JPH04259135A - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

ディジタル無線通信装置

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JPH04259135A
JPH04259135A JP3041253A JP4125391A JPH04259135A JP H04259135 A JPH04259135 A JP H04259135A JP 3041253 A JP3041253 A JP 3041253A JP 4125391 A JP4125391 A JP 4125391A JP H04259135 A JPH04259135 A JP H04259135A
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sacch
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正之 田中
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    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル方式を採用
した自動車電話装置や携帯電話装置、コードレス電話装
置等のディジタル無線通信装置に係わり、特に伝送フォ
ーマットの異なる複数種のデータの誤り検出を簡単な構
成で行なえるようにしたディジタル無線通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、無線電話システムの一つとして、
ディジタル方式を採用したシステムが提唱されている。 この種のシステムは、基地局と移動局との間で制御信号
だけでなく通話音声等の通信内容もディジタル化して伝
送するもので、秘話性の確保、データとの親和性の向上
、無線周波数の有効利用等が可能となり、非常に注目さ
れている。
【0003】図4はこの種のシステムの構成の一例を示
すもので、有線電話網NWに接続された制御局CSと、
この制御局CSに対しそれぞれ有線回線CL1〜CLn
を介して接続された複数の基地局BS1〜BSnと、複
数の移動局PS1〜PSmとから構成されている。上記
各基地局BS1〜BSnは、それぞれ異なるエリアに無
線ゾーンE1〜Enを形成する。移動局PS1〜PSm
は、自局が位置している無線ゾーンの基地局に対し無線
回線を介して接続され、さらにこの基地局から制御局C
Sを介して有線電話網NWに接続される。
【0004】またこのシステムは、一般に時分割多元接
続(TDMA)方式を使用して基地局と移動局との間の
無線通信を行なっている。すなわち、各移動局PS1〜
PSmには複数の無線周波数が共通に割り当てられてい
る。これらの無線周波数により伝送される信号はフレー
ムを構成しており、1フレームは例えば6スロットによ
り構成されている。そして、任意の移動局PSiが通信
を行なう場合には、この移動局PSiに任意の無線周波
数の空きスロットを割当て、以後移動局PSiは基地局
BSiとの間でこのスロットを使用して無線通信を行な
う。
【0005】ところで、基地局から移動局へ伝送される
スロットの信号フォーマットは、例えば図5に示す如く
構成される。すなわち、先頭には28ビットの同期信号
SYNCが配置され、続いて順に12bit の低速デ
ータSACCH(Slow Associated  
 Control Channel )、130bit
の高速データFACCH(Fast Associat
ed       Control Channel 
)、12bit の照合コードCDVCC(Coded
 Digital         Verifica
tion Coler Code )が配置され、さら
に130bitの高速データFACCHおよび12bi
t の予備ビットが配置されている。このうちFACC
H(260bit)は、例えば接続制御用の制御データ
を伝送するために用いられ、誤り訂正能力を与えるため
に65bit の原データに対し4倍の畳み込み符号化
を行なったものとなっている。図6(b)はFACCH
の原データの構成を示すもので、48bit のメッセ
ージの頭部に1bitの継続フラグCFを配置するとと
もに、後尾に誤り検出コードである16bit のCR
C(Cyclic Redundancy Check
 )符号を配置している。一方SACCHは、主として
通話中のデータ伝送用として使用され、66bit の
原データに対し2倍の畳み込み符号化を行なったもので
