JPH09247139A - パターン検出装置 - Google Patents

パターン検出装置

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JPH09247139A
JPH09247139A JP8068948A JP6894896A JPH09247139A JP H09247139 A JPH09247139 A JP H09247139A JP 8068948 A JP8068948 A JP 8068948A JP 6894896 A JP6894896 A JP 6894896A JP H09247139 A JPH09247139 A JP H09247139A
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JP8068948A
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Kazuhide Nagamine
一秀 長嶺
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速のクロックでユニークワード等の特定の
パターンを有するデータの検出を可能とすることによ
り、消費電力を低減すると共に安定した動作を実現する
ことを可能としたパターン検出装置を提供する。 【解決手段】 規定パターンを発生するユニークワード
発生部4と、入力データと規定パターンとを各ビット毎
に比較するEx-ORゲート3a〜3pと、各ビット毎
の比較結果を反転するインバータゲート9a〜9pと、
各ビット毎の比較結果が全て一致しているか否かを判定
し全て一致している場合にユニークワードを検出した旨
を出力する16入力NOR回路5と、インバータゲート
9a〜9pの出力の1つとそれ以外のビットでEx-O
Rゲート3a〜3pから出力される比較結果とが全て一
致しているか否かを判定し全て一致している場合にユニ
ークワードを検出した旨を出力する16入力NOR回路
10a〜10pとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン検出装置
に係り、更に詳しくは、例えばデジタルコードレス電話
機に代表されるようなバースト状のデータの受信を行う
通信装置に適用する場合に好適なパターン検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルハンディホン(以下、
PHS:Personal Handyphone System と略称)等の
デジタルコードレス電話機においては、送信時における
周波数と受信時における周波数とを同一の周波数とし、
バースト状のデータを時分割で所謂ピンポン伝送させる
TDD(Time Division Duplex:時分割双方向)方
式、及び多元接続させるTDMA(Time Division M
ultiple Acces:時分割多重アクセス)方式が採用され
ている。
【0003】図3は上述した通信方式で通信が行われる
従来のデジタルコードレス電話機の構成を示すブロック
図である。当該デジタルコードレス電話機は、送受話器
51と、音声処理部52と、チャネルCODEC(Cor
der Decoder)部53と、変復調部54と、RF(Rad
io Frequency)部55と、アンテナ56と、キー操作
部57と、制御部58とを電話機本体59に装備した構
成となっている。
【0004】送受話器51は、使用者が通話時における
音声の送受を行うためのものであり、音声処理部52
は、音声データの圧縮符号化処理、伸長複号化処理を行
う。チャネルCODEC部53は、フレームの分解/組
立等のTDMA処理、誤り訂正処理、スクランブル処
理、及び音声データの秘話処理を行う。変復調部54
は、送信データの変調及び受信データの復調を行う。R
F部55は、アンテナ56を介して送受信を行い、アン
テナ56は、相手先電話機のアンテナとの間で電波の送
受信を行う。
【0005】上記構成による従来のデジタルコードレス
電話機の動作を説明すると、アンテナ56を介して相手
先電話機から受信した信号はRF部55により240M
Hz帯の中間周波数の信号に変換し、変復調部54によ
りπ/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift
Keying)変調されているこの信号を復調してNRZ
(Non Return to Zero)のデジタルデータにする。
更に、チャネルCODEC部53により当該デジタルデ
ータの受信タイミング制御を行う。受信タイミング制御
としては、規定されたタイミングで受信したバーストデ
ータを抽出する処理が行われる。
【0006】この後、抽出した受信データについてチャ
ネルCODEC部53によりスクランブル解除、CRC
(Cyclic Redundancy Check)チェック、秘話の解除
