JP2000004171A - 移動体通信方法 - Google Patents

移動体通信方法

Info

Publication number
JP2000004171A
JP2000004171A JP10166436A JP16643698A JP2000004171A JP 2000004171 A JP2000004171 A JP 2000004171A JP 10166436 A JP10166436 A JP 10166436A JP 16643698 A JP16643698 A JP 16643698A JP 2000004171 A JP2000004171 A JP 2000004171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitted
signal
error correction
header
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10166436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3249471B2 (ja
Inventor
Masami Abe
政美 阿部
Toshio Kato
俊雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP16643698A priority Critical patent/JP3249471B2/ja
Priority to US09/332,530 priority patent/US6651211B1/en
Publication of JP2000004171A publication Critical patent/JP2000004171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3249471B2 publication Critical patent/JP3249471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/007Unequal error protection
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/23Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using convolutional codes, e.g. unit memory codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0064Concatenated codes
    • H04L1/0065Serial concatenated codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0083Formatting with frames or packets; Protocol or part of protocol for error control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0059Convolutional codes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 送信すべき信号20は、ヘッダ21と畳
み込み符号化データ22から構成される。誤り訂正符号
23は、ヘッダ21から離れた部分の一部の対象データ
24について、ビット誤りやバースト誤りの訂正機能を
持つ。 【効果】 ヘッダに近い部分よりもヘッダから離れた部
分に誤りが発生しやすいため、その部分には誤り訂正符
号23を付加し、他の部分の誤り訂正符号を省略するこ
とによって全体として情報量を縮小して、送信電力を低
く抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信、特に
音声信号を符号化して送信する場合に適する移動体通信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話、携帯電話等の、移動体用の
通信システムは、時代の要請に従って急激な発展を遂げ
ている。こうした移動体通信においては、信号が電波に
よって送受信されることから、雑音等による誤りを訂正
し、入力時の信号を忠実に再生する誤り訂正技術が不可
欠となっている。この出力の技術として、従来、畳み込
み符号化方式や、BCH方式、RS方式等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
送信すべき信号に誤り訂正のための情報を付け加える
と、送信すべき信号の情報量が増大する。情報量が多い
と必要な送信電力が大きくなる。ところが、例えばCD
MA方式による移動体通信の場合、同一の通信エリアで
同時に接続できる接続数は制御可能な最大電力によって
制限される。従って、より多くの同時通話を可能にする
ためには、各通信とも送信情報量を極力少なくしたい。
その一方で、各接続者による通信に対し一定以上の品質
