JP3622191B2 - 釘打機の安全装置 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釘打機のボディの先端に配置されてドライバとドライバに打撃された釘とを摺動案内するノーズ部構造を改善した釘打機の安全装置に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、釘打機のボディの先端には釘を射出するためのノーズ部が設けられている。このノーズ部は、ドライバとドライバに打撃された釘とを摺動案内するものである。
【0003】
また、上記釘打ち出し用のノーズ部には、その先端からさらに突出するようにバネ付勢されたコンタクト部材が配置され、釘打込み時にコンタクト部材の先端を被打込み材に押圧して後退するように押し込む動作とトリガレバーの引き操作とが協働して初めて釘打機が起動されるようにした安全装置が設けられている。このため、図5に示されるように、ノーズ部30の先端のノーズ先端部31の周囲にはコンタクト部材32の先端の短円筒状のコンタクトトップ33が配置され、コンタクトトップ33はノーズ先端部1の外側に摺動自在に嵌合され、バネ34によって常時ノーズ先端部31よりも突出するように付勢されている。
【0004】
ところで、コンタクトトップ33の下端面の面積は広くなっているため、サイディング等の仕上げ材35に打ち込む場合、凹凸のある材料35の施工面に対するノーズ先端部31の高さ位置の設定が不完全となり、打込み深さを一定に維持することができない。
【0005】
また、コンタクトトップ33の内径はノーズ先端部31の外径にほぼ等しいので、この先端部31の内側を摺動して被打込み材35に打ち込まれた釘36の頭部の径よりもかなり大きい。このように、釘36とコンタクトトップ33との間には余裕のスペースが形成されているから、釘打ち込み時の反動により釘打機のボディが上下に動くときにコンタクトトップが被打ち込み材35の施工面に沿って自由に動くことが可能である。ところが、ボディが反動によって一旦浮き上がった後に下降したとき、ドライバ37が釘36の頭部に当たるときは問題がないが、位置がずれて釘の頭部を外れると、ノーズ部から突出したドライバ37の先端が被打込み材35の表面にあたって傷を付けてしまい、仕上り状態を損なうことがある。
【0006】
これを防止するため、実開昭51−119082号公報の第8図に示されるように、ノーズ部の先端の一部分33を分割して釘打ち出し方向に移動可能にして、これをコンタクト部材(コンタクトアーム)に結合して上記の問題を解決する構成が知られている。そして、ノーズ本体2と先端部材33の間には、空間が形成されるため、先端部材33の釘打ち出し通路20aの上端面には釘をスムースに案内するためのすいかん(テーパー)が形成されている。ノーズ部から打ち出された釘はこのすいかん部に衝突しながら釘打ち出し通路20aに誘導案内される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記技術によれば、先端部材33とコンタクト部材が固着されているため、上記すいかん部に釘が詰まった場合には、コンタクト部材を構成するユニットを釘打機本体から外し、さらに分解しないと詰まった釘を排除できないというメンテナンス性の問題が発生する。
【0008】
また、ノーズ部の先端部材33には釘打ち込みの都度ドライバにより衝撃が与えられ、この衝撃がコンタクト部材に伝えられ、その応力の多くはコンタクト部材の一部を構成する板金型に集中し、破損の原因となっている。
【0009】
本発明は上記問題点を解消し、ノーズ部の先端を分割する構成を採用するとともに、ノーズ部の先端部分の着脱操作を容易に行なうことができ、また釘詰まり時に大きな力が作用したときは詰まった釘を自動的に排除することができ、さらに釘打ち込みの際の衝撃を緩衝することができる釘打機の安全装置を提供することをその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る釘打機の安全装置は、釘打機の打撃機構により打ち出された釘打ち出し用ドライバとドライバによって打撃された釘とを摺動案内するノーズ部を、ノーズ本体とノーズ本体の釘打ち出し方向に移動可能に設けられたノーズトップとから構成し、上記トリガレバーと協働して釘打機を起動するコンタクト部材の下端に、上記ノーズトップの上端部分を収容する環状体を配置し、上記環状体の内周面とノーズトップの外周面との間に各々環状溝を形成し、該環状溝内に収容した環状弾性体を介して上記ノーズトップを着脱自在に結合するとともに、上記ノーズトップには、上記ノーズ本体から打ち出された釘の釘頭を中央に案内するすいかん部を形成したことを特徴とする。
0011
【発明の実施の形態】
図1は釘打機の要部の縦断面図で、同図において符号1はボディ、2はグリップ、3はマガジンを示す。ボディ1の内部には打撃シリンダ4内を摺動する打撃ピストン5にドライバ6を一体に結合し、グリップ2内に供給された圧縮エアをトリガレバー7の引き操作によって打撃シリンダ4に供給して打撃ピストン5を駆動するように構成されている。ボディ1の先端には上記ドライバ6を摺動案内する中空のノーズ部8が延長形成されている。ノーズ部8にはマガジン3から釘10が供給されており、釘10は打撃ピストン5の駆動によってノーズ部8の先端から打ち出される。
0012
なお、図1及び図2に示されるように、ノーズ部8の側面に沿ってコンタクト部材9が釘10の打ち出し方向に摺動可能に配置され、バネにより常時ノーズ部8の前方(下方)に付勢されている。コンタクト部材9の元側の端部はトリガレバー7に回動自在に設けられたコンタクトレバー11に係合可能に配置され、コンタクト部材9が押し込まれて上動し、元側の端部9aがコンタクトレバー11に係合して押し上げる作動と、トリガレバー7を引く操作とが協働して、初めてトリガバルブ12とメインバルブ13とが作動して釘打機が起動されるように構成されている。このような打撃シリンダと打撃ピストン5による打撃機構やコンタクト部材9による安全装置、あるいはトリガバルブ12、メインバルブ13等は公知の機構であり、説明は省略する。
0013
次に、上記ノーズ部8は、図3に詳しく示されるように、ノーズ本体8aとノーズ本体8aの釘打ち出し方向に移動可能に設けられたノーズトップ14とから構成されている。ノーズ本体8aの先端部15は大径に形成されている。また、ノーズトップ14にはノーズ本体8aの内面に沿う内筒部16とノーズ本体8aの外面に沿う外筒部17とを一体に形成して上方が開口した筒状空間が形成され、この筒状空間にノーズ本体8aの先端部15が摺動自在に嵌合されている。なお、内筒部16の上端にはすいかん部18が形成されている。
0014
これに対し、コンタクト部材9の下端にはノーズ本体8aの周囲に配置された環状体19が形成され、環状体19の内面には凹部20が形成されている。
0015
上記ノーズトップ14の外筒部17の上端部は環状体19の凹部20の内側に収容され、弾性体21を介して着脱自在に結合されている。すなわち、環状体19の内周面とノーズトップ14の外筒部17の外周面の間に各々環状溝22、23を形成し、該環状溝22、23内に収容した環状弾性体21(例えばゴム製のOリング)を介してノーズトップ14と環状体19とが結合されている。したがって、ノーズトップ14を強く下方に引き出すと、上記環状弾性体21が環状溝23から外れ、環状体19からノーズトップ14を点線で示したように外すことができる。環状体19の環状溝22内に環状弾性体21を嵌込んでおき、外れたノーズトップ14を環状体19の凹部20内に強く押し込むと、再び環状体19内にノーズトップ14が取り付けられる。
0016
上記構成の釘打機を作動させる場合も、従来と同様に、ノーズトップ14の先端を被打込み材24の施工面に押し付け、この押し付け力によって上述のようにコンタクト部材9が上方に押し込まれることと、トリガレバー7を引く操作とが協働して釘打機が起動され、ノーズ部8内の釘10が施工面に対して打込まれる。その後、トリガレバー7の引きを解除すると、再び打撃ピストン5が初期位置に上動し、次の釘打込みが準備されるのである。
0017
上述のように、ノーズトップ14の内径はノーズ本体8aのそれと同じく細いので、サイディング等の仕上げ材を被打込み材として打ち込む場合、凹凸のある材料の施工面に対するノーズトップ14の高さ位置の設定が確実となり、打込み深さを一定に維持することができる。また、釘10とノーズトップ14との間に余裕のスペースはないため、釘打ち込み時の反動により釘打機のボディ1が上下に動くときにコンタクトトップが被打ち込み材24の施工面に沿って自由に動くことができないから、ボディ1が反動によって一旦浮き上がった後に下降したとき、ドライバ6が釘10の頭部に当たる。したがって、仕上り状態が損なわれることはない。
0018
さらに、ノーズトップ14と環状体19とは環状弾性体21を介して結合されているので、ノーズ先端部分のノーズトップ14の着脱操作が容易に行え、釘詰まり時にもノーズトップ14を外して釘10を排除することを容易に行なうことができる。
0019
また、釘詰まり時においても、ノーズトップ14に大きな力が作用すれば、自動的に先端部材がノーズ本体8aから離脱して詰まった釘10が自動的に排除される。
0020
加えて、釘10の打込みの都度ノーズトップ14のすいかん部18に釘10が当たって衝撃が発生するが、衝撃は弾性体21により緩衝されてコンタクト部材9に伝搬するので、コンタクト部材9に大きな応力が発生せず、破損しにくくなり、耐久性が向上する。
0021
なお、ノーズトップ14は上述のような二重構造に限定されない。例えば、図4に示されるように、先端側を絞ってノーズ本体8aの内径と同じとし、その上端にノーズ本体8aを挿入する構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機の要部の縦断面図
【図2】上記釘打機の正面側からみたコンタクト部材とノーズ部の説明図
【図3】図1のノーズトップの拡大断面図
【図4】ノーズトップの他の例の拡大断面図
【図5】従来の釘打機におけるコンタクト部材の先端部を示す断面図
【符号の説明】
6 ドライバ
7 トリガレバー
8 ノーズ部
8a ノーズ本体
9 コンタクト部材
10 釘
14 ノーズトップ
19 環状体
21 弾性体
22、23 環状溝

Claims (1)

  1. 釘打機の打撃機構により打ち出された釘打ち出し用ドライバとドライバによって打撃された釘とを摺動案内するノーズ部を、ノーズ本体とノーズ本体の釘打ち出し方向に移動可能に設けられたノーズトップとから構成し、
    上記トリガレバーと協働して釘打機を起動するコンタクト部材の下端に、上記ノーズトップの上端部分を収容する環状体を配置し、上記環状体の内周面とノーズトップの外周面との間に各々環状溝を形成し、該環状溝内に収容した環状弾性体を介して上記ノーズトップを着脱自在に結合するとともに、上記ノーズトップには、上記ノーズ本体から打ち出された釘の釘頭を中央に案内するすいかん部を形成した
    ことを特徴とする釘打機の安全装置。
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