JP3052025B2 - ダイバーシチ無線送受信方式 - Google Patents
ダイバーシチ無線送受信方式Info
- Publication number
- JP3052025B2 JP3052025B2 JP4248817A JP24881792A JP3052025B2 JP 3052025 B2 JP3052025 B2 JP 3052025B2 JP 4248817 A JP4248817 A JP 4248817A JP 24881792 A JP24881792 A JP 24881792A JP 3052025 B2 JP3052025 B2 JP 3052025B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- error
- transmission
- received
- reception system
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の受信情報から送
信情報を推定し、誤り検出を用いて誤り訂正不能な情報
を除去し、残りの情報を誤り訂正し、訂正された情報か
ら多数決により、最も多い情報を正しい情報として選択
することを特徴とするダイバ−シチ無線送受信方式に関
するものである。
信情報を推定し、誤り検出を用いて誤り訂正不能な情報
を除去し、残りの情報を誤り訂正し、訂正された情報か
ら多数決により、最も多い情報を正しい情報として選択
することを特徴とするダイバ−シチ無線送受信方式に関
するものである。
【０００２】
【従来技術】従来のダイバ−シチ受信は、マルチパスフ
ェ−ジング或いは降雨減衰等による影響を軽減するため
に相関の少ない複数の受信信号を利用し、一方の受信波
の受信レベルが落ちこんでも他方の受信を用いることに
よって良質な品質を実現する技術である。この方法とし
て受信レベルに応じてレベルの高い方の受信波を選択す
る選択法と、全ての受信波位相を同相にした上で受信波
を合成する等利得合成法がある。合成法は受信信号の位
相を合わせて合成する必要があり、受信波が高速に変動
する移動通信に適用することは困難であった。選択法は
合成法に比べ特性が劣るが、実現が容易であるので選択
法が利用される場合が多い。
ェ−ジング或いは降雨減衰等による影響を軽減するため
に相関の少ない複数の受信信号を利用し、一方の受信波
の受信レベルが落ちこんでも他方の受信を用いることに
よって良質な品質を実現する技術である。この方法とし
て受信レベルに応じてレベルの高い方の受信波を選択す
る選択法と、全ての受信波位相を同相にした上で受信波
を合成する等利得合成法がある。合成法は受信信号の位
相を合わせて合成する必要があり、受信波が高速に変動
する移動通信に適用することは困難であった。選択法は
合成法に比べ特性が劣るが、実現が容易であるので選択
法が利用される場合が多い。
【０００３】その他に、複数のアンテナが受信した情報
から誤り率を受信情報ごとに求め、誤りの少ない情報を
選択するダイバ−シチ方式も提案されている。
から誤り率を受信情報ごとに求め、誤りの少ない情報を
選択するダイバ−シチ方式も提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の選択法によるダイバ−シチ受信方式は、フェ−ジン
グによる影響を軽減することは出来るが、受信レベルを
検出するための包絡線検出器の応答が遅く、選択切替時
に遅延が生じて受信レベルの変動に追従出来ないために
十分なダイバ−シチ効果を得られない問題があった。
来の選択法によるダイバ−シチ受信方式は、フェ−ジン
グによる影響を軽減することは出来るが、受信レベルを
検出するための包絡線検出器の応答が遅く、選択切替時
に遅延が生じて受信レベルの変動に追従出来ないために
十分なダイバ−シチ効果を得られない問題があった。
【０００５】複数のアンテナが受信した情報から誤りの
少ない受信情報を選択するダイバ−シチ方式は、誤り率
を受信情報ごとに求めなければならず煩雑になる。又、
誤り検出できる受信レベルまでしか特性を改善すること
が出来ず、誤り検出不能な情報は誤り訂正されるときに
誤訂正されてしまうと云う問題があった。
少ない受信情報を選択するダイバ−シチ方式は、誤り率
を受信情報ごとに求めなければならず煩雑になる。又、
誤り検出できる受信レベルまでしか特性を改善すること
が出来ず、誤り検出不能な情報は誤り訂正されるときに
誤訂正されてしまうと云う問題があった。
【０００６】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去し、誤り訂正手段と多数決手段に
より十分なダイバ−シチ効果が得られるダイバ−シチ無
線送受信方式を提供することを目的とする。
で、上記問題点を除去し、誤り訂正手段と多数決手段に
より十分なダイバ−シチ効果が得られるダイバ−シチ無
線送受信方式を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、図１に示すように送信側に符号化手段１で誤
り訂正符号化を施し、受信側で複数のアンテナから得ら
れたディジタル情報を比較手段７で各々ビット単位で比
較し、一致しない場合、情報推定手段８で互いに異なる
ビット情報から推定できる全ての情報系列を作成し、そ
れら全ての情報を誤り検出手段９を介して、誤り訂正不
能なデ−タを除去し、残りの情報を全て誤り訂正し全て
記憶する。この中から誤訂正された情報を除くために、
誤り訂正された情報の中で最も多く存在する情報系列を
多数決により選択する多数決手段１２を設けたことを特
徴とする。
本発明は、図１に示すように送信側に符号化手段１で誤
り訂正符号化を施し、受信側で複数のアンテナから得ら
れたディジタル情報を比較手段７で各々ビット単位で比
較し、一致しない場合、情報推定手段８で互いに異なる
ビット情報から推定できる全ての情報系列を作成し、そ
れら全ての情報を誤り検出手段９を介して、誤り訂正不
能なデ−タを除去し、残りの情報を全て誤り訂正し全て
記憶する。この中から誤訂正された情報を除くために、
誤り訂正された情報の中で最も多く存在する情報系列を
多数決により選択する多数決手段１２を設けたことを特
徴とする。
【０００８】
【作用】本発明では、上述したように各アンテナからの
信号を常時活用することで、従来の選択切替が受信レベ
ルの変動に追従出来ないと云う問題は無くなり、誤り訂
正符号と多数決手段により情報系列を選択することで、
誤り訂正能力以上の効果で正しい情報系列を得ることが
出来る。
信号を常時活用することで、従来の選択切替が受信レベ
ルの変動に追従出来ないと云う問題は無くなり、誤り訂
正符号と多数決手段により情報系列を選択することで、
誤り訂正能力以上の効果で正しい情報系列を得ることが
出来る。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１は本発明のダイバーシチ無線送受信方
式を適用する装置の構成を示すブロック図である。図１
に図示するように送信側は、符号化手段１、送信手段
２、アンテナ３で構成され、受信側はアンテナ４ａ、ア
ンテナ４ｂ、受信手段５ａ、受信手段５ｂ、記憶手段６
ａ、記憶手段６ｂ、比較手段７、情報推定手段８、誤り
検出手段９、誤り訂正手段１０、記憶手段１１、多数決
手段１２から構成される。
に説明する。図１は本発明のダイバーシチ無線送受信方
式を適用する装置の構成を示すブロック図である。図１
に図示するように送信側は、符号化手段１、送信手段
２、アンテナ３で構成され、受信側はアンテナ４ａ、ア
ンテナ４ｂ、受信手段５ａ、受信手段５ｂ、記憶手段６
ａ、記憶手段６ｂ、比較手段７、情報推定手段８、誤り
検出手段９、誤り訂正手段１０、記憶手段１１、多数決
手段１２から構成される。
【００１０】図２は送信情報が受信されて決定される迄
の処理の流れを情報例で示す図であり、以下図１の動作
を図２に基づいて説明する。送信側の伝送情報Ｓ１は符
号化手段１によって誤り訂正符号化され、送信手段２に
よって送信情報Ｓ２（０００１１０１）に変調されアン
テナ３から送信される。送信された送信情報Ｓ２はアン
テナ４ａ及びアンテナ４ｂにより受信される。
の処理の流れを情報例で示す図であり、以下図１の動作
を図２に基づいて説明する。送信側の伝送情報Ｓ１は符
号化手段１によって誤り訂正符号化され、送信手段２に
よって送信情報Ｓ２（０００１１０１）に変調されアン
テナ３から送信される。送信された送信情報Ｓ２はアン
テナ４ａ及びアンテナ４ｂにより受信される。
【００１１】アンテナ４ａ及びアンテナ４ｂで受信され
た情報（受信情報という）は各々の受信手段５ａ及び５
ｂによってディジタル情報Ｓ３ａ（００１０１０１）及
びＳ３ｂ（０１０１１０１）に復号される。復号された
受信情報Ｓ３ａ及びＳ３ｂは記憶手段６ａ及び６ｂに記
憶され、該記憶された各情報は比較手段７によって各ビ
ット単位で比較される。図２の受信情報Ｓ３ａが００１
０１０１で、受信情報Ｓ３ｂが０１０１１０１とすれば
比較手段７によって互いに異なるビットに１が検出さ
れ、比較情報Ｓ４は０１１１０００として生成される。
た情報（受信情報という）は各々の受信手段５ａ及び５
ｂによってディジタル情報Ｓ３ａ（００１０１０１）及
びＳ３ｂ（０１０１１０１）に復号される。復号された
受信情報Ｓ３ａ及びＳ３ｂは記憶手段６ａ及び６ｂに記
憶され、該記憶された各情報は比較手段７によって各ビ
ット単位で比較される。図２の受信情報Ｓ３ａが００１
０１０１で、受信情報Ｓ３ｂが０１０１１０１とすれば
比較手段７によって互いに異なるビットに１が検出さ
れ、比較情報Ｓ４は０１１１０００として生成される。
【００１２】比較情報Ｓ４が情報推定手段８に入力され
ると、第２、第３、第４ビット目の内容が異なっている
ので、この部分の推定できる全ての情報を生成する。図
２のＳ５に示す８系列の情報が生成される。即ち、受信
情報Ｓ３ａとＳ３ｂの互いに異なるビットから情報推定
手段８により得られる情報Ｓ５は８系列になる。一般に
異なるビット数をｎとすると情報推定手段８によって２
のｎ乗通りの推定情報Ｓ５が得られる。
ると、第２、第３、第４ビット目の内容が異なっている
ので、この部分の推定できる全ての情報を生成する。図
２のＳ５に示す８系列の情報が生成される。即ち、受信
情報Ｓ３ａとＳ３ｂの互いに異なるビットから情報推定
手段８により得られる情報Ｓ５は８系列になる。一般に
異なるビット数をｎとすると情報推定手段８によって２
のｎ乗通りの推定情報Ｓ５が得られる。
【００１３】得られた全ての推定情報Ｓ５を誤り検出手
段９によって誤り検出を行い、誤り訂正不能な情報を除
去する。図２の例では７系列の誤り訂正可能な誤り検出
情報Ｓ６が得られる。全ての誤り検出情報Ｓ６を誤り訂
正手段１０によって誤り訂正して誤り訂正情報Ｓ７を得
る。全ての誤り訂正情報Ｓ７を記憶手段１１によって記
憶する。誤り訂正情報Ｓ７の中から存在確率の最も高い
情報系列を多数決手段１２により選択し、誤りの少ない
多数決情報Ｓ８（０００１１０１）を得る。
段９によって誤り検出を行い、誤り訂正不能な情報を除
去する。図２の例では７系列の誤り訂正可能な誤り検出
情報Ｓ６が得られる。全ての誤り検出情報Ｓ６を誤り訂
正手段１０によって誤り訂正して誤り訂正情報Ｓ７を得
る。全ての誤り訂正情報Ｓ７を記憶手段１１によって記
憶する。誤り訂正情報Ｓ７の中から存在確率の最も高い
情報系列を多数決手段１２により選択し、誤りの少ない
多数決情報Ｓ８（０００１１０１）を得る。
【００１４】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、下記のような効果が期待される。送信側で伝送情
報に誤り検出及び、誤り訂正可能な符号化を施し、受信
側で複数のアンテナから得られた複数のディジタル情報
をビット単位で比較し、その出力を復号処理することに
よって誤り検出の為の復号器が一個で済む。又、推定で
きる全ての情報について誤り検出を行っているため、各
々の推定情報について誤り訂正が可能になる。推定情報
の中から誤り訂正不能な情報を除去し、残りの情報を更
に誤り訂正し、誤り訂正された情報の中から最も多い情
報を多数決により選択することによって誤訂正された情
報を除くことができる。従ってこの情報が誤りのない情
報と見ることが出来る。よって、誤り訂正能力以上の効
果を得ることが出来る。
れば、下記のような効果が期待される。送信側で伝送情
報に誤り検出及び、誤り訂正可能な符号化を施し、受信
側で複数のアンテナから得られた複数のディジタル情報
をビット単位で比較し、その出力を復号処理することに
よって誤り検出の為の復号器が一個で済む。又、推定で
きる全ての情報について誤り検出を行っているため、各
々の推定情報について誤り訂正が可能になる。推定情報
の中から誤り訂正不能な情報を除去し、残りの情報を更
に誤り訂正し、誤り訂正された情報の中から最も多い情
報を多数決により選択することによって誤訂正された情
報を除くことができる。従ってこの情報が誤りのない情
報と見ることが出来る。よって、誤り訂正能力以上の効
果を得ることが出来る。
【図１】本発明のダイバ−シチ無線送受信方式を適用す
る装置の構成を示すブロック図である。
る装置の構成を示すブロック図である。
【図２】送信情報が受信されて決定される迄の処理の流
れを情報例で示す図である。
れを情報例で示す図である。
１ 符号化手段 ２ 送信手段 ３ 送信アンテナ ４ａ 受信アンテナ ４ｂ 受信アンテナ ５ａ 受信手段 ５ｂ 受信手段 ６ａ 記憶手段 ６ｂ 記憶手段 ７ 比較手段 ８ 情報推定手段 ９ 誤り検出手段 １０ 誤り訂正手段 １１ 記憶手段 １２ 多数決手段 Ｓ１ 伝送情報 Ｓ２ 送信情報 Ｓ３ａ 受信情報 Ｓ３ｂ 受信情報 Ｓ４ 比較情報 Ｓ５ 推定情報 Ｓ６ 誤り検出情報 Ｓ７ 誤り検出情報 Ｓ８ 多数決情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の受信手段を有するダイバ−シチ無
線送受信方式において、 送信側で伝送情報に誤り検出及び訂正するための符号を
付加して送信する手段を設け、 前記受信手段で受信情報を各ビット単位で比較し、一致
しない場合、内容が異なるビット情報から、それに対し
推定できる全ての情報系列を作成する手段を設け、 それらの全ての情報系列から誤り訂正不能な情報を除去
し、残りの各情報系列の誤り訂正を行い、訂正された複
数の情報系列の中から多数決により最も多い情報系列を
正しい情報系列として選択する手段を設けたことを特徴
とするダイバ−シチ無線送受信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248817A JP3052025B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ダイバーシチ無線送受信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248817A JP3052025B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ダイバーシチ無線送受信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0677941A JPH0677941A (ja) | 1994-03-18 |
| JP3052025B2 true JP3052025B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=17183856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248817A Expired - Lifetime JP3052025B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | ダイバーシチ無線送受信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3052025B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0913958B1 (en) | 1997-10-31 | 2005-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Diversity reception apparatus |
| JP2985881B1 (ja) | 1998-08-20 | 1999-12-06 | 日本電気株式会社 | 移動通信システム |
| GB2500625B (en) * | 2012-03-27 | 2014-11-12 | Canon Kk | Method and device for obtaining a data unit from a plurality of received data units |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4248817A patent/JP3052025B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0677941A (ja) | 1994-03-18 |
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