JP4510681B2 - 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム - Google Patents

無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4510681B2
JP4510681B2 JP2005106476A JP2005106476A JP4510681B2 JP 4510681 B2 JP4510681 B2 JP 4510681B2 JP 2005106476 A JP2005106476 A JP 2005106476A JP 2005106476 A JP2005106476 A JP 2005106476A JP 4510681 B2 JP4510681 B2 JP 4510681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
terminal device
wireless terminal
communication mode
radio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005106476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287727A (ja
Inventor
忠芳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005106476A priority Critical patent/JP4510681B2/ja
Publication of JP2006287727A publication Critical patent/JP2006287727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4510681B2 publication Critical patent/JP4510681B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明は、無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラムに関し、特に複数のアンテナを使用して通信する無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラムに関する。
移動体通信システム(たとえば、Personal Handy-Phone System:以下、PHS)では、TDMA/TDD(Time Division Multiple Access/Time Division Duplex)方式で通信を行なっている。PHSでは、1フレームが8スロットで構成され、上り(無線端末装置から無線基地装置への通信方向)4スロットおよび下り(無線基地装置から無線端末装置への通信方向)4スロットで構成される。
ここで、PHSでは、無線基地装置と無線端末装置との間の通信に際し、特に無線基地装置において、アダプティブアレイ処理により所望の特定の無線端末装置からの受信信号を抽出する方式が提案されている(たとえば、非特許文献1参照)。
アダプティブアレイ処理とは、無線基地装置の複数のアンテナからなるアレイアンテナを介して無線端末装置から受信した信号に基づいて、アンテナごとの受信係数(ウェイト)からなる受信ウェイトベクトルを算出し、受信した信号を受信ウェイトベクトルで重み付けして、所望の無線端末装置からの信号を正確に抽出する処理である。
このようなアダプティブアレイ処理を採用した無線基地装置においては、受信信号のシンボルごとに受信ウェイトベクトルを算出する受信ウェイトベクトル計算機が設けられる。受信ウェイトベクトル計算機は、受信信号の各フレームの先頭部分に設けられた既知の参照信号区間(ウェイト推定区間)において、受信信号と算出された受信ウェイトベクトルとの複素乗算和(アレイ出力信号)と、所望の無線端末装置に対応する既知の参照信号との誤差の2乗を減少させるよう受信ウェイトベクトルを収束させる処理を行なう。
アダプティブアレイ処理では、このような受信ウェイトベクトルの収束を、信号電波の伝搬路特性の変動に応じて適応的に行ない、受信信号中から干渉成分やノイズを除去し、所望の無線端末装置からの受信信号を抽出している。
このような受信ウェイトベクトル計算機では、たとえば、アレイ出力信号と参照信号との平均自乗誤差を計算し、その誤差を最小にするように受信ウェイトを算出する最小自乗誤差法(MMSE:Minimum Mean Square Error)を採用している。最小自乗誤差法には複数の制御アルゴリズムがあり、RLS(Recursive Least Squares)アルゴリズム、LMS(Least Mean Square)アルゴリズム、SMI(Sample Matrix Inversion)アルゴリズムなどが知られている。
なお、RLSアルゴリズム、LMSアルゴリズムおよびSMIアルゴリズムは、アダプティブアレイ処理の分野では周知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
さて、アダプティブアレイ処理では、以上のごとく、特定の無線端末装置からの受信信号の抽出が可能になるが、これにとどまらず、送信信号の指向性を制御することも可能である(MMSE受信ウェイトコピー法。たとえば、非特許文献2参照)。
すなわち、無線基地装置では、受信ウェイトベクトル計算機が算出した受信ウェイトベクトルを参照して送信信号の重み付けをすることにより、特定の無線端末装置に対する送信指向性を決定する処理を行なうことができる。
すなわち、受信信号から算出した受信ウェイトベクトルを利用することで特定の無線端末装置の方向に送信電波のビームを向け、かつ、干渉源となる無線端末装置の方向に送信電波のヌルを向ける送信ウェイトが形成される。ここで、ビームとは各アンテナから放射された電波が強め合う方向を意味し、ヌルとは各アンテナから放射された電波が弱め合う方向を意味する。したがって、無線基地装置の送信電波が周辺の他の無線基地装置(セル)に与える干渉量である与干渉放射特性を抑制することができる。
以上のように、アダプティブアレイ処理を行なう無線基地装置では、アダプティブアレイ処理により受信電波に対する干渉を抑圧するだけではなく、前述のMMSE受信ウェイトコピー法に基づく送信指向性制御により他の無線基地装置(セル)に対する与干渉放射特性を改善することができ、移動体通信システム全体として、周波数の利用効率を向上させることができる。
そして、このようなアダプティブアレイ処理を使用して同一周波数の信号を空間的に分離することにより、無線基地装置から異なる方向に位置する複数の無線端末装置と無線基地装置とが同一時刻に同一周波数の搬送波を使用して通信するSDMA(Space Division Multiple Access)方式を採用する無線基地装置が知られている(たとえば、非特許文献3参照)。以下、SDMA方式における受信処理および送信処理について図面を参照して説明する。
図8は、SDMA受信処理部200の構成を示す機能ブロック図である。
SDMA受信処理部200は、SDMA受信部52と、アダプティブアレイ受信処理部53a〜アダプティブアレイ受信処理部53cとを含む。
アダプティブアレイ受信処理部53aは、乗算器4a〜乗算器4dと、加算器5と、受信ウェイト生成部6と、受信ウェイト設定部7と、参照信号用メモリ8とを含む。
SDMA受信部52は、図示しない4本のアンテナで受信した搬送波の周波数が同一であるRF(Radio Frequency)帯の受信信号をベースバンド信号に周波数変換し、アナログ信号であるベースバンド信号をデジタル信号である受信データに変換する。
受信ウェイト生成部6は、加算器5から受けたアレイ受信データ中の参照信号に対応する部分と、参照信号用メモリ8から取得した参照信号とを比較することにより、前述の受信ウェイトベクトル計算機と同様の処理を行ない、生成したアンテナごとの受信ウェイトを受信ウェイト設定部7および後述するSDMA送信処理部201へ出力する。
受信ウェイト設定部7は、受信ウェイト生成部6から受けたアンテナごとの受信ウェイトを乗算器4a〜乗算器4dへ出力する。
