JP3669960B2 - データ通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ通信装置に関し、特に音声データや動画像データ等のようにその伝送にリアルタイム性が要求される一方で人間がそれらを感知するのにある程度の伝送エラーが許容される冗長性のあるデータ(以降、「音声系データ」という)と、キャラクタデータやプログラムデータ等のように特にリアルタイム性は要求されないが伝送エラーが許容されない冗長性のないデータ(以降、「非音声系データ」という)とを双方用いる通信環境において、適切且つ効率的なデータ伝送を行なうデータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述したように、データ通信装置で伝送するデータには、人間がデータの誤り部分を感覚で補正し得る冗長性の高い音声系データと冗長性の低い非音声系データとがある。音声系データは、データが完全でなくても送話者の意図を相手に伝えることが可能であり、画像データも用途によっては一部が欠けても通信の目的を達成できる。
【0003】
一方、非音声系データは、例えば緯度や経度の位置データ等のようにデータの1ビットを誤ったために東京が大阪になってしまうこともあり得る。データの構造や誤り箇所によっては100m程度の誤りにしかならないために本来の目的を達成できることもあるが、本質的にこのようなデータは冗長性若しくは誤り耐性が非常に低く、音声や動画像等のように人間がその内容を感覚で補足し得るデータ以外のデータは冗長性が低いといえる。
【0004】
さらに、音声系データの伝送には、リアルタイム性を要求される場合がほとんどである。一定期間の音声や動画像を伝送してから蓄積して聞いたり見たりする用途もあるが、基本的にはリアルタイムでの伝送が要求される。このため、音声系データの伝送には再送が許容されず、非音声系データと比べて誤り率を低く抑える必要がある。一方、非音声系データでは誤りが検出されても再送制御することが可能であり、そのため一度の伝送量を多くとりたいという要求が強い。
【0005】
現在運用されている移動通信システムでは、例えば携帯電話機のように音声通信とそれ以外のデータ通信のいずれにおいても同様な方式を採用している。これは、公衆移動通信システムでは音声もデータと同様に品質の高い状態で通信することが要求されるからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した公衆移動通信システムとは異なり、タクシー無線等の自営系移動通信システムでは1つの基地局が大きな通信エリアをカバーする必要がある。そこには、たとえ通話品質がある程度落ちても、通信内容が了解できる範囲内で可能な限り基地局との通信エリアを広げたいという強い要求が存在する。
【0007】
しかしながら、従来の自営系移動通信システムは公衆移動通信システムの技術をそのまま採用しており、その結果として業務上必要とされる以上の高品質な音声通信が可能となる反面で、音声の通信エリアが思うように広くできないという問題があった。
【0008】
そこで本発明の目的は、上記問題点に鑑み、音声系データと非音声系データとを明確に区別して双方の通信要求を適宜調整して共に満足させることにより、様々な通信環境において音声系データ及び非音声系データを適切且つ効率的にデータ伝送するデータ通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を位相変調により伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータに互いに異なる変復調処理を行なう変復調処理手段を有し、前記変復調処理手段は、前記冗長性のあるデータに一定規則のパイロットシンボルを所定の短い間隔で挿入する準同期復調を用いた変復調処理を行い、前記冗長性のないデータには一定規則のパイロットシンボルを所定の長い間隔で挿入する準同期復調を用いた変復調処理を行なうデータ通信装置が提供される。
【0010】
また本発明によれば、伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータの伝送において互いに異なるインタリーブ/デインタリーブ処理を行なうインタリーブ手段を有し、前記インタリーブ手段は、前記冗長性のあるデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行なわず、前記冗長性のないデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行ない、前記インタリーブ手段は、さらに前記冗長性のあるデータに付随する同一フレーム内の所定のデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行なうデータ通信装置が提供される。
