JP2009010958A - 無線通信装置、誤り訂正方法、および誤り訂正プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信信号のデータ種別を判別する判別手段と、受信信号の誤り検出を行なう誤り検出手段と、誤り検出手段で誤りが検出され、かつ判別手段で判別されたデータ種別が誤訂正の弊害が少ない所定の種類のときにのみ、受信信号の誤り訂正を行なう訂正手段とを備え、誤りが検出され、かつ判別されたデータ種別が所定の種類以外のときには、送信側に再送を指示する。
【選択図】図12
Description
今井秀樹著、「符号理論」、社団法人電子情報通信学会、1990年3月15日
×(誤った信号が得られ、かつ誤りがあることを認識できる)は、訂正不可能といわれ、誤りがあると認識できるので、受信装置は、誤りがある信号に基づく処理を控えることができ、受信装置の処理に障害を与えない。また、受信装置は、送信装置に対して再送を指示することによって、再送された信号から正しい信号を得ることもできる。
また、本発明は、無線通信装置における受信信号の誤り訂正を行なう誤り訂正方法であって、受信信号のレベルを検出するステップと、受信信号の誤り検出を行なうステップと、誤りが検出され、かつ検出された受信信号のレベルが所定値以上のときにのみ、受信信号の誤り訂正を行なうステップとを含む。
また、本発明は、無線通信装置における受信信号の誤り訂正を行なう誤り訂正プログラムであって、コンピュータに、受信信号のレベルを取得するステップと、受信信号の誤り検出を行なうステップと、誤りが検出され、かつ取得した受信信号のレベルが所定値以上のときにのみ、受信信号の誤り訂正を行なうステップと実行させる。
[第1の実施形態]
本実施の形態は、受信レベルに応じて誤り訂正の制御を行なう無線通信装置に関する。
本実施の形態に係る無線通信装置が送信および受信する信号は、第2世代コードレス電話システム標準規格(RCR−STD28規格)に従った信号を想定する。勿論、これに限定するものではない。
図3は、受信レベルと誤訂正の頻度との関係のシミュレーション結果である。上述のRCR−STD28規格の信号でシミュレーションを行なった。データを180ビットとし、CRCを16ビットとし、生成多項式G(x)=(x16+x12+x5+1)を用いた。
2ビットの誤り訂正を適用し、変調方式はπ/4QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)を用い、静特性でSNR(Signal to Noise Rate)およびFER(Frame Error Rate)を取得した。
図4は、本実施の形態に係る無線通信装置100の構成を示すブロック図である。同図を参照して、この無線通信装置100は、アンテナ1aと、無線部2と、変復調部6と、訂正処理部7と、主制御部11とを備える。これらのうち、無線部2は、受信部3aと、RSSI検出部4と、送信部5aとを備え、訂正処理部7は、誤り検出部8と、誤り訂正部9と、誤り訂正制御部10とを備える。変復調部6、訂正処理部7、および主制御部11では、DSP(Digital Signal Processor)によってソフトウェア的に処理が実行される。DSPは、図示しないメモリからプログラムを読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
次に、無線通信装置100の誤り訂正処理の動作について説明する。
同図を参照して、まず、受信部3aは、アンテナ1aで受信したRF信号に対して、増幅および周波数変換などの処理を施して無線受信処理を行ない、変復調部6に出力する(S101)。
本実施の形態は、アダプティブアレイ信号処理における誤差の大きさに応じて誤り訂正の制御を行なう無線通信装置に関する。
図6は、本実施の形態に係る無線通信装置200の構成を示すブロック図である。同図を参照して、この無線通信装置200は、アンテナ1a,1bと、無線部21a,21bと、アダプティブアレイ信号処理部24と、平均誤差算出部25と、変復調部6と、訂正処理部22と、主制御部11とを備える。これらのうち、無線部21aは、受信部3aと、送信部5aとを備え、無線部21bは、受信部3bと、送信部5bとを備え、訂正処理部7は、誤り検出部8と、誤り訂正部9と、誤り訂正制御部23とを備える。アダプティブアレイ信号処理部24、平均誤差算出部25、変復調部6、訂正処理部22、および主制御部11では、DSPによってソフトウェア的に処理が実行される。DSPは、図示しないメモリからプログラムを読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
ここで、W(t)HはウェイトベクトルW(t)の複素共役の転置を表わしている。
ウェイト計算機44は、参照信号が既知の区間では、Y(t)と、メモリ45に予め記憶されている既知の参照信号d(t)との誤差e(t)を求める。この参照信号d(t)は、プリアンブルおよびユニークワードであり、既知の信号である。
次に、無線通信装置200の誤り訂正処理の動作について説明する。