といった処理を行い、ADPCM(Adaptive Differe
ntial Pulse Code Modulation)符号化されている音
声信号のデータを音声処理部52によりアナログ信号に
変換し、送受話器(ハンドセット)51内のスピーカ
(図示略)に供給して出力させる。
【0007】図4は上述した従来のデジタルコードレス
電話機の親機側から伝送される通信データのフォーマッ
トを示す図である。親機側から伝送される通信データの
1スロットの構成は、図示の如く、1スロットが240
ビットで構成されており、先頭部分の4ビット相当部分
が過渡応答用ランプタイムR、続く2ビットがスタート
シンボルSS、以下プリアンブルパターンPR(6ビッ
ト)、ユニークワードUW(16ビット)、訂正符号C
RCを含む通信データI(196ビット)とされ、最後
の16ビット相当部分(約41.7μ秒)がガードバン
ドGとされる。また、制御データは、ユニークワードU
Wが32ビットのフォーマットになっている。
【0008】ここで、プリアンブルパターンPRは、一
定のデータが繰り返されるパターンとされ、当該プリア
ンブルパターンPRに続く16ビットのユニークワード
UWが通信方式で決められた特定のパターンとなってい
る。
【0009】また、PHSのユニークワードUWの検出
は、RCR(Research & Development Center for
Radio System)−STD28によって1ビットの誤り
を許容することが規定されている。即ち、無線回線によ
りデータの送受信が行われるため、無線回線上でデータ
の誤りが発生する可能性が高いために、ユニークワード
UWに1ビットの誤りがあってもユニークワードUWと
して検出するということである。
【0010】そして、上述したデジタルコードレス電話
機で通信データを受信する場合には、当該ユニークワー
ドUWをチャネルCODEC部53により検出すると共
に受信タイミングを設定することにより、内部で各種処
理を行う。従って、ユニークワードUWを正確に検出で
きない限り、正確な受信タイミング等の設定ができず、
データを正確に受信することはできない。
【0011】図5は上述したユニークワードUWをチャ
ネルCODEC部53内で検出する従来のユニークワー
ド検出装置の回路構成を示す図である。ユニークワード
検出装置は、入力端子61と、シリアル/パラレル(S
/P)変換回路62と、Ex-ORゲート63a,63
b,・・・63n(n:ビット数で決まる数、図示例で
は16)と、ユニークワード(UW)発生部64と、判
定回路65と、出力端子66とから構成されている。
【0012】先ず、チャネルCODEC部53へ供給さ
れるデジタル信号の受信データを入力端子61を介して
シリアル/パラレル変換回路62へ供給し、16ビット
のパラレルデータに変換する。シリアル/パラレル変換
回路62は、16ビットのパラレルデータを各々別のE
x-ORゲート63a〜63nの一方の入力端へ供給す
る。ユニークワード発生部64には規定のユニークワー
ドである16ビットのパターンが記憶されており、この
場合、1ビットの誤りを許容してユニークワードUWを
検出するようにするため、誤りが無い時の1パターンと
1ビットの誤りがある時の16パターンとの合計17パ
ターンが記憶されている。
【0013】ユニークワード発生部64は、記憶してい
る16ビットのパターンをパラレルに出力し、Ex-O
Rゲート63a〜63nの他方の入力端へ供給する。こ
れに伴い、Ex-ORゲート63a〜63nによりユニ
ークワード発生部64が出力するデータと受信データと
が比較され、不一致であった場合はハイレベル信号
“1”が排他的論理和として出力され、一致している場
合はロウレベル信号“0”が出力される。
【0014】この後、Ex-ORゲート63a〜63n
の出力が判定回路65へ入力されると、判定回路65は
入力信号が全て“0”の場合にユニークワードUWと判
定し、判定結果を出力端子66へ出力する。上述した処
理をシリアル/パラレル変換回路62でデータがシフト
されるまで、ユニークワード発生部64から17パター
ンのデータについて全て順次出力して判定回路65にお
いて順次結果を判定する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては、ユニークワードの検出を行う場合
には、ユニークワード発生部64及び判定回路65等で
必要とするクロックが極めて高速のクロックになるとい
う不具合があった。その理由としては、通信データの場
合はユニークワードUWが16ビットで構成され、制御
データの場合はユニークワードUWが32ビットで構成
されているため、ユニークワード発生部64が出力する
ユニークワードのパターンの数は、制御データの場合、
1ビット誤り許容で検出するために33パターンとな
り、従って、最大で伝送されるデータのクロックの33
