JP3052023B2 - ダイバーシチ無線送受信方式 - Google Patents

ダイバーシチ無線送受信方式

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JP3052023B2
JP3052023B2 JP4188849A JP18884992A JP3052023B2 JP 3052023 B2 JP3052023 B2 JP 3052023B2 JP 4188849 A JP4188849 A JP 4188849A JP 18884992 A JP18884992 A JP 18884992A JP 3052023 B2 JP3052023 B2 JP 3052023B2
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JP
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reception
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JP4188849A
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清治 宮本
隆司 松村
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動局と固定局間のディ
ジタル無線通信システムにおけるフェージング対策とし
て、複数の受信情報から送信情報を推定し、誤り検出を
用いて最も誤りの少ない受信情報を得るダイバーシチ無
線送受信方式に関するものである。
【0002】
【従来技術】ダイバーシチ方式によるディジタル移動体
無線通信における伝送路のフェージング対策として、ス
ペースダイバーシチ或いは周波数ダイバーシチが知られ
ている。特にビット単位のフェージングに対してはスペ
ース偏波2重ダイバーシチが採用されることが多い。ま
た、フェージング対策としてディジタル情報を誤り検出
及び誤り訂正可能な符号にして伝送し、受信側で多数決
判定法を併用して、自動再送方式も用いられている。
【0003】また、受信レベルの変動を検出して、選択
切り換えする方法や、複数のアンテナが受信した伝送情
報のうちから誤りの少ないアンテナからの伝送情報を選
択するダイバーシチ受信方式も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイバーシ
チ受信方式は、フェージングによる変動の影響を回避す
ることができるが、受信レベルを検出するための包絡線
検波器のために応答が遅くなる。また、アンテナ切り換
えダイバーシチでは、選択切り換え時に遅延が生じてし
まうという問題がある。また、誤りの少ないアンテナか
らの伝送情報を選択するダイバーシチ方式は、誤り検出
の復号器がダイバーシチ数だけ必要になるので、誤り検
出のための復号器の数が多くなってしまうと同時に選択
切り換え時に遅延が生じてしまうという問題や、誤りの
少ないアンテナの受信情報以外の情報が失われてしまう
という問題もある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、誤り検出のための復号器が一つで済み且つフェージ
ング等による誤りを少なくすることができるダイバーシ
チ無線送受信方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、送信側において送信手段が送信するディジタ
ル情報について、符号化手段で誤り検出及び誤り訂正符
号化を施し、受信側で複数の受信手段5a,5bが各ア
ンテナ4a,4bを介して受信した各々の情報を復調し
た後、ディジタル系列になった受信情報をそれぞれビッ
ト単位で比較手段7で比較し、異なるビット情報からそ
れに対して推定できる全ての情報を情報推定手段8で作
成し、それらの全てについて誤り検出手段10を介して
誤り検出を行い、最適情報記憶手段9で最少誤り情報系
列を選択し、選択された情報系列をさらに誤り訂正手段
11で誤り訂正することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば受信側で複数のアンテナ4a,
4bから得られたディジタル情報を誤り検出せずにビッ
ト単位で比較することによって、比較する際に誤り検出
を行っているため、誤り検出のための復号器が一つで済
む利点がある。
【0008】さらに異なるビットの情報から、それに対
して推定できる全ての情報系列を作成し、それらの全て
について誤り検出復号器を介して、最少誤り情報系列を
選択することによって、フェージング等による誤りを回
避する事ができる。また、推定できる全ての情報につい
て誤り検出を行っているため、誤りの少ないアンテナの
受信情報以外の情報が用いられる。更に誤り訂正する事
によって誤りを少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のダイバーシチ無線送受信方式を
適用する装置のシステム構成を示す図である。図1にお
いて、1は符号化手段、2は送信手段、3は送信用アン
テナ、4a,4bは受信用アンテナ、5a,5bは受信
手段、6a,6bは記憶手段、7は比較手段、8は情報
推定手段、9は最適情報記憶手段、10は誤り検出手
段、11は誤り訂正手段である。
【0010】上記構成の装置において、送信側におい
て、伝送情報S1を誤り検出及び誤り訂正するための符
号化手段1によって得られた伝送情報S2を送信手段2
によって変調して送信用アンテナ3から送信する。送信
された伝送情報S3は受信用アンテナ4a及び受信用ア
ンテナ4bによって受信される。受信された情報(受信
情報という)S4a,S4bは、各々の受信手段5a及
び5bによって受信ディジタル情報S5a及びS5bに
復号される。
【0011】復号されたディジタル情報S5a及びS5
bは記憶手段6a及び6bによって記憶され、記憶され
た情報は比較手段7によってビット単位で比較される。
ここで、図2に示すように受信ディジタル情報S5aが
0011で、受信情報S5bが0101であったら、比
較手段7によって異なる部分に1が検出され、0110
のように比較情報S6が生成される。比較情報S6が情
報推定手段8に入力されると、2ビット目と3ビット目
のビットが異なっているので、この部分の推定できる全
ての情報を生成する。
【0012】生成された情報はそれぞれ0001、00
11、0101、0111となる。つまり、受信ディジ
タル情報S5a及びS5bの異なるビットが2ビットな
ら情報推定手段8により得られる推定情報S7は、図2
に示すように4系列になる。異なるビット数をnとする
と情報推定手段8によって2nの推定情報S7が得られ
る。得られた全ての推定情報S7を誤り検出手段10に
よって誤り検出を行い、誤り検出情報S9が得られる。
まず初めの推定情報S7を最適情報記憶手段9に記憶
し、誤り検出情報S9を随時比較し、推定情報S8を読
み込んで最適情報記憶手段9に記憶する。全ての推定情
報について誤り検出を行うことにより、最適情報S10
が得られる。さらに誤り訂正手段11によって誤り訂正
することにより誤りを除去した誤り訂正情報S11を得
ている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば下記
のような優れた効果が期待できる。 (1)送信側で伝送情報及び誤り訂正可能な符号にして
おき、受信側の複数のアンテナを通して受信された複数
のディジタル情報を誤り検出せずビット単位で比較する
ことによって、比較する際に誤り検出を行っていないた
め、誤り検出のための復号器が一つで済む。
【0014】またフェージング等による誤りを回避し、
推定できる全ての情報について誤り検出を行っているた
め、誤りの少ないアンテナの受信情報以外の情報も用い
られるので、さらに訂正する事によって誤りを少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイバーシチ無線送受信方式を適用す
る装置のシステム構成を示す図である。
【図2】情報の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 符号化手段 2 送信手段 3 送信用アンテナ 4a,4b 受信用アンテナ 5a,5b 受信手段 6a,6b 記憶手段 7 比較手段 8 情報推定手段 9 最適情報記憶手段 10 誤り検出手段 11 誤り訂正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定局及び移動局間でのダイバーシチ無
    線送受信方式によるディジタル無線送受信において、 送信側において送信手段が送信するディジタル情報につ
    いて符号化手段で誤り検出及び誤り訂正符号化を施し、 受信側で複数の受信手段が各アンテナを介して受信した
    各々の情報を復調した後、ディジタル系列になった受信
    情報をそれぞれビット単位で比較手段で比較し、異なる
    ビット情報からそれに対して推定できる全ての情報を情
    報推定手段で作成し、それらの全てについて誤り検出手
    段を介して誤り検出を行い、該誤り情報の中から最少誤
    り情報系列を選択し、誤り検出により選択された情報系
    列をさらに誤り訂正することを特徴とするダイバーシチ
    無線送受信方式。
JP4188849A 1992-06-22 1992-06-22 ダイバーシチ無線送受信方式 Expired - Lifetime JP3052023B2 (ja)

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JPH066328A JPH066328A (ja) 1994-01-14
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JP5613444B2 (ja) * 2010-04-26 2014-10-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車の車体フレーム

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