を保証しなければならないという相反する要求がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉送信すべき信号を所定のサンプリング周期で
サンプリングして符号化し、制御用のヘッダを付加して
送信する場合において、上記ヘッダから離れた部分にの
み、上記符号化された信号に誤り訂正符号を含めること
を特徴とする移動体通信方法。
【0005】〈構成2〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして畳み込み符号化をし、制
御用のヘッダを付加して送信するものにおいて、上記ヘ
ッダから離れた部分にのみ、上記畳み込み符号化された
信号の誤りを訂正するためのビット誤り訂正符号を含め
ることを特徴とする移動体通信方法。
【0006】〈構成3〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして畳み込み符号化をし、制
御用のヘッダを付加して送信するものにおいて、上記ヘ
ッダから離れた部分にのみ、上記畳み込み符号化された
信号の誤りを訂正するためのバースト誤り訂正符号を含
めることを特徴とする移動体通信方法。
【0007】〈構成4〉構成2または3に記載の移動体
通信方法において、隣り合うヘッダの間に挟まれたデー
タの場合に、上記隣り合うヘッダのいずれからも離れた
中間部分にのみ、誤り訂正符号を含めることを特徴とす
る移動体通信方法。
【0008】〈構成5〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして符号化して送信する場合
において、上記送信すべき信号中に、それぞれ区別する
ことができる複数種類の送信データを混在させ、各送信
データの重要度に着目した重み付けを施し、重要度の高
いものほど誤り訂正符号の訂正能力を高めたことを特徴
とする移動体通信方法。
【0009】〈構成6〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして符号化して送信する場合
において、送信すべき信号中に、上位ビット操作した音
声データが含まれるとき、上位ビット群に相当する送信
データにのみ誤り訂正符号を付加したことを特徴とする
移動体通信方法。
【0010】〈構成7〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして符号化して送信する場合
において、送信すべき信号中に、圧縮符号化の際に帰還
するデータが含まれているとき、その帰還するデータに
相当する送信データにのみ誤り訂正符号を付加したこと
を特徴とする移動体通信方法。
【0011】〈構成8〉送信すべき信号を所定のサンプ
リング周期でサンプリングして符号化して送信する場合
において、送信フレーム中に含まれる複数の上位ビット
群とそれに付加した誤り訂正符号をヘッダに近く再配置
し、下位ビット群をヘッダから離れた部分に再配置した
ことを特徴とする移動体通信方法。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明の移動体通信方法を示す説
明図である。この図には、移動局10の具体的なブロッ
ク図と送信すべき信号の内容とを示した。移動局10
は、マイク1、A/D変換器2、音声符号化部3、ブロ
ック化部4、畳み込み符号化部5、インタリーブ処理部
6、訂正符号付加部7、ヘッダ付加部8、拡散部9及び
パワー制御部11を備える。さらに、訂正符号付加部7
には、訂正符号付加位置制御部12が接続されている。
【0013】図のマイク1は、移動局10の使用者が音
声を入力したとき、これを電気信号に変える部分であ
る。A/D変換器2は、マイク1から入力したアナログ
信号をディジタル信号に変換する部分である。音声符号
化部3は、A/D変換器2の出力を所定のサンプリング
周期でサンプリングして符号化する部分である。ブロッ
ク化部4は、音声符号化部3の出力を所定の量ずつブロ
ック化し、畳み込み符号化部5に向けて送り出す部分で
ある。畳み込み符号化部5は、ブロック化部4から入力
した信号をブロック毎に、従来からよく知られた畳み込
み符号化処理する部分である。
【0014】インタリーブ処理部6は、1群のディジタ
ル信号の上位ビットから下位ビットまでをまとめてばら
ばらにスライスして、データの順序を入れ替える部分で
ある。訂正符号付加部7は、インタリーブ処理部6の出
力を受け入れて、図の下側に示したような誤り訂正符号
23を付加する部分である。なお、この誤り訂正符号2
3を付加するための対象となる対象データ24は、訂正
符号付加位置制御部12によって指定され、制御され
る。
【0015】ヘッダ付加部8は、送信すべき信号20に
対しヘッダ21を付加する処理を行う部分である。拡散
部9は、ヘッダ付加部8の出力を拡散符号化し、パワー
制御部11はこれを図示しない送信回路に送り出す処理
を行う部分である。この具体例は、従来の装置に対し
て、上記訂正符号付加部7と訂正符号付加位置制御部1
2追加したことを特徴とする。その他の部分は従来装置
と同様であり、そのより詳細な説明を省略する。
【0016】この移動局10は、図の下側に示すような
送信すべき信号20を送信する。この信号は、ヘッダ2
1と、畳み込み符号化データ22と、誤り訂正符号23
