビットおよびCRCチェック
ビットはデータバッファ16bおよび16cに入力さ
れ、誤り検出部11fおよび13fからの誤り有無情報
は選択合成制御部16aの誤りなしデータ選択部16f
に入力され、受信レベル測定部11gおよび13gから
の受信レベル情報は選択合成制御部16aの最大受信レ
ベルデータ選択部16hに入力される。
【0055】選択合成制御部16aは、ユーザ情報ビッ
トとCRCチェックビットを蓄積するデータバッファ1
6bおよび16cと、ユーザ情報ビットとCRCチェッ
クビットとで構成されるフレームを分割し再構築するフ
レーム再構築部16dと、再構築されたフレームのCR
Cチェックビットによる誤り検出を行う誤り検出部16
eとを制御し、ユーザ情報はデータバッファ16bおよ
び16cから直接、またはフレーム再構築部16dおよ
び誤り検出部16eを経て、他ネットワークとの接続装
置7へと送られる。
【0056】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0057】図3は、本発明の第1の実施の形態の動作
を示すフローチャートである。
【0058】移動局5から基地局への信号(上り信号)
は複数の基地局(本実施の形態では基地局11および基
地局13)で受信される。各基地局では、図18に示し
た復号された信号の無線フレーム(たとえば10ms)
ごとに含まれる誤り検出信号(CRCチェックビット)
を用いた誤り検出と、送信電力周期ごとの受信レベル測
定とを行い、各基地局からその基地局の上位に接続する
基地局制御装置(本実施の形態では基地局制御装置1
6)に送られる。
【0059】本実施の形態で基地局から基地局制御装置
に送られる必須情報は、 1.ユーザ情報(ユーザ情報ビット) 2.ユーザ情報の誤り検出情報(CRCチェックビッ
ト) 3.ユーザ情報の誤り有無情報(CRCチェック:OK
/NG) 4.フレームの受信レベル情報(Eb/I0:ユーザ情
報ビットエネルギーと帯域あたりの平均干渉エネルギー
との比)である。
【0060】基地局制御装置16の誤りなしデータ選択
部16fでは、複数の基地局から送られてきたフレーム
の中に誤りのないフレームがあるかどうかを判定し(F
−1)、誤りのないフレームがある場合には、データバ
ッファ16bおよび16cのうち誤りのないフレームが
蓄積された方のデータバッファに対して出力を指示し、
その誤りのないフレームを他ネットワークとの接続装置
7に送信する(F−2)。
【0061】一方、ステップ(F−1)において、すべ
ての基地局からのフレームが誤っていた場合には、その
旨が誤りなしデータ選択部16fからフレーム再構築制
御部16gに対して伝えられ、フレーム再構築制御部1
6gに制御されたフレーム再構築部16dがデータバッ
ファ16bおよび16cに蓄積されたフレームの分解、
再構築を行う(F−3)。以下にこの再構築について説
明する。
【0062】図4は、第1の実施の形態におけるフレー
ムの分割について説明する図である。
【0063】本実施の形態は、図4に示すように、各フ
レーム(ユーザ情報ビットとCRCチェックビットとか
ら成る)を予め定めた数(図4では2)に分割し(分割
したそれぞれを、以下では「ユニット」と呼ぶ)、他の
基地局からのフレームを分割したユニットと入れ替え、
その結果誤りのないフレームとなる組み合わせを見つけ
出し、誤りのないフレームを作成しようとするものであ
る。図4は1つのフレームを2分割する場合について示
しており、分割した前半部分を第1のユニット17と呼
び、後半部分を第2のユニット18と呼ぶ。
【0064】図5は、第1の実施の形態におけるフレー
ム再構築の一例を示す図である。
【0065】図5に示す例では、基地局11からのフレ
ームが第1のユニット17aと第2のユニット18aと
から成り、基地局11からのフレームが第1のユニット
17bと第2のユニット18bとから成る。基地局11
からのフレームには第1のユニット17aにのみ誤りが
あり、基地局13からのフレームには第2のユニット1
8bにのみ誤りがある場合を示している。このような場
合、基地局11からのフレームの第2のユニット18a
と、基地局13からのフレームの第1のユニット17b
とを選択し、これを合成することによって誤りのないフ
レームを作成することができる。
【0066】実際の処理ではどのユニットに誤りがある
のかわからないため、ユニットを組み合わせるごとに、
CRCチェックビットを用いた誤り検出を行い、その組
み合わせが誤りのない組み合わせかどうかを調べ、誤り
のない組み合わせが見つかるまで処理を繰り返す必要が
ある。以下に、図3を参照し、この処理について説明す
る。
【0067】ステップ(F−3)においてある組み合わ
せを作成したならば、ステップ(F−4)ではその組み
合わせについて誤り検出を行う。この誤り検出は、図1
に示した誤り検出部11fおよび13fで行う処理と同
じであり、CRCチェックビットを用いた誤り検出であ
る。
【0068】ステップ(F−4)の誤り検出の結果はフ
レーム再構築制御部16gに伝えられ、フレーム再構築
制御部16gは、今回のユニットの組み合わせでフレー
ムに誤りがなければ(F−5)、この組み合わせから成
るフレームを他ネットワークとの接続装置7に送信する
ように誤り検出部16eに指示する(F−6)。
【0069】ステップ(F−4)の誤り検出の結果、今
回のユニットの組み合わせではフレームに誤りがある場
合には(F−5)、フレーム再構築制御部16gは、す
べての組み合わせについて再構築および誤り検出を行っ
たか否かを判断する(F−7)。
【0070】ステップ(F−7)の判断の結果、まだ、
再構築および誤り検出を行っていない組み合わせがある
場合には、ステップ(F−3)に戻り、新たな組み合わ
せについて再構築および誤り検出を行う。
【0071】ステップ(F−7)の判断の結果、すべて
の組み合わせについて再構築および誤り検出を行った場
合には、フレーム再構築制御部16gは、最大受信レベ
ルデータ選択部16hにその旨を伝える。これを受けた
最大受信レベルデータ選択部16hでは、基地局11お
よび13の受信レベル測定部11gおよび13gからの
受信レベル情報を参照し、データバッファ16bおよび
16cに蓄積したフレームのうち受信レベルの大きな方
のフレームを他ネットワークとの接続装置7に送信する
ようにデータバッファ16bおよび16cに指示する
(F−8)。
【0072】なお、この実施の形態では、基地局制御装
置が同時に受信する基地局の数を2とし、フレームを分
割する数を2としたが、本発明はこれに限らず、両方の
数を任意に決めることができ、この数が大きいほど誤り
のないフレームを再構築できる可能性が高まる。ただ
し、この数をあまり大きくすると、組み合わせの数が膨
