JP3265339B2 - 音声復号化装置 - Google Patents

音声復号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号の通信や蓄積
の分野で用いられるもので、通信や蓄積の際に生じる符
号誤りによる音声品質の劣化を減少させるようにした音
声復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号を通信したり、音声信号を半導
体メモリや磁気記録媒体に蓄積する分野において、音声
信号をディジタル化し、情報圧縮して通信あるいは蓄積
する音声符号化技術と、通信や蓄積の際に生じる符号誤
りによる音声品質の劣化を減少させるための誤り訂正技
術とを組み合わせたシステムが知られている。
【0003】第1の従来技術として、日本におけるディ
ジタル自動車電話システムを説明する。図3は、文
献『"Channel Coding for Digital Speech Transmissio
n in theJapanese Digital Cellular System",M.J.McLa
uhlin, 電子情報通信学会研究会資料RCS90-27 』に
開示されている誤り訂正符号化部を説明する図である。
【0004】符号化側では、音声符号化器11から出力
される音声符号の134bit は、その重要度によって2
つのクラス(75bit と59bit )に分割される。クラ
ス1は重要度が高く符号が誤ると音質劣化が大きくなる
ので、CRC計算器12により誤り検出符号化を行った
上に、畳み込み符号化器13により誤り訂正符号化処理
を行っている。一方、重要度の低いクラス2の符号は誤
り訂正による保護は行わず、そのままインターリーバー
(多重化器)14を介して伝送している。
【0005】音声符号化したすべての符号に対して誤り
検出/訂正符号化処理を行うと、誤り訂正のための冗長
ビット数が多くなりすぎ、情報量が大きくなる。そのた
め、上記システムのように、符号の重要度に応じて誤り
検出/訂正符号化処理を施す部分と施さない部分とに分
けるのが一般的である。日本におけるディジタル自動車
電話システムの場合には、音声符号のうち重要度の低い
約44%(=59/134)の情報は保護されずに伝送され
る。
【0006】なお、重要度の低い符号には誤り訂正のた
めの冗長が付加されていないので、仮に重要度の高い符
号が訂正処理によって完全に誤り訂正できたとしても、
重要度の低い符号の中には誤りが生じている可能性があ
り、それは訂正されないので必然的に音質劣化を伴う。
【0007】復号化側では、誤り訂正に関しては符号化
側と逆の処理が行われる。処理手順は、受信符号をデイ
ンターリーブ(分離)した後、クラス1の符号について
はビタビ復号化等で誤り訂正復号化処理を行い、復号結
果に対してCRCチェック(Cyclic Redundancy Check
)を行う。もし、CRCチェックが正しければ、クラ
ス1については誤りのない符号が復号できたことにな
る。しかし、もし、CRCチェックが間違っていれば、
再生音声信号にノイズが目立たないようにパワーを減少
させるスケルチ等の誤り保護処理が行われる。
【0008】以上のように、第1の従来技術は、音声符
号の重要度の高い部分に対してのみ、ある一定の誤り訂
正能力のもとで誤り訂正符号化処理を行って誤り訂正能
力以内の誤りを完全に訂正し、また、誤り訂正能力を超
える誤りの場合には適当な誤り保護処理を施すものであ
る。
【0009】第2の従来技術として、通信路の誤りの状
態に適応して、誤り訂正処理や音声符号化処理を変更す
るものがある。例えば、特開平3−98318号公報
(「音声符号化方式」)や特開昭62−117423号
公報(「音声符号化方式」)などがある。
【0010】特開平3−98318号公報の音声符号化
方式の場合には、符号化器側において、受信側から送ら
れてくる伝送路の現在のエラーレート情報に基づいて、
音声符号化/誤り訂正符号化のビット配分を変えること
で通信路の誤り状態に応じた処理を行う。
【0011】特開昭62−117423号公報の音声符
号化方式を図4に示す。説明の便宜上、図の左側をA、
右側をBと呼ぶことにする。101,201は情報源符
号化部、102,202は誤り訂正符号化回路、10
3,203はフレーミング回路、104,204は送信
機、105,205は伝送路(通信路)、106,20
6は受信機、107,207はデフレーミング回路、1
08,208は誤り訂正復号化回路、109,209は
情報源復号化部、110,210は誤り率監視回路、1
11,211は制御回路である。
【0012】A側において情報源符号化部101に入力
された音声信号は符号化され、誤り訂正符号化回路10
2にパラメータ情報を、フレーミング回路103に予測
残差に対応する符号を出力する。パラメータ情報は誤り
訂正符号化回路102で誤り訂正が施された後、予測残
差とともにフレーミング回路103に加えられ、シリア
ル符号系列に変換される。このシリアル符号系列は送信
機104でディジタル変換された後、無線の伝送路10
