JP2000049206A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JP2000049206A JP2000049206A JP21219498A JP21219498A JP2000049206A JP 2000049206 A JP2000049206 A JP 2000049206A JP 21219498 A JP21219498 A JP 21219498A JP 21219498 A JP21219498 A JP 21219498A JP 2000049206 A JP2000049206 A JP 2000049206A
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板処理装置を小さなスペースに設置できる
ようにすることにある。 【解決手段】 洗浄装置(基板処理装置)は、複数の処
理ユニット3等を有し、基板に対して一連の処理を行う
装置である。この洗浄装置は、搬送ローラ21と、下部
及び上部搬送ローラ31,32とを備えている。搬送ロ
ーラ21は、基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾
斜状態で搬送する。下部及び上部搬送ローラ31,32
は、基板を垂直状態あるいは垂直状態に近い傾斜状態で
搬送する。
ようにすることにある。 【解決手段】 洗浄装置(基板処理装置)は、複数の処
理ユニット3等を有し、基板に対して一連の処理を行う
装置である。この洗浄装置は、搬送ローラ21と、下部
及び上部搬送ローラ31,32とを備えている。搬送ロ
ーラ21は、基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾
斜状態で搬送する。下部及び上部搬送ローラ31,32
は、基板を垂直状態あるいは垂直状態に近い傾斜状態で
搬送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に対して一連
の処理を行う基板処理装置、特に、基板搬出入機構から
基板を各処理部に搬送し処理済みの基板を前記基板搬出
入機構に戻すUターン型の基板処理装置に関する。
の処理を行う基板処理装置、特に、基板搬出入機構から
基板を各処理部に搬送し処理済みの基板を前記基板搬出
入機構に戻すUターン型の基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置またはプラズマ表示装置用
のガラス基板(FPD基板)や半導体ウエハ等の製造プ
ロセスにおいては、基板の洗浄、薄膜形成、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、レジスト剥離など、種々
の処理を基板に施す基板処理装置が必要である。
のガラス基板(FPD基板)や半導体ウエハ等の製造プ
ロセスにおいては、基板の洗浄、薄膜形成、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、レジスト剥離など、種々
の処理を基板に施す基板処理装置が必要である。
【0003】図9に、ガラス基板に対する初期の工程で
ある受入洗浄工程を行う基板処理装置の一例を示す。こ
の基板処理装置は、いわゆるI型の基板処理装置であ
り、両端のローダ102及びアンローダ112と、これ
らの間に一列に配置される入口移載コンベア118,U
Vオゾン洗浄ユニット103,コンベア124,ロール
ブラシ洗浄ユニット104,水洗ユニット105,基板
乾燥ユニット106,コンベア124,出口移載コンベ
ア119の各処理部から構成されている。ここでは、図
9の左端に配置されたローダ102に運ばれてきたカセ
ットCから基板が取り出され、各処理部を図9の左から
右へと運ばれ、処理を終えた基板が図9の右端に配置さ
れたアンローダ112においてカセットCに収容され
る。
ある受入洗浄工程を行う基板処理装置の一例を示す。こ
の基板処理装置は、いわゆるI型の基板処理装置であ
り、両端のローダ102及びアンローダ112と、これ
らの間に一列に配置される入口移載コンベア118,U
Vオゾン洗浄ユニット103,コンベア124,ロール
ブラシ洗浄ユニット104,水洗ユニット105,基板
乾燥ユニット106,コンベア124,出口移載コンベ
ア119の各処理部から構成されている。ここでは、図
9の左端に配置されたローダ102に運ばれてきたカセ
ットCから基板が取り出され、各処理部を図9の左から
右へと運ばれ、処理を終えた基板が図9の右端に配置さ
れたアンローダ112においてカセットCに収容され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように一列に並
べられた処理部の両端にローダ102及びアンローダ1
12を配置すると、図9に示す装置とは別に、空のカセ
ットCをローダ102からアンローダ112に搬送する
装置が必要となる。また、同様の機能を有するローダ1
02とアンローダ112とを別に設置しなければならな
いため、装置コストが増大するとともに、装置全長L1
が長くなりスペース的にもデメリットとなる。
べられた処理部の両端にローダ102及びアンローダ1
12を配置すると、図9に示す装置とは別に、空のカセ
ットCをローダ102からアンローダ112に搬送する
装置が必要となる。また、同様の機能を有するローダ1
02とアンローダ112とを別に設置しなければならな
いため、装置コストが増大するとともに、装置全長L1
が長くなりスペース的にもデメリットとなる。
【0005】このような不具合を回避するために、図9
に示す装置を図10に示すようなUターン型の基板処理
装置とすることが考えられる。この図10に示す装置で
は、基板は、インデクサー122から出発し、各処理部
を回り、Uターンしてインデクサー122に戻ってく
る。このように基板の搬送経路をUターンさせれば、U
ターンさせるためのスライダー125が必要とはなる
が、ローダ102及びアンローダ112(図9参照)の
役割を兼ねたインデクサー122(図10)を1つ設け
るだけでよくなり、図9のものに較べて装置コストが抑
えられるとともに装置全長L2も短くなる。
に示す装置を図10に示すようなUターン型の基板処理
装置とすることが考えられる。この図10に示す装置で
は、基板は、インデクサー122から出発し、各処理部
を回り、Uターンしてインデクサー122に戻ってく
る。このように基板の搬送経路をUターンさせれば、U
ターンさせるためのスライダー125が必要とはなる
が、ローダ102及びアンローダ112(図9参照)の
役割を兼ねたインデクサー122(図10)を1つ設け
るだけでよくなり、図9のものに較べて装置コストが抑
えられるとともに装置全長L2も短くなる。
【0006】しかし、Uターン型の基板処理装置を採用
する場合には、以下のようなデメリットも生じる。ま
ず、Uターンの行きのライン(以下、往路という。)と
帰りのライン(以下、復路という。)とを設けなければ
ならないため、装置の幅が大きくなってしまう。
する場合には、以下のようなデメリットも生じる。ま
ず、Uターンの行きのライン(以下、往路という。)と
帰りのライン(以下、復路という。)とを設けなければ
ならないため、装置の幅が大きくなってしまう。
【0007】また、複数の処理部から成る往路と復路と
のメンテナンスを行うためにこれらの間にメンテナンス
ゾーン(図10のゾーンZ参照)を設ける必要がある
が、装置の幅を抑えようとすると、メンテナンスゾーン
が狭くなってメンテナンスがやり難くなってしまう。さ
らに、各処理ユニットの配置上の制約から、往路と復路
との長さを合わせるために、基板処理を行わない単なる
搬送ゾーンを設けなければならなくなる場合もある。例
