JPH07246574A - 釘打機 - Google Patents

釘打機

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JPH07246574A
JPH07246574A JP6041405A JP4140594A JPH07246574A JP H07246574 A JPH07246574 A JP H07246574A JP 6041405 A JP6041405 A JP 6041405A JP 4140594 A JP4140594 A JP 4140594A JP H07246574 A JPH07246574 A JP H07246574A
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trigger
nail
driving
contact arm
nailing
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Kenji Mukoyama
兼司 向山
Noriaki Hayashi
典明 林
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Makita Corp
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひきずり打ちあるいは連続打ちをする場合で
あっても、空打ち防止装置が有効に機能するようにす
る。 【構成】 釘打機本体2のドライバガイド10に進退動
可能に装設されたコンタクトアーム11の後退動作を通
じてトリガ6による釘打ち動作を可能とする安全装置2
0と、前記釘打機本体2に装設されたマガジン5内の釘
の残量が所定量以下になった時に前記トリガ6による釘
打ち動作を不能とする空打ち防止装置50を備え、該空
打ち防止装置50が前記安全装置20とは独立して作動
する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釘打機に関し、特にマ
ガジン内の釘が無くなった時点若しくは残り少なくなっ
た時点で釘の打込み動作を不能とする空打ち防止装置を
備えた釘打機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、釘打機本体における特にダン
パの損傷あるいは釘打込み材の傷つき等の防止を目的と
して空打ち防止装置を備えた釘打機が提供されており、
この種の釘打機は例えば実公平2−28007号公報に
開示されているように構成されていた。すなわち、釘打
機本体のドライバガイドにコンタクトアームを進退動可
能に装設するとともにこのコンタクトアームをトリガに
連係させて、このコンタクトアームを釘打込み材に押し
付けて後退させないと上記トリガによる釘打込み動作を
不能とする一方、マガジンにおいて釘を一本づつ上記ド
ライバガイドの釘案内路に送り込むための釘押圧部材に
対しても上記コンタクトアームを連係させて、マガジン
内に釘が無くなった時点若しくは残り数本になった時点
で上記コンタクトアームの後退動を機械的に阻止するこ
とでトリガによる釘打込み動作を不能として釘打機本体
側の空打ちを防止する構成とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、コ
ンタクトアームの後退動を阻止することによって空打ち
を防止する構成であったので、例えば作業者が釘打機を
釘打込み材に押し付けてコンタクトアームを後退させた
状態のまま釘打ち動作を繰り返すいわゆる「ひきずり打
ち」あるいは「連続打ち」と称される釘打ち作業を行っ
た場合に、コンタクトアームは後退した状態のままであ
るので同作業中にマガジン内の釘が無くなっても空打ち
防止装置が有効に機能しないという問題があった。ま
た、近年、上記「ひきずり打ち」等を行う場合の便宜を
図るためにコンタクトアームを後退位置でロックする機
能を付加した構成のものが提供されているが、同ロック
機能を作用させた状態においても同様の問題が発生す
る。
【0004】本発明は上記従来の問題を解決すべくなさ
れたもの、いわゆる「ひきずり打ち」等を行うべくコン
タクトアームを後退させた状態のまま釘打ち動作を繰り
返す場合においても空打ち防止装置が有効に機能する釘
打機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、釘打機本体のドライバガイドに進退動可能に
装設されたコンタクトアームの後退動作を通じてトリガ
による釘打ち動作を可能とするトリガ作動装置と、前記
釘打機本体に装設されたマガジン内の釘の残量が所定量
以下になった時に前記トリガによる釘打ち動作を不能と
する空打ち防止装置を備え、該空打ち防止装置が前記ト
リガ作動装置とは独立して作動する構成としたことを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の釘
打機に、前記トリガ作動装置の作動状況とは独立して釘
の打込み深さを調整可能な打込み深さ調整装置を付加し
た構成としたことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の釘
打機に、前記トリガ作動装置の作動状況とは独立して前
記トリガを操作不能にロックするトリガロック装置を付
加した構成としたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1記載の釘