乗算器4a〜乗算器4dは、SDMA受信部52から受けた受信データと受信ウェイト設定部7から受けた受信ウェイトとを複素乗算し、乗算結果を加算器5へ出力する。
加算器5は、乗算器4a〜乗算器4dから受けた各乗算結果を加算して、加算結果であるアレイ受信データを受信ウェイト生成部6および図示しない受信データ処理部へ出力する。
アダプティブアレイ受信処理部53b〜アダプティブアレイ受信処理部53cの構成および基本動作はアダプティブアレイ受信処理部53aと同様である。
ここで、加算器5が出力するアレイ受信データが1台の無線端末装置に対応するデータとなる。したがって、SDMA受信処理部200は、アダプティブアレイ受信処理部53a〜アダプティブアレイ受信処理部53cによって、図示しない4本のアンテナの受信信号から無線端末装置のデータを抽出することができる。
図9は、SDMA送信処理部201の構成を示す機能ブロック図である。
SDMA送信処理部201は、アダプティブアレイ送信処理部61a〜61cと、SDMA送信部62と、加算器17a〜加算器17dとを含む。
アダプティブアレイ送信処理部61aは、送信ウェイト生成部9と、送信ウェイト設定部15と、乗算器16a〜乗算器16dとを含む。
送信ウェイト生成部9は、アダプティブアレイ受信処理部53の受信処理結果である受信ウェイト生成部6から受けたアンテナごとの受信ウェイトに基づいて、アンテナごとの送信ウェイトを生成し、送信ウェイト設定部15へ出力する。
送信ウェイト設定部15は、送信ウェイト生成部9から受けたアンテナごとの送信ウェイトを乗算器16a〜乗算器16dへ出力する。
乗算器16a〜乗算器16dは、図示しない送信データ処理部22から受けた変調データと送信ウェイト設定部15から受けたアンテナごとの送信ウェイトとを乗算することにより、送信指向性を有するアレイ送信データを生成し、加算器17a〜加算器17dへ出力する。
アダプティブアレイ送信処理部61b〜アダプティブアレイ送信処理部61cの構成および基本動作はアダプティブアレイ送信処理部61aと同様である。
ここで、アダプティブアレイ送信処理部61a〜アダプティブアレイ送信処理部61cにおける送信ウェイト生成部9は、それぞれアダプティブアレイ受信処理部53a〜アダプティブアレイ受信処理部53cから出力された受信ウェイトに基づいて送信ウェイトを生成する。すなわち、アダプティブアレイ受信処理部53a〜アダプティブアレイ受信処理部53cと、アダプティブアレイ送信処理部61a〜アダプティブアレイ送信処理部61cとは、それぞれ同一の無線端末装置に対応する。
加算器17a〜加算器17dは、アダプティブアレイ送信処理部61a〜アダプティブアレイ送信処理部61cから受けた各無線端末装置に対応するアレイ送信データをそれぞれアンテナごとに加算して、加算された4系統のアレイ送信データをSDMA送信部62へ出力する。
SDMA送信部62は、加算器17a〜加算器17dから受けたアレイ送信データをアナログ信号に変換し、アナログ信号を搬送波の周波数が同一である4系統の送信信号にそれぞれ周波数変換し、図示しない4本のアンテナへ出力する。
ここで、乗算器16a〜乗算器16dが出力するアレイ送信データが1台の無線端末装置に対応するデータとなる。したがって、SDMA送信処理部201は、無線端末装置ごとにアレイ送信データを生成し、これらをアンテナごとにアレイ合成して多重することができる。
一方、PHSでは、従来ひとつの変調方式(π/4シフトQPSK変調方式)のみを規定していたが、電波伝搬路の状況等に応じてより大容量のデータ伝送が要望され、新たに多値数の多いQAM(直交振幅変調:Quadrature Amplitude Modulation)変調方式が追加採用されている。このような多値変調方式の一例として、16QAM変調方式などが知られている。
16QAM変調方式のような多値数の多い変調方式では、シンボル点同士の間隔が狭く、シンボル点が密集しているため、通信環境が悪い場合にはシンボル点を誤って認識する可能性が高く、π/4シフトQPSK変調方式に比べて伝送速度が速い反面、受信エラーが生じやすいという問題点がある。
さらに、PHSでは、電波伝搬路の状況等に応じてより確実なデータ伝送が要望され、新たに多値数の少ないBPSK変調方式が追加採用されている。BPSK変調方式は、π/4シフトQPSK変調方式および16QAM変調方式に比べて伝送速度が遅い反面、雑音耐性が強いことから、通信環境が悪い場合でも、受信エラーが起きにくいという利点を有する。
このように、各変調方式は伝送速度および雑音耐性がそれぞれ異なるため、無線端末装置および無線基地装置が各変調方式のうち1つのみに対応するのではなく、通信環境に応じて各変調方式を選択する適応変調方式が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−298670号公報 飯沼敏範他著、「アダプティブアレイアンテナ方式PHS基地局」、「SANYO TECHNICAL REVIEW(三洋電機技報)」、三洋電機株式会社、2000年5月1日発行、第32巻、第1号、p.80−88 笹岡秀一編著、「移動通信」、オーム社、1998年5月25日発行、p.283−312 土居義晴他著、「空間分割多元接続方式PHS基地局」、「SANYO TECHNICAL REVIEW(三洋電機技報)」、三洋電機株式会社、2001年12月10日発行、第33巻、第3号、p.93−101
しかしながら、非特許文献2および特許文献1記載の無線基地装置は、SDMA方式および適応変調方式のいずれか一方にのみ対応する構成であり、SDMA方式および適応変調方式の両方に対応する構成ではない。
また、非特許文献2および特許文献1記載の無線基地装置を単に組み合わせた構成では、無線基地装置の通信状態に基づいて効率的に通信を行なうことができないという問題点があった。
また、前述のように多値数の多い変調方式では、シンボル点同士の間隔が狭く、シンボル点が密集しているため、多値数の少ない変調方式に比べて干渉波等の影響による受信エラーを発生しやすいという特性をもつ。
つまり無線基地装置および各無線端末装置の通信状態によっては、SDMA方式で多値数の多い変調の通信を行なっても、エラーの発生により無線端末装置の接続を維持できず、大容量の通信ができない場合がある。このような場合には、多重を行なわない従来の方式で通信を行なう方がエラーの発生が低減し、大容量の通信ができる。
それゆえに、本発明の目的は、無線基地装置の通信状態に基づいて適切に通信方式を選択することにより無線基地装置の通信能力の向上を図ることが可能な無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる無線基地装置は、無線端末装置と通信する無線基地装置であって、同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する第1の通信モードと、第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の無線端末装置からのデータを抽出する第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理部と、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出部と、検出された通信状態に基づいて、受信処理部に第1の通信モードを実行させるか、または第2の通信モードを実行させるかを選択する通信方式選択部とを備える。
好ましくは、通信方式選択部は、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行させることを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行させることを選択する。
好ましくは、通信方式選択部は、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行させることを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行させることを選択する。