【0011】
さらに本発明によれば、伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータの伝送において互いに異なる誤り検出処理を行なう誤り検出処理手段を有し、前記誤り検出処理手段は、前記冗長性のあるデータに誤り検出符号を付加せずに前記冗長性のないデータに誤り検出符号を付加し、前記誤り検出手段は、さらに前記冗長性のあるデータに付随する同一フレーム内の所定のデータに誤り検出符号を付加し、その誤り検出符号による誤り検出が所定の条件に至ると前記データの伝送を終了するデータ通信装置が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜3は、本発明によるデータ通信装置の第1の実施例を示したものである。図1は、その装置ブロック構成例を示しており、図1の(a)には送信機の構成例を、そして図1の(b)には受信機の構成例をそれぞれ示している。また、図2には、図1の(a)の制御部14における制御フロー例を示している。さらに、図3には、本例で用いるπ/4シフトQPSK変調方式(図3の(a))及び16QAM変調方式(図3の(b))の各信号点の例を示している。
【0013】
図1の(a)の送信機では、送話の際に、ユーザが送話スイッチ12を押下してマイク11を通じて送話を開始する。送話音声信号は、音声符号器13でデジタル音声符号化されて上述した音声系データとして制御部14に入力される。また、制御部14には、モバイルPC (Personal Computer) やPDA (Personal Digital Assistants) 等のデータ送信機器10から出力されたパケットデータ等の非音声系データが入力される。
【0014】
制御部14は、送話スイッチ12のオン/オフ情報に基づいて、そのオン時には音声系データ側を選択して出力し、オフ時には非音声系データ側を選択して出力する。図2に示すように、制御部14は、送話スイッチ12のオン時に変調切替スイッチ17をB側に切り替えて音声系データをπ/4シフトQPSK変調部16へ送出する(S101〜103)。
【0015】
反対に送話スイッチ12がオフの時には、さらにデータ送信機器10からの非音声データの有無を判断し(S101及び104)、データ有りの場合に変調切替スイッチ17をA側に切り替えて非音声系データを16QAM変調部15へ送出する(S105及び106)。データ無しの場合には送信部18の動作を停止させる(S107)。
【0016】
送信部18は、π/4シフトQPSK変調部16からの音声系データ又は16QAM変調部15からの非音声系データを、RF信号に変換し、さらに電力増幅してから送信アンテナ19により空中へ送出する。なお、本フローは送信データの一定長の単位である1フレーム毎に起動される。
【0017】
一方、図1の(b)の受信機では、受信アンテナ26で受信した信号が受信部25へ入力され、受信部25はそれをベースバンド信号に変換してから次段のπ/4シフトQPSK復調部24及び16QAM復調部22へ出力する。その結果、音声系データはπ/4シフトQPSK復調部24で復調され、音声復号器23によってアナログ信号に変換されてスピーカから受話音声信号として出力される。また、非音声系データは16QAM復調部22で復調されて外部のモバイルPCやPDA等からなるデータ受信機器20へ出力される。
【0018】
本例では、音声系データと非音声系データとで変調方式を変えている。前者の音声については携帯電話で採用されているπ/4シフトQPSKを、そして後者の非音声データにはπ/4シフトQPSKの2倍の伝送量がとれる16QAMを使用している。従来においても、変調方式を伝送路の状態に応じて適応的に切り替える方式は種々研究されているが、ここでは伝送するデータの「冗長性」によって変調方式を切り替えている。
【0019】
このように、誤り部分を感覚で補正して通信できる度合の高い音声系データには伝送速度の低いπ/4シフトQPSK変調方式を用いてより確実なデータ伝送とリアルタイム性とを確保し、誤り部分を感覚で補正して通信できる度合の低い非音声系データには伝送速度の高い16QAM変調方式を用いることで高速なデータ伝送を可能とし、例え伝送エラーが発生しても再送制御で対応できるようにしている。
【0020】
図3の(a)には、π/4シフトQPSK変調方式の信号点の一例を示している。この場合、1シンボルが2ビット情報を表すために低速ではあるが、各シンボル間の位相差は大きく、また各シンボルの振幅値は同じで大きな値にできるため、誤り率が小さい。従って、音声系データの伝送には、その冗長性による許容範囲内の誤り率が維持でき、結果的にリアルタイム性が達成される本方式を採用している。