倍以上のクロックが必要となるからである。
【0016】また、PHSの場合は、伝送データのクロ
ックは384kbpsであり、1ビット誤り許容でユニーク
ワードの検出を行うためには、約13MHz以上のクロ
ックでユニークワードを検出させる必要がある。このよ
うな13MHz以上の高速のクロックを精度良く発生さ
せるためには比較的大きな電力が必要となる結果、PH
Sの消費電力を増大させてしまうと共に、高速のクロッ
クで回路を動作させた場合に誤動作する確率が高くなる
という不具合があった。
【0017】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、低速のクロックでユニークワード等の特定のパ
ターンを有するデータの検出を可能とすることにより、
消費電力を低減すると共に安定した動作を実現すること
を可能としたパターン検出装置を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、特定のパターンを有するデータ
を検出するように構成されたパターン検出装置におい
て、規定のパターンを発生するパターン発生手段と、装
置外部から入力されたデータと前記パターン発生手段か
ら発生された規定のパターンとを各ビット毎に比較する
比較手段と、該比較手段から出力される各ビット毎の比
較結果を反転する反転手段と、前記比較手段から出力さ
れる各ビット毎の比較結果が全て一致しているか否かを
判定し、全て一致している場合に前記特定のパターンを
有するデータを検出した旨を出力する第1の判定手段
と、前記反転手段の出力の1つとそれ以外のビットで前
記比較手段から出力される比較結果とが全て一致してい
るか否かを判定し、全て一致している場合に前記特定の
パターンを有するデータを検出した旨を出力する第2の
判定手段とを具備することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記請求項1記載のパターン検出装置において、前
記特定のパターンを有するデータは、デジタル通信にお
ける伝送で受信されるメインデータに付加されているこ
とを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記請求項1記載のパターン検出装置において、前
記特定のパターンを有するデータは、パーソナルハンデ
ィホン等のデジタルコードレス電話機における伝送で受
信されるメインデータに付加されていることを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0022】本実施の形態においては、PHSの通信デ
ータのユニークワードを検出する場合を例に上げ、当該
PHSの端末で使用するユニークワード検出装置につい
て説明する。
【0023】図1は本実施の形態に係るユニークワード
検出装置の構成を示すブロック図である。ユニークワー
ド検出装置は、データ入力端子1と、シリアル/パラレ
ル(S/P)変換回路2と、Ex-ORゲート3a,3
b,・・・3p(p:本例では16)と、ユニークワー
ド(UW)発生部4と、16入力NOR回路5と、1ビ
ット誤り時パターン検出回路6と、ORゲート7と、出
力端子8とを備える構成となっている。
【0024】データ入力端子1はシリアル/パラレル変
換回路2へ接続され、シリアル/パラレル変換回路2の
出力端はEx-ORゲート3a,3b,・・・3pの一
方の入力端へ各々接続されている。ユニークワード発生
部4の出力端はEx-ORゲート3a〜3pの他方の入
力端へ各々接続されている。Ex-ORゲート3a〜3
pの出力端は16入力NOR回路5及び1ビット誤り時
パターン検出回路6へ各々接続されており、Ex-OR
ゲート3a〜3pの出力信号OUT1〜OUT16が各
々入力される。16入力NOR回路5の出力端はORゲ
ート7の一方の入力端へ接続され、1ビット誤り時パタ
ーン検出回路6の出力端はORゲート7の他方の入力端
へ接続されている。ORゲート7の出力端は出力端子8
へ接続されている。
【0025】上記各部の構成を詳述すると、データ入力
端子1は、誤りの無いユニークワードUW信号あるいは
1ビットの誤りが有るユニークワードUW信号が供給さ
れる端子である。シリアル/パラレル変換回路2は、デ
ータ入力端子1を介して入力されたユニークワードUW
信号を16ビットのパラレルデータに変換し、Ex-O
Rゲート3a〜3pの一方の入力端へ供給する。ユニー
クワード発生部4は、PHSの端末で使用する通信デー
タ用のユニークワード「0011 1101 0100 1100」という
パターンを記憶しており、当該パターンをEx-ORゲ
ート3a〜3pの他方の入力端へ供給する。
【0026】Ex-ORゲート3a〜3pは、シリアル
/パラレル変換回路2の出力データ(受信データ)とユ
ニークワード発生部4の出力データとを比較し、比較結
果が不一致の場合はハイレベル信号“1”を排他的論理
和として出力し、比較結果が一致している場合はロウレ
ベル信号“0”を出力する。16入力NOR回路5は、
Ex-ORゲート3a〜3pの出力信号OUT1〜OU
T16が全てロウレベル信号“0”の場合はハイレベル
信号“1”を出力し、それ以外の場合はロウレベル信号
“0”を出力する。
【0027】1ビット誤り時パターン検出回路6は、1
ビット誤り許容でパターンの一致を検出するものであ
り、これについては下記の図2で詳述する。ORゲート
7は、16入力NOR回路5及び1ビット誤り時パター
ン検出回路6の出力信号の両方ともロウレベル信号
“0”の場合はロウレベル信号“0”を出力し、それ以
外の場合はハイレベル信号“1”を出力する。出力端子
8は、ORゲート7の出力信号が供給される。
【0028】図2は上記図1に示した1ビット誤り時パ
ターン検出回路6の内部の詳細構成を示すブロック図で
ある。1ビット誤り時パターン検出回路6は、インバー
タゲート9a,9b,・・・9p(p:本例では16)
と、16入力NOR回路10a,10b,・・・10p
(p:本例では16)と、検出回路11a,11b,・
・・11p(p:本例では16)と、16入力OR回路
12と、出力端子13とを備える構成となっている。イ
ンバータゲート9a,16入力NOR回路10aが第1
検出回路11aを構成し、インバータゲート9b,16
入力NOR回路10bが第2検出回路11bを構成し、
以下同様に、インバータゲート9p,16入力NOR回
路10pが第16検出回路11pを構成している。
【0029】インバータゲート9a〜9pの入力端には
Ex-ORゲート3a〜3pの出力端(出力信号OUT
1〜OUT16)が各々接続され、出力端は16入力O
R回路10a〜10pへ各々接続されている。16入力
OR回路10aの入力端にはインバータゲート9aの出
力端及びEx-ORゲート3b〜3pの出力端(出力信
号OUT2〜OUT16)が各々接続され、出力端は1
6入力OR回路12へ接続されている。
【0030】16入力OR回路10bの入力側にはイン
バータゲート9bの出力端及びEx-ORゲート3a,
3c〜3pの出力端(出力信号OUT1,OUT3〜O
UT16)が各々接続され、出力端は16入力OR回路
12へ接続されている。以下同様に、16入力OR回路
10bの入力側にはインバータゲート9pの出力端及び
Ex-ORゲート3a〜3oの出力端(出力信号OUT
1〜OUT15)が各々接続され、出力端は16入力O
R回路12へ接続されている。16入力OR回路12の
出力端は出力端子13へ接続されている。
【0031】上記各部の構成を詳述すると、インバータ
ゲート9a〜9pは、Ex-ORゲート3a〜3pから
1ビット誤り時パターン検出回路6への入力信号である
「OUT1」〜「OUT16」信号の論理を反転する。
16入力NOR回路10a〜10pは、インバータゲー
ト9a〜9pの出力信号、及び「OUT1」〜「OUT
16」信号を入力し、全ての入力がロウレベル信号
“0”の場合はハイレベル信号“1”を出力し、それ以
外の場合はロウレベル信号“0”を出力する。
【0032】16入力OR回路12は、16入力NOR
回路10a〜10pの出力信号が入力され、全ての入力
がロウレベル信号“0”の場合はロウレベル信号“0”
を出力し、それ以外の場合はハイレベル信号“1”を出
力する。出力端子13は、1ビット誤り許容時の検出結
果である16入力OR回路12の出力信号が入力され、
当該信号を検出結果として出力する。
【0033】次に、上記の如く構成してなる本実施の形
態に係るユニークワード検出装置の動作を説明する。最
初に誤りの無いユニークワードUW信号pがデータ入力
端子1へ入力された場合について説明する。
【0034】データ入力端子1へユニークワードUW信
号pが入力されると、データ入力端子1を介してシリア
ル/パラレル変換回路2でパラレルなデータ「0011 110
1 0100 1100」に変換された後、当該データは1ビット
ずつデータの先頭からEx-ORゲート3a〜3pの一
方の入力端へ入力される。また、ユニークワード発生部
4からは、ユニークワードのパターンデータ「0011 110
1 0100 1100」が出力され、同じく、当該データは1ビ
ットずつデータの先頭からEx-ORゲート3a〜3p
の他方の入力端へ入力される。
【0035】Ex-ORゲート3a〜3pの出力である
「OUT1」〜「OUT16」信号は2つの入力信号が
全て一致しているため、全てロウレベル信号“0”にな
る。従って、当該「OUT1」〜「OUT16」信号が
入力される16入力NOR回路5は、全ての入力信号が
ロウレベル信号“0”であるため、ハイレベル信号
“1”を出力する。この後、16入力NOR回路5の出
力信号はORゲート7の一方の入力端へ入力されるた
め、ORゲート7はハイレベル信号“1”を出力する結
果、ユニークワードを検出したことを示すハイレベル信
号“1”なる出力信号を出力端子8から検出結果の信号
として出力する。
【0036】次に、1ビットの誤りが有るユニークワー
ドUW信号がデータ入力端子1へ入力された場合につい
て説明する。ここでは、ユニークワードの例えば2ビッ
ト目が誤ってしまっているデータ「0111 1101 0100 110
0」が入力された場合を例に上げる。
【0037】データ入力端子1へユニークワードUW信
号が入力されると、データ入力端子1を介してシリアル
/パラレル変換回路2でパラレルなデータ「0111 1101
01001100」に変換された後、上記と同様に、当該データ
は1ビットずつデータの先頭からEx-ORゲート3a
〜3pの一方の入力端へ入力される。また、ユニークワ
ード発生部4からは、ユニークワードのパターンデータ
「0011 1101 0100 1100」が出力され、同じく、当該デ
ータは1ビットずつデータの先頭からEx-ORゲート
3a〜3pの他方の入力端へ入力される。
【0038】Ex-ORゲート3a〜3pの出力である
「OUT1」〜「OUT16」信号はデータの2ビット
目が誤っているので、「OUT2」信号以外の信号は2
つの入力信号が全て一致しているため、ロウレベル信号
“0”を出力する。16入力NOR回路5の出力は全て
の入力信号がロウレベル信号“0”ではないため、ユニ
ークワードは検出しなかったことを示すロウレベル信号
“0”を出力する。
【0039】他方、1ビット誤り時パターン検出回路6
においては、検出回路11bは「OUT2」信号をイン
バータゲート9bで論理を反転するため、16入力NO
R回路10bに対する16個の入力信号は全てロウレベ
ル信号“0”となる結果、ユニークワードを検出したこ
とを示すハイレベル信号“1”を出力する。従って、1
6入力OR回路12は、検出回路11bの出力信号がハ
イレベル信号“1”であるため、ハイレベル信号“1”
を出力する。これに伴い、出力端子13を介してユニー
クワードの検出信号が出力される。
【0040】この後、出力端子13から出力されるハイ
レベル信号“1”はORゲート7の他方の入力端へ入力
されるため、ORゲート7はハイレベル信号“1”を出
力する結果、ユニークワードを検出したことを示すハイ
レベル信号“1”なる出力信号を出力端子8から検出結
果の信号として出力する。
【0041】尚、ユニークワードにおけるビット誤りが
有る箇所が上述した2ビット目以外の場合においても、
上述したユニークワードの2ビット目に誤りが有る場合
と同様の検出動作によりユニークワードを検出すること
ができる。
【0042】上述したように、本実施の形態によれば、
規定パターンを発生するユニークワード発生部4と、P
HSで受信されデータ入力端子1へ入力されるデータと
ユニークワード発生部4から発生される規定パターンと
を各ビット毎に比較するEx-ORゲート3a〜3p
と、Ex-ORゲート3a〜3pから出力される各ビッ
ト毎の比較結果を反転するインバータゲート9a〜9p
と、Ex-ORゲート3a〜3pから出力される各ビッ
ト毎の比較結果が全て一致しているか否かを判定し全て
一致している場合にユニークワードを検出した旨を出力
する16入力NOR回路5と、インバータゲート9a〜
9pの出力の1つとそれ以外のビットでEx-ORゲー
ト3a〜3pから出力される比較結果とが全て一致して
いるか否かを判定し全て一致している場合にユニークワ
ードを検出した旨を出力する16入力NOR回路10a
〜10pとを備えているため、1ビット誤り許容でパタ
ーンの一致を検出することが可能となり、この結果、低
速のクロックでユニークワードの検出を行うことがで
き、これにより、消費電力を低減することができると共
に、安定した動作を実現することができる。
【0043】尚、本実施の形態においては、本発明をP
HSの端末で使用するユニークワードを検出する場合を
例に上げて説明したが、これに限定されるものではな
く、本発明を例えばPHS以外のデジタル通信に適用す
ることもできる。この場合も本実施の形態と同様の効果
を上げることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、特定のパターンを有するデータを検出するよう
に構成されたパターン検出装置において、規定のパター
ンを発生するパターン発生手段と、装置外部から入力さ
れたデータとパターン発生手段から発生された規定のパ
ターンとを各ビット毎に比較する比較手段と、比較手段
から出力される各ビット毎の比較結果を反転する反転手
段と、比較手段から出力される各ビット毎の比較結果が
全て一致しているか否かを判定し、全て一致している場
合に特定のパターンを有するデータを検出した旨を出力
する第1の判定手段と、反転手段の出力の1つとそれ以
外のビットで比較手段から出力される比較結果とが全て
一致しているか否かを判定し、全て一致している場合に
