JPH1079981A - 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置

Info

Publication number
JPH1079981A
JPH1079981A JP8234556A JP23455696A JPH1079981A JP H1079981 A JPH1079981 A JP H1079981A JP 8234556 A JP8234556 A JP 8234556A JP 23455696 A JP23455696 A JP 23455696A JP H1079981 A JPH1079981 A JP H1079981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
voice
codec
audio data
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8234556A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Onozawa
勝之 小野澤
Fujio Inagami
富士夫 稲上
Hiroshi Fujita
博 藤田
Osamu Kawano
修 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP8234556A priority Critical patent/JPH1079981A/ja
Priority to US08/819,728 priority patent/US6356754B1/en
Publication of JPH1079981A publication Critical patent/JPH1079981A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/10Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with dictation recording and playback systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/656Recording arrangements for recording a message from the calling party for recording conversations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声を効率的に録音しチャネル切替やコーデ
ックのモード切替が発生しても良好に音声を再生する移
動通信装置における音声録音方法を提供する。 【解決手段】 第1の音声データを第2の音声データに
符号化し、第2の音声データを第1の音声データに復号
化するコーデックと、前記第2の音声データを録音する
メモリと、無音データを発生する無音データ発生部とを
有する移動通信装置における音声録音方法であって、
(a)前記第2の音声データを前記メモリに順次的に記
憶し、(b)前記段階(a)の間に、前記第2の音声デ
ータが雑音データになる第1の状態が発生する場合、そ
の状態の期間だけ前記第2の音声データの代わりに前記
無音データを前記メモリに録音する各段階を有し、前記
メモリに蓄積した音声データを再生するとき、音声録音
時に前記第1の状態が発生しても、良好な音声が再生さ
れることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信装置にお
ける音声録音方法に関し、特に、音声をディジタル化し
て伝送するコーデックを有するディジタル移動通信装置
において受信した音声或いは自分の音声を効率的に録音
しかつ良好な音声で再生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話は目ざましい発展を遂げ
ており、非常に多くの携帯電話が一般の加入者にも普及
している(ここで述べる携帯電話という用語は、移動通
信における一般的な携帯型の電話機を示す)。特に、周
波数の有効な利用性のために、音声を低ビットレートで
ディジタル化して伝送するディジタル型携帯電話も実用
化されている。これらの携帯電話の普及に伴い、各種の
便利な機能も付加されてきた。例えば、通話中に下り音
声を録音する機能(音声メモ)や、受信スタンバイ(待
ち受け)中に自分の音声を録音する機能等の音声録音機
能は、これから多くの携帯電話に採用される機能である
と考えられる。
【0003】図10に、従来の音声録音機能を付加した
ディジタル型携帯電話の構成を示す。一般的なディジタ
ル型携帯電話は、送信機、受信機、信号処理回路、及び
音声符号化・復号化(以後、コーデックと称する)から
主に構成される。信号処理回路では、変調処理、復調処
理、信号の組立・分解処理等が行なわれる。コーデック
では、マイクから入力された音声が一度PCM(64k
bps)データに変換された後、より低ビットレートの
音声データに変換される。また、受信した低ビットレー
トの音声データが、PCMデータに変換された後アナロ
グ音声としてスピーカから出力される。
【0004】現在、種々のディジタル型携帯電話の方式
が存在し、従って、コーデックに関しても様々な方式が
存在する。しかし、効率的な通信のために、より低ビッ
トレトでの符号化方式が研究されている。図10に戻る
と、受信音声を録音する場合、コーデックから出力され
るアナログ音声、或いはコーデックにおけるPCMデー
タを録音する方法が最も簡易である。また、自分の音声
を録音する場合においても、マイクから出力されるアナ
ログ音声を録音したり、或いはコーデックにおけるPC
Mデータを録音する方法が最も簡易である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の移動通信装置における音声録音方法には、次の
ような問題点がある。移動通信システムは、周波数を有
効に利用するために、一般的に同じ周波数を異なるサー
ビス領域(ゾーン)で繰り返し使用する(セルラー方
式)。従って、隣のゾーンでは、異なる周波数が使用さ
れる。よって、携帯電話を使用しているユーザが隣のゾ
ーンへ移動すると、通話を継続するために、周波数を切
り替えるチャネル切替という処理が行なわれる。このチ
ャネル切替処理には、周波数の遷移時間を要する。
【0006】従って、図10に示したディジタル型携帯
電話における従来の音声録音方法では、上記のチャネル
切替が発生すると、周波数が遷移している間に音声デー
タにエラーが生じ、その結果雑音が生じていた。また、
上述したように、コーデックの符号化レートが低くなれ
ば、同じ伝送帯域で多くのチャネルを設定することがで
き、周波数の有効利用に繋がる。従って、より低レート
符号化のコーデックが開発されれば、移動通信システム
の構成上、両方の符号化レートのモードを扱うコーデッ
ク(デュアルレートコーデック)を有する携帯電話も使
用される。例えば、ユーザが、あるサービスゾーンにお
いて、低いレートのコーデックのモードで通話している
間に、そのユーザが、従来の高いレートのコーデックの
みをサポートするサービス領域に移動した場合、携帯電
話では、低いレートのモードから高いレートのモードに
切り替える必要が生じる。
【0007】しかし、図10に示したディジタル型携帯
電話における従来の音声録音方法は、1種類の符号化モ
ードを有するコーデックに対応して構成されている。従
って、デュアルレートコーデックに対する音声録音装置
は、開発されていない。特に、コーデックのレートのモ
ードが切り替えられた場合、雑音が発生する問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を鑑みて、
音声を効率的に録音しかつチャネル切替やコーデックの
モード切替が発生しても良好に音声を再生するディジタ
ル移動通信装置における音声録音方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明方法では、第1の音声デ
ータを第2の音声データに符号化し、第2の音声データ
を第1の音声データに復号化するコーデックと、前記第
2の音声データを録音するメモリと、無音データを発生
する無音データ発生部とを有する移動通信装置における
音声録音方法であって、(a)前記第2の音声データを
前記メモリに順次的に記憶し、(b)前記段階(a)の
間に、前記第2の音声データが雑音データになる第1の
状態が発生する場合、その状態の期間だけ前記第2の音
声データの代わりに前記無音データを前記メモリに録音
する各段階を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明方法では、請求項1記
載の音声録音方法において、前記第1の状態は、チャネ
ル切替、コーデックの符号化レードの切替、及び受信レ
ベルの低下のうち少なくとも1つの状態であることを特
徴とする。請求項3記載の発明方法では、第1の音声デ
ータを第2の音声データに符号化し、第2の音声データ
を第1の音声データに復号化するコーデックと、前記第
2の音声データを録音するメモリとを有する移動通信装
置における音声録音方法であって、(a)時分割に信号
を送信及び受信し、(b)前記コーデックが前記送信及
び受信のための音声データを作成しない第1の期間を生
成し、(c)前記第1の期間に前記第2の音声データを
前記メモリに録音する各段階を有することを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明方法では、請求項3記
載の音声録音方法において、前記第2の音声データは、
受信した信号の音声データ及び前記移動通信装置のユー
ザが自ら入力したユーザの音声データのうち一方である
ことを特徴とする。請求項5記載の発明方法では、請求
項3又は4記載の音声録音方法において、録音中に前記
第2の音声データが雑音データになる第1の状態が発生
する場合、その状態の期間だけ前記第2の音声データの
代わりに無音データを前記メモリに録音する段階をさら
に有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明方法では、請求項5記
載の音声録音方法において、前記第1の状態は、チャネ
ル切替、コーデックの符号化レードの切替、及び受信レ
ベルの低下のうち少なくとも1つの状態であることを特
徴とする。請求項7記載の発明方法では、第1の音声デ
ータを第2の音声データに符号化し、第2の音声データ
を第1の音声データに復号化するコーデックを有する移
動通信装置における音声データ転送方法であって、
(a)時分割に信号を送信及び受信し、(b)前記コー
デックが前記送信及び受信のための音声データを作成し
ない第1の期間を生成し、(c)前記第1の期間に、音
声探索用登録データ及び音声探索実行時の探索結果のデ
ータを転送する各段階を有することを特徴とする。
【0013】請求項8記載の発明装置では、音声録音装
置を有する移動通信装置であって、前記音声録音装置
は、第1の音声データを第2の音声データに符号化し、
第2の音声データを第1の音声データに復号化するコー
デックと、前記第2の音声データを録音するメモリと、
無音データを発生する無音データ発生部と、録音中に前
記第2の音声データが雑音データになる第1の状態が発
生する場合、その状態の期間だけ前記第2の音声データ
の代わりに前記無音データを前記メモリに録音する制御
回路とを有することを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明装置では、請求項8記
載の移動通信装置において、前記第1の状態は、チャネ
ル切替、コーデックの符号化レードの切替、及び受信レ
ベルの低下のうち少なくとも1つの状態であることを特
徴とする。請求項10記載の発明装置では、請求項8又
は9記載の移動通信装置において、前記無音データ発生
部は、3ステートバッファ回路と、前記3ステートバッ
ファ回路の出力に接続されたプルアップ回路と、前記コ
ーデックのリセット信号が入力されたときに、前記3ス
テートバッファ回路をハイインピーダンスに設定し、前
記無音データに相当する論理ハイ状態を出力するように
制御する制御回路とを有することを特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明装置では、請求項8
又は9記載の移動通信装置において、前記無音データ発
生部は、前記無音データを出力する無音データ発生回路
と、前記無音データ発生回路から出力された前記無音デ
ータと、前記コーデックから出力された前記第1のレー
トの音声データとの一方を選択して前記メモリに出力す
るセレクタと、前記コーデックのリセット信号が入力さ
れたときに、前記セレクタが前記無音データを前記メモ
リに出力するよう制御する制御回路とを有することを特
徴とする。
【0016】請求項12記載の発明装置では、音声録音
装置を有する移動通信装置であって、前記音声録音装置
は、第1の音声データを第2の音声データに符号化し、
第2の音声データを第1の音声データに復号化するコー
デックと、前記第2の音声データを録音するメモリと、
時分割に信号を送信及び受信する時分割処理回路と、前
記コーデックが前記送信及び受信のための音声データを
作成しない第1の期間とを有し、前記第1の期間に前記
第2の音声データが前記メモリに録音されることを特徴
とする。
【0017】請求項13記載の発明装置では、請求項1
2記載の移動通信装置において、前記第2の音声データ
は、受信した信号の音声データ及び前記移動通信装置の
ユーザが自ら入力したユーザの音声データのうち一方で
あることを特徴とする。請求項14記載の発明装置で
は、請求項12又は13記載の移動通信装置において、
無音データを発生する無音データ発生部と、録音中に前
記第2の音声データが雑音データになる第1の状態が発
生する場合、その状態の期間だけ前記第2の音声データ
の代わりに前記無音データを前記メモリに録音する制御
回路とをさらに有し、前記メモリに蓄積した音声データ
を再生するとき、音声録音時に前記第1の状態が発生し
ても、良好な音声が再生されることを特徴とする。
【0018】請求項15記載の発明装置では、請求項1