【0021】
図3の(b)には、16QAM変調方式の信号点の一例を示していいる。この場合、1シンボルが4ビット情報を表すために高速となるが、各シンボルの振幅値や各シンボル間のレベル差がその信号点の位置によって異なり、結果的に受信エラーが発生しやすい。そのため、音声系データほどリアルタイム性が要求されない非音声系のデータ伝送において再送制御を前提に本方式を採用している。
【0022】
図4〜6は、本発明によるデータ通信装置の第2の実施例を示したものである。図4は、本発明で用いられるフレーム信号の一構成例を示したものである。図4の(a)は音声系データのフレーム信号の例を、そして図4の(b)は非音声系データのフレーム信号の例をそれぞれ示している。また、図5には、その装置における受信機のブロック構成例を示している。さらに、図6には、受信機の制御フロー例を示している。
【0023】
図4において、40ms周期で送受信されるフレーム信号の同期フィールドには20ビット相当の同期シンボルが用いられる。本例では、同期の取りやすいπ/4シフトQPSKによる同期シンボルを用い、音声系のフレーム信号には同期シンボルによるビットパターンとして16進数で「1E56F」を、そして非音声系のフレーム信号には「E712C」をそれぞれ使用している。このように、同期シンボルのパターンを両系間で違えることで、受信機側では音声系のフレーム信号と非音声系のフレーム信号との区別が容易となる。
【0024】
第1の実施例で説明したように、音声系データの信号フィールドには352ビット相当のπ/4シフトQPSKシンボルが挿入され、また非音声系データの信号フィールドには704ビット相当の16QAMシンボルが挿入される。なお、各フレームの先頭及び末尾には、信号を急激に出力することにより占有帯域が広がるのを防止するために立ち上げ及び立ち下げ期間を確保するRAMPフィールド(6ビット)が設けられる。
【0025】
図5に示す第2の実施例における受信機には、図4の各同期シンボルを検出するための同期検出部31と、図1(b)のπ/4シフトQPSK復調部24と16QAM復調部22とを兼ね備えた復調部30とが設けられている。ここでは、図6の制御フロー例と併せてその動作を説明する。
【0026】
先ず、同期検出部31は、受信フレーム信号の同期フィールドから同期シンボルを検出する(S201)。ここで、音声系のフレーム信号の同期シンボルは16進数で「1E56F」であり、非音声系のフレーム信号の同期シンボルは「E712C」である。次に、同期シンボルの検出結果を復調部30に通知する。
【0027】
復調部30は、通知された復調処理だけを実行する。すなわち音声系のフレーム信号が通知された場合には受信した1フレーム信号の信号フィールドに対してπ/4シフトQPSK復調処理を行い(S202及び203)、また非音声系のフレーム信号が通知された場合には受信した1フレーム信号の信号フィールドに対して16QAM復調処理を行なう(S204及び205)。
【0028】
このように、第2の実施例では同期シンボルを2種類の変調方式の一方に合わせる。ここでは同期シンボルのビット列を同期がとり易いπ/4シフトQPSKの同期シンボルに合わせる。そして、受信フレーム信号の同期シンボルによりその後の復調処理を前記2種類の変調方式のいずれかに決定する。従って、決定された一つの変調方式による復調処理だけが実行される。なお、同期シンボルと信号シンボルとを明確に区別するために、同期シンボルによるビットパターンを信号シンボルでは発生しない特異なものとしてもよい。
【0029】
先に説明した第1の実施例では2種の変調方式による復調が同時期に実行される。従って、各変調方式に対応したハードウェアによる復調部22及び24を別個に持つか、またはそれらの機能処理を行なうソフトウェア群を同時並行して実行させる必要がある。そのため、受信信号の変調方式に該当しない側の変調方式の演算量が無駄となり、また装置が大型化する等の問題が生じる。上記第2の実施例はこれらの問題点を解決するものである。
【0030】
図7は、本発明によるデータ通信装置の第3の実施例を示しており、第2の実施例の別の態様例に相当するものである。本例では、同期シンボルに専用の変調方式を用いる。従って、受信機には対応する専用の同期検出部が必要となる。
【0031】
図7に示す同期シンボルは、10進数の1〜10を表す各同期シンボルを信号点の最大振幅値の位相角で規定している。これはπ/4シフトQPSKの同期シンボルによる信号点の数4個を10個にまで拡張したものに相当する。例えば、1の位相角は0°、10の位相角は120°である。
【0032】
一例として、音声系データに16QAM変調方式を、そして非音声系データにはより高速な64QAM変調方式を用いる場合を考える。この場合、先の例のように同期シンボルに同じ変調方式である16QAM又は64QAMのいずれかを用いるよりも、図7に示す同期シンボルを使ったほうが同期検出特性が顕著に改善される。
【0033】
図8は、本発明によるデータ通信装置の第4の実施例を示しており、ここでは復調処理に準同期復調と遅延復調とを併用する。
PSKでは遅延復調又は同期復調が可能である。遅延復調は、現時点の受信信号とその直前の受信信号との相対位相差によって復調処理を行なう。また、同期復調では、移動体通信のようにフェージングの厳しい環境で運用される場合を想定して、予め規定されたパターンで既知の値を持ったパイロットシンボルを挿入し、受信側ではパイロットシンボルを基準に受信信号との絶対位相差を用いて復調する準同期復調が一般的に用いられる。
【0034】
準同期復調ではパイロットシンボルを挿入するので、伝送できる情報量は少なくなるが、受信感度は良くなる。したがって、音声系データに準同期復調を使用し、非音声系データに遅延復調を使用することによっても、音声の聴感を良くしながら非音声データの伝送量を増やすことができる。
【0035】
図8の(a)に示す音声系データのフレーム信号は、図4で示したπ/4シフトQPSK変調信号による音声系データのフレーム信号において信号フィールドのシンボルに相当する352ビットの内にパイロットシンボル10個(2ビット×10シンボル=20ビット)を分散配置している。これにより、信号シンボルは332ビット(=352−20)に低下する。
【0036】
図8の(b)では、非音声系データにも伝送エラーを低減するためπ/4シフトQPSK変調信号を使用している(信号号本体は352ビット)。ここでは、パイロットシンボルを使用しないことで前記音声系データのフレーム信号よりもデータ伝送の高速化を図っている。この場合には再送制御も可能である。
【0037】
本例のデータ通信装置の構成例としては、図1の(a)の送信機1における16QAM変調部15をπ/4シフトQPSK差動変調部に、またπ/4シフトQPSK変調部16をπ/4シフトQPSKパイロット挿入変調部に変更する。さらに、図1の(b)の受信機2におけるπ/4シフトQPSK復調部24をπ/4シフトQPSK準同期復調部に、16QAM復調部22をπ/4シフトQPSK遅延復調に変更する。また、図5の受信機2における復調部30も同様の構成となる。
【0038】
図9は、本発明によるデータ通信装置の第5の実施例を示しており、ここでは復調処理に準同期復調だけを使用する。但し、パイロットシンボルの間隔を変化させることで図8と同様ではるがより一層伝送エラーの低減を図っている。すなわち、パイロットシンボルの挿入間隔が短い場合は基準値との比較頻度が高くなるため感度はさらに良くなる。その反面伝送量は減少する。
【0039】
本例ではこれを利用して、音声系データのパイロットシンボル(2ビット×20シンボル)の挿入間隔を非音声系データのもの(2ビット×10シンボル)より短くとることで音声の聴感を良くし、その一方で非音声データの伝送量を増やしている。従って、本例の場合には図1の(a)の送信機1における変調部15及び16は全てπ/4シフトQPSKパイロット挿入変調部になり、図1の(b)の受信機2における復調部22及び24をπ/4シフトQPSK準同期復調部に変更する。また、図5の受信機2における復調部30も同様の構成となる。
【0040】
図10は、本発明によるデータ通信装置の第6の実施例を示しており、ここではフレーム分割によって復調処理を改善する。そのため、パイロットシンボルを使用する代わりに伝送の最小単位である信号フレーム長を分割して短くし、フレーム内の同期シンボル(20ビット)の発生率を高めている。同期シンボルは、既知信号として規定できるのでこれを利用してパイロットシンボルと同様の改善が可能である。
【0041】
従って、図10の(a)に示すように、音声系データのフレーム長を短くすることで音声の感度が改善される。その反面伝送量は減少する。一方、図10の(b)に示すように、非音声系データのフレーム長はそれよりも長くすることで感度は悪くなるが伝送量は増加する。ここでは、音声系データ及び非音声系データともにπ/4シフトQPSK変調を使用している。
【0042】
図11は、本発明によるデータ通信装置の第7の実施例を示している。なお、以降で説明する各実施例は、主に誤り訂正能力と誤り訂正符号化方式による演算量とのトレードオフを利用するものに関する。
図11の(a)に示す送信機1には、図1の(a)の送信機と比較して送信信号を誤り訂正符号化する音声チャネル符号化部42及び非音声チャネル符号化部41が新たに設けられている。一方、図11の(b)に示す受信機2には、図5の受信機と比較して受信信号を誤り訂正処理する音声チャネル復号化部44及び非音声チャネル復号化部43が新たに設けられている。