打機に、前記トリガ作動装置の作動状況とは独立して釘
の打込み深さを調整可能な打込み深さ調整装置と、前記
トリガ作動装置の作動状況とは独立して前記トリガを操
作不能にロックするトリガロック装置を付加した構成と
したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、空打ち防止装置
はトリガ作動装置の作動状況すなわちコンタクトアーム
の位置とは無関係に機能するので、例えば「ひきずり打
ち」あるいは「連続打ち」等を行うべくコンタクトアー
ムを後退させた状態のまま釘打ち動作を繰り返す場合で
あっても、マガジン内の釘が無くなった時あるいはその
残量が所定値以下になった時には空打ち防止装置が確実
に機能する。
【0010】請求項2記載の構成によれば、上記請求項
1記載の構成に係る作用に加えて、コンタクトアームの
位置に関係なく釘の打込み深さを調整できる。これは、
上記「ひきずり打ち」等の便宜を図るべくコンタクトア
ームを後退位置でロックした状態において、そのままの
状態で釘の打込み深さを調整でき、いちいちコンタクト
アームのロックを解除して前進位置に戻す操作をする必
要がない点で有用な作用をなす。
【0011】請求項3記載の構成によれば、上記請求項
1記載の構成に係る作用に加えて、コンタクトアームの
位置に関係なく釘打ち動作不能にトリガをロックでき
る。これは「ひきずり打ち」等の便宜を図るためにコン
タクトアームを後退位置でロックした状態においても釘
の誤発射を防止すべくトリガを釘打ち操作不能にロック
できる点で有用な作用をなす。また、コンタクトアーム
が前進位置に戻されて進退動可能な平常状態にある時に
おいても、当該ロック装置によりトリガをロックしてお
けばコンタクトアームを後退させてトリガを操作しても
釘打ち動作はなされず誤発射は防止される。。
【0012】請求項4記載の構成によれば、上記請求項
1記載の構成に係る作用に加えて、コンタクトアームの
位置に関係なく釘の打込み深さを調整できるばかりでな
く、トリガをロックできる。これは、「ひきずり打ち」
等の便宜を図るためにコンタクトアームを後退位置でロ
ックした状態において、そのままの状態で釘の打込み深
さを調整でき、いちいちコンタクトアームのロックを解
除して前進位置に戻す操作をする必要がない点で有用で
あるばかりでなく、同状態において釘の誤発射を防止す
べくトリガを釘打ち操作不能にロックできる点で有用な
作用をなす。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図13に基づ
いて説明する。図1には本例の釘打機1の全体が示され
ている。この釘打機1は、大別すると圧縮エアによって
往復動されるピストン3を内蔵したほぼ円筒体をなす本
体2と、この本体2の下端から下向きに突出し状に装設
されたドライバガイド10と、前記本体2に対して直交
状に装設されたハンドル部4と、このハンドル部4に平
行に配置され、図示左側の先端部が前記ドライバガイド
10に形成されたガイド溝10aに臨まれて釘を一本づ
つこのガイド溝10a内に供給するマガジン5とから構
成されている。また、ハンドル部4の基部付近にはトリ
ガ6が設けられており、このトリガ6を引き操作すると
トリガバルブ8と、本体2の上部に付設された図示しな
いヘッドバルブを経て本体2内に圧縮エアが供給されて
前記ピストン3に装設されたドライバ7が上記ガイド溝
10aに案内されつつ突き出され、これによりこのガイ
ド溝10a内に供給された釘が当該ガイド溝10aの先
端部(釘打込み通路12)を経て一本づつドライバガイ
ド10の先端から打ち出される。なお、図示は省略した
がハンドル部4の内部にはエア室が形成されており、こ
のエア室にはこのハンドル部4の先端に接続されるエア
ホースを経て圧縮エアが供給され、これがトリガ6の引
き操作によりヘッドバルブが開いて本体2内に供給され
る。
【0014】さて、上記ドライバガイド10は略平板状
をなし、これにほぼ近似した形状をなす略平板状のコン
タクトアーム11と重ね合わせられて一体に固定され、
しかも同じく略平板状をなすセットプレート13の図示
左側面に、コンタクトアーム11と一体で上下方向に移
動されるように支持されている。一方、セットプレート
13の反対側面にはマガジン5の先端部が固定されてい
る。先ず、セットプレート13は、その後端部が本体2
の前面に張出し形成された台座2b,2bにボルト1
4,14により固定されて本体2の下端に下方へ張り出
した状態に固定されている。
【0015】このセットプレート13の上記左側面に
は、図4(ドライバガイド10を外した状態を示してい
る)および図5に示すようにその長手方向に沿ってブロ
ック体状の支持凸部13aが一体に形成されており、こ
の支持凸部13aには釘を挿通可能な長溝状の釘挿通孔
13bが貫通して形成され、この釘挿通孔13bを経て
マガジン5の釘収容部はセットプレート13の左側に連
通されている。この釘挿通孔13bの左右側面には、図
4によく示されているようにマガジン5の釘収容部の断
面形状、すなわち釘の頭部を案内するための溝部に合わ
せた複数の切込み溝およびマガジン5のネイルガイド1
8を逃がすための逃がし溝が切込み形成された形状とな
っている。この支持凸部13aの上下端部には支持縁1
3cがそれぞれ図示左右両側方へ張出し状に形成されて
いる。一方、前記コンタクトアーム11には、その上端
部中央から長手方向に沿って溝部11aが切込み形成さ
れ、この溝部11aの切込み口部(図示上部)および奥
部(図示下部)には薄板状の支持板部11bが形成され
ている。そして、図示するように上記溝部11a内にセ
ットプレート13の支持凸部13aを位置させ、かつ各
支持板部11bをこの支持凸部13aの支持縁13cと
セットプレート13との間の隙間に入り込ませた状態で
当該コンタクトアーム11がセットプレート13の左側
面(図4において手前側の面)に重ね合わせられ、かつ
上下方向に一定の範囲でスライド可能に支持されてい
る。そして、図3に示すようにこのように支持されたコ
ンタクトアーム11の左側面(図において手前側)に、
ドライバガイド10が先端を揃えて重ね合わされた状態
でボルト15,15により固定されている。
【0016】このドライバガイド10の、コンタクトア
ーム11側の側面(図示とは反対側の裏面)には、その
長手方向の全長にわたって前記ドライバ7を案内するた
めのガイド溝10aが形成されている。このガイド溝1
0aには、図5の分図(b) によく示されているように上
記支持凸部13aの釘挿通孔13bが臨まれているた
め、このガイド溝10aは釘挿通孔13bを経てマガジ
ン5の釘収容部に連通されている。さらにこのガイド溝
10aの、釘挿通孔13bよりも先端寄りの範囲に対し
てはコンタクトアーム11の先端平坦部11c(図4参
照)が重ね合わせられてこの範囲のガイド溝10aが、
打ち込まれるべき釘を釘打込み材に対して案内するため
の釘打込み通路12とされている。このように打ち込ま
れる釘を案内するための釘打込み通路12は、先端を揃
えて相互に固定されたドライバガイド10とコンタクト
アーム11との間に形成され、またこのドライバガイド
10とコンタクトアーム11は一体となって上下方向に
スライドするようセットプレート13に支持されてい
る。このため、釘の打込み深さを調整すべくドライバガ
イド10の後退位置(上側の移動端)を変位させても、
ドライバガイド10とコンタクトアーム11の先端が揃
った状態は維持され、従って釘打込み通路12は常に当
該ドライバガイド10の先端まで完全に形成された状態
に維持される。
【0017】なお、図4中17はマガジン5に内装され
たプッシャプレートであり、このプッシャプレート17
により同マガジン5内に装填された多数の釘が打込み動
作に連動して釘一本分のストロークづつガイド溝10a
に向けて押し出され、これによりガイド溝10a内に釘
が一本づつ供給される。また、18〜18はマガジン5
の蓋に設けられたネイルガイドであり、種々長さの釘に
合わせた間隔で配置されている。このプッシャプレート
17およびネイルガイド18等を含めてマガジン5全体
の構成が図1に示されている。
【0018】次に、図2、図4および図5の分図(b) に
示すようにコンタクトアーム11の上部には連結アーム
16の先端が固定されており、従ってこの連結アーム1
6もコンタクトアーム11の移動に伴って上下方向に移
動する。この連結アーム16は、図2に示すように前記
支持縁2bの下方に取り回されて、以下説明するトリガ
作動装置20のストッパ24に接続されている。このス
トッパ24の、上記コンタクトアーム11の移動に連動
した移動によりトリガ6の有効、無効の切換えがなさ
れ、これによりコンタクトアーム11を釘打込み材に押
し付けて上方に後退させないと釘の打込みができないと
するトリガ作動装置20が構成されている。
【0019】さて、図6〜図8に示すように本体2の下
端寄りの図示右部には、二つの支持壁部2c,2cが相
互に平行に張出し形成され、この両支持壁部2c,2c
間に前記トリガ6の上部が支持ピン21を介して上下方
向に傾動可能に支持されている。また、このトリガ6に
は、支持ピン22を介して小片のアイドラ23がトリガ
バルブ8に対向した状態で傾動可能に取付けられてお
り、トリガ6に指を掛けて上方へ引き込み操作するとこ
のアイドラ23を介してトリガバルブ8がオン操作され
る一方、トリガ6から指を離して引込み操作を止める
と、このトリガ6およびアイドラ23はトリガバルブ8
の復帰力により下方に戻される。
【0020】さらに、両支持壁部2c,2c間には図8
に示すようにブロック体をなす前記ストッパ24と、断
面略U字状に折曲されてなるリンク40が相互に隣接し
た状態で支持されている。すなわち、両支持壁部2c,
2c間には、アームロックピン25、トリガロックピン
26および支持ピン27がそれぞれ所定の間隔をおいて
相互に平行に掛け渡し支持されており、ストッパ24は
上記合計三本のピン25〜27を介して(図6参照)、
リンク40はトリガロックピン26と支持ピン27を介
して(図12参照)、それぞれ両支持壁部2c,2c間
に支持されている。アームロックピン25およびトリガ
ロックピン26は軸回りに回転可能かつ軸方向に移動可
能に支持されている。支持ピン27はスプリングピンで
あり、支持壁部2cに対して固定されている。これに対
してストッパ24には上記三本のピン25〜27を挿通
するための挿通孔28〜30が形成され、リンク40に
はトリガロックピン26と支持ピン27を挿通するため
の挿通孔41,42が形成されている。そして、アーム
ロックピン25はストッパ24の挿通孔28に挿通さ
れ、トリガロックピン26はストッパ24の挿通孔29
とリンク40の挿通孔41に挿通され、支持ピン27は
ストッパ24の挿通孔30とリンク40の挿通孔42に
挿通されている。ストッパ24に形成された三つの挿通
孔28〜30とリンク40に形成された二つの挿通孔4
1,42はそれぞれ上下方向に長い長溝孔状に形成され
ているので、ストッパ24およびリンク40は一定の範
囲でそれぞれ独立して上下方向に移動可能となってい
る。なお、ストッパ24の挿通孔29,30とリンク4
0の挿通孔42は、単なる長溝孔形状に形成されてい
る。その他の挿通孔28,41については順次後述す
る。
【0021】図6および図7に示すようにストッパ24
と前記両支持壁部2c,2c間の奥部の壁部2dとの間
には圧縮コイルバネ31が弾装されているため、このス
トッパ24は下動方向に付勢されている。また、図12
に示すように上記壁部2dとは別の壁部2fとリンク4
0との間にも圧縮コイルバネ43が弾装されているた
め、このリンク40も下動方向に付勢されている。この
リンク40は後述するトリガロック装置44を構成する
部材であり、詳しくは後述する。
【0022】さて、このようにして上下方向に移動可能
に支持されたストッパ24に、前記連結アーム16が後
述する釘の打込み深さ調整装置36を経て連結されてお
り、従ってコンタクトアーム11が上方に後退されると
ストッパ24が圧縮コイルバネ31に抗して上方に移動
される一方、コンタクトアーム11の押付けを止めると
ストッパ24は圧縮コイルバネ31によって下方に戻さ
れる。換言すれば、コンタクトアーム11の上方への移
動は圧縮コイルバネ31に抗してなされる一方、この圧
縮コイルバネ31の付勢力により下方に戻される。そし
て、図6に示すようにコンタクトアーム11を上方に後
退させてストッパ24を上方に移動させると、前記アイ
ドラ23の先端部が当該ストッパ24によって上方に押
し上げられてトリガバルブ8に接近される。この状態で
トリガ6を引込み操作すると上方に押し上げられたアイ
ドラ23によってトリガバルブ8がオン操作されるので
あり、当該トリガ6が有効に機能する状態となる。一
方、図11に示すようにストッパ24が下方に戻された
状態(コンタクトアーム11を後退させていない状態)
において、トリガ6を引込み操作すると支持ピン22が
上方に変位するためアイドラ23の先端がストッパ24
の上面から図示右方に外れ、従ってアイドラ23は相対
的にトリガバルブ8から遠ざかる方向に移動するのでこ
の状態でトリガ6を引込み操作してもトリガバルブ8は
オン操作されず、よって当該トリガ6の引込み操作は無
効となる。このように、コンタクトアーム11を釘打込
み材に押し付けて上方に移動させた後にトリガ6を引込
み操作した時にのみトリガ6が有効となり、コンタクト
アーム11を上方に移動させることなくトリガ6を引込
み操作してもこの操作は無効になってしまうのであり、
この「トリガシーケンス機構」が当該釘打機1における
トリガ作動装置20の実体をなしている。
【0023】次に、図8によく示されているようにアー
ムロックピン25の、挿通孔28に挿通された部分は円
柱形状ではなく平板状をなす二面幅部25aとされてい
る。一方、挿通孔28は図6において下側の円形孔部2
8bとこの円形孔部28bから上方へ切込み形成されて
なる長溝孔部28aから形成され、円形孔部28bはア
ームロックピン25の径より僅かに大きな径で形成さ
れ、長溝孔部28aは同径より小さいが二面幅部25a
の幅より僅かに大きな幅で形成されている。このため、
二面幅部25aが円形孔部28b内に位置した状態すな
わちストッパ24を上方に移動させた状態において、当
該アームロックピン25を軸回りに回転させてこの二面
幅部25aが長溝孔部28aにほぼ直交する横向きの状
態(図6に示す状態)とすると、二面幅部25aは長溝
孔部28aに進入できないのでストッパ24は上方位置
にロックされて下方への移動が阻止された状態となる。
逆に、このロック状態から当該アームロックピン25を
約90°回転させて二面幅部25aを長溝孔部28aに
沿った縦向きの状態とすると、この二面幅部25aは長
溝孔部28a内に進入可能となり、従って図11に示す
ようにストッパ24は圧縮コイルバネ31により下方に
移動する。
【0024】また、図8に示すようにこのアームロック
ピン25の図示左端部は左側の支持壁部2cから突き出
され、同左端部に取付けられた止め輪25dとこの左側
の支持壁部2cとの間には圧縮コイルバネ32が弾装さ
れている。このため、このアームロックピン25は図示
左方に向けて付勢されている。一方、アームロックピン
25の図示右端部は右側の支持壁部2cから突き出さ
れ、この突出し先端部にはノブ25bが設けられてい
る。このノブ25bの付け根部(図示左側面)には略三
角形状に膨出されてなる係合凸部25c,25cが相互
に180°反対側の二箇所に形成されている。一方、こ
の係合凸部25cに対応して図示右側の支持壁部2cの
右側面には、図9によく示されているように90°間隔
で四箇所に係合凹部2eが形成されている。このような
構成によれば、アームロックピン25は図8において左
方、すなわち係合凸部25cが係合凹部2eに嵌まり込
む方向に付勢されているので、アームロックピン25は
軸回りに回転するに際して係合凸部25cが係合凹部2
eに嵌まり込むことにより90°ごとに位置保持され、
従って二面幅部25aの縦向きあるいは横向きとなる位
置を確実に区別して保持させておくことができる。
【0025】ここで、アームロックピン25の二面幅部
25aを横向きにしてストッパ24を上方に保持した状
態とすると、敢えて前記したようにコンタクトアーム1
1を釘打込み材に押し付けて後退させる操作をしなくて
もトリガ6が有効に機能にする状態が実現される。この
ことから、上記アームロックピン25の、ストッパ24
を上方位置にロックする機能は前記トリガ作動装置20
の機能を解除する役割を果たし、これは、作業現場にお
いてなされるいわゆる「引きずり打ち」あるいは「連続
打ち」をする場合にこれら作業を効率よく素早く行うこ
とができるようになるので、釘打機1の使い勝手を大幅
に向上させる機能となる。
【0026】次に、前記した釘の打込み深さ調整装置3
6について説明する。図6に示すようにストッパ24に
は頭付きピン33が挿入されて上下方向に移動可能に支
持されており、この頭付きピン33はその頭部とストッ
パ24との間に弾装された圧縮コイルバネ34によって
上方に付勢されている。一方、この頭付きピン33の下
端部はストッパ24の下端面から突き出され、この突出
し部分の先端寄りには円板状をなす打込み深さ調整用の
アジャスタ35が回転可能かつ軸方向移動不能に取付け
られ、このアジャスタ35よりもさらに先端側に前記連
結アーム16の後端が連結されている。アジャスタ35
の上面には、図10に展開して示したように上端面にV
字状のカム溝35bが周方向に適宜間隔をおいて複数箇
所に形成されてなる円筒状のカム部35aが一体に形成
されており、この複数のカム溝35bの、アジャスタ3
5の上面からの高さは周方向に沿って漸次変化してい
る。これに対して、ストッパ24の下面にはこのカム溝
35bに嵌まり込み可能な先端三角形状をなす凸部24
aがカム部35aに向けて突出形成されている。このた
め、アジャスタ35を回転させると上記凸部24aは相
対的に順次低い(または高い)カム溝35bに移動する
ので、アジャスタ35ひいては頭付きピン33のストッ
パ24に対する軸方向の位置が漸次変位する。
【0027】このように頭付きピン33のストッパ24
に対する位置が変位することにより、この頭付きピン3
3に連結された上記連結アーム16のストッパ24に対
する位置が変位し、ひいてはコンタクトアーム11に一
体に固定された前記ドライバガイド10の移動範囲が変
位する。すなわち、図7に示すようにアジャスタ35を
回転して凸部24aが最も高い位置のカム溝35bに嵌
まり込んだ状態(図10において実線で示す状態)とす
ると、頭付きピン33はストッパ24に対して相対的に
下方に変位するので、ドライバガイド10の移動範囲は
下方に変位し、従ってその後退位置が下方に変位する。
ここで、ドライバ7のストロークは一定であるので、ド
ライバガイド10の後退位置が下側に変位すると上記ド
ライバ7により釘が押し出される行程は短くなるので釘
の打込み深さは浅くなる。逆に、凸部24aが嵌まり込
むカム溝35bが低い位置になるほど頭付きピン33は
ストッパ24に対して相対的に上方に変位するため、ド
ライバガイド10の移動範囲は上方に変位し、従ってそ
の後退位置が上方に変位する。ドライバガイド10の後
退位置が上方に変位するほど釘の打込み深さは深くな
り、最も低い位置のカム溝35bに凸部24aが嵌まっ
た状態(図10において二点鎖線で示す状態)に設定す
ると釘の打込み深さは最も深くなる。また、以上のこと
から、最も高い位置のカム溝35bと最も低い位置のカ
ム溝35bとの高低差が打込み深さの調整代となる。こ
のようにアジャスタ35を回転させて間接的にドライバ
ガイド10の後退位置を変位させることにより釘の打込
み深さが調整されるようになっている。
【0028】次に、前記したトリガロック装置44につ
いて説明する。同装置44は、トリガ6を引込み操作不
能に直接的にロックし、打込み作業時以外における釘の
誤発射を防止する役割を果たす。前述したようにこのト
リガロック装置44を構成する部材としてリンク40が
用いられており、このリンク40にはトリガロックピン
26と支持ピン27を挿通するための挿通孔41,42
が形成されている。また、リンク40は両支持壁部2
c,2c間に上下動可能に支持され、圧縮コイルバネ4
3により下動方向に付勢されていることも前述したとお
りである。さて、図12に示すように上記支持ピン27
を挿通する挿通孔42は、前記ストッパ24の挿通孔3
0と同様単なる長溝孔形状をなす一方、トリガロックピ
ン26が挿通された挿通孔41は、前記ストッパ24の
挿通孔28と同様に長溝孔部41aと円形孔部41bと
から形成されている。但し、挿通孔28とは反対に、長
溝孔部41aは円形孔部41bの下部から下方に向けて
切込み形成されている。さらに、このリンク40の上端
部には、トリガ6の背面側に回り込んだ状態で係止縁4
0aが突出し形成されており、この係止縁40aは圧縮
コイルバネ43により常時トリガ6の背面に押圧される
よう付勢されている。従って、リンク40ひいてはこの
係止縁40aが上方へ移動可能な状態でないとトリガ6
は引込み操作できない。なお、トリガ6の復帰動作は、
前記トリガバルブ8の復帰力のみならず係止縁40aを
経た圧縮コイルバネ43の付勢力によってもなされる。
【0029】一方、図8に示すようにトリガロックピン
26の、挿通孔41に挿通された部分には、前記アーム
ロックピン25と同様に二面幅部26aが形成され、そ
の左端部は支持壁部2cから突き出され、この突出し先
端部に取付けられた止め輪26dと支持壁部2cとの間
には圧縮コイルバネ45が弾装されて当該トリガロック
ピン26は図示左方に付勢されている。また、トリガロ
ックピン26の右端部は図示右側の支持壁部2cから突
き出され、この突出し部にはノブ26bが設けられ、こ
のノブ26bの左側面には相互に180°反対側の二箇
所に三角形状の係合凸部26c,26cが膨出形成さ
れ、かつこの係合凸部26cに対向して上記右側の支持
壁部2cには、90°間隔で四箇所に断面V字状の係合
凹部2g〜2gが形成されている。以上の構成からノブ
26bを撮んでトリガロックピン26をその軸回りに回
転させると90°ごとに係合凸部26cが係合凹部2g
に嵌まり込み、これにより二面幅部26aの縦向き若し
くは横向きの状態が確実に区別されて保持されるととも
に、リンク40が下方に位置する状態で二面幅部25a
を横向きの状態にするとこのリンク40は上方への移動
が阻止されるので上記した理由からトリガ6を引込み操
作できず、従って当該トリガ6は引込み操作不能にロッ
クされた状態となる。このロック状態からノブ26bを
90°回転させて二面幅部26aを縦向きに切り換える
と、リンク40は圧縮コイルバネ43に抗して上方へ移
動可能な状態となるのでトリガ6は引込み操作可能とな
り、従って当該トリガ6のロック状態は解除される。
【0030】次に、本例の釘打機1には、上記トリガロ
ック装置44に連係して空打ち防止装置50が備えられ
ている。すなわち、図12に示すように上記リンク40
の下面にはストッパバー51が下方に向けて突き出した
状態に固定されており、このストッパバー51の先端は
図11に示すようにマガジン5内に挿入されている。こ
のストッパバー51の先端部には、図12において手前
側が欠落されてなる二態様の逃がし溝51a,51bが
形成されている。図13に示すように逃がし溝51a
は、当該ストッパバー51の図示上側の半円部分が軸方
向所定の幅で欠落されてなり、逃がし溝51bは図示右
上部が上記逃がし溝51aに連続して当該ストッパバー
51の先端まで欠落されて形成されている。
【0031】一方、図11に示すようにマガジン5に内
装されたプッシャプレート17は、同マガジン5内に装
填された釘を前記ドライバガイド10のガイド溝10a
に向けて押し出すべく、圧縮コイルバネ52によって図
示左方に付勢されている。このため、釘が打ち込まれて
マガジン5内の釘が減少するのに伴ってプッシャプレー
ト17は徐々に図示左側へ前進する。そして、残りの釘
が最後の一本になった時点で、プッシャプレート17は
その後部に張出し形成された係止縁17aが上記ストッ
パバー51の、先ず逃がし溝51b内に入り込んだ位置
まで前進する。逃がし溝51bはストッパバー51の先
端まで形成されているので、当該ストッパバー51は係
止縁17aによって上方への移動を阻止されることはな
く、従って前記リンク40は上方へ移動可能であり、よ
ってこの時点ではトリガ6は引込み操作可能な状態にあ
る。ところが、上記最後の一本の釘が打ち込まれてドラ
イバガイド10のガイド溝10a内に釘が無くなると、
プッシャプレート17は上記位置からさらに前進するた
め、この時点で上記係止縁17aが逃がし溝51a内に
入り込む。逃がし溝51aはストッパバー51の先端寄
りに所定の幅で形成されているため、このストッパバー
51の先端には軸方向に直交する上下の二壁面が形成さ
れており、従って上記係止縁17aが逃がし溝51a内
に入り込むとこの係止縁17aが下側の壁面51cに当
接して当該ストッパバー51の上方への移動が阻止さ
れ、ひいては前記トリガロック装置44によることなく
リンク40の上方への移動が阻止されてトリガ6は引込
み操作不能にロックされた状態となり、これによりマガ
ジン5内に釘が無くなった時の空打ちが防止される。
【0032】以上のように構成された本例の釘打機1に
よれば以下のような作用効果を奏する。先ず、トリガ作
動装置20によれば、コンタクトアーム11の先端を釘
打込み材に押し付けて後退させた時に始めてトリガ6の
引込み操作によりドライバガイド10の先端から釘が打
ち出される一方、コンタクトアーム11が前方位置にあ
る状態ではトリガ6が引込み操作されても釘は打ち出さ
れない。すなわち、コンタクトアーム11を後退させる
と打込み深さ調整装置36を経てストッパ24が上方に
移動されるのでアイドラ23がトリガバルブ8に接近さ
れ、この状態でトリガ6を引込み操作するとトリガバル
ブ8がオン操作され、従ってドライバガイド10の先端
から釘が打ち出される。一方、空打ち防止装置50によ
れば、マガジン5内の釘が無くなるとプッシャプレート
17が前進端まで移動して係止縁17aがストッパバー
51の逃がし溝51a内に入り込むのでストッパバー5
1の上方への移動が阻止され、ひいてはリンク40の上
方への移動が阻止され、これによりトリガ6は引込み操
作不能にロックされた状態となる。
【0033】このように、トリガ作動装置20はストッ
パ24の移動により機能するのに対して空打ち防止装置
50はリンク40の移動により機能するのであり、前記
したようにストッパ24とリンク40はそれぞれ独立し
て上下方向に移動可能に支持されている。このことか
ら、いわゆる「ひきずり打ち」あるいは「連続打ち」を
すべくコンタクトアーム11を後退させた状態(ストッ
パ24を上方に移動させた状態)に保持しても、リンク
40は独立して上下動可能であるので空打ち防止装置5
0は有効に機能する。このことは、作業者の押付け力に
よりコンタクトアーム11を後退保持しつつ「ひきずり
打ち」等をする場合であっても、アームロックピン25
によりストッパ24の下動を阻止し、これを通じてコン
タクトアーム11を後退位置にロックした状態で「ひき
ずり打ち」等をする場合であっても同様であり、当該空
打ち防止装置50は、トリガ作動装置20の作動状況に
関係なく常に有効に機能する。
【0034】次に、一般的に釘の打込み深さを調整する
にはドライバガイドの釘打機本体に対する位置を変更す
ればよいが、本例の釘打機1においてはドライバガイド
10とコンタクトアーム11は一体であるので、ドライ
バガイド10の後退位置を変更することはコンタクトア
ーム11の後退位置をも変更することを意味する。ここ
で、従来、例えば特開平5−301178号公報等にお
いて釘の打込み深さをワンタッチで調整可能としたもの
が提供されているが、これら従来の打込み深さ調整装置
はドライバガイドとコンタクトアームが別体とされて相
互に変位する構成の釘打機に適用されたものであった。
ところが、ドライバガイドとコンタクトアームが別体で
あるために、釘の打込み深さを調整すべくドライバガイ
ドを移動させると調整如何によってはこのドライバガイ
ドと、トリガを有効とすべく後退させた状態のコンタク
トアームとの先端が揃わず、このためにドライバガイド
の先端まで釘の打込み通路が完全に形成されない状態が
発生し、ひいては釘が打ち込まれる時点まで完全には案
内されず釘の打込み位置がばらつく等の問題があった。
【0035】この点、本例の釘打機1にあっては、ドラ
イバガイド10とコンタクトアーム11が一体であるた
め、上記従来のような問題は発生しない。このように、
本例の釘打機1は、ドライバガイド10とコンタクトア
ーム11を一体にして釘の打込み通路12がドライバガ
イド10の先端まで常に完全に形成される構成とし、こ
の構成においても釘の打込み深さをワンタッチで調整で
きるようにしたものである。しかも、本例ではコンタク
トアーム11(またはストッパ24)の移動方向に高さ
の異なるカム溝35bを有するカム部35aを一方(本
例ではコンタクトアーム11側)に設け、このカム溝3
5bに嵌まり込む凸部24aを他方(本例ではストッパ
24側)に設けて、この凸部24aが嵌まり込むカム溝
35bをアジャスタ35を回転して変更することにより
当該コンタクトアーム11とストッパ4との間の相対距
離を変更する構成として、これを当該釘打機1における
打込み深さ調整装置50とした。この構成によれば、コ
ンタクトアーム11の位置に関係なくすなわちトリガ作
動装置20の作動状況に関係なく釘の打込み深さを調整
できるので、例えば「ひきずり打ち」等を行うべくコン
タクトアーム11を後退位置に保持した状態においても
独立して打込み深さの調整をワンタッチで行うことがで
き、当該釘打機1の使い勝手を大幅に向上させることが
できる。
【0036】次に、本例の釘打機1は、トリガ作動装置
20とは独立して機能するトリガロック装置44を備え
ている。すなわち、両支持壁部2c,2c間にトリガ作
動装置20を構成するストッパ24とトリガロック機構
44を構成するリンク40が相互に独立して移動可能に
支持されており、リンク40はストッパ24の位置に関
係なく移動可能となっている。このため、トリガ作動装
置20の作動状況に関係なくすなわちドライバガイド1
0の位置に関係なく、トリガロック装置44を機能させ
ることができる。このことから、ドライバガイド10を
進退可能な状態(トリガ作動装置20が機能する状態)
において釘の誤発射を防止すべくトリガ6を引込み操作
不能にロックできることはもちろん、ひきずり打ち等の
便宜を図るべくドライバガイド10を後退位置でロック
した状態においてもトリガ6を引込み操作不能にロック
して釘の誤発射を防止できる。この点、従来例えば特開
平5−293772号公報等に開示されているように釘
の誤発射を防止すべくトリガをロックする(無効とす
る)機能を有する釘打機が提供されているが、これらは
コンタクトアームの後退を阻止することでトリガの引き
操作を無効とする構成であったため、コンタクトアーム
を後退させた状態においてトリガをロックすることがで
きなかった。このため、ひきずり打ち等を行う場合の便
宜を図るためにコンタクトアームを後退位置に保持した
状態においてはトリガのロックはできず、従って釘の誤
発射を防止できなかった。
【0037】以上のように、本例の釘打機1は、釘の打
込み通路12が打込み深さの調整如何に関係なく常に完
全に形成された状態に維持されるように構成され、しか
もトリガ作動装置20とは独立に機能する空打ち防止装
置50、打込み深さ調整装置36およびトリガロック装
置44を備えているので、トリガ作動装置20の作動状
況に関係なく空打ちを確実に防止でき、また打込み深さ
の調整ができ、さらには釘の誤発射を防止すべくトリガ
6のロックを行うことができ、よって当該釘打機1は様
々な使用態様においてその使い勝手あるいは安全性の向
上が図られている。
【0038】また、上記トリガ作動装置20のストッパ
24およびトリガロック機構44のリンク40さらには
これらを一定の位置で保持するためのアームロックピン
25およびトリガロックピン26等あるいは深さ調整装
置36が、トリガ6の近傍において両支持壁部2c,2
c間にコンパクトに配置された構成となっているので、
機体を大型化することなく上記の点で優れた釘打機1と
することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、空打ち防
止装置はトリガ作動装置の作動状況とは独立して機能す
るので、例えば「ひきずり打ち」あるいは「連続打ち」
等を行う場合のようにコンタクトアームを後退させた状
態のまま釘打ち動作を繰り返す場合においても、マガジ
ン内の釘が無くなった時あるいはその残量が所定値以下
になった時には空打ち防止装置が確実に機能するので、
空打ちによる釘打機本体の損傷あるいは打込み対象物の
傷つき等の問題は発生しない。
【0040】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明に係る効果に加えて釘の打込み深さをトリ
ガ作動装置の作動状況に関係なく調整できるので、釘打
機の使い勝手が向上する。
【0041】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明に係る効果に加えてトリガ作動装置の作動
状況に関係なくトリガをロックでき、従って例えば「ひ
きずり打ち」等の便宜を図るべくコンタクトアームを後
退位置でロックした状態すなわちトリガ作動装置を解除
した状態においてもトリガを引込み操作不能にロックし
て釘の誤発射を防止することができ、当該釘打機の安全
性が向上する。
【0042】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明に係る効果に加えて、トリガ作動装置の作
動状況に関係なく釘の打込み深さを調整でき、またトリ
ガを引込み操作不能にロックできるので、トリガ作動装
置を機能する状態とすべくコンタクトアームを進退可能
な状態とした場合はもんろんのこと、トリガ作動装置を
解除すべくコンタクトアームを後退位置でロックした状
態においても釘の打込み深さを調整でき、またトリガを
引込み操作不能にロックできる。このことから、「ひき
ずり打ち」あるいは「連続打ち」等の便宜を図るべくコ
ンタクトアームを後退位置でロックした状態において
も、釘の打込み深さを調整でき、また釘の誤発射を防止
すべくトリガを引込み操作不能にロックすることができ
るので、当該釘打機の使い勝手あるいは安全を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図であって、釘打機の全
体側面図である。
【図2】釘打機の先端部であって、図1とは反対側の側
面図である。
【図3】釘打機の先端部の正面図である。
【図4】ドライバガイドを外した状態における釘打機の
先端正面図である。
【図5】釘打機の先端部すなわち主としてドライバガイ
ド、コンタクトアームおよびセットプレートの断面図で
あって、分図(a) は図4のA−A線断面図、分図(b) は
同B−B線断面図、分図(c) は同C−C線断面図、分図
(d) は同D−D線断面図である。
【図6】釘の打込み深さが最も深い状態に設定された状
態における釘打機の先端部の一部破断側面図である。
【図7】釘の打込み深さが最も浅い状態に設定された状
態における釘打機の先端部の一部破断側面図である。
【図8】トリガ作動装置およびトリガロック装置を示す
一部破断正面図であって、図6のI−I線矢視図であ
る。
【図9】トリガ作動装置用およびトリガロック装置用の
係合凹部の正面図であり、分図(a) は図8のE−E線矢
視図、分図(b) は同分図(a) のF−F線矢視図である。
【図10】釘の打込み深さ調整装置の要部を示す図であ
り、高さの異なる位置のカム溝にストッパの凸部が嵌ま
り込んだ状態を比較して示した図である。
【図11】釘打機の先端部およびマガジンの先端部を破
断して示した側面図であり、空打ち防止装置を示した図
である。
【図12】トリガロック装置を示す図である。
【図13】ストッパバーの先端部の断面形状を示し、分
図(a) は図12のG−G線断面図、分図(b) は同H−H
線断面図である。
【符号の説明】
2…釘打機本体 5…マガジン 6…トリガ 8…トリガバルブ 10…ドライバガイド 11…コンタクトアーム 12…釘の打込み通路 17…プッシャプレート 20…トリガ作動装置 24…ストッパ 25…アームロックピン 26…トリガロックピン 35…アジャスタ 36…釘の打込み深さ調整装置 40…リンク 44…トリガロック装置 50…釘の空打ち防止装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機本体のドライバガイドに進退動可
    能に装設されたコンタクトアームの後退動作を通じてト
    リガによる釘打ち動作を可能とするトリガ作動装置と、
    前記釘打機本体に装設されたマガジン内の釘の残量が所
    定量以下になった時に前記トリガによる釘打ち動作を不
    能とする空打ち防止装置を備え、該空打ち防止装置が前
    記トリガ作動装置とは独立して作動する構成としたこと
    を特徴とする釘打機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の釘打機に、前記トリガ作
    動装置の作動状況とは独立して釘の打込み深さを調整可
    能な打込み深さ調整装置を付加した構成としたことを特
    徴とする釘打機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の釘打機に、前記トリガ作
    動装置の作動状況とは独立して前記トリガを操作不能に
    ロックするトリガロック装置を付加した構成としたこと
    を特徴とする釘打機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の釘打機に、前記トリガ作
    動装置の作動状況とは独立して釘の打込み深さを調整可
    能な打込み深さ調整装置と、前記トリガ作動装置の作動
    状況とは独立して前記トリガを操作不能にロックするト
    リガロック装置を付加した構成としたことを特徴とする
    釘打機。
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