JP2007043524A - 通信局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一の端末局装置3aから受信した信号を他の端末局装置3bへ送信する通信局装置1で、効率的に中継する。
【解決手段】 一の端末局装置から送信された信号を受信する受信手段と、受信された信号に基づいて通信品質を検出する通信品質検出手段と、通信品質が所定の閾値を超える場合には、一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を非実行として他の端末局装置へ送信する一方、通信品質が所定の閾値未満である場合には、一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を実行して他の端末局装置へ送信する中継送信手段と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムの基地局装置や中継局装置などの通信局装置に関し、特に、端末局装置と他の端末局装置との間の通信を効率的に中継する通信局装置に関する。
例えば、現在実用化されている無線通信システムとして、サービスエリアの維持を行う1つ或いは複数の基地局装置(無線基地局装置)と、当該基地局装置を介して無線通信を行う複数の端末局装置(無線端末局装置)を有して構成される無線通信システムが知られている。
このような無線通信システムでは、或る端末局装置が他の端末局装置と無線通信を行う場合には、当該或る端末局装置は、基地局装置が無線通信可能な範囲を維持するサービスエリア内において、その基地局装置を介して当該他の端末局装置と無線通信を行う。
このような無線通信システムの一例として、TDMA(Time Division Multiple Access)方式の空港デジタルMCA(Multi Channel Access)無線システムがある。
本システムでは、音声符号化方式として、低ビットレートで高品質な音声通話を実現するAMBE方式が採用されている。AMBE方式は、従来の狭帯域通信で使用されていたEL−CELPと比べて、明瞭度が高く音質が高いことを特徴としている。
後述する本発明の実施例に係る図1には、空港デジタルMCA無線システムの概要を示してある。なお、ここでは、説明の便宜上から、図1や同一の符号を用いて説明するが、本発明を限定する意図は全く無い。
第1の背景技術を説明する。
図7には、基地局装置51(図1に示される基地局装置1に対応するもの)の内部の構成例及び回線制御装置52(図1に示される回線制御装置2に対応するもの)を示してある。
本例では、移動可能な端末局装置である移動局装置3a、3bが単一の基地局装置1に接続して通話を行う場合を示す。基地局装置1は、回線制御装置2と接続されている。また、移動局装置3aを発呼局とし、移動局装置3bを着呼局とする。
移動局装置3aが発呼して無線送信すると、まず、基地局装置1が移動局装置3aからの送信波を受信する。
基地局装置1の内部では、まず、受信部61により、受信信号を高周波からベースバンド部でサンプリングできる程度の低周波へ変換(コンバージョン)する処理などを行う。続いて、A/D(Analog to Digital)コンバータのサンプリングにより、アナログ信号をデジタル信号へ変換してデータを取り込む。続いて、直交復調やフィルタ処理などの一連の復調処理を行って、フレームのビットデータを抽出し、このデータを復号処理部62へ渡す。次に、復号処理部62により、主に誤り訂正の処理などを行って、元の情報を抽出する。
音声通話の場合、ここで抽出された情報がAMBE方式の音声データ(AMBE音声データ)となり、復号処理部62からAMBE処理部63へ転送される。そして、AMBE処理部63により、AMBE音声データをPCM(Pulse Code Modulation)方式の音声データ(PCM音声データ)へ変換する。基地局装置1での復号処理は以上となり、基地局装置1はPCM音声データを回線制御装置2へ転送する。なお、基地局装置1には、PCM音声データを処理するPCM処理部64が備えられている。
回線制御装置2は、基地局装置1から受け取ったPCM音声データに対して所定の処理を行った後、当該PCM音声データを再び基地局装置1へ転送する。基地局装置1の内部では、まず、PCM音声データをAMBE処理部63へ転送する。続いて、AMBE処理部63により、PCM音声データをAMBE音声データへ変換して、符号化処理部65へ転送する。次に、符号化処理部65により、誤り訂正符号の付加や、フレームデータの構築の処理を行う。これにより生成されたフレームデータは、送信部66により変調処理が施されて、高周波へ変換されて移動局装置3bに対して送信される。
