JP2000060455A - ローヤルゼリーエキス及びローヤルゼリーエキス含有製品の製造方法 - Google Patents

ローヤルゼリーエキス及びローヤルゼリーエキス含有製品の製造方法

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JP2000060455A
JP2000060455A JP10239642A JP23964298A JP2000060455A JP 2000060455 A JP2000060455 A JP 2000060455A JP 10239642 A JP10239642 A JP 10239642A JP 23964298 A JP23964298 A JP 23964298A JP 2000060455 A JP2000060455 A JP 2000060455A
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Jun Kanae
純 金枝
Masaki Kawai
政樹 河合
Yoshihiro Hayashi
祥裕 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程における沈澱の発生による弊害を防
止し、ローヤルゼリー中の有効成分の損失を減らして品
質を確保することができるうえ、製造後の沈澱の発生防
止により、ローヤルゼリー及びローヤルゼリーエキス含
有製品の品質を長期間に渡って安定に維持することがで
きるローヤルゼリーエキス及びローヤルゼリーエキス含
有製品の製造方法を提供する。 【解決手段】 ローヤルゼリーエキスは生ローヤルゼリ
ー又は乾燥ローヤルゼリーに含水エタノールを添加した
混合液から不溶解物を分離して得られるローヤルゼリー
抽出溶液を−15〜0℃に冷却し、さらにその温度を保
持しながら分離操作を行って不溶解物を除去することに
よって製造される。ローヤルゼリーエキス含有製品はロ
ーヤルゼリーエキスを食品素材、医薬品素材又は化粧品
素材に添加することによって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は健康食品、医薬品
又は化粧品の素材として有用なローヤルゼリーエキスの
製造方法、及び健康食品、医薬品又は化粧品として有用
なローヤルゼリーエキス含有製品の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ローヤルゼリーは羽化後3〜15日の雌
のミツバチが下咽頭腺及び大腮腺から分泌する分泌物を
混合して作るゼリー状の物質で、ローヤルゼリーに特有
のタンパク質及び脂質を豊富に含有し、様々な生理活性
物質を含有することから健康食品、医薬品及び化粧品と
して広く利用されている天然素材である。ミツバチにと
ってのローヤルゼリーは、女王バチと生育中の幼虫にの
み与えられる特別食であり、女王バチにとっては多数の
卵を産み続ける栄養源である。また、同じ卵から生まれ
た幼虫であっても、孵化後2〜3日の若齢期間だけロー
ヤルゼリーを与えられた幼虫は働きバチとなり、生育全
期間を通してローヤルゼリーを与えられた幼虫は女王バ
チとなる。
【0003】ローヤルゼリーは前述のようにミツバチに
とって有用であるばかりでなく、人の健康生活にとって
も有用な効能、効果があることは経験的に知られている
うえ、多数の研究報告や文献によっても裏付けられてい
る。ローヤルゼリーの生理活性や薬理作用としては、抗
菌作用、免疫増強作用、抗腫瘍作用、抗炎症作用、血流
増加作用等が報告された多くの文献があるうえ、制癌剤
の副作用低減や放射線障害時の延命効果についても報告
されている。
【0004】ローヤルゼリーはこれらの効能効果を利用
して健康食品としてばかりでなく、医薬品又は化粧品と
しても広く利用されている。ローヤルゼリーに特有な成
分に対応する生理活性とそれらの応用分野は次の通りで
ある。
【0005】デセン酸等の炭素数が10の脂肪酸及びそ
のエステル類は、ローヤルゼリーに多量に存在する特有
の脂質であり、脂腺肥大抑制作用による脂性肌改善の効
果、チロシナーゼ阻害活性による美白効果等があり、化
粧品の機能として有用な活性がある。この他に、これら
の脂質には抗腫瘍作用、放射線障害軽減作用、延命作
用、脱コレステロール作用、免疫賦活作用、糖尿病に有
効なインスリン様作用、血圧上昇を抑制するアンジオテ
ンシン変換酵素(ACE)阻害作用等がある。従って、
ローヤルゼリー中の脂質は健康食品及び医薬品としても
極めて有用な成分である。
【0006】アピシン等の水溶性糖タンパク質は培養細
胞賦活維持作用、免疫賦活作用等があるとともに、細胞
の増殖に有用な成分である。また、幾つかの種類の水溶
性ペプチドには、血圧上昇を抑制するACE阻害作用が
ある。このような生理活性から水溶性成分もまた健康食
品、医薬品及び化粧品としても有用な成分と期待され
る。
【0007】ローヤルゼリーを利用する形態としては、
ミツバチに生産させたままのゼリー状の生ローヤルゼリ
ー、凍結乾燥により粉末化した乾燥ローヤルゼリー、或
いは含水エタノール等で抽出したローヤルゼリーエキス
等がある。これらの形態のローヤルゼリーは、用途に合
わせて、そのままの形状で製品化されたり、或いは他の
副素材、増量剤、添加剤等と混合した後に錠剤、カプセ
ル、軟膏、ドリンク等に加工されたりして利用されてい
る。
【0008】ローヤルゼリーエキスの製造方法として
は、先ず生ローヤルゼリー又は乾燥ローヤルゼリーに数
倍量のエタノール又は含水エタノールを添加して可溶性
成分を溶出させた後に濾布、濾紙等で不溶解物を濾過す
るか、或いは遠心分離により分別除去する。そして、用
途に応じて水及びエタノール濃度を調整し、必要により
限外濾過膜(UF膜)等で除菌濾過することによりロー
ヤルゼリーエキスが透明な溶液として得られる。
【0009】清涼飲料、健康ドリンク等液状のローヤル
ゼリーエキス製品の製造には溶液状のローヤルゼリーエ
キスがそのまま素材の1つとして処方、添加される。ま
た、医薬品や健康食品等においては、錠剤状又はカプセ
ル状のローヤルゼリーエキス含有製品が望まれることか
ら、ローヤルゼリーエキス溶液を澱粉、デキストリン、
乳糖等の粉末素材に吸収させて乾燥した後に粉末化して
から他の素材と合わせて加工される。グリース状の化粧
品等においては、液状又は粉末化ローヤルゼリーエキス
のいずれの形態でも加工に使用することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ローヤルゼ
リーはミツバチが生産する天然素材であって、ミツバチ
群の強弱、栄養源となる花粉の種類や量、季節、産地等
の条件によって成分組成が変化する。例えば、代表的な
脂質成分であるデセン酸含量では、これらの条件の差異
によっておよそ1.4%〜2.8%の範囲で変動し、タ
ンパク質含量では11%〜15%程度の変動が見られ
る。このようなローヤルゼリー成分組成の変動は、ロー
ヤルゼリーエキス及びローヤルゼリーエキス含有製品の
物性や品質に影響を与えるばかりでなく、製造工程の安
定性や容易性にも影響する。
【0011】ローヤルゼリーエキスの成分と物性との関
係に影響を与える重要な要素は、水溶性成分とエタノー
ル溶性成分とが共存することである。すなわち、デセン
酸に代表される脂質成分及び多くのビタミン類は水溶性
が低くてエタノール溶性が高いが、ローヤルゼリーエキ
ス中に含有される水溶性タンパク質、ミネラル類及びア
ミノ酸類はいずれも水溶性が高くてエタノール溶性が低
い。
【0012】ローヤルゼリーエキスの製造においては、
ローヤルゼリー中の有効成分のうち、特に脂質成分をよ
り多く抽出することが求められている。従って、不溶性
の沈澱を形成させる水溶性タンパク質等を除去するため
に、高濃度のエタノールで抽出を行い、その後の用途に
合わせて水で希釈した後に濾過するのが通常である。こ
の希釈によるエタノール濃度の低下に伴って、脂質成分
等が析出するとともに、一時的に溶解していた難水溶性
タンパク質等が時間の経過とともに析出して沈澱とな
る。
【0013】ローヤルゼリーエキスの物性、品質として
は、ローヤルゼリー中の様々な有用成分が原組成に近い
状態で高濃度に含まれているとともに、その組成が安定
していることが望まれる。従って、ローヤルゼリーエキ
ス製造中の沈澱は、工程ロス、除菌濾過の障害の原因と
なるとともに、組成成分の不足や安定性低下等の品質低
下の原因となる。また、ローヤルゼリーエキス製造後の
沈澱は、ローヤルゼリーエキス含有製品の製造に当たっ
ても工程ロス、除菌濾過の障害の原因となり、ローヤル
ゼリーエキス粉末化加工に際しては組成の不均質、有効
成分の不足等の品質低下の原因ともなる。
【0014】さらに、原料のローヤルゼリーの組成がロ
ット毎或いはロット内でも変動することから、前記従来