4記載の移動通信装置において、前記無音データ発生部
は、3ステートバッファ回路と、前記3ステートバッフ
ァ回路の出力に接続されたプルアップ回路と、前記コー
デックのリセット信号が入力されたときに、前記3ステ
ートバッファ回路をハイインピーダンスに設定し、前記
無音データに相当する論理ハイ状態を出力するように制
御する制御回路とを有することを特徴とする。
【0019】請求項16記載の発明装置では、請求項1
4記載の移動通信装置において、前記無音データ発生部
は、前記無音データを出力する無音データ発生回路と、
前記無音データ発生回路から出力された前記無音データ
と、前記コーデックから出力された前記第1のレートの
音声データとの一方を選択して前記メモリに出力するセ
レクタと、前記コーデックのリセット信号が入力された
ときに、前記セレクタが前記無音データを前記メモリに
出力するよう制御する制御回路とを有することを特徴と
する。
【0020】上記の発明方法及び装置は、以下の通り作
用する。請求項1又は2記載の移動通信装置における音
声録音方法、及び請求項8又は9記載の移動通信装置に
おいては、チャネル切替及びコーデックのモード切替等
が発生した場合、無音データがメモリに録音される。従
って、メモリに蓄積した音声データを再生するとき、音
声録音時に前記第1の状態が発生しても、異音のない自
然で良好な音声が再生される。
【0021】請求項3又は4記載の移動通信装置におけ
る音声録音方法、及び請求項12又は13記載の移動通
信装置においては、コーデックが送信及び受信のための
音声データを作成しない第1の期間が生成され、第1の
期間に第2の音声データがメモリに録音される。従っ
て、小さい容量のメモリで、効率よく音声データを録音
できる。
【0022】請求項5又は6記載の移動通信装置におけ
る音声録音方法、及び請求項14記載の移動通信装置に
おいては、チャネル切替及びコーデックのモード切替等
が発生した場合、無音データがメモリに録音される。従
って、メモリに蓄積した音声データを再生するとき、音
声録音時に前記第1の状態が発生しても、異音のない自
然で良好な音声が再生される。
【0023】請求項7記載の移動通信装置における音声
データ転送方法においては、コーデックが音声データを
作成しない第1の期間に、音声探索用登録データ及び音
声探索実行時の探索結果のデータを転送できる。従っ
て、コーデックの入出力線を効率よく使用できる。請求
項10又は11記載の移動通信装置、及び請求項15又
は16記載の移動通信装置においては、無音データ発生
回路を簡単な回路で構成することができる。従って、音
声録音装置を備えた移動通信装置を小型化、低コスト化
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる移動通信
装置における音声録音方法について説明する。以下の説
明では、本発明に係わる音声録音方法を、現在日本にお
いて標準化されている携帯電話システム(「デジタル方
式自動車電話システム標準規格RCR27−C(移動局
と基地局との間のエア・インタフェースが規定されてい
る)」)に適用した場合について示す。
【0025】本発明に係わる音声録音方法の説明を行う
前に、「デジタル方式自動車電話システム標準規格RC
R27−C」の概要について説明する。以下の標準規格
の説明では、「移動局」という用語は、携帯電話、自動
車電話、船舶電話、航空機電話等を表す。図11は、R
CR27−Cで勧告されている1つの伝送信号のフレー
ム構成例を示す図である。(A)は、フルレートモード
時の場合であり、(B)は、ハーフレートモード時の場
合であり、(C)は、それぞれの諸元を示す表である。
フルレートモード及びハーフレートモードは、コーデッ
クの符号化モードを示している。上記の勧告では、各伝
送信号は、6つのフレームで多重化され、その伝送速度
は42kbpsである。
【0026】フルレートモード時では、音声データの符
号速度は、11.2kbpsであり、3フレームおきに
音声情報が伝送される。従って、1つの伝送信号から、
A〜Cの3チャネルを構成することができる。一方、ハ
ーフレートモード時では、音声データの符号速度は、
5.6kbpsであり、6フレームおきに音声情報が伝
送される。従って、1つの伝送信号から、A〜Fの6チ
ャネルを構成することができる。即ち、ハーフレートモ
ード時においては、より多くのチャネルが構成でき、多
くの加入者を収容することが可能となる。即ち、周波数
利用効率を増大できる。
【0027】また、上記のフルレートモード及びハーフ
レートモードにおける音声データは、それぞれ誤り訂正
符号を含んでおり、受信の場合、実際には誤り訂正処理
が施されたデータがPCMデータに変換される。図12
は、図11に示した各フレームの構成例を示す図であ
る。(A)は、上り(移動局→基地局)信号の1フレー
ムの構成であり、(B)は下り(基地局→移動局)信号
の1フレームの構成である。
【0028】これらのフレームにおいて、TCHなる記
号は、トラヒックチャネルを示し、音声等の情報を伝送
する。その他の部分には、制御や同期のためのデータが
載せられる。図13は、フルレートモード時における基
地局と移動局との間の送受信のタイミングを示す図であ
る。記号Tは、送信フレームを示し、記号Rは受信フレ
ームを示している。また、移動局側における記号LM
は、移動局が基地局からの信号のレベルをモニタするた
めの期間を示しており、記号Iは、種々の機能に使用可
能なアイドルを示している。
【0029】基地局の下り信号は、3つの移動局に対し
て送信される。また、同じ伝送信号において、基地局は
3つの端末からの信号を受信する。しかし、基地局の下
りの信号と基地局の上りの信号はシフトされている。従
って、1つの端末は、フレームTで基地局に信号を送信
した後、フレームLMで基地局からの信号のレベルをモ
ニタし、フレームRで基地局からの信号を受信する。
【0030】次に、本発明に係わる移動通信装置におけ
る音声録音方法について説明する。図1は、本発明に係
わる移動通信装置における音声録音方法を適用したディ
ジタル型携帯電話機の構成例を示す。図1に示すディジ
タル型携帯電話機は、主に、無線部14、TDMA処理
部2、コーデック3、マイク12、スピーカ13、CP
U1、表示操作部10、キーボード11で構成される。
特に、本発明に係わる音声録音方法のための装置は、コ
ーデック3に加えて、無音データ発生部、録音受信バッ
ファメモリ5、再生送信バッファメモリ6、RAM4で
構成される。
【0031】始めに、一般的な受信及び送信時の動作に
ついて説明する。受信動作の場合、図13に示したスロ
ットRの期間にアンテナ及び無線部14で受信した信号
は、TDMA処理回路2に供給され、そこにおいて受信
信号から、自分の電話機宛のフレームのみを検出する。
TDMA処理回路2では、さらにこのフレームから制御
信号及び情報信号(TCHにおける信号)が取り出さ
れ、制御信号は、CPU1ヘ、情報信号は、音声データ
である場合、下りインタフェース部9を介して、コーデ
ック3へ転送される(フルレートモード時は、11.2
kbpsの音声データ,ハーフレートモード時は、5.