とから構成される。ヘッダ21は、上記のように、ヘッ
ダ付加部により生成されて付加され、各種の通信制御用
信号等を含む。畳み込み符号化データ22はインタリー
ブ処理部6の出力である。従来は、誤り訂正符号が各部
に付加された信号を畳み込み符号化し、ヘッダを付加し
て送信をしていた。この具体例では、畳み込み符号化処
理された後のデータに誤り訂正符号23を付加する。
【0017】しかも、誤り訂正符号23は、畳み込み符
号化データ22のうちヘッダ21から離れた部分にある
特定の対象データ24についてのみ付加する。この誤り
訂正符号23は、対象データ24のビット誤りを訂正
し、検出しあるいはバースト誤りを訂正するような機能
を持つ。以上の構成の信号20が拡散部9とパワー制御
部11を経て送信される。ヘッダ21は位相同期に利用
される。従って、ヘッダの近くにある信号は同期が取れ
ており比較的受信誤りを生じ難い。ところが、ヘッダか
ら遠い部分の信号ほど位相のずれが大きくなる。
【0018】そこで、この具体例では、ヘッダから近い
部分の誤り訂正機能は畳み込み符号化された信号の冗長
ビットのみに委ね、ヘッダから遠い部分には誤り訂正符
号23を付加することによってその部分の誤り訂正機能
を強化している。特に、このような構成によって、畳み
込み符号化前の画一的な誤り訂正符号付加処理を省略す
ることができれば、全体として情報量を削減して、送信
電力を抑制できる。また、畳み込み符号化前に画一的な
誤り訂正符号付加処理を施し、畳み込み符号化をし、さ
らに上記のように特定の対象データに誤り訂正符号を付
加すれば、極めて信頼性の高い信号を効率よく送信でき
る。
【0019】〈具体例1の効果〉以上のように、送信す
べき信号20のヘッダ21から離れた特定の対象データ
に対してのみ誤り訂正符号23を含めるようにすると、
畳み込み符号化データ22の全ての部分に対して誤り訂
正符号を付加する場合に較べ送信すべき情報量が減少す
る。これにより、訂正能力を上げた分だけ、送信パワー
を低減できる。
【0020】〈具体例2〉誤り訂正符号には各種のもの
が知られている。いずれの場合にも、所定の対象データ
に付加することによって、その対象データ中の誤りビッ
トを検出し訂正を行うことができる。
【0021】図2は、誤り訂正符号の種類と誤り訂正効
果の説明図を示す。図2(a)には、よく知られたBC
H符号によるビット誤り訂正検出符号23Aの内容説明
図を示した。このBCH符号のうち、1ビット誤りの訂
正と2ビット誤りの検出をするものをハミング符号と呼
び、一般のデータ通信に広く採用されている。図の対象
データ24中に例えば1ビットのデータ誤りがあれば、
これを検出して訂正し元の信号を得ることができる。ま
た、2ビットの誤りがあれば、訂正はできないがそれを
検出して、例えばその対象データ24を含むフレーム全
体を破棄するといった処理ができる。
【0022】ビット誤り訂正検出符号23Aのビット数
を増やせば、さらに誤り訂正能力や検出能力が増える。
従って、図1に示した畳み込み符号化データ22中の訂
正を必要とする対象データ24の長さが長い場合には、
ビット誤り訂正検出符号23Aのビット長を適当に増加
させればよい。また、対象データを適当に区切って、そ
の間にビット誤り訂正検出符号23Aを混在させるよう
にしてもよい。
【0023】図2(b)には、RS符号の説明図を示
す。RS符号は、リードソロモン符号と呼ばれ、シンボ
ル誤り訂正に用いられている。1シンボルは複数ビット
で形成されており、1シンボル8ビットの場合、1つの
キャラクタコードをそのまま訂正することができる。従
って、畳み込み符号化データと組み合わせることによっ
て、強力な誤り訂正機能を付加することが可能である。
特に、無線通信では、ヘッダから遠い対象データ24に
ついて、位相のずれ等によりバースト誤りを発生しやす
い。これを、バースト誤り訂正符号23Bを付加するこ
とによって、送信すべき信号の信頼性が高まる。特に、
図のような対象データ24について、バースト誤りをバ
ースト単位で訂正するため有効である。
【0024】〈具体例2の効果〉以上のように、畳み込
み符号化データ中の特定の対象データについて、ビット
誤り訂正検出符号やバースト誤り訂正符号を付加するこ
とによって、信頼性の高い、誤り訂正能力の高い通信で
あって、電力消費の少ない移動体通信が可能となる。
【0025】〈具体例3〉この具体例では、誤り訂正符
号を付加する対象データの位置について一層の最適化を
図る。図3には、トレーニング効果の説明図を示す。受
信側においては、受信信号の同期をとり、畳み込み符号
化データを処理するために、ヘッダ21Aの位置を基準
にした位相合わせを含むトレーニング処理が行われる。
このとき、図の矢印に示すように、トレーニングの効果
は、各ヘッダ21A,21Bの前後に影響し、ヘッダ2
1Aを中心とする前後のデータが最も位相がよく合う。
即ち、この図に示すように、ヘッダ21Aとヘッダ21
Bに挟まれた畳み込み符号化データに着目すると、丁度
両ヘッダ21A,21Bから最も離れた中間部分の対象
データ24に最も誤りが発生しやすくなる。そこで、こ
の具体例では、この対象データについてについてのみ誤
り訂正符号23を付加する。
【0026】〈具体例3の効果〉以上のように、隣り合
うヘッダの間に挟まれたデータの場合、両ヘッダのいず