ある。 図6(a)はSACCHの原データの構成を示すもので
、48bit のメッセージの頭部に1bitの継続フ
ラグCFおよび予備ビットRを配置するとともに、後尾
に上記FACCHと同様に誤り検出コードである16b
it のCRC(Cyclic Redundancy
 Check )符号を配置している。また、上記FA
CCHは1スロットで1データ(65bit )が伝送
されるが、SACCHは1データ(66bit )を1
1スロットに分けて6bitずつ伝送される。
【0006】すなわち、各スロットでは伝送フォーマッ
トの異なるFACCHとSACCHという2つのデータ
がそれぞれ伝送される。したがって、これらのデータを
受信する無線通信装置では、従来より例えば受信された
FACCHデータおよびSACCHデータを分離したの
ち別個のCRC復号回路で誤り検出を行ない、この誤り
検出により誤りが検出されなかった場合に正しいデータ
として制御回路本体に取り込むようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来考えられている装置では、FACCHデータおよび
SACCHデータ毎にそのCRC符号を復号するための
CRC復号回路をそれぞれ設けているため、無線通信装
置の回路構成が複雑で大形化し、また消費電力の増大を
招くという欠点があった。
【0008】本発明は上記事情に着目し、伝送フォーマ
ットの異なる複数のデータの誤り検出を共通の回路で行
なえるようにし、これにより回路構成を簡単かつ小形化
して消費電力を低減することができるディジタル無線通
信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、互いに伝送フォーマットが異なりかつ共通
の誤り検出符号が付加された複数のデータを1スロット
に挿入して伝送するシステムで使用されるディジタル無
線通信装置において、受信データの蓄積手段と、上記複
数の受信データに対し共通に設けられた1個の誤り検出
手段とを備えている。そして、上記蓄積手段により、自
己宛てのスロットが受信された場合にこの1スロット内
に挿入されている上記複数の受信データを各別に蓄積し
、かつこれらの蓄積された複数の受信データをそれぞれ
予め定められた所定量分蓄積されたのちに相互に異なる
時間帯に読出すようにし、この蓄積手段から読出された
各受信データを上記誤り検出手段でそれぞれ取り込んで
、これらの受信データ毎にその誤り検出符号に基づいて
受信データの誤り検出を行なうようにしたものである。
【0010】
【作用】この結果本発明によれば、伝送フォーマットが
異なる複数のデータは、それぞれデータ蓄積手段に1デ
ータ分が蓄積されたのち、相互に異なる時間帯に読出さ
れて誤り検出手段に供給される。すなわち、誤り検出手
段には複数のデータが1データ単位で時分割で供給され
ることになる。このため、誤り検出手段は1つの回路で
も上記複数のデータをそれぞれ誤り検出処理することが
可能となり、これにより誤り検出手段を1つに統合し得
て装置の回路構成を簡単かつ小形化することができる。 また、誤り検出手段を1回路に統合したことにより、装
置の消費電力を低減することができる。以上の効果は、
特に移動局として使用される携帯形の無線通信装置にあ
って、無線機を小形軽量化し、かつバッテリの寿命の延
長する上で非常に有効である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における移動局装
置の構成を示す回路ブロック図である。移動局装置は送
信系、受信系および制御系に大別される。尚、40は電
源としてのバッテリである。
【0012】送信系は、送話器11と、音声符号器(S
PCOD)12と、誤り訂正符号器(CHCOD)13
と、ディジタル変調器(MOD)14と、加算器15と
、電力増幅器(PA)16と、高周波スイッチ回路(S
W)17と、アンテナ18とから構成される。音声符号
器12では、送話器11から出力された送話信号の符号
化が行なわれる。また誤り訂正符号器13では、上記音
声符号器12から出力されたディジタル化送話信号およ
び後述する制御回路31から出力されるディジタル化制
御信号の誤り訂正符号化が行なわれる。この誤り訂正符
号化の符号としては例えば畳み込み符号が用いられる。 ディジタル変調器14では、上記誤り訂正符号器13か
ら出力されたディジタル化送信信号に応じた変調信号が
発生される。加算器15では、この変調信号が周波数シ
ンセサイザ32から出力された搬送波信号に加算され、
これにより周波数変換される。そして電力増幅器16で
は、上記加算器15から出力された無線送信信号が所定