そして、基地局装置1からの送信波が移動局装置3bにより受信されることで、移動局装置3aと移動局装置3bとの間の通話が確立する。
しかしながら、このような無線システムの基地局装置では、常に、AMBE音声データをPCM音声データへ変換して、当該PCM音声データを回線制御装置2で折り返して、再びPCM音声データからAMBE音声データへ変換するため、移動局装置での音声の圧縮・伸張処理を含めると、AMBE方式による圧縮・伸張処理を2回行うことになる。AMBE方式では、音声データを圧縮するため、余分に1回の圧縮・伸張処理を行うことにより、更に音声の劣化を生じる。
第2の背景技術を説明する。
移動局装置3aと移動局装置3bとの間の通信において、基地局装置1は、発呼した移動局装置3aからの上り無線キャリアf1の信号を受信し、そのデータを下り無線キャリアf2の信号にのせかえて着呼先の移動局装置3bへ送信する。
ここで、基地局装置1は、発呼した移動局装置3aから受信したデータをそのまま下り通信にのせかえるのではなく、一度、受信した信号の分解を行って誤り訂正可能なデータについては誤り訂正を行い、その後、再び信号を組み立てて下り通信として送信する。これにより、発呼した移動局装置3aと基地局装置1との間において発生した誤りを訂正することができ、移動局装置間通信の通信品質を向上させることができる。
しかしながら、このような無線システムの基地局装置では、移動局装置間通信において、信号の分解及び組み立てを常に行うため、例えば、発呼した移動局装置と基地局装置との間において誤りが発生していない場合にも信号の分解及び組み立てが行われてしまい、回線品質が良い場合には無駄な処理が発生してしまう。また、伝送するデータが高速付随制御チャネル(FACCH)のようにフレーム間インタリーブしていると、信号の分解及び組み立てにおいて常に1フレームの遅延が発生してしまうこととなる。
特開2004−282542号公報
上述のように、従来の空港デジタルMCA無線システムの基地局装置では、端末局装置間通信(例えば、移動局装置間通信)を中継するときに、通信効率が劣化してしまうことがあるといった不具合があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するために為されたもので、端末局装置と他の端末局装置との間の通信を効率的に中継することができる通信局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信局装置では、次のような構成により、一の端末局装置から受信した信号を他の端末局装置へ送信する。
すなわち、受信手段が、前記一の端末局装置から送信された信号を受信する。通信品質検出手段が、前記受信手段により受信された信号に基づいて、通信品質を検出する。前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値以上である(又は、所定の閾値を超える)場合(つまり、閾値に基づいて良好である場合)には、中継送信手段が、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を非実行(つまり、実行しないこと)として、前記受信された音声符号化信号を前記他の端末局装置へ送信する。一方、前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値未満(又は、所定の閾値以下)である場合(つまり、閾値に基づいて良好でない場合)には、中継送信手段が、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を実行して、当該再変換された音声符号化信号を前記他の端末局装置へ送信する。
従って、一の端末局装置からの信号を他の端末局装置へ中継するに際して、当該一の端末局装置からの信号に基づく通信品質が良好である場合には当該一の端末局装置からの音声符号化信号がそのまま折り返されて当該他の端末局装置へ送信される一方、当該一の端末局装置からの信号に基づく通信品質が良好でない場合には当該一の端末局装置からの音声符号化信号がPCM音声データへ変換された後に再び音声符号化信号へ変換されて当該他の端末局装置へ送信されるため、例えば、通信品質が良好なときには、音声圧縮・伸張(音声符号化・復号化)の処理を省略することにより、通信品質や処理速度を向上させることができる。このように、一の端末局装置と他の端末局装置との間の通信を効率的に中継することができる。
ここで、通信局装置としては、例えば、無線通信システムの基地局装置や中継局装置などに適用することができる。