えば、図11に示すように処理ユニットが配置される基
板処理装置では、基板はインデクサー122から入口移
載コンベア118,超音波剥離ユニット107,スプレ
ー剥離ユニット108,剥離水洗ユニット109a,シ
ャトル搬送ユニット126,水洗ユニット109b,乾
燥ユニット110,コンベア搬送ゾーン124a,出口
移載コンベア119を回ってインデクサー122に戻さ
れる。ここでは、一連の剥離関係の処理部107,10
8,109aを往路に配置しているため、復路において
長さ合わせのためのコンベア搬送ゾーン124aを設け
ざるを得ないが、このコンベア搬送ゾーン124aは本
来必要がないものである。
のメンテナンスを行うためにこれらの間にメンテナンス
ゾーン(図10のゾーンZ参照)を設ける必要がある
が、装置の幅を抑えようとすると、メンテナンスゾーン
が狭くなってメンテナンスがやり難くなってしまう。さ
らに、各処理ユニットの配置上の制約から、往路と復路
との長さを合わせるために、基板処理を行わない単なる
搬送ゾーンを設けなければならなくなる場合もある。例
えば、図11に示すように処理ユニットが配置される基
板処理装置では、基板はインデクサー122から入口移
載コンベア118,超音波剥離ユニット107,スプレ
ー剥離ユニット108,剥離水洗ユニット109a,シ
ャトル搬送ユニット126,水洗ユニット109b,乾
燥ユニット110,コンベア搬送ゾーン124a,出口
移載コンベア119を回ってインデクサー122に戻さ
れる。ここでは、一連の剥離関係の処理部107,10
8,109aを往路に配置しているため、復路において
長さ合わせのためのコンベア搬送ゾーン124aを設け
ざるを得ないが、このコンベア搬送ゾーン124aは本
来必要がないものである。
【0008】このように、I型及びUターン型の基板処
理装置においては、装置コスト上の課題や装置の幅や全
長等のスペース的な課題が存在している。これを解消す
る方法として装置を2階建てにする方法も提案されてい
るが、装置の高さが高くなるという問題に加えて、ここ
でも1階部分と2階部分との長さ合わせが必要となって
くる。また、2階部分のメンテナンスのための設備も必
要となり、コスト上及びスペース上の課題がある。
理装置においては、装置コスト上の課題や装置の幅や全
長等のスペース的な課題が存在している。これを解消す
る方法として装置を2階建てにする方法も提案されてい
るが、装置の高さが高くなるという問題に加えて、ここ
でも1階部分と2階部分との長さ合わせが必要となって
くる。また、2階部分のメンテナンスのための設備も必
要となり、コスト上及びスペース上の課題がある。
【0009】本発明の課題は、基板処理装置を小さなス
ペースに設置できるようにすることにある。
ペースに設置できるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る基板処理
装置は、複数の処理部を有し、基板に対して一連の処理
を行う基板処理装置であって、第1基板搬送手段と、第
2基板搬送手段とを備えている。第1基板搬送手段は、
基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態で搬送
する。第2基板搬送手段は、基板を垂直状態あるいは垂
直状態に近い傾斜状態で搬送する。
装置は、複数の処理部を有し、基板に対して一連の処理
を行う基板処理装置であって、第1基板搬送手段と、第
2基板搬送手段とを備えている。第1基板搬送手段は、
基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態で搬送
する。第2基板搬送手段は、基板を垂直状態あるいは垂
直状態に近い傾斜状態で搬送する。
【0011】本装置では、第1基板搬送手段は従来と同
様に基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態で
搬送するが、第2基板搬送手段は基板を垂直状態あるい
は垂直状態に近い傾斜状態で搬送する。したがって、基
板を垂直状態あるいは垂直状態に近い傾斜状態にして搬
送する第2基板搬送手段は、第1基板搬送手段に較べて
平面的に小さなスペースに設置することができる。
様に基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態で
搬送するが、第2基板搬送手段は基板を垂直状態あるい
は垂直状態に近い傾斜状態で搬送する。したがって、基
板を垂直状態あるいは垂直状態に近い傾斜状態にして搬
送する第2基板搬送手段は、第1基板搬送手段に較べて
平面的に小さなスペースに設置することができる。
【0012】ここでは、必要に応じて第1基板搬送手段
と第2基板搬送手段とを使い分ければ、基板の搬送を全
て第1基板搬送手段のように基板を水平状態あるいは水
平状態に近い傾斜状態で搬送する場合に較べて、基板処
理装置の設置面積を小さくすることができる。また、通
常は、各処理部にユーティリティ関連あるいは駆動関連
の設備が必要であり各処理部が基板を垂直状態に立てた
ときの高さに近い高さを有しているため、第2基板搬送
手段が基板処理装置の高さを極端に高くしてしまうこと
はない。
と第2基板搬送手段とを使い分ければ、基板の搬送を全
て第1基板搬送手段のように基板を水平状態あるいは水
平状態に近い傾斜状態で搬送する場合に較べて、基板処
理装置の設置面積を小さくすることができる。また、通
常は、各処理部にユーティリティ関連あるいは駆動関連
の設備が必要であり各処理部が基板を垂直状態に立てた
ときの高さに近い高さを有しているため、第2基板搬送
手段が基板処理装置の高さを極端に高くしてしまうこと
はない。
【0013】請求項2に係る基板処理装置は、請求項1
に記載の装置であって、第1基板搬送手段は、基板が水
平面に対して45゜未満の傾斜状態となるように基板を
保持しながら基板を搬送する。また、第2基板搬送手段
は、基板が水平面に対して45゜以上の傾斜状態となる
ように基板を保持しながら基板を搬送する。請求項3に
係る基板処理装置は、請求項1又は2に記載の装置であ
って、基板搬出入手段により基板が搬出入される装置で
ある。基板搬出入手段は、被処理基板を送り出し、且つ
処理済みの基板を受け取る手段である。
に記載の装置であって、第1基板搬送手段は、基板が水
平面に対して45゜未満の傾斜状態となるように基板を
保持しながら基板を搬送する。また、第2基板搬送手段
は、基板が水平面に対して45゜以上の傾斜状態となる
ように基板を保持しながら基板を搬送する。請求項3に
係る基板処理装置は、請求項1又は2に記載の装置であ
って、基板搬出入手段により基板が搬出入される装置で
ある。基板搬出入手段は、被処理基板を送り出し、且つ
処理済みの基板を受け取る手段である。
【0014】本装置では、基板を垂直状態あるいは垂直
状態に近い傾斜状態にして搬送する第2基板搬送手段
は、第1基板搬送手段に較べて平面的に小さなスペース
に設置することができる。また、基板搬出入手段が被処
理基板の送り出し及び処理済みの基板の受け取りの機能
を兼備しているため、これらをそれぞれ備えた被処理基
板の送り出しの手段と処理済みの基板の受け取り用の手
段との本装置に付随する2つの手段を設ける必要がなく
なっている。
状態に近い傾斜状態にして搬送する第2基板搬送手段
は、第1基板搬送手段に較べて平面的に小さなスペース
に設置することができる。また、基板搬出入手段が被処
理基板の送り出し及び処理済みの基板の受け取りの機能
を兼備しているため、これらをそれぞれ備えた被処理基
板の送り出しの手段と処理済みの基板の受け取り用の手
段との本装置に付随する2つの手段を設ける必要がなく
なっている。
【0015】ここでは、例えば、一連の複数の処理部と