れからも離れた中間部分のみに誤り訂正符号を付加する
ことによって、全体として送信電力を抑え、誤り訂正能
力の高い移動体通信が可能となる。
【0027】〈具体例4〉上記のように、送信すべき信
号中には、ヘッダや、畳み込み符号化データ等、様々な
種類の送信データが含まれる。この中から比較的重要度
が高く誤り訂正が必要と思われるデータを選択して、こ
れらにのみ誤り訂正符号を付加するようにすれば、これ
までの具体例と同様、全体として送信電力を抑えること
ができる。さらに、誤り訂正能力が高い誤り訂正符号ほ
ど情報量が多いことから、各送信データに付加する誤り
訂正符号に重要度に合わせた重み付けをして、重要度の
高い送信データほど誤り訂正能力の高い誤り訂正符号を
付加するとよい。
【0028】図4には、重要度が高く重み付けされる送
信データの例説明図を図示した。図に示したA〜Eのデ
ータは、いずれも重要度の比較的高い送信データの例で
ある。Aは、既に説明した畳み込み符号化データ中のヘ
ッダから離れた部分のデータである。この部分の信号誤
りを訂正することにより、畳み込み符号化データ全体を
正確に再現することが可能だからである。Bは、QOS
と呼び、品質情報である。
【0029】また、Cは多値化された音声信号の上位ビ
ットである。例えば音声信号のような場合、下位ビット
に多少誤りを生じたとしても、上位ビットが忠実に再生
されれば、大幅な音質劣化は生じない。上位ビットが損
傷すると、忠実な再現は不可能になる。従って、上位ビ
ットは重要なデータといえる。Dは、圧縮符号化時の帰
還データである。圧縮処理を行う場合に繰り返し参照さ
れる帰還データ部分は重要性が高い。こうしたデータは
重要度が高いため、これらのデータにのみ誤り訂正符号
を付加する。
【0030】〈具体例4の効果〉以上のように、重要度
の高いものほどその誤り訂正符号の訂正能力を高めるよ
うにすれば、信号全体の信頼性を高めることができる。
また、その一方で、比較的重要度の低いデータについて
は、誤り訂正符号の訂正能力を少なくしたり、あるいは
誤り訂正符号を付加しないといった方法によって必要最
小限の訂正能力で少ない電力による送受信が可能にな
る。
【0031】〈具体例5〉図5には、上位ビット操作の
説明図を示す。上位ビット操作では、例えば8ビットの
音声データ26について、その上位ビット群27−1,
27−2から順にビットスライスしたデータを取り出
し、シリアルに並べて送信する処理を行う。こうした上
位ビット操作において、既に説明したように、上位ビッ
ト群27−1や27−2は、音声データ中、そのデータ
の内容を定める最も重要なデータである。従って、例え
ばこの上位ビット群27−1や27−2のみについて、
誤り訂正符号を付加する。
【0032】即ち、この図に示すように、上位ビット群
27−1には誤り訂正符号23−1を付加し、次の上位
ビット27−2には誤り訂正符号23−2を付加してい
る。他の下位ビットには誤り訂正符号を付加しない。こ
れによって、全体として誤り訂正符号の量を少なくし、
送信電力を抑制している。
【0033】さらにこの具体例では次のような信号処理
を行う。上記のような上位ビット処理は、一定量のデー
タ群ごとに繰り返し実行される。しかしながら、既に説
明したように、ヘッダに近いデータは誤りが生じにく
く、ヘッダから遠いデータは誤りが生じやすい。このた
め、ヘッダに近い部分に各データ群の上位ビットを集中
させ、ヘッダから遠い部分に下位ビットを配置するとい
うようにデータの再配置をすれば、誤り訂正能力を最小
限にしても信頼性の高い信号が送信できる。
【0034】図6には、このような再配置動作の説明図
を示す。図に示すように、ヘッダ21の次には、上位ビ
ット処理された信号の最上位ビットに相当するMSB1
が配置され、これには誤り訂正ビット30−1を付加す
る。また、別のブロックの最上位ビット列MSB2が次
に配置され、誤り訂正ビット30−2が付加される。ヘ
ッダ21から遠い部分には下位ビットLSB1,LSB
2が配置される。
【0035】〈具体例5の効果〉以上の例で、下位ビッ
トLSB1,LSB2については、ある程度の誤りが許
容されるとすれば、最上位ビットにMSB1やMSB2
のみ誤り訂正ビットを付加し、高品質な信号の送信が可
能となる。また、ヘッダに近い部分は誤りが生じ難いと
すれば、具体例1のように、ヘッダから遠い部分の下位
ビットにのみ誤り訂正符号を付加して、信号全体の信頼
性を高めてもよい。
【0036】〈具体例6〉図7には、帰還データの説明
図を示す。ここには、既に説明した帰還データに誤り訂
正符号を付加する例のより具体的な内容を示した。この
図に示す圧縮データ31は、例えば帰還データ32を参
照しながら先頭から順に圧縮されたデータである。従っ
て、圧縮されたデータを伸長する場合には、帰還データ
32が再び参照される。このように、帰還データ32は
他の部分に較べて重要なデータである。このため、この
部分の誤り訂正能力を高めるために、その直後に誤り訂
正符号23を付加している。
【0037】〈具体例6の効果〉この具体例6のみなら
ず、具体例4や5においても、送信すべき信号中に、そ
れぞれ区別することができるような複数の種類の送信デ
ータが混在されているとき、各送信データの重要度に応