【0043】
例えば、送信機1の音声チャネル符号化部42がBCH符号(127,106)を用い、106ビットの情報を誤り訂正符号化して127ビットとして送信すると、この場合の符号伝送率〔情報量/総伝送量〕は83.5%である。この場合、それを受信する受信機2の音声チャネル復号化部44では、2ビットまでの誤り訂正が可能である。これは誤り率に換算すれば1.57%(=(2/127)×100)の誤りである。
【0044】
誤り訂正符号化の別の例として、畳み込み符号(拘束長=7、符号伝送率=43.5%)で40ビットの情報を誤り訂正符号化して92ビットとして伝送した場合には、受信側では10%の誤りがあった場合でも90%の確率で完全に訂正することも可能である。
【0045】
このような誤り訂正符号化方式の特徴をうまく利用すれば、音声系データについて誤り訂正能力は強力であるが符号化率の低い方式を用い、非音声系データについて誤り訂正能力は弱いが符号化率の高い方式を用いることで、これまで説明した各実施例と同様に音声の聴感を良好に維持しつつ非音声データの伝送量を増やすことができる。
【0046】
図11の構成でいえば、送信機1の音声チャネル符号化部42及び受信機2の音声チャネル復号化部44に畳み込み符号化/誤り訂正を用い、一方送信機1の非音声チャネル符号化部41及び受信機2の非音声チャネル復号化部43にBCH符号化/誤り訂正を用いることになる。
【0047】
図12には送信機1の制御フロー例を、そして図13には受信機2の制御フロー例をそれぞれ示している。これらは、先に説明した図2及び図6の各制御フローと基本的に代わるところがないためそれらの説明を参照されたい。
【0048】
なお別の態様例として、音声系データ及び非音声系データともに畳み込み符合化を用い、畳み込み符号の仕様(拘束長と符号化率)の変化による誤り訂正能力と符号化率のトレードオフを利用することもできる。すなわち、拘束長が長いほど、符号化率が小さいほど、訂正能力は高くなるが実効伝送量は減ることを利用する。例えば、音声系データには拘束長=7及び符号化率=1/2を、非音声系データには拘束長=6及び符号化率=3/4とすることで、音声の聴感を良くしながら非音声データの伝送量を増やすことができる。
【0049】
この場合、図11における送信機1の音声チャネル符号化部42及び受信機2の音声チャネル復号化部44で拘束長=7、符号化率=1/2の畳み込み符号化/誤り訂正を行い、一方送信機1の非音声チャネル符号化部41及び受信機2の非音声チャネル復号化部43で拘束長=6、符号化率=3/4の畳み込み符号化/誤り訂正を行なう。
【0050】
図14は、本発明によるデータ通信装置の第8の実施例を示しており、ここでは誤り訂正符号に畳み込み符号を用い、一旦パスを収束させる部分をフレーム信号内に多く設ける。誤り訂正するビット列の範囲を細かく区切ることで、訂正能力は高くなるが実効伝送量は減少する。
【0051】
一旦パスを収束させるには、図14の(a)に示すように、細分化された符号列の最後に既知のビット(拘束長−1ビット)をビット挿入し、選択するパスを短期間に収束させることで誤り訂正能力を向上させる。これを音声系データに使用して音声の聴感を改善する。一方、図14の(b)に示すように非音声系データでは1フレーム内を区切らずに誤り訂正符号化して非音声の伝送量を増やすことができる。なお、本例は、先に説明した図10と同様な考えに基づくものである。
【0052】
図14の場合、図11における送信機1の音声チャネル符号化部42及び受信機2の音声チャネル復号化部44で拘束長=6、符号化率=1/2で2分割の畳み込み符号化/誤り訂正を行い、また送信機1の非音声チャネル符号化部41及び受信機2の非音声チャネル復号化部43で拘束長=6、符号化率=1/2の畳み込み符号化/誤り訂正を行なう。
【0053】
図15は、本発明によるデータ通信装置の第9の実施例を示しており、ここでは誤り訂正符号化において用いられるインタリーブ処理を利用する。移動体通信システムでは、畳み込み符号などのバースト誤りの訂正能力が弱い符号を採用した場合にバースト誤りを拡散させるためにインタリーブ処理を採用している。
【0054】
しかしながら、音声等の誤り部分を感覚で補正して通信できる度合の高いデータの場合には、インターリーブ処理によって誤り部分を拡散させてしまうと弊害が生じることがある。この効果は、インタリーブの仕様や情報を符号化する方式によって変わるので、採用の可否は実験で確認する必要がある。しかしながら、音声信号にインタリーブ処理を採用するとかえって聴感が劣化する場合に、インタリーブを削除することで聴感の改善に効果が生じ得る。
【0055】