また、端末局装置としては、例えば、無線通信システムの移動局装置や固定局装置などに適用することができる。
また、通信品質としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、受信電界強度や、誤りの有無や、誤り率や、誤りビット数などを用いることができる。受信電界強度については高い方が通信品質が良好であり、誤りについては少ない方が通信品質が良好である。
また、通信品質に関する閾値としては、種々な値が用いられてもよい。例えば、受信電界強度については、通信品質が閾値以上である又は閾値を超えることは、受信電界強度が所定の強度以上である又は所定の強度を超えることに相当し、所定の強度と閾値とは対応しており同一の値であるとみなすこともできる。また、例えば、誤りビット数については、通信品質が閾値以上である又は閾値を超えることは、誤りビット数が所定の数以下である又は所定の数未満であることに相当し、所定の数と閾値とは対応するが、大きい方が良好であるか或いは小さい方が良好であるかという点で反対となる。
また、受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を実行する場合には、例えば、回線制御装置を介した折り返し通信が行われる。
また、通信品質を検出するときに参照する受信信号と、中継する受信信号としては、例えば、同一の信号が用いられてもよく、或いは、異なる信号が用いられてもよい。
また、音声符号化の方式としては、種々な方式が用いられてもよく、例えば、AMBE方式を用いることができる。
本発明に係る通信局装置では、次のような構成により、一の端末局装置から受信した信号を他の端末局装置へ送信する。
すなわち、受信手段が、前記一の端末局装置から送信された信号を受信する。通信品質検出手段が、前記受信手段により受信された信号に基づいて、通信品質を検出する。前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値以上である(又は、所定の閾値を超える)場合(つまり、閾値に基づいて良好である場合)には、中継送信手段が、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された信号に対して誤り訂正を含む信号の分解及び組み立てを非実行(つまり、実行しないこと)として、前記受信された信号を前記他の端末局装置へ送信する。一方、前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値未満(又は、所定の閾値以下)である場合(つまり、閾値に基づいて良好でない場合)には、中継送信手段が、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された信号に対して誤り訂正を含む信号の分解及び組み立てを実行して、当該組み立てられた信号を前記他の端末局装置へ送信する。
従って、一の端末局装置からの信号を他の端末局装置へ中継するに際して、当該一の端末局装置からの信号に基づく通信品質が良好である場合には当該一の端末局装置からの信号がそのまま折り返されて当該他の端末局装置へ送信される一方、当該一の端末局装置からの信号に基づく通信品質が良好でない場合には当該一の端末局装置からの信号が分解されて誤り訂正された後に再び組み立てられて当該他の端末局装置へ送信されるため、例えば、通信品質が良好なときには、信号の分解(誤り訂正を含む)及び組み立ての処理を省略することにより、処理速度を向上させることができる。このように、一の端末局装置と他の端末局装置との間の通信を効率的に中継することができる。
以上説明したように、本発明に係る通信局装置によると、端末局装置間の通信を中継するに際して、通信品質が良好であるときには、中継対象となる音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を実行せずにそのまま中継送信するようにしたため、中継処理の効率化を図ることができる。
また、本発明に係る通信局装置によると、端末局装置間の通信を中継するに際して、通信品質が良好であるときには、中継対象となる信号に対して誤り訂正を含む信号の分解及び組み立てを実行せずにそのまま中継送信するようにしたため、中継処理の効率化を図ることができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る移動通信システムである空港デジタルMCA無線システムの構成例を示してある。
