JP3268136B2 - エア釘打機の動作切換え装置 - Google Patents

エア釘打機の動作切換え装置

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JP3268136B2 JP22518894A JP22518894A JP3268136B2 JP 3268136 B2 JP3268136 B2 JP 3268136B2 JP 22518894 A JP22518894 A JP 22518894A JP 22518894 A JP22518894 A JP 22518894A JP 3268136 B2 JP3268136 B2 JP 3268136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エア釘打機におい
て、いわゆる連発打ち、単発打ちの切換え及びトリガを
操作不能にロックするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エア釘打機は、コンタクトアー
ムを釘打込み物に押し付け、かつトリガを引き操作した
ときにのみ釘打ちがなされるようになっている。このた
めトリガを引き操作不能にロックしておけばコンタクト
アームを押し操作しても釘打ちはなされない(トリガロ
ック機構)。また、トリガを引き操作したままでコンタ
クトアームを押し操作すれば何度でも釘打ちがなされる
「連発打ち」と、一回の釘打ち動作ごとにトリガを一旦
戻さないと次の釘打ちがなされない「単発打ち」とを、
作業内容等に合わせて切り換える機構(連単切換え機
構)を有するエア釘打機が提供されている。従来、前者
のトリガロック機構に関する技術には例えば実開平6−
15980号公報に開示されたものがあり、後者の連単
切換え機構に関する技術には、例えば実開平3−591
73号公報あるいは実開平1−18294号公報等に開
示されたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来より
上記両機構を備えたエア釘打機が提供されていたのであ
るが、従来は、両機構がそれぞれ別個の機構により構成
されていたため構造が複雑になり、また操作も別々に行
う必要があるため面倒であるという問題があった。そこ
で、本発明は、構造が簡単であり、かつ連発打ち・単発
打ちの切換えおよびトリガロック切換えの操作が簡単な
エア釘打機の動作切換え装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本願発明は、
前記請求項1に記載した構成の動作切り換え装置とし
た。
【0005】
【作用】請求項1記載の構成によれば、切換えピンを一
回転させると、第1、第2、第3の位置に切り換わる。
第1の位置では、切欠きによってトリガの回動およびア
イドラの前位置への戻りが許容される。トリガの回動が
許容されるので、トリガを引き操作すれば釘打ちがなさ
れる状態、すなわちトリガはアンロック状態となる。ま
た、アイドラの前位置への戻りが許容されるので、釘打
ち動作後トリガを引き操作したままでもコンタクトアー
ムの押し操作を解除すればトリガバルブはオフ位置に戻
される。従って、トリガを引き操作したまま再度コンタ
クトアームを押し操作すれば、トリガバルブがオンされ
て釘打ちがなされる状態、すなわち連発打ち状態とな
る。すなわち、切換えピンを第1の位置にセットすると
エア釘打機は連発打ち状態に切り換わる。ここで、アイ
ドラの前位置とは、トリガバルブのステムが十分前方に
戻ってトリガバルブがオフになることを許容する位置を
いい、以下の説明において同じである。
【0006】次に、第1の位置からさらに切換えピンを
回転させて第2の位置にセットすると、切欠きによりト
リガの回動のみが許容され、アイドラの前位置への戻り
は残余部によって規制される。ここで、残余部とは、切
換えピンに切欠きを形成した軸方向の範囲における当該
切換えピンの残余の部分をいう。
【0007】トリガの回動が許容されるのでトリガは引
き操作可能な状態であることは上記第1の位置と同様で
ある。しかしながら、アイドラの前位置への戻りが規制
されるので、釘打ち終了後コンタクトアームの押し操作
を解除してもトリガを引き操作したままではトリガバル
ブはオフにならない。トリガバルブをオフにするにはさ
らにトリガの引き操作を解除して、アイドラを前位置に
移動させる必要がある。従って、この第2の位置では、
釘打ち動作ごとにトリガの引き操作を解除しないと次の
釘打ちができない状態、すなわち単発打ち状態となる。
【0008】なお、一般的に、アイドラが前位置に戻さ
れないと、トリガバルブはオフにならないので打撃ピス
トンが下死点から上死点に戻されず、このため、次にコ
ンタクトアームを押し操作しても釘打ちはなされない。
【0009】第2の位置からさらに切換えピンを回転さ
せて第3の位置にセットすると、トリガの回動が切換え
ピンの残余部によって規制される状態、すなわちトリガ
は引き操作不能なロック状態となる。
【0010】このように、一本の切換えピンを回転させ
るだけで、単発打ち、連発打ちおよびトリガロックの切
換えがなされる。従って、従来別々に構成されていた連
単切換え機構とトリガロック機構は単一の機構によりな
されるので構造は簡略化され、また一本の切換えピンを
回転させる操作のみで切り換えることができるので従来
に比して切換え操作が簡単になる。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、エア釘打
機における単発打ち・連発打ち・トリガロックの3動作
を切り換えるための機構は簡略化され、またその切換え
操作が簡単になる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。図1は、本例の動作切換え装置1が適
用されたエア釘打機を示しており、図中2はその本体部
であり、この本体部2の先端部(図示下部)にはドライ
バガイド3が突き出し状に設けられている。また、この
本体部2の側面ほぼ中央にはハンドル部4がT字状に突
き出して設けられており、このハンドル部4の基部には
本体部2の動作を制御するためのトリガバルブ20が内
装されている。さらに、このハンドル部4と上記ドライ
バガイド3との間には、多数の釘を収容しておくための
マガジン5が掛け渡し状に装備されている。
【0013】ドライバガイド3には、コンタクトアーム
6がドライバガイド3よりも適当量先方へ突き出した状
態で後退可能に設けられている。このコンタクトアーム
6の後端部(図示上端部)6aは後述するアイドラ8の
近傍にまで至っており、コンタクトアーム6を釘打込み
材に押し付けて後退させると、その後端部6aによって
アイドラ8の回動先端側が後方に押されるので、このア
イドラ8はその支軸8aを中心にして後方に回動する。
【0014】トリガ7は、トリガバルブ20のステム2
1に対向した状態で、支軸7aを介して本体部2の側部
に回動可能に支持されている。このトリガ7の背面側
(図示上面側)には、回動先端寄りに支持された支軸8
aを介してアイドラ8が前後方向(図示上下方向)に回
動可能に取付けられている。
【0015】トリガバルブ20は、ステム21がその軸
方向に移動されることによってヘッドバルブ2aの上面
側を大気開放状態または圧縮エア供給状態に切換え、こ
れにより打撃ピストン2dの往復動を制御する機能を有
する。なお、ステム21は圧縮コイルバネ22によって
前方への戻り方向すなわちトリガバルブ20をオフさせ
る方向に付勢されている。このため、ステム21はこの
圧縮コイルバネ22に抗して後退される一方、この圧縮
コイルバネ22の付勢力およびフランジ部21aに作用
するエア圧によって前方(オフ方向)に戻される。
【0016】以下、トリガバルブ20の動作と本体部2
の動作の関係について簡単に説明する。コンタクトアー
ム6を押し操作し、かつトリガ7を引き操作すると、ア
イドラ8はその支軸8aを後方に移動させながら後方に
回動され、これによりステム21が後方に押されて所定
量後退する。ステム21がほぼ後退端まで移動される
と、トリガバルブ20がオンし、これによりヘッドバル
ブ2aの上面側が大気開放される。ヘッドバルブ2aの
上面側が大気開放されると、当該ヘッドバルブ2aがそ
の下面側に作用するアキュムレータ2cのエア圧によっ
て上方に移動し、これにより打撃ピストン上室2bがア
キュムレータ2cに連通され、従って、打撃ピストン上
室2b内に圧縮エアが流入して打撃ピストン2dが下動
する。打撃ピストン2dの下面にはドライバ2eが取付
けられており、打撃ピストン2dの下動に伴ってこのド
ライバ2eは前記ドライバガイド3の内部を移動し、こ
れによりマガジン5から供給された釘がドライバガイド
3の先端から一本づつ打ち出される。
【0017】打撃ピストン2dが下死点に至って釘打ち
がなされた後、コンタクトアーム6の押し操作を解除す
ると、アイドラ8が前位置まで戻され、これによりトリ
ガバルブ20のステム21がオフ位置まで戻されてトリ
ガバルブ20がオフになる。すると、ヘッドバルブ2a
の上面側に圧縮エアが供給されて当該ヘッドバルブ2a
は下動し、これにより打撃ピストン上室2bがアキュム
レータ2cから遮断されるとともに、排気口2hを経て
大気開放される。一方、打撃ピストン2dが下死点に至
った時点で打撃ピストン下室2fにはリターンエア室2
gのエア圧が作用しているので、打撃ピストン上室2b
が大気開放されると、打撃ピストン2dは上動して上死
点に戻され、以上で一回の釘打ち動作が終了する。
【0018】ここで、釘打込み後、上記したようにコン
タクトアーム6の押し操作を解除すると、アイドラ8が
前位置まで戻されてトリガバルブ2がオフし、これに
より打撃ピストン2dが上死点に戻されて次の釘打ちが
可能な状態となるのであるが、これはアイドラ8の戻し
がなんら規制を受けない場合であり、これが連発打ちの
動作状態に相当する。すなわち、この連発打ちの状態で
は、コンタクトアーム6の押し操作を解除すれば、トリ
ガ7を引き操作したままであっても次の釘打ちが可能な
状態となる。これに対して、アイドラ8の戻しを規制す
ることにより、コンタクトアーム6の押し操作を解除し
ただけではアイドラ8が前位置まで戻されず、このため
トリガバルブ20がオフせず、次の釘打ちができない状
態とすることができ、これが単発打ちの状態に相当す
る。本例の動作切換え装置1は、アイドラ8の戻しを規
制することにより単発打ち状態を実現する構成とされて
いる。
【0019】さて、本例の切換え装置1は、切換えピン
10を主体として構成されている。すなわち、本体部2
の側面には、図5に示すように互いに平行な二つの支持
縁2i,2iが側方へ張出し状に設けられており、この
両支持縁2i,2i間に切換えピン10がその軸回りに
回転可能に掛け渡し支持されている。なお、図示は省略
されているが、この両支持縁2i,2i間にはトリガ7
を回動支持する支軸7aが掛け渡し支持されており、切
換えピン10はこの支軸7に対して上方へ所定の間隔
をおいた位置、すなわち、トリガ7およびアイドラ8の
移動範囲内に入り込んだ位置に平行に支持されている。
【0020】この切換えピン10の、両支持縁2i,2
i間に位置する部位には径方向の切欠き10aが形成さ
れている。この切欠き10aは、図2〜図4によく示さ
れているように周方向約210°の範囲で断面略扇状に
形成されている。なお、両支持縁2i,2i間において
切欠き10aを形成した残余の部分を、以下の説明にお
いて特に「残余部10d」という。
【0021】図5に示すようにこの切換えピン10の図
示左端部は図示左側の支持縁2iから側方へ突き出され
ており、その先端には操作ノブ11が固定されている。
この操作ノブ11と図示左側の支持縁2iとの間には圧
縮コイルバネ12が介装されており、このためこの切換
えピン10は図示左方に付勢されている。一方、切換え
ピン10の図示右端部にはフランジ部10bが形成され
ており、このフランジ部10bは、図示右側の支持縁2
iの右端面に形成された略円形の凹部2j内に、上記圧
縮コイルバネ12の付勢力によって嵌まり込んでいる。
【0022】上記フランジ部10bの周面には、図6に
示すように周方向等間隔の三箇所に平面10c〜10c
が中心から同じ距離の位置に形成されている。これに対
して、凹部2jの周面一箇所には上記フランジ部10b
の平面10cが当接される係合面2kが内周側に入り込
んだ位置に形成されている。このため、この切換えピン
10は、その軸回り等間隔の三箇所で位置決めされるよ
うになっている。この三箇所の位置は、任意に選択でき
る。すなわち、操作ノブ11を押して当該切替えピン1
0を圧縮コイルバネ12に抗して図示右方に移動させれ
ばフランジ部10bが凹部2j内から外れるので、切換
えピン10は軸回りに回転自在となり、軸回りの任意の
位置を選択した上で押し操作を解除すれば、当該切替え
ピン10は圧縮コイルバネ12によって図示左方に戻さ
れて、選択した一つの平面10cが係合面2kに当接し
た状態でフランジ部10が凹部2jに嵌まり込み、これ
により切換えピン10は選択した軸回り所定の位置で回
転不能にロックされる。このように、切換えピン10が
軸回り三箇所の位置で位置決めされることにより、上記
切欠き10aの向きを三箇所のうち任意に選択した一箇
所に位置決め固定できる。
【0023】上記切欠き10aの軸回り三箇所の位置
は、以下説明するようにトリガ7およびアイドラ8の動
作に対応して設定されている。すなわち、この切換えピ
ン10を回転させて切欠き10の向きを選択すること
により、当該エア釘打機を連発打ち状態、単発打ち状
態、さらにはトリガロック状態に切り換えることができ
る。以下、この切欠き10aの向きとトリガ7およびア
イドラ8の動作との関係について説明する。図2は連発
打ち状態、図3は単発打ち状態、図4はトリガロック状
態を示している。
【0024】前記したように連発打ち状態は、アイドラ
8の前位置への戻りを規制しない状態であり、単発打ち
状態はアイドラ8の前位置への戻りを規制してトリガバ
ルブ20のステム21の戻りを中途位置で阻止すること
により実現される。先ず、図2に示すように切欠き10
aを図示上方(後方)すなわちアイドラ8に向けた状態
となる位置(第1の位置)に切換えピン10をセットし
ておくと、釘打ち終了後、コンタクトアーム6の押し操
作を解除すれば、トリガ7を引き操作したままであって
もアイドラ8は切欠き10a内に入り込んで前位置まで
戻されるので、トリガバルブ20のステム21はオフ位
置に戻されて当該トリガバルブ20はオフになり、従っ
てヘッドバルブ2aの上面側が大気開放されて打撃ピス
トン2dは上死点に戻され、よって次の釘打ちが可能な
状態となる。
【0025】次に、単発打ち状態に切り換えるには、切
欠き10aが図3に示すように右斜め下方に向った状態
となる位置(第2の位置)にセットすればよい。この第
2の位置にセットした状態において、釘打ち後、トリガ
7を引き操作したままでコンタクトアーム6の押し操作
だけを解除すると、アイドラ8はある程度戻された時点
で切換えピン10の残余部10dに当接して切欠き10
a内に入り込み不能となり、従ってアイドラ8は前位置
まで戻されず、その手前で停止する。これは、図2と図
3を比較すると、図3ではアイドラ8がほぼ切欠き10
aの深さに相当する分(ほぼ切換えピン10の半径分)
だけ図2よりも上方に位置していることからも明らかで
ある。
【0026】このようにアイドラ8が前位置まで戻され
ないので、トリガバルブ20のステム21はオフ位置に
まで戻されず、従ってトリガバルブ20はオフせず、ひ
いては打撃ピストン2dは上死点に戻されず、次の釘打
ちが不能な状態となる。ステム21をオフ位置まで戻す
には、図中二点鎖線で示すようにトリガ7の引き操作を
解除して支軸8aの位置を前方に移動し、これによりア
イドラ8を前方に移動させる必要がある。これが単発打
ち状態であり、従ってこの場合にはコンタクトアーム6
の押し操作だけでなく、トリガ7の引き操作をも一回の
釘打ちごとに解除しなければ次の釘打ちができない。
【0027】次に、図4はトリガロック状態を示してい
る。このトリガロック状態とするには、切欠き10aが
図示左斜め下方に向けられた状態となる位置(第3の位
置)まで切換えピン10を回転させる。これにより、切
換えピン10の残余部10dは、引き操作されていない
状態におけるトリガ7の、支軸7aよりも後方における
上端縁に突き出し形成された突き出し縁7bにほぼ当接
した状態となり、従ってトリガ7はこの残余部10dに
阻止されて回動操作不能な状態すなわちトリガロック状
態となる。
【0028】なお、上記トリガ7の突き出し縁7bは、
切換えピン10を上記第3の位置にセットしたときにの
み残余部10dに当接し、第1および第2の位置にセッ
トした状態においては、図2、図3に示すように残余部
10dは突き出し縁7bの移動経路内から外れるので、
トリガ7の引き操作において突き出し縁7bは切換えピ
ン10(残余部10d)に当接することなく切欠き10
a内に入り込み、これによりトリガ7はその回動が許容
されてアンロック状態に維持される。
【0029】この意味で、切換えピン10の切欠き10
aは、第1の位置と第2の位置との間でアイドラ8の十
分な移動差を設定でき、かつ第1および第2の位置では
トリガ7の突き出し縁7bの移動を阻害せず、第3の位
置でのみ突き出し縁7bの移動範囲内に入り込んでその
移動を阻止するという条件を満たすよう、その軸回りの
範囲(210°)あるいは断面形状(略扇形)が設定さ
れている。
【0030】また、トリガ7の上端縁であって、突き出
し縁7bと支軸7aとの間には切欠き部7cが同上端縁
から切込み形成されているため、図2に示す連発打ち状
態においてトリガ7を引き操作したときには、切換えピ
ン10の残余部10dがこの切欠き部7c内に入り込ん
で、トリガ7の引き操作が阻止されないようになってい
る。すなわち、この切欠き部7cは連発打ち状態におけ
る残余部10dの逃がしとして機能するようになってい
る。
【0031】以上説明したように、本例の動作切換え装
置1は、切換えピン10を回転させてその第1から第3
の位置を選択するという操作のみで、連単切換えだけで
なく、トリガ7のロック・アンロックの切換えを行うこ
とができる。このことから、従来、連単切換え機構とト
リガロック機構を別々の機構で構成していた場合に比し
てきわめて構造が簡単になるとともに、その操作が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関し、エア釘打機の一部断面
側面図である。
【図2】連発打ち状態におけるトリガおよびトリガバル
ブ周辺の縦断面図である。
【図3】単発打ち状態におけるトリガおよびトリガバル
ブ周辺の縦断面図である。
【図4】トリガロック状態におけるトリガおよびトリガ
バルブ周辺の縦断面図である。
【図5】図1のA矢視図であり、動作切換え装置の一部
断面正面図である。
【図6】図5のB矢視図であり、フランジ部の正面図で
ある。
【符号の説明】 1…動作切換え装置 2…釘打ち機本体部 2a…ヘッドバルブ 2d…打撃ピストン 2i…支持縁 2j…凹部 2k…係合面 6…コンタクトアーム 7…トリガ、7b…突き出し縁 8…アイドラ 10…切換えピン 10a…切欠き、10b…フランジ部、10c…平面、
10d…残余部 20…トリガバルブ 21…ステム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリガの引き操作によりアイドラを介し
    て、エア釘打機本体部の動作を制御するためのトリガバ
    ルブを操作する形式のエア釘打機において、前記エア釘
    打機本体に切換えピンをその軸回りに回転可能に設け、
    該切換えピンにはその径方向に切り欠いて周方向一定角
    度範囲に形成される切欠き部を設けて、該切換えピンの
    回転操作による前記切欠き部の移動によって、当該切換
    えピンに、前記トリガの回動および前記アイドラの前位
    置への戻りを許容する連発打ち用の第1の位置と、前記
    トリガの回動を許容し、かつ前記アイドラの前位置への
    戻りを規制する単発打ち用の第2の位置と、前記トリガ
    の回動を規制するトリガロック用の第3の位置を設定し
    た構成としたことを特徴とするエア釘打機の動作切換え
    装置。
JP22518894A 1994-09-20 1994-09-20 エア釘打機の動作切換え装置 Expired - Lifetime JP3268136B2 (ja)

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