第2基板搬送手段とを並列に並べ、基板搬出入手段から
送り出した基板を第2基板搬送手段により基板搬出入手
段から一番遠い処理部に送り、基板が一連の処理部を経
て第1基板搬送手段によって基板搬出入手段に戻される
ようにした場合、基板処理装置の幅は小さくなる。ま
た、被処理基板の送り出しの手段と処理済みの基板の受
け取り用の手段との2つの付随手段の代わりに基板搬出
入手段を1つだけ付随させる構成のため、付随手段を含
めた基板処理装置の全長も短くすることができる。そし
て、基板搬出入手段に2つの機能を集約させているた
め、コスト的にも有利となる。
第2基板搬送手段とを並列に並べ、基板搬出入手段から
送り出した基板を第2基板搬送手段により基板搬出入手
段から一番遠い処理部に送り、基板が一連の処理部を経
て第1基板搬送手段によって基板搬出入手段に戻される
ようにした場合、基板処理装置の幅は小さくなる。ま
た、被処理基板の送り出しの手段と処理済みの基板の受
け取り用の手段との2つの付随手段の代わりに基板搬出
入手段を1つだけ付随させる構成のため、付随手段を含
めた基板処理装置の全長も短くすることができる。そし
て、基板搬出入手段に2つの機能を集約させているた
め、コスト的にも有利となる。
【0016】請求項4に係る基板処理装置は、請求項3
に記載の装置であって、第1及び第2基板姿勢変換部を
さらに備えている。この装置では、複数の処理部は直列
に並べられている。第1基板姿勢変換部は、直列に並べ
られた複数の処理部の一端の外側に設けられているもの
で、基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態か
ら垂直状態あるいは垂直状態に近い状態へと変化させる
ことができる。第2基板姿勢変換部は、直列に並べられ
た複数の処理部の他端の外側に設けられるもので、基板
を垂直状態あるいは垂直状態に近い状態から水平状態あ
るいは水平状態に近い傾斜状態へと変化させることがで
きる。第1基板搬送手段は、複数の処理部、第1基板姿
勢変換部、及び第2基板姿勢変換部の間において基板の
搬送を行う。第2基板搬送手段は、第1基板姿勢変換部
から第2基板姿勢変換部へと基板を搬送する。
に記載の装置であって、第1及び第2基板姿勢変換部を
さらに備えている。この装置では、複数の処理部は直列
に並べられている。第1基板姿勢変換部は、直列に並べ
られた複数の処理部の一端の外側に設けられているもの
で、基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態か
ら垂直状態あるいは垂直状態に近い状態へと変化させる
ことができる。第2基板姿勢変換部は、直列に並べられ
た複数の処理部の他端の外側に設けられるもので、基板
を垂直状態あるいは垂直状態に近い状態から水平状態あ
るいは水平状態に近い傾斜状態へと変化させることがで
きる。第1基板搬送手段は、複数の処理部、第1基板姿
勢変換部、及び第2基板姿勢変換部の間において基板の
搬送を行う。第2基板搬送手段は、第1基板姿勢変換部
から第2基板姿勢変換部へと基板を搬送する。
【0017】本装置では、基板搬出入手段から送り出さ
れた基板は、第1及び第2基板姿勢変換部の少なくとも
一方を経由して、直列に並べられた複数の処理部におい
て順に処理が施される。これらの処理部の間及び処理部
と第1あるいは第2基板搬送手段との間の基板搬送は、
第1基板搬送手段により行われる。そして、処理を終え
た基板は、第1及び第2基板姿勢変換部の少なくとも一
方を経由して、基板搬出入手段に戻される。第2基板搬
送手段は、第1基板姿勢変換部において垂直状態あるい
は垂直状態に近い状態にされた基板を第2基板姿勢変換
部へと搬送する。
れた基板は、第1及び第2基板姿勢変換部の少なくとも
一方を経由して、直列に並べられた複数の処理部におい
て順に処理が施される。これらの処理部の間及び処理部
と第1あるいは第2基板搬送手段との間の基板搬送は、
第1基板搬送手段により行われる。そして、処理を終え
た基板は、第1及び第2基板姿勢変換部の少なくとも一
方を経由して、基板搬出入手段に戻される。第2基板搬
送手段は、第1基板姿勢変換部において垂直状態あるい
は垂直状態に近い状態にされた基板を第2基板姿勢変換
部へと搬送する。
【0018】ここでは、基板の姿勢を変化させる第1及
び第2基板姿勢変換部を設けているため、第1あるいは
第2基板搬送手段等が基板を姿勢変換させる機能を有す
る必要がない。請求項5に係る基板処理装置は、請求項
4に記載の装置であって、第1基板姿勢変換部が第2基
板姿勢変換部よりも基板搬出入手段に近い位置に配置さ
れている。
び第2基板姿勢変換部を設けているため、第1あるいは
第2基板搬送手段等が基板を姿勢変換させる機能を有す
る必要がない。請求項5に係る基板処理装置は、請求項
4に記載の装置であって、第1基板姿勢変換部が第2基
板姿勢変換部よりも基板搬出入手段に近い位置に配置さ
れている。
【0019】本装置では、基板搬出入手段から送り出さ
れた基板は、第1基板姿勢変換部において姿勢変換させ
られて第2基板搬送手段によって第2基板姿勢変換部へ
と搬送される。そして、ここから第1基板搬送手段によ
って直列に並べられた複数の処理部に送られ、順に処理
が施される。処理を終えた基板は、第1基板姿勢変換部
を経由して、基板搬出入手段に戻される。
れた基板は、第1基板姿勢変換部において姿勢変換させ
られて第2基板搬送手段によって第2基板姿勢変換部へ
と搬送される。そして、ここから第1基板搬送手段によ
って直列に並べられた複数の処理部に送られ、順に処理
が施される。処理を終えた基板は、第1基板姿勢変換部
を経由して、基板搬出入手段に戻される。
【0020】ここでは、まず基板を第2基板搬送手段に
よって基板搬出入手段から一番遠い場所にある第2基板
姿勢変換部へと運び、ここから各処理部で基板に処理を
施しながら第1基板搬送手段によって基板搬出入手段側
へと基板を搬送する。したがって、逆に処理を終えた基
板を基板搬出入手段から一番遠い第2基板姿勢変換部か
ら基板搬出入手段まで戻す場合に較べて、処理を終えた
基板が基板搬出入手段に戻されるまでの時間が少なくな
る。これにより、処理後の基板に汚れが付くことが抑え
られる。
よって基板搬出入手段から一番遠い場所にある第2基板
姿勢変換部へと運び、ここから各処理部で基板に処理を
施しながら第1基板搬送手段によって基板搬出入手段側
へと基板を搬送する。したがって、逆に処理を終えた基
板を基板搬出入手段から一番遠い第2基板姿勢変換部か
ら基板搬出入手段まで戻す場合に較べて、処理を終えた
基板が基板搬出入手段に戻されるまでの時間が少なくな
る。これにより、処理後の基板に汚れが付くことが抑え
られる。
【0021】請求項6に係る基板処理装置は、基板搬出
入手段と、第2基板搬送手段と、基板姿勢変換部と、第
1基板搬送手段と、洗浄処理手段とを備えている。基板
搬出入手段は、被処理基板を送り出し且つ処理済みの基
板を受け取る。第2基板搬送手段は、基板搬出入手段か
ら取り出した基板を、垂直状態あるいは垂直状態に近い
傾斜状態で搬送する。基板姿勢変換部は、第2基板搬送
手段により搬送された基板を、水平状態あるいは水平状
態に近い傾斜状態へと変化させる。第1基板搬送手段
は、基板姿勢変換部で姿勢変換された基板を、水平状態
あるいは水平状態に近い傾斜状態で、基板搬出入手段ま
で搬送する。洗浄処理手段は、第1基板搬送手段により
搬送される基板に対して、洗浄処理を施す。
入手段と、第2基板搬送手段と、基板姿勢変換部と、第
1基板搬送手段と、洗浄処理手段とを備えている。基板
搬出入手段は、被処理基板を送り出し且つ処理済みの基
板を受け取る。第2基板搬送手段は、基板搬出入手段か
ら取り出した基板を、垂直状態あるいは垂直状態に近い