の送信電力に増幅される。高周波スイッチ17は、制御
回路31から指定された送信タイムスロットの期間だけ
導通状態となり、この期間に上記電力増幅器16から出
力された無線送信信号をアンテナ18に供給してこのア
ンテナ18から基地局BS1〜BSmに向けて送出する
【0013】これに対し受信系は、受信機(RX)21
と、ディジタル復調器(DEM)22と、誤り訂正復号
器(CHDEC)23と、音声復号器(SPDEC)2
4と、受話器25とから構成される。受信機21では、
自装置に割り当てられた所定のスロットの受信期間にお
いて、アンテナ18および高周波スイッチ17により受
信された無線受信信号の周波数変換が行なわれる。ディ
ジタル復調器22では、上記受信機21から出力された
受信信号に対するビット同期およびフレーム同期がとら
れ、その同期信号は制御回路31に供給される。誤り訂
正復号器23では、上記ディジタル復調器22から出力
されたディジタル復調信号が誤り訂正復号化される。そ
して、この誤り訂正復号化により再生されたベースバン
ド信号のうち、ディジタル化通話信号は音声復号器24
へ出力され、またディジタル化制御信号は制御回路31
に供給される。音声復号器24では、上記ディジタル化
通話信号の復号化処理が行なわれる。そして、この復号
化処理により元に戻されたアナログの受話信号は、受話
器25から拡声出力される。
【0014】また制御系は、制御回路(CONT)31
と、周波数シンセサイザ(SYN)32と、受信電界強
度検出回路(RSSI)33と、発信要求スイッチ34
とを備えている。周波数シンセサイザ32は、制御回路
31により指定された無線チャネルに対応する周波数を
発生する。受信電界強度検出回路33では、基地局BS
1〜BSnから送信された電波の受信電界強度が検出さ
れ、その検出信号は制御回路31に供給される。
【0015】さて、制御回路31は例えば次のように構
成される。図2はその要部構成を示す回路ブロック図で
ある。制御回路31は例えばマイクロコンピュータ(C
PU)からなる制御回路本体50に加えて、制御データ
の誤り検出回路を備えている。この誤り訂正回路は、第
1の切換回路(SW1)51と、FACCHデータ用の
シフトレジスタ(FACCHSR)52と、SACCH
データ用のシフトレジスタ(SACCHSR)53と、
第2の切換回路(SW2)54と、CRC用のシフトレ
ジスタ(CRCSR)56およびCRC復号器(CRC
DEC)57からなるCRC復号回路55と、タイミン
グ発生回路58とを備えている。
【0016】第1の切換回路51は、タイミング発生回
路58から発生された切換信号SS1に応じて切換動作
し、これにより誤り訂正復号器23から出力されたベー
スバンド信号DINの中からFACCHデータおよびS
ACCHデータを選択してそれぞれFACCH用シフト
レジスタ52およびSACCH用シフトレジスタ53に
供給する。
【0017】FACCH用シフトレジスタ52は、タイ
ミング発生回路58から発生されたタイミング信号SR
1に同期して動作するもので、1スロットの受信期間中
において、上記第1の切換回路51を介して入力された
FACCHデータを直列に取り込んで蓄積するとともに
、1データ分(65bit )を蓄積した時点でこの1
データ分のFACCHデータを並列に出力する。
【0018】SACCH用シフトレジスタ53は、タイ
ミング発生回路58から発生されたタイミング信号SR
2に同期して動作するもので、各スロットにおいて上記
第1の切換回路51を介して入力されたSACCHデー
タ(6bit )を直列に取り込んで蓄積し、かつ11
スロット分のSACCHデータを、つまり1データ分の
SACCHデータ(66bit )を蓄積した時点で、
この1データ分のSACCHデータを並列に出力する。
【0019】第2の切換回路54は、タイミング発生回
路58から発生される切換信号SS2に応じて切換動作
するもので、上記FACCH用シフトレジスタ52およ
びSACCH用シフトレジスタ53から出力されたFA
CCHデータおよびSACCHデータを選択的にCRC
シフトレジスタ56に供給する。
【0020】CRCシフトレジスタ56は、タイミング
発生回路58から発生されるタイミング信号SR3に同
期して動作し、上記第2の切換回路54を介して供給さ
れたFACCHデータおよびSACCHデータを一旦保
持したのち、これらのデータのすべてをCRC復号器5
7へ直列にシフト出力する。CRC復号器57は、上記
CRCシフトレジスタ56から供給されたCRC符号を
復号し、その復号結果から誤りの有無を判定する。そし
て、誤りが無ければ制御回路本体(CPU)50に対し
割込信号INT1,INT2を供給する。
【0021】タイミング発生回路58は、ディジタル復
調器22から出力された同期信号を基に、上記各切換回
路51,54および各シフトレジスタ52,53,56
の動作に必要な切換信号SS1,SS2およびタイミン
グ信号SR1〜SR3を作成して出力するものである。 尚、タイミング発生回路58は、CRC復号器57の動
作に必要なタイミング信号DSも発生する。
【0022】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。自装置に割り当てられたスロットの受信期
間において、受信機21で無線ディジタル信号が受信さ
れると、この受信ディジタル信号はディジタル復調器2
2でディジタル復調されたのち、誤り訂正復号器23で
誤り訂正復号化処理が行われる。この誤り訂正復号化処
理により、送信側で誤り訂正符号化されていた12bi
t のSACCHデータは、6bitの原データに復号
される。また同様に260bitのFACCHデータは
、65bit の原データに復号される。そして、これ
らの復号されたSACCHデータおよびFACCHデー
タは、一定の時間間隔で例えば図3のDINに示す如く
制御回路31へ出力される。
【0023】さて、そうして上記誤り訂正復号器23か
ら誤り訂正復号されたベースバンド信号DINが出力さ
れると、制御回路31では第1の切換回路51が切換信
号SS1に従って所定のタイミングで切換わり、これに
より上記受信ベースバンド信号DINのうちのSACC
Hデータ(6bit)はSACCH用シフトレジスタ5
3に、またFACCHデータ(65bit )はFAC
CH用シフトレジスタ52にそれぞれ振り分けられて蓄
積される。図3は、その動作のタイミングを示すもので
ある。
【0024】そして、上記FACCH用シフトレジスタ
52に65bit のFACCHデータが蓄積されると
、その時点でFACCH用シフトレジスタ52から上記
1データ分のFACCHデータが並列に出力され、この
並列データは第2の切換回路54を介してCRCシフト
レジスタ56にラッチされる。CRCシフトレジスタ5
6は、ラッチした上記並列データをCRC復号器57へ
直列にシフト出力する。このため、CRC復号器57で
は上記FACCHデータのCRC符号の復号化処理が行
なわれ、これによりいま入力されたFACCHデータに
誤りがないか否かが判定される。そして、いま正しいC
RC符号が入力されたとすれば、制御回路本体50に対
し割り込み信号INT1が出力される。そうすると、制
御回路本体50は現時点でFACCH用シフトレジスタ
52から並列出力されているFACCHデータのメッセ
ージ部分FMをデータバスを介して取り込み、その内容
を解析する。これに対し、上記CRC復号器57に入力
されたCRC符号に誤りがあったとすると、CRC復号
器57からは割り込み信号INT1が発生されない。こ
のため、制御回路本体50は上記FACCH用シフトレ
ジスタ52に保持されているデータの取り込みを行なわ
ない。
【0025】一方、SACCH用シフトレジスタ53に
おいても、6bitのデータが蓄積された時点で、この
6bitとそれまでに既に蓄積されている60bit 
とを含む66bit のSACCHデータが並列に出力
される。そして、この並列データがCRC復号器57で
誤り検出処理され、これによりいまSACCH用シフト
レジスタ53に保持されているデータは正しいか否かが
判定される。しかし、SACCHデータは11スロット
で1つの完成された66bit データとなるため、1
1スロット分のデータを蓄積するまでは正しいCRC符
号は得られない。このため、11スロット目を受信する
までの10スロットでは、CRC復号器57からは割り
込み信号INT2は発生されず、したがって制御回路本
体50はSACCH用シフトレジスタ53からデータの
取り込みを行なわない。そして、11スロット目のSA
CCHデータがSACCH用シフトレジスタ53に入力
されると、このSACCH用シフトレジスタ53からは
フレーム同期の捕れた正しいSACCHデータ(66b
it )が並列出力される。このため、CRC復号器5
7には正しいCRC符号が入力されて、この結果割り込
み信号INT2が発生される。したがって、制御回路本
体50は、現時点でSACCH用シフトレジスタ53に
保持されているSACCHデータのメッセージ部分SM
をデータバスを介して取り込み、その解析を行なう。
【0026】このように本実施例であれば、CRC復号
器57にはSACCHデータとFACCHデータとが時
間的に相互に重ならないように供給される。このため、
CRC復号器57は1回路でありながらSACCHデー
タおよびFACCHデータの各CRC復号をそれぞれ何
ら支障なく行なうことができ、これにより制御回路31
内の誤り検出部の回路構成を簡単化することができる。 また、CRC復号器を1回路で共用することにより消費
電力も低減することができる。したがって、本実施例で
あれば、移動局の無線装置を小形軽量化しかつバッテリ
寿命を延長させることができる。
【0027】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施例ではFACCHデータお
よびSACCHデータとも各スロット毎にシフトレジス
タ52,53から読出すようにしたが、各スロット毎に
読出すデータはFACCHデータのみとし、SACCH
データは11スロット毎に読出すようにしてもよい。ま
た、誤り検出符号としてCRC符号以外にBCH符号や
パリティ符号等の他の誤り検出符号を使用した場合にも
同様に適用することができる。その他、データ蓄積手段
および誤り検出手段の回路構成やデータの転送タイミン
グ、FACCHデータおよびSACCHデータの構成等
についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施できる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、自
己宛てのスロットが受信された場合にこの1スロット内
に挿入されている上記複数の受信データを各別に蓄積し
、かつこれらの蓄積された複数の受信データをそれぞれ
予め定められた所定量分蓄積されたのちに相互に異なる
時間帯に読出すようにし、この蓄積手段から読出された
各受信データを1個の誤り検出手段によりその誤り検出
符号に基づいて受信データの誤り検出を行なうようにし
たことによって、伝送フォーマットの異なる複数のデー
タの誤り検出を共通の回路で行なうことができるように
なり、これにより回路構成を簡単かつ小形化して消費電
力を低減することができるディジタル無線通信装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル無線通信
装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置の要部構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図3】図2に示した装置の動作説明に使用するタイミ
ング図。
【図4】ディジタル無線電話システムの概略構成図。
【図5】基地局から移動局へ伝送されるスロットの信号
フォーマットの一例を示す図。
【図6】SACCHデータおよびFACCHデータの構
成を示す図。
【符号の説明】
NW…有線電話網、CL1〜CLn…有線回線、BS1
〜BSn…基地局、PS1〜PSm…移動局、11…送
話器、12…音声符号器、13…誤り訂正符号器、14
…ディジタル変調器、15…加算器、16…電力増幅器
、17…高周波スイッチ、18…アンテナ、21…受信
機、22…ディジタル復調器、23…誤り訂正復号器、
24…音声復号器、25…受話器、31…制御回路、3
2…周波数シンセサイザ、33…受信電界強度検出回路
、34…発信要求スイッチ、40…バッテリ、50…制
御回路本体、51…第1の切換回路、52…FACCH
用シフトレジスタ、53…SACCH用シフトレジスタ
、54…第2の切換回路、55…CRC復号回路、56
…CRCシフトレジスタ、57…CRC復号器、58…
タイミング発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに伝送フォーマットが異なりかつ
    共通の誤り検出符号が付加された複数のデータを1スロ
    ットに挿入して伝送するシステムで使用されるディジタ
    ル無線通信装置において、自己宛てのスロットが受信さ
    れた場合にこの1スロット内に挿入されている前記複数
    の受信データを各別に蓄積し、かつこれらの蓄積された
    複数の受信データをそれぞれ予め定められた所定量分蓄
    積されたのちに相互に異なる時間帯に読出すためのデー
    タ蓄積手段と、前記複数の受信データに対し共通に設け
    られ、前記データ蓄積手段から読出された受信データを
    取り込んでこの受信データに付加されている誤り検出符
    号を基に受信データの誤り検出を行なうための誤り検出
    手段とを具備したことを特徴とするディジタル無線通信
    装置。
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