の技術ではローヤルゼリーエキスの製造中及び製造後に
おける沈澱発生防止条件をロット毎に的確に予測できな
かった。従って、沈澱発生による濾過工程障害や工程ロ
スの発生を充分に防止できないうえ、ローヤルゼリーエ
キス及びローヤルゼリーエキス含有製品の品質低下が問
題となっていた。
【0015】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、製造工程における沈澱の発生による弊害
を防止し、ローヤルゼリー中の有効成分の損失を減らし
て品質を確保することができるローヤルゼリーエキス及
びローヤルゼリーエキス含有製品の製造方法を提供する
ことにある。その他の目的とするところは、製造後の沈
澱の発生防止により、ローヤルゼリー及びローヤルゼリ
ーエキス含有製品の品質を長期間に渡って安定に維持す
ることができるローヤルゼリーエキス及びローヤルゼリ
ーエキス含有製品の製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のローヤルゼリーエキスの製造方
法は、生ローヤルゼリー又は乾燥ローヤルゼリーに含水
エタノールを添加して混合液を調製し、ローヤルゼリー
中の可溶性成分を含水エタノール中に溶解させた後、不
溶解物を分離して得られるローヤルゼリー抽出溶液を−
15〜0℃に冷却し、その温度を保持しながら分離操作
を行って不溶解物を除去するものである。
【0017】請求項2に記載のローヤルゼリーエキス含
有製品の製造方法は、請求項1に記載のローヤルゼリー
エキスの製造方法により製造されたローヤルゼリーエキ
スを食品素材、医薬品素材又は化粧品素材に添加するも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態について詳細に説明する。ローヤルゼリーエキスは
生ローヤルゼリー又は乾燥ローヤルゼリーを含水エタノ
ールで抽出して得られる可溶性画分である。このローヤ
ルゼリーエキスはデセン酸をはじめとするローヤルゼリ
ーに特有な脂肪酸、そのエステルからなる脂質、ローヤ
ルゼリーにのみ含有される特殊な水溶性タンパク質、ア
ミノ酸、糖質、ミネラル等を含有している。また、ロー
ヤルゼリーエキス含有製品は前記ローヤルゼリーエキス
を添加することによって製造される健康食品、清涼飲
料、医薬品、化粧品等である。
【0019】ローヤルゼリーエキスは生ローヤルゼリー
又は乾燥ローヤルゼリーに含水エタノールを添加して混
合液を調製し、ローヤルゼリー中の可溶性成分を含水エ
タノール中に溶解させた後、これを濾過(以下、常温濾
過と記載する)して得られるローヤルゼリー抽出溶液を
−15〜0℃に冷却し、その温度を保持しながら濾過
(以下、冷却濾過と記載する)する操作を行って不溶解
物を除去することにより製造される。また、前記の常温
濾過又は冷却濾過の代わりに、その温度を保持しながら
遠心分離して不溶解物を除去することも可能であり、こ
の場合でもローヤルゼリーエキスの製造に関わる諸条件
は濾過操作の場合と同様である。その他、前記ローヤル
ゼリー抽出溶液は、好ましくは濃縮した後に水で希釈
し、エキス濃度及びエタノール濃度を調整したものとす
ることもできる。
【0020】冷却濾過操作を行うときのローヤルゼリー
抽出溶液中のエタノール濃度は、ローヤルゼリーエキス
又はローヤルゼリーエキス含有製品の規格等に合わせて
設定されるのが好ましく、さらに所定の冷却温度で不溶
解物が析出し、ローヤルゼリー抽出溶液がかすかに濁る
程度の濃度に設定されるのがより好ましい。このローヤ
ルゼリー抽出溶液中の不溶解物の生成が多い場合には有
効成分の回収率も低下することから、工程ロスを大きく
する可能性が高い。逆に不溶解物の生成が全く起こらな
い場合にはローヤルゼリーに対するエタノール量が過剰
であり、ローヤルゼリーエキス含有製品製造時の希釈等
による沈澱発生の可能性が高くなるうえ、ローヤルゼリ
ーエキス含有製品の処方や品質にも悪影響を与えるおそ
れがある。
【0021】また、冷却濾過操作を行うときのローヤル
ゼリー抽出溶液中のエタノール濃度は10〜40容量%
の範囲であると好ましく、15〜30容量%の範囲であ
るとさらに好ましい。この濃度が10容量%未満の場
合、ローヤルゼリー中のエタノール溶性成分を溶解する
性質が不充分であることから、デセン酸等の有効成分を
充分に抽出することができないうえ、雑菌に対する増殖
抑制効果が低下する。逆に40容量%を越える場合、ロ
ーヤルゼリーエキス含有製品の規格に合わなくなるおそ
れがある。
【0022】ローヤルゼリー抽出溶液を冷却する際の液
温は、その後の製造工程及び保存において予想される環
境の最低温度よりも低い温度であると好ましく、前記最
低温度よりも10〜20℃低い温度であるとさらに好ま
しい。この液温はローヤルゼリーエキスの保存、使用温
度によって−15〜0℃の範囲から適宜選択されるが、
冬季の保管や冷蔵保存の場合には−15℃に近い温度に
冷却し、冬季以外の室温での保存や使用の場合には0℃
に近い温度に冷却するのが好ましい。必要以上に低い温
度まで冷却した場合、所望のエキス濃度に達しないこと
があるうえ、有効成分の回収率が低下して経済的でなく
なる。また、低い温度で冷却してもエタノール濃度を上
昇させることによってエキス濃度を高めることができる
が、この場合にはローヤルゼリーエキス含有製品のエタ
ノール濃度の規格による制限が加えられることがある。
【0023】このローヤルゼリー抽出溶液の冷却は、ロ
ーヤルゼリー抽出溶液中で溶解されている成分の溶解度
を低下させ、その温度で溶解されなくなった成分を不溶
解物として析出させる。そして、析出した不溶解物は、
その液温を維持しながら濾過されたり、或いは遠心分離
されたりして取り除かれる。不溶解物が除去された後の
ローヤルゼリー抽出溶液中の成分は、その後の製造工程
中及び保存中に液温が上昇した場合には溶解度が上昇す
るので、不溶解物として析出することはない。
【0024】所定の液温に冷却されてからのローヤルゼ
リー抽出溶液の冷却時間は、エキス濃度、エタノール濃
度及びローヤルゼリー原料の組成によって、主として経
験的に設定されるものであるが、好ましくは1〜20時
間、さらに好ましくは5〜15時間である。この冷却時
間が1時間未満の場合、ローヤルゼリー抽出溶液からの
不溶解物の析出開始にかなりの時間を要することから、
不溶解物を充分に析出させることができない。逆に20
時間を越える場合、ローヤルゼリー抽出溶液からの不溶
解物析出は終了しているので、時間が浪費されるだけで
雑菌等が混入する可能性が高まる。さらに、ローヤルゼ
リー抽出溶液からの不溶解物析出をより迅速に行うため
に、攪拌しながら冷却するのが好ましい。
【0025】ローヤルゼリーエキスの濃度はデセン酸濃
度を指標とするのが慣例であり、ローヤルゼリーエキス
含有製品への加工容易性及びローヤルゼリーエキスの安
定性から、デセン酸濃度は0.1〜5%(重量/容量)
の範囲で調製されるのが好ましい。また、水で希釈して
用いることを前提とする場合には、エキス濃度が高いと
脂質が析出しやすくなることから、デセン酸濃度は0.
2〜2%の範囲であるのが好ましい。
【0026】ローヤルゼリー抽出溶液の冷却による不溶
解物の生成は、冷却温度を高く設定すること、ローヤル
ゼリーエキス濃度を減らすこと、ローヤルゼリー抽出溶
液中のエタノール濃度を上昇させることにより減少させ
ることができる。従って、ローヤルゼリーエキスを製造
する際には、前記の冷却温度、添加するローヤルゼリー
量及びエタノール濃度を、製造後のローヤルゼリーエキ
ス又はローヤルゼリーエキス含有製品の規格等に合わせ
て適宜選択して製造される。
【0027】ローヤルゼリーエキス含有製品は上記のよ
うに製造されたローヤルゼリーエキスを食品素材、医薬
品素材又は化粧品素材に添加することによって製造され
る。このローヤルゼリーエキス含有製品は、液状のロー
ヤルゼリーエキスをそのままの形状で添加したり、或い
は副素材、増量剤、添加剤等と混合した後に錠剤、カプ
セル、軟膏、ドリンク等の所定の製品としたりすること
によって製造される。
【0028】液状のローヤルゼリーエキス含有製品を製
造する場合、製造工程の濾過障害及び工程ロスを解消す
るために、ローヤルゼリーエキス製造時の低温濾過工程
におけるエキス濃度やエタノール濃度等を、ローヤルゼ
リーエキス含有製品の物性値又は規格に一致させて冷却
するのが好ましい。一方、固体状のローヤルゼリーエキ
ス含有製品を製造する場合、ローヤルゼリーエキスを粉
末素材に吸収させてから乾燥し、その後に粉砕してロー
ヤルゼリーエキス粉末とする。その後、錠剤、カプセル
剤その他の固体状のローヤルゼリーエキス含有製品へと
成形される。この固体状のローヤルゼリーエキス含有製
品は、組成が均質であるローヤルゼリーエキス粉末を使
用して成形されることから、均質性が高くて高品質なも
のである。
【0029】次に、上記実施形態のローヤルゼリーエキ
ス及びローヤルゼリーエキス含有製品の製造方法によっ
て発揮される効果について説明する。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、ローヤルゼリー抽出溶液の液温を−15〜0℃に冷
却することによって、ローヤルゼリーエキス及びローヤ
ルゼリーエキス含有製品の製造及び保存中に不溶解物の
析出を抑えることができる。さらに、製造工程における
沈澱の発生による弊害を防止し、ローヤルゼリー中の有
効成分の損失を減らして品質を確保することができる。
そのうえ、製造後の沈澱の発生防止によって、ローヤル
ゼリー及びローヤルゼリーエキス含有製品の品質を長期
間に渡って安定に維持することができる。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、冷却濾過操作を行うときのローヤルゼリー抽出溶液
中のエタノール濃度をローヤルゼリーエキス含有製品等
の規格に合わせて設定することによって、製品中での不
溶解物の生成を防止し、長期間に渡って品質を安定に維
持することができる。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、冷却濾過操作を行うときのエタノール濃度を所定の
冷却温度で不溶解物が析出し、液がかすかに濁る程度の
濃度に設定することによって、ローヤルゼリー中の有効
成分の回収率及びローヤルゼリーエキスの品質を高める
ことができる。さらに、ローヤルゼリーエキス含有製品
製造時の希釈等による沈澱発生を抑制することができ
る。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、冷却濾過操作を行うときのエタノール濃度を10〜
40容量%とすることによって、有効成分を充分に抽出
することができるうえ、雑菌に対する増殖抑制効果を発
揮させることができる。さらに、ローヤルゼリーエキス
含有製品の規格に容易に合わせることができる。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、製造工程及び保存において予想される環境の最低温
度よりも10〜20℃低い温度に冷却することによっ
て、有効成分の回収率をより一層向上させることができ
る。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、ローヤルゼリーエキス中のデセン酸濃度を0.1〜
5%とすることによって、ローヤルゼリーエキスの安定
性及びローヤルゼリーエキス含有製品への加工容易性を
高めることができる。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキスの製造方法によれ
ば、ローヤルゼリーエキス中のデセン酸濃度を0.2〜
2%とすることによって、水で希釈して用いる場合の脂
質の析出を抑制することができる。 ・ 実施形態のローヤルゼリーエキス含有製品の製造方
法によれば、ローヤルゼリーエキスを食品素材、医薬品
素材又は化粧品素材に添加することによって、高品質の
製品を容易に製造することができるとともに、ローヤル
ゼリーエキス含有製品の品質を均質とすることができ、
長期間に渡って安定に維持することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて前記実施形
態をさらに具体的に説明する。 (実施例1)分析値が水分66.0容量%、デセン酸含
量2.0重量%、タンパク質含量14.0重量%の中国
産の生ローヤルゼリー10kgに90容量%エタノール
40リットルを添加して攪拌混合した。この混合液を濾
過布をセットしたバスケット型遠心濾過機で遠心濾過し
たところ、デセン酸濃度が0.43%(g/100m
l、以下同じ)でエタノール濃度が76.5容量%の濾
液38.5リットルが得られた。
【0031】この濾液を7.5リットルまで減圧濃縮
し、得られた濃縮濾液1リットルに水を加えてデセン酸
濃度を1.60%に調製したところ、液量が1.38リ
ットル、エタノール濃度が29.2容量%の清澄透明な
希釈液が得られた。この希釈液を−13℃に冷却し、攪
拌しながら−13±1℃を15時間保持したところ、冷
却した希釈液にはかすかな濁りが見られた。この希釈液
に珪藻土50gを添加して孔径1μmの濾紙をセットし
た加圧濾過機により−13℃で濾過したところ、清澄透
明なローヤルゼリーエキス1.33リットルが得られ
た。
【0032】得られたローヤルゼリーエキスのデセン酸
濃度は1.58%で、濾過工程におけるデセン酸収率は
濃度収率で98.5%、総量収率で95.2%であっ
た。さらに、このローヤルゼリーエキスを5℃の冷蔵庫
に1ヶ月保存したところ、沈澱を生ずることなく清澄透
明性が保たれた。 (実施例2)実施例1において減圧濃縮により得られた
濃縮濾液2リットルに水を加えてデセン酸濃度を1.8
0%に調整して希釈した。希釈液は液量が2.44リッ
トル、エタノール濃度が31.8容量%であり、清澄透
明な溶液であった。
【0033】この希釈液のうちの1リットルを13℃に
冷却した後、攪拌しながら−13±1℃の温度を15時
間保持したところ、冷却した希釈液に濁りが発生した。
この希釈液に珪藻土50gを添加して孔径1μmの濾紙
をセットした加圧濾過機で濾過したところ、清澄透明な
ローヤルゼリーエキス0.92リットルが得られた。得
られたローヤルゼリーエキスのデセン酸濃度は1.69
%で、濾過工程におけるデセン酸収率は濃度収率で9
3.9%、総量収率で86.4%であった。さらに、こ
のローヤルゼリーエキスを5℃の冷蔵庫に1ヶ月保存し
たところ、沈澱を生ずることなく清澄透明性が保たれ
た。 (比較例1)実施例2においてデセン酸濃度を1.80
%に調整した希釈液のうちの1リットルに珪藻土50g
を添加して孔径1μmの濾紙をセットした加圧濾過機に
より常温で濾過したところ、清澄透明なローヤルゼリー
エキス0.93リットルが得られた。得られたローヤル
ゼリーエキスのデセン酸濃度は1.78%で、濾過工程
におけるデセン酸収率は濃度収率で98.9%、総量収
率で92.0%であった。さらに、このローヤルゼリー
エキスを5℃の冷蔵庫に1ヶ月保存したところ、著しい
白濁が発生した。
【0034】白濁したローヤルゼリーエキスに珪藻土5
0gを添加して孔径1μmの濾紙をセットした加圧濾過
機により常温で濾過したところ、デセン酸濃度1.62
%の清澄な濾液0.89リットルが得られた。この濾液
の当初の希釈液からのデセン酸収率は濃度収率で90.
0%、総量収率で80.1%となり、実施例2と比べて
濃度収率で3.9%、総量収率で6.3%の減少となっ
た。 (実施例3)デセン酸含量6.2重量%、タンパク質含
量38.6重量%の乾燥ローヤルゼリー10kgに70
容量%エタノール45リットルを添加して攪拌混合し
た。この混合液を懸垂した濾過布袋に注入して放置し、
自然濾過を行って1次濾液を得た。この1次濾液を採取
したあとの残渣に、さらに70容量%エタノール20リ
ットルを添加して攪拌混合した後、この混合液を濾過布
袋に再度注入して2次濾過を行った。2回の抽出、濾過
を行った残渣中の残液を圧搾回収し、1次濾液及び2次
濾液と合わせたところ、ローヤルゼリー抽出液61.0
リットルが得られた。このローヤルゼリー抽出液のデセ
ン酸濃度は0.94%で、エタノール濃度は62.5容
量%であった。さらに、このローヤルゼリー抽出液30
リットルに水を加えて全量を90リットルに希釈したと
ころ、デセン酸濃度が0.319%でエタノール濃度が
21.2容量%の希釈抽出液が得られた。
【0035】この希釈抽出液を−10℃に冷却し、攪拌
しながら−10±1℃を15時間保持したところ、冷却
した希釈抽出液にはかすかな濁りが見られた。この希釈
抽出液に珪藻土450gを添加して孔径1μmの濾紙を
セットした加圧濾過機により濾過したところ、清澄透明
なローヤルゼリーエキス88リットルが得られた。得ら
れたローヤルゼリーエキスのデセン酸濃度は0.310
%で、濾過工程におけるデセン酸収率は濃度収率で9
7.2%、総量収率で95.0%であった。さらに、こ
のローヤルゼリーエキスを5℃の冷蔵庫に1ヶ月保存し
たところ、沈澱を生ずることなく清澄透明性が保たれ
た。 (実施例4)分析値が水分65.6容量%、デセン酸含
量2.1重量%、タンパク質含量14.0重量%の中国
産の生ローヤルゼリー40kgに、90容量%エタノー
ル120リットルを添加して攪拌混合した。この混合液
を懸垂した濾過布袋に注入して放置し、自然濾過を行っ
て1次濾液を得た。この1次濾液を採取したあとの残渣
に、さらに90容量%エタノール60リットルを添加し
て攪拌混合し、濾過布袋に再度注入して2次濾過を行っ
た。2回の抽出、濾過を行った残渣中の残液を圧搾回収
し、1次濾液及び2次濾液と合わせたところ、ローヤル
ゼリー抽出溶液161.10リットルが得られた。この
ローヤルゼリー抽出溶液のデセン酸濃度は0.410%
で、エタノール濃度は60.5容量%であった。さら
に、このローヤルゼリー抽出溶液のうち30リットルを
19.8リットルまで減圧濃縮し、エタノール濃度を減
少させた。この19.8リットルの濃縮液に水を加えて
全量を40リットルに希釈したところ、デセン酸濃度が
0.305%でエタノール濃度が16.5容量%の希釈
液が得られた。
【0036】この希釈液を−11℃に冷却し、攪拌しな
がら−11±1℃を15時間保持したところ、冷却した
希釈液にはかすかな濁りが見られた。この希釈液に珪藻
土4150gを添加して孔径1μmの濾紙をセットした
加圧濾過機により濾過したところ、清澄透明なローヤル
ゼリーエキス39.2リットルが得られた。得られたロ
ーヤルゼリーエキスのデセン酸濃度は0.300%で、
濾過工程におけるデセン酸収率は濃度収率で98.4
%、総量収率で96.4%であった。さらに、このロー
ヤルゼリーエキスを5℃の冷蔵庫に1ヶ月保存したとこ
ろ、沈澱を生ずることなく清澄透明性が保たれた。 (実施例5)精製水5リットルにパラオキシ安息香酸エ
ステル3gを溶解した水溶液に95容量%エタノールを
1リットル添加し、さらに実施例4で得られたローヤル
ゼリーエキス500mlを添加した。これを攪拌しなが
ら、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸4
0gと70%ソルビトール300gを添加した。さら
に、クエン酸2g、クエン酸ナトリウム3g及び少量の
香料を加えて均一に溶解した。この溶解液を孔径0.4
5μmの限界濾過膜により濾過したところ、脂性肌改善
効果のある化粧水が製造された。
【0037】この化粧水はローヤルゼリーの有効成分を
バランスよく含有しており、製造中に沈澱や濁りを生ず
ることもなく限界濾過工程に障害を起こすこともなかっ
た。 (実施例6)精製水5リットルに精製蜂蜜2.5kg、
濃縮レモン果汁500g、クエン酸50g、ビタミンC
10g及び香料10gを添加して攪拌混合した。この混
合液を攪拌しながら、実施例1で得られたデセン酸濃度
1.58%のローヤルゼリーエキス112mlを徐々に
添加し、最終的に精製水で10リットルとした。さら
に、この混合溶液を−5±1℃に冷却して15時間保持
した後、孔径5μmの濾紙をセットした加圧濾過機によ
り1次濾過を行い、続いて孔径1μmの限界濾過膜を用
いて、冷却温度を保持しながら濾過した。濾液をドリン
ク瓶に100mlずつ分注し、密栓した後75℃で20
分間加熱殺菌した後、冷却したところ、ローヤルゼリー
エキス入りの清涼飲料ドリンクが製造された。
【0038】このドリンクは1本(100ml)当たり
16.6mgのデセン酸を含有することから、1本当た
り約1000mgの生ローヤルゼリーに相当するローヤ
ルゼリーエキス飲料である。また、このローヤルゼリー
エキス及びドリンクの製造工程において、ローヤルゼリ
ーエキス液及びドリンク液に沈澱や濁りの発生は認めら
れず、限界濾過工程での障害も見られなかった。さら
に、製造されたドリンクを1ヶ月間5℃の冷蔵庫に保管
したところ、沈澱及び濁りの発生は認められなかった。 (実施例7)食品素材である粉末乳糖10kgに、実施
例1で調製したローヤルゼリーエキス1000mlを均
一に添加した後、湿式造粒法によりローヤルゼリーエキ
ス含有顆粒を調製し、さらに滑沢剤としてショ糖脂肪酸
エステル微粉末30gを添加した。その後、この顆粒を
小型打錠機によって1錠300mgの三角錠剤に打錠成
形した。
【0039】この三角錠のデセン酸含量を分析したとこ
ろ平均0.160重量%であり、1錠当たりのデセン酸
量は約30mgの生ローヤルゼリーに相当する。なお、
1錠毎のデセン酸含量の分析値は±0.005%の範囲
内に収まっており、分析誤差の範囲内である。
【0040】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記ローヤルゼリー抽出溶液中のエタノール濃度
は、冷却されたローヤルゼリー抽出溶液がかすかに濁る
程度の濃度である請求項1に記載のローヤルゼリーエキ
スの製造方法。
【0041】このように構成した場合、ローヤルゼリー
中の有効成分の回収率を高めるとともに、ローヤルゼリ
ーエキスの品質を向上させることができる。 ・ 前記ローヤルゼリー抽出溶液中のエタノール濃度
は、10〜40容量%である請求項1に記載のローヤル
ゼリーエキスの製造方法。
【0042】このように構成した場合、ローヤルゼリー
中の有効成分の回収率を高めるとともに、雑菌に対する
増殖抑制効果を発揮させることができる。 ・ 請求項1に記載のローヤルゼリーエキスの製造方法
により製造されたローヤルゼリーエキスを食品素材、医
薬品素材又は化粧品素材に添加した後、−15〜0℃に
冷却し、その温度を保持しながら濾過する操作を行って
不溶解物を除去するローヤルゼリーエキス含有製品の製
造方法。
【0043】このように構成した場合、製品製造後の沈
澱の発生防止により、ローヤルゼリーエキス含有製品の
品質をさらに長期間に渡って安定に維持することができ
る。 ・ 請求項1に記載のローヤルゼリーエキスの製造方法
により製造されたローヤルゼリーエキスを粉末状の食品
素材又は医薬品素材に均一に添加し、ローヤルゼリーエ
キス含有顆粒を調製した後、この顆粒を打錠成形するロ
ーヤルゼリーエキス含有製品の製造方法。
【0044】このように構成した場合、ローヤルゼリー
エキスの安定性及び均一性が高いことから、ローヤルゼ
リーエキス含有製品の製造工程においてもその安定性及
び均一性が維持され、高品質のローヤルゼリーエキス含
有製品を容易に製造することができる。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載のロ
ーヤルゼリーエキスの製造方法によれば、製造工程にお
ける沈澱の発生による弊害を防止し、ローヤルゼリー中
の有効成分の損失を減らして品質を確保することができ
るうえ、製造後の沈澱の発生防止により、ローヤルゼリ
ーエキスの品質を長期間に渡って安定に維持することが
できる。
【0046】請求項2に記載のローヤルゼリーエキス含
有製品の製造方法によれば、製造工程における沈澱の発
生による弊害を防止し、ローヤルゼリー中の有効成分の
損失を減らして品質を確保することができるうえ、製造
後の沈澱の発生防止により、ローヤルゼリーエキス含有
製品の品質を均質とすることができ、長期間に渡って安
定に維持することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 祥裕 岐阜市加納桜田町1丁目1番地 アピ 株 式会社内 Fターム(参考) 4B041 LD06 LK07 LK40 LP16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ローヤルゼリー又は乾燥ローヤルゼリ
    ーに含水エタノールを添加して混合液を調製し、ローヤ
    ルゼリー中の可溶性成分を含水エタノール中に溶解させ
    た後、不溶解物を分離して得られるローヤルゼリー抽出
    溶液を−15〜0℃に冷却し、その温度を保持しながら
    分離操作を行って不溶解物を除去するローヤルゼリーエ
    キスの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローヤルゼリーエキス
    の製造方法により製造されたローヤルゼリーエキスを食
    品素材、医薬品素材又は化粧品素材に添加するローヤル
    ゼリーエキス含有製品の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003334017A (ja) * 2002-05-16 2003-11-25 Fuji Shokken Kk 非懸濁性梅果汁及び非膨張・非発泡性梅肉エキスそれぞれの製造方法
WO2004021803A1 (ja) * 2002-09-06 2004-03-18 Hayashibara, Ken 精製ローヤルゼリー
WO2004075661A1 (ja) * 2003-02-27 2004-09-10 Kikuji Yamaguchi ローヤルゼリーの精製方法及びその装置
JP2008048729A (ja) * 2006-07-25 2008-03-06 Morikawa Kenkoudou Kk 血圧降下作用を有するローヤルゼリーの製造方法
JP2012207004A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Api Co Ltd 老化防止剤

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