5に送出される。
【0013】A側の送信機104から送信された情報が
伝送路105を介してB側の受信機106で受信され
る。デフレーミング回路107は入力された復調符号系
列を分解しパラメータ情報と予測残差に対応する符号を
出力する。このうちパラメータ情報は誤り訂正復号化回
路108において誤り訂正復号化された後、予測残差と
ともに情報源復号化部109に入力される。情報源復号
化部109ではこれらの符号から音声信号を復号し出力
する。
【0014】この際、誤り訂正復号化回路108で得ら
れた情報から誤り率監視回路110が無線の伝送路(通
信路)105の誤り率の状態を判断する。その結果を制
御回路111に伝え、B側からA側に送信する情報に対
して前記の誤り率に応じた訂正処理を誤り訂正符号化回
路において行う。その情報には制御回路111の情報も
含める。B側から送信された誤り率の情報はA側の制御
回路211に伝わり、A側の誤り訂正符号化回路102
の制御に用いられる。
【0015】この図4の方式では、伝送路(通信路)の
誤り率の状態に応じて、伝送情報すなわち符号化処理を
適応させている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術例で
は、誤り訂正で保護された情報に関しては誤りが訂正能
力以下なら完全に訂正できるが、保護されていない情報
に関しては何の処理も行われておらず、保護されていな
い符号が誤った場合には音質劣化を生じるという問題が
あった。
【0017】第2の従来技術例では、通信路の誤りの状
態を監視して、伝送情報の符号化処理を適応させている
が、誤りを検出した後の音声符号化処理を適応させてい
るので、誤りに対する対処に時間遅れが生じる。また、
符号化自体に適応処理を組み込んでいるので、システム
が複雑になるという問題があった。
【0018】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、構成の簡素化を図りながらも、保護
されていない符号の誤りによる音質劣化を抑制すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声復号化
装置は、音声符号化/復号化手段と音声符号に対する誤
り訂正手段を備えた音声符号化/復号化システムにおい
て、誤り訂正復号化器で得られた保護された情報につい
ての誤りビット数に基づいて保護されていない情報に係
る誤り率を推定する誤り率算出手段と、その推定誤り率
に応じて音声出力レベルを補正する誤り補正手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】受け取った符号に対して誤り訂正復号化処理を
行う際に、誤り率が訂正能力以下ならば誤り訂正によっ
て保護された情報に関しては誤りのない符号を復号する
ことができるとともに、保護された情報内の誤りビット
数を得る。誤り率算出手段は、その誤りビット数に基づ
いて保護されていない情報についての誤り率を推定しこ
の推定誤り率を誤り補正手段に伝え、誤り補正手段はそ
の推定誤り率に基づいて音声復号化手段に所要の補正処
理を指示するから、誤り訂正によって保護されていない
情報の符号誤りに起因した音質劣化が抑制される。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る音声復号化装置の一実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。説明の便宜上、音
声通信分野の応用で説明するが、半導体メモリ等への音
声信号の蓄積においても同様に実施できる。
【0022】図1は実施例に係る音声復号化装置が用い
られる音声符号化/復号化システムの構成を示すブロッ
ク線図である。
【0023】通信路304を境にして左側が送信機、右
側が受信機である。送信機側の構成は第1の従来技術例
で説明したのと基本的には同じである。すなわち、送信
機は、次の要素から構成されている。音声信号を情報圧
縮し、かつ、音声符号を重要度によってクラス分けして
出力する音声符号化器301と、重要度の高い音声符号
を誤り検出/訂正などで保護する誤り訂正符号化器30
2と、誤り訂正符号化器302から出力され誤り訂正で
保護された符号と音声符号化器301から直接に出力さ
れた保護されていない符号とを多重化し通信路304に
送信する多重化器303とから構成されている。
【0024】受信機は、次の要素から構成されている。
通信路304から受信した多重化された符号を分離する
多重化分離器305と、誤り訂正で保護された符号を復
号化する誤り訂正復号化器306と、誤り訂正復号化処
理において受信符号中の誤りビット数に基づいて推定誤
り率を算出する誤り率算出器307(誤り率算出手段)
と、推定誤り率に応じて音声復号化処理に補正処理を指
示する誤り保護処理器308(誤り補正手段)と、誤り
訂正復号化器306から出力され誤り訂正復号化処理さ
れた符号と多重化分離器305から直接出力された符号
および誤り保護処理器308からの指示に基づいて音声