上記課題を解決するために、この発明の別の局面に係わる無線基地装置は、無線端末装置と通信する無線基地装置であって、複数あるいは単数の無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の無線端末装置への第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理部と、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出部と、検出された通信状態に基づいて、送信処理部に第1の通信モードを実行させるか、または第2の通信モードを実行させるかを選択する通信方式選択部とを備える。
好ましくは、通信方式選択部は、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行させることを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行させることを選択する。
好ましくは、通信方式選択部は、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行させることを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行させることを選択する。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信方式選択方法は、無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択方法であって、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、検出された通信状態に基づいて、無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる受信処理を行なうか、または第2の通信モードによる受信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する第1の通信モードと、第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の無線端末装置からのデータを抽出する第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理ステップとを含む。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
上記課題を解決するために、この発明の別の局面に係わる通信方式選択方法は、無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択方法であって、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、検出された通信状態に基づいて、無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる送信処理を行なうか、または第2の通信モードによる送信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、複数あるいは単数の無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の無線端末装置への第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理ステップとを含む。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる通信方式選択プログラムは、無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択プログラムであって、コンピュータに、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、検出された通信状態に基づいて、無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる受信処理を行なうか、または第2の通信モードによる受信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する第1の通信モードと、第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の無線端末装置からのデータを抽出する第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理ステップとを実行させる。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
上記課題を解決するために、この発明の別の局面に係わる通信方式選択プログラムは、無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択プログラムであって、コンピュータに、無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、検出された通信状態に基づいて、無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる送信処理を行なうか、または第2の通信モードによる送信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、複数あるいは単数の無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の無線端末装置への第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理ステップとを実行させる。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、所定の多値数以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
好ましくは、通信方式選択ステップにおいては、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数以上である場合には、第2の通信モードを実行することを選択し、受信信号の受信レベルが所定の範囲外である無線端末装置の数が所定台数未満である場合には、第1の通信モードを実行することを選択する。
本発明によれば、無線基地装置の通信状態に基づいて適切に通信方式を選択することにより無線基地装置の通信能力の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置の構成を示す機能ブロック図である。
[構成および基本動作]
同図を参照して、無線基地装置は、アンテナ1a〜アンテナ1dと、スイッチ2a〜スイッチ2dと、受信処理部100と、送信処理部102と、通信方式選択部50と、通信状態検出部51と、受信データ処理部21と、送信データ処理部22とを備える。
通信状態検出部51は、ユーザ数検出部23と、変調方式検出部24と、測定部25とを含む。
アンテナ1a〜アンテナ1dは、無線端末装置からの送信電波(無線信号)を受信し、受信信号としてスイッチ2a〜スイッチ2dへ出力する。また、アンテナ1a〜アンテナ1dは、スイッチ2a〜スイッチ2dから受けた送信信号を送信電波として無線端末装置へ送信する。
スイッチ2a〜スイッチ2dは、アンテナ1a〜アンテナ1dから受けた受信信号を受信処理部100へ出力するか、あるいは送信処理部102から受けた送信信号をアンテナ1a〜アンテナ1dへ送るかを図示しない制御信号に応じて切り替える。
受信処理部100は、後述する通信方式選択部50が選択する通信モードに基づいて、スイッチ2a〜スイッチ2dから受けたRF(Radio Frequency)帯の受信信号の受信処理を行なう。そして、受信処理部100は、生成した受信データを受信データ処理部21へ出力する
受信データ処理部21は、受信処理部100から受けた受信データの復調および誤り訂正等の受信処理を行なう。
また、受信データ処理部21は、受信処理部100から受けた受信データに基づいて、無線端末装置および無線基地装置の通信で使用されているスロットの無線端末装置による解放要求を検出する。さらに、受信データ処理部21は、受信処理部100から受けた受信データに基づいて、無線端末装置からのリンクチャネル確立要求、すなわち、スロットの割当要求を検出する。そして、受信データ処理部21は、スロットの割当要求および解放要求の内容を表わすスロット使用情報を通信方式選択部50およびユーザ数検出部23へ出力する。