じて、必要な部分に訂正能力の高い誤り訂正符号を付加
し、不要な部分には誤り訂正符号を省略するといった方
法によって、送信電力を抑制し、品質の高い信号の送信
が可能となる。なお、以上いずれの具体例においても、
図1に示した移動局10が送信すべき信号20を生成し
て送信する処理について説明を行ったが、移動局と通信
を行う基地局における信号の送信についても同様に適用
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信方法を示す説明図である。
【図2】誤り訂正効果の説明図である。
【図3】トレーニングの効果説明図である。
【図4】重要度が高く重み付けされる送信データ説明図
である。
【図5】上位ビット操作の説明図である。
【図6】再配置動作の説明図である。
【図7】帰還データの説明図である。
【符号の説明】
3 音声符号化部 4 ブロック化部 5 畳み込み符号化部 6 インタリーブ処理部 7 訂正符号付加部 8 ヘッダ付加部 10 移動局 12 訂正符号付加位置制御部 20 送信すべき信号 21 ヘッダ 22 畳み込み符号化データ 23 誤り訂正符号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして符号化し、制御用のヘッダを付加
    して送信する場合において、 前記ヘッダから離れた部分にのみ、前記符号化された信
    号に誤り訂正符号を含めることを特徴とする移動体通信
    方法。
  2. 【請求項2】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして畳み込み符号化をし、制御用のヘ
    ッダを付加して送信するものにおいて、 前記ヘッダから離れた部分にのみ、前記畳み込み符号化
    された信号の誤りを訂正するためのビット誤り訂正符号
    を含めることを特徴とする移動体通信方法。
  3. 【請求項3】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして畳み込み符号化をし、制御用のヘ
    ッダを付加して送信するものにおいて、 前記ヘッダから離れた部分にのみ、前記畳み込み符号化
    された信号の誤りを訂正するためのバースト誤り訂正符
    号を含めることを特徴とする移動体通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の移動体通信方
    法において、 隣り合うヘッダの間に挟まれたデータの場合に、前記隣
    り合うヘッダのいずれからも離れた中間部分にのみ、誤
    り訂正符号を含めることを特徴とする移動体通信方法。
  5. 【請求項5】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして符号化して送信する場合におい
    て、前記送信すべき信号中に、それぞれ区別することが
    できる複数種類の送信データを混在させ、各送信データ
    の重要度に着目した重み付けを施し、重要度の高いもの
    ほど誤り訂正符号の訂正能力を高めたことを特徴とする
    移動体通信方法。
  6. 【請求項6】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして符号化して送信する場合におい
    て、 送信すべき信号中に、上位ビット操作した音声データが
    含まれるとき、上位ビット群に相当する送信データにの
    み誤り訂正符号を付加したことを特徴とする移動体通信
    方法。
  7. 【請求項7】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして符号化して送信する場合におい
    て、 送信すべき信号中に、圧縮符号化の際に帰還するデータ
    が含まれているとき、その帰還するデータに相当する送
    信データにのみ誤り訂正符号を付加したことを特徴とす
    る移動体通信方法。
  8. 【請求項8】 送信すべき信号を所定のサンプリング周
    期でサンプリングして符号化して送信する場合におい
    て、 送信フレーム中に含まれる複数の上位ビット群とそれに
    付加した誤り訂正符号をヘッダに近く再配置し、下位ビ
    ット群をヘッダから離れた部分に再配置したことを特徴
    とする移動体通信方法。
JP16643698A 1998-06-15 1998-06-15 移動体通信方法 Expired - Fee Related JP3249471B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16643698A JP3249471B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 移動体通信方法
US09/332,530 US6651211B1 (en) 1998-06-15 1999-06-14 Method of mobile telecommunications

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16643698A JP3249471B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 移動体通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000004171A true JP2000004171A (ja) 2000-01-07
JP3249471B2 JP3249471B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=15831382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16643698A Expired - Fee Related JP3249471B2 (ja) 1998-06-15 1998-06-15 移動体通信方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6651211B1 (ja)
JP (1) JP3249471B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6718509B2 (en) 2000-01-26 2004-04-06 Nec Corporation Error bit correcting method for use in time-division multiple access system and bit correcting circuit
US7206587B2 (en) 2000-08-02 2007-04-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication terminal apparatus, base station apparatus, and radio communication method
WO2008023790A1 (fr) * 2006-08-25 2008-02-28 Panasonic Corporation Dispositif de communication sans fil et procédé de codage à détection d'erreur
JP2015049769A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 株式会社ニコン 通信装置、エンコーダ装置、及びシリアル通信方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1182814A4 (en) * 2000-03-13 2007-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd TRANSMISSION APPARATUS AND GAIN COMPENSATION METHOD
JP3917633B1 (ja) * 2005-11-21 2007-05-23 シャープ株式会社 デジタル復調装置、その制御方法、デジタル復調装置用プログラム、デジタル復調装置用プログラムを記録した記録媒体及びデジタル受信装置
JP4245602B2 (ja) * 2005-11-25 2009-03-25 シャープ株式会社 デジタル復調装置、デジタル受信装置、デジタル復調装置の制御方法、デジタル復調装置の制御プログラム、及び、この制御プログラムを記録した記録媒体
KR100852193B1 (ko) * 2007-05-02 2008-08-13 삼성전자주식회사 오류 제어 코드 장치 및 그 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5603081A (en) * 1993-11-01 1997-02-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for communicating in a wireless communication system
JP3265339B2 (ja) 1993-06-25 2002-03-11 シャープ株式会社 音声復号化装置
US5751731A (en) * 1995-10-18 1998-05-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Simplifying decoding of codewords in a wireless communication system
JP3006541B2 (ja) 1997-05-26 2000-02-07 日本電気株式会社 通信装置及び通信システム
US6320843B1 (en) * 1998-11-18 2001-11-20 Ericsson Inc. Wireless communications systems with standard and robust services and methods of operation thereof

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6718509B2 (en) 2000-01-26 2004-04-06 Nec Corporation Error bit correcting method for use in time-division multiple access system and bit correcting circuit
US7206587B2 (en) 2000-08-02 2007-04-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication terminal apparatus, base station apparatus, and radio communication method
WO2008023790A1 (fr) * 2006-08-25 2008-02-28 Panasonic Corporation Dispositif de communication sans fil et procédé de codage à détection d'erreur
JPWO2008023790A1 (ja) * 2006-08-25 2010-01-14 パナソニック株式会社 無線通信装置および誤り検出符号化方法
US8225169B2 (en) 2006-08-25 2012-07-17 Panasonic Corporation Radio communication apparatus and error detecting encoding method
JP5020247B2 (ja) * 2006-08-25 2012-09-05 パナソニック株式会社 無線通信装置および誤り検出符号化方法
JP2015049769A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 株式会社ニコン 通信装置、エンコーダ装置、及びシリアル通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3249471B2 (ja) 2002-01-21
US6651211B1 (en) 2003-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3475176B2 (ja) 既知の情報を利用した符復号モード符号化
US9866338B2 (en) Encoding and decoding method for short-range communication using an acoustic communication channel
JP4274942B2 (ja) 通信システムにおける復号複雑さを低減する方法及びシステム
US7346496B2 (en) Method and apparatus to perform speech recognition over a data channel
US6272123B1 (en) Variable rate CDMA transmitter-receiver and transmission method
KR20000048678A (ko) 2개의 블록 부호를 이용한 에러 정정 시스템
JP2002050996A (ja) 整数倍相互関係を有するブロック長を用いて符号化された信号を通信伝送路を介して送信する通信システム
JPH09503359A (ja) コード分割多元接続システム適用に対する多重レートシリアルビタビ復号器
US5862178A (en) Method and apparatus for speech transmission in a mobile communications system
US20040008768A1 (en) Transmission line coding method, transmission line decoding method, and apparatus therefor
US20090006104A1 (en) Method of configuring codec and codec using the same
JPH11511607A (ja) 繰り返されるデータワードを使用した順方向誤り訂正方法
US7076720B1 (en) Encoding apparatus and decoding apparatus
US8023585B2 (en) Apparatus and method for transmitting or receiving data
JP4024311B2 (ja) 複合キャリア信号の分析方法および装置
JPH09214361A (ja) データ復号装置
JP3249471B2 (ja) 移動体通信方法
CN1132150C (zh) 在通信媒体上传送期望声音信息的系统和方法
JP2892206B2 (ja) 音声データ伝送装置
JP2000091922A (ja) 源符号化器を選択するための送受信器及びかかる送受信器において実行される方法
JP3249457B2 (ja) ディジタル通信用音声送受信装置
JP2001156692A (ja) 無線中継システム
JP2007043524A (ja) 通信局装置
JP4521906B2 (ja) 符号化装置および無線通信装置
JP2003018129A (ja) 音声通信装置とその符号化モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees