JP3467324B2 - 簡易型携帯電話システムにおける送・受信制御方式 - Google Patents

簡易型携帯電話システムにおける送・受信制御方式

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JP3467324B2 JP17383394A JP17383394A JP3467324B2 JP 3467324 B2 JP3467324 B2 JP 3467324B2 JP 17383394 A JP17383394 A JP 17383394A JP 17383394 A JP17383394 A JP 17383394A JP 3467324 B2 JP3467324 B2 JP 3467324B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易型携帯電話システム
における送受信データの処理方式に関する。近年,移動
通信の普及が急速に進められ,自動車電話,携帯電話,
ページャ等が一般に利用され,さらに簡易型携帯電話シ
ステムはPHS(Personal Handy phone System)と呼ば
れ,国内の標準的なエアインタフェースが定められてい
る。
【0002】その簡易型携帯電話システムでは,ディジ
タル式のTDMA(Time DivisionMultiple Access:時
分割多元アクセス)により,基地局と移動局の間で制御
情報を転送するための各種の制御チャネルが送受信され
る。そのために移動局と基地局では,種々の制御情報を
送受信するためのバッファの規模が大きくなり,送受信
の処理に負担がかかっていた。
【0003】この点で簡易型携帯電話システムの小型化
及び低消費電力化の実現が求められている。
【0004】
【従来の技術】図5は従来例の説明図である。図5の
A.に示すように簡易型携帯電話システムでは,基地局
BSと移動局PSとの間で無線により通信を行い,ディ
ジタル式の簡易型携帯電話方式の一つとして図5のB.
に示すような4チャネル多重マルチキャリアTDMA−
TDD(Time Division Duplex: 同一周波数で送受信を
切替える全二重通信) 方式が存在する。この方式は,1
フレームが5msで,その中に基地局から各移動局へ送
信する4つのスロットと各移動局から基地局へ送信する
4つのスロットの合計8つのスロットが配置され,各ス
ロットは625μsのバースト信号として伝送される。
また,各スロットの符号長は,240ビットであり,変
調信号速度は240ビット×625μs=384Kbp
sとなる。
【0005】スロットには,発・着時の各種の制御信号
を送受するための制御キャリア(制御スロット)と通話
に必要な情報や音声(またはデータ)情報を送受するた
めの通話キャリア(通話スロット)とがある。それぞれ
図6と図7に示すように複数の種類のチャネルがある。
【0006】図6は制御キャリアに属する各種チャネル
のコーディングフォーマットを示し,6種類のフォーマ
ットがある。図6のは下りのBCCH(Broadcast Co
ntrol Channel:同報用チャネル)やPCH(Paging Cha
nnel: ページング用チャネル) の場合のフォーマットで
あり,先頭のR(4ビット)はバーストの立ち上がり時
間を保障する過渡応答ランプタイムを表し,SS(2ビ
ット)はスタートシンボル,PR(62ビット)は受信
信号からクロック信号を再生してビット同期を確立する
ためのプリアンブル,UW(32ビット)はフレーム同
期用ワードで構成するユニークワード,CI(Channel
Identifire: 4ビット)は図6や図7に示す各種チャネ
ルの種別を表すチャネル識別符号(CIまたはCIコー
ドと呼ばれる),次の発識別符号(42ビット)は発信
側である基地局の識別符号,次のI(62ビット)はB
CCHまたはPCHの情報であり,CRC(16ビッ
ト)は誤り検査ビットである。
【0007】図6のは上り(移動局から基地局へ送
信)のSCCH(Signalling ControlChannel: 信号制
御チャネル) で,このフォーマットには上記に含まれ
ない着識別符号(28ビット)が設けられているが,こ
れは相手(基地局)の識別符号であり,発識別符号には
移動局の識別符号が設定される。の下りSCCHは基
地局から移動局へ送られる信号制御用の情報を伝送する
チャネルであり,着識別符号と発識別符号の位置が上記
のの下りのSCCHの場合と逆になっている。と
は上りのUSCCH(User Specific Control Channel)
であり,は下りのUSCCHである。
【0008】図7は通信キャリアに属する各種チャネル
のコーディングフォーマットを示し,この場合も6種類
がある。図7のは上り同期バーストであり,上記図6
の,と同じ構成のR,SS,PR,UW,CI,着
識別符号,発識別符号が設定されるが,その後の34ビ
ットに上りアイドルビットが設けられ,最後にCRC
(16ビット)が設定される。図7のの下り同期バー
ストは上り同期バーストと同様の構成であり,とは
USPCH(User Specific Control Channel),のF
ACCH(Fast Associated Control Channel)は通信中
に使用可能なチャネルで, 呼制御や無線情報の他ユーザ
情報の伝送が可能である。
【0009】このフォーマットの中の,CIの後のSA
CCH(Slow Associated ControlChannel :低速AC
CH)の部分は5msで後続するフレームのSACCH
と合わせることにより通信中制御信号を伝送し,I(1
50ビット)の部分でFACCHの情報として,通信中
に割り込んだ制御信号を高速に伝送するために用いられ
る。また,図7のは,トラヒック情報を伝送するTC
H(Traffic Channel)または音声(または低速データ)
を伝送するVOX(Voice Operated Transmission) のチ
ャネルであり,このフォーマットの中のI(情報)の部
分は,送信時に160ビットの音声またはトラヒック情
報がハード的に設定される。
【0010】従来の簡易型携帯電話システムでは,移動
局(基地局でも同じ)において,送信部に上記の図6及
び図7に示す各チャネル毎に専用の送信バッファを設
け,該当送信バッファにCIコードを付加した送信デー
タを設定し,送信バッファの各レジスタに設定された送
出順に従って送信を行っていた。なお,図6及び図7の
各チャネルのコーディングフォーマットにおいて,送信
元において,網かけで囲まれた各データがソフトにより
送信バッファへ設定され,その他のデータはハード的に
設定される。
【0011】この場合,例えば,移動局では基地局へ送
信するチャネル(上りの制御キャリアとして図6の,
,及び,通信キャリアとして図7の,,及び
)のために少なくとも7(または6)チャネル分のバ
ッファが必要である。そして,通信キャリア(図7参
照)の送信でのFACCHやSACCH等では連続した
送信を行う場合があり,それを考慮すると少なくとも送
信用の各チャネルに対してそれぞれ2段のバッファが必
要で合計12個の送信バッファが必要となる。その理由
は,バッファが1段しかないと,送信の場合は送信終了
後に連続したデータを直ちに送信バッファに設定し送信
することが困難となり,受信の場合はバッファから読み
出しが終了しない内に次の受信データの書き込みが始ま
って前のデータが消えてしまうからである。
【0012】また,従来は受信部では,ハード的な制約
から受信バッファの数が制限されており,受信バッファ
にチャネルのデータが格納されると,チャネルの種別
(CIで表示)を中央処理装置(CPU)で解読し,上
記図6,図7に示す各フォーマットのデータを取り込ん
で制御処理を行っていた。このため,受信データを受信
バッファに格納する際に,格納先の受信バッファのデー
タが既にソフトにより内容が読み込まれたことを認識し
て,その位置に新たに受信したデータを書き込んでも問
題ないかについてその都度認識する必要があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
の簡易型携帯電話システムでは,送信バッファに格納さ
れた送信データの内容を変更(更新)して,次の送信デ
ータを格納する場合には,送信状況(どこまで送信した
か等)を監視して送信バッファの更新が可か不可かを判
断する必要があり制御の複雑化を招いていた。また,送
信バッファは各チャネルに固定であり汎用性がないた
め,利用効率が悪く,連続送信を行うために各チャネル
に対応して複数の送信バッファが必要となり,結果とし
て回路規模の増加を招き,低消費電力化の妨げとなって
いた。
【0014】また,受信部では用意された受信バッファ
数が制限されるため,ソフトによる処理手順が増加して
CPUの処理負担が重くなり,CPUと受信バッファ間
のデータの転送のためにバスの占有率が高くなるという
問題があった。
【0015】本発明は送信バッファ及び受信バッファの
容量を少なくして回路規模を小さくして処理を軽減する
と共に送受信におけるデータ転送数を減らしてバス占有
率を低くしてシステムの処理効率を高めることができる
簡易型携帯電話システムにおける送受信データの処理方
式を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の送信部の
原理構成図であり,図2は本発明の受信部の原理構成図
である。
【0017】図1の送信部の構成において,1はCP
U,2は各チャネルの送信データが展開されるCPUの
ワークメモリ,3は通信制御部,4は小容量の送信バッ
ファ,5はワークメモリ2からデータを読み出して送信
バッファ4へ転送するためのアドレスを生成して転送制
御を行うアドレス生成部,6はチャネル種別(CI)判
定部,7はフレーム組立部である。
【0018】また,図2の受信部の構成において,1〜
3及び5はそれぞれ上記図1の各符号と同じであり,1
はCPU,2はCPUのワークメモリ,3は通信制御
部,8はチャネルCI検出部,9は受信バッファ,10
は受信バッファ9からワークメモリ2へデータを転送す
るためのアドレスを生成して転送制御を行うアドレス生
成部である。
【0019】本発明はCPUのワークメモリを用いてメ
モリの物理量を削減し,チャネルID符号(CIコー
ド)によりチャネル種別を認識してフレームの自動組立
を行うことにより送信時のソフト処理を軽減し,データ
転送の際にCIコードによりデータ転送数を可変にする
ことによりバス占有率を低くするものである。
【0020】
【作用】図1に示す送信部の構成において,制御用の送
信データは,予めワークメモリ2に各チャネルの種別に
応じてそれぞれのフォーマットに従った送信データがス
ロット単位(1回に送信される量)に設定される。この
ワークメモリ2の送信データには送信時に作成されるデ
ータ(例えば,図6,図7のR,SS,CRC等)を含
まない。なお,制御信号以外の音声等のデータは別に生
成される。この送信データ,チャネルの種別に対応した
フォーマットに従ったスロット単位の送信データがCP
Uにより設定されており,後続する送信データのワーク
メモリ2上の格納位置を表すリンクアドレスが付加され
ている。
【0021】チャネルに対応する送信データを送信する
場合,CPU1からアドレス生成部5に先頭のアドレス
を指示すると,アドレス生成部はそのアドレスによりワ
ークメモリ2にアクセスしてワークメモリ2に指示され
たアドレスからデータを読み出して送信バッファ4に転
送する。このデータ転送の時にアドレス生成部5は設定
されているCIコードを判断して転送する必要があるワ
ード数(例えば1ワード16ビットとする)が決められ
る。
【0022】こうして送信バッファ4にはスロット単位
のデータとしてCIコード,送信データ(チャネル種別
により異なるが発識別符号,着識別符号,情報I等)等
とリンクアドレスが転送される。送信バッファ4に単位
スロット分のデータが格納されると,送信バッファ4の
内容は送信のために転送される。この時,CI判定部6
によりチャネルの種別が判定され,フレーム組立部7へ
通知される。フレーム組立部7は判定されたチャネル種
別に応じたフォーマットでフレームの組立を行い,後続
する処理(スクランブル,誤り検出等)を経て無線によ
る送信が行われる。
【0023】次に図2に示す受信部の構成において,受
信データはCI検出部8においてチャネル種別が検出さ
れる。識別されたチャネル種別に対応したフォーマット
でビット毎にデータの項目を分割して受信バッファ9の
決められた位置に格納する。この中には,CIコード,
付加情報(送信側から送られた受信レベルデータや,C
RC演算結果等),受信データが格納される。またこの
チャネルの連続するスロットのデータをワークメモリ2
に格納するためのリンクアドレスが格納される。なお,
受信バッファ9のデータをワークメモリ2の連続領域に
格納する場合,リンクアドレスは不用となる。
【0024】受信バッファ9にデータが格納されると,
CPU1に対しチャネル種別(CI)と共に通知され
る。CPU1がアドレス生成部5にアドレスを指定し転
送を指示すると,アドレス生成部5は受信バッファ9に
予め決められたフォーマットで格納されたデータをワー
クメモリ2のチャネル種別に対応する位置に転送する。
ワークメモリ2に格納されたデータはCPUにより処理
される。
【0025】
【実施例】図3は実施例の全体構成図,図4はTDMA
制御部の実施例の構成図である。図3の実施例は移動局
(または子機)の例を示し,上記図1に示す原理構成を
示す送信部と,図2に原理構成を示す受信部の両方の構
成を備え,基地局との間で無線により送受信の動作を行
う。この図3の基本的な構成により基地局を構成でき
る。
【0026】図3において,1,2は図1,図2の各符
号と同様にそれぞれCPU,ワークメモリを表し,ワー
クメモリ2には送信バッファ領域と受信バッファ領域が
展開される。展開される位置及び各々に割り当てられる
領域はCPU1のアドレスにより管理され必要に応じて
可変に設定することができる。
【0027】また,30はTDMA(時分割多元アクセ
ス)で送受信の制御を行うTDMA制御部(図1及び図
2の通信制御部3に対応)であり,図4にその実施例の
構成が示されている。40は無線部,50はマイクから
の音声入力(アナログ)をディジタルの音声データに変
換してTDMA制御部30へ送信音声データとして入力
する機構と共に,TDMA制御部30からの受信音声デ
ータをアナログ信号に変換してスピーカへ出力する機構
を備えた音声データ変換部である。
【0028】無線部40は送信データをモデム41,変
調部42で決められた周波数帯域の変調波形に変換さ
れ, 送信電力制御部43で電力制御が行われ,その出力
は時分割で双方向の切替えを行うスイッチ(SW)44
が送信側に切替えられた時にアンテナから送信される。
SW44が受信側に切替えられた時アンテナから受信さ
れた信号はミキサ45で他の信号(ローカル周波数)と
ミキシングされ,RSSI(受信電界強度)検出制御部
46で受信電界強度の検出制御が行われた後,復調部4
7でベースバンド信号に復調されてTDMA制御部30
へ受信データとして入力する。
【0029】TDMA制御部30は,図4の実施例に示
す構成を備え,ワークメモリ2とCPU1とデータバス
及びアドレスバスにより接続され,無線部40及び音声
データ変換部50と接続されて,TDMAによるデータ
の送受信制御を行う。
【0030】図4において,31〜35は送信制御を行
う部分で,31は16ワード(1ワード=16ビット)
の送信バッファ,32はCI(チャネル識別番号)判定
部,33はフレーム組立部,34は秘匿処理・スクラン
ブル・CRC演算の信号処理部,35は上記図1及び図
2におけるアドレス生成部5に対応するDMA(Direct
Memory Access) 制御部である。また,35〜39は受
信制御を行う部分であり,DMA制御部35は上記の送
信制御と共に受信制御においても動作する。36はUW
検出部,37はCI検出・フレーム解析部,38は秘匿
処理・デスクランブル・CRC演算の信号処理部,39
は16ワードの受信バッファである。
【0031】図3,図4の構成により送信動作を行う場
合,図3のCPU1から図4のDMA制御部35に指定
した種別のチャネルを送信するようワークメモリ2のア
ドレスで指示されると,DMA制御部35はアドレスバ
ス,データバスを介してワークメモリ2の送信バッファ
領域の対応する送信バッファデータを読み出して送信バ
ッファ31に転送する。この時,CIコードが判定され
て,判定結果はDMA制御部35に供給されてワークメ
モリ2からの転送データの個数の制御に利用され,他方
ではフレーム組立部33に供給される。
【0032】フレーム組立部33は1スロット分のデー
タが送信バッファ31に格納された後,送信のために読
出された時,チャネル種別に対応したフォーマットでフ
レームを組立てる。フレーム組立部33で組立てられた
データは,信号処理部34において秘匿処理(暗号
化),スクランブル処理及びCRC演算(チャネルの最
後の16ビットを作成)の各処理を行って送信データが
作成され,図3の無線部40へ供給される。なお,フレ
ーム組立部33には,通話が開始した時に図4の音声デ
ータ変換部50の音声データが入力されて,図7のの
フォーマットのデータが組立てられる。
【0033】図3の無線部40の復調部47からの受信
データは図4の受信側に入力し,UW(ユニークワー
ド)検出部36でフレーム同期用ワードが検出されて同
期が取られ,続いてCI検出・フレーム解析部37にお
いてCIコードが検出されると受信バッファ39の決め
られた位置にこれを格納し,DMA制御部35へも検出
結果を通知する。なお,受信に関連する付加情報(受信
レベルデータやUW検出結果及びこの後発生するCRC
演算結果等)も,受信バッファ39の決められた位置に
格納される。
【0034】CI検出・フレーム解析部37でチャネル
種別に基づいて受信データのフレームを解析して,その
結果に基づいて受信データについて秘匿処理(秘話化し
たデータを元のデータに戻す)と,デスクランブル処理
(スクランブルされたデータを元に戻す処理)及びデー
タについてCRC演算を行って,受信したCRCとの一
致を判別して誤りチェックを行い,受信データの各項目
が受信バッファ39へ格納され,1スロット分のデータ
の最後にワークメモリ上の後続の受信データを格納すべ
き割り当てられたアドレスを表すリンクアドレスが設定
される。なお,音声データは信号処理部38から図3の
音声データ変換部50へ出力され,アナログの音声に変
換される。
【0035】受信バッファ39にデータが格納される
と,CPU1に通知され,CPU1からDMA制御部3
5に転送指示が与えられると,DMA制御部35は通知
されているチャネル種別に基づいて受信バッファ39の
データをワークメモリ2の受信バッファ領域に転送す
る。この場合,チャネル種別の検出結果に基づいて受信
バッファ領域の該当する位置に受信データが格納され
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば,簡易型携帯電話システ
ムの基地局または移動局で既存のCPUのワークメモリ
を利用できるため,従来のようにチャネル種別に対応し
た多数のデータを格納する必要がなく,通信制御部の使
用メモリや関連する構成を削減でき,アドレスの管理に
より割り当てる領域を可変にできると共に汎用性に富ん
だ構成を実現することができる。
【0037】また,実施例に示すように既存のCPUの
ワークメモリの一部を送受信バッファに割り当てるの
で,通信制御部(TDMA制御部)に設ける送信バッフ
ァや受信バッファを小容量化できるので小型化と消費電
力の低減を達成できる。
【0038】さらに,CIコードによりチャネル種別を
認識し,送信時にフレームの自動組立を行い,受信時に
チャネル種別に対応したデータフォーマットで自動分割
して転送を行うのでCPUの処理を軽減することができ
る。
【0039】また,DMA転送をCIコードを判定して
必要個数分だけ行うことでバス占有時間を短縮しシステ
ム全体の処理効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信部の原理構成図である。
【図2】本発明の受信部の原理構成図である。
【図3】実施例の全体構成図である。
【図4】TDMA制御部の実施例の構成図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】制御キャリアに属する各種チャネルのコーディ
ングフォーマットを示す図である。
【図7】通信キャリアに属する各種チャネルのコーディ
ングフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ワークメモリ 3 通信制御部 4 送信バッファ 5 アドレス生成部 6 チャネル種別(CI)判定部 7 フレーム組立部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04L 13/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御チャネルと通信チャネルによ
    り基地局と移動局の間で無線による通信を行う簡易型携
    帯電話システムにおいて,送信部にCPUとCPU用の
    ワークメモリと送信制御を行う通信制御部を備え,前記
    CPU用のワークメモリに複数の各種別のチャネル対応
    の送信バッファデータを設定し,前記通信制御部に1ス
    ロット分の送信データを後続する次の送信データへのリ
    ンクアドレスと共に格納する送信バッファと,前記ワー
    クメモリにアクセスして送信すべきチャネルの送信バッ
    ファデータを前記送信バッファに転送するアドレス生成
    部とを備え,送信実行時に前記ワークメモリの送信すべ
    き種別のチャネルデータを送信バッファに転送して送信
    バッファから送信することを特徴とする簡易型携帯電話
    システムにおける送信制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記通信制御部は,
    送信バッファに格納された送信データのチャネル種別を
    識別するチャネル種別判定部と,フレーム組立部を備
    え,前記アドレス生成部は前記チャネル種別識別部の判
    定結果により前記ワークメモリの送信バッファデータを
    送信バッファへ転送制御し,前記フレーム組立部は前記
    送信バッファからデータの送信時にチャネル種別に応じ
    たフォーマットにフレームの組立を行うことを特徴とす
    る簡易型携帯電話システムにおける送信制御方式。
  3. 【請求項3】 複数の制御チャネルと通信チャネルによ
    り基地局と移動局の間で無線による通信を行う簡易型携
    帯電話システムにおいて,受信部にCPUとCPU用の
    ワークメモリと受信制御を行う通信制御部を備え,前記
    CPU用のワークメモリに複数の各種別のチャネル対応
    の受信バッファデータを格納する領域を設け,前記通信
    制御部に,受信データの中のチャネル種別を識別するチ
    ャネル種別検出部と,1スロット分の受信データを格納
    する受信バッファと,前記受信バッファに格納された受
    信データを前記ワークメモリへチャネル種別に応じて転
    送するアドレス生成部とを備え,データ受信時に前記チ
    ャネル種別検出部の検出結果により前記受信バッファか
    ら前記ワークメモリへチャネルに応じたフォーマットで
    格納されることを特徴とする簡易型携帯電話システムに
    おける受信制御方式。
  4. 【請求項4】 複数の制御チャネルと通信チャネルによ
    り基地局と移動局の間で無線による通信を行う簡易型携
    帯電話システムにおいて,CPUとCPU用のワークメ
    モリと送・受信制御を行う通信制御部を備え,前記CP
    U用のワークメモリに複数の各種別のチャネル対応の送
    信バッファデータが設定される送信バッファ領域と,複
    数の各種別のチャネル対応の受信データを格納する受信
    バッファ領域を設け,前記通信制御部に1スロット分の
    送信データを格納する送信バッファと,受信データのチ
    ャネル種別を識別するチャネル種別検出部と,1スロッ
    ト分の受信データを格納する受信バッファと,前記ワー
    クメモリにアクセスして送信バッファデータを前記送信
    バッファに転送すると共に前記受信バッファに格納され
    た受信データを前記ワークメモリへチャネル種別に応じ
    て転送するアドレス生成部とを備えることを特徴とする
    簡易型携帯電話システムにおける送・受信制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項4において,前記アドレス生成部
    をDMA制御装置により構成することを特徴とする簡易
    型携帯電話システムにおける送・受信制御方式。
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