JP3260697B2 - シンドロームをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造決定器 - Google Patents

シンドロームをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造決定器

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JP3260697B2
JP3260697B2 JP18688098A JP18688098A JP3260697B2 JP 3260697 B2 JP3260697 B2 JP 3260697B2 JP 18688098 A JP18688098 A JP 18688098A JP 18688098 A JP18688098 A JP 18688098A JP 3260697 B2 JP3260697 B2 JP 3260697B2
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ルーベン・メイダン
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的には通信シ
ステムに関し、かつより特定的には、たたみ込み符号
(convolutional code)通信システ
ムの受信機において使用するためのメッセージ構造決定
器に関する。
【0002】
【関連出願の相互参照】この出願は「たたみ込み符号の
ためのソフト決定シンドロームをベースとしたデコーダ
(Soft−Decision Syndrome−B
ased Decoder for Convolut
ional Codes)」と題する、発明者メア・エ
リール(Meir Ariel)およびルーベン・メイ
ダン(Reuven Meidan)による米国特許出
願シリアル番号第08/877,845号(代理人整理
番号CE01421R)に関連している。この関連出願
は本件出願の対応米国特許出願と同じ日に出願され、本
件出願と同じ譲受人に譲渡され、かつその全体を参照の
ため本明細書に導入する。
【0003】
【従来の技術】たたみ込み符号はしばしば送信情報をエ
ラーから保護するために無線デジタル通信システムにお
いて使用される。1つの形式の可変メッセージ構造通信
システムにおいては、送信機はデータを符号化するため
にnのたたみ込み符号C,・・・,C,・・・,C
の内から1つを選択する。しかしながら、受信機は一
般に送信機によってどのメッセージ構造が選択されたか
をかつ従ってどのたたみ込み符号Cが送信機によって使
用されたかを知らない。
【0004】他の形式の可変メッセージ構造通信システ
ムにおいては、単一のたたみ込み符号Cのみが使用され
るが、データ伝送または送信レートが変化する。例え
ば、ダイレクトシーケンス符号分割多元接続(DS−C
DMA)のために電気通信工業会(TIA)によって採
用された暫定標準IS−95仕様によって管理される通
信システムは可変データレートの送信を使用することが
できる。送信機はあるデータレートでデータをたたみ込
み符号化しかつ次に一様なシンボルレートによる送信シ
ンボルシーケンスを発生するため反復を使用する。しか
しながら、そのようなシステムにおいては、受信機は一
般に送信機によってどのメッセージ構造が選択されたか
および従ってどのデータレートが送信機によって使用さ
れたかを知らない。
【0005】異なるたたみ込み符号および種々のデータ
送信レートを使用することは別として、特定のメッセー
ジ構造を変えるために異なるメッセージ長さまたは異な
る形式のインタリーバ(interleavers)を
使用することができる。また、可変特性を組み合わせる
ことができ、例えば、異なる形式のインタリーバはまた
異なるメッセージ長さを使用することができる。ずっ
と、受信機は一般に上で示したかつ可変メッセージ構造
の送信機によって使用される少なくとも1つの特性を知
らないことになる。
【0006】その結果、可変メッセージ構造システムの
受信機においては、受信信号はたぶん送信されたと思わ
れるメッセージ構造の各々を使用して並列的に復調され
かつデコードされる。ビタビデコーダのような、並列ソ
フト決定最尤デコーダは受信信号に対して最も低いビッ
トエラー率(BER)を生じる。いったん受信信号がす
べての可能性あるメッセージ構造でデコードされると、
最も低いBERを備えたデコードされたシーケンスが適
切にデコードされた信号として選択される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】受信機においては、ビ
タビデコーダのような、実用的なソフト決定デコーダは
最尤送信ベクトルのための最適のサーチを行うためトレ
リス構造(trellis structure)を使
用する。しかしながら、ビタビアルゴリズムは計算機的
に複雑であり、かつその複雑さは拘束長(constr
aint length)の増大と共に指数関数的に増
大する。このことは本質的にビタビデコーダは大きな拘
束長を備えたたたみ込み符号を処理するために多量の電
流および途方もないミップス(millions of
instructions per second:
MIPS)能力を必要とすることを意味する。可変メッ
セージ構造のデコードのために、複数のビタビデコーダ
が必要とされ、これはさらに他のレベルで計算機的な複
雑さを増大する。
【0008】ビタビデコーダが受信信号から最尤送信ベ
クトルを計算した後、メッセージ品質決定器がデコード
されたベクトルの品質を決定することができる。もし品
質があるしきい値より低ければ、その受信信号はあまり
にも多くの送信エラーのため信頼できないものとみなさ
れる。この場合、デコードされたベクトルはより高いレ
ベルの通信システムによって処理される。例えば、この
より高いレベルの通信システムは信頼できないデコード
されたベクトルを捨てるか、信頼できないデコードされ
たベクトルを他のデコードされたベクトルと置き換える
か、あるいは信頼できないデコードされたベクトルの再
送信を要求するかを決定することができる。
【0009】もし受信ベクトルのBERがベクトルをソ
フト決定デコードする前に評価できれば、該ベクトルは