傾斜状態で搬送する。基板姿勢変換部は、第2基板搬送
手段により搬送された基板を、水平状態あるいは水平状
態に近い傾斜状態へと変化させる。第1基板搬送手段
は、基板姿勢変換部で姿勢変換された基板を、水平状態
あるいは水平状態に近い傾斜状態で、基板搬出入手段ま
で搬送する。洗浄処理手段は、第1基板搬送手段により
搬送される基板に対して、洗浄処理を施す。
【0022】本装置では、基板搬出入手段と基板姿勢変
換部との間を第1及び第2基板搬送手段により基板搬送
している。基板は、まず第2基板搬送手段により基板搬
出入手段から基板姿勢変換部へと送られ、第1基板搬送
手段により基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと戻さ
れる。そして、基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと
戻されるときに、洗浄処理手段により基板に洗浄処理が
施される。
換部との間を第1及び第2基板搬送手段により基板搬送
している。基板は、まず第2基板搬送手段により基板搬
出入手段から基板姿勢変換部へと送られ、第1基板搬送
手段により基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと戻さ
れる。そして、基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと
戻されるときに、洗浄処理手段により基板に洗浄処理が
施される。
【0023】ここでは、基板搬出入手段と基板姿勢変換
部との間を結ぶ第1及び第2基板搬送手段のうち洗浄処
理に関与しない第2基板搬送手段には、基板を垂直状態
あるいは垂直状態に近い傾斜状態で搬送させている。こ
のため、第2基板搬送手段の平面視における大きさを小
さくすることができ、装置を平面的に小さなスペースに
設置することができるようになる。
部との間を結ぶ第1及び第2基板搬送手段のうち洗浄処
理に関与しない第2基板搬送手段には、基板を垂直状態
あるいは垂直状態に近い傾斜状態で搬送させている。こ
のため、第2基板搬送手段の平面視における大きさを小
さくすることができ、装置を平面的に小さなスペースに
設置することができるようになる。
【0024】また、ここでは、第1基板搬送手段によっ
て基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと基板を戻すと
きに、洗浄処理手段により基板に洗浄処理を施してい
る。そして、第1基板搬送手段には、基板を洗浄処理に
適した水平状態あるいは水平に近い状態で搬送させてい
る。さらに、ここでは、基板への洗浄処理を、基板姿勢
変換部から基板搬出入手段へと基板を戻すときに行わせ
ている。したがって、逆に基板搬出入手段から基板姿勢
変換部へと基板を搬送するときに洗浄処理を行わせる場
合に較べて、洗浄処理を終えた基板が基板搬出入手段に
戻されるまでの時間が少なくなる。これにより、洗浄処
理後の基板に汚れが付くことが抑えられる。
て基板姿勢変換部から基板搬出入手段へと基板を戻すと
きに、洗浄処理手段により基板に洗浄処理を施してい
る。そして、第1基板搬送手段には、基板を洗浄処理に
適した水平状態あるいは水平に近い状態で搬送させてい
る。さらに、ここでは、基板への洗浄処理を、基板姿勢
変換部から基板搬出入手段へと基板を戻すときに行わせ
ている。したがって、逆に基板搬出入手段から基板姿勢
変換部へと基板を搬送するときに洗浄処理を行わせる場
合に較べて、洗浄処理を終えた基板が基板搬出入手段に
戻されるまでの時間が少なくなる。これにより、洗浄処
理後の基板に汚れが付くことが抑えられる。
【0025】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] <装置の構成>図1に、本発明の一実施形態であるイン
ライン型の洗浄装置(基板処理装置)1を示す。この装
置1は、インデクサー2から基板の供給を受け、基板に
一連の洗浄処理を施した後にインデクサー2に基板を戻
すものであって、主として、複数の処理ユニット(UV
オゾン洗浄ユニット3,ロールブラシ洗浄ユニット4,
超音波スプレー洗浄ユニット5,基板乾燥ユニット6)
と、第1及び第2基板姿勢変換ユニット18,19と、
垂直基板搬送室22とから構成されている。
ライン型の洗浄装置(基板処理装置)1を示す。この装
置1は、インデクサー2から基板の供給を受け、基板に
一連の洗浄処理を施した後にインデクサー2に基板を戻
すものであって、主として、複数の処理ユニット(UV
オゾン洗浄ユニット3,ロールブラシ洗浄ユニット4,
超音波スプレー洗浄ユニット5,基板乾燥ユニット6)
と、第1及び第2基板姿勢変換ユニット18,19と、
垂直基板搬送室22とから構成されている。
【0026】インデクサー2は、インデクサーロボット
(基板搬出入手段)2aを有している。インデクサーロ
ボット2aは、インデクサー2に運ばれてきたカセット
Cから基板を取り出して、第1基板姿勢変換ユニット1
8に載置する。複数の処理ユニット3〜6は、インデク
サー2から遠い場所から近い場所へと一列に配置されて
いる。UVオゾン洗浄ユニット3は、基板に紫外線を照
射して、基板表面の有機汚染物を酸化分解するユニット
である。ロールブラシ洗浄ユニット4は、円筒形状のブ
ラシを回転させながら基板表面に接触させ、基板をスク
ラブ洗浄するユニットである。超音波スプレー洗浄ユニ
ット5は、超音波振動を加えながら洗浄液を基板にスプ
レーすることにより基板を洗浄するユニットである。基
板乾燥ユニット6は、エアーナイフにより基板を乾燥さ
せるユニットである。
(基板搬出入手段)2aを有している。インデクサーロ
ボット2aは、インデクサー2に運ばれてきたカセット
Cから基板を取り出して、第1基板姿勢変換ユニット1
8に載置する。複数の処理ユニット3〜6は、インデク
サー2から遠い場所から近い場所へと一列に配置されて
いる。UVオゾン洗浄ユニット3は、基板に紫外線を照
射して、基板表面の有機汚染物を酸化分解するユニット
である。ロールブラシ洗浄ユニット4は、円筒形状のブ
ラシを回転させながら基板表面に接触させ、基板をスク
ラブ洗浄するユニットである。超音波スプレー洗浄ユニ
ット5は、超音波振動を加えながら洗浄液を基板にスプ
レーすることにより基板を洗浄するユニットである。基
板乾燥ユニット6は、エアーナイフにより基板を乾燥さ
せるユニットである。
【0027】第1基板姿勢変換ユニット18は、基板乾
燥ユニット6とインデクサー2との間に配置されてい
る。このユニット18は、基板の姿勢、具体的には基板
の水平面に対する傾斜状態を変化させることのできる装
置(図示せず)を備えている。第2基板姿勢変換ユニッ
ト19は、UVオゾン洗浄ユニット3の外側(インデク
サー2から遠いサイド)に配置されている。このユニッ
ト19も、ユニット18と同様に、基板の水平面に対す
る傾斜状態を変化させることのできる装置を備えてい
る。
燥ユニット6とインデクサー2との間に配置されてい
る。このユニット18は、基板の姿勢、具体的には基板
の水平面に対する傾斜状態を変化させることのできる装
置(図示せず)を備えている。第2基板姿勢変換ユニッ
ト19は、UVオゾン洗浄ユニット3の外側(インデク
サー2から遠いサイド)に配置されている。このユニッ
ト19も、ユニット18と同様に、基板の水平面に対す
る傾斜状態を変化させることのできる装置を備えてい
る。
【0028】これらの複数の処理ユニット3〜6及び両
基板姿勢変換ユニット18,19内には、これらを貫通
してこれらの間で基板を搬送する複数の搬送ローラ(第
1基板搬送手段)21が設けられている(図2参照)。
これらの搬送ローラ21は、それぞれ、ローラ軸21a
と、ローラ軸21aに固定され基板の下面及び側面を支
持する支持部材21bとから構成されている。ローラ軸
21aは、支持部材21bに支持される基板が水平面に
対して3゜〜7゜だけ傾斜するように、傾いた状態で各
ユニットの側壁に回転自在に支持されている。搬送ロー
ラ21は、図示しない駆動装置によって回転させられる
ことにより、支持部材21b上に載置される基板W(図
2参照)を搬送する。
基板姿勢変換ユニット18,19内には、これらを貫通
してこれらの間で基板を搬送する複数の搬送ローラ(第
1基板搬送手段)21が設けられている(図2参照)。
これらの搬送ローラ21は、それぞれ、ローラ軸21a
と、ローラ軸21aに固定され基板の下面及び側面を支
持する支持部材21bとから構成されている。ローラ軸
21aは、支持部材21bに支持される基板が水平面に
対して3゜〜7゜だけ傾斜するように、傾いた状態で各
ユニットの側壁に回転自在に支持されている。搬送ロー
ラ21は、図示しない駆動装置によって回転させられる
ことにより、支持部材21b上に載置される基板W(図
2参照)を搬送する。
【0029】なお、第1基板姿勢変換ユニット18内の
搬送ローラ21は、水平面に対する傾斜角3゜〜7゜の
状態と水平状態とが切り換わるようにされている。垂直
基板搬送室22は、図1及び図2に示すように、複数の
処理ユニット3〜6及び両基板姿勢変換ユニット18,
19の側方に設けられる細長い室である。この垂直基板
搬送室22は、図2に示すように、処理ユニット3〜6
の側方下部に位置する取り合い配管配置空間の上方に配
置されている。この取り合い配管配置空間には、クリー
ンルームの床面Gの下方に配置されている配管から複数
の処理ユニット3〜6に供給される洗浄液やドライエア
ー等のユーティリティの取り合い配管3aが配置されて
いる。垂直基板搬送室22の内部には、図2に示す下部
搬送ローラ31及び上部搬送ローラ32(第2基板搬送
手段)が長手方向に複数設けられている。下部搬送ロー
ラ31は、垂直基板搬送室22の下部に配置されてお
り、回転軸31aと保持部材31bとを有している。こ
の下部搬送ローラ31は、図2に示すように概ね垂直状
態にある基板Wの下端部を保持部材31bによって保持
しつつ、回転して基板Wを搬送する。上部搬送ローラ3
2は、垂直基板搬送室22の上部に配置されており、概
ね垂直状態にある基板Wの上部を支持する。この上部搬
送ローラ32は、両端が垂直基板搬送室22に回転自在
に支持されている。
搬送ローラ21は、水平面に対する傾斜角3゜〜7゜の
状態と水平状態とが切り換わるようにされている。垂直
基板搬送室22は、図1及び図2に示すように、複数の
処理ユニット3〜6及び両基板姿勢変換ユニット18,
19の側方に設けられる細長い室である。この垂直基板
搬送室22は、図2に示すように、処理ユニット3〜6
の側方下部に位置する取り合い配管配置空間の上方に配
置されている。この取り合い配管配置空間には、クリー
ンルームの床面Gの下方に配置されている配管から複数
の処理ユニット3〜6に供給される洗浄液やドライエア
ー等のユーティリティの取り合い配管3aが配置されて
いる。垂直基板搬送室22の内部には、図2に示す下部
搬送ローラ31及び上部搬送ローラ32(第2基板搬送
手段)が長手方向に複数設けられている。下部搬送ロー
ラ31は、垂直基板搬送室22の下部に配置されてお
り、回転軸31aと保持部材31bとを有している。こ
の下部搬送ローラ31は、図2に示すように概ね垂直状
態にある基板Wの下端部を保持部材31bによって保持
しつつ、回転して基板Wを搬送する。上部搬送ローラ3
2は、垂直基板搬送室22の上部に配置されており、概
ね垂直状態にある基板Wの上部を支持する。この上部搬
送ローラ32は、両端が垂直基板搬送室22に回転自在
に支持されている。
【0030】また、第1基板姿勢変換ユニット18と垂
直基板搬送室22との間には第1基板姿勢変換ユニット
18から垂直基板搬送室22へと基板をスライドさせる
スライド機構(図示せず)が設けられており、垂直基板
搬送室22と第2基板姿勢変換ユニット19との間には
垂直基板搬送室22から第2基板姿勢変換ユニット19
へと基板をスライドさせるスライド機構が設けられてい
る。<装置の動作>カセットCに収容された状態の基板
がインデクサー2に運ばれてくると、インデクサーロボ
ット2aがカセットCから基板を取り出して第1基板姿
勢変換ユニット18に水平状態で載置する。
直基板搬送室22との間には第1基板姿勢変換ユニット
18から垂直基板搬送室22へと基板をスライドさせる
スライド機構(図示せず)が設けられており、垂直基板
搬送室22と第2基板姿勢変換ユニット19との間には
垂直基板搬送室22から第2基板姿勢変換ユニット19
へと基板をスライドさせるスライド機構が設けられてい
る。<装置の動作>カセットCに収容された状態の基板
がインデクサー2に運ばれてくると、インデクサーロボ
ット2aがカセットCから基板を取り出して第1基板姿
勢変換ユニット18に水平状態で載置する。
【0031】第1基板姿勢変換ユニット18において
は、水平状態の基板が概ね垂直状態となるように姿勢変
換される。ここでの垂直状態は、図2の垂直基板搬送室
22内の基板Wの傾斜状態と等しく、水平面に対して6
0〜80゜ぐらいに設定すればよいが、ここでは垂直基
板搬送室22の幅寸法及び垂直基板搬送室22内での基
板Wの姿勢の安定性を考慮して約70゜に設定されてい
る。
は、水平状態の基板が概ね垂直状態となるように姿勢変
換される。ここでの垂直状態は、図2の垂直基板搬送室
22内の基板Wの傾斜状態と等しく、水平面に対して6
0〜80゜ぐらいに設定すればよいが、ここでは垂直基
板搬送室22の幅寸法及び垂直基板搬送室22内での基
板Wの姿勢の安定性を考慮して約70゜に設定されてい
る。
【0032】概ね垂直状態となった基板は、図1の矢印
A1に示すように、第1基板姿勢変換ユニット18から
隣接する垂直基板搬送室22へと移される。垂直基板搬
送室22においては、基板が下部搬送ローラ31及び上
部搬送ローラ32に保持された状態で図1の右側へと移
送される(図1の矢印A2参照)。このときには、基板
Wは、図2に示すように概ね垂直状態で移送される。
A1に示すように、第1基板姿勢変換ユニット18から
隣接する垂直基板搬送室22へと移される。垂直基板搬
送室22においては、基板が下部搬送ローラ31及び上
部搬送ローラ32に保持された状態で図1の右側へと移
送される(図1の矢印A2参照)。このときには、基板
Wは、図2に示すように概ね垂直状態で移送される。
【0033】垂直基板搬送室22の第2基板姿勢変換ユ
ニット19に隣接する空間にまで基板が移送されると、
基板が垂直基板搬送室22から第2基板姿勢変換ユニッ
ト19へと移される(図1の矢印A3参照)。このとき
には基板は概ね垂直状態にあるが、第2基板姿勢変換ユ
ニット19に移された後に、基板が概ね水平状態に姿勢
変換される。この第2基板姿勢変換ユニット19では、
基板を、図2のUVオゾン洗浄ユニット3内の基板Wの
ように水平面に対する傾斜角が3゜〜7゜の状態となる
ように姿勢変換させる。
ニット19に隣接する空間にまで基板が移送されると、
基板が垂直基板搬送室22から第2基板姿勢変換ユニッ
ト19へと移される(図1の矢印A3参照)。このとき
には基板は概ね垂直状態にあるが、第2基板姿勢変換ユ
ニット19に移された後に、基板が概ね水平状態に姿勢
変換される。この第2基板姿勢変換ユニット19では、
基板を、図2のUVオゾン洗浄ユニット3内の基板Wの
ように水平面に対する傾斜角が3゜〜7゜の状態となる
ように姿勢変換させる。
【0034】第2基板姿勢変換ユニット19で傾斜角3
゜〜7゜の状態とされ概ね水平状態となった基板は、搬
送ローラ21に載せられてUVオゾン洗浄ユニット3へ
と運ばれる。ここでの処理を終えた基板は、この後、搬
送ローラ21によって各処理ユニット4〜6に運ばれて
(図1の矢印A4参照)それぞれの処理が施される。そ
して、全ての洗浄処理を終えた基板は、基板乾燥ユニッ
ト6から第1基板姿勢変換ユニット18へと概ね水平状
態のまま搬送ローラ21により移送される。
゜〜7゜の状態とされ概ね水平状態となった基板は、搬
送ローラ21に載せられてUVオゾン洗浄ユニット3へ
と運ばれる。ここでの処理を終えた基板は、この後、搬
送ローラ21によって各処理ユニット4〜6に運ばれて
(図1の矢印A4参照)それぞれの処理が施される。そ
して、全ての洗浄処理を終えた基板は、基板乾燥ユニッ
ト6から第1基板姿勢変換ユニット18へと概ね水平状
態のまま搬送ローラ21により移送される。
【0035】処理を終えた基板は、第1基板姿勢変換ユ
ニット18において、搬送ローラ21が水平面に対する
傾斜角3゜〜7゜の状態から水平状態へと切り換わるこ
とによって、水平状態とされる。この水平状態となった
基板は、ここからインデクサーロボット2aによってカ
セットCに戻される。 <装置の特徴> (1)本装置では、垂直基板搬送室22内において、基
板を垂直状態に近い傾斜状態で搬送している。したがっ
て、垂直基板搬送室22の横幅寸法が小さくなってお
り、装置全体としての幅寸法が小さく抑えられている。
また、この幅の小さな垂直基板搬送室22をユーティリ
ティの取り合い配管3aが配置される空間の上部に持っ
てきているため、I型の装置と較べたときの設置面積の
幅の増加が最小限に抑えられている。 (2)本装置はUターン型の装置となっているが、概ね
水平状態で基板を搬送する各処理ユニット3〜6と垂直
基板搬送室22とを並列に並べているため、水平状態で
基板を搬送する処理ユニットが並列に並ぶ従来のUター
ン型の装置と較べて幅寸法が小さくなっている。 (3)本装置では、インデクサー2が被処理基板の送り
出し及び処理済みの基板の受け取りの両機能を兼備して
いるため、I型の装置のようにローダ及びアンローダを
それぞれ備えた装置に較べて、コスト的にもスペース的
にも有利となっている。 (4)本装置では、インデクサー2から送り出された基
板は、第1基板姿勢変換ユニット18で姿勢変換させら
れて垂直基板搬送室22を通って第2基板姿勢変換ユニ
ット19へと搬送される。次に、基板は、ここから搬送
ローラ21によって一列に並べられた複数の処理ユニッ
ト3〜6に送られ、順に処理が施される。そして、処理
を終えた基板は、第1基板姿勢変換ユニット18からイ
ンデクサー2に戻される。したがって、処理を終えた基
板がインデクサー2に戻されるまでの間には1つのユニ
ット(第1基板姿勢変換ユニット18)しか存在せず、
処理後の基板に汚れが付くことが少なくなっている。
ニット18において、搬送ローラ21が水平面に対する
傾斜角3゜〜7゜の状態から水平状態へと切り換わるこ
とによって、水平状態とされる。この水平状態となった
基板は、ここからインデクサーロボット2aによってカ
セットCに戻される。 <装置の特徴> (1)本装置では、垂直基板搬送室22内において、基
板を垂直状態に近い傾斜状態で搬送している。したがっ
て、垂直基板搬送室22の横幅寸法が小さくなってお
り、装置全体としての幅寸法が小さく抑えられている。
また、この幅の小さな垂直基板搬送室22をユーティリ
ティの取り合い配管3aが配置される空間の上部に持っ
てきているため、I型の装置と較べたときの設置面積の
幅の増加が最小限に抑えられている。 (2)本装置はUターン型の装置となっているが、概ね
水平状態で基板を搬送する各処理ユニット3〜6と垂直
基板搬送室22とを並列に並べているため、水平状態で
基板を搬送する処理ユニットが並列に並ぶ従来のUター
ン型の装置と較べて幅寸法が小さくなっている。 (3)本装置では、インデクサー2が被処理基板の送り
出し及び処理済みの基板の受け取りの両機能を兼備して
いるため、I型の装置のようにローダ及びアンローダを
それぞれ備えた装置に較べて、コスト的にもスペース的
にも有利となっている。 (4)本装置では、インデクサー2から送り出された基
板は、第1基板姿勢変換ユニット18で姿勢変換させら
れて垂直基板搬送室22を通って第2基板姿勢変換ユニ
ット19へと搬送される。次に、基板は、ここから搬送
ローラ21によって一列に並べられた複数の処理ユニッ
ト3〜6に送られ、順に処理が施される。そして、処理
を終えた基板は、第1基板姿勢変換ユニット18からイ
ンデクサー2に戻される。したがって、処理を終えた基
板がインデクサー2に戻されるまでの間には1つのユニ
ット(第1基板姿勢変換ユニット18)しか存在せず、
処理後の基板に汚れが付くことが少なくなっている。
【0036】[第2実施形態]上記第1実施形態におい
ては図2に示す下部搬送ローラ31及び上部搬送ローラ
32によって基板を概ね垂直状態に支持しながら搬送し
ているが、図3に示すような垂直基板搬送室22内を移
動するシャトル41に基板を垂直状態に保持させて基板
搬送を行わせることもできる。
ては図2に示す下部搬送ローラ31及び上部搬送ローラ
32によって基板を概ね垂直状態に支持しながら搬送し
ているが、図3に示すような垂直基板搬送室22内を移
動するシャトル41に基板を垂直状態に保持させて基板
搬送を行わせることもできる。
【0037】シャトル(第2基板搬送手段)41は、垂
直基板搬送室22内を長手方向に移動するものであっ
て、上部に吸着部41aを、下部に基板保持溝41bを
有している。基板Wは、下端部が基板保持溝41b内に
はまり、上部が吸着部41aに吸着された状態となっ
て、シャトル41に垂直状態で保持される。ここでは、
第1基板姿勢変換ユニット18において水平状態の基板
が垂直状態に姿勢変換され、垂直状態の基板が垂直基板
搬送室22へと移されてシャトル41に載せられる。垂
直基板搬送室22においては、基板を保持したシャトル
41が図1の右側へと移動する(図1の矢印A2参
照)。このときには、基板Wは、図3に示すように垂直
状態で移送される。そして、垂直基板搬送室22の第2
基板姿勢変換ユニット19に隣接する空間にまでシャト
ル41が移動すると、基板がシャトル41から第2基板
姿勢変換ユニット19へと移される(図1の矢印A3参
照)。このときには基板は垂直状態にあるが、第2基板
姿勢変換ユニット19に移された後に、基板が概ね水平
状態に姿勢変換される。
直基板搬送室22内を長手方向に移動するものであっ
て、上部に吸着部41aを、下部に基板保持溝41bを
有している。基板Wは、下端部が基板保持溝41b内に
はまり、上部が吸着部41aに吸着された状態となっ
て、シャトル41に垂直状態で保持される。ここでは、
第1基板姿勢変換ユニット18において水平状態の基板
が垂直状態に姿勢変換され、垂直状態の基板が垂直基板
搬送室22へと移されてシャトル41に載せられる。垂
直基板搬送室22においては、基板を保持したシャトル
41が図1の右側へと移動する(図1の矢印A2参
照)。このときには、基板Wは、図3に示すように垂直
状態で移送される。そして、垂直基板搬送室22の第2
基板姿勢変換ユニット19に隣接する空間にまでシャト
ル41が移動すると、基板がシャトル41から第2基板
姿勢変換ユニット19へと移される(図1の矢印A3参
照)。このときには基板は垂直状態にあるが、第2基板
姿勢変換ユニット19に移された後に、基板が概ね水平
状態に姿勢変換される。
【0038】[第3実施形態]上記第1実施形態におい
ては図2に示す下部搬送ローラ31及び上部搬送ローラ
32によって基板を概ね垂直状態に支持しながら搬送し
ているが、図4に示すような垂直基板搬送室22内をス