6kbpsの音声データ)。
【0032】コーデック3では、音声データから誤り訂
正用データが取り除かれ、より低レートの音声データが
生成される。この低レートの音声データがPCM(64
kbps)データに復号化され、さらにアナログ化さ
れ、従って、アナログ音声がスピーカ13から出力され
る。一方、送信動作の場合、マイク12から入力された
音声信号は、コーデック3において、PCMデータを介
して、誤り訂正符号付きの音声データ(フルレートモー
ド時は、11.2kbpsの音声データ,ハーフレート
モード時は、5.6kbpsの音声データ)に変換され
る。この音声データは、上りインタフェース部8を介し
て(無音データ発生部7については後に詳述する)、T
DMA処理回路2に供給され、送信用信号のフレームに
割り当てられる。さらに、送信用信号は、図13に示し
たのスロットTの間に、基地局に送信される。
【0033】図2は、フルレートモードで通信中のコー
デックの入出力信号のタイミングチャートを示す図であ
り、図3は、ハーフレートモードで通信中のコーデック
の入出力信号のタイミングチャートを示す図である。図
2及び図3において、送受信信号フレーム及び送受信ス
ロットの図は、移動局と基地局との間の通信に関してお
り、TCH−FRM、TCH−CLK、TCH−R、T
CH−Tは、コーデック3の入出力信号を示している。
【0034】TCH−FRMは、フルレートモード及び
ハーフレートモードに対応した受信及び送信タイミング
を決めるための信号である。TCH−CLKは、コーデ
ック3の入力音声データ及び出力音声データのクロック
を示している。例えば、図2に示すフルレートモードで
は、受信スロットRにおいて、受信信号フレームを20
msecおきに受信する。TDMA処理回路2におい
て、受信信号フレームから、112ビット×2の受信音
声データが取り出され、これらの音声データは、TCH
−CLKと共に、下りインタフェース部9を介して、コ
ーデック3のTCH−R端子に入力される。
【0035】一方、次のアイドルIのスロットにおい
て、予め、112ビット×2の送信音声データが生成さ
れ、コーデック3のTCH−T端子から、上りインタフ
ェース部8を介して、TCH−CLKと共に、TDMA
処理回路2に供給される。そこで、音声データに制御信
号等が組み合わされて、次の送信スロットTにおいて基
地局に向けて送信される。
【0036】図3に示すハーフレートモードでは、受信
スロットRにおいて、受信信号フレームを40msおき
に受信する。この場合、誤り訂正の能力を高めるため、
復調時に、各ビットが8ビットの尤度(確からしさ:l
ikelihood)で表される(soft deci
sionと称される)。従って、112×2の音声デー
タは、112×8×2の音声データに変換されて、コー
デック3のTCH−R端子に入力される。送信音声デー
タは、フルレートモードでの動作と同様にして、アイド
ルIのスロットで生成され、TCH−T端子からTDM
A処理回路2に供給される。
【0037】図2及び図3の図面より、送信スロットT
の期間においては、コーデック3は動作しておらず、T
CH−CLK、TCH−T端子には信号が伝送されてい
ない。即ち、上述のようにコーデックを動作させること
によって、空きフレーム19が生成できる。次に、本発
明に係わる音声録音方法の動作について説明する。以下
の説明では、信号の受信中における下り音声の録音の動
作について行う。
【0038】図4は、フルレートモードで通信中に音声
録音動作を行なっているコーデックの入出力信号のタイ
ミングチャートを示す図であり、図5は、ハーフレート
モードで通信中に音声録音動作を行なっているコーデッ
クの入出力信号のタイミングチャートを示す図である。
例えば、上述したように、フルレートモードで通信中の
場合、受信した112×2の音声データは、コーデック
3において、誤り訂正ビットが除去されて、より低レー
トの音声データが生成される。通常の動作では、この音
声データがPCMデータに復号化され、スピーカ13に
出力される。
【0039】一方、音声録音動作においては、図2に示
した空きフレーム19の期間に、図4に示すように、低
レートの音声データが、コーデック3のTCH−T端子
から、上りインタフェース部8及びTDMA処理回路2
を介して、録音受信バッファメモリ5に転送される。録
音受信バッファメモリ5に蓄積された音声データは、所
定のデータ量毎に、CPU1の制御によって、RAM4
に転送される。実際には、音声データが受信バッファメ
モリ5に転送され、受信バッファメモリ5がフルの状態
になると、CPU1に対して割り込みが発生し、受信バ
ッファメモリ5内の音声データが、RAM4に転送され
る(この動作は、後述する無音データについても同様で
ある)。以上の動作によって、フルレートモードの音声
データがメモリに録音される。
【0040】再生時は、RAM4に蓄積された音声デー
タがCPU1の制御によって、TDMA処理回路2を介
してコーデック3へ転送される。転送された音声データ
は、PCMデータを介して、アナログ音声としてスピー
カ13から出力される。一方、ハーフレートモードで通
信中の場合、受信した112×8×2の音声データは、
コーデック3において、軟判定情報及び誤り訂正ビット
が除去されて、より低レートの音声データが生成され
る。通常の動作では、この音声データがPCMデータに
復号化され、スピーカ13に出力される。
【0041】一方、音声録音動作においては、フルレー
トモードの場合と同様に、図3に示した空きフレーム1
9の期間に、図5に示すように、低レートの音声データ
が、コーデック3のTCH−T端子から、上りインタフ
ェース部8及びTDMA処理回路2を介して、録音受信
バッファメモリ5に転送される。録音受信バッファメモ
リ5に蓄積された音声データは、所定のデータ量毎に、
CPU1の制御によって、RAM4に転送される。以上
の動作によって、ハーフレートモード音声データがメモ
リに録音される。
【0042】再生時の動作は、フルレートモード時の動
作と実質的に同じである。次に、下り音声の録音中に、
コーデックのモードが切り替わったときの動作について
説明する。図6は、下り音声の録音中にコーデックのモ
ードが切り替わった場合のタイミングチャートを示す図
である。図7は、下り音声の録音中にコーデックのモー
ドが切り替わった場合の各回路の制御手順を示す図であ
る。これらの図は、下り音声の録音中に、コーデックの
モードがフルレートモードからハーフレートモードに切
り替わった場合について示す。この動作は、例えば、デ
ュアルモードの携帯電話を持つユーザが、ハーフレート
モードのチャネルのみ空いているゾーンに移動する場合
に生じる。即ち、図7に示すように、チャネル切替と同
時にコーデック3のモード切替が行なわれる場合を示し
ている。
【0043】図6におけるTCH−R及びTCH−Tに
おける各データは、実際には図2〜図5で示すように、
1対のデータで構成されるが、ここでは説明を簡単にす
るために、各データは、1つのグループのデータで記載
している。フルレートモードで受信中、空きフレーム1
9の間に、録音データは、コーデック3のTCH−Tの
端子から受信バッファメモリ5を介してRAM4に録音
される。その時、フルレートモードからハーフレートモ
ードへの切り替えが要求されると、コーデック3が一時
的にリセットされ、モードの切り替えが行なわれる。コ
ーデック3がリセットされると、コーデック3の動作が
一時的に停止する。この場合、受信バッファメモリ5へ
転送すべき録音データが作成されない。従って、転送を
続けると、雑音を出力される恐れがある。
【0044】従って、リセットと同時に、空きフレーム
19の間に、コーデック3のTCH−T端子からの出力
の代わりに、図1に示す無音データ発生部7から出力さ
れた無音データが、上りインタフェース部8、TDMA
処理回路2、及び受信バッファメモリ5を介してRAM
4に録音される。コーデック3がリセット中は、無音デ
ータが録音され続ける。
【0045】コーデック3のリセットは非同期に行なわ
れ、録音データの途中でリセットが生じる場合、フレー
ム位置を認識しているTDMA処理回路2がリタイミン
グして無音データを挿入する。続いて、コーデック3の
リセットが解除され、コーデック3のモードが切り替わ
ると、再び、空きフレーム19の間に、ハーフレートモ
ードの録音データが、コーデック3のTCH−Tの端子
から受信バッファメモリ5を介してRAM4に録音され
る。
【0046】以上の動作によって、コーデック3のモー
ドがフルレートモードからハーフレートモードに切り替
わるとき、無音データがコーデック3から出力される雑
音の代わりに録音される。従って、コーデック3のモー
ドの切り替え時の雑音の発生を防ぐことができる。上記
の動作は、ハーフレートモードからフルレートモードへ
の移行の場合、及びチャネル切替の場合においても、同
様に行なわれる。
【0047】以下に、無音データ発生部7の構成例につ
いて説明する。図8及び図9は、無音データ発生部7の
構成例を示す図である。図8及び図9において、図1と
同じ機能を有する要素には、同じ参照番号を付してい
る。図8に示す無音データ発生部7−1は、3ステート
バッファ16とプルアップ抵抗15で構成されている。
3ステートバッファ16は、コーデックリセット信号と
リタイミング信号とが供給されるカウンタからなる音声
フレームリタイミング回路21によって制御される。即
ち、コーデックのモード切替、又はチャネル切替の時
に、コーデック3がリセットされると、3ステートバッ
ファ16の出力がハイインピーダンス化される。従っ
て、プルアップ抵抗15によって、上りインタフェース
部8には、オール“H”の無音データが供給される。こ
の場合、無音データ発生部7は、コーデック3における
リセット信号を、録音するフレームでリタイミングす
る。
【0048】図9に示す無音データ発生部7−2は、無
音データ発生回路17とセレクタ18とで構成される。
セレクタ18は、コーデックリセット信号とリタイミン
グ信号とが供給されるカウンタからなる音声フレームリ
タイミング回路21によって制御される。無音データ発
生回路17は、例えば、論理“H”の無音データを出力
する。コーデックのモード切替、又はチャネル切替の時
に、コーデック3がリセットされると、セレクタ18に
よって、コーデック3のTCH−Tからのデータの代わ
りに、無音データ発生回路17からの無音データがRA
M4に供給される。
【0049】上述したように、本発明によれば、通信チ
ャネルの切替や、コーデックのモード切替が下り音声録
音中に発生した場合でも、コーデックのリセットに伴う
雑音の発生を防ぐことができる。従って、録音データを
再生するとき、チャネル切替が発生したことを意識する
ことなく、良好な音声データを再生できる。上記の本発
明に係わる音声録音方法の説明は、下り音声を録音する
場合について行なわれた。しかし、本発明に係わる音声
録音方法は、自分の音声をマイクから録音する場合にも
適用可能である。
【0050】また、上記の音声録音方法の説明では、コ
ーデックが11.2kbpsのフルレートモードと5.