計算機集約的なビタビデコーダによる処理を行う前に捨
てられまたは置き換えることができる。従って、受信ベ
クトルの品質を該ベクトルがソフト決定デコードされる
前に評価する必要性が存在する。また、可変符号たたみ
込み符号化通信システムにおいて使用するための低減さ
れた複雑さを備えた最尤デコーダの必要性が存在する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、通
信システム受信機(130)において使用するためのシ
ンドロームをベースとしたチャネル品質またはメッセー
ジ構造決定器(160)が提供され、該メッセージ構造
決定器は、受信信号を復調して第1の復調された受信信
号を生成するための、第1のデジタル復調器(22
1)、前記第1のデジタル復調器(221)に結合さ
れ、前記第1の復調された受信信号から第1のハード決
定ベクトルを計算するための第1のシンボル・バイ・シ
ンボル検出器(2231)、前記第1のシンボル・バイ
・シンボル検出器(2231)に結合され、前記第1の
ハード決定ベクトルから第1のシンドロームベクトルを
計算するために第1のスカラパリティチェックマトリク
スを使用するための第1のシンドローム計算機(224
1)、第1のシンドロームパターンおよび関連する第1
のエラー重みを記憶するための第1のシンドロームパタ
ーンメモリ(2271)、そして前記第1のシンドロー
ム計算機(2241)および前記第1のシンドロームパ
ターンメモリ(2271)に結合され、前記第1のシン
ドロームベクトルから前記第1のシンドロームパターン
を突き止めかつ除去しそして前記第1のエラー重みから
第1の品質推定または評価値を計算するための第1のシ
ンドロームエラーエスティメイタ(2251)、を具備
することを特徴とする。
【0011】さらに、前記第1のシンドロームエラーエ
スティメイタ(2251)に結合され、前記第1の品質
の推定値を第2の品質の推定値と比較するための比較器
(260)、を具備すると好都合である。
【0012】また、前記第2の品質推定値は所定のエラ
ー重みとすることができる。
【0013】さらに、前記第1のシンボル・バイ・シン
ボル検出器(2231)に結合され、前記第1のハード
決定ベクトルから第2のシンドロームベクトルを計算す
るために第2のスカラパリティチェックマトリクスを使
用するための第2のシンドローム計算機(2242)、
第2のシンドロームパターンおよび関連する第2のエラ
ー重みを記憶するための第2のシンドロームパターンメ
モリ(2272)、そして前記第2のシンドローム計算
機(2242)および前記第2のシンドロームパターン
メモリ(2272)に結合され、前記第2のシンドロー
ムベクトルから前記第2のシンドロームパターンを突き
止めかつ除去しそして前記第2のエラー重みから第2の
品質推定値を計算するための第2のシンドロームエラー
エスティメイタ(2252)を設けることもできる。
【0014】さらに、前記第1のシンドロームエラーエ
スティメイタ(2251)および前記第2のシンドロー
ムエラーエスティメイタ(2252)に結合され、前記
第1の品質推定値を前記第2の品質推定値と比較するた
めの比較器(260)を設けてもよい。
【0015】本発明の別の態様では、送信された信号の
品質またはメッセージ構造を決定する方法であって、受
信されたデジタル信号を復調して第1の復調された受信
信号を生成する段階、前記第1の復調された受信信号か
ら第1のハード決定ベクトルを計算する段階、第1のス
カラパリティチェックマトリクスを使用して前記第1の
ハード決定ベクトルから第1のシンドロームベクトルを
計算する段階、そして前記第1のシンドロームベクトル
から第1のシンドロームパターンを突き止め(330)
および除去し(333)、そして第1のエラー重みから
第1の信号品質推定値を計算する段階、を具備すること
を特徴とする。
【0016】さらに、前記第1の品質推定値を第2の品
質推定値と比較する段階を設けることができる。
【0017】さらに、前記第1のハード決定ベクトルか
ら第2のシンドロームベクルトを計算するために第2の
スカラパリティチェックマトリクスを使用する段階、そ
して前記第2のシンドロームベクルトから第2のシンド
ロームパターンを突き止め(330)かつ除去し(33
3)、そして第2のエラー重みから第2の信号品質推定
値を計算する段階、を具備すると好都合である。
【0018】さらに、前記第1の品質推定値を前記第2
の品質推定値と比較する段階、を具備すると好都合であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】シンドロームをベースとしたチャ
ネル品質およびメッセージ構造決定器はシンドロームベ
クトルを使用して可変メッセージ構造通信システムにお
ける受信信号の品質を評価する。r,・・・,r
・・・,rが前記通信システムによって使用可能な種
々の復調機構に従って復調された受信信号を示すものと
する。この場合、各ベクトルrは長さNの実数のベクト
ルである。vが復調された受信信号ベクトルrのシ
ンボルごとのまたはシンボル・バイ・シンボル(sym
bol−by−symbol)検出によって得られたベ
クトルを示すものとする。もし有効なハード決定シンボ
ルが2進であれば、vは0または1の要素値(ele
ment values)を有する長さNのベクトルで
ある。v=c+eと表現するものとし、この場合cは
送信された符号ベクトルである。また、eは送信エラー
ベクトルである。各々の可能性あるたたみ込み符号
,・・・,C,・・・,Cに対し、構成要素と
して0および1の2進シンボルを有するM列またはコラ
ム(columns)およびN行またはロー(row
s)を備えたスカラパリティチェックマトリクスH
・・・,H,・・・,Hが存在する。送信された符
号ベクトルcを満たすパリティチェック条件は関係H
=0で表され、この場合上付き文字tはベクトル転
置(vector transposition)を表
す。言い換えれば、もしcがたたみ込み符号Cに属す
る符号ベクトル(すなわち、cは送信符号ベクトルであ
りかつcはCの要素)であれば、H=0であ
り、この場合HはM行およびN列を有するマトリクス
または行列であり、cは長さNの行ベクトルであり、か
つ上付き文字tはベクトル転置を示す。
【0020】シンドロームベクトルsはs=H
として定義される長さMの2進ベクトルである。v
=c+e,s=H(c+e)であり、かつH
=0であるから、s=Hである。シンドロ
ームベクトルs=0である場合、最も可能性ある送信
エラーベクトルe=0であり、かつ何らのソフト決定最
尤デコードも必要とされない。言い換えれば、シンボル
ごとに検出さたベクトルvは最尤ソフト決定デコード
された送信符号ベクトルであり、かつ受信信号ベクトル
のソフト決定デコードは必要ではない。
【0021】シンドロームベクトルs≠0の場合、送
信エラーが検出される。非ゼロシンドロームベクトルは
また前記符号のコセット(coset)を識別する。こ
のコセットは前記シンボルごとのハード決定からの偏差
またはずれ(deviations)のすべての可能性
あるベクトルを含む。従って、非ゼロシンドロームベク
トルはまたビットエラー率(BER)のエスティメイタ
(estimator)として使用することができ、該
ビットエラー率は次に復調された受信ベクトルの品質を
示す。このBERの評価または推定は受信信号ベクトル
のソフト決定デコードの前にあまりにも多くの送信エラ
ーのため受信信号が信頼できないものであるか否かを判
定するために使用できる。
【0022】IS−95のような、可変データ送信レー
トたたみ込み符号化システムにおける単純化したソフト
決定シンドロームデコーダに対し、メッセージ構造決定
器は並列のデジタル復調器を有し、各々可能性あるデー
タレートに対して最適化されている。次に、シンボル・
バイ・シンボル検出器が始めに各々の復調された受信信
号を検出する。並列シンドローム計算機は関連するパリ
ティチェックマトリクスおよび前記シンボル・バイ・シ
ンボル検出器の出力から各々の可能性あるデータレート
に対してシンドロームベクトルを計算する。次に、並列
シンドロームエラーエスティメイタは知られたシンドロ
ームエラーパターンをシンドロームベクトルと比較して
前記ハード決定検出ベクトルにおけるエラーを検出しか
つ受信信号のBERを近似する。
【0023】正しくデコードされた信号に対応するBE
Rが他のデコードされた信号に対応するBERよりもか
なり低いものと仮定すると、その最も低いBERを生じ
るデコードのデータレートが最尤デコードデータを発生
する上で使用するためにソフト決定デコーダに送られ
る。従って、可変レートたたみ込み符号環境において
は、単純化したソフト決定シンドロームデコーダは各々
の可能なデータレートで完全にソフト決定デコードを行
うことなく最も有り得る送信データレートを決定するこ
とにより計算機的な複雑さを低減する。
【0024】このメッセージ構造決定器に関する変形は
並列復調器の間に挿入された並列デインタリーバおよび
可変インタリーバ通信システムにおいて使用するための
シンボルごとの検出器を含む。他の変形は並列復調器ま
たはデインタリーバを単一の復調器またはデインタリー
バへと縮小すること(collapsing)、または
単一のシンボルごとの検出器またはシンドローム計算機
を、並列計算が要求されるか否かに応じて、並列シンボ
ル・バイ・シンボル検出器またはシンドローム計算機へ
と拡張すること(expanding)を含む。
【0025】前記BERの評価または推定はシンドロー
ムベクトルの構造が送信エラーの数におよび受信ベクト
ルにおけるそれらの分布に関連することを注目すること
に基づいている。エラーの数に関する最適の下限(lo
wer bound)はコセットリーダのハミング重み
(Hamming weight of the co
set leader)である。コセットリーダはシン
ドロームベクトルによって識別されるコセットに所属す
るすべてのベクトルの間で最小のハミング重みを備えた
コセット部材である。残念なことに、エラーの推定され
た数としてのコセットリーダのハミング重みを選択する
ことは通常たたみ込み符号の場合には可能ではなく、そ
れはコセットの集積が莫大なためである。例えば、GS
Mハーフレートボコーダのたたみ込み符号は2113
コセットを有する。これらの場合のすべてをコンピュー
タメモリに記憶することとは実際上不可能である。従っ
て、合理的なメモリおよび計算機的な要求を有するBE
Rを決定するシンドロームをベースとした方法を用い
る。
【0026】eが、単一ビット送信エラーまたはダブ
ルビット送信エラーのような、ハード決定ベクトルvに
おける有り得る送信エラーパターンを表すものとする。
スカラパリティチェックマトリクスの構造により、単一
シンボルのハード決定ベクトルエラーに対応する限られ
た数のシンドロームパターンがある。s=He
すれば、sは長さMの完全なシンドロームベクトルで
ある。シンドロームパターンpがsにおける最初の非
ゼロ要素からスタートしかつsの最後の非ゼロ要素で
終了するsのセグメントであるものとする。重みβp
はシンドロームパターンpを生じさせる最も有り得るエ
ラーパターンのハミング重みである。βpが可能なエラ
ーパターンのすべての濃度(cardinalitie
s)の内の最小のものであると仮定する。
【0027】BER推定は始めにエラーカウンタをゼロ
にセットしかつシンドロームベクトルを計算することに
より行われる。シンドロームベクトルは次にシンドロー
ムパターンに対して調べられる。いったんシンドローム
パターンpが識別されれば、エラーカウンタは対応する
ハミング重みβpによって増分されかつシンドロームパ
ターンpはシンドロームベクトルから減算される。もし
シンドロームベクトルを調べている間に前に知られてい
ないシンドロームパターンに遭遇すれば、メッセージ構
造決定器は該エラーの濃度をハミング重みβとして推
定しかつそれに従ってエラーカウンタを更新する。前記
濃度の推定はコンピュータシミュレーションおよび経験
的データにより決定されるシンドロームパターンの長さ
に基づいている。より大きな数の知られたシンドローム
パターンは行われる必要がある濃度の推定の量を低減し
かつ同様にメッセージ構造決定器の精度を増大する。
【0028】メッセージ構造決定器は信号がデコードさ
れる前に受信信号の品質を決定するから、メッセージ構
造決定器は特に高いBERのため受信ベクトルがより高
い決定レベルへと転送されるべきことを決定するために
有用である。従って、メッセージ構造決定器はまた検出
可能なエラーの数のしきい値を含むことができる。該し
きい値は該しきい値が超過したとき、ビタビデコーダが
正しいデコードを行わないように設定される。従って、
ビタビデコーダによって要求される計算の数を低減する
ためベクトルはより高い決定レベルへと転送することが
できる。
【0029】図1は、好ましい実施形態に係わるメッセ
ージ構造決定器160を有する通信システム100のブ
ロック図を示す。受信機130はセルラ無線電話移動ス
テーション101の一部として示されているが、該受信
機はこれに代えてファクシミリマシン、変調器−復調器
(MODEM)、2方向無線機、たたみ込み符号化され
た信号を受信する他の通信装置の一部とすることができ
る。移動ステーション101においては、マイクロホン
105はオーディオ信号をピックアップし、該オーディ
オ信号は次に送信機110によって変調されかつデュプ
レクサ(duplexer)125を通ってアンテナ1
20により放送される。アンテナ120はまたセルラベ
ースステーションのような送受信機199における相補
的な送信機から無線周波(RF)信号を受信する。受信
機130においては、RFフロントエンド140は受信
されたRF信号をアナログベースバンド信号へとステッ
プダウンまたは逓降する。アナログ−デジタル(A/
D)変換器150は前記アナログベースバンド信号をデ
ジタル信号に変換する。
【0030】前記デジタル信号はさらに図2を参照して
詳細に説明するメッセージ構造決定器160に接続され
る。メッセージ構造決定器160は送信機によって使用
される最も可能性あるまたは有り得るメッセージ構造を
選択する。たたみ込み符号C、シンドーロムベクトル
、および検出されたシンドロームエラーパターンp
のような、最も有り得るメッセージ構造の種々の特性が
好ましくは、米国特許出願シリアル番号第08/87
7,845号(代理人整理番号CE01421R)、発
明者メア・エリールおよびルーベン・メイダン、「たた
み込み符号のためのソフト決定シンドロームをベースと
したデコーダ」に記載されたようなシンドロームをベー
スとしたデコーダのような、ソフト決定デコーダに送ら
れる。
【0031】最も可能性あるメッセージ構造に対応する
復調された受信信号ベクトルrはまたソフト決定デコ
ーダ170に結合される。遅延175が使用されてメッ
セージ構造決定器160からの、たたみ込み符号C
シンドロームベクトルs、およびシンドロームパター
ンpのような、付加的な情報の到達を同期させる。ソフ
ト決定デコーダ170の出力において、デジタル−アナ
ログ(D/A)変換器180が最尤ソフト決定デコード
信号をアナログ領域に変換し、かつオーディオ増幅器1
85が演算増幅器を使用してオーディオスピーカ190
を通しての再生のために前記復元された信号の利得を増
大する。
【0032】図2および図3は、好ましい実施形態に係
わる図1に示されたメッセージ構造決定器160のブロ
ック図を示す。可変メッセージ構造のたたみ込み符号化
環境においては、メッセージ構造決定器160はシンド
ロームベクトルを使用して受信信号品質を確認しかつ最
も有り得る送信メッセージ構造を決定するためにシンボ
ルごとに検出されたデータのBERを評価または推定す
る。この実施形態では、送信されたメッセージ構造は長
さ、インタリーブの形式、供給(source)データ
レート、使用されるたたみ込み符号、およびそれらの任
意の組合せの上で変更することができる。この実施形態
はまたある特性のみが変えられあるいは上で述べた特性
のある組合せのみが変えられるように変更することがで
きる。
【0033】メッセージ構造決定器(message
structure determiner)160は
送信信号の最も可能性あるメッセージ構造を確認しかつ
対応する復調された受信信号rを最尤デコードにおい
て使用するためにソフト決定デコーダ170に通信す
る。メッセージ構造決定器160においては、図1に示
されるアナログ−デジタル変換器150からのデジタル
信号はl×m×nの分岐経路へと分離され、1つが各々
の可能性あるメッセージ構造形式に対応しており、lは
可能性ある復調器の数であり、mは可能性あるインタリ
ーバの数であり、かつnは可能性あるたたみ込み符号の
数である。
【0034】各々の経路において、l(エル)のデジタ
ル復調器221,241の1つがデジタル信号を復調し
て複数の復調された受信信号r,・・・,r,・・
・,rを生成する。mが送信機によって使用される可
能性あるインタリーバ形式の数であるものとする。l
(エル)の並列デインタリーバ222,242の各々は
各々の復調された受信信号を処理してl×mの記録され
た受信信号r1−1,・・・,r1−m,・・・,r
i−1,・・・,ri−m,・・・,rl−1,・・
・,rl−mを生成する。ブロック長さはしばしばイン
タリーバ形式と結合され、従って各々のデインタリーバ
は異なるブロック長さを生成することがあることに注意
を要する。
【0035】並列シンボル・バイ・シンボル検出器22
31,2232,2431,2432は前記複数の記録
された受信信号を検出してハード決定ベクトル
1−1,・・・,v1−m,・・・,vi−1,・・
・,vi−m,・・・,vl−1,・・・,vl−m
生成する。各々のシンボル・バイ・シンボル検出器は単
にハード決定ベクトルを生成するために周囲のシンボル
の値にかかわりなく入りまたは到来信号を調べる。各々
のシンボル・バイ・シンボル検出器は同じであるから、
個々のシンボル・バイ・シンボル検出器2231,22
32,2431,2432は単一の時分割方式の(ti
me−shared)シンボル・バイ・シンボル検出器
を使用して実施できる。各々のハード決定ベクトルは並
列シンドローム計算機2241,2242,2243,
2244,2441,2442,2443,2444に
おいてパリティチェックマトリクスH,・・・,
,・・・,Hで乗算されてl×m×nのシンドロ
ームベクトルs1−1−1,・・・,s1−1−n,・
・・,s1−m−1,・・・,s1−m−n,・・・,
i−1−1,・・・,si−1−n,・・・,s
i−m−1,・・・,si−m−n,・・・,s
l−1−1,・・・,sl−1−n,・・・,s
l−m−1,・・・,sl−m−nを生成する。
【0036】各々のシンドロームベクトルはシンドロー
ムパターンの存在に対してl×m×nの並列シンドロー
ムエラーエスティメイタ(estimators)22
51,2252,2253,2254,2451,24
52,2453,2454の1つにおいて別個に分析さ
れる。各々のパリティチェックマトリクスに関連する知
られたシンドロームパターンがそれらの関連するハミン
グ重み(Hamming weights)βと共に
シンドロームパターンメモリ2271,2272,22
73,2274,2471,2472,2473,24
74に記憶される。シンドロームパターンpに対する原
因となり得る最も可能性あるハード決定ベクトルエラー
パターンeのハミング重みβが可能なエラーパター
ンのすべての濃度の内で最小のものとして規定される。
【0037】シンドロームベクトルで検出される各々の
シンドロームパターンのハミング重みはエラーカウンタ
1−1−1,・・・,m1−1−n,・・・,m
1−m−1,・・・,m1−m−n,・・・,m
i−1−1,・・・,mi−1−n,・・・,m
i−m−1,・・・,mi−m−n,・・・,m
l−1−1,・・・,ml−1−n,・・・,m
l−m−1,・・・ml−m−nにおいていっしょに加
算されて各々の可能性あるメッセージ構造におけるBE
Rを推定または計算する。比較器260はシンドローム
エラーエスティメイタ2251,2252,2253,
2254,2451,2452,2453,2454か
らのエラーカウンタ合計を比較し、かつ最も低いエラー
カウンタ合計に対応する復調された受信信号rがソフ
ト決定デコーダ170(図1に示されている)に与えら
れる。デインタリーブされた信号、たたみ込み符号、お
よび前記最も低いBERのメッセージ構造に対応する検
出されたエラーパターンのような、付加的な情報もまた
ソフト決定デコーダ170に与えることができる。
【0038】もし前記最も低いエラーカウント合計と第
2に最も低いエラーカウント合計との間の差が大きくな
ければ(not significant)、あるいは
もしすべてのエラーカウントがある与えられたしきい値
より上であれば、受信信号は多分あまりにも多い送信エ
ラーのため信頼できないものとなる。この場合、前記ベ
クトルはより高い決定レベルへと転送されかつソフト決
定デコーダ170(図1に示される)により処理はされ
ない。もし、IS−95におけるように、候補のたたみ
込み符号が異なる長さを有していれば、前記エラーカウ
ンタ値は比較が完了する前に比較器260によって正規
化されなければならない。
【0039】前記メッセージ構造決定器160はもしシ
ンドロームをベースとしたデコーダがソフト決定デコー
ダ170として使用されればほとんどオーバヘッドを加
えない。シンドローム計算機の結果および整合した(m
atched)シンドロームパターンはさらに処理を行
うためシンドロームをベースとしたデコーダに供給され
る。もしソフト決定デコーダ170としてビタビデコー
ダが使用されれば、より多くのオーバヘッドが要求され
るが、メッセージ構造決定器160は複数の並列のビタ
ビデコーダよりも効率的になる。
【0040】この符号決定器はソフト決定最尤デコード
の前に受信信号の信頼性をチェックする他の手段と組み
合わせて使用することができる。1つのそのような信頼
性の尺度はハード決定の対数尤度比(log like
lihood ratios)の絶対値の合計であり次
のように表される。
【0041】
【数1】
【0042】この場合、p(r|c)は送信シンボルが
要素cであるものとすれば受信要素またはエレメントr
の条件付き確率(conditional proba
bility)である。
【0043】図2および図3に示される好ましい実施形
態は実施される通信システムの形式に容易に合わせて作
るまたは仕立てることができる。例えば、もしすべての
可能性あるメッセージ構造が同じブロック長さおよび同
じインタリーブを有していれば、単一のデジタル復調
器、デインタリーバ、およびシンボル・バイ・シンボル
検出器によって検出される1つの可能なシーケンスのハ
ード決定ベクトルvのみがあるが、依然としてパリティ
チェックマトリクスと同じほど多くの明確なまたは別個
の(distinct)シンドロームベクトルがある。
従って、これらの状況の下では、別個のデジタル復調器
221,241は単一のデジタル復調器によって置き換
えることができ、デインタリーバ222は1つの出力r
1−1のみを生成し、かつ単一のシンボル・バイ・シン
ボル検出器2231のみが必要になるであろう。前記別
個のシンドローム計算機2241,2242および対応
するシンドロームパターンメモリ2271,2272を
備えたシンドロームエラーエスティメイタ2251,2
252は別個の(distinct)ままに留まってい
る。
【0044】ブロック長さが変化するがたたみ込み符号
は一定に留まっているインタリーブのない通信システム
に対しては、最も長い可能な復調された受信信号rはよ
り短い可能なブロック長さに関連する情報を含んでい
る。従って、メッセージ構造決定器160は単に最も長
い可能な復調された受信信号およびその関連するパリテ
ィチェックマトリクスから単一の、最も長い可能なシン
ドロームベクトルを計算することができる。最も長い可
能なシンドロームベクトルは次に可能性あるブロック長
さに従って切り詰められかつエラーにつき分析できる。
複数のデジタル復調器、シンボル・バイ・シンボル検出
器、およびシンドローム計算機は各々単一の要素または
エレメントによって置き換えることができ、かつ前記複
数のデインタリーバはメッセージ構造決定器から除去す
ることができる。シンドローム計算機の出力は次に最も
長い可能なシンドロームベクトルの部分集合(subs
ets)を信号品質の分析のために複数のシンドローム
エラーエスティメイタに供給する。メッセージ構造の変
数または可変特性のさらに他の組合せをメッセージ構造
決定器160において行いかつ実施することができる。
【0045】また、通信システムの送信機が、たとえ
ば、あるインターバルでインタリーバ形式を変更するこ
とのみが許容されていれば、いったんメッセージ構造決
定器が使用すべき適切なデインタリーバを決定すれば、
この知識はメッセージ構造デインタリーバ160が一定
のインタリーバ形式のインターバルの残りの間に1つの
デインタリーバのみを有する分岐へと縮退(ディジェネ
レーション:degenerate)させるために動的
に使用できる。このインターバルまたは動的縮退はメッ
セージ構造決定器160を単純化して図2および図3に
示される場合から分岐の数を低減しかつ従って計算機的
な複雑さを低減するために使用できる。
【0046】前記メッセージ構造決定器160の非常に
単純化したバージョンをチャネル品質エスティメイタと
して使用することができる。たとえ送信されたメッセー
ジ構造特性のすべてが受信機に知られていても、単一の
分岐のような、メッセージ構造決定器の縮退したバージ
ョンは受信信号のBERを推定または評価するために使
用できる。このような状況で、受信信号は適切なデジタ
ル復調器221、デインタリーバ222、シンボル・バ
イ・シンボル検出器2231、およびシンドローム計算
機2241に導かれる。適切なシンドロームエラーエス
ティメイタ2251はシンボル・バイ・シンボルハード
決定ベクトルv1−1のBERを推定または評価する。
比較器260は前記BERを、他の分岐において計算さ
れたBERではなく、所定のしきい値と比較しソフト決
定デコーダが不首尾であるか否かを判定し、あるいは比
較器260は除去されかつBERは単にチャネル品質モ
ニタへと渡されることができる。
【0047】図4は、好ましい実施形態に係わる図2お
よび図3に示されたシンドロームエラーエスティメイタ
の動作のフローチャートを示す。シンドロームエラーエ
スティメイタ2251は一例として示されており、図2
および図3に示された各々のシンドロームエラーエステ
ィメイタ2251,2252,2253,2254,2
451,2452,2453,2454は同様に動作す
る。開始ステップ301の間に、シンドロームエラーエ
スティメイタ2251に関連するエラーカウンタm
ベクトルの始めでゼロにリセットされる。ステップ30
5において、シンドロームエラーエスティメイタ225
1はその関連するシンドローム計算機2241からシン
ドロームベクトルs1−1−1を受ける。この時点で、
もしシンドロームベクトルs1−1−1=0であること
がステップ310で判定されれば、シンドローム計算機
2241によって使用されるスカラパリティチェックマ
トリクスHに対応するたたみ込み符号ベクトルC
多分正しい送信符号であり、エラーカウンタ値m
1−1−1=0がステップ360において比較器260
(図2および図3に示されている)に送られ、かつエラ
ー推定または評価手順はステップ370において終了す
る。この段階でもしシンドロームベクトルs1−1−1
=0であれば、デコードもまた完了し、それはシンボル
・バイ・シンボル検出器2231(図2および図3に示
されている)からのベクトルv1−1もまたソフト決定
デコーダを使用して計算される最も有り得るシンボルシ
ーケンスであるためである。しかしながら、この場合は
生じる可能性は少ない。
【0048】ステップ310において判定されてシンド
ロームベクトルs1−1−1≠0であれば、シンドロー
ムエラーエスティメイタ2251は知られたシンドロー
ムパターンpに対してシンドロームベクトルs
1−1−1を通ってサーチする。このサーチはいくつか
の反復で行われる。最初の反復では、ステップ320は
ハード決定ベクトルv1−1における隔離された単一の
シンボルエラーに対応するシンドロームパターンのみを
サーチする。シンドロームベクトルs1−1−1はパリ
ティチェックマトリクスHの列のリニアまたは線形結
合(linear combination)であり、
2進の場合は、単にHの列の合計であることに注目す
べきである。ハード決定検出されたベクトルにおける単
一のエラーはパリティチェックマトリクスHの対応す
る列に等しいシンドロームベクトルを生成する。これに
対し、もし複数のハード決定エラーが群集すれば、それ
らの対応する単一エラーシンドロームパターンは重複し
てもはや容易に識別できない複数エラーのシンドローム
パターンを発生する。
【0049】パリティチェックマトリクスの構造によ
り、単一シンボルのハード決定エラーに対応する限られ
た数のシンドロームパターンがある。例えば、ハーフ2
進たたみ込み符号のレートのスカラパリティチェックマ
トリクスは単一シンボルのハード決定エラーに対応する
2つのタイプのシンドロームパターンのみを含む。言い
換えれば、この種のパリティチェックマトリクスのすべ
ての列は最初の2つの列のシフトされたもの(shif
ted versions)である。パンクチャードた
たみ込み符号(punctured convolut
ional codes)に対しては、単一シンボルの
ハード決定エラーに対応する異なるシンドロームパター
ンの数は非パンクチャード符号よりも大きいが、依然と
してそれは通常メッセージ構造決定器の比較的簡単な構
成を可能にするのに十分小さい。
【0050】ステップ325は関連するシンドロームパ
ターンメモリ2271(図2および図3に示されてい
る)から次の単一エラーシンドロームパターンpおよ
び、1に等しい、その関連するハミング重みβをロー
ドする。判定ステップ330は始めにロードされたシン
ドロームパターンpとシンドロームベクトルs
1−1−1との間の整合を探す。もしシンドロームベク
トルがロードされたシンドロームパターンと整合しなけ
れば、ステップ336はエラーパターンpを1ビットだ
け右にシフトする。ステップ340はシンドロームパタ
ーンpがシンドロームベクトルの長さMよりさらにシフ
トされないことを保証しかつシンドロームパターンpの
シフトされたバージョンをシンドロームベクトルs
1−1−1と比較し続ける。
【0051】もしシンドロームパターンpがシンドロー
ムベクトルセグメントに整合すれば、ステップ333に
おいてエラーカウンタm1−1−1がハミング重みβ
=1によって増分され、シンドロームベクトルs
1−1−1がシンドロームパターンpを除去するよう変
更され、ハード決定ベクトルv1−1がシンドロームパ
ターンに関連するエラーパターンeを除去するよう変
更され、かつ該シンドロームパターンが右にαビットだ
けシフトされ、この場合α<Mでありかつシンドローム
パターンpのビット長さである。いったんシンドローム
パターンpがシンドロームベクトル全体と比較される
と、ステップ310は変更されたシンドロームベクトル
がゼロに等しいが否かを調べる。もし変更されたシンド
ロームベクトルがゼロに等しければ、エラーカウンタ値
1−1−1がステップ370において比較器に送られ
かつエラー推定または評価シーケンスはステップ380
において終了する。
【0052】すべての単一エラーパターンがシンドロー
ムベクトルv1−1と比較された後、もし変更されたシ
ンドロームベクトルがゼロに等しくなければ、すべての
知られたダブルエラーシンドロームパターンがステップ
350に示されるようにシンドロームベクトルs
1−1−1と比較される。ステップ355はシンドロー
ムエラーエスティメイタに次のダブルエラーシンドロー
ムパターンpおよび、2に等しい、その関連するハミン
グ重みβをシンドロームパターンメモリ2271から
ロードするよう指令する。前と同様に、シンドロームエ
ラーエスティメイタはステップ330において前記ロー
ドされたシンドロームパターンpとシンドロームベクト
ルs1−1−1のセグメントとの間の整合を探す。もし
整合があれば、エラーカウンタ、シンドロームベクト
ル、およびハード決定ベクトルがステップ333におい
てエラーカウンタをβ=2だけ増分することにより変
更され、検出されたダブルエラーのシンドロームパター
ンpをシンドロームベクトルから除去し、対応するハー
ド決定ベクトルエラーeを除去し、かつシンドローム
パターンpをαビットだけ右にシフトする。もし整合が
なければ、ステップ336はシンドロームパターンpを
1ビットだけ右にシフトする。ステップ340はシンド
ロームパターンpがシンドロームベクトルs1−1−1
の長さMを超えてシフトされるまでシンドロームベクト
ルs1−1−1に対するシンドロームパターンpのシフ
トされたバージョンの比較の継続を指令する。この手順
はトリプルエラーのシンドロームパターンおよび他の複
数エラーのシンドロームパターンと共に続けることがで
きるが、好ましい実施形態では、単一エラーおよびダブ
ルエラーのシンドロームパターンのみが除去される。
【0053】もし、すべての知られた単一エラーシンド
ロームパターンおよびダブルエラーシンドロームパター
ンがシンドロームベクトルから除去された後に、前記変
更されたシンドロームベクトルがゼロに等しくなけれ
ば、シンドロームエラーエスティメイタはステップ36
0において残りの未検出のエラーのハミング重みβ
大ざっぱに予測する。1つの評価または推定手順は残り
のエラーが残りのシンドロームパターンの長さの半分に
ハード決定ベクトルの長さを乗算しかつ次にシンドロー
ムベクトルの合計長さによって除算したものに等しいハ
ミング重みを有するものと仮定する。例えば、もし残り
のシンドロームパターンがシンドロームベクトルの長さ
の30パーセントであれば、残りのエラーの推定または
評価されるハミング重みは0.5×0.3×Fであり、
この場合Fはハード決定ベクトルv1−1におけるビッ
トの数である。あるいは、より簡単な評価はシンドロー
ムベクトルにおける非ゼロビットの割合に基づくことが
できる。ステップ365はエラーカウンタm1−1−1
を推定または評価されたハミング重みβだけ増分す
る。エラーカウンタm1−1−1の値はステップ370
において比較器に送られかつシンドロームエラー推定手
順はステップ380において終了する。
【0054】
【発明の効果】シンドロームをベースとしたチャネル品
質またはメッセージ構造決定器の利点は受信ベクトルの
品質が該ベクトルをソフト決定デコードする前に評価で
きることである。該品質は次に可変メッセージ構造通信
システムにおいて送信たたみ込み符号を決定するために
使用できる。前記品質はまたあるベクトルが回復不能な
伝送エラーを受けておりかつソフト決定デコーダによっ
て処理される前に捨てられるべきか否かを決定するため
に使用できる。上においてはシンドロームをベースとし
たチャネル品質またはメッセージ構造決定器の特定の構
成および機能が説明されたが、当業者には本発明の真の
精神および範囲内でより少ないまたは付加的な機能を用
いることが可能であろう。本発明は添付の特許請求の範
囲によってのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に係わる符号決定器
を有する通信システムのブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態に係わる図1に示さ
れる符号決定器のブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態に係わる図1に示さ
れる符号決定器のブロック図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態に係わる図2および
図3に示されたシンドロームエラーエスティメイタの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 通信システム 101 移動ステーション 105 マイクロホン 110 送信機 120 アンテナ 125 デュプレクサ 130 受信機 140 RFフロントエンド 150 A/D変換器 160 メッセージ構造決定器 170 ソフト決定デコーダ 175 遅延部 180 D/A変換器 185 オーディオ増幅器 190 オーディオスピーカ 221,241 デジタル復調器 222,242 デインタリーバ 2231,2232,2431,2432 シンボル・
バイ・シンボル検出器 2241,・・・,2244,2441,・・・,24
44 シンドローム計算機 2251,・・・,2254,2451,・・・,24
54 シンドロームエラーエスティメイタ 2271,・・・,2274,2471,・・・,24
74 シンドロームパターンメモリ 260 比較器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−46241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G06F 11/10 330

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システム受信機(130)において
    使用するためのシンドロームをベースとしたチャネル品
    質またはメッセージ構造決定器(160)であって、 受信信号を復調して第1の復調された受信信号を生成す
    るための、第1のデジタル復調器(221)、 前記第1のデジタル復調器(221)に結合され、前記
    第1の復調された受信信号から第1のハード決定ベクト
    ルを計算するための第1のシンボル・バイ・シンボル検
    出器(2231)、 前記第1のシンボル・バイ・シンボル検出器(223
    1)に結合され、前記第1のハード決定ベクトルから第
    1のシンドロームベクトルを計算するために第1のスカ
    ラパリティチェックマトリクスを使用するための第1の
    シンドローム計算機(2241)、 第1のシンドロームパターンおよび関連する第1のエラ
    ー重みを記憶するための第1のシンドロームパターンメ
    モリ(2271)、そして前記第1のシンドローム計算
    機(2241)および前記第1のシンドロームパターン
    メモリ(2271)に結合され、前記第1のシンドロー
    ムベクトルから前記第1のシンドロームパターンを突き
    止めかつ除去しそして前記第1のエラー重みから第1の
    品質推定または評価値を計算するための第1のシンドロ
    ームエラーエスティメイタ(2251)、 を具備することを特徴とする通信システム受信機(13
    0)において使用するためのシンドロームをベースとし
    たチャネル品質またはメッセージ構造決定器(16
    0)。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記第1のシンドロームエラーエスティメイタ(225
    1)に結合され、前記第1の品質の推定値を第2の品質
    の推定値と比較するための比較器(260)、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のシンドロ
    ームをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造
    決定器(160)。
  3. 【請求項3】 前記第2の品質推定値は所定のエラー重
    みであることを特徴とする請求項2に記載のシンドロー
    ムをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造決
    定器(160)。
  4. 【請求項4】 さらに、 前記第1のシンボル・バイ・シンボル検出器(223
    1)に結合され、前記第1のハード決定ベクトルから第
    2のシンドロームベクトルを計算するために第2のスカ
    ラパリティチェックマトリクスを使用するための第2の
    シンドローム計算機(2242)、 第2のシンドロームパターンおよび関連する第2のエラ
    ー重みを記憶するための第2のシンドロームパターンメ
    モリ(2272)、そして前記第2のシンドローム計算
    機(2242)および前記第2のシンドロームパターン
    メモリ(2272)に結合され、前記第2のシンドロー
    ムベクトルから前記第2のシンドロームパターンを突き
    止めかつ除去しそして前記第2のエラー重みから第2の
    品質推定値を計算するための第2のシンドロームエラー
    エスティメイタ(2252)、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のシンドロ
    ームをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造
    決定器(160)。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記第1のシンドロームエラーエスティメイタ(225
    1)および前記第2のシンドロームエラーエスティメイ
    タ(2252)に結合され、前記第1の品質推定値を前
    記第2の品質推定値と比較するための比較器(26
    0)、 を具備することを特徴とする請求項4に記載のシンドロ
    ームをベースとしたチャネル品質またはメッセージ構造
    決定器(160)。
  6. 【請求項6】 送信された信号の品質またはメッセージ
    構造を決定する方法であって、 受信されたデジタル信号を復調して第1の復調された受
    信信号を生成する段階、 前記第1の復調された受信信号から第1のハード決定ベ
    クトルを計算する段階、 第1のスカラパリティチェックマトリクスを使用して前
    記第1のハード決定ベクトルから第1のシンドロームベ
    クトルを計算する段階、そして前記第1のシンドローム
    ベクトルから第1のシンドロームパターンを突き止め
    (330)および除去し(333)、そして第1のエラ
    ー重みから第1の信号品質推定値を計算する段階、 を具備することを特徴とする送信信号の品質またはメッ
    セージ構造を決定する方法。
  7. 【請求項7】 さらに、 前記第1の品質推定値を第2の品質推定値と比較する段
    階、を具備することを特徴とする請求項6に記載の送信
    信号の品質またはメッセージ構造を決定する方法。
  8. 【請求項8】 さらに、 前記第1のハード決定ベクトルから第2のシンドローム
    ベクルトを計算するために第2のスカラパリティチェッ
    クマトリクスを使用する段階、そして前記第2のシンド
    ロームベクルトから第2のシンドロームパターンを突き
    止め(330)かつ除去し(333)、そして第2のエ
    ラー重みから第2の信号品質推定値を計算する段階、 を具備することを特徴とする請求項6に記載の送信され
    た信号の品質またはメッセージ構造を決定する方法。
  9. 【請求項9】 さらに、 前記第1の品質推定値を前記第2の品質推定値と比較す
    る段階、 を具備することを特徴とする請求項8に記載の送信され
    た信号の品質またはメッセージ構造を決定する方法。
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