信号を復号化する音声復号化器309とから構成されて
いる。
【0025】送信機側の動作は従来システムと同じであ
る。以下では受信機側の動作を説明する。受信符号は、
多重化分離器305において誤り訂正符号化処理で保護
されたクラス1の符号と保護されていないクラス2の符
号とに分離される。保護された符号は誤り訂正復号化器
306において誤り訂正復号化処理が行われる。このと
き、保護された符号内の誤りが訂正能力以内ならば、完
全に誤り訂正が実行されるとともに、保護された符号内
のビット誤りの個数も分かる。誤り訂正復号化器306
はこの情報を誤り率算出器307に送る。誤り率算出器
307は、現在受信した保護されていない符号中の誤り
率を推定し、誤り保護処理器308に伝える。誤り保護
処理器308は、現在受信した符号の推定誤り率の情報
に基づいて音声復号化器309に対して音声復号化処理
に補正を施し、保護されていない符号中に誤りがあった
場合の音質劣化を抑制する。以下、具体的に説明する。
【0026】 誤り訂正復号化器306において保護
された符号内のビット誤りの個数を算出する具体例を示
す。例えば、誤り訂正としてBCH符号化を用いた場
合、その復号化処理の中で、誤りロケータの算出時にビ
ット誤り位置とその個数が求まるため、通常の復号化処
理の中でビット誤りの個数が得られる。
【0027】ビット誤りの個数を算出する他の例とし
て、畳み込み符号化/ビタビ復号化処理を用いた場合に
は、基本的なパスメトリックの計算手段を用いると、生
き残りパスメトリックを用いて誤りの個数が求まる。こ
の動作例を、『符号理論』(第12章,今井,コロナ
社)より、図2に示す。これは、符号化率が1/2で、
生成行列が数式、 G=[1+D2 1+D+D2 ] の2元畳み込み符号のトレリス線図である。図中、実線
で表した枝は情報ビット0に対応し、破線の枝は情報ビ
ット1に対応する。図中で「×」を付けた枝は切り捨て
られる。各状態に付いている数字は、その状態に達する
生き残りパスメトリックである。なお、終結させるため
に2ビットのテイルビットを与えている。
【0028】この例の場合は受信符号に3ビットの誤り
があったことが分かる(符号系列と受信系列との対比を
参照)。ビタビ復号のパスメトリック最小経路によって
符号系列と受信系列の差(つまり誤り個数)が分かる。
【0029】 誤り率算出器307において推定誤り
率を算出する具体例を示す。誤り率算出器307は、誤
り訂正復号化器306からビット誤りの個数を受け取
り、保護されていないクラス2の符号の中に、どれだけ
の誤りがあるかを推定する。具体的推定方法の例として
最も簡単なものは、誤り訂正復号化器306が算出した
現時刻のビット誤りの個数をそのまま用いる方法であ
る。
【0030】誤り個数を短時間的に平均化し、通信状態
の短時間平均誤り率を算出する方法もある。自動車電話
のような通信路の場合、誤りはビットエラー的なもの以
外に、建物や基地局との距離などの影響によるバースト
的なエラーがある。この場合、連続する時刻のビット誤
りには短時間的な相関があることが期待できる。これを
利用し、単に1時刻だけの情報を使うより、例えば過去
の数時刻のビット誤り率の移動平均を用いることで時間
的に平均化された安定した誤り率が得られる。
【0031】各時刻での誤り個数を加算しサンプル数で
割ったものが推定誤り率となる。
【0032】あるいは、誤りパターンがビット誤り的で
ない場合、例えばフェージングやバースト的な誤りパタ
ーンの場合は、時間的な誤りパターンの予測を行うこと
ができる。先に説明したのが単に過去の情報の平均で推
定するものであったが、ここでは予測値を用いて推定す
る手法である。例えば誤り率の時系列が1次の自己相関
値0.8をもつなら、aを1未満の適当な定数として、 推定誤り個数(t)=0.8×推定誤り個数(t−1)
+a×現在の誤り個数 で算出する。このように受信符号の誤り時系列から線形
予測の手法を使って推定するのである。
【0033】 誤り保護処理器308が音声復号化器
309に対して施す補正処理の具体例を示す。誤り保護
処理器308は、誤り率算出器307から受け取った推
定誤り率に基づいて音声復号化器309に対し保護され
ていない符号に誤りがあった場合に音質劣化を抑制する
ための誤り補正処理を指示する。その補正処理として
は、大きく分けて以下の2種類の手法がある。第1の手
法は受信符号を補正するものであり、第2の手法は音声
復号化処理自体に補正を加えるものである。
【0034】第1の手法は、音声符号に対して誤りによ
る影響が低減するように補正を加える手法である。例え
ば、音声パワーを表現する符号であるならば、誤り率が
大きいほど、より出力レベルが小さくなる符号に修正
し、ノイズを目立たなくする手法がある。
【0035】第2の手法は、受信符号は修正せずに音声
復号化処理自体に補正を加えるもので、この手法の方が
種々の補正処理が行える。補正の例としては、先に説明
したように、誤り率に適応して音声出力レベルを直接補
正する手法があり、 修正された音声パワー=本来の音声パワー×(1−推定
誤り率) に基づいて補正が行われる。ここで、推定誤り率は誤り
率算出器307で求められた0〜1の範囲の値とする。
【0036】他の例として、CELP音声符号化のよう
に、線形予測フィルターを備える場合では、フィルター
の共振特性を弱めるという手法がある。なお、CELP
音声符号化については、『"Code-Excited Linear Predi
ction(CELP):High-Quality Speech at Very Low Bit Ra
tes",M.R.Schoeder and B.S.Atal,Proc.IEEE Int.Conf.
on Acoustics,Speech and Signal Processing,pp.937-9
40,1985 』を参照されたい。
【0037】線形予測フィルタの共振特性を弱める手法
に、バンド幅拡張補正を施す手法もある。これについて
は、例えば、『A Class of Analysis-by-Synthesis Pre
dictive Coders for High Quality Speech Coding at R
ates Between 4.8 and 16 kbits",P.Kroon and EDF.Dep
rettere,IEEE Journal on Selected Areas in Commun.V
ol.6 No.2,pp.353-363,1988 』を参照されたい。処理の
例として次のものを挙げることができる。i番目の次数
の線形予測係数をA[i]として、 修正されたA[i]=A[i]×(1−推定誤り率)i なお、誤り訂正復号化器306の訂正能力を超える誤り
に対しては、第1の従来技術で説明したように、スケル
チ等の誤り保護処理が行われ、この場合は誤り訂正復号
化器306は大きな誤りビット数を誤り率算出器307
に伝送する。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、誤り訂
正で保護されていない情報の符号に誤りが生じた場合、
保護された情報での誤りビット数から求めた推定誤り率
に基づいて音声復号化処理に所要の補正を施すことによ
り、音声品質の劣化を抑制することができる。そして構
成的には誤り訂正復号化器と音声復号化器に対する処置
であって符号化器側には影響しないから、比較的簡単な
構成改良ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る音声復号化装置が用い
られる音声符号化/復号化システムの構成を示すブロッ
ク線図である。
【図2】実施例の音声復号化装置において誤りビット数
を求める動作の一例を説明する図である。
【図3】第1の従来技術に係る誤り訂正符号化部の構成
を示すブロック線図である。
【図4】第2の従来技術に係る音声符号化方式の構成を
示すブロック線図である。
【符号の説明】
301……音声符号化器 302……誤り訂正符号化器 303……多重化器 304……通信路 305……多重化分離器 306……誤り訂正復号化器 307……誤り率算出器(誤り率算出手段) 308……誤り保護処理器(誤り補正手段) 309……音声復号化器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声符号化/復号化手段と音声符号に対
    する誤り訂正手段を備えた音声符号化/復号化システム
    において、誤り訂正復号化器で得られた保護された情報
    についての誤りビット数に基づいて保護されていない情
    報に係る誤り率を推定する誤り率算出手段と、その推定
    誤り率に応じて音声出力レベルを補正する誤り補正手段
    とを備えたことを特徴とする音声復号化装置。
  2. 【請求項2】 前記誤り率算出手段は、過去の数時刻の
    ビット誤り率の移動平均を用いて誤り率を算出するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の音声復号化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記誤り率算出手段は、受信符号の誤り
    時系列から線形予測により誤り率を算出するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の音声復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記誤り補正手段は、音声符号の誤り率
    に適応して、音声出力レベル符号を補正するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の音声復号
    化装置。
  5. 【請求項5】 前記誤り補正手段は、音声符号の誤り率
    に適応して、音声出力レベルを直接補正するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の音声復号
    化装置。
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