ライドするスライダー51に基板を垂直状態に保持させ
て基板搬送を行わせることもできる。また、第1実施形
態においては各処理ユニット3〜6における基板処理の
促進のために各処理ユニット3〜6において基板を傾斜
角3゜〜7゜の傾斜状態で搬送及び基板処理しているが
(図2参照)、図4に示すように各処理ユニット3〜6
において基板を水平状態で搬送及び基板処理してもよ
い。
ては図2に示す下部搬送ローラ31及び上部搬送ローラ
32によって基板を概ね垂直状態に支持しながら搬送し
ているが、図4に示すような垂直基板搬送室22内をス
ライドするスライダー51に基板を垂直状態に保持させ
て基板搬送を行わせることもできる。また、第1実施形
態においては各処理ユニット3〜6における基板処理の
促進のために各処理ユニット3〜6において基板を傾斜
角3゜〜7゜の傾斜状態で搬送及び基板処理しているが
(図2参照)、図4に示すように各処理ユニット3〜6
において基板を水平状態で搬送及び基板処理してもよ
い。
【0039】スライダー(第2基板搬送手段)51は、
垂直基板搬送室22内を長手方向にスライドするもので
あって、上部に保持部51aを有している。保持部51
aは、クランプ機構として基板上部を挟み込むように構
成してもよいし、吸着機構として基板上部を吸着保持さ
せるように構成してもよい。基板Wは、上端部が保持部
51aに保持され吊り下げられた状態となって、スライ
ダー51に垂直状態で保持される。
垂直基板搬送室22内を長手方向にスライドするもので
あって、上部に保持部51aを有している。保持部51
aは、クランプ機構として基板上部を挟み込むように構
成してもよいし、吸着機構として基板上部を吸着保持さ
せるように構成してもよい。基板Wは、上端部が保持部
51aに保持され吊り下げられた状態となって、スライ
ダー51に垂直状態で保持される。
【0040】ここでは、第1基板姿勢変換ユニット18
において水平状態の基板が垂直状態に姿勢変換され、垂
直状態の基板が垂直基板搬送室22へと移されてスライ
ダー51に保持される。垂直基板搬送室22において
は、基板を保持したスライダー51が図1の右側へと移
動する(図1の矢印A2参照)。このときには、基板W
は、図4に示すように垂直状態で移送される。そして、
垂直基板搬送室22の第2基板姿勢変換ユニット19に
隣接する空間にまでスライダー51が移動すると、基板
が第2基板姿勢変換ユニット19へと移される(図1の
矢印A3参照)。このときには基板は垂直状態にある
が、第2基板姿勢変換ユニット19に移された後に、基
板が水平状態に姿勢変換される。第2基板姿勢変換ユニ
ット19で水平状態となった基板は、搬送ローラ21に
載せられてUVオゾン洗浄ユニット3へと運ばれる。こ
こでの処理を終えた基板は、この後、搬送ローラ21に
よって各処理ユニット4〜6に運ばれてそれぞれの処理
が施される。そして、全ての洗浄処理を終えた基板は、
基板乾燥ユニット6から第1基板姿勢変換ユニット18
へと水平状態のまま搬送ローラ21により移送され、イ
ンデクサーロボット2aによってカセットCに戻され
る。
において水平状態の基板が垂直状態に姿勢変換され、垂
直状態の基板が垂直基板搬送室22へと移されてスライ
ダー51に保持される。垂直基板搬送室22において
は、基板を保持したスライダー51が図1の右側へと移
動する(図1の矢印A2参照)。このときには、基板W
は、図4に示すように垂直状態で移送される。そして、
垂直基板搬送室22の第2基板姿勢変換ユニット19に
隣接する空間にまでスライダー51が移動すると、基板
が第2基板姿勢変換ユニット19へと移される(図1の
矢印A3参照)。このときには基板は垂直状態にある
が、第2基板姿勢変換ユニット19に移された後に、基
板が水平状態に姿勢変換される。第2基板姿勢変換ユニ
ット19で水平状態となった基板は、搬送ローラ21に
載せられてUVオゾン洗浄ユニット3へと運ばれる。こ
こでの処理を終えた基板は、この後、搬送ローラ21に
よって各処理ユニット4〜6に運ばれてそれぞれの処理
が施される。そして、全ての洗浄処理を終えた基板は、
基板乾燥ユニット6から第1基板姿勢変換ユニット18
へと水平状態のまま搬送ローラ21により移送され、イ
ンデクサーロボット2aによってカセットCに戻され
る。
【0041】[第4実施形態]本発明は、上記第1実施
形態のような洗浄装置だけではなく、図5に示すような
レジスト剥離ユニット7,洗浄ユニット8,超音波洗浄
液スプレーユニット9,及び基板乾燥ユニット10を備
えたレジスト剥離装置にも適用することができる。
形態のような洗浄装置だけではなく、図5に示すような
レジスト剥離ユニット7,洗浄ユニット8,超音波洗浄
液スプレーユニット9,及び基板乾燥ユニット10を備
えたレジスト剥離装置にも適用することができる。
【0042】また、本発明は、スピンコーター11,エ
ッジリンスユニット12,及び基板搬出入ロボット13
aを有する複数段構成のプリベークユニット13を備え
た図6に示すレジスト塗布装置にも適用することができ
る。また、本発明は、現像ユニット14,洗浄ユニット
15a,15b,基板乾燥ユニット16,基板搬出入ロ
ボット17aを有する複数段構成のポストベークユニッ
ト17を備えた図7に示す現像装置にも適用することが
できる。ここでは、現像ユニット14及び洗浄ユニット
15a,15bにおいては基板を傾斜させた状態で基板
処理を行いポストベークユニット17では基板を水平状
態にして処理を行うため、これらの間に基板姿勢変換ユ
ニット20を配置している。
ッジリンスユニット12,及び基板搬出入ロボット13
aを有する複数段構成のプリベークユニット13を備え
た図6に示すレジスト塗布装置にも適用することができ
る。また、本発明は、現像ユニット14,洗浄ユニット
15a,15b,基板乾燥ユニット16,基板搬出入ロ
ボット17aを有する複数段構成のポストベークユニッ
ト17を備えた図7に示す現像装置にも適用することが
できる。ここでは、現像ユニット14及び洗浄ユニット
15a,15bにおいては基板を傾斜させた状態で基板
処理を行いポストベークユニット17では基板を水平状
態にして処理を行うため、これらの間に基板姿勢変換ユ
ニット20を配置している。
【0043】[第5実施形態]上記実施形態ではインデ
クサー2から第1基板姿勢変換ユニット18に基板を搬
出入しているが、図8に示すようにコンベア23により
運ばれてくる基板を基板搬出入ロボット(基板搬出入手
段)61,62によって各装置に搬出入させてもよい。
クサー2から第1基板姿勢変換ユニット18に基板を搬
出入しているが、図8に示すようにコンベア23により
運ばれてくる基板を基板搬出入ロボット(基板搬出入手
段)61,62によって各装置に搬出入させてもよい。
【0044】この図8に示すシステムでは、UVオゾン
洗浄ユニット3等から成る洗浄装置とスピンコーター1
1等から成るレジスト塗布装置とを並べ、これらにコン
ベア23から基板搬出入ロボット61,62を介して基
板を搬出入する。このように各装置及びコンベアを配置
すれば、洗浄装置において洗浄処理を終えた基板がコン
ベア23によってレジスト塗布装置に運ばれるというよ
うに、基板処理に関する各工程を順番に効率よく進める
ことができる。
洗浄ユニット3等から成る洗浄装置とスピンコーター1
1等から成るレジスト塗布装置とを並べ、これらにコン
ベア23から基板搬出入ロボット61,62を介して基
板を搬出入する。このように各装置及びコンベアを配置
すれば、洗浄装置において洗浄処理を終えた基板がコン
ベア23によってレジスト塗布装置に運ばれるというよ
うに、基板処理に関する各工程を順番に効率よく進める
ことができる。
【0045】[他の実施形態]上記第1実施形態におい
ては、搬送ローラ21を傾斜させる場合にその傾斜角を
3゜〜7゜に設定しているが、この傾斜角は処理ユニッ
トの条件に合わせて適当な値に設定すればよい。また、
第1及び/又は第2基板姿勢変換ユニット18,19を
設ける代わりに、一連の処理ユニットの両端部にある処
理ユニット内に基板の水平/垂直姿勢を変換することの
できる機構を設置しても良い。この場合には、装置をさ
らに小型化することができる。
ては、搬送ローラ21を傾斜させる場合にその傾斜角を
3゜〜7゜に設定しているが、この傾斜角は処理ユニッ
トの条件に合わせて適当な値に設定すればよい。また、
第1及び/又は第2基板姿勢変換ユニット18,19を
設ける代わりに、一連の処理ユニットの両端部にある処
理ユニット内に基板の水平/垂直姿勢を変換することの
できる機構を設置しても良い。この場合には、装置をさ
らに小型化することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明では、基板を垂直状態あるいは垂
直状態に近い傾斜状態にして搬送する第2基板搬送手段
を設けている。この第2基板搬送手段は小さなスペース
に設置することができるため、基板処理装置の設置面積
を小さくすることができる。
直状態に近い傾斜状態にして搬送する第2基板搬送手段
を設けている。この第2基板搬送手段は小さなスペース
に設置することができるため、基板処理装置の設置面積
を小さくすることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る洗浄装置の概略図。
【図2】図1のII-II矢視図。
【図3】第2実施形態の装置の概略横断面図。
【図4】第3実施形態の装置の概略横断面図。
【図5】第4実施形態のレジスト剥離装置の概略図。
【図6】第4実施形態のレジスト塗布装置の概略図。
【図7】第4実施形態の現像装置の概略図。
【図8】第5実施形態のシステムの概略図。
【図9】従来のI型の基板処理装置の概略図。
【図10】従来のUターン型の基板処理装置の概略図。
【図11】従来の他のUターン型の基板処理装置の概略
図。
図。
2a インデクサーロボット(基板搬出入手段) 3 UVオゾン洗浄ユニット(処理部) 4 ロールブラシ洗浄ユニット(処理部) 5 超音波スプレー洗浄ユニット(処理部) 6 基板乾燥ユニット(処理部) 18 第1基板姿勢変換ユニット(第1基板姿勢変換
部) 19 第2基板姿勢変換ユニット(第2基板姿勢変換
部) 21 搬送ローラ(第1基板搬送手段) 22 垂直基板搬送室 31 下部搬送ローラ(第2基板搬送手段) 32 上部搬送ローラ(第2基板搬送手段) 41 シャトル(第2基板搬送手段) 51 スライダー(第2基板搬送手段) 61,62 基板搬出入ロボット(基板搬出入手段)
部) 19 第2基板姿勢変換ユニット(第2基板姿勢変換
部) 21 搬送ローラ(第1基板搬送手段) 22 垂直基板搬送室 31 下部搬送ローラ(第2基板搬送手段) 32 上部搬送ローラ(第2基板搬送手段) 41 シャトル(第2基板搬送手段) 51 スライダー(第2基板搬送手段) 61,62 基板搬出入ロボット(基板搬出入手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA03 AB04 BA13 BB21 BB83 BC01 CB15 CC12 5F031 AA10 BB05 CC20 KK02 KK06 KK07 5F046 JA04 JA15 JA22 KA01 KA07 LA18
Claims (6)
- 【請求項1】複数の処理部を有し、基板に対して一連の
処理を行う基板処理装置であって、 基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態で搬送
する第1基板搬送手段と、 基板を垂直状態あるいは垂直状態に近い傾斜状態で搬送
する第2基板搬送手段と、を備えた基板処理装置。 - 【請求項2】前記第1基板搬送手段は、基板が水平面に
対して45゜未満の傾斜状態となるように基板を保持し
ながら基板を搬送し、 前記第2基板搬送手段は、基板が水平面に対して45゜
以上の傾斜状態となるように基板を保持しながら基板を
搬送する、請求項1に記載の基板処理装置。 - 【請求項3】被処理基板を送り出し且つ処理済みの基板
を受け取る基板搬出入手段により基板が搬出入される、
請求項1又は2に記載の基板処理装置。 - 【請求項4】前記複数の処理部は直列に並べられてお
り、 直列に並べられた複数の処理部の一端の外側に設けら
れ、基板を水平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態か
ら垂直状態あるいは垂直状態に近い状態へと変化させる
ことができる、第1基板姿勢変換部と、 直列に並べられた複数の処理部の他端の外側に設けら
れ、基板を垂直状態あるいは垂直状態に近い状態から水
平状態あるいは水平状態に近い傾斜状態へと変化させる
ことができる、第2基板姿勢変換部と、をさらに備え、 前記第1基板搬送手段は、前記複数の処理部、前記第1
基板姿勢変換部、及び前記第2基板姿勢変換部の間にお
いて基板の搬送を行い、 前記第2基板搬送手段は、前記第1基板姿勢変換部から
前記第2基板姿勢変換部へと基板を搬送する、請求項3
に記載の基板処理装置。 - 【請求項5】前記第1基板姿勢変換部が前記第2基板姿
勢変換部よりも前記基板搬出入手段に近い位置に配置さ
れる、請求項4に記載の基板処理装置。 - 【請求項6】被処理基板を送り出し且つ処理済みの基板
を受け取る基板搬出入手段と、 前記基板搬出入手段から取り出した基板を垂直状態ある
いは垂直状態に近い傾斜状態で搬送する第2基板搬送手
段と、 前記第2基板搬送手段により搬送された基板を、水平状
態あるいは水平状態に近い傾斜状態へと変化させる基板
姿勢変換部と、 前記基板姿勢変換部で姿勢変換された基板を水平状態あ
るいは水平状態に近い傾斜状態で前記基板搬出入手段ま
で搬送する第1基板搬送手段と、 前記第1基板搬送手段により搬送される基板に対して洗
浄処理を施す洗浄処理手段と、を備えた基板処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21219498A JP2000049206A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21219498A JP2000049206A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 基板処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000049206A true JP2000049206A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16618488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21219498A Pending JP2000049206A (ja) | 1998-07-28 | 1998-07-28 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000049206A (ja) |
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-
1998
- 1998-07-28 JP JP21219498A patent/JP2000049206A/ja active Pending
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