大になり、処理時間の増大を招くおそれがある。このよ
うな場合、処理時間の制約のため、フレームの再構築回
数の最大値を予め決めておき(たとえば10回)、その
回数に達した時点で、再構築をやめ、複数の基地局から
送られた誤りがあるフレームの中から、受信レベルのも
っとも大きいフレームを他ネットワークとの接続装置7
に送ることとしてもよい。
【0073】図6は、フレームの分解、再構築の際のユ
ニットの組み合わせの数について説明する図であり、
(a)〜(d)はユニットの組み合わせの例を示す図で
ある。
【0074】この図6(a)〜(d)は、フレームを2
分割し、2つの基地局で選択合成を行う場合のユニット
の組み合わせの例を示し、図5と同様に、基地局11か
らのフレームが第1のユニット17aと第2のユニット
18aとから成り、基地局11からのフレームが第1の
ユニット17bと第2のユニット18bとから成る場合
について示す。
【0075】図6(a)〜(d)において、各ユニット
に記載されたOKはそのユニットが誤りのないユニット
であることを表し、NGはそのユニットが誤りのあるユ
ニットであることを表す。すなわち、この例では、基地
局11からのフレームの第1のユニット17aに誤りが
なく、基地局11からのフレームの第2のユニット18
aに誤りがあり、基地局13からのフレームの第1のユ
ニット17bに誤りがなく、基地局13からのフレーム
の第2のユニット18bに誤りがある場合を示してい
る。
【0076】また、図6(a)〜(d)において、記載
されたOKまたはNGにアンダーラインが引かれたユニ
ットは、再構築の際に選択するユニットであることを表
す。すなわち、図6(a)は基地局11からのフレーム
の第1のユニット17aと基地局11からのフレームの
第2のユニット18aとを選択し合成する場合を示し、
図6(b)は基地局11からのフレームの第1のユニッ
ト17aと基地局13からのフレームの第2のユニット
18bとを選択し合成する場合を示し、図6(c)は基
地局13からのフレームの第1のユニット17bと基地
局11からのフレームの第2のユニット18aとを選択
し合成する場合を示し、図6(d)は基地局13からの
フレームの第1のユニット17bと基地局13からのフ
レームの第2のユニット18bとを選択し合成する場合
を示す。
【0077】図6(a)〜(d)に示すように、この場
合のユニットの組み合わせは4通りであるが、図6
(a)および(d)はもともと誤りを含む同一フレーム
のユニットで誤りのなくなる可能性がないので、図3の
ステップ(F−3)および(F−4)を行う組み合わせ
から除外でき、図6(b)および(c)の2つの組み合
わせを試せばよい。
【0078】また、この場合、無線伝送によってフレー
ムに誤りが発生するときは、ビット誤りが各ユニットで
同じ確率で発生し得ることと、誤りパターンを簡略的に
考えると、ユニットの組み合わせは図6(a)〜(d)
に示す4通りのパターンがあるが、そのうちの図6
(b)および(c)の2通りが誤りのない可能性のある
フレームとなる。
【0079】すなわち、このようにフレームを2分割
し、2つの基地局で選択合成を行う場合のユニットの組
み合わせの例では、2通りのユニット組み換えと誤り検
出を行うことにより、基地局制御装置16から他ネット
ワークとの接続装置7に送信するフレームの誤り率を1
/2にすることができる。
【0080】図7は、選択合成を行う基地局(ダイバー
シチの基地局)数とフレーム分割数とをいろいろに変え
た場合の、フレーム誤り率および処理を必要とする組み
合わせ数を一覧にした表図である。
【0081】図7に示すように、ダイバーシチの基地局
数が多いほど、また、フレーム分割数が多いほどフレー
ム誤り率を減少させることができる。ダイバーシチの基
地局が多いほど、また、フレーム分割数が多いほど、ユ
ニットの組み合わせが多くなるが、高速の演算装置たと
えばデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)を用い
れば処理が可能である。
【0082】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0083】本実施の形態の構成は、図1および図2に
示した第1の実施の形態と同様であるので、図1および
図2を参照して説明する。
【0084】図8は、本発明の第2の実施の形態の動作
を示すフローチャートである。
【0085】移動局5から基地局への信号(上り信号)
は複数の基地局(本実施の形態では基地局11および基
地局13)で受信される。各基地局では、図18に示し
た復号された信号の無線フレーム(たとえば10ms)
ごとに含まれる誤り検出信号(CRCチェックビット)
を用いた誤り検出と送信電力周期ごとの受信レベル測定
を行い、各基地局からその基地局の上位に接続する基地
局制御装置(本実施の形態では基地局制御装置16)に
送られる。
【0086】本実施の形態で基地局から基地局制御装置
に送られる必須情報は、 1.ユーザ情報(ユーザ情報ビット) 2.ユーザ情報の誤り検出情報(CRCチェックビッ
ト) 3.ユーザ情報の誤り有無情報(CRCチェック:OK
/NG) 4.フレームの受信レベル情報(Eb/I0:ユーザ情
報ビットエネルギーと帯域あたりの平均干渉エネルギー
との比)である。
【0087】基地局制御装置16の誤りなしデータ選択
部16fでは、複数の基地局から送られてきたフレーム
の中に誤りのないフレームがあるかどうかを判定し(G
−1)、誤りのないフレームがある場合には、データバ
ッファ16bおよび16cのうち誤りのないフレームが
蓄積された方のデータバッファに対して出力を指示し、
その誤りのないフレームを他ネットワークとの接続装置
7に送信する(G−2)。
【0088】一方、ステップ(G−1)において、すべ
ての基地局からのフレームが誤っていた場合には、その
旨が誤りなしデータ選択部16fからフレーム再構築制
御部16gに対して伝えられ、フレーム再構築制御部1
6gに制御されたフレーム再構築部16dが、データバ
ッファ16bに蓄積されたフレームとデータバッファ1
6cに蓄積されたフレームとをビット単位で比較し、一
致しないビットを検出する(G−3)。ここで、図9を
参照して、この不一致ビット検出の意義について説明す
る。
【0089】図9は、本発明の第2の実施の形態におい
て、図1に示したフレーム再構築部16dで行うフレー
ムのビット単位での比較の意義について説明する図であ
る。
【0090】図9では、説明をわかりやすくするため、
すべてのビットが0で構成されたフレームが移動局5か
ら送信された場合を示している。このフレームを基地局
で受信したとき、基地局11ではある1ビットを1に誤
って受信し、基地局13では別の1ビットを0に誤って
受信している。
【0091】このように、基地局11で受信したフレー
ムと基地局13で受信したフレームとで別のビットを誤
っている場合には、両フレームの比較を行って不一致の
ビットを見つけ出し、この不一致ビットを1にしたり0
にしたりして、CRCチェックの結果に誤りのないフレ
ームとなる組み合わせを見つけ出すことができる。
【0092】図8の説明に戻り、ステップ(G−3)で
不一致ビットを検出したならば、その不一致ビットにお
ける0、1の組み合わせのうちの1つを選択し(G−
4)、その組み合わせについて誤り検出部16eによっ
て誤り検出を行う(G−5)。この誤り検出は、図1に
示した誤り検出部11fおよび13fで行う処理と同じ
であり、CRCチェックビットを用いた誤り検出であ
る。
【0093】ステップ(G−5)の誤り検出の結果はフ
レーム再構築制御部16gに伝えられ、フレーム再構築
制御部16gは、今回の組み合わせでフレームに誤りが
なければ(G−6)、この組み合わせから成るフレーム
を他ネットワークとの接続装置7に送信するように誤り
検出部16eに指示する(G−7)。
【0094】ステップ(G−5)の誤り検出の結果、今
回の組み合わせではフレームに誤りがある場合には(G
−6)、フレーム再構築制御部16gは、すべての組み
合わせについて再構築および誤り検出を行ったか否かを
判断する(G−8)。
【0095】ステップ(G−8)の判断の結果、まだ、
再構築および誤り検出を行っていない組み合わせがある
場合には、ステップ(G−4)に戻り、新たな組み合わ
せについて再構築および誤り検出を行う。
【0096】ステップ(G−8)の判断の結果、すべて
の組み合わせについて再構築および誤り検出を行った場
合には、フレーム再構築制御部16gは、最大受信レベ
ルデータ選択部16hにその旨を伝える。これを受けた
最大受信レベルデータ選択部16hでは、基地局11お
よび13の受信レベル測定部11gおよび13gからの
受信レベル情報を参照し、データバッファ16bおよび
16cに蓄積したフレームのうち受信レベルの大きな方
のフレームを他ネットワークとの接続装置7に送信する
ようにデータバッファ16bおよび16cに指示する
(G−9)。
【0097】なお、この実施の形態では、基地局制御装
置が同時に受信する基地局の数を2としたが、本発明は
これに限らず、この数は任意に決めることができ、この
数が大きいほど誤りのないフレームを再構築できる可能
性が高まる。
【0098】この実施の形態では、基地局制御装置が同
時に受信する基地局の数とフレーム内で誤りのあるビッ
トの数とによって、フレーム再構築部16dで再構築す
る組み合わせの数が決定されるが、この組み合わせの数
があまり多くなると、処理時間の増大を招くおそれがあ
る。このような場合、処理時間の制約のため、フレーム
の再構築回数の最大値を予め決めておき(たとえば10
回)、その回数に達した時点で、再構築をやめ、複数の
基地局から送られた誤りがあるフレームの中から、受信
レベルのもっとも大きいフレームを他ネットワークとの
接続装置7に送ることとしてもよい。
【0099】図10は、本発明の第2の実施の形態にお
いて、図1に示したフレーム再構築部16dで行うフレ
ーム再構築の組み合わせの数について説明する図であ
る。
【0100】この図10に示す例では、説明をわかりや
すくするため、すべてのビット誤りが各基地局で異なる
ビットに発生している場合について示し、また、すべて
のビットが0で構成されたフレームが移動局5から送信
された場合を示している。また、この例は、不一致ビッ
トが2箇所であり、2局選択ダイバーシチの場合の例で
ある。
【0101】この図10に示す移動局5が送信したフレ
ームを基地局で受信したとき、基地局11ではある1ビ
ットを1に誤って受信し、基地局13では別の1ビット
を0に誤って受信している。すなわち、図10に示すよ
うに、送信された正しいビットは…0…0…であり、基
地局11の受信データは…1…0…であり、基地局13
の受信データは…0…1…である場合、ビットの組み合
わせは、…0…0…、…0…1…、…1…0…および…
1…1…の4通りであるが、このなかで、…0…1…お
よび…1…0…は既に誤りがある組み合わせであるの
で、フレーム再構築の対象から外すことができ、…0…
0…、…1…1…の2通りについて、誤り検出を行えば
よい。
【0102】したがって、フレームの再構築の最大回数
は、1フレームに不一致ビットが2つある場合は22 −
2=2回、1フレームに不一致ビットが3つある場合は
23−2=6回、1フレームに不一致ビットが4つある
場合は24 −2=14回、また、1フレームに不一致ビ
ットがNある場合は2N −2回となる。
【0103】次に、図11を参照し、本発明の第2の実
施の形態において、3局選択ダイバーシチの場合の例を
説明する。
【0104】図11は、本発明の第2の実施の形態にお
いて、図1に示したフレーム再構築部16dで行うフレ
ーム再構築の組み合わせの数について説明する図であ
る。
【0105】この図11に示す例では、説明をわかりや
すくするため、すべてのビット誤りが各基地局で異なる
ビットに発生している場合について示し、また、すべて
のビットが0で構成されたフレームが移動局から送信さ
れた場合を示している。また、この例は、不一致ビット
が3箇所であり、3局選択ダイバーシチの場合の例であ
る。
【0106】送信された正しいビットは…0…0…0…
であり、第1の基地局の受信データは…1…0…0…で
あり、第2の基地局の受信データは…0…0…1…であ
り、第3の基地局の受信データは…0…1…0…である
場合、ビットの組み合わせは、…0…0…0…、…0…
0…1…、…0…1…0…、…0…1…1…、…1…0
…0…、…1…0…1…、…1…1…0…および…1…
1…1…の8通りであるが、このなかで…1…0…0
…、…0…0…1…および…0…1…0…は既に誤りが
ある組み合わせであるので、フレーム再構築の対象から
外すことができ、…0…0…0…、…0…1…1…、…
1…0…1…、…1…1…0…、…1…1…1…の5通
りについて、誤り検出を行えばよい。
【0107】したがって、フレームの再構築の最大回数
は、1フレームに不一致ビットが3つある場合は23 −
3=5回、1フレームに不一致ビットが4つある場合は
24−3=13回、1フレームに不一致ビットがNある
場合は2N −3回となる。
【0108】次に、図12を参照し、本発明の第2の実
施の形態において、フレームを再構築する際のビットの
選出方法の一例を説明する。上述したように、本実施の
形態においては、不一致ビットの数が多くなると、それ
だけフレームを再構築する際のビットの組み合わせの数
も増加し、処理時間の増大を招く。そこで、ここでは、
そのフレームが誤りのない組み合わせとなるビットの組
み合わせをいち早く見つけ出すための一手法について説
明する。
【0109】図12は、本発明の第2の実施の形態にお
いて、図1に示したフレーム再構築部16dで行うフレ
ーム再構築の組み合わせのうち、どの組み合わせが有力
な候補であるかを説明する図である。
【0110】この図12に示す例では、説明をわかりや
すくするため、すべてのビット誤りが各基地局で異なる
ビットに発生している場合について示し、また、すべて
のビットが0で構成されたフレームが移動局から送信さ
れた場合を示している。また、この例は、不一致ビット
が6箇所であり、3局選択ダイバーシチの場合の例であ
る。
【0111】図12に示すように、選択ダイバーシチを
行う基地局の数が3局以上の場合には、各基地局の不一
致ビットにおいて、ある基地局とは異なるが、別のある
基地局とは同じ値となるビットが存在することがある。
たとえば、図12において、不一致ビットのうち一番左
のビットは、第1の基地局が受信したフレームでは1で
あり、第2の基地局が受信したフレームでは0であり、
第3の基地局が受信したフレームでは0である。したが
って、このビットは、第2の基地局および第3の基地局
で0を受信しており、多数決から、0である可能性が、
1である可能性よりも高いと考えられる。
【0112】すなわち、図1に示したフレーム再構築部
16dにおいてフレームの再構築を行う際に、不一致ビ
ットのそれぞれにおいて多数決を行って決定された値を
用いた組み合わせを採用したフレームを、最初に作成
し、このフレームについて誤り検出部16eによる誤り
検出を行うようにする。このようにすることによって、
誤りのないフレームを見つけ出すまでの処理時間を短縮
することができる。
【0113】図13は、本発明による移動通信システム
の第3の実施の形態における基地局制御装置の構成を示
すブロック図である。
【0114】この実施の形態は、従来からよく知られた
誤り訂正符号の1つであるリードソロモン符号を用いた
通信方式に、本発明を用いた場合の例である。
【0115】本実施の形態の構成における、先に説明し
た本発明の第1の実施の形態の構成からの変更点は、基
地局制御装置を、基地局からのデータを保持するデータ
バッファと、データ通信のための外符号を処理する外符
号フレーム選択合成制御部と、外符号フレーム再構築部
と、外符号のリードソロモン復号部と、CRCチェック
を行う誤り検出部とから構成した点である。
【0116】本実施の形態では、図15に示した移動局
5が、図13に示す基地局21、基地局22および基地
局23の3つの基地局と同時に通信し、基地局21、基
地局22および基地局23の上位の基地局制御装置が図
13に示す基地局制御装置24であり、この基地局制御
装置24が他ネットワークへの接続装置7に接続される
場合について説明する。
【0117】基地局制御装置24は、外符号フレーム選
択合成制御部24aと、基地局21からの信号を蓄積す
るデータバッファ24bと、基地局22からの信号を蓄
積するデータバッファ24bと、基地局23からの信号
を蓄積するデータバッファ24cと、外符号フレーム再
構築部24eと、リードソロモン復号部24fと、誤り
検出部24gとから構成される。
【0118】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0119】図14は、本発明の第3の実施の形態の動
作を示すフローチャートである。
【0120】リードソロモン符号は情報シンボルにチェ
ックシンボルを付加することにより誤り訂正および消失
訂正を可能とするものである。ここで、誤り訂正とは受
信した信号のどのシンボルに誤りがあるのかがわからな
い場合に、送信側が送信した正しい信号に復元する処理
であり、消失訂正とは受信した信号のどのシンボルに誤
りがあるのかがわかっている場合に、送信側が送信した
正しい信号に復元する処理である。
【0121】一般によく知られているように、誤り訂正
能力は、チェックシンボルが2Nの場合N個の誤りシン
ボルを訂正できる。これは、誤りシンボル位置情報(受
信した信号のどのビットに誤りがあるのかの情報)がな
い場合に行うことができる。これに対して、消失訂正能
力は、チェックシンボルが2Nの場合2N個の消失シン
ボルを訂正できる。これは、誤りシンボル位置情報があ
る場合に行うことができる。つまり、誤りシンボル位置
が判明している場合は、不明な場合に比べ2倍の数のシ
ンボルを訂正できる。
【0122】図14においては、まず誤りビットの検出
を行う(H−1)。この誤りビットの検出は、先に本発
明の第2の実施の形態で説明したのと同じく、複数基地
局から受信したフレームどうしをビット単位で比較する
ことによって行われる。
【0123】1シンボルはたとえば6ビットで構成され
るが、本発明の第2の実施の形態で説明したような不一
致ビットがこの6ビット中にあった場合、その6ビット
によって構成されるシンボルを誤りシンボルとする(H
−2)。すなわち、各基地局から受信した信号の誤りビ
ットの位置が互いに異なっていれば、この処理によって
誤りシンボル位置情報が得られることになる。したがっ
て、本実施の形態によれば、誤り位置情報が得られる可
能性が高く、単にリードソロモン符号を用いた通信方式
に比べ、2倍の数のシンボルを訂正できるという効果が
ある。
【0124】次に、消失訂正が可能かどうか(誤り位置
情報が得られたかどうか)をチェックする(H−3)。
ここで消失訂正が可能であれば、誤り位置情報を用いて
消失訂正を行い(H−4)、消失訂正の結果に対してC
RCチェックを行って誤り検出を行う(H−5)。この
誤り検出で誤りがなければ処理を終了するが、誤りがあ
った場合にはステップ(H−2)で求めた誤り位置情報
が間違っていたということなので、通常のリードソロモ
ン符号による誤り訂正を行う(H−7)。
【0125】次に、ステップ(H−7)の誤り訂正の結
果に対してCRCチェックを行って誤り検出を行う(H
−8)。この誤り検出で誤りがなければ処理を終了する
が、誤りがあった場合には、図12を参照して説明した
多数決の硬判定を行う(H−11)。この多数決の硬判
定はダイバーシチを行う基地局が3局以上でなければな
らないため、図14のフローチャートではステップ(H
−10)として基地局の局数すなわちサイト数を確認す
るステップを挿入してある。
【0126】ステップ(H−11)の多数決の硬判定が
行われたならば、その結果に対して、通常のリードソロ
モン符号による誤り訂正を行う(H−12)。次に、ス
テップ(H−12)の誤り訂正の結果に対してCRCチ
ェックを行って誤り検出を行う(H−13)。
【0127】この誤り検出で誤りがなければ処理は完了
であるが、もし、ここでも誤りがあった場合には、たと
えば、先に説明した本発明の第2の実施の形態のよう