送信データ処理部22は、無線端末装置と通信すべきデータを無線端末装置ごとに生成し、生成したデータを変調し、無線端末装置ごとの変調データを送信処理部102へ出力する。なお、送信データ処理部22は、図示しない変調方式選択部を含み、変調方式選択部は、所望の無線端末装置との通信状態および所望の無線端末装置が利用している音声通信やデータ通信等のサービス種別に応じて所望の無線端末装置へ送信する送信データの変調方式を選択する。
送信処理部102は、後述する通信方式選択部50が選択する通信モードに基づいて、無線端末装置ごとの変調データの送信処理を行なう。そして、送信処理部102は、生成した送信信号をスイッチ2a〜スイッチ2dへ出力する。
ユーザ数検出部23は、受信データ処理部21からスロット使用情報を受けて、現在1フレーム中の上りスロットおよび下りスロットが何組使用されているか、すなわち、無線基地装置が何台の無線端末装置と通信しているかを検出し、通信中の無線端末装置の数を表わすユーザ数情報を通信方式選択部50へ出力する。
変調方式検出部24は、無線基地装置が各無線端末装置との通信に使用している変調方式を検出し、各無線端末装置の変調方式を表わす変調方式情報を通信方式選択部50へ出力する。
測定部25は、受信データ処理部21から無線端末装置ごとの復調データ等を取得して受信レベルを測定し、各無線端末装置からの無線信号の受信レベルを表わす受信レベル情報を通信方式選択部50へ出力する。
通信方式選択部50は、ユーザ数検出部23から受けたユーザ数情報、変調方式検出部24から受けた変調方式情報および測定部25から受けた受信レベル情報のうちの少なくともいずれか1つに基づいて、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうか、または4RFモードで受信処理および送信処理を行なうかを選択する。
図2は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置が行なう受信処理および送信処理の概念図である。
本発明の実施の形態に係る無線基地装置は、2つの通信モードに対応している。すなわち、この無線基地装置は、同図(a)に示す1RFモードまたは同図(b)に示す4RFモードを選択して受信処理および送信処理を行なう。
まず、本発明の実施の形態に係る無線基地装置が行なう1RFモードおよび4RFモードによる受信処理について説明する。
受信処理部100は、1RFモードが選択されている場合には、搬送波の周波数が同一であるスイッチ2a〜スイッチ2dから受けたRF(Radio Frequency)帯の受信信号をベースバンド信号に周波数変換し、アナログ信号であるベースバンド信号をデジタル信号である受信データに変換する。そして、受信処理部100は、たとえば、同一スロットにおいて同一周波数の搬送波を使用して無線端末装置から送信された無線信号に含まれるデータの受信処理を行なう場合には、アンテナ1a〜アンテナ1dに対応する4系統の受信データにアダプティブアレイ処理による受信処理を行なうことにより、無線信号に含まれるデータを無線端末装置ごとに抽出する。そして、受信処理部100は、抽出した無線端末装置ごとのデータをアレイ受信データとして受信データ処理部21へ出力する。
したがって、受信処理部100は、アンテナ1a〜アンテナ1dに対応する4系統の受信信号から無線端末装置ごとのデータを抽出することができる。
また、たとえば、1台で複数の無線信号を同一スロットにて送信する無線端末装置に対しても、受信処理部100は、無線端末装置が送信した複数の無線信号に対応するデータをそれぞれ抽出することができる。
また、受信処理部100は、4RFモードが選択されている場合には、搬送波の周波数がそれぞれ異なるスイッチ2a〜スイッチ2dから受けたRF帯の受信信号をベースバンド信号に周波数変換し、アナログ信号であるベースバンド信号をデジタル信号である受信データに変換する。そして、受信処理部100は、アンテナ1a〜アンテナ1dに対応する4系統の受信データを受信データ処理部21へ出力する。
次に、本発明の実施の形態に係る無線基地装置が行なう1RFモードおよび4RFモードによる送信処理について説明する。
送信処理部102は、1RFモードが選択されている場合には、変調データにアダプティブアレイ処理による送信処理を行なってアンテナ1a〜アンテナ1dに対応する4系統のアレイ送信データを生成する。そして、送信処理部102は、変調データの送信処理を行なう場合には、4系統のアレイ送信データを無線端末装置ごとに生成する。そして、送信処理部102は、アンテナごとに各無線端末装置のアレイ送信データを合成する。そして、送信処理部102は、合成された4系統のアレイ送信データを搬送波の周波数が同一である4系統の送信信号にそれぞれ周波数変換し、スイッチ2a〜スイッチ2dへ出力する。
したがって、送信処理部102は、無線端末装置ごとのアレイ送信データをそれぞれ生成し、これらをアンテナごとにアレイ合成して多重することができる。
また、たとえば、1台で複数の無線信号を同一スロットにて送信する無線端末装置に対しても、送信処理部102は、無線端末装置が受信する複数の無線信号に対応するアレイ送信データをそれぞれ生成し、これらをアンテナごとにアレイ合成して多重することができる。
また、送信処理部102は、4RFモードが選択されている場合には、無線端末装置ごとの変調データをそれぞれ搬送波の周波数が異なる4系統の送信信号に周波数変換し、スイッチ2a〜スイッチ2dへ出力する。
[動作例1]
次に、本発明の実施の形態に係る無線基地装置が通信方式を選択する際の動作について図面を用いて説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を1RFモードから4RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。受信処理部100と、送信処理部102と、通信方式選択部50と、通信状態検出部51と、受信データ処理部21と、送信データ処理部22とは、フローチャートの各ステップを備えるプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
通信方式選択部50は、この無線基地装置が1RFモードで受信処理および送信処理を行なっている場合であって(S1でYES)、受信データ処理部21から受けたスロット使用情報が、新たに無線端末装置がスロットの割当要求を行なったことを表わすときには(S2でYES)、通信方式の選択処理を開始する(S3)。
次に、通信方式選択部50は、ユーザ数検出部23から受けたユーザ数情報および変調方式検出部24から受けた変調方式情報に基づいて、多値数が所定値以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定値以上であると認識した場合には(S4でYES)、4RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定する。
より詳細には、通信方式選択部50は、16QAM(直交振幅変調:Quadrature Amplitude Modulation)変調方式の多値数である16以上の多値数を有する変調方式で無線端末装置との通信が行なわれているスロットが2個以上である場合には(S4でYES)、4RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する。なお、多値数およびスロット数はこれに限定するものではなく、他の数値であってもよい。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、4RFモードによる受信処理および送信処理を行なう(S6)。
そして、受信データ処理部21および送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置にスロットを割り当てる。より詳細には、受信データ処理部21は、新たに割り当てたスロットのタイミングにおいて、スロットの割当要求を行なった無線端末装置に対応する、受信処理部100から受けた受信データの復調および誤り訂正等の受信処理を開始する。また、送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置と通信すべきデータを生成し、新たに割り当てたスロットのタイミングで送信処理部102へ出力する(S7)。
一方、通信方式選択部50は、ユーザ数検出部23から受けたユーザ数情報および変調方式検出部24から受けた変調方式情報に基づいて、16QAM変調方式の多値数である16以上の多値数を有する変調方式で無線端末装置との通信が行なわれているスロットが2個未満である場合には(S4でNO)、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する(S8)。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、1RFモードによる受信処理および送信処理を継続する。(S9)。
そして、受信データ処理部21および送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置にスロットを割り当てる。より詳細には、受信データ処理部21は、新たに割り当てたスロットのタイミングにおいて、スロットの割当要求を行なった無線端末装置に対応する、受信処理部100から受けた受信データの復調および誤り訂正等の受信処理を開始する。また、送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置と通信すべきデータを生成し、新たに割り当てたスロットのタイミングで送信処理部102へ出力する(S10)。
図4は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を4RFモードから1RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。受信処理部100と、送信処理部102と、通信方式選択部50と、通信状態検出部51と、受信データ処理部21と、送信データ処理部22とは、フローチャートの各ステップを備えるプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
通信方式選択部50は、この無線基地装置が4RFモードで受信処理および送信処理を行なっている場合であって(S11でYES)、受信データ処理部21から受けたスロット使用情報が、無線端末装置がスロットの解放要求を行なったことを表わすときには(S12でYES)、通信方式の選択処理を開始する(S13)。
次に、通信方式選択部50は、ユーザ数検出部23から受けたユーザ数情報および変調方式検出部24から受けた変調方式情報に基づいて、多値数が所定値以上の変調方式で無線基地装置と通信している無線端末装置の数が所定値未満であると認識した場合には(S14でYES)、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定する(S15)。
より詳細には、通信方式選択部50は、16QAM変調方式の多値数である16以上の多値数を有する変調方式で無線端末装置との通信が行なわれているスロットが2個未満である場合には(S14でYES)、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する。なお、多値数およびスロット数はこれに限定するものではなく、他の数値であってもよい。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、1RFモードで受信処理および送信処理を行なう。(S16)。
一方、通信方式選択部50は、16QAM変調方式の多値数である16以上の多値数を有する変調方式で無線端末装置との通信が行なわれているスロットが2個以上である場合には(S14でNO)、4RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する(S17)。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、4RFモードによる受信処理および送信処理を継続する。(S18)。
このように、本発明の実施の形態に係る無線基地装置では、多値数の多い変調方式で通信を行なっている無線端末装置が多い場合には、干渉波等の影響による受信エラーが生じやすい無線端末装置が多いことから、無線基地装置および無線端末装置における受信エラーを防止するために4RFモードを選択する。一方、多値数の多い変調方式で通信を行なっている無線端末装置が少ない場合には、干渉波等の影響による受信エラーが生じにくい無線端末装置が多いことから、隣接する他の無線基地装置への干渉抑圧効果も得られる1RFモードを選択する。
[動作例2]
次に、本発明の実施の形態に係る無線基地装置が通信方式を選択する際の動作の変形例について図面を用いて説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を1RFモードから4RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。受信処理部100と、送信処理部102と、通信方式選択部50と、通信状態検出部51と、受信データ処理部21と、送信データ処理部22とは、フローチャートの各ステップを備えるプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
通信方式選択部50は、この無線基地装置が1RFモードで受信処理および送信処理を行なっている場合であって(S21でYES)、受信データ処理部21から受けたスロット使用情報が、新たに無線端末装置がスロットの割当要求を行なったことを表わすときには(S22でYES)、通信方式の選択処理を開始する(S23)。
次に、通信方式選択部50は、測定部25から受けた受信レベル情報に基づいて、強電界または弱電界の無線端末装置、すなわち、受信レベルが所定値以上または所定値未満である無線端末装置が2台以上存在すると認識した場合には(S24でYES)、4RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、4RFモードによる受信処理および送信処理を行なう(S26)。
そして、受信データ処理部21および送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置にスロットを割り当てる。より詳細には、受信データ処理部21は新たに割り当てたスロットのタイミングにおいて、スロットの割当要求を行なった無線端末装置に対応する、受信処理部100から受けた受信データの復調および誤り訂正等の受信処理を開始する。また、送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置と通信すべきデータを生成し、新たに割り当てたスロットのタイミングで送信処理部102へ出力する(S27)。
一方、通信方式選択部50は、測定部25から受けた受信レベル情報に基づいて、強電界または弱電界の無線端末装置、すなわち、受信レベルが所定値以上または所定値未満である無線端末装置が2台未満存在すると認識した場合には(S24でNO)、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する(S28)。なお、通信方式選択部50が選択基準とする無線端末装置の台数は4台に限定するものではなく、他の台数であってもよい。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、1RFモードによる受信処理および送信処理を継続する。(S29)。
そして、受信データ処理部21および送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置にスロットを割り当てる。より詳細には、受信データ処理部21は、新たに割り当てたスロットのタイミングにおいて、スロットの割当要求を行なった無線端末装置に対応する、受信処理部100から受けた受信データの復調および誤り訂正等の受信処理を開始する。また、送信データ処理部22は、スロットの割当要求を行なった無線端末装置と通信すべきデータを生成し、新たに割り当てたスロットのタイミングで送信処理部102へ出力する(S20)。
図6は、本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を4RFモードから1RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。受信処理部100と、送信処理部102と、通信方式選択部50と、通信状態検出部51と、受信データ処理部21と、送信データ処理部22とは、フローチャートの各ステップを備えるプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールすることができる。
通信方式選択部50は、この無線基地装置が1RFモードで受信処理および送信処理を行なっている場合であって(S31でYES)、受信データ処理部21から受けたスロット使用情報が、無線端末装置がスロットの解放要求を行なったことを表わすときには(S32でYES)、通信方式の選択処理を開始する(S33)。
次に、通信方式選択部50は、測定部25から受けた受信レベル情報に基づいて、強電界または弱電界の無線端末装置、すなわち、受信レベルが所定値以上または所定値未満である無線端末装置が2台未満存在すると認識した場合には(S34でYES)、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する(S35)。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、1RFモードで受信処理および送信処理を行なう。(S36)。
一方、通信方式選択部50は、受信レベルが所定値以上または所定値未満である無線端末装置が2台以上存在すると認識した場合には場合には(S34でNO)、4RFモードで受信処理および送信処理を行なうことを決定し、決定した通信方式を表わす通信方式情報を受信処理部100および送信処理部102へ出力する(S37)。なお、通信方式選択部50が選択基準とする無線端末装置の台数は4台に限定するものではなく、他の台数であってもよい。
受信処理部100および送信処理部102は、通信方式選択部50から通信方式情報を受けて、4RFモードによる受信処理および送信処理を継続する。(S38)。
このように、本発明の実施の形態に係る無線基地装置では、強電界または弱電界の無線端末装置が多い場合には、SDMA方式において受信エラーを生じやすい無線端末装置が多くなる可能性があることから、無線基地装置および無線端末装置における受信エラーを防止するために、多重を行なわない従来の通信方式を選択する。一方、強電界または弱電界の無線端末装置が少ない場合には、SDMA方式において受信エラーを生じやすい無線端末装置が少なくなる可能性があることから、隣接する他の無線基地装置への干渉抑圧効果も得られるSDMA方式を選択する。
ところで、非特許文献2および特許文献1記載の無線基地装置は、SDMA方式および適応変調方式のいずれか一方にのみ対応する構成であり、SDMA方式および適応変調方式の両方に対応する構成ではなく、また、非特許文献2および特許文献1記載の無線基地装置を単に組み合わせた構成では、無線基地装置の通信状態に基づいて効率的に通信を行なうことができないという問題点があった。
しかしながら、本発明の実施の形態に係る無線基地装置では、無線基地装置および無線端末装置間の通信で使用する変調方式、または無線端末装置から送信される無線信号の受信レベルに基づいて1RFモードで受信処理および送信処理を行なうか、または4RFモードで受信処理および送信処理を行なうかを選択する。
したがって、本発明の実施の形態に係る無線基地装置では、無線基地装置の通信状態に基づいて適切に通信方式を選択することにより無線基地装置の通信能力の向上を図ることができる。
[変形例]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、たとえば以下の変形例も含まれる。
(1) 通信モード
本発明の実施の形態に係る無線基地装置は、図2(a)に示す1RFモードまたは図2(b)に示す4RFモードを選択して受信処理および送信処理を行なう構成としたが、これに限定するものではない。1RFモードの代わりに、4RFモードよりも多重度の低い通信モードで受信処理および送信処理を行なう構成とすることができる。
図7は、2RFモードにおける無線基地装置の受信処理および送信処理の概念図である。この場合、受信処理部100は、アンテナ1a〜アンテナ1bに対応する2系統の受信信号から無線端末装置ごとのデータを抽出し、かつ、アンテナ1c〜アンテナ1dに対応する2系統の受信信号から無線端末装置ごとのデータを抽出することができる。また、送信処理部102は、無線端末装置ごとのアレイ送信データをそれぞれ生成し、アンテナごとにアレイ合成して多重することができる。
ここで、通信方式選択部50は、前述の動作例1および動作例2と同様に、1RFモードおよび2RFモード間の通信方式の選択、2RFモードおよび4RFモード間の通信方式の選択、または1RFモード、2RFモードおよび4RFモード間の通信方式の選択を行なう構成とすることができる。
(2) 送信処理および受信処理における通信モードの選択
本発明の実施の形態に係る無線基地装置は、受信処理部100および送信処理部102を備え、通信方式選択部50は、1RFモードで受信処理および送信処理を行なうか、または4RFモードで受信処理および送信処理を行なうかを選択する構成としたが、これに限定するものではない。
無線基地装置が、受信処理部100および送信処理部102のいずれか一方を備え、これに対応して、通信方式選択部50が、1RFモードで受信処理を行なうかまたは4RFモードで受信処理を行なうかを選択する構成か、または1RFモードで送信処理を行なうかまたは4RFモードで送信処理を行なうかを選択する構成であればよい。
このような構成であっても、無線基地装置の通信状態に基づいて適切に通信方式を選択することにより無線基地装置の通信能力の向上を図るという本発明の目的を達成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る無線基地装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地装置が行なう受信処理および送信処理の概念図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を1RFモードから4RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を4RFモードから1RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を1RFモードから4RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る無線基地装置における通信方式選択部50が通信方式を4RFモードから1RFモードに変更する際の動作手順を定めたフローチャートである。 2RFモードにおける無線基地装置の受信処理および送信処理の概念図である。 SDMA受信処理部200の構成を示す機能ブロック図である。 SDMA送信処理部201の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1a〜1d アンテナ、2a〜2d スイッチ、100 受信処理部、102 送信処理部、200 SDMA受信処理部、201 SDMA送信処理部、50 通信方式選択部、51 通信状態検出部、21 受信データ処理部、22 送信データ処理部、23 ユーザ数検出部、24 変調方式検出部、25 測定部、52 SDMA受信部、53a〜53c アダプティブアレイ受信処理部、4a〜4d 乗算器、5 加算器、6 受信ウェイト生成部、7 受信ウェイト設定部、8 参照信号用メモリ、61a〜61c アダプティブアレイ送信処理部、62 SDMA送信部、17a〜17d 加算器、9 送信ウェイト生成部、15 送信ウェイト設定部、16a〜16d 乗算器。

Claims (6)

  1. 無線端末装置と通信する無線基地装置であって、
    同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する第1の通信モードと、前記第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理部と、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出部と、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記受信処理部に前記第1の通信モードを実行させるか、または前記第2の通信モードを実行させるかを選択する通信方式選択部とを備え
    前記通信方式選択部は、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行させることを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行させることを選択する無線基地装置。
  2. 無線端末装置と通信する無線基地装置であって、
    複数あるいは単数の前記無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の前記無線端末装置への前記第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の前記無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理部と、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出部と、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記送信処理部に前記第1の通信モードを実行させるか、または前記第2の通信モードを実行させるかを選択する通信方式選択部とを備え
    前記通信方式選択部は、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行させることを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行させることを選択する無線基地装置。
  3. 無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択方法であって、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる受信処理を行なうか、または第2の通信モードによる受信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、
    前記通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する前記第1の通信モードと、前記第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する前記第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理ステップとを含み、
    前記通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行することを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行することを選択する通信方式選択方法。
  4. 無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択方法であって、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる送信処理を行なうか、または第2の通信モードによる送信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、
    前記通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、複数あるいは単数の前記無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の前記無線端末装置への前記第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の前記無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理ステップとを含み、
    前記通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行することを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行することを選択する通信方式選択方法。
  5. 無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択プログラムであって、コンピュータに、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる受信処理を行なうか、または第2の通信モードによる受信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、
    前記通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する前記第1の通信モードと、前記第1の通信モードより少ない数で同一スロットにおいて多重化された無線信号を受信して複数あるいは単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する、あるいは多重化されていない無線信号を受信して単数の前記無線端末装置からのデータを抽出する前記第2の通信モードとを選択的に実行する受信処理ステップとを実行させ
    前記通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行することを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行することを選択する通信方式選択プログラム。
  6. 無線端末装置と通信する無線基地装置における通信方式選択プログラムであって、コンピュータに、
    前記無線端末装置との通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
    前記検出された通信状態に基づいて、前記無線端末装置と通信する信号に第1の通信モードによる送信処理を行なうか、または第2の通信モードによる送信処理を行なうかを選択する通信方式選択ステップと、
    前記通信方式選択ステップにおける選択に基づいて、複数あるいは単数の前記無線端末装置へのデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第1の通信モードと、複数あるいは単数の前記無線端末装置への前記第1の通信モードより少ない数のデータを同一スロットにおいて多重して無線信号を生成し、あるいは単数の前記無線端末装置へのデータから多重化されていない無線信号を生成し、前記生成した無線信号を送信する第2の通信モードとを選択的に実行する送信処理ステップとを実行させ
    前記通信方式選択ステップにおいては、所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が所定数以上である場合には、前記第2の通信モードを実行することを選択し、前記所定の多値数以上の変調方式による前記無線基地装置と前記無線端末装置との接続数が前記所定数未満である場合には、前記第1の通信モードを実行することを選択する通信方式選択プログラム。
JP2005106476A 2005-04-01 2005-04-01 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム Expired - Fee Related JP4510681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005106476A JP4510681B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005106476A JP4510681B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287727A JP2006287727A (ja) 2006-10-19
JP4510681B2 true JP4510681B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=37409136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005106476A Expired - Fee Related JP4510681B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4510681B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5059492B2 (ja) * 2007-06-13 2012-10-24 京セラ株式会社 無線通信方法および無線通信装置
JP5670275B2 (ja) * 2011-07-27 2015-02-18 京セラ株式会社 無線通信装置及び無線通信システム
JP2013009386A (ja) * 2012-08-01 2013-01-10 Kyocera Corp 無線通信方法および無線通信装置
JP6146802B2 (ja) * 2013-03-15 2017-06-14 日本電気通信システム株式会社 無線通信装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077980A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地局
JP2003188790A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地局、プログラム
JP2003244045A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置、無線通信システム、空間パス制御方法および空間パス制御プログラム
JP2003259430A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地装置、スロット割当方法、およびスロット割当プログラム
JP2004350107A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 伝送速度変更方法およびそれを利用した基地局装置
JP2005006287A (ja) * 2003-05-20 2005-01-06 Hitachi Ltd パイロット信号の送受信方法及び基地局装置及び端末装置
WO2005015810A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-17 Intel Corporation Adaptive signaling in multiple antenna systems

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077980A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地局
JP2003188790A (ja) * 2001-12-14 2003-07-04 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地局、プログラム
JP2003244045A (ja) * 2002-02-20 2003-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 無線装置、無線通信システム、空間パス制御方法および空間パス制御プログラム
JP2003259430A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Sanyo Electric Co Ltd 無線基地装置、スロット割当方法、およびスロット割当プログラム
JP2005006287A (ja) * 2003-05-20 2005-01-06 Hitachi Ltd パイロット信号の送受信方法及び基地局装置及び端末装置
JP2004350107A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 伝送速度変更方法およびそれを利用した基地局装置
WO2005015810A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-17 Intel Corporation Adaptive signaling in multiple antenna systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006287727A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7792495B2 (en) Radio apparatus, transmission control method and transmission control program
US6839573B1 (en) Apparatus and method for beamforming in a changing-interference environment
US7184773B2 (en) Spatial path control in radio communication system
JP3779063B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP3939165B2 (ja) 無線装置、無線通信システム、空間パス制御方法および空間パス制御プログラム
US7071874B2 (en) Radio terminal device, transmission directivity control method, and transmission directivity control program
JP2001267991A (ja) 送信装置、送信方法、通信システム及びその通信方法
US7298774B2 (en) Adaptive array device, adaptive array method and program
JP4510681B2 (ja) 無線基地装置、通信方式選択方法および通信方式選択プログラム
JP2004297575A (ja) 送信方法およびそれを利用した無線装置
US8036165B2 (en) Channel allocation method for allocating channels to terminal apparatuses to be communicated and base station apparatus utilizing the same
US7269202B2 (en) Radio apparatus, swap detecting method and swap detecting program
US7079593B2 (en) Receiving method and receiving apparatus
JP3896012B2 (ja) 無線装置
JP2005341405A (ja) 通信方法およびそれを利用した無線装置
US7398098B2 (en) Radio base apparatus, transmission power control method, and transmission power control program
JP4118161B2 (ja) 無線基地装置、移動端末装置、送信電力制御方法および送信電力制御プログラム
JP4313247B2 (ja) 多重接続方法およびそれを利用した基地局装置
JP4183613B2 (ja) 受信方法および装置
JP2009081741A (ja) 指向性制御方法、およびそれを利用した基地局装置
JP2003244752A (ja) 無線基地局、通信方法、及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080801

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100430

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees