JP4052251B2 - 釘打機の起動装置 - Google Patents

釘打機の起動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4052251B2
JP4052251B2 JP2004003484A JP2004003484A JP4052251B2 JP 4052251 B2 JP4052251 B2 JP 4052251B2 JP 2004003484 A JP2004003484 A JP 2004003484A JP 2004003484 A JP2004003484 A JP 2004003484A JP 4052251 B2 JP4052251 B2 JP 4052251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
valve
contact
operated
control lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004003484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005193345A (ja
Inventor
達 内山
実嗣 竹崎
達 大須賀
辰志 小川
博紀 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2004003484A priority Critical patent/JP4052251B2/ja
Publication of JP2005193345A publication Critical patent/JP2005193345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4052251B2 publication Critical patent/JP4052251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本発明は、釘打機を把持している手指によって操作されるトリガレバーと、釘を打ち出す射出口を形成しているノーズ部を被打込材へ押圧させることによって操作されるコンタクトアームとの協働により起動バルブをオン作動させてノーズ部に供給された釘を被打込材へ打ち込むようにした釘打機の起動装置に関する。
圧縮空気を動力源としてピストンをシリンダ内で衝撃的に駆動させて、ピストンに結合したドライバをノーズ部に形成した射出口内で摺動可能に案内させるとともに、前記射出口内に供給された釘を前記ドライバによって連続的に打ち込むようにした釘打機が知られており、このような釘打機では釘打機を把持するグリップ部の基部に形成されているトリガレバーの引き操作と、前記ノーズ部の先端に突出させて配置されているコンタクトアームを被打込材へ押し付ける操作の、2つの部材の操作により釘打機を起動させて、前記シリンダ内へ導入した圧縮空気によりピストンを駆動させてピストンに連結されたドライバによって釘を打ち込むように構成されている。
このような釘打機での釘の打ち込み方式としては、最初にトリガレバーを引き操作した後にコンタクトアームを操作させて釘打機を起動させる連続打ちモードと、釘打機のノーズ部を被打込材の打込み箇所に位置決めしてコンタクトアームを作動させてその後トリガレバーを引き操作して釘打機を起動させるようにした単発打ちモードとがある。連続打ちモードでは、トリガレバーを引き操作したままで釘打機のノーズ部を被打込材へ打ち当てる毎に釘打機を連続して起動させて連続的に釘の打込みが行える。また、単発打ちモードでは、決められている打込み位置へ確実に釘打ちを行わせるとともに、釘打機が反動によって上動して再びノーズ部が被打込材へ押し付けられてコンタクトアームが操作されることによる2度打ち等が発生しないようにしている。
従来の釘打機の起動装置として、同一の釘打機で上記連続打ちモードと単発打ちモードとを自動的に切り換えてそれぞれのモードでの釘打ち作業が行なえるようにしたものがある。この従来の釘打機は、コンタクトアームと一体に上下動するように切換作動部材を設け、コンタクトアームを作動させた後にトリガレバーを操作する単発打ちモード時に、トリガレバーによって前記切換作動部材とコンタクトアームを上方位置に保持させ、この上方に保持された切換作動部材又はコンタクトアームとコンタクトレバーとを係合させることによって起動バルブのバルブステムをオン作動状態に保持させるようにし、更に、前記トリガレバーの開放操作によって切換作動部材の保持を解消させて上記起動バルブのバルブステムをオフ位置まで作動できるようにしている。
特許第2727960号公報
釘打機のノーズ部を被打込材の表面へ押し当ててコンタクトアームを作動させた後にトリガレバーを操作して釘打機を駆動させる単発打ちモード時に、トリガレバーを引き操作することでバルブステムを作動させて起動バルブがオン作動されて釘打機が起動したときに、その反動によって釘打機が上動してノーズ部が被打込材の表面から離反することによってコンタクトアームが戻され、その後釘打機が下降して再度コンタクトアームが操作されたときに釘を再び打ち込んでしまうドリブル打ち現象が発生することがある。このようなドリブル打ち現象を防止するため、バルブステムの作動ストロークの上死点に近い位置で起動バルブがオン作動されるように、また、バルブステムの作動ストロークの下死点に近い位置で起動バルブがオフ作動されるように、起動バルブのトリガステムが上方へ操作されて起動バルブをオンさせる位置と、オン状態の起動バルブのトリガステムが下方向に移動して起動バルブをオフさせる位置とをずらして設定している。そして、上記従来の切換作動部材を備えた釘打機では、切換作動部材によってバルブステムがオン状態を維持するように起動バルブのバルブステムの下方位置を規制させ、トリガレバーを引き操作している限りコンタクトアームの上下作動にかかわらず、起動バルブがオフ作動されることがなくコンタクトアームが再度操作されても釘打機を再起動させることがないようにされている。
ところで、連続打ちモードで連続的に釘打ちを行う場合には、トリガレバーを引き操作した状態で釘打機を被打込材へ向けて振り下ろしてノーズ部を被打込材面へ打ち当てる動作によってコンタクトアームを作動させて、振り下ろしの途中で起動バルブをオンさせて釘打機を起動させて釘を打ち込むようにしている。このように釘打機を振り下ろしながら駆動させることによって釘打機が駆動したときに発生する反動を吸収させて連続的な釘打ち込み作業をしやすくさせている。前述のように、バルブステムの操作ストロークの上死点に近い部分で起動バルブがオン作動されるように設定されていると、コンタクトアームの操作ストロークの最後の方で起動バルブがオン作動されることになり、振り下ろした釘打機のノーズ部が被打込材に着地した後で釘打機が駆動されることになって反動を吸収することができず、釘打機に大きな反動が発生して釘打機が被打込材面から大きく離反してしまうことになって作業性を損なうことがある。
上記連続打ちモード時の釘打機の反動を小さくするにはコンタクトアームのストロークの早いタイミングで起動バルブをオン作動させる必要があるが、起動バルブを早いタイミングでオン作動させるにはバルブステムのオン位置をストロークの下方向に設定する必要があり、バルブステムのオン位置を下死点側に近く設定すると、バルブステムのオン位置とオフ位置のずらし量が小さくなって、前述のように単打打ち時に反動によって釘打機が上動した際にコンタクトアームが戻されてこのときにバルブステムがオフ位置まで下降してしまい起動バルブがオフ状態となり再度コンタクトアームが操作されることによって釘打機が再駆動してしまうドリブルが発生してしまったり、又は、釘打機にエアが供給されていない状態でコンタクトアームを操作した後にトリガレバーを引き操作して単発打ちモードを保持させた状態で起動バルブのバルブステムが切換作動部材によってオン位置より上方に配置されてしまうことがあるため、この状態でエアチャックを接続したときに起動バルブがオン作動して釘打機が誤作動してしまうことがある。
本発明は上記従来技術における問題点を解消し、連続打ち、単発打ちの各モードの切換え設定がトリガレバーとコンタクトアームの2つの部材の操作順によって自動的に行えるとともに、連続打ちモードでの連続打ち込み時の釘打機の反動を減少させることができ、更に、単発打ちモード時のドリブルの発生と、単発打ちモードを保持した状態でエアチャックを接続したときの誤作動が防止できる釘打機の起動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明の釘打機の起動装置は、釘を打撃するドライバが一体に結合されたピストンと該ピストンを摺動自在に収容しているシリンダによって構成された打撃機構と、前記打撃機構を収容するとともに先端部に前記ドライバを摺動自在に案内するノーズ部が取り付けられたハウジングと、シリンダ内に圧縮空気を供給させて前記打撃機構を駆動させるとともにシリンダ内から圧縮空気を排気させて打撃機構を初期位置に復帰させるように作動させる起動バルブと、指によって操作されるトリガレバーに一端側が回動自在に枢支されるとともに、他端の操作端がノーズ部を被打込材へ接触させることによって操作されるコンタクトアームの上端と対向して配置されたコンタクトレバーとから構成され、前記トリガレバーとコンタクトアームの操作によって回動操作されるコンタクトレバーを介して前記起動バルブのバルブステムを作動させるようにした釘打機において、釘打機を起動させる起動装置が、前記コンタクトレバーの操作端と係合してコンタクトレバーを回動操作させるように前記コンタクトアームの上端に回転自在に設けられた制御レバーと、前記制御レバーと係合して制御レバーを回動操作させるように前記トリガレバーに形成された係合片とにより構成され、連打モード時には、コンタクトアームの繰り返し操作によって前記制御レバーを介してコンタクトレバーの操作端を回転操作して起動バルブのバルブステムを繰り返し操作させるように成し、単打モード時には、制御レバーによって操作端が上方へ回動されたコンタクトレバーを、トリガレバーの回動操作の途中で起動バルブのバルブステムをオン操作させるとともに、トリガレバーを最大引き操作した状態で係合片によって制御レバーを回動させて、制御レバーとコンタクトレバーとの係合を離脱させて起動バルブをオフ作動させるようにしたことを特徴とする。
本発明の釘打機の起動装置は、釘打機を起動させる起動装置を、前記コンタクトレバーの操作端と係合してコンタクトレバーを回動操作させるように前記コンタクトアームの上端に回転自在に設けられた制御レバーと、前記制御レバーと係合して制御レバーを回動操作させるように前記トリガレバーに形成された係合片とにより構成し、連打モード時には、コンタクトアームの繰り返し操作によって前記制御レバーを介してコンタクトレバーの操作端を回転操作して起動バルブのバルブステムを繰り返し操作させるように成し、単打モード時には、制御レバーによって操作端が上方へ回動されたコンタクトレバーを、トリガレバーの回動操作の途中で起動バルブのバルブステムをオン操作させるとともに、トリガレバーを最大引き操作した状態で係合片によって制御レバーを回動させて、制御レバーとコンタクトレバーとの係合を離脱させて起動バルブをオフ作動させるようにしているので、単打モードでトリガレバーを引き操作して釘の打込みが完了した状態では、トリガレバーの引き操作によって制御レバーを回動させて起動バルブをオフ作動させており、更に最大操作位置まで引き操作したトリガレバーの係合片を制御レバーと係合させているので、コンタクトアームの下降が阻止され反動によって釘打機が上動してもドリブル打ちの発生が防止できる。
また、上記のようにドリブルが防止できるので起動バルブのオン位置の設定を下死点方向にずらして設定して、連続打ちモード時のコンタクトレバーの操作ストロークの早いタイミングで釘打機を起動させるように設定して釘打機の反動を減少させるようにすることが可能であり、更に、釘打機がエア源に接続されていない状態で、コンタクトアームを操作した後にトリガレバーを最大操作位置まで引き操作した状態では、コンタクトレバーと制御レバーとの係合が離脱されて起動バルブのバルブステムが下死点まで下降されるため、この状態で釘打機をエア源に接続しても釘打機が誤作動してしまうことが無い。
本発明は、連続打ち、単発打ちの各モードの切換え設定がトリガレバーとコンタクトアームの2つの部材の操作順を選択することによって自動的に行えるとともに、連続打ちモードでの連続打ち込み時の釘打機の反動を減少させることができ、単発打ちモード時のドリブルの発生と、単発打ちモードを保持した状態でエアチャックを接続したときの誤作動を防止させるという目的を、コンタクトアームの上端に前記コンタクトレバーの操作端と係合してコンタクトレバーを回動操作させる制御レバーを回転自在に設けるとともに、前記制御レバーと係合して制御レバーを回動操作させるように前記トリガレバーに形成された係合片によって起動装置を構成することによって達成したものであり、より具体的な実施例を以下に説明する。
以下、本発明の第1の実施例にかかる釘打機の起動装置を図1乃至図5に基づいて説明する。図1に示すように釘打機1は後方に向けてグリップ部8が一体に形成されたハウジング2の内部に、下面に釘を打撃するドライバ3を結合したピストン4と該ピストン4を摺動自在に収容しているシリンダ5とにより構成されている打撃機構が収容されており、このハウジング2の先端部にはピストン4に結合されているドライバ3を摺動案内する射出口6が形成されたノーズ部7が取り付けられている。前記ハウジング2に形成されたグリップ部8の内部にはグリップ部8の後端に取り付けられているエアプラグ9を介して圧縮空気源から供給される圧縮空気を貯留させるためのエアチャンバ10が形成されており、このエアチャンバ10内の圧縮空気を前記シリンダ5内に供給することによってピストン4を衝撃的に駆動させて、前記射出口6内に供給された釘をドライバ3によってノーズ部7の先端方向へ打ち出すようにしている。
前記ハウジング2内のシリンダ5の上方には、シリンダ5内へエアチャンバ10内の圧縮空気を供給してピストン4を駆動させ、また、ピストン4を駆動させた後の圧縮空気をシリンダ5内から大気へ排出させてピストン4を復帰作動させるための環状に形成されたメインバルブ11が設けられている。このメインバルブ11は前記ハウジング2の上部に配置されている上部ハウジング12に形成されている環状チャンバ13内にメインバルブ11の上端部が収容されて配置されており、この環状チャンバ13内へ圧縮空気が供給されることによってメインバルブ11が下方向へ作動されてシリンダ5内をエアチャンバ10と遮断させるとともにシリンダ5を大気へ接続させるように作動され、また、環状チャンバ13内の圧縮空気が大気に排気されることによってメインバルブ11の下端部に作用しているエアチャンバ10内の圧縮空気によってメインバルブ11が上方へ作動されて、シリンダ5内を大気と遮断させるとともにエアチャンバ10へ接続させるように作動させられる。
更に前記グリップ部8の基部には前記メインバルブ11が収容されている環状チャンバ13内の圧縮空気を制御してメインバルブ11を作動させて釘打機1を起動させる起動バルブ15が設けられている。図2に示すように起動バルブ15は、下端のピストン部がシリンダ状に形成されているバルブハウジング16内に摺動自在に収容されている中空状のパイロット弁18と、上端部が前記パイロット弁18の中空部内に収容されるとともに下端が前記バルブハウジング16から突出されるように配置されているバルブステム19により構成されている。パイロット弁18の上部には、前記環状チャンバ13に連通しているエア通路17を前記エアチャンバ10と排気チャンバ14間に選択的に接続させるように作動する弁体が一体に形成されている。また、前記バルブステム19は、前記バルブハウジング16内の前記パイロット弁18のピストン部の下方に形成されるバルブチャンバ20内を大気と遮断又は連通状態にさせるとともに、前記パイロット弁18と協働して該バルブチャンバ20内への圧縮空気の流入又は遮断を制御するように作動する。
図3(a)に示すように、前記バルブステム19には、バルブハウジング16内に形成された筒状部21内に嵌合される第一Oリング22と前記パイロット弁18の中空部内に嵌合される第二Oリング23とを備えており、図3(a)に示すように、バルブステム19が下死点に配置されている操作前には第一Oリング22がバルブハウジング16の筒状部21内に嵌合されてバルブチャンバ20内と大気間を連通させている排気口26を遮断させている。バルブチャンバ20内にはパイロット弁18の周壁面に形成された開口24を介してエアチャンバ10内の圧縮空気が供給されており、この圧縮空気の圧力によってパイロット弁18が上方へ移動されて、パイロット弁18の上端が排気弁座25と密着されて前記エア通路17を排気チャンバ14と遮断させるとともにエア通路17をエアチャンバ10と接続させてメインバルブの環状チャンバ13へ圧縮空気を供給してシリンダ5とエアチャンバ10間を遮断させるように作動させている。
バルブステム19が上記下死点位置から上方へ操作されて図3(b)に示すように、バルブステム19が下死点位置からA寸法のオン位置まで作動されると、バルブステム19の第一Oリング22がバルブハウジング16の筒状部21から抜け出され、バルブチャンバ20内の圧縮空気が排気口26から排気されてバルブチャンバ20内の圧力が低下し、これによってパイロット弁18はエアチャンバ10内の圧縮空気がピストン部の上面側に作用することによって下方向に作動されて、パイロット弁18の上部に配置されている第三Oリング27が環状スリーブ28の上端に形成されている給気弁座29と嵌合してエア通路17とエアチャンバ10間を断させるとともにパイロット弁18の上端が排気弁座25から離反されてエア通路17を排気チャンバ14へ連通させて環状チャンバ13内の圧縮空気を大気へ排気させる。これによってメインバルブ11が上方へ作動されてシリンダ5内をエアチャンバ10と連通させエアチャンバ10内の圧縮空気をシリンダ5内へ供給させる。
起動バルブ15のバルブチャンバ20内の圧縮空気が排気されてパイロット弁18が下方に作動して起動バルブ15がオン状態に作動すると、パイロット弁18の中空部内にバルブステム19の第二Oリング23が嵌合されて、開口24を介してバルブチャンバ20内へ供給される圧縮空気を遮断させる。起動バルブ15がオンされた後バルブステム19が下方向へ操作されると、バルブステム19の第一Oリング22がバルブハウジング16の筒状部21に嵌合してバルブハウジング16を大気と遮断させるが、このときには上記のように第二Oリング23がパイロット弁18の中空内へ嵌合されておりバルブチャンバ20内への圧縮空気の流入を遮断させているので起動バルブ15はオン状態を維持している。図3(c)に示すようにバルブステム19が下死点からB寸法のオフ位置まで作動されると、バルブステム19の第二Oリング23がパイロット弁18の中空部から抜け出されて、バルブチャンバ20内へ開口24を介して圧縮空気が供給されてこの圧縮空気によってパイロット弁18が上方へ作動されて起動バルブ15がオフ状態に作動される。
要するに、バルブステム19が下死点位置から図3(b)に示すA寸法分上方に向けたオン位置へ操作されることによって起動バルブ15がオン状態に作動されて打撃機構が駆動され、また、上記オン作動状態からバルブステム19が下方に操作されて図3(c)に示すように下死点位置からB寸法のオフ位置まで作動されたときに起動バルブ15がオフ状態に作動されて打撃機構が初期状態に復帰させられる。
起動バルブ15のバルブハウジング16から下方へ突出されているバルブステム19の下方にはこのバルブステム19を操作するための起動装置30が形成されている。起動装置30は、図1に示すようにグリップ部8を把持した手の指によって操作できるようにグリップ部8の基部に回動可能に支持させて形成されているトリガレバー31と、釘を打ち込み案内する射出口6が形成されたノーズ部7を被打込材へ押し当てることによって操作されるように前記ノーズ部7に摺動可能に支持されるとともに下端部が射出口6の先端方向に突出して配置されているコンタクトアーム32により構成されている。更に、図2に示すように、トリガレバー31は断面U字状に形成され、その一端側がハウジング2に枢着軸33によって回動可能に枢支されており、該トリガレバー31の両側壁の間には前記起動バルブ15のバルブステム19の下端と係合して該バルブステム19を操作するためのコンタクトレバー34が配置されている。コンタクトレバー34の一端側がトリガレバー31の側壁間に回転軸35によって回動自在に支持されて枢支部34bを形成しており、他端側がトリガレバー31の枢着軸33の方向に配置されて操作端34aを形成している。
下端部が射出口6の先端方向に突出して配置されるとともに、ノーズ部7に形成されている射出口6に沿って摺動できるようにノーズ部7に支持されているコンタクトアーム32は、釘打機1によって釘打ちを行う際にノーズ部7の先端を被打込材面へ当接させることによってノーズ部7の射出口6に沿って上方へ摺動操作されるようにされており、このコンタクトアーム32の上端部が前記トリガレバー31の下方に配置されており、このコンタクトアーム32の上端にはL字片37が固定されており、このL字片37にはバネ38が配置されており、このバネ38によってコンタクトアーム32が下方向へ付勢されて下端がノーズ部7の射出口6の先端方向へ突出されている。更に、L字片37には上方に向いた垂直部37aが一体に形成されている。
前記コンタクトアーム32の上端に設けられているL字片37の垂直部37aの先端部には、一端側にコンタクトレバー34の操作端34aと当接してコンタクトレバー34を回動操作させる操作端部41が形成された制御レバー40が回転軸42によって回動可能でかつ、通常時に前記操作端部41が上方に配置されるようにバネ43によって時針回り方向に回動付勢されて設けられている。前記コンタクトアーム32が上方へ作動されるときに制御レバー40の操作端部41がコンタクトレバー34の操作端34aと係合してコンタクトレバー34の操作端34aを上方へ回動させるようにされている。更に前記制御レバー40には前記操作端部41と対称方向に延びた係合部44が一体に形成されており、更に前記トリガレバー31には、前記制御レバー40が作動位置に配置されているときに、トリガレバー31を回動操作することによって前記制御レバー40の前記係合部44と係合して制御レバー40を回動させる係合片45が形成されている。この係合片45は、通常時には制御レバー40の係合部44の移動軌跡の前方側に配置されており、トリガレバー31を引き操作することによって前記移動軌跡を横切って後方側へ作動されるように構成されている。
前記コンタクトレバー34とトリガレバー31との間にはバネ46が介在されており、このバネ46によってコンタクトレバー34が回転軸35を中心として操作端34aが常時上方へ向くように回動付勢され、コンタクトレバー34の上面側が起動バルブ15のバルブステム19と係合されている。このバネ46の付勢力は極弱く設定されており、トリガレバー31を操作してコンタクトレバー34の枢支部34b側を上方へ回動させたときに、コンタクトレバー34の上面がバルブステム19に当接しても前記バネ46力によってバルブステム19が操作されずコンタクトレバー34が枢支部34b側を中心として回動されるように設定されている。
上記構成の釘打機1の起動装置30による連続打ちモードと単発打ちモードの各作動態様を説明する。連続打ちモードを選択する場合は、図4(a)に示すように、まずグリップ部8を把持している手の指によってトリガレバー31を引き操作して、トリガレバー31を最大引き操作位置まで回動させる。このようにトリガレバー31を引き操作することによりコンタクトレバー34の枢支部34b側が上方へ移動されるとともにコンタクトレバー34の背面がバルブステム19と係合されて、コンタクトレバー34の操作端34aが下方向へ回動されて前記制御レバー40の上方に向いた操作端部41の上方位置に配置される。この状態では起動バルブ15のバルブステム19がオン位置まで操作されることがなく釘打機1は起動されない。なお、このトリガレバー31の回動操作によって、トリガレバー31に形成されている係合片45が制御レバー40の係合部44の移動軌跡の後方側に配置される。
次に、釘打機1のノーズ部7を上方から被打込材面へ向けて振り下ろししてノーズ部7の先端を被打込材の表面に打ち当てるようにしてコンタクトアーム32を操作する。このコンタクトアーム32の操作によってL字片37とこのL字片37に回動自在に支持されている制御レバー40が上方へ移動作動される。制御レバー40の操作端部41が上方へ移動することによって操作端部41が前記コンタクトレバー34の操作端34aを上方へ押し上げてコンタクトレバー34を枢支端34b側を中心として回動させ、回動されるコンタクトレバー34の背面によりバルブステム19を押し上げ操作して、バルブステム19が前述の図3(b)に示すオン位置まで操作されたときに起動バルブ15がオン作動されて打撃機構を作動させ、被打込材に対して釘が打ち込まれる。
上記操作によって最初の釘打ちが終了した後に、トリガレバー31を引き操作したままで釘打機1のノーズ部7を被打込材面から離反させるとコンタクトアーム32がバネ38によって下方に復帰移動させられ、再び、図4(a)に示すように、コンタクトアーム32の下降に伴って制御レバー40が下降して、コンタクトレバー34によってオン位置に作動されていたバルブステム19がコンタクトレバー34をバネ46の付勢力に抗して回動させて下死点位置まで作動されて起動バルブをオフさせて打撃機構が初期状態に復帰する。この状態から再び釘打機1を振り下ろししてコンタクトアーム32を操作すると、コンタクトアーム32とともに制御レバー40が上動してコンタクトレバー34の操作端34a側を上方へ回動させてバルブステム19を上死点まで押し上げるので、再度起動バルブ15がオン作動し打撃機構が駆動される。
このように、トリガレバー31を引き操作したまま釘打機1のノーズ部7を被打込材に押し付け、また離反させる操作を繰り返して行うことによってコンタクトアーム32を操作する度に起動バルブ15がオン、及びオフ作動されて打撃機構が連続的に駆動されるから、連続打ちを行なうことができる。また、一連の連続した釘打ち作動が終了した後にトリガレバー31を解放操作すれば、図2に示す初期状態に復帰し、コンタクトアーム32を操作してもバルブステム19がオンすることがない。上記のように単にトリガレバー31を引き操作してこの状態を保持することによって連続打ちモードの設定ができ、トリガレバー31を保持したままでコンタクトアーム32を連続して操作させることによって釘を連続して打ち込むことが可能となる。
次に、単発打ちモードで釘打ちを行う場合は、まず図5(a)に示すように釘打機1のノーズ部7を被打込材に押し当ててコンタクトアーム32を上方に作動させる。これにより、コンタクトアーム32の上端に固定されているL字片37とともに制御レバー40が上方へ移動操作されて、制御レバー40の操作端部41がコンタクトレバー34の操作端34aの下面に近接して配置される。この後、トリガレバー31を引き操作することによってトリガレバー31が枢着軸33を中心として回動されてコンタクトレバー34の枢支端34b側が上方へ押し上げられ、図5(b)に示すように、コンタクトレバー34の操作端34a側が前記制御レバー40の操作端部41と係合されることによって、コンタクトレバー34が前記操作端34aを中心として回動され、このコンタクトレバー34の背面によってバルブステム19が図3(b)に示すオン位置まで押し上げ作動されたときに起動バルブ15がオン作動されて打撃機構が駆動され釘打ち作動が行なわれる。
単発打ちモードの操作時では、前述のようにコンタクトアーム32を操作した後にトリガレバー31を回動操作することによって、トリガレバー31に形成されている係合片45が制御レバー40の係合部44と係合して制御レバー40を図中反時針回り方向に回動させる。図5(b)に示すように起動バルブ15がオンとされる位置までトリガレバー31が回動した状態では、この制御レバー40の操作端部41によってコンタクトレバー34の操作端34aを下面側から支持しているが、この状態から更にトリガレバー31を回動操作して図5(c)に示すように、最大引き操作位置までトリガレバー31を操作させた状態では、制御レバー40が更に反時針回り方向に回動されて制御レバー40の操作端部41がコンタクトレバー34の操作端34aの下面から離脱されて、これによってコンタクトレバー34の操作端34a側が下方向に回動されてバルブステム19を下死点位置まで作動させて起動バルブ15をオフ作動させるようにしている。
上記のように、コンタクトアーム32を操作した後でトリガレバー31を操作する単発打ちモード時では、トリガレバー31の引き操作の途中で起動バルブ15をオン作動させて、更にトリガレバー31を最大引き操作した状態でコンタクトアーム32とコンタクトレバー34との係合を離脱させて起動バルブ15をオフ作動させるように設定している。更に、トリガレバー31を最大引き操作した状態ではトリガレバー31の係合片45と制御レバー40の係合部44とが互いに係合して、制御レバー40が下降することを阻止させている。これによって、上記単発打ちモード時の反動によって釘打機1が上方へ跳ね上がることが発生しても、コンタクトアーム32が下方へ作動することがなく反動によって上動した釘打機1が再度被打込材へ着地することによって発生するドリブル打ちが防止できる。
以上のように、この実施例においては、コンタクトアーム32の上端に回転自在に制御レバー40を設け、この制御レバー40とコンタクトレバー34の操作端34aを係合させることによってバルブステム19をオン操作させるようにし、更に最大回動位置に回動操作されたトリガレバー31によって制御レバー40を回動させて制御レバー40とコンタクトレバー34との係合を離脱させてバルブステム19をオフ操作させるようにしているので、連続打ちモード時の釘打ち時の反動を減少させるために、コンタクトアーム32の操作ストロークの早いタイミングで釘打機1を起動させるように起動バルブ15のオン位置とオフ位置とを設定した場合でも、単発打ち込み時のドリブル打ちの発生が防止できる。
また、トリガレバー31を最大に引き操作した状態では起動バルブ15のバルブステム19が常にオフの状態にされているので、コンタクトアーム32を操作した後にトリガレバー31を操作して起動装置30を単発打ちモードに保持した状態で、その後に釘打機1をエア供給源へ接続したときの誤作動を防止することができる。
次に、図6乃至図8に示す本発明の起動装置の他の実施例を説明する。図6に示すように、この実施例における起動装置50では、前述の実施例と同様にコンタクトアーム32の上端に連結したL字片37に、水平方向に屈曲された操作端部52が上端に形成されている制御レバー51が回動可能に且つバネ53によって操作端部52が上方へ向くように時針回り方向に回動付勢されて設けられている。制御レバー51は下端部が回転軸54によってL字片37に支持されており、この下端部と前記操作端部52の間に係合部55が形成されている。更に、前記トリガレバー31には、トリガレバー31を回動操作ストロークの終端部まで回動操作したときに、作動位置に配置されている制御レバー51の前記係合部55と係合して制御レバー51を回動させる係合片56が形成されている。この係合片56は、通常時には制御レバー51の係合部55の移動軌跡の前方側に配置されており、トリガレバー31を引き操作することによって移動軌跡を横切って後方側へ移動されるように構成されている。制御レバー51が操作位置に配置されているときに前記係合片56が制御レバー51の係合部55と係合して制御レバー51を時針回り方向に回動させる。
上記実施例による起動装置50を使用した釘打機における連続打ちモードでの作動は前述の実施例と全く同様に行われる。まず、図7(a)に示すように、トリガレバー31を引き操作した状態を保持したまま釘打機1のノーズ部7を被打込材に打ち当てるように釘打機1を振り下ろし操作する。この操作によって図7(b)に示すように、コンタクトアーム32が上方へ操作されて、コンタクトアーム32の上端に取り付けたL字片37を介して制御レバー51が上方へ操作されて、制御レバー51の操作端部52によってコンタクトレバー34の操作端34aが上方へ押し上げられて回動してバルブステム19が起動バルブ15をオン作動させる位置まで作動されて釘打機1が起動される。トリガレバー31を起動操作したままの状態で釘打機1のノーズ部7を被打込材から離反させてコンタクトアーム32を解放操作すると、再び、図7(a)に示すように、コンタクトアーム32上端のL字片37が下方に移動し、これに伴ってコンタクトレバー34が回動してバルブステム19が下死点位置まで作動して起動バルブ15をオフ作動させる状態に復帰する。この後、再度釘打機のノーズ部7を被打込材へ打ち当ててコンタクトアーム32を操作すると、コンタクトレバー34が再度回動されてバルブステム19が再度押し込まれて起動バルブ15がオン作動し、釘打機1が起動する。すなわち、トリガレバー31を引き操作している限り、コンタクトアーム32の操作を繰り返すだけで釘打機1を連続的に起動させることができる。
次に、単発打ちモードの場合には、釘打機1のノーズ部7を被打込材の釘打ち箇所へ押し付け操作してコンタクトアーム32を操作すると、図8(a)に示すように、コンタクトアーム32の上端に形成されているL字片37を介して制御レバー51が上方へ移動操作され、これによってコンタクトレバー34の操作端34aが制御レバー51の操作端部52によって上方へ押し上げられてコンタクトレバー34が枢支部34b側を中心として回動される。この状態ではトリガレバー31が未だ回動操作されていないので上記のコンタクトレバー34の回動によってはコンタクトレバー34はバルブステム19と係合されず、起動バルブ15のバルブステム19は作動されない。
この状態からトリガレバー31を引き操作して、図8(b)に示すように、トリガレバー31の最大引き操作位置のやや手前の位置までトリガレバー31を回動操作したときに、トリガレバー31の回動によってコンタクトレバー34の枢支部34b側が上方側へ移動されて、コンタクトレバー34の背面側がバルブステム19と係合されてコンタクトレバー34が操作端34aを下方向に移動させるように回動しようとするが、コンタクトレバー34の操作端34a側が制御レバー51の操作端部52と係合して下面側から支持されることによってコンタクトレバー34が操作端34a側を中心として回動され、これによって起動バルブ15のバルブステム19が起動バルブ15をオン作動させる位置まで押し上げられて起動バルブ15がオン作動して釘打機1が起動される。
上記の単発打ちモードの操作時に、トリガレバー31の回動操作によってトリガレバー31に形成されている係合片56が制御レバー51の係合部55と係合して制御レバー51を図中時針回り方向に回動させ、トリガレバー31が図5(c)に示すように、最大引き操作位置まで回動操作させたときに、制御レバー51の操作端部52がコンタクトレバー34の操作端34aの下面から離脱されて、これによってコンタクトレバー34の操作端側34aが下方向に回動されて起動バルブ15のバルブステム19を下死点位置まで作動させて起動バルブ15をオフ作動させる。
以上のように、この実施例においては、コンタクトアーム32の先端に回転自在に制御レバー51を設け、この制御レバー51とコンタクトレバー34の操作端34aを係合させることによってバルブステム19をオン操作させるようにし、更に最大回動位置に回動操作されたトリガレバー31によって前記制御レバー51を回動させて制御レバー51とコンタクトレバー34との係合を離脱させてバルブステム19をオフ操作させるようにしているので、連続打ちモード時の釘打ち時の反動を減少させるように、コンタクトアーム32の操作ストロークの早いタイミングで釘打機1を起動させるように設定した場合でも、単発打ち込み時のドリブル打ちの発生が防止できる。また、トリガレバー31を最大に引き操作した状態では起動バルブ15のバルブステム19が常にオフの状態にされているので、コンタクトアーム32を操作した後にトリガレバー31を操作して単発打ちモードに起動装置30を保持した状態で、その後に釘打機1をエア供給源へ接続したときの誤作動を防止することができる。
本発明の起動装置を搭載した釘打機を示す縦断側面図 図1の釘打機の主要部を拡大した縦断側面図 図1の釘打機の起動バルブの作動状態を示す断面図であり、(a)はバルブステムが下死点位置に配置された作動前の状態、(b)はバルブステムが下死点から上死点へ向けて操作されて起動バルブがオン作動された状態、(c)は、バルブステムが上死点から下死点へ向けて作動され起動バルブがオフ作動された状態を示す 図1の起動装置の連続打ちモードの作動状態を示す断面図であり、(a)トリガレバーを引き操作した作動状態、(b)コンタクトアームが操作されて起動バルブがオンされた瞬間の作動状態を示す 図1の起動装置を単発打ちモードで作動させた作動状態を示す断面図であり、(a)コンタクトアームを上死点まで操作した状態、(b)トリガレバーを回動操作して起動バルブがオンされた瞬間の状態、(c)反動によりコンタクトアームが下死点方向に作動した状態を示す 本発明の第2の実施例にかかる起動装置を示す断面図 図6の起動装置の連続打ちモードの作動状態を示す断面図であり、(a)トリガレバーを引き操作した作動状態、(b)コンタクトアームが操作されて起動バルブがオンされた瞬間の作動状態を示す 図6の起動装置を単発打ちモードで作動させた作動状態を示す断面図であり、(a)コンタクトアームを上死点まで操作した状態、(b)トリガレバーを回動操作して起動バルブがオンされた瞬間の状態、(c)反動によりコンタクトアームが下死点方向に作動した状態を示す
符号の説明
1 釘打機
15 起動バルブ
19 バルブステム
30 起動装置
31 トリガレバー
32 コンタクトアーム
34 コンタクトレバー
34a 操作端
40 制御レバー
41 操作端部
44 係合部
45 係合片

Claims (1)

  1. 釘を打撃するドライバが一体に結合されたピストンと該ピストンを摺動自在に収容しているシリンダによって構成された打撃機構と、前記打撃機構を収容するとともに先端部に前記ドライバを摺動自在に案内するノーズ部が取り付けられたハウジングと、シリンダ内に圧縮空気を供給させて前記打撃機構を駆動させるとともにシリンダ内から圧縮空気を排気させて打撃機構を初期位置に復帰させるように作動させる起動バルブと、指によって操作されるトリガレバーに一端側が回動自在に枢支されるとともに、他端の操作端がノーズ部を被打込材へ接触させることによって操作されるコンタクトアームの上端と対向して配置されたコンタクトレバーとから構成され、前記トリガレバーとコンタクトアームの操作によって回動操作されるコンタクトレバーを介して前記起動バルブのバルブステムを作動させるようにした釘打機において、釘打機を起動させる起動装置が、前記コンタクトレバーの操作端と係合してコンタクトレバーを回動操作させるように前記コンタクトアームの上端に回転自在に設けられた制御レバーと、前記制御レバーと係合して制御レバーを回動操作させるように前記トリガレバーに形成された係合片とにより構成され、連打モード時には、コンタクトアームの繰り返し操作によって前記制御レバーを介してコンタクトレバーの操作端を回転操作して起動バルブのバルブステムを繰り返し操作させるように成し、単打モード時には、制御レバーによって操作端が上方へ回動されたコンタクトレバーを、トリガレバーの回動操作の途中で起動バルブのバルブステムをオン操作させるとともに、トリガレバーを最大引き操作した状態で係合片によって制御レバーを回動させて、制御レバーとコンタクトレバーとの係合を離脱させて起動バルブをオフ作動させるようにしたことを特徴とする釘打機の起動装置。
JP2004003484A 2004-01-08 2004-01-08 釘打機の起動装置 Expired - Fee Related JP4052251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003484A JP4052251B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 釘打機の起動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004003484A JP4052251B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 釘打機の起動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005193345A JP2005193345A (ja) 2005-07-21
JP4052251B2 true JP4052251B2 (ja) 2008-02-27

Family

ID=34818373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004003484A Expired - Fee Related JP4052251B2 (ja) 2004-01-08 2004-01-08 釘打機の起動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4052251B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005193345A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4102998B2 (ja) 釘打機の起動装置
JPH07237148A (ja) 釘打機の起動装置
WO2006126491A1 (ja) 打込み工具
JP4063233B2 (ja) 燃焼ガス式釘打機
JP4752751B2 (ja) 打込機
KR20060125699A (ko) 정타기 및 매거진
JP4075462B2 (ja) 釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー
JP4052251B2 (ja) 釘打機の起動装置
JP2002346946A5 (ja)
JP4039369B2 (ja) 釘打機の起動装置
JP2008213109A (ja) 打ち込み機
JP4052254B2 (ja) 釘打機の起動装置
JP4082356B2 (ja) 釘打機の起動装置
JP2005205524A (ja) 釘打機の起動装置
WO2007032237A1 (ja) 釘打機
JP4461638B2 (ja) タッカーにおける空打ち防止機構
JP3344458B2 (ja) 釘打機の連続打ちと単発打ちの作動タイミング調整機構
JPH0546854Y2 (ja)
JPH0616658Y2 (ja) 釘打機の起動装置
JP4154346B2 (ja) 固着具打込装置
JP2519800Y2 (ja) 連打式釘打機における釘供給機構
JPH08336772A (ja) 釘打機におけるコンタクトアーム機構
JPH09168976A (ja) 空気圧式釘打機のトリガバルブ機構
JP3344457B2 (ja) 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
JP2002346950A (ja) 釘打機における空打ち防止機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees