JP2000052272A - 釘打機 - Google Patents

釘打機

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JP2000052272A JP10226103A JP22610398A JP2000052272A JP 2000052272 A JP2000052272 A JP 2000052272A JP 10226103 A JP10226103 A JP 10226103A JP 22610398 A JP22610398 A JP 22610398A JP 2000052272 A JP2000052272 A JP 2000052272A
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釘の量が所定の量以下となった場合にコンタ
クトアームの上動を阻止することにより空打ちを防止す
る空打ち防止装置を備えた釘打機において、所定の量に
なる直前の釘を打った瞬間やひきずり打ちをしたような
場合にコンタクトアームが空打ち防止装置によってロッ
クしてしまうことを防止する。 【解決手段】 釘打機1は本体2に対して、下方の第1
のストローク端と上方の第2のストローク端との間で上
下動可能に設けられ、第1のストローク端位置にあると
きにドライバ9による釘の打ち出しを禁止しうるコンタ
クトアーム12を有する。本体2に装備された釘マガジ
ン4内に収容された釘が所定の量以下になると空打ち防
止装置の係止部材36がコンタクトアーム12の移動経
路に介入してその第2のストローク端への移動を阻止す
る。コンタクトアーム12が第1のストローク端よりも
上方位置にあるときに係止部材36がコンタクトアーム
12と突き当たることを防止するために係止部材36の
向きを移動経路に向かう方向から逸れるように変える変
向手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は釘打機に関し、詳
しくは釘打機本体に対して上下動可能なコンタクトアー
ムと、釘マガジン内に収容された釘が所定の量以下にな
ると前記コンタクトアームの上方のストローク端への移
動を阻止しうる空打ち防止装置とを備えた釘打機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の釘打機においては、コ
ンタクトアームは釘打機本体から下方に突出するドライ
バガイドに沿って上下摺動可能となっており、このドラ
イバガイドの下端には釘の打ち出し口が開口している。
コンタクトアームは通常はスプリング等の付勢手段によ
りドライバガイドの下端よりも下方に突出した下降端に
保持されており、この状態でコンタクトアームはトリガ
の操作による釘の打ち込みが禁止されている。この状態
から操作者がドライバガイドをワークに向けて押し当て
ると、ドライバガイドに先立ってコンタクトアームがワ
ークに当接して、ドライバガイドに対して相対的に上方
に移動され、ドライバガイドの下端がワークに当接する
と上昇端に達する。コンタクトアームはその上昇端に達
するとトリガの操作による釘の打ち込みを許容し、操作
者はトリガを操作することによりワークに対して釘の打
ち込みを行うことができる。一方、釘マガジンにはマガ
ジン内の釘を順次ドライバガイドに送り込むプッシャが
設けられており、通常、空打ち防止装置としてこのプッ
シャに連結された係止部材が利用されている。すなわ
ち、マガジン内の釘が少なくなるにともなってプッシャ
はドライバガイドに向けて移動し、釘の量が所定の量以
下に達すると係止部材がコンタクトアームの上方におい
てその移動経路を横切るかたちで介入する。これによっ
て、ドライバガイドをワークに向けて押し当ててもコン
タクトアームの下降端から上昇端に向かう移動が係止部
材によって阻止され、空打ちが防止されることとなって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記空
打ち防止装置の係止部材は所定の量になる直前の釘を打
ち込んだ瞬間にプッシャとともにコンタクトアームに向
けて移動し、このときコンタクトアームは上昇端もしく
はそれよりも多少下がった位置にあるため、係止部材が
コンタクトアームに突き当たってしまうこととなる。こ
のためコンタクトアームがこじれてその位置でロックさ
れてしまい、下降端位置への復帰が不能となって次の釘
打ち作業を円滑に行えなくなる不具合があった。このよ
うな現象は所定の量になる直前の釘を打ち込む度毎に日
常的に生じるので、解決すべき重要な課題となってい
た。なお、このような下降端位置への復帰を確実に行わ
せるにはコンタクトアームを付勢するスプリングの付勢
力を大きくすることが考えられるが、この場合には釘打
ちのためにコンタクトアームを下降端位置に戻すために
大きな力が必要となり、操作性が悪くなる問題点が有っ
た。また、実際の釘打ち作業では、特に同じワークに対
して近くの場所に連続して釘打ちを行う場合、釘を打ち
終わった後でコンタクトアームをドライバガイドから突
出した下降端には完全に戻さずワークに当接したままに
して位置をずらし、そのまま次の釘打ちのために再びワ
ークに押し当てて上昇端に動かすことが行われている。
このようにコンタクトアームを下降端位置に完全に戻さ