本実施の形態は、受信信号のデータ種別に応じて誤り訂正の制御を行なう無線通信装置に関する。
図10は、本実施の形態に係る無線通信装置300の構成を示すブロック図である。同図を参照して、この無線通信装置300は、アンテナ1aと、無線部21aと、変復調部6と、訂正処理部31と、データ種別判定部33と、主制御部11とを備える。これらのうち、無線部21aは、受信部3aと、送信部5aとを備え、訂正処理部7は、誤り検出部8と、誤り訂正部9と、誤り訂正制御部32とを備える。変復調部6、データ種別判定部33、訂正処理部31、および主制御部11では、DSPによってソフトウェア的に処理が実行される。DSPは、図示しないメモリからプログラムを読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
ここで、受信信号のデータ種別の相違による誤訂正の弊害について説明する。受信信号のデータ種別が音声以外の場合、たとえば、制御データなどの場合には、誤訂正すると、受信装置の処理に支障をきたすおそれが強い。また、制御データは、それほどリアルタイムに取得する必要性がないので、送信側に再送を指示して、再送された制御データに基づいて処理を行なってもよい場合が多い。
次に、無線通信装置300の誤り訂正処理の動作について説明する。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形例も含む。
第2の実施形態において、平均誤差算出部25は、誤差e(t)の1スロット(120シンボル分)における平均値を平均誤差として算出したが、これに限定するものではない。たとえば、120シンボルのうちの後半の数シンボルにおける誤差e(t)の平均値を平均誤差として算出するものとしてもよい。
第3の実施形態において、受信信号のデータ種別が音声のときのみ、誤りが検出されたときに誤り訂正を行なうものとしたが、これに限定するものではない。通信システムの用途に応じて、誤りが検出されたときに誤り訂正を行なうデータ種別を選択するものとすればよい。たとえば、データ種別が動画像のときには、誤訂正の弊害が少なく、リアルタイムな再生の必要性が高い場合もあるので、そのような場合には、誤りが検出されたときに誤り訂正を行なうものとしてもよい。あるいは、静止画でも、誤訂正の弊害が少なく、リアルタイムな再生の必要性が高い場合には、誤りが検出されたときに誤り訂正を行なうものとしてもよい。
Claims (6)
- 無線通信装置であって、
受信信号のデータ種別を判別する判別手段と、
前記受信信号の誤り検出を行なう誤り検出手段と、
前記誤り検出手段で誤りが検出され、かつ前記判別手段で判別されたデータ種別が誤訂正の弊害が少ない所定の種類のときにのみ、前記受信信号の誤り訂正を行なう訂正手段とを備え、
前記無線通信装置は、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が前記所定の種類以外のときには、送信側に再送を指示する、無線通信装置。 - 前記データ種別が所定の種類とは、音声であり、
前記データ種別が所定の種類以外とは、制御データである、請求項1記載の無線通信装置。 - 無線通信装置における受信信号の誤り訂正を行なう誤り訂正方法であって、
受信信号のデータ種別を判別するステップと、
前記受信信号の誤り検出を行なうステップと、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が誤訂正の弊害が少ない所定の種類のときにのみ、前記受信信号の誤り訂正を行なうステップと、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が前記所定の種類以外のときには、送信側に再送を指示するステップとを含む誤り訂正方法。 - 前記データ種別が所定の種類とは、音声であり、
前記データ種別が所定の種類以外とは、制御データである、請求項3記載の誤り訂正方法。 - 無線通信装置における受信信号の誤り訂正を行なう誤り訂正プログラムであって、コンピュータに、
受信信号のデータ種別を判別するステップと、
前記受信信号の誤り検出を行なうステップと、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が誤訂正の弊害が少ない所定の種類のときにのみ、前記受信信号の誤り訂正を行なうステップと、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が誤訂正の弊害が少ない所定の種類のときにのみ、前記受信信号の誤り訂正を行なうステップと、
前記誤りが検出され、かつ前記判別されたデータ種別が前記所定の種類以外のときには、送信側に再送を指示するステップとを実行させる誤り訂正プログラム。 - 前記データ種別が所定の種類とは、音声であり、
前記データ種別が所定の種類以外とは、制御データである、請求項5記載の誤り訂正プログラム。
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