本例の無線システムは、基地局装置1と、基地局装置1に接続された回線制御装置2と、複数(本例では、2個)の端末局装置である移動局装置3a、3bを有している。なお、本例では、自動車に載せられて移動可能な車載端末局装置である移動局装置3a、3bを示してある。
本例では、これらの移動局装置3a、3bが同一の基地局装置1のサービスエリア内に存在する。
そして、発呼局となる移動局装置3aが着呼局となる他の移動局装置3bを発呼するための信号を基地局装置1に対して無線送信すると、基地局装置1が中継をすることで、着呼局となる移動局装置3bへ信号が無線送信されて当該移動局装置3bが呼び出される。その後、これらの移動局装置3a、3bは基地局装置1を介して通信可能に接続され、互いに信号の通信が行われる。
本発明の第1実施例を説明する。
図2には、本例の基地局装置21(図1に示される基地局装置1に対応するもの)の内部の構成例及び回線制御装置2(図1に示される回線制御装置2に対応するもの)を示してある。
本例の基地局装置21は、受信部11と、復号処理部12と、スイッチ13と、AMBE処理部14と、PCM処理部15と、符号化処理部16と、送信部17を備えている。
本例の基地局装置21において行われる動作の一例を示す。
移動局装置3aが発呼して無線送信すると、まず、基地局装置21が移動局装置3aからの送信波を受信する。
基地局装置21の内部では、まず、受信部11により、受信信号を高周波からベースバンド部でサンプリングできる程度の低周波へ変換(コンバージョン)する処理などを行う。続いて、A/Dコンバータのサンプリングにより、アナログ信号をデジタル信号へ変換してデータを取り込む。続いて、直交復調やフィルタ処理などの一連の復調処理を行って、フレームのビットデータを抽出し、このデータを復号処理部12へ渡す。
ここで、受信部11では、受信信号からフレームのデータが抽出されるとともに、当該受信信号に基づいて受信電界強度が検出される。そして、受信部11により検出された受信電界強度の情報が、フレームのデータと共に、復号処理部12へ渡される。
次に、復号処理部12により、主に誤り訂正の処理などを行って、元の情報を抽出する。また、復号処理部12では、元の情報を復元した後に、受信部11から得られた受信電界強度の情報に基づいて、得られた音声データ(元の情報)をAMBE処理部14へ転送するか或いは符号化処理部16へ転送するかを判断する。具体的には、受信電界強度Pが所定の閾値P0(例えば、−80dBm)より高い場合には得られた音声データを符号化処理部16へ転送するように判断し、受信電界強度Pが所定の閾値P0より低い場合には得られた音声データをAMBE処理部14へ転送するように判断する。なお、受信電界強度Pが所定の閾値P0と等しい場合については、AMBE処理部14へ転送するか或いは符号化処理部16へ転送するかが、予め設定されており、それに従う。
復号処理部12からAMBE処理部14へ音声データを転送する状態と、復号処理部12から符号化処理部16へ音声データを転送する状態は、スイッチ13の切り替えにより、切り替えられる。なお、この音声データは、AMBE方式の音声データ(AMBE音声データ)である。
復号処理部12から符号化処理部16へ音声データを転送した場合には、符号化処理部16により誤り訂正やフレーム構築などの符号化処理を行って、その結果を送信部17へ転送する。そして、送信部17により、変調処理を行って、高周波へ変換して移動局装置3bに対して無線送信する。
そして、基地局装置21からの送信波が移動局装置3bにより受信されることで、移動局装置3aと移動局装置3bとの間の通話が確立する。
一方、復号処理部12からAMBE処理部14へ音声データを転送した場合には、AMBE処理部14により、AMBE音声データをPCM方式の音声データ(PCM音声データ)へ変換する。基地局装置21での復号処理はここまでとなり、基地局装置21はPCM音声データを回線制御装置22へ転送する。なお、基地局装置21には、PCM音声データを処理するPCM処理部15が備えられている。
回線制御装置22は、基地局装置21から受け取ったPCM音声データに対して所定の処理を行った後、当該PCM音声データを再び基地局装置21へ転送する。基地局装置21の内部では、まず、PCM音声データをAMBE処理部14へ転送する。続いて、AMBE処理部14により、PCM音声データをAMBE音声データへ変換して、符号化処理部16へ転送する。次に、符号化処理部16により、誤り訂正符号の付加や、フレームデータの構築の処理を行う。これにより生成されたフレームデータは、送信部17により変調処理が施されて、高周波へ変換されて移動局装置3bに対して送信される。
そして、基地局装置21からの送信波が移動局装置3bにより受信されることで、移動局装置3aと移動局装置3bとの間の通話が確立する。
また、発呼局となる移動局装置3aから着呼局となる移動局装置3bを呼び出すときと同様に、その後における、発呼局となる移動局装置3aから着呼局となる移動局装置3bへの信号通信や、着呼局となる移動局装置3bから発呼局となる移動局装置3aへの信号通信についても、基地局装置21により中継される。この場合に、基地局装置21では、上記と同様に、受信電界強度が良好である場合には回線制御装置22を介さずに信号を折り返すことで通信速度を向上させ、受信電界強度がそれほど良好でない場合には回線制御装置22を介して信号を折り返すことで通信品質を向上させる。
以上のように、本例の移動通信システムでは、音声符号化方式としてAMBE方式を採用し、基地局装置21と複数の移動局装置3a、3bを有して、音声通話を行う。そして、基地局装置21では、復号処理部12において、受信部11から受信電界強度を取得し、当該受信電界強度が閾値を超える場合には復号したデータを符号化処理部16へ送り、当該受信電界強度が閾値を超えない場合には復号したデータをAMBE処理部14へ送る。
従って、電界強度が高いエリアでは、AMBE音声データの圧縮・伸張処理が1回分省略されるため、圧縮による音声のひずみを抑制することができ、また、AMBE処理などのデータ処理が減少するため、無線機の負荷低減を図ることができる。一方、電界強度が低いエリアにおいては、AMBE方式による誤り訂正処理が行われるため、音声を確実に再生することが可能である。このように、デジタル無線システムにおいて、音声符号化方式としてAMBE方式を使用した音声コーデック処理を効率化することができる。
例えば、従来では、音声符号化方式としてAMBE方式を使用したデジタル無線システムにおいて、常にAMBE音声データをPCM音声データへ変換して回線制御装置で折り返した後に再度PCM音声データからAMBE音声データへ変換していたために、何度も音声データを圧縮することとなってしまい、音声の劣化が生じていた。
これに対して、本例の基地局装置21では、受信電界強度に関する閾値を設けて、受信電界強度を監視し、検出される受信電界強度に応じてAMBE方式による圧縮・伸張処理が必要であるか否かを判断することとし、例えば、受信電界強度が閾値よりも高い場合にはAMBE方式による圧縮・伸張処理を行わずに、復号処理部12から符号化処理部16へデータを折り返すようにした。
なお、本例の基地局装置21では、受信部11により信号を受信する機能により受信手段が構成されており、受信部11により通信品質として受信電界強度を検出する機能により通信品質検出手段が構成されており、各処理部11〜17により通信品質に応じた態様で中継送信する機能により中継送信手段が構成されている。
本発明の第2実施例を説明する。
図3には、本例の基地局装置23(図1に示される基地局装置1に対応するもの)の内部の構成例及び回線制御装置24(図1に示される回線制御装置2に対応するもの)を示してある。
本例の基地局装置23は、受信部31と、送信部32と、処理部33を備えている。処理部33には、例えば、誤り検出部41と、分解/組み立て判定部42と、分解/組み立て部43を備えている。
図4(a)〜(h)を参照して、分解/組み立て部43により行われる信号の分解及び組み立ての一例を示す。
本例では、高速データ転送に使用されるチャネルであるFACCH(Fast Associated Control Channel)の信号の分解及び組み立てを示す。
具体的には、信号の組み立ては、図4における(a)FACCH情報ユニットに対して、(b)例えばCRC符号化などの誤り検出符号化、(c)固定ビットの挿入付加、(d)例えば畳込み符号化などの誤り訂正符号化、(e)分割、(f)インタリーブ、(g)2個のフレームに分割、(h)無線区間フォーマットに配置、といった順で処理を施すことにより行われる。
また、信号の分解の処理は、信号の組み立てとは逆の流れの処理となり、無線区間フォーマットの信号からFACCH情報ユニットを取得する。
具体的には、(h)無線区間フォーマットの信号に対して、(g)2個のフレームを合成、(f)逆インタリーブ、(e)合成、(d)誤り訂正復号化、(c)固定ビットの削除、(b)誤り検出、(a)FACCH情報ユニットの取得、といった順で処理が行われる。
図5には、移動局装置A(例えば、発呼局となる移動局装置3a)と他の移動局装置B(例えば、着呼局となる移動局装置3b)との間で通信が行われるときにおける通信フェーズのシーケンスの一例を示してある。
図示されるように、まず、移動局装置Aと基地局装置23との間で同期バースト(SB)の信号が通信され、その後、移動局装置Aと基地局装置23との間や、基地局装置23と移動局装置Bとの間で、トラヒックチャネル(TCH)の信号が通信される。
図6を参照して、本例の基地局装置23において行われる動作の一例を示す。
図6には、移動局装置3aと他の移動局装置3bとの間で通信が行われるときに基地局装置23により行われるデータののせかえ処理の手順の一例を示してある。
基地局装置23では、まず、一方の移動局装置3aから受信した信号が同期バースト信号であるか否かを判定する(ステップS1)。
同期バースト信号を受信した場合には、誤り検出部41により、受信した同期バ−スト信号に含まれる同期ワードの誤りビット数を検出する(ステップS2)。
基地局装置23では、同期ワードの誤りビット数に関して所定の基準値(閾値)が設定されてメモリに記憶されており、分解/組み立て判定部42により、検出された誤りビット数と所定の基準値との大小関係を判定する。検出された誤りビット数が基準値より大きい(多い)場合には信号の分解及び組み立てを実施するように設定し(ステップS3)、検出された誤りビット数が基準値以下である場合には信号の分解及び組み立てを実施しない(停止する)ように設定する(ステップS4)。
受信した信号が同期バースト信号ではなく例えばトラヒックチャネル信号である場合や(ステップS1)、受信した信号が同期バースト信号であって信号の分解及び組み立ての実施の有無について設定した場合には(ステップS3、ステップS4)、基地局装置23では、次に、設定内容に従って、信号の分解及び組み立てを実施するか否かを判断し(ステップS5)、実施する場合には、分解/組み立て部43により、受信信号について、信号の分解(誤り訂正を含む)の処理を実施し(ステップS6)、更に、信号の組み立ての処理を実施する(ステップS7)。
そして、信号の分解及び組み立てを実施した場合にはその実施後の信号を他方の移動局装置3bへ無線送信するようにデータのせかえ処理を行い、信号の分解組み立てを実施しない場合には受信信号をそのまま(分解及び組み立てをせずに)他方の移動局装置3bへ無線送信するようにデータのせかえ処理を行う(ステップS8)。
このように、基地局装置23では、信号の分解及び組み立てを実施することが設定された場合には、以降のデータについては信号の分解(誤り訂正を含む)処理及び信号の組み立て処理を行ってから下り通信の信号フォーマットにして送信することが行われ、信号の分解及び組み立てを実施しないことが設定された場合には、以降のデータについては信号の分解処理及び信号の組み立て処理を行わずに下り通信の信号フォーマットにして送信することが行われる。
以上のように、本例の基地局装置23を構成する無線機では、任意の無線機からの発呼によりその無線機からのデータを受信し、当該受信したデータを他の無線機へ別のキャリアにて送信する折り返し通信による無線中継を行うに際して、受信したデータの誤りを訂正する機能を有しており、発呼した無線機からの受信データの一部のデータに基づいて、伝送路における誤りの有無乃至その程度を判定し、その判定結果に応じて受信したデータに誤り訂正処理を実施するか否かを決定する。
具体的には、例えば、発呼した移動局装置3aからの上り通信があった際に当該上り通信の同期ワードの誤りビット数から回線品質を判断し、判断した回線品質に応じて、受信データを下り無線キャリアにのせかえる際に信号の分解及び組み立てを行うか否かを決定する。そして、信号の分解及び組み立てを行う場合には、いったん受信信号を分解して誤り訂正可能なデータについては誤り訂正を行い、その後、信号を組み立てて下り無線キャリアにのせて送信する。
従って、本例の基地局装置23では、例えば発呼した移動局装置3aと自装置23との間の回線品質を判断して、受信信号を下り無線キャリアにのせかえる前に、信号の分解(誤り訂正を含む)及び組み立てを行うか否かを判断することで、例えば、回線品質が悪い場合には誤り訂正の処理を行うことにより移動局装置間の通信品質を向上させることができ、また、回線品質が良い場合には信号の分解及び組み立ての処理を省くことにより通信の遅延を低減させることができる。
例えば、従来では、基地局装置を介した移動局装置−移動局装置間の通信において、基地局装置で上り無線キャリアにより受信したデータを下り無線キャリアにのせかえるときに、常に、受信信号を分解して誤り訂正が必要なときには誤り訂正を行い、分解したデータを再度組み立てて下り無線キャリアにのせかえていた。
これに対して、本例の基地局装置23では、移動局装置3aからの上り通信の同期ワードの誤りビット数を監視し、誤りビット数に関して閾値を設けることで、誤りビット数が閾値を超えて或る一定以下の回線品質になったときにのみ、信号を分解して誤り訂正を行うようにした。
ここで、例えば、無線中継を行う中継局装置などに本例の基地局装置23と同様な構成を適用することも可能である。
なお、本例の基地局装置23では、受信部31により信号を受信する機能により受信手段が構成されており、誤り検出部41により通信品質として誤りビット数を検出する機能により通信品質検出手段が構成されており、各処理部31〜33、41〜43により通信品質に応じた態様で中継送信する機能により中継送信手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや各装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや各装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の実施例に係る移動通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る基地局装置の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る基地局装置の構成例を示す図である。 FACCHの分解及び組み立ての一例を説明するための図である。 移動局装置間通信時における通信フェーズのシーケンスの一例を示す図である。 移動局装置間通信時における基地局装置によるデータのせかえ処理の手順の一例を示す図である。 基地局装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1、21、23、51・・基地局装置、 2、22、24、52・・回線制御装置、 3a、3b・・移動局装置、 11、31、61・・受信部、 12、62・・復号処理部、 13・・スイッチ、 14、63・・AMBE処理部、 15、64・・PCM処理部、 16、65・・符号化処理部、 17、32、66・・送信部、 33・・処理部、 41・・誤り検出部、 42・・分解/組み立て判定部、 43・・分解/組み立て部、

Claims (2)

  1. 一の端末局装置から受信した信号を他の端末局装置へ送信する通信局装置において、
    前記一の端末局装置から送信された信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に基づいて通信品質を検出する通信品質検出手段と、
    前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値以上である又は所定の閾値を超える場合には、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を非実行として前記受信された音声符号化信号を前記他の端末局装置へ送信する一方、前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値未満又は所定の閾値以下である場合には、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された音声符号化信号に対してPCM音声データへの変換及び音声符号化信号への再変換を実行して当該再変換された音声符号化信号を前記他の端末局装置へ送信する中継送信手段と、
    を備えたことを特徴とする通信局装置。
  2. 一の端末局装置から受信した信号を他の端末局装置へ送信する通信局装置において、
    前記一の端末局装置から送信された信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に基づいて通信品質を検出する通信品質検出手段と、
    前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値以上である又は所定の閾値を超える場合には、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された信号に対して誤り訂正を含む信号の分解及び組み立てを非実行として前記受信された信号を前記他の端末局装置へ送信する一方、前記通信品質検出手段により検出された通信品質が所定の閾値未満又は所定の閾値以下である場合には、前記受信手段により前記一の端末局装置から受信された信号に対して誤り訂正を含む信号の分解及び組み立てを実行して当該組み立てられた信号を前記他の端末局装置へ送信する中継送信手段と、
    を備えたことを特徴とする通信局装置。
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