ないまま釘打ち作業を進めていった場合に、マガジン内
の釘の量が所定の量以下になると空打ち防止装置の係止
部材がコンタクトアームに向けて移動するため、上記の
ような所定の量になる直前の釘を打った瞬間の問題がク
リアされたとしても次の釘を打つ時(空打ちする時)に
係止部材がコンタクトアームに突き当たってロックさせ
てしまう不具合を依然として生じることとなり、問題が
有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明は釘打機本体に対して、下方の第1のス
トローク端と上方の第2のストローク端との間で上下動
可能に設けられ、前記第1のストローク端位置にあると
きにドライバによる釘の打ち出しを禁止しうるコンタク
トアームと、前記釘打機本体に装備された釘マガジン内
に収容された釘が所定の量以下になると前記コンタクト
アームの移動経路に介入してその前記第2のストローク
端への移動を阻止しうる係止部材を有する空打ち防止装
置とを備えた釘打機において、前記コンタクトアームが
前記第1のストローク端よりも上方位置にあるときに前
記係止部材が前記コンタクトアームに向けて動いた場合
に前記係止部材の向きを前記移動経路に向かう方向から
逸れるように変えるための変向手段を備えて構成され
る。請求項1の発明ではコンタクトアームが第1のスト
ローク端よりも上方位置に位置していた場合でも空打ち
防止装置の係止部材はコンタクトアームに突き当たらず
に、向きを変えてコンタクトアームから逸れるので、コ
ンタクトアームは自重或いは弱いばね力で下方の第1の
ストローク端に容易に復帰することができる。つまり、
コンタクトアームを下降端位置に完全に戻さないまま釘
打ち作業を連続して行なっている間にマガジン内の釘が
所定量以下となった場合でも、コンタクトアームは空打
ち防止装置の係止部材によりロックされてしまうような
ことがなく、ワークへの当接を解除することで容易に復
帰できる。このため、マガジン内に新しい釘を充填すれ
ば釘打ち作業をすぐに開始できる。このため、係止部材
のコンタクトアームとの当接によるこれらの損傷或いは
変形を未然に防止できるとともに、釘打ち作業の作業性
が向上する利点を有する。特に、係止部材はコンタクト
アームに向けて動いた場合にその移動自体は停止せず、
向きを変えて移動するものであるから、係止部材の移動
手段として従来から利用されているプッシャの動きをそ
のまま利用することができ、係止部材の移動のために別
途移動手段を設ける必要がなくなる。このため、構造が
簡単となる利点を有する。
【0005】請求項2の発明は請求項1において前記係
止部材は釘をドライバガイド内に順次送り込むためのプ
ッシャに取り付けられて前記コンタクトアームの移動経
路を横切る方向で前記移動経路に介入するものであり、
前記変向手段は前記係止部材を前記プッシャに対して前
記移動経路に向かう第1の向きと該第1の向きから逸れ
る第2の向きとの間で変位可能に連結するヒンジと、前
記係止部材を前記第1の向きに通常保持する付勢部材
と、前記係止部材に設けられたカム面とを有しており、
前記コンタクトアームが前記上方位置にあるときに前記
係止部材が前記コンタクトアームに向けて動くと前記カ
ム面が前記コンタクトアームの外面に当接しつつ摺動
し、前記係止部材が前記付勢部材の付勢力に抗して前記
第1の向きから第2の向きに回動される釘打機である。
請求項2は請求項1の発明をプッシャを利用して実施す
るための具体的な構成に関するものであり、従来プッシ
ャに固定されて利用されていた空打ち防止のための係止
部材を本発明の係止部材に代えることで請求項1の効果
を得ることができる。特にプッシャと係止部材とを連結
するヒンジと係止部材に設けられたカム面との採用によ
り、特別な駆動手段を設けることなく係止部材の回動す
なわち変向が自動的に得られるので、簡単な構造で変向
を得ることができる利点を有する。
【0006】請求項3の発明は請求項1もしくは2のい
ずれかにおいて前記係止部材が前記移動経路に介入した
状態で前記係止部材を前記コンタクトアームと反対の側
においてバックアップするための壁部が設けられている
釘打機である。このような構成により、空打ち防止状態
で使用者がコンタクトアームをワークに向けて押し当て
た際に係止部材に加わる衝撃力を緩和でき、特に請求項
1及び2の発明のように係止部材がコンタクトアームの
移動経路から逸れるように動く場合に係止部材の取付部
例えば請求項2のヒンジ部に無理な力が加わらないの
で、係止部材或いはそれを支持するプッシャーの損傷を
未然に防止でき、空打ち防止機能を確実に果たすことが
できる利点を有する。
【0007】請求項4の発明は釘打機本体に対して、下
方の第1のストローク端と上方の第2のストローク端と
の間で上下動可能に設けられ、前記第1のストローク端
位置にあるときにドライバによる釘の打ち出しを禁止し
うるコンタクトアームと、前記釘打機本体に装備された
釘マガジン内に収容された釘が所定の量以下になると前
記コンタクトアームの前記第2のストローク端への移動
を阻止しうる空打ち防止装置とを備えた釘打機におい
て、当該釘打機による打ち込み操作が終了した後に一時
的に前記コンタクトアームに前記第1のストローク端方
向への付勢力を加える復帰手段を設けた釘打機である。
本請求項の復帰手段は釘打機による打ち込み操作が終了
した後に一時的にコンタクトアームに第1のストローク
端方向への付勢力を加えるものであり、次の釘の打ち込
みを行うときには付勢力は作用しないのでコンタクトア
ームの第2のストローク端に向かう移動が復帰手段によ
り阻害されることはない。従って、復帰手段の付勢力を
大きく設定しておけば、コンタクトアームが第1のスト
ローク端よりも上方位置にあるときに空打ち防止手段が
コンタクトアームに作用しても、コンタクトアームはロ
ックすることなく第1ストローク端に復帰できる。この
ため、釘打機の操作性が向上する利点を有する。
【0008】請求項5の釘打機は請求項4において当該
釘打機は流体圧によって駆動されるものであり、前記復
帰手段はこの流体圧を利用するものであることを特徴と
する。このような構成により、復帰手段として別個の駆
動源が不要となり、構造が簡単となるとともにコストの
低減を図ることができる。
【0009】請求項6の釘打機は請求項5において当該
釘打機は流体圧としてエアを利用するものであり、前記
釘打機本体には釘打ち込みのためのドライバを連結した
ピストンと、該ピストンが内部を往復動可能なシリンダ
とを備えたピストン・シリンダ機構と、打ち込み操作の
終了後に前記ピストンを上死点位置に戻すためのエアを
収容するリターンエア室とが設けられており、前記復帰
手段は前記リターンエア室の圧力を受けて作動するプラ
ンジャロッドを有するプランジャ機構であり、前記プラ
ンジャロッドは前記コンタクトアームと連結されている
ことを特徴とする。請求項6の発明によれば既存のエア
駆動式釘打機に備えられたリターンエア室のエアをその
まま利用して一時的な付勢力を得ることができるので、
構造がさらに簡略化される利点を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1に一部を破断して
全体を示した釘打機1は、概略として、上下方向のピス
トン・シリンダ機構(図示しない)を内蔵する本体2
と、該本体の前部下端から下方に突出するドライバガイ
ド3と、ドライバガイド3と本体2の後端間に連結され
た釘マガジン4とを備えている。本体2は上記ピストン
・シリンダ機構の収容部5と、該収容部5の後部から後
方に水平方向に延出するハンドル部6とを有しており、
収容部5に近接するハンドル部6の下部には使用者によ
るトリガバルブ(図はステム7のみを示す)の操作のた
めのトリガ8が回動可能に取り付けられている。
【0011】ドライバガイド3には上記ピストン・シリ
ンダ機構により往復駆動されるドライバ9を案内するガ
イド通路10(図4参照)が設けられており、ガイド通
路10の下端は釘の打ち出しのための開口部11を形成
している(同図4参照)。ドライバガイド3にはまたコ
ンタクトアーム12が上下摺動可能に装着されており、
コンタクトアーム12はワークとの当接のための略円筒
状の当接部13と、該当接部13の前部上端から上方に
略S字状に屈曲形成された付勢ロッド14と、当接部1
3の左側部(図1及び図2中紙面の裏側の側部)に連結
された作動アーム15と、該作動アーム15とトリガ8
との間に介在されて作動アーム15の上下位置に応じて
トリガ8の引き操作によるトリガバルブの作動を禁止し
或いは許容するトリガ制御機構16とが設けられてい
る。付勢ロッド14と本体2の収容部5の下面との間に
は圧縮コイルスプリング45が介在されており、コンタ
クトアーム12はこの圧縮コイルスプリング45により
図1及び図2に示した下降ストローク端位置に通常保持
されている。
【0012】トリガ制御機構16は図2に示すように本
体2の後部に取り付けられたガイド部材17に対し上下
摺動可能に支持されかつ圧縮コイルスプリング18によ
り下方に付勢された制御部材19と、該制御部材19と
上記作動アーム15とを相互間の距離調節可能に連結す
る連結機構20と、トリガ8に対してトリガバルブのス
テム7の側において回動可能に連結されたアイドラプレ
ート21とからなっており、図示したようにコンタクト
アーム12がドライバガイド3の下端よりも下方に突出
した下降ストローク端位置ではアイドラプレート21が
制御部材19に対しフリーとなってトリガ8によるトリ
ガバルブの作動すなわちステム7の押し込みが不能とな
る。コンタクトアーム12が図示しないワークとの当接
により上記圧縮コイルスプリング45に抗して上動され
ると、当接部13の下端とドライバガイド3の下端とが
ほぼ同一レベルに位置する上昇ストローク端に達し、同
時に制御部材19が圧縮コイルスプリング18に抗して
上動してその制御片19aがアイドラプレート21に当
接する。その結果、アイドラプレート21の移動(図2
中下方への回動が規制され、トリガ8によるトリガバル
ブの作動が可能となる。なお、圧縮コイルスプリング1
8は制御部材19、連結機構20及び作動アーム15を
介してコンタクトアーム12を間接的に常に下方に付勢
しているが、その付勢力は上記圧縮コイルスプリング4
5の付勢力よりも小さく、コンタクトアーム12の上動
は主として圧縮コイルスプリング45の付勢力に抗して
行われることとなっている。
【0013】次に図1に戻って釘マガジン4の構成につ
いて説明すると、釘マガジン4は概略構造として、図示
しない連結釘(複数の釘を並列状にワイヤ等で連結した
もの)を収容するためのマガジン本体22と、連結釘を
上記ドライバガイド3のガイド通路10内に送り込むた
めのプッシャ23とからなっている。マガジン本体22
には上記連結釘をプッシャ23とともに案内するための
断面コ字形の案内レール24、25が上下縁に設けられ
ており、その前端はドライバガイド3の後側部に設けら
れたスロット3a(図4参照)に連通している。これに
よって、マガジン本体22内には水平方向に対して若干
斜め後方からドライバガイド3に向けて延出する釘送り
通路26が形成されている。
【0014】プッシャ23は図2〜図4に示すように、
プッシャレバー27と、該プッシャレバー27の側部に
連結されたプッシャロッド28とからなっている。プッ
シャレバー27は上記案内レール24、25に対してス
ライド嵌合される上下のスライド縁29、30を備えた
基部31と、該基部31の後部に一体形成されたスプリ
ング取付部32とを有している。スプリング取付部32
には図2に示すようにスパイラルスプリング33の一端
を巻き掛け状で係止する芯軸34が設けられており、ス
パイラルスプリング33の他端は上側の案内レール24
の内側に沿って前方に延び、この案内レール24の前端
の下向き内面に係止されている。また、プッシャロッド
28は先端に図4に示すように上記ドライバガイド3の
後部に設けられたスロット3aを通じてガイド通路10
内に突入可能な突部35を有しており、この突部35が
連結釘を後部から押して釘がドライバガイド3から打ち
出されるにつれて1つづつ、ガイド通路10に送り込む
ようになっている。なお、図は連結釘の釘が完全に打ち
込まれて釘マガジン4内に釘がなくなった状態を示して
いる。
【0015】図2〜図4を再び参照すると、プッシャー
レバー27の基部31には係止部材36がピン37(図
4参照)を介して回動可能に枢支されており、このピン
37の軸は上記釘送り通路26の長手方向と直角であ
り、鉛直方向に対して斜め前方に傾斜している。この係
止部材36は上記ピン37に枢支された平板部38と、
該平板部38から略L字状に屈曲形成された係止部39
とを有している。平板部38のピン37の枢支点よりも
後方の部位と基部31との間には圧縮コイルスプリング
40が介在されており、この圧縮コイルスプリング40
によって係止部材32は図4中反時計方向(ドライバガ
イド3に向かう方向)に常に付勢されている。また、係
止部39の先端部39aは外方すなわちコンタクトアー
ム12から離れる方向に若干湾曲して形成されている。
また、基部31のピン37の枢支点よりも前方の部位に
はストッパ41が突設されており、このストッパ41に
より係止部材36の平板部38さらには係止部39の上
記先端部39aを有する部分がプッシャ23の移動方向
と平行に維持されるようになっている。
【0016】一方、コンタクトアーム12の付勢ロッド
14には係止部39と前後方向に対向する下部におい
て、ドライバガイド3を両側から抱え込むような形態で
一対のアーム42,43が設けられており、これらのう
ちの一方(図4中上方)のアーム42は付勢ロッド14
から外側に張り出す略L字形の張出部42aと、この張
出部42aから内側(ドライバガイド3側)に向けて斜
めに折曲された斜状部42bとを有しており、図1及び
図2に示したようにコンタクトアーム12が下降ストロ
ーク端に位置した状態では、この斜状部42bの上縁が
上記係止部材36の係止部39の先端部39aの下縁と
ほぼ同一線上に位置するように設定されている。このた
め、図1及び図2に示すように連結釘の釘が完全に打ち
込まれてマガジン内に釘がなくなった状態では係止部材
36の先端部39aがコンタクトアーム12側に延びて
その下縁がアーム42の斜状部42bの上縁とほぼ接触
状態で対向する。ただし、このアーム42の斜状部42
bの上縁は板金加工の関係で必ずしも係止部材36の先
端部39aの下縁と平行にならず、図2中手前側に若干
傾斜した斜面状となっている。このため、コンタクトア
ームが上動してアーム42の斜状部42bの上縁が先端
部39aに当接すると、先端部39aを図中手前側に動
かすモーメントが生じて、係止部材36がプッシャーレ
バー27の基部31のまわりに回動し、係合が外れてし
まう場合がある。このため、図5及びそのVI−V1線断面
図である図6に示すようにアーム42の上縁面には先端
部39aの下縁と平行な溝底43を有する切欠き44が
形成されており、上記のモーメントが生じないようにな
っている。
【0017】また、図1及び図2に示すようにドライバ
ガイド3の長手方向ほぼ中央部は厚肉状に形成されて外
側に張り出す壁部46を形成している。図7に拡大して
示したように、この壁部46の下縁はアーム42の斜状
部42bの上縁と平行をなすとともに該斜状部42bに
対して係止部材36の幅とほぼ同じ距離を隔てて位置し
ている。
【0018】次に上記実施形態の作用に関し説明する。
まず、釘打ち開始前、すなわちコンタクトアーム12が
ワークに押し当てられていない状態ではコンタクトアー
ム12は圧縮コイルスプリング45によりその下降スト
ローク限に保持されており、トリガ8によるトリガバル
ブの作動すなわちステム7の押し込みが不能な状態とな
っている。次にコンタクトアーム12の当接部13をワ
ークに押し当ててその上昇ストローク限に動かすと、ト
リガ8によるトリガバルブの作動が可能となる。そこ
で、操作者がトリガ8を引き操作すると、本体2内のピ
ストン・シリンダ機構によりドライバ9が下降動して、
ドライバガイド3のガイド通路10内に位置された釘が
ガイド通路10の先端の開口部11からワークに向けて
打ち出され、その後ドライバ9が上方に復動すると、プ
ッシャ23によって次の釘がガイド通路10に送り込ま
れる。釘の打ち込みの後に操作者がコンタクトアーム1
2の押し当てを解除するとコンタクトアーム12が下降
ストローク限に戻る。従って、トリガ8によるトリガバ
ルブの作動が不能な状態に再び戻る。このように、コン
タクトアーム12を押し当ててトリガ8を引き操作した
後に押し当てを解除する操作を繰り返し行うことで釘マ
ガジン4内の釘が順次ガイド通路10に送られてドライ
バ9により打ち出される。一方、釘マガジン4内の釘の
量が少なくなるに伴ってプッシャ23がドライバガイド
3に向けて前方に移動し、プッシャレバー27に取り付
けられた係止部材36が同様に前方に移動する。
【0019】釘が所定量以下になると、図4及び図7に
示すように係止部材36の係止部39がコンタクトアー
ム12に向けて突出する。(実際には後述するように所
定の量になる直前の釘が打ち出された瞬間に係止部材3
6はコンタクトアーム12に向けて突出する。)する
と、図示したようにコンタクトアーム12が下降端位置
ではアーム42の斜状部42aの上側に突出して、係止
部39の下縁が斜状部42aの上縁に対面する。この状
態でコンタクトアーム12をワークに押し当てても係止
部材36によりその上動が阻止される。従って、トリガ
8によるトリガバルブの作動が不能な状態に維持され、
釘の空打ちが防止される。すなわち、係止部材36は釘
の空打ちを防止する空打ち防止機構を構成している。こ
こで、ドライバガイド3にはアーム42の斜状部42b
に対して係止部材36の幅とほぼ同じ距離を隔てて位置
する壁部46が設けられているので、上記のように係止
部39がアーム42の斜状部42bの上側に突出した状
態では壁部46が係止部39の上側にほぼ摺接状態で位
置することとなる。このため、コンタクトアーム12を
空打ち防止状態でワークに押し当てた場合に係止部材3
9や該係止部材39のプッシャレバー27によるピン3
7を介する支持部さらにはプッシャ23全体に加わる衝
撃或いはそれに伴う損傷を未然に防止でき、空打ち防止
機能を確実に果たすことができる。また、係止部39の
下縁が当接する斜状部42bの上縁には水平な溝面43
を有する切欠44が設けられているので、コンタクトア
ーム12が上動したときに係止部39へは上方への力し
か作用せず、従って係止部39は回動を生じることなく
圧縮コイルスプリング40により定位置に保持される。
このため、コンタクトアーム12の下降ストローク端か
らの上昇動を確実に禁止することができて、空打ち防止
機能をさらに確実に果たすことができる。
【0020】ところで、発明が解決しようとする課題の
欄でも述べたように、本実施形態のようにプッシャ23
と連動する係止部材36を利用した空打ち防止装置の場
合には、所定の量になる直前の釘が打ちだされた瞬間
に、係止部39がコンタクトアーム12に向けて動き、
上昇ストローク端あるいはそれよりも若干下方に位置す
るコンタクトアーム12に向けて突出することとなる。
この場合は係止部39はアーム42の斜状部42bの上
側ではなく、アーム42自体と対面することとなりこの
ままでは係止部39がアーム42に突き当たってコンタ
クトアーム12に横方向からの力が加わり、こじれてし
まう。しかしながら、本実施形態では、係止部39はプ
ッシャレバー27に対してピン37を介して回動可能と
なっており、係止部39の先端部39aは外側に若干湾
曲して形成されており、また、アーム42は斜状部42
bを有する形状となっているため、図8に示すように係
止部39がアーム42に向けて動き、先端部39aが斜
状部42bの外面(カム面)42cに当接すると、先端
部39aを通じて係止部材36をピン37まわりに回動
させるモーメントを生じ、前方への移動に伴って先端部
39aは斜状部42bの外面42cに摺接しつつ外方に
動き、係止部材36が圧縮コイルスプリング40の付勢
力に抗して図9に示すようにストッパ41から離れてピ
ン37まわりに時計方向に回動する。これによって、係
止部材39はアーム42に向かう前方への移動経路から
逸れるように向きを変え、アーム42すなわちコンタク
トアーム12に突き当たることがないので、コンタクト
アーム12が係止部材39によってロックされてしまう
ことがない。このため、作業者は空打ちを知ってからコ
ンタクトアーム12のワークへの押し当てを解除すれ
ば、コンタクトアーム12は圧縮コイルスプリング45
の付勢力により下方のストローク端に容易に復帰するこ
とができる。このため、釘マガジン4内に新しい連結釘
を充填すれば釘打ち作業をすぐに開始できる。また、釘
をワークに対して近くの場所に連続して打ち込んでいく
ような場合には、コンタクトアーム12をいちいち下降
端まで戻すことは非常に面倒である。このため、コンタ
クトアーム12を釘の打ち込み後にワークへの押し当て
を解除して完全に下降端まで戻すのでなく、下降端側に
多少戻った中間状態のまま次の釘打ち場所にずらし、そ
こでコンタクトアーム12をワークに再び押し当てて上
昇位置に動かし、トリガ8を操作することにより釘の打
ち込みを行う、いわゆるひきずり打ちを行う場合があ
り、このようにコンタクトアーム12を下降端側に若干
戻った状態のまま次の釘打ち場所にずらして次々に釘打
ちを行っていった場合にも、上記の通常の釘打ち作業の
場合と同様に所定の量になる直前の釘が打ちだされた瞬
間に、係止部39はアーム42の斜状部42bの上側で
はなくアーム42自体が対面することとなるが、上記と
同様、係止部材36の回動によって上記のコンタクトア
ーム12のロックを回避できる。また、このようなひき
ずり打ちの場合にはたとえ所定の量になる直前の釘が打
ち出された瞬間のロックが回避できたとしても、コンタ
クトアーム12は中間状態となっているので、係止部3
9は依然としてアーム42に突き当たろうとするが、係
止部材36の回動によってコンタクトアーム12のロッ
クを同様に回避できる。
【0021】すなわち、本実施形態ではピン37による
ヒンジ連結部、圧縮コイルスプリング40、及びアーム
42の斜状部42bの外面42cすなわちカム面は係止
部材36の向きをコンタクトアームの移動経路に向かう
方向から逸れるように変えることでコンタクトアーム1
2との突き当たりを防止する変向手段を構成している。
また、本実施形態では係止部材36はコンタクトアーム
12に向けて動いた場合にその移動自体は停止せず、向
きを変えて移動するものであるから、係止部材36の移
動手段として従来から利用されているプッシャ23の動
きをそのまま利用することができ、係止部材36の移動
のために別途移動手段を設ける必要がなくなり、簡単な
構造で突き当たり防止効果を得ることができる。特に、
プッシャ23のプッシャレバー27と係止部材36とを
連結するピン37によるヒンジ連結部とアーム42の斜
状部42bの外面42cすなわちカム面の採用により、
特別な駆動手段を設けることなく係止部材36の回動す
なわち変向が自動的に得られるので、構造が簡単となる
利点を有する。
【0022】なお、以上の実施形態では既存のプッシャ
23の動きをそのまま利用して係止部材36をカム作用
により変向させてコンタクトアーム12との突き当たり
を防止するものとしたが、例えば釘マガジン4内の釘が
なくなったことを検出する第1のセンサと、コンタクト
アーム12が下降端位置にあるかどうかを検出する第2
のセンサと、これらの検出信号に基づいて作動するアク
チュエータとを設けて、このアクチュエータに係止部材
を取付け、第1及び第2のセンサからの両方の検出信号
があったときにのみアクチュエータにより係止部材がコ
ンタクトアーム12の上動を阻止するようにしても良
く。この場合には係止部材は回動のような特殊な動きを
させる必要はない。
【0023】次に本発明の第2実施形態を図10及び〜
図11を参照して説明する。本第2実施形態の基本的な
構成は上記第1実施形態と同様であり、同様な部材には
同一符号を付して説明を省略する。図示した第2実施形
態の釘打機50の第1実施形態の釘打機1と異なる点は
付勢ロッド14と本体2の下面との間に設けられた圧縮
コイルスプリング45に代えて、ピストン・シリンダ機
構を収容する収容部5内のリターンエア室51に隣接し
て設けられたプランジャ機構52が採用されていること
であり、以下ではこれらの機構に関連してのみ説明を行
う。
【0024】ピストン・シリンダ機構は本実施形態の釘
打機のような空気圧式釘打機に一般的に採用されている
ものであり、リターンエア室51もピストン・シリンダ
機構に関連して設けられている周知のものであるので、
詳細には説明しないが、以下に若干の説明をしておく。
トリガ8の引き操作によりトリガバルブが作動するとピ
ストン・シリンダ機構上部のヘッドバルブが開き、ハン
ドル部6内の蓄圧室からヘッドバルブを介してシリンダ
内のピストン上室に圧縮エアが供給されて、上昇ストロ
ーク端位置にあるピストンが下降する。ピストンには上
記ドライバ9が連結されており、ドライバ9がドライバ
ガイド3内を下降して釘の打ち出しを行う。一方、ピス
トンが下降するに伴って、シリンダの所定の箇所に設け
られた流通穴からピストン上室内の圧縮空気がリターン
エア室51内に流入して一時的に貯留され、ピストンが
下降ストローク端に達するとリターンエア室51内の貯
留エアがシリンダ内のピストン下室内に導入される。こ
のようなリターンエア室51内への圧縮エアの貯留とピ
ストン下室内への導入はバルブの切替により行われる。
ピストン下室は部分的に外部に通じており、ピストン下
室内に導入された圧縮エアはピストンを上昇させつつ外
部に排出され、リターンエア室51内の圧力はピストン
がほぼ上昇ストローク端に達すると大気圧に戻る。従っ
て、上昇ストローク端から下降ストローク端を経て再び
上昇ストローク端に戻るピストンのストローク動がトリ
ガ8を引き操作してトリガバルブを作動させる度に行わ
れる。
【0025】次にプランジャ機構52について説明する
と、プランジャ機構52は先に説明したように、収容部
5内においてリターンエア室51に隣接して配置されて
いる。プランジャ機構52はリターンエア室51下部に
おいて設けられた中空のプランジャ受容部61と、該プ
ランジャ受容部61内を摺動可能なプランジャロッド6
2とを有している。プランジャ受容部61の上部及び周
部は収容部5の側壁5aと一体で形成されており、底部
は収容部5の底壁5bによって形成されている。プラン
ジャロッド62の上端62aはプランジャ受容部61の
上部に設けられたスライド支持穴63を通ってリターン
エア室61内に突出しており、端面がリターンエア室5
1内の圧力を受ける受圧面となっている。また、スライ
ド支持穴63の内周にはプランジャロッド62との間の
シールを成すためのOリング64が装着されている。プ
ランジャロッド62はプランジャ受容部61内に位置す
るカラー65を有しており、これが後述するように下降
限を規制するストッパの役割を果たす。またプランジャ
ロッド62は底壁5bに設けられた支持穴66を通って
収容部5の下方に突出し、コンタクトアーム12の付勢
ロッド14の上端に連結されている。なお、プランジャ
受容部61の内部は上記支持穴66を介して外部に連通
しており、カラー65はプランジャ受容部61の内壁と
或る程度の隙間を形成する径を有している。このため、
プランジャ受容部61内は常に大気圧に保たれている。
【0026】さて、本第2実施形態では、釘の打ち込み
完了後にピストン・シリンダ機構のピストンを上動させ
るためにリターンエア室51内に圧縮空気が供給される
と、この圧縮空気の圧力がプランジャロッド62の上端
面に作用してこれを下方に押し下げる。その結果、コン
タクトアーム12に付勢ロッド62を介して下方への付
勢力が加わる。従って、釘の打ち込みのために上動させ
られていたコンタクトアーム12が下降する。コンタク
トアーム12の下降はプランジャロッド62のカラー6
3が底壁5bに当接するとそこで停止し、下降ストロー
ク端に戻る。ここで、このプランジャ機構52による付
勢力はコンタクトアーム12に対して常に作用する訳で
はなく、ピストン・シリンダ機構のピストンが下降して
から上昇ストローク端に達する迄の一時的な時間だけに
作用するものである。すなわちプランジャ機構52は釘
の打ち込み操作が完了した後の一時的な期間だけ作用し
てコンタクトアーム12を下降ストローク端に復帰させ
る復帰手段を構成している。このため、釘の打ち込みの
ためにコンタクトアーム12をワークに押し当てて上動
させる操作を容易に行うことができる。このことは、プ
ランジャ機構52によりコンタクトアーム12に加える
付勢力を大きくしても釘打ちの作業性に全く影響せず、
むしろ、付勢力を大きく設定する(これは具体的にはプ
ランジャロッド62の径を大きくするすなわち受圧面積
を大きくすることで達成できる)ことでコンタクトアー
ム12を確実に下降ストローク端に戻すことができる。
また、空打ち防止装置の係止部材36が先の第1実施形
態に関連して説明したようなひきずり打ちの最中に釘が
なくなって係止部材36がコンタクトアーム12のアー
ム42と当接した場合でも、ワークへの押し当て力を解
除すれば、接触による摩擦力に抗して確実に下降ストロ
ーク端に戻すことができる。このため、釘打機50の操
作性が向上する。
【0027】なお、コンタクトアーム12には上記第1
実施形態に関連して説明したように、トリガ制御機構1
6の制御部材19を付勢する圧縮コイルスプリング18
によって、コンタクトアーム12を間接的に常に下方に
付勢している。この付勢力は小さくはあっても、コンタ
クトアーム12を下降ストローク端に保持しておくに十
分なものであり、コンタクトアーム12のワークの当接
による上動はこの小さな付勢力に抗して行われることと
なる。
【0028】以上の第2実施形態の釘打機50は、空打
ち防止装置として第1実施形態と同様なコンタクトアー
ム12と突き当たらないように向きを逸らすことが可能
な係止部材36を利用したものとしたが、従来の空打ち
防止装置のように単にプッシャに固定されてプッシャと
ともに移動する空打ち防止装置を備えた釘打機にも同様
な構成を適用できる。すなわち、復帰手段としてのプラ
ンジャ機構52は大きな力でコンタクトアーム12を復
帰できるので、係止部材によるこじれ状態からコンタク
トアーム12を強制的に下降ストローク端に復帰させる
ことができる。従って、この場合でも釘打機の操作性が
向上させることができる。また、復帰手段として釘打機
50を駆動するための圧縮空気を利用したものであるか
ら別個の駆動源が不要となり、構造が簡単となるととも
にコストの低減を図ることができる。特に本実施形態で
は従来から空気圧式釘打機に備えられているリターンエ
ア室51内のエアをそのまま利用して一時的な付勢力を
得ることができるので、構造がさらに簡略化される。勿
論、復帰手段としては本実施形態で示したようなエア駆
動式のプランジャ機構52以外にも、釘の打ち出しを検
出して一時的に作動するモータ駆動式或いは油圧駆動式
のアクチュエータを別個に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の釘打機の一部破断側面
図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】プッシャを係止部材とともに拡大して示した側
面図である。
【図4】プッシャ及び係止部材をドライバガイド及びコ
ンタクトアームとともに示した底面図である。
【図5】コンタクトアームに設けられた係止部材との係
合のためのアームを拡大して示した平面図である。
【図6】図5のV1−V1線断面図である。
【図7】係止部材によるコンタクトアームのアームの係
止状態を示す側面図である。
【図8】係止部材がコンタクトアームに向けて動いた状
態を示す図4と同様な底面図である。
【図9】係止部材が図8の状態からさらにコンタクトア
ームに向けて動いてプッシャに対して回動した状態を示
す図4と同様な底面図である。
【図10】本発明の第2実施形態による釘打機の一部破
断側面図である。
【図11】図10の要部拡大図である。
【符号の説明】
1、50 釘打機 2 本体 3 ドライバガイド 4 釘マガジン 9 ドライバ 12 コンタクトアーム 23 プッシャ 36 係止部材 37 ピン 39 係止部 42 アーム 42c 外面(カム面) 46 圧縮コイルスプリング 51 リターンエア室 52 プランジャ機構 62 プランジャロッド
フロントページの続き (72)発明者 角田 信幸 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 (72)発明者 小田 次郎 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 株式 会社マキタ内 Fターム(参考) 3C068 AA01 AA07 BB01 CC02 DD01 DD13 EE08 EE20 FF30 HH09 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機本体に対して、下方の第1のスト
    ローク端と上方の第2のストローク端との間で上下動可
    能に設けられ、前記第1のストローク端位置にあるとき
    にドライバによる釘の打ち出しを禁止しうるコンタクト
    アームと、前記釘打機本体に装備された釘マガジン内に
    収容された釘が所定の量以下になると前記コンタクトア
    ームの移動経路に介入してその前記第2のストローク端
    への移動を阻止しうる係止部材を有する空打ち防止装置
    とを備えた釘打機において、前記コンタクトアームが前
    記第1のストローク端よりも上方位置にあるときに前記
    係止部材が前記コンタクトアームに向けて動いた場合に
    前記係止部材の向きを前記移動経路に向かう方向から逸
    れるように変える変向手段を備えた釘打機。
  2. 【請求項2】 前記係止部材は釘をドライバガイド内に
    順次送り込むためのプッシャに取り付けられて前記コン
    タクトアームの移動経路を横切る方向で前記移動経路に
    介入するものであり、前記変向手段は前記係止部材を前
    記プッシャに対して前記移動経路に向かう第1の向きと
    該第1の向きから逸れる第2の向きとの間で変位可能に
    連結するヒンジと、前記係止部材を前記第1の向きに通
    常保持する付勢部材と、前記係止部材に設けられたカム
    面とを有しており、前記コンタクトアームが前記上方位
    置にあるときに前記係止部材が前記コンタクトアームに
    向けて動くと前記カム面が前記コンタクトアームの外面
    に当接しつつ摺動し、前記係止部材が前記付勢部材の付
    勢力に抗して前記第1の向きから第2の向きに回動され
    る請求項1の釘打機。
  3. 【請求項3】 前記係止部材が前記移動経路に介入した
    状態で前記係止部材を前記コンタクトアームと反対の側
    においてバックアップするための壁部が設けられている
    請求項1もしくは2のいずれかに記載の釘打機。
  4. 【請求項4】 釘打機本体に対して、下方の第1のスト
    ローク端と上方の第2のストローク端との間で上下動可
    能に設けられ、前記第1のストローク端位置にあるとき
    にドライバによる釘の打ち出しを禁止しうるコンタクト
    アームと、前記釘打機本体に装備された釘マガジン内に
    収容された釘が所定の量以下になると前記コンタクトア
    ームの前記第2のストローク端への移動を阻止しうる空
    打ち防止装置とを備えた釘打機において、当該釘打機に
    よる打ち込み操作が終了した後に一時的に前記コンタク
    トアームに前記第1のストローク端方向への付勢力を加
    える復帰手段を設けた釘打機。
  5. 【請求項5】 当該釘打機は流体圧によって駆動される
    ものであり、前記復帰手段はこの流体圧を利用するもの
    である請求項4の釘打機。
  6. 【請求項6】 当該釘打機は流体圧としてエアを利用す
    るものであり、前記釘打機本体には釘打ち込みのための
    ドライバを連結したピストンと、該ピストンが内部を往
    復動可能なシリンダとを備えたピストン・シリンダ機構
    と、打ち込み操作の終了後に前記ピストンを上死点位置
    に戻すためのエアを収容するリターンエア室とが設けら
    れており、前記復帰手段は前記リターンエア室の圧力を
    受けて作動するプランジャロッドを有するプランジャ機
    構であり、前記プランジャロッドは前記コンタクトアー
    ムと連結されている請求項5の釘打機。
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