に、複数の基地局から送られた誤りがあるフレームの中
から、受信レベルのもっとも大きいフレームを他ネット
ワークとの接続装置7に送ることとしてもよい。
【0128】次に、本発明による移動通信システムの第
4の実施の形態について説明する。この実施の形態は、
従来からよく知られた誤り訂正符号の1つである畳み込
み符号化/ビタビ復号方法を用いた通信方式に、本発明
を用いた場合の例である。
【0129】本実施の形態の構成は、図1および図2と
同様であり、動作フローチャートは図3と同様であるの
で、図1、図2および図3を参照して説明する。
【0130】まず、図1および図2を参照し、本実施の
形態の構成を説明する。
【0131】移動局5から送信された信号は複数の基地
局で受信される。たとえば、図1に示す基地局11と基
地局13とで受信される。
【0132】基地局11および基地局13では、受信部
11bおよび13bにおいて受信アンテナ11aおよび
13aで受信した信号の高周波復調を行い、逆拡散部1
1dおよび13dにおいて疑似雑音(PN)符号で拡散
された信号の逆拡散を行い、この逆拡散された信号が復
号部11eおよび13eと受信レベル測定部11gおよ
び13gに送られる。
【0133】復号部11eおよび13eでは、畳み込み
符号化された信号をビタビ復号することによって、逆拡
散部11dおよび13dからの信号をユーザ情報信号に
復号し、同時にビタビ復号時にフレームを分割したユニ
ットごとの信頼度情報を得る。この信頼度情報は、いわ
ゆる受信エネルギーの大きさに基づいた情報であり、エ
ネルギーが大きいほど信頼度が高いものとする。
【0134】誤り検出部11fおよび13fでは、CR
Cチェックビットによる誤り検出を行う。また、受信レ
ベル測定部11gおよび13gでは、受信信号のレベル
を測定する。
【0135】基地局11および基地局13は、図18に
示したユーザ情報ビットおよびCRCチェックビット
と、誤り検出部11fおよび13fにおける検出結果の
誤り有無情報と、受信レベル測定部11gおよび13g
における測定結果の受信レベル情報と、フレームを分割
したユニットごとの信頼度情報とを基地局制御装置16
へ送信する。
【0136】図2に示すように、誤り検出部11fおよ
び13fからのユーザ情報ビットおよびCRCチェック
ビットはデータバッファ16bおよび16cに入力さ
れ、誤り検出部11fおよび13fからの誤り有無情報
は選択合成制御部16aの誤りなしデータ選択部16f
に入力され、受信レベル測定部11gおよび13gから
の受信レベル情報は選択合成制御部16aの最大受信レ
ベルデータ選択部16hに入力され、フレームを分割し
たユニットごとの信頼度情報は選択合成制御部16aの
誤りなしデータ選択部16fに入力される。
【0137】選択合成制御部16aは、ユーザ情報ビッ
トとCRCチェックビットを蓄積するデータバッファ1
6bおよび16cと、ユーザ情報ビットとCRCチェッ
クビットとで構成されるフレームを分割し再構築するフ
レーム再構築部16dと、再構築されたフレームのCR
Cチェックビットによる誤り検出を行う誤り検出部16
eとを制御し、ユーザ情報はデータバッファ16bおよ
び16cから直接、またはフレーム再構築部16dおよ
び誤り検出部16eを経て、他ネットワークとの接続装
置7へと送られる。
【0138】次に、図3を参照し、本実施の形態の動作
を説明する。
【0139】移動局5から基地局への信号(上り信号)
は複数の基地局(本実施の形態では基地局11および基
地局13)で受信される。各基地局では、図18に示し
た復号された信号の無線フレーム(たとえば10ms)
ごとに含まれる誤り検出信号(CRCチェックビット)
を用いた誤り検出と、送信電力周期ごとの受信レベル測
定とを行い、各基地局からその基地局の上位に接続する
基地局制御装置(本実施の形態では基地局制御装置1
6)に送られる。
【0140】ところで、ビタビ復号方法などでは、ビタ
ビ復号対象ビットのビットごとの信頼度情報を得ること
が可能であるので、それをユニットごとに積算すること
により、ユニットごとの信頼度情報が得られる。本実施
の形態では、これを利用し、先に説明した本発明の第1
の実施の形態のようにユニットの組み合わせをいろいろ
と変えて誤りのないフレームを見つけ出す際に、この信
頼度情報を利用しようとするものである。
【0141】本実施の形態で基地局から基地局制御装置
に送られる必須情報は、 1.ユーザ情報(ユーザ情報ビット) 2.ユーザ情報の誤り検出情報(CRCチェックビッ
ト) 3.ユーザ情報の誤り有無情報(CRCチェック:OK
/NG) 4.フレームの受信レベル情報(Eb/I0:ユーザ情
報ビットエネルギーと帯域あたりの平均干渉エネルギー
との比) 5.フレームを分割したユニットごとの信頼度情報であ
る。
【0142】基地局制御装置16の誤りなしデータ選択
部16fでは、複数の基地局から送られてきたフレーム
の中に誤りのないフレームがあるかどうかを判定し(F
−1)、誤りのないフレームがある場合には、データバ
ッファ16bおよび16cのうち誤りのないフレームが
蓄積された方のデータバッファに対して出力を指示し、
その誤りのないフレームを他ネットワークとの接続装置
7に送信する(F−2)。
【0143】一方、ステップ(F−1)において、すべ
ての基地局からのフレームが誤っていた場合には、その
旨が誤りなしデータ選択部16fからフレーム再構築制
御部16gに対して伝えられ、フレーム再構築制御部1
6gに制御されたフレーム再構築部16dがデータバッ
ファ16bおよび16cに蓄積されたフレームの分解、
再構築を行う(F−3)。以下にこの再構築について説
明する。
【0144】本実施の形態における再構築は、先に説明
した本発明の第1の実施の形態と同様であるが、複数あ
るユニットの組み合わせのうちのどの組み合わせから実
際に再構築してみるかが異なる。
【0145】本実施の形態における再構築は、次の2つ
のルールに従っておこなう。 1.フレームを分割したユニットを組み換えた結果、す
べて同一基地局からのユニットとなる場合は、誤りがあ
ることが明らかであるので、その組み合わせでは誤り検
出処理を行わない。 2.フレームを分割したユニットのうち信頼度の高いユ
ニットから先に、組み換え候補として選択する。
【0146】このルールに基づいて再構築されたフレー
ムは誤り検出部16eで誤り検出され、誤りがない場合
は、この再構築されたフレームを他ネットワークとの接
続装置に送る(F−6)。
【0147】ステップ(F−4)の誤り検出の結果、今
回のユニットの組み合わせではフレームに誤りがある場
合には(F−5)、フレーム再構築制御部16gは、誤
りがなくなる可能性のあるすべての組み合わせについて
再構築および誤り検出を行ったか否かを判断する(F−
7)。
【0148】ステップ(F−7)の判断の結果、まだ、
再構築および誤り検出を行っていない組み合わせがある
場合には、ステップ(F−3)に戻り、新たな組み合わ
せについて再構築および誤り検出を行う。
【0149】ステップ(F−7)の判断の結果、すべて
の組み合わせについて再構築および誤り検出を行った場
合には、フレーム再構築制御部16gは、最大受信レベ
ルデータ選択部16hにその旨を伝える。これを受けた
最大受信レベルデータ選択部16hでは、基地局11お
よび13の受信レベル測定部11gおよび13gからの
受信レベル情報を参照し、データバッファ16bおよび
16cに蓄積したフレームのうち受信レベルの大きな方
のフレームを他ネットワークとの接続装置7に送信する
ようにデータバッファ16bおよび16cに指示する
(F−8)。
【0150】なお、本実施の形態においても、処理時間
の制約のため、フレームの最大再構築回数を決めておき
(たとえば10回)、その回数に達した時点で、再構築
をやめ、複数の基地局から送られた誤りがあるフレーム
の中から、受信レベルのもっとも大きいフレームを他ネ
ットワークとの接続装置7に送ることとしてもよい。
【0151】また、本実施の形態においては、基地局1
1および13の復号部11eおよび13eにおいて、フ
レームを分割したユニットごとの信頼度情報を得、これ
を基地局制御装置16に送信するが、基地局制御装置で
はこの復号部11eおよび13eにおけるフレームの分
割数および分割方法を知らないと、受信した信頼度情報
がどのようなユニットに対してのものなのかわからず利
用することができないため、フレームの分割数および分
割方法は基地局と基地局制御装置とで既知となるように
する必要がある。
【0152】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、基地局間選択ダ
イバーシチにおいて、すべての基地局で受信した信号に
誤りがある場合に、誤り率を低減させることができるこ
とである。
【0153】その理由は、第1の実施の形態に示したよ
うに、各基地局で受信した信号をそれぞれ複数に分割
し、分割された信号のすべての組み合わせについて再構
築、再度誤り検出を行うこと、または、第2の実施の形
態に示したように、各基地局で受信した信号の比較を行
い、信号が異なっている部分の情報ビットをすべての組
み合わせについて再構築、再度誤り検出を行うこと、に
より誤りのない信号を得る機会を増やすことができるか
らである。
【0154】本発明の第2の効果は、上記の機能が容易
に実現可能であることである。
【0155】その理由は、本発明では従来の基地局制御
装置に新たな機能であるフレーム再構築機能と誤り検出
機能とを追加するが、基地局と基地局制御装置との間の
通信プロトコルとしては従来と同様のものを用いること
ができるからである。
【0156】本発明の第3の効果は、基地局間選択ダイ
バーシチにおいて、すべての基地局で受信した信号に誤
りがある場合に、誤り率の低減と選択合成処理の高速化
とを同時に実現できることである。
【0157】その理由は、第4の実施の形態に示したよ
うに、各基地局で受信した信号をそれぞれ複数に分割
し、ビタビ復号時に分割された信号ごとに信頼度情報を
求め、分割された信号の信頼度が大きい順にフレームの
再構築を行うことにより、誤りのない分割された信号の
組み合わせを早く見つけることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動通信システムの第1の実施の
形態における基地局および基地局制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示した選択合成制御部の内部構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】第1の実施の形態におけるフレームの分割につ
いて説明する図である。
【図5】第1の実施の形態におけるフレーム再構築の一
例を示す図である。
【図6】フレームの分解、再構築の際のユニットの組み
合わせの数について説明する図であり、(a)〜(d)
はユニットの組み合わせの例を示す図である。
【図7】選択合成を行う基地局(ダイバーシチの基地
局)数とフレーム分割数とをいろいろに変えた場合の、
フレーム誤り率および処理を必要とする組み合わせ数を
一覧にした表図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態において、図1に示
したフレーム再構築部で行うフレームのビット単位での
比較の意義について説明する図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態において、図1に
示したフレーム再構築部で行うフレーム再構築の組み合
わせの数について説明する図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態において、図1に
示したフレーム再構築部で行うフレーム再構築の組み合
わせの数について説明する図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態において、図1に
示したフレーム再構築部で行うフレーム再構築の組み合
わせのうち、どの組み合わせが有力な候補であるかを説
明する図である。
【図13】本発明による移動通信システムの第3の実施
の形態における基地局制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】移動通信システムの概略構成図である。
【図16】従来の基地局および基地局制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図17】図16に示した選択合成制御部の内部構成を
示すブロック図である。
【図18】移動通信システムにおけるフレームの構成の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1、3、11、13、21、22、23 基地局 1a、3a、11a、13a 受信アンテナ 1b、3b、11b、13b 受信部 1c、3c、11c、13c アナログデジタル変換部 1d、3d、11d、13d 逆拡散部 1e、3e、11e、13e 復号部 1f、3f、11f、13f 誤り検出部 1g、3g、11g、13g 受信レベル測定部 2、4 セル 5 移動局 6、16、24 基地局制御装置 6a、16a 選択合成制御部 6b、6c、16c、16b、24b、24c、24d
データバッファ 6d、16f 誤りなしデータ選択部 6e、16h 最大受信レベルデータ選択部 16d フレーム再構築部 16e、24g 誤り検出部 16g フレーム再構築制御部 24a 外符号フレーム選択合成制御部 24e 外符号フレーム再構築部 24f リードソロモン復号部 7 他ネットワークとの接続装置 17、18、17a、17b、18a、18b ユニッ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日(1999.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、移動局からの信号を複数の基地局で受信
し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制御
装置に送信する基地局間選択ダイバーシチを用いた移動
通信システムにおいて、前記基地局制御装置が前記複数
の基地局から受信する信号が、移動局が送信する実情報
であるユーザ情報ビットと誤り検出符号であるCRCチ
ェックビットとから成るフレームで構成され、前記基地
局制御装置が、前記複数の基地局からのフレームのそれ
ぞれを所定の大きさのユニットに分割し、該ユニットの
組み合わせを変えた各フレームの誤り検出を行い、誤り
のない組み合わせのフレームを選択することによって、
通信誤りのない信号を作成することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、本発明は、移動局からの信号を複数
の基地局で受信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信
号を基地局制御装置に送信する基地局間選択ダイバーシ
チを用いた移動通信システムにおいて、前記基地局制御
装置が、前記複数の基地局から受信した信号どうしをビ
ット単位で比較し、該比較の結果一致しないビットにつ
いて値を変え、該値を変えた各信号の誤り検出を行い、
誤りのない値の信号を選択することによって、通信誤り
のない信号を作成することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、本発明は、移動局からの信号を複数
の基地局で受信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信
号を基地局制御装置に送信する基地局間選択ダイバーシ
チを用いた移動通信システムにおいて、前記複数の基地
局が前記移動局から受信する信号がリードソロモン符号
化された信号であり、前記基地局制御装置が、前記複数
の基地局から受信した信号どうしをビット単位で比較
し、該比較の結果一致しないビットの含まれるシンボル
が誤りシンボルであると推定し、該推定結果をリードソ
ロモン復号の誤りシンボル位置情報とすることにより、
リードソロモン復号による誤り訂正能力を向上すること
を特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】また、本発明は、請求項1に記載の移動通
信システムにおいて、前記複数の基地局が前記移動局か
ら受信する信号が畳み込み符号化された信号であり、前
記基地局において該信号をビタビ復号するときに前記フ
レームを分割したユニットごとの受信エネルギーの大き
さである信頼度情報を得、前記基地局制御装置が、前記
ユニットの組み合わせを変更する際に、前記信頼度情報
の信頼度が高いユニットから組み換え候補として選択す
ることにより、誤りのないフレームを見つける際の処理
時間を短縮することを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】削除
フロントページの続き Fターム(参考) 5K059 AA08 BB01 CC02 CC03 DD35 5K067 AA01 AA23 AA26 BB02 BB21 CC24 DD13 DD46 DD51 EE02 EE10 EE16 EE22 EE24 FF02 FF31 HH26 HH27

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機器からの通信情報を複数の受信機
    器で受信し、該複数の受信機器で受信した通信情報のい
    ずれにも通信誤りがあった場合、前記複数の受信機器の
    いずれかで受信した通信情報と他の受信機器で受信した
    通信情報とに基づいて通信誤りのない通信情報を作成す
    ることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 移動局からの信号を複数の基地局で受信
    し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制御
    装置に送信する基地局間選択ダイバーシチを用いた移動
    通信システムにおいて、 前記基地局制御装置が、前記複数の基地局のうちの所定
    の基地局からの信号と他の基地局からの信号とに基づい
    て通信誤りのない信号を作成することを特徴とする移動
    通信システム。
  3. 【請求項3】 前記基地局制御装置が前記複数の基地局
    から受信する信号が、移動局が送信する実情報であるユ
    ーザ情報ビットと誤り検出符号であるCRCチェックビ
    ットとから成るフレームで構成され、前記基地局制御装
    置が、前記複数の基地局からのフレームのそれぞれを所
    定の大きさのユニットに分割し、該ユニットの組み合わ
    せを変えることによって、通信誤りのない信号を作成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の移動通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記基地局制御装置が、前記複数の基地
    局から受信した信号どうしをビット単位で比較し、該比
    較の結果一致しないビットについて値を変えることによ
    って、通信誤りのない信号を作成することを特徴とする
    請求項2に記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 移動局からの信号を複数の基地局で受信
    し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制御
    装置に送信する基地局間選択ダイバーシチを用いた移動
    通信システムにおいて、 前記複数の基地局が前記移動局から受信する信号がリー
    ドソロモン符号化された信号であり、前記基地局制御装
    置が、前記複数の基地局から受信した信号どうしをビッ
    ト単位で比較し、該比較の結果一致しないビットの含ま
    れるシンボルが誤りシンボルであると推定し、該推定結
    果をリードソロモン復号の誤りシンボル位置情報とする
    ことにより、リードソロモン復号による誤り訂正能力を
    向上することを特徴とする移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の基地局が前記移動局から受信
    する信号が畳み込み符号化された信号であり、前記基地
    局において該信号をビタビ復号するときに前記フレーム
    を分割したユニットごとの受信エネルギーの大きさであ
    る信頼度情報を得、 前記基地局制御装置が、前記ユニットの組み合わせを変
    更する際に、前記信頼度情報の信頼度が高いユニットか
    ら組み換え候補として選択することにより、誤りのない
    フレームを見つける際の処理時間を短縮することを特徴
    とする請求項3に記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 移動局からの信号を複数の基地局で受信
    し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制御
    装置に送信する基地局間選択ダイバーシチを用いた移動
    通信システムの基地局制御装置において、 前記複数の基地局のうちの所定の基地局からの信号と他
    の基地局からの信号とに基づいて通信誤りのない信号を
    作成することを特徴とする基地局制御装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の基地局から受信する信号が、
    移動局が送信する実情報であるユーザ情報ビットと誤り
    検出符号であるCRCチェックビットとから成るフレー
    ムで構成され、前記複数の基地局からのフレームのそれ
    ぞれを所定の大きさのユニットに分割し、該ユニットの
    組み合わせを変えることによって、通信誤りのない信号
    を作成することを特徴とする請求項7に記載の基地局制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の基地局から受信した信号どう
    しをビット単位で比較し、該比較の結果一致しないビッ
    トについて値を変えることによって、通信誤りのない信
    号を作成することを特徴とする請求項7に記載の基地局
    制御装置。
  10. 【請求項10】 移動局からの信号を複数の基地局で受
    信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制
    御装置に送信する基地局間選択ダイバーシチを用いた移
    動通信システムの基地局制御装置において、 前記複数の基地局が前記移動局から受信する信号がリー
    ドソロモン符号化された信号であり、前記複数の基地局
    から受信した信号どうしをビット単位で比較し、該比較
    の結果一致しないビットの含まれるシンボルが誤りシン
    ボルであると推定し、該推定結果をリードソロモン復号
    の誤りシンボル位置情報とすることにより、リードソロ
    モン復号による誤り訂正能力を向上することを特徴とす
    る基地局制御装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の基地局が前記移動局から受
    信する信号が畳み込み符号化された信号であり、前記基
    地局から前記フレームを分割したユニットごとの受信エ
    ネルギーの大きさである信頼度情報を受信し、 前記ユニットの組み合わせを変更する際に、前記信頼度
    情報の信頼度が高いユニットから組み換え候補として選
    択することにより、誤りのないフレームを見つける際の
    処理時間を短縮することを特徴とする請求項8に記載の
    基地局制御装置。
  12. 【請求項12】 移動局からの信号を複数の基地局で受
    信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制
    御装置に送信する基地局間選択ダイバーシチ方法におい
    て、 前記基地局制御装置が、前記複数の基地局のうちの所定
    の基地局からの信号と他の基地局からの信号とに基づい
    て通信誤りのない信号を作成することを特徴とする基地
    局間選択ダイバーシチ方法。
  13. 【請求項13】 前記基地局制御装置が前記複数の基地
    局から受信する信号が、移動局が送信する実情報である
    ユーザ情報ビットと誤り検出符号であるCRCチェック
    ビットとから成るフレームで構成され、前記基地局制御
    装置が、前記複数の基地局からのフレームのそれぞれを
    所定の大きさのユニットに分割し、該ユニットの組み合
    わせを変えることによって、通信誤りのない信号を作成
    することを特徴とする請求項12に記載の基地局間選択
    ダイバーシチ方法。
  14. 【請求項14】 前記基地局制御装置が、前記複数の基
    地局から受信した信号どうしをビット単位で比較し、該
    比較の結果一致しないビットについて値を変えることに
    よって、通信誤りのない信号を作成することを特徴とす
    る請求項12に記載の基地局間選択ダイバーシチ方法。
  15. 【請求項15】 移動局からの信号を複数の基地局で受
    信し、該複数の基地局のそれぞれが前記信号を基地局制
    御装置に送信する基地局間選択ダイバーシチ方法におい
    て、 前記複数の基地局が前記移動局から受信する信号がリー
    ドソロモン符号化された信号であり、前記基地局制御装
    置が、前記複数の基地局から受信した信号どうしをビッ
    ト単位で比較し、該比較の結果一致しないビットの含ま
    れるシンボルが誤りシンボルであると推定し、該推定結
    果をリードソロモン復号の誤りシンボル位置情報とする
    ことにより、リードソロモン復号による誤り訂正能力を
    向上することを特徴とする基地局間選択ダイバーシチ方
    法。
  16. 【請求項16】 前記複数の基地局が前記移動局から受
    信する信号が畳み込み符号化された信号であり、前記基
    地局において該信号をビタビ復号するときに前記フレー
    ムを分割したユニットごとの受信エネルギーの大きさで
    ある信頼度情報を得、 前記基地局制御装置が、前記ユニットの組み合わせを変
    更する際に、前記信頼度情報の信頼度が高いユニットか
    ら組み換え候補として選択することにより、誤りのない
    フレームを見つける際の処理時間を短縮することを特徴
    とする請求項13に記載の基地局間選択ダイバーシチ方
    法。
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