図15の(a)では、音声系データについて図11の送信機1の音声チャネル符号化部42及び受信機2の音声チャネル復号化部44において誤り訂正符号化/復号化だけを行いインターリーブ処理はしない。一方、図15の(b)では、非音声系データについて送信機1の非音声チャネル符号化部41及び受信機2の非音声チャネル復号化部43で誤り訂正符号化/復号化に加えてインターリーブ処理を行なう。
【0056】
これより、音声信号を伝送するフレーム信号にはインタリーブを適用せずに聴感を向上させて、非音声信号にはインタリーブを適用してフレーム全体として完全に誤りを訂正させる確率をさらに向上させることができる。
【0057】
図16は、本発明によるデータ通信装置の第10の実施例を示していおり、ここでは音声系データと非音声系データの双方にインターリーブ処理を行なう。一般に、音声を伝送する場合にはその属性やフレームのナンバリング等の音声以外の非音声データも同時に伝送される。先の例のように、音声系データにインタリーブ処理をしなければ、音声に付随して伝送される非音声データの誤り訂正率まで低下してしまう。これを防止するために、本例ではフレーム内の音声データについてはその順序を変更せず、一方音声に付随して伝送される非音声データについてはインタリーブ処理をしてから伝送している。
【0058】
図17には、音声系データ及び非音声系データのインターリーブ処理の一例を示している。図17の(a)には音声系データのインターリーブ処理を示しており、ここでFnは音声付随データ、Vnは音声データ、そしてnはデータ順序番号である。また、π/4シフトQPSK変調方式の使用により各ブロック(シンボル)は2ビットデータに相当する。データはF1、V1、V2、…、F26、V7、V8、…のように左から右へ、そして上から下へと順に送信される。
【0059】
この例から明らかなように、音声データVnについてはデータ順序番号nの昇順(V1、V2、…)に送信されるが、音声付随データFnのデータの並びはインターリーブ処理によって不規則(F1、F26、…)になっている。一方、図17の(b)の非音声系データでは全てのデータに対してインターリーブ処理がされており、ここでも非音声データDnは左から右へ、そして上から下へと順に送信されるが、データの並びは全て不規則(D1、D12、…)になっている
【0060】
図18には、図17の別の態様例を示している。図18の(a)では図17の(a)の音声系データにさらにパイロットシンボルPを追加している。この場合、受信機側では音声系データに対して受信したパイロットシンボルPを基準に準同期復調が行なわれる。また、図18の(b)の非音声系データは図17の(b)と同じであり、この場合には受信機側で遅延復調が行なわれる。なお、受信側のデインターリーブ処理では、図17及び18のいずれも送信側でインターリーブされたデータ列の逆の並び替えが行なわれる。
【0061】
図18の例は、音声系データの音声付随データ(Fn)に音声系データの種別(音声や動画像等)を示すデータを含めるような場合を想定している。この音声付随データを誤って復号すると音声系データが正しく認識できなくなるため、音声付随データの誤り率は音声データの誤り率よりもさらに低いことが望まれる。そこで、図18の(a)の例では、準同期復調の際にパイロットシンボルに近いシンボルの誤り率が小さいことを利用して、音声付随データFnの近傍にパイロットシンボルPを配置し、準同期復調による音声付随データFnの誤り率を一層低減している。
【0062】
図19は、本発明によるデータ通信装置の第11の実施例を示している。本例では、非音声系データにのみ誤り検出符号を付加してフレーム信号の誤り検出処理を行なう。デジタル携帯電話では音声信号にも誤り検出符号を付加して伝送している。そして、音声信号の誤り訂正処理をした後に、誤り検出部を通して誤りが検出された場合には、当該フレーム信号のデータは棄却して直前に受信したフレーム信号のデータを補填する処理をしていた。
【0063】
この処理で聴感が改善される場合もあるが、音声符号化方式によっては誤りを含んだまま音声復号部に送った方が聴感が良い場合がある。この場合には誤りを検出する必要がなくなるので、図19の(a)に示すように音声系データには誤り検出符号を付加せずに伝送して、受信側では誤り検出処理はせずに音声復号部に送る。また、誤り検出符号に使っていた分を誤り訂正符号に使うことで誤り訂正能力を向上させることもできる。一方、図19の(b)に示すように非音声系データにのみ誤り検出符号(16ビットのCRC符号)を付加してフレーム信号の誤り検出処理を行なう。
【0064】
図20は、図19のチャネル符号化/チャネル復号化の処理の流れを示したものである。図20の(a)の音声系データでは誤り訂正符合化/誤り訂正復号化の処理だけを行なう。一方、図20の(b)の非音声系データでは、送信側において先ず送信データに誤り検出符号を付加し、次にその誤り訂正符号化を行い、最後にそれをインターリーブしてから送信する。受信側では送信側とは逆の順番で受信信号のデインターリーブ、誤り訂正、そして誤り検出の各処理を順に行なっていく。
【0065】
図21及び22には、本発明によるデータ通信装置の第12の実施例を示している。図21にはフレーム信号の一構成例を、図22には受信機におけるスケルチ制御フローの一例をそれぞれ示している。ここでは、非音声系データに加えて音声系データの音声付随データに対しても誤り検出処理を行なう。先の例(図19参照)では、受信電界強度が弱くなって頻繁に受信エラーが発生すると、聴感として音声がほとんど判別できずにそれが耳障りになることがある。しかしながら、音声系データには誤り検出符号がなく、誤りが多いことを検出して音声の受信出力を切断する等の処理ができなかった。
【0066】
本例では、図21に示すように音声系データの内で特にデータ量の少ない音声付随データに誤り検出符号(8ビットのCRC符号)を付加し、誤り率が所定の条件に達した時点で回線全体の質が劣化したと判断して音声の受信出力を切断する。これは、従来のFM無線機のスケルチ機能に相当する。これにより不要な音声出力を防止できる。前記所定の条件として、例えばNフレーム連続して誤りを検出した場合、N1フレーム中にN2フレーム以上誤りを検出した場合、等の種々のバリエーションが考えられる。
【0067】
図22に示す受信機のスケルチ制御フロー例によれば、受信した音声付随データに対して先ず誤り訂正処理を行い、次に誤り検出処理を行なう(S501及び502)。誤りが検出されなければスケルチカウンタCに許容連続誤り回数Nを設定する(S503及び504)。この場合には、音声系データに誤り訂正処理がなされて、音声復号部へ訂正後のデータが出力される(S505及び506)。その結果、受信音声が出力される。
【0068】
一方、誤りが検出される毎にスケルチカウンタCが1デクリメントされ、誤りが連続してN回に達するまでは、上記した音声系データに誤り訂正処理がなされて、音声復号部へ訂正後のデータが出力される(S503、S507及び508、S505及び506)。もし、誤りがN回連続するとスケルチカウンタCは満了し、音声系データの誤り訂正処理及び音声復号部へのデータ出力は行なわれない(S507〜509)。その結果、受信音声は出力されない(スケルチ機能)。
【0069】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、音声や画像(動画像や静止画を含む)データのようにそれらの認知に人間の聴覚や視覚によって有る程度の冗長性が認められるデータとそれ以外のキャラクタデータのような冗長性のないデータとを共に伝送する通信装置であって、双方のデータに要求される通信品質(誤り率)、リアルタイム性、及び高速性等の要求を満たして効率的な伝送を行なうデータ通信装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ通信装置の第1の実施例におけるブロック構成例を示した図である。
【図2】第1の実施例における送信機の制御フロー例を示した図である。
【図3】π/4シフトQPSK変調方式及び16QAM変調方式の信号点の例を示した図である。
【図4】本発明によるデータ通信装置の第2の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図5】第2の実施例における受信機のブロック構成例を示した図である。
【図6】第2の実施例における受信機の制御フロー例を示した図である。
【図7】本発明によるデータ通信装置の第3の実施例における同期シンボル変調の一例を示した図である。
【図8】本発明によるデータ通信装置の第4の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図9】本発明によるデータ通信装置の第5の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図10】本発明によるデータ通信装置の第6の実施例におけるフレーム分割の一例を示した図である。
【図11】本発明によるデータ通信装置の第7の実施例におけるブロック構成例を示した図である。
【図12】第7の実施例における送信機の制御フロー例を示した図である。
【図13】第7の実施例における受信機のブロック構成例を示した図である。
【図14】本発明によるデータ通信装置の第8の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図15】本発明によるデータ通信装置の第9の実施例におけるチャネル符号化/チャネル復号化の処理の流れを示した図である。
