JP2000061865A - 釘打機の安全装置 - Google Patents
釘打機の安全装置Info
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C7/00—Accessories for nailing or stapling tools, e.g. supports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
詰まり時に釘を自動排除でき、さらに釘打込み時の衝撃
を緩衝できる釘打機の安全装置の提供。 【解決手段】釘打機の打撃機構により打ち出された釘打
ち出し用ドライバ6とドライバ6によって打撃された釘
10とを摺動案内するノーズ部8を、ノーズ本体8aと
ノーズ本体8aの釘打ち出し方向に移動可能に設けられ
たノーズトップ14とから構成し、上記ノーズトップ1
4を、トリガレバー7と協働して釘打機を起動するコン
タクト部材9の下端部分に対して、弾性体21を介して
着脱自在に結合した。
Description
端に配置されてドライバとドライバに打撃された釘とを
摺動案内するノーズ部構造を改善した釘打機の安全装置
に関する。
出するためのノーズ部が設けられている。このノーズ部
は、ドライバとドライバに打撃された釘とを摺動案内す
るものである。
その先端からさらに突出するようにバネ付勢されたコン
タクト部材が配置され、釘打込み時にコンタクト部材の
先端を被打込み材に押圧して後退するように押し込む動
作とトリガレバーの引き操作とが協働して初めて釘打機
が起動されるようにした安全装置が設けられている。こ
のため、図5に示されるように、ノーズ部30の先端の
ノーズ先端部31の周囲にはコンタクト部材32の先端
の短円筒状のコンタクトトップ33が配置され、コンタ
クトトップ33はノーズ先端部1の外側に摺動自在に嵌
合され、バネ34によって常時ノーズ先端部31よりも
突出するように付勢されている。
の面積は広くなっているため、サイディング等の仕上げ
材35に打ち込む場合、凹凸のある材料35の施工面に
対するノーズ先端部31の高さ位置の設定が不完全とな
り、打込み深さを一定に維持することができない。
ズ先端部31の外径にほぼ等しいので、この先端部31
の内側を摺動して被打込み材35に打ち込まれた釘36
の頭部の径よりもかなり大きい。このように、釘36と
コンタクトトップ33との間には余裕のスペースが形成
されているから、釘打ち込み時の反動により釘打機のボ
ディが上下に動くときにコンタクトトップが被打ち込み
材35の施工面に沿って自由に動くことが可能である。
ところが、ボディが反動によって一旦浮き上がった後に
下降したとき、ドライバ37が釘36の頭部に当たると
きは問題がないが、位置がずれて釘の頭部を外れると、
ノーズ部から突出したドライバ37の先端が被打込み材
35の表面にあたって傷を付けてしまい、仕上り状態を
損なうことがある。
082号公報の第8図に示されるように、ノーズ部の先
端の一部分33を分割して釘打ち出し方向に移動可能に
して、これをコンタクト部材(コンタクトアーム)に結
合して上記の問題を解決する構成が知られている。そし
て、ノーズ本体2と先端部材33の間には、空間が形成
されるため、先端部材33の釘打ち出し通路20aの上
端面には釘をスムースに案内するためのすいかん(テー
パー)が形成されている。ノーズ部から打ち出された釘
はこのすいかん部に衝突しながら釘打ち出し通路20a
に誘導案内される。
術によれば、先端部材33とコンタクト部材が固着され
ているため、上記すいかん部に釘が詰まった場合には、
コンタクト部材を構成するユニットを釘打機本体から外
し、さらに分解しないと詰まった釘を排除できないとい
うメンテナンス性の問題が発生する。
込みの都度ドライバにより衝撃が与えられ、この衝撃が
コンタクト部材に伝えられ、その応力の多くはコンタク
ト部材の一部を構成する板金型に集中し、破損の原因と
なっている。
先端を分割する構成を採用するとともに、ノーズ部の先
端部分の着脱操作を容易に行なうことができ、また釘詰
まり時に大きな力が作用したときは詰まった釘を自動的
に排除することができ、さらに釘打ち込みの際の衝撃を
緩衝することができる釘打機の安全装置を提供すること
をその課題とする。
め、本発明に係る釘打機の安全装置は、釘打機の打撃機
構により打ち出された釘打ち出し用ドライバとドライバ
によって打撃された釘とを摺動案内するノーズ部を、ノ
ーズ本体とノーズ本体の釘打ち出し方向に移動可能に設
けられたノーズトップとから構成し、上記ノーズトップ
を、トリガレバーと協働して釘打機を起動するコンタク
ト部材の下端部分に対して、弾性体を介して着脱自在に
結合したことを特徴とする。
ーズトップの上端部分を収容する環状体を形成し、前記
環状体の内周面とノーズトップの外周面の間に各々環状
溝を形成し、該環状溝内に収容した環状弾性体を介して
両者を結合するようにするのが好ましい。
で、同図において符号1はボディ、2はグリップ、3は
マガジンを示す。ボディ1の内部には打撃シリンダ4内
を摺動する打撃ピストン5にドライバ6を一体に結合
し、グリップ2内に供給された圧縮エアをトリガレバー
7の引き操作によって打撃シリンダ4に供給して打撃ピ
ストン5を駆動するように構成されている。ボディ1の
先端には上記ドライバ6を摺動案内する中空のノーズ部
8が延長形成されている。ノーズ部8にはマガジン3か
ら釘10が供給されており、釘10は打撃ピストン5の
駆動によってノーズ部8の先端から打ち出される。
ーズ部8の側面に沿ってコンタクト部材9が釘10の打
ち出し方向に摺動可能に配置され、バネにより常時ノー
ズ部8の前方(下方)に付勢されている。コンタクト部
材9の元側の端部はトリガレバー7に回動自在に設けら
れたコンタクトレバー11に係合可能に配置され、コン
タクト部材9が押し込まれて上動し、元側の端部9aが
コンタクトレバー11に係合して押し上げる作動と、ト
リガレバー7を引く操作とが協働して、初めてトリガバ
ルブ12とメインバルブ13とが作動して釘打機が起動
されるように構成されている。このような打撃シリンダ
と打撃ピストン5による打撃機構やコンタクト部材9に
よる安全装置、あるいはトリガバルブ12、メインバル
ブ13等は公知の機構であり、説明は省略する。
されるように、ノーズ本体8aとノーズ本体8aの釘打
ち出し方向に移動可能に設けられたノーズトップ14と
から構成されている。ノーズ本体8aの先端部15は大
径に形成されている。また、ノーズトップ14にはノー
ズ本体8aの内面に沿う内筒部16とノーズ本体8aの
外面に沿う外筒部17とを一体に形成して上方が開口し
た筒状空間が形成され、この筒状空間にノーズ本体8a
の先端部15が摺動自在に嵌合されている。なお、内筒
部16の上端にはすいかん部18が形成されている。
ノーズ本体8aの周囲に配置された環状体19が形成さ
れ、環状体19の内面には凹部20が形成されている。
部は環状体19の凹部20の内側に収容され、弾性体2
1を介して着脱自在に結合されている。すなわち、環状
体19の内周面とノーズトップ14の外筒部17の外周
面の間に各々環状溝22、23を形成し、該環状溝2
2、23内に収容した環状弾性体21(例えばゴム製の
Oリング)を介してノーズトップ14と環状体19とが
結合されている。したがって、ノーズトップ14を強く
下方に引き出すと、上記環状弾性体21が環状溝23か
ら外れ、環状体19からノーズトップ14を点線で示し
たように外すことができる。環状体19の環状溝22内
に環状弾性体21を嵌込んでおき、外れたノーズトップ
14を環状体19の凹部20内に強く押し込むと、再び
環状体19内にノーズトップ14が取り付けられる。
来と同様に、ノーズトップ14の先端を被打込み材24
の施工面に押し付け、この押し付け力によって上述のよ
うにコンタクト部材9が上方に押し込まれることと、ト
リガレバー7を引く操作とが協働して釘打機が起動さ
れ、ノーズ部8内の釘10が施工面に対して打込まれ
る。その後、トリガレバー7の引きを解除すると、再び
打撃ピストン5が初期位置に上動し、次の釘打込みが準
備されるのである。
ノーズ本体8aのそれと同じく細いので、サイディング
等の仕上げ材を被打込み材として打ち込む場合、凹凸の
ある材料の施工面に対するノーズトップ14の高さ位置
の設定が確実となり、打込み深さを一定に維持すること
ができる。また、釘10とノーズトップ14との間に余
裕のスペースはないため、釘打ち込み時の反動により釘
打機のボディ1が上下に動くときにコンタクトトップが
被打ち込み材24の施工面に沿って自由に動くことがで
きないから、ボディ1が反動によって一旦浮き上がった
後に下降したとき、ドライバ6が釘10の頭部に当た
る。したがって、仕上り状態が損なわれることはない。
は環状弾性体21を介して結合されているので、ノーズ
先端部分のノーズトップ14の着脱操作が容易に行え、
釘詰まり時にもノーズトップ14を外して釘10を排除
することを容易に行なうことができる。
プ14に大きな力が作用すれば、自動的に先端部材がノ
ーズ本体8aから離脱して詰まった釘10が自動的に排
除される。
プ14のすいかん部18に釘10が当たって衝撃が発生
するが、衝撃は弾性体21により緩衝されてコンタクト
部材9に伝搬するので、コンタクト部材9に大きな応力
が発生せず、破損しにくくなり、耐久性が向上する。
重構造に限定されない。例えば、図4に示されるよう
に、先端側を絞ってノーズ本体8aの内径と同じとし、
その上端にノーズ本体8aを挿入する構成であってもよ
い。
ノーズ部の説明図
を示す断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 釘打機の打撃機構により打ち出された釘
打ち出し用ドライバとドライバによって打撃された釘と
を摺動案内するノーズ部を、ノーズ本体とノーズ本体の
釘打ち出し方向に移動可能に設けられたノーズトップと
から構成し、 上記ノーズトップを、トリガレバーと協働して釘打機を
起動するコンタクト部材の下端部分に対して、弾性体を
介して着脱自在に結合したことを特徴とする釘打機の安
全装置。 - 【請求項2】 前記コンタクト部材の下端に前記ノーズ
トップの上端部分を収容する環状体を形成し、前記環状
体の内周面とノーズトップの外周面の間に各々環状溝を
形成し、該環状溝内に収容した環状弾性体を介して両者
を結合したことを特徴とする請求項1記載の釘打機の安
全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23374698A JP3622191B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 釘打機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23374698A JP3622191B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 釘打機の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000061865A true JP2000061865A (ja) | 2000-02-29 |
JP3622191B2 JP3622191B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=16959938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23374698A Expired - Lifetime JP3622191B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 釘打機の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3622191B2 (ja) |
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-
1998
- 1998-08-20 JP JP23374698A patent/JP3622191B2/ja not_active Expired - Lifetime
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