6kbpsのハーフレートモードを有する場合について
示された。しかし、本発明に係わる音声録音方法は、種
々の符号化レートのモードを有するコーデックについて
も適用可能である。また、誤り訂正符号を有さない符号
化方法のコーデックについても適用可能である。
【0051】また、図2及び図3に示す空きフレーム1
9は、その他の制御信号の転送に使用することが可能で
ある。例えば、この空きフレーム19によって、音声探
索用登録データ及び音声探索実行時の探索結果のデータ
を転送することもできる。さらに、上記の実施例は、標
準規格「RCR−27C」の移動通信システムに基づい
て行なわれた。しかし、本発明における音声録音方法
は、この移動通信システムに限定されず、コーデックを
有する種々のディジタル移動通信装置、特に、チャネル
切替が生じるセルラー方式の移動通信装置や、複数の符
号化レートモードを有するコーデックを有する移動通信
装置に適用できることは言うまでもない。また、本発明
に係わる音声録音方法は、TDMA方式の移動通信装置
に限定されず、周波数分割多重(FDMA)方式や、符
号化分割多重(CDMA)方式等の種々の移動通信シス
テムの装置に適応可能である。
【0052】以上、本発明の実施例により説明したが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲内で改良及び変形が可能であることは言うま
でもない。
【0053】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば以下に
示す効果を有する。請求項1又は2記載の移動通信装置
における音声録音方法、及び請求項8又は9記載の移動
通信装置においては、チャネル切替及びコーデックのモ
ード切替等が発生した場合、無音データがメモリに録音
される。従って、異音のない自然で良好な音声が再生さ
れる。
【0054】請求項3又は4記載の移動通信装置におけ
る音声録音方法、及び請求項12又は13記載の移動通
信装置においては、コーデックが送信及び受信のための
音声データを作成しない第1の期間が生成され、第1の
期間に第2の音声データがメモリに録音される。従っ
て、小さい容量のメモリで、効率よく音声データを録音
できる。
【0055】請求項5又は6記載の移動通信装置におけ
る音声録音方法、及び請求項14記載の移動通信装置に
おいては、チャネル切替及びコーデックのモード切替等
が発生した場合、無音データがメモリに録音される。従
って、異音のない自然で良好な音声が再生される。請求
項7記載の移動通信装置における音声データ転送方法に
おいては、コーデックが音声データを作成しない第1の
期間に、音声探索用登録データ及び音声探索実行時の探
索結果のデータを転送できる。従って、コーデックの入
出力線を効率よく使用できる。
【0056】請求項10又は11記載の移動通信装置、
及び請求項15又は16記載の移動通信装置において
は、無音データ発生回路を簡単な回路で構成することが
できる。従って、音声録音装置を備えた移動通信装置を
小型化、低コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる移動通信装置における音声録音
方法を適用したディジタル型携帯電話機の構成例。
【図2】フルレートモードで通信中のコーデックの入出
力信号のタイミングチャートを示す図。
【図3】ハーフレートモードで通信中のコーデックの入
出力信号のタイミングチャートを示す図。
【図4】フルレートモードで通信中に音声録音動作を行
なっているコーデックの入出力信号のタイミングチャー
トを示す図。
【図5】ハーフレートモードで通信中に音声録音動作を
行なっているコーデックの入出力信号のタイミングチャ
ートを示す図。
【図6】下り音声の録音中にコーデックのモードが切り
替わった場合のタイミングチャートを示す図。
【図7】下り音声の録音中にコーデックのモードが切り
替わった場合の各回路の制御手順を示す図。
【図8】無音データ発生部7の構成例を示す図。
【図9】無音データ発生部7の構成例を示す図。
【図10】従来の音声録音機能を付加したディジタル型
携帯電話の構成を示す図。
【図11】RCR27−Cで勧告されている1つの伝送
信号のフレーム構成例を示す図。(A)は、フルレート
モード時の場合、(B)は、ハーフレートモード時の場
合、(C)は、それぞれの諸元を示す表。
【図12】図11に示した各フレームの構成例を示す
図。(A)は、上り(端末→基地局)信号の1フレーム
の構成、(B)は、下り(基地局→端末)信号の1フレ
ームの構成。
【図13】フルレートモード時における基地局と携帯電
話(端末)との間の送受信のタイミングを示す図。
【符号の説明】
1 CPU 2 TDMA処理回路 3 コーデック 4 RAM 5 録音受信バッファメモリ 6 再生送信バッファメモリ 7 無音データ発生部 8 上りインタフェース部 9 下りインタフェース部 10 表示操作部 11 キーボード 12 マイク 13 スピーカ 14 無線部 15 プルアップ抵抗 16 3ステートバッファ 17 無音データ発生回路 18 セレクタ 19 空きフレーム 20 録音データ 21 録音フレームリタイミング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川野 修 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の音声データを第2の音声データに
    符号化し、第2の音声データを第1の音声データに復号
    化するコーデックと、前記第2の音声データを録音する
    メモリと、無音データを発生する無音データ発生部とを
    有する移動通信装置における音声録音方法であって、 (a)前記第2の音声データを前記メモリに順次的に記
    憶し、 (b)前記段階(a)の間に、前記第2の音声データが
    雑音データになる第1の状態が発生する場合、その状態
    の期間だけ前記第2の音声データの代わりに前記無音デ
    ータを前記メモリに録音する各段階を有することを特徴
    とする移動通信装置における音声録音方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の状態は、チャネル切替、コー
    デックの符号化レードの切替、及び受信レベルの低下の
    うち少なくとも1つの状態であることを特徴とする請求
    項1記載の音声録音方法。
  3. 【請求項3】 第1の音声データを第2の音声データに
    符号化し、第2の音声データを第1の音声データに復号
    化するコーデックと、前記第2の音声データを録音する
    メモリとを有する移動通信装置における音声録音方法で
    あって、 (a)時分割に信号を送信及び受信し、 (b)前記コーデックが前記送信及び受信のための音声
    データを作成しない第1の期間を生成し、 (c)前記第1の期間に前記第2の音声データを前記メ
    モリに録音する各段階を有することを特徴とする移動通
    信装置における音声録音方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の音声データは、受信した信号
    の音声データ及び前記移動通信装置のユーザが自ら入力
    したユーザの音声データのうち一方であることを特徴と
    する請求項3記載の音声録音方法。
  5. 【請求項5】 録音中に前記第2の音声データが雑音デ
    ータになる第1の状態が発生する場合、その状態の期間
    だけ前記第2の音声データの代わりに無音データを前記
    メモリに録音する段階をさらに有することを特徴とする
    請求項3又は4記載の音声録音方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の状態は、チャネル切替、コー
    デックの符号化レードの切替、及び受信レベルの低下の
    うち少なくとも1つの状態であることを特徴とする請求
    項5記載の音声録音方法。
  7. 【請求項7】 第1の音声データを第2の音声データに
    符号化し、第2の音声データを第1の音声データに復号
    化するコーデックを有する移動通信装置における音声デ
    ータ転送方法であって、 (a)時分割に信号を送信及び受信し、 (b)前記コーデックが前記送信及び受信のための音声
    データを作成しない第1の期間を生成し、 (c)前記第1の期間に、音声探索用登録データ及び音
    声探索実行時の探索結果のデータを転送する各段階を有
    することを特徴とする移動通信装置における音声データ
    転送方法。
  8. 【請求項8】 音声録音装置を有する移動通信装置であ
    って、前記音声録音装置は、 第1の音声データを第2の音声データに符号化し、第2
    の音声データを第1の音声データに復号化するコーデッ
    クと、 前記第2の音声データを録音するメモリと、 無音データを発生する無音データ発生部と、 録音中に前記第2の音声データが雑音データになる第1
    の状態が発生する場合、その状態の期間だけ前記第2の
    音声データの代わりに前記無音データを前記メモリに録
    音する制御回路とを有することを特徴とする移動通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記第1の状態は、チャネル切替、コー
    デックの符号化レードの切替、及び受信レベルの低下の
    うち少なくとも1つの状態であることを特徴とする請求
    項8記載の移動通信装置。
  10. 【請求項10】 前記無音データ発生部は、 3ステートバッファ回路と、 前記3ステートバッファ回路の出力に接続されたプルア
    ップ回路と、 前記コーデックのリセット信号が入力されたときに、前
    記3ステートバッファ回路をハイインピーダンスに設定
    し、前記無音データに相当する論理ハイ状態を出力する
    ように制御する制御回路とを有することを特徴とする請
    求項8又は9記載の移動通信装置。
  11. 【請求項11】 前記無音データ発生部は、 前記無音データを出力する無音データ発生回路と、 前記無音データ発生回路から出力された前記無音データ
    と、前記コーデックから出力された前記第1のレートの
    音声データとの一方を選択して前記メモリに出力するセ
    レクタと、 前記コーデックのリセット信号が入力されたときに、前
    記セレクタが前記無音データを前記メモリに出力するよ
    う制御する制御回路とを有することを特徴とする請求項
    8又は9記載の移動通信装置。
  12. 【請求項12】 音声録音装置を有する移動通信装置で
    あって、前記音声録音装置は、 第1の音声データを第2の音声データに符号化し、第2
    の音声データを第1の音声データに復号化するコーデッ
    クと、 前記第2の音声データを録音するメモリと、 時分割に信号を送信及び受信する時分割処理回路と、 前記コーデックが前記送信及び受信のための音声データ
    を作成しない第1の期間とを有し、前記第1の期間に前
    記第2の音声データが前記メモリに録音されることを特
    徴とする移動通信装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の音声データは、受信した信
    号の音声データ及び前記移動通信装置のユーザが自ら入
    力したユーザの音声データのうち一方であることを特徴
    とする請求項12記載の移動通信装置。
  14. 【請求項14】 無音データを発生する無音データ発生
    部と、 録音中に前記第2の音声データが雑音データになる第1
    の状態が発生する場合、その状態の期間だけ前記第2の
    音声データの代わりに前記無音データを前記メモリに録
    音する制御回路とをさらに有し、前記メモリに蓄積した
    音声データを再生するとき、音声録音時に前記第1の状
    態が発生しても、良好な音声が再生されることを特徴と
    する請求項12又は13記載の移動通信装置。
  15. 【請求項15】 前記無音データ発生部は、 3ステートバッファ回路と、 前記3ステートバッファ回路の出力に接続されたプルア
    ップ回路と、 前記コーデックのリセット信号が入力されたときに、前
    記3ステートバッファ回路をハイインピーダンスに設定
    し、前記無音データに相当する論理ハイ状態を出力する
    ように制御する制御回路とを有することを特徴とする請
    求項14記載の移動通信装置。
  16. 【請求項16】 前記無音データ発生部は、 前記無音データを出力する無音データ発生回路と、 前記無音データ発生回路から出力された前記無音データ
    と、前記コーデックから出力された前記第1のレートの
    音声データとの一方を選択して前記メモリに出力するセ
    レクタと、 前記コーデックのリセット信号が入力されたときに、前
    記セレクタが前記無音データを前記メモリに出力するよ
    う制御する制御回路とを有することを特徴とする請求項
    14記載の移動通信装置。
JP8234556A 1996-09-04 1996-09-04 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置 Pending JPH1079981A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8234556A JPH1079981A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置
US08/819,728 US6356754B1 (en) 1996-09-04 1997-03-18 Voice recording method for mobile communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8234556A JPH1079981A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1079981A true JPH1079981A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16972880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8234556A Pending JPH1079981A (ja) 1996-09-04 1996-09-04 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6356754B1 (ja)
JP (1) JPH1079981A (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1155201A (ja) * 1997-07-29 1999-02-26 Sony Corp 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに伝送媒体
US6671567B1 (en) 1997-11-21 2003-12-30 Dictaphone Corporation Voice file management in portable digital audio recorder
US6571211B1 (en) 1997-11-21 2003-05-27 Dictaphone Corporation Voice file header data in portable digital audio recorder
US7203288B1 (en) * 1997-11-21 2007-04-10 Dictaphone Corporation Intelligent routing of voice files in voice data management system
US9113801B2 (en) * 1998-08-05 2015-08-25 Cyberonics, Inc. Methods and systems for continuous EEG monitoring
US6493672B2 (en) 1999-05-26 2002-12-10 Dictaphone Corporation Automatic distribution of voice files
EP1087557A3 (en) * 1999-09-22 2005-01-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for transmitting digital audio data and receiving apparatus for receiving the digital audio data
US7017161B1 (en) 1999-10-11 2006-03-21 Dictaphone Corporation System and method for interfacing a radiology information system to a central dictation system
JP2001217927A (ja) * 2000-02-02 2001-08-10 Nec Shizuoka Ltd 移動通信端末及びデータ送信方法
JP2002314676A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Toshiba Corp 録音再生装置
KR20050045764A (ko) * 2003-11-12 2005-05-17 삼성전자주식회사 무선 단말기에서의 음성 저장/재생 장치 및 방법
US20140038666A1 (en) * 2012-08-03 2014-02-06 Qualcomm Incorporated Receiving multiple voice calls in a multi-sim device

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5003576A (en) * 1987-07-24 1991-03-26 Richard J. Helferich Analog/digital voice storage cellular telephone
JPH01105627A (ja) 1987-10-19 1989-04-24 Fujitsu Ltd 音声コーデック間通信制御方式
DE59209341D1 (de) * 1991-02-01 1998-07-02 Blaupunkt Werke Gmbh Verfahren zur Überbrückung von Audiosignalunterbrechungen
JP2698233B2 (ja) 1991-05-13 1998-01-19 三菱電機株式会社 移動体通信システムにおけるハンドオーバー方式
JP2503863B2 (ja) * 1992-08-13 1996-06-05 日本電気株式会社 無線電話機
JP3266990B2 (ja) 1993-06-22 2002-03-18 カシオ計算機株式会社 ディジタル無線携帯端末装置
JPH0713859A (ja) * 1993-06-25 1995-01-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶素子用コントローラ
JP2546535B2 (ja) * 1994-05-06 1996-10-23 日本電気株式会社 携帯電話機
CN1113492C (zh) * 1994-08-22 2003-07-02 索尼公司 发送接收装置
US5805674A (en) * 1995-01-26 1998-09-08 Anderson, Jr.; Victor C. Security arrangement and method for controlling access to a protected system
US5790957A (en) * 1995-09-12 1998-08-04 Nokia Mobile Phones Ltd. Speech recall in cellular telephone

Also Published As

Publication number Publication date
US6356754B1 (en) 2002-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2596388B2 (ja) ディジタルコードレス電話システム
USRE40778E1 (en) Mobile radio telephone capable of recording/reproducing voice signal and method for controlling the same
US6272358B1 (en) Vocoder by-pass for digital mobile-to-mobile calls
JP2830914B2 (ja) 無線パケットデータ通信のチャネル獲得方式
US20020049860A1 (en) Tone detection elimination
JP2954000B2 (ja) 移動通信システム
KR0138059B1 (ko) 녹음기능부착 통신장치
JPH1079981A (ja) 移動通信装置における音声録音方法及び移動通信装置
EP0680034B1 (en) Mobile radio communication system using a sound or voice activity detector and convolutional coding
US6574281B1 (en) Voice recording and playback mode using the G.726 half-rate within the personal handy phone system
US5732356A (en) Method and an arrangement for sound reconstruction during erasures
US5802076A (en) Audio error mitigation technique for a TDMA communication system
JP2004511985A (ja) ポータブル通信装置と外部ターミナルとの間の音声通信
JP2000507426A (ja) ワイヤレス通信システム用に多者音声接続を行う方法および装置
JPH03505961A (ja) 混合変調レベル通信システム
JP4077037B2 (ja) セルラーのビットストリームと有線波形の間でマッピングするための方法および装置
JP3293457B2 (ja) 移動無線電話機
JP3467324B2 (ja) 簡易型携帯電話システムにおける送・受信制御方式
JPH11196037A (ja) デジタルデータ通信システムおよび方法
JP3186849B2 (ja) 情報チャネルの修飾情報伝送方式
JP3357558B2 (ja) 通話制御方法
JP2000174693A (ja) 無線通信システム
JPH0738465A (ja) 無線通信システム
JP2000069016A (ja) Atmボタン電話機の音声制御方式
JP3305271B2 (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010807