【図16】本発明によるデータ通信装置の第10の実施例におけるチャネル符号化/チャネル復号化の処理の流れを示した図である。
【図17】第10の実施例における音声系データ及び非音声系データのインターリーブ処理の一例を示した図である。
【図18】第10の実施例における音声系データ及び非音声系データのインターリーブ処理の別の例を示した図である。
【図19】本発明によるデータ通信装置の第11の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図20】第11の実施例におけるチャネル符号化/チャネル復号化の処理の流れを示した図である。
【図21】本発明によるデータ通信装置の第12の実施例におけるフレーム信号の一例を示した図である。
【図22】第12の実施例における受信機のスケルチ制御フローの一例を示した図である。
【符号の説明】
1…送信機
2…受信機
10…データ送信機器
11…マイク
12…送信スイッチ
13…音声符号器
14…制御部
15…16QAM変調部
16…π/4シフトQPSK変調部
17…変調切替スイッチ
18…送信部
19、26…アンテナ
20…データ受信機器
21…スピーカ
22…16QAM復調部
23…音声復号器
24…π/4シフトQPSK復調部
30…復調部
31…同期検出部
41…非音声チャネル符号化部
42…音声チャネル符号化部
43…非音声チャネル復号化部
44…音声チャネル復号化部
Claims (8)
- 伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を位相変調により伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータに互いに異なる変復調処理を行なう変復調処理手段を有し、
前記変復調処理手段は、前記冗長性のあるデータに一定規則のパイロットシンボルを所定の短い間隔で挿入する準同期復調を用いた変復調処理を行い、前記冗長性のないデータには一定規則のパイロットシンボルを所定の長い間隔で挿入する準同期復調を用いた変復調処理を行なうことを特徴とするデータ通信装置。 - 伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータの伝送において互いに異なるインタリーブ/デインタリーブ処理を行なうインタリーブ手段を有し、
前記インタリーブ手段は、前記冗長性のあるデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行なわず、前記冗長性のないデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行ない、
前記インタリーブ手段は、さらに前記冗長性のあるデータに付随する同一フレーム内の所定のデータにインタリーブ/デインタリーブ処理を行なうことを特徴とするデータ通信装置。 - さらに、前記データの伝送のフレーム中に準同期復調を行なうための一定規則のパイロットシンボルを挿入するパイロットシンボル挿入手段を有し、前記パイロットシンボル挿入手段は前記冗長性のあるデータに付随する所定のデータの近傍に挿入されることを特徴とする請求項2記載のデータ通信装置。
- 伝送エラーが許容される冗長性のあるデータと伝送エラーが許容されない冗長性のないデータの双方を伝送するデータ通信装置であって、前記冗長性のあるデータと前記冗長性のないデータの伝送において互いに異なる誤り検出処理を行なう誤り検出処理手段を有し、
前記誤り検出処理手段は、前記冗長性のあるデータに誤り検出符号を付加せずに前記冗長性のないデータに誤り検出符号を付加し、
前記誤り検出手段は、さらに前記冗長性のあるデータに付随する同一フレーム内の所定のデータに誤り検出符号を付加し、その誤り検出符号による誤り検出が所定の条件に至ると前記データの伝送を終了することを特徴とするデータ通信装置。 - 前記冗長性のあるデータはその伝送に実時間性を要し、前記冗長性のないデータはその伝送に実時間性を要しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ通信装置。
- 前記冗長性のあるデータは、音声データ又は動画像データであることを特徴とする請求項5記載のデータ通信装置。
- 前記冗長性のあるデータは、静止画像データであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ通信装置。
- 前記データの伝送は、無線回線を通じて行なわれることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のデータ通信装置。
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