特定のパターンを有するデータを検出した旨を出力する
第2の判定手段とを具備しているため、1ビット誤り許
容でパターンの一致を検出することが可能となり、この
結果、低速のクロックでユニークワード等の特定のパタ
ーンを有するデータの検出を行うことができ、これによ
り、消費電力を低減することができると共に、安定した
動作を実現することができる。
【0045】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
パターン検出装置において、特定のパターンを有するデ
ータは、デジタル通信における伝送で受信されるメイン
データに付加されているため、請求項1の発明と同様
に、低速のクロックでユニークワード等の特定のパター
ンを有するデータの検出を行うことができ、これによ
り、消費電力を低減することができると共に、安定した
動作を実現することができる。
【0046】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
パターン検出装置において、特定のパターンを有するデ
ータは、パーソナルハンディホン等のデジタルコードレ
ス電話機における伝送で受信されるメインデータに付加
されているため、請求項1の発明と同様に、低速のクロ
ックでユニークワード等の特定のパターンを有するデー
タの検出を行うことができ、これにより、消費電力を低
減することができると共に、安定した動作を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るユニークワー
ド検出装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る1ビット誤り
時パターン検出回路の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】従来例に係るデジタルコードレス電話機の構成
を示すブロック図である。
【図4】従来例に係るデジタルコードレス電話機の親機
側から伝送される通信データのフォーマットの一例を示
す説明図である。
【図5】従来例に係るユニークワード検出装置の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 シリアル/パラレル変換回路 3 Ex-ORゲート(比較手段) 4 ユニークワード発生部(パターン発生手段) 5 16入力NOR回路(第1の判定手段) 6 1ビット誤り時パターン検出回路 7 ORゲート 8 出力端子 9a〜9p インバータゲート(反転手段) 10a〜10p 16入力NOR回路(第2の判定手
段) 11a〜11p 検出回路 12 16入力OR回路 13 出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のパターンを有するデータを検出す
    るように構成されたパターン検出装置において、 規定のパターンを発生するパターン発生手段と、装置外
    部から入力されたデータと前記パターン発生手段から発
    生された規定のパターンとを各ビット毎に比較する比較
    手段と、該比較手段から出力される各ビット毎の比較結
    果を反転する反転手段と、前記比較手段から出力される
    各ビット毎の比較結果が全て一致しているか否かを判定
    し、全て一致している場合に前記特定のパターンを有す
    るデータを検出した旨を出力する第1の判定手段と、前
    記反転手段の出力の1つとそれ以外のビットで前記比較
    手段から出力される比較結果とが全て一致しているか否
    かを判定し、全て一致している場合に前記特定のパター
    ンを有するデータを検出した旨を出力する第2の判定手
    段とを具備することを特徴とするパターン検出装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のパターン検出装置に
    おいて、前記特定のパターンを有するデータは、デジタ
    ル通信における伝送で受信されるメインデータに付加さ
    れていることを特徴とするパターン検出装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載のパターン検出装置に
    おいて、前記特定のパターンを有するデータは、パーソ
    ナルハンディホン等のデジタルコードレス電話機におけ
    る伝送で受信されるメインデータに付加されていること
    を特徴とするパターン検出装置。
JP8068948A 1996-03-01 1996-03-01 パターン検出装置 Pending JPH09247139A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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