JP2002019958A - 基板ハンドリング設備 - Google Patents
基板ハンドリング設備Info
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- JP2002019958A JP2002019958A JP2000205257A JP2000205257A JP2002019958A JP 2002019958 A JP2002019958 A JP 2002019958A JP 2000205257 A JP2000205257 A JP 2000205257A JP 2000205257 A JP2000205257 A JP 2000205257A JP 2002019958 A JP2002019958 A JP 2002019958A
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Abstract
に保持したままで、基板に衝撃を与えることなく、カセ
ットからの取出し、移載、検査が確実にでき、かつ水平
又は垂直に姿勢変更することができる基板ハンドリング
設備を提供する。 【解決手段】 基板1を垂直に格納する垂直カセット5
を傾斜させる傾斜装置12と、傾動した垂直カセットか
ら基板を1枚づつ移載する移載ロボット14と、基板を
斜めに保持して水平移動させる傾斜コンベア16と、傾
斜コンベア上の基板を検査する検査装置18と、斜めに
保持された基板を水平又は垂直に姿勢変更する姿勢変更
装置20とを備える。
Description
に搬送することができる基板ハンドリング設備に関す
る。
の製造プロセスでは、プラズマディスプレイ用基板の洗
浄、印刷、焼成工程を経て、リブの形成や電極の形成が
完了する。これらの工程の装置は、ほとんどが1枚ずつ
の枚葉毎に加工される。一方、各工程への基板の搬送
は、搬送時間の関係から複数枚をまとめてカセットによ
る搬送が行われる。従って、各工程への投入及び完了後
は図5に示すカセットステーションが設置され、カセッ
トから基板を取り出し、カセットに基板を格納する基板
移載機が使用される。
に、取出し側を除く外縁部で基板1を水平に支持し、上
下方向に間隔を隔てて複数(例えば15〜20枚)を収
納するようになっている。基板1の表面はドーピングそ
の他の処理を行うため、異物との接触を完全に回避する
必要がある。そのため、従来は、図7に示すような関節
アームロボットを基板移載装置として用い、薄いハンド
3を基板の間に水平に挿入し、裏面から支持して基板を
僅かに持ち上げてカセットから取り出し、自動移載して
いた。
の基板ハンドリング設備では、比較的小さな基板を搬送
する場合、カセット内に水平に保管された基板を、水平
に支持して取り出し水平な検査台等に移載していた。し
かし、基板のサイズが大きくなるとたわみ等によって、
基板を水平に把持して移載するのが困難となる。また、
基板ハンドリング設備をクリーンルーム内に設置する場
合に、コストのかかるクリーンルームを小型化するため
に、基板を収納したカセットを斜め又は垂直に設置しな
ければならないことがある。更に、基板の入荷等では垂
直に収納するカセットが用いられており、このカセット
からの自動取出が従来できないため、大型基板であって
もその取り出し作業を人手に頼る必要があり、作業能率
が悪かった。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、割
れやすい大型基板であっても、基板を斜めに保持したま
まで、基板に衝撃を与えることなく、カセットからの取
出し、移載、検査が確実にでき、かつ水平又は垂直に姿
勢変更することができる基板ハンドリング設備を提供す
ることにある。
(1)を垂直に格納する垂直カセット(5)を傾斜させ
る傾斜装置(12)と、傾動した垂直カセットから基板
を1枚づつ移載する移載ロボット(14)と、基板を斜
めに保持して水平移動させる傾斜コンベア(16)と、
傾斜コンベア上の基板を検査する検査装置(18)と、
斜めに保持された基板を水平又は垂直に姿勢変更する姿
勢変更装置(20)と、を備えたことを特徴とする基板
ハンドリング設備が提供される。
垂直カセット(5)を傾斜させ、移載ロボット(14)
により傾動した垂直カセットから基板を1枚づつ傾斜コ
ンベア(16)に移載し、傾斜コンベア(16)により
基板を斜めに保持して水平移動させ、検査装置(18)
により傾斜コンベア上の基板を検査し、姿勢変更装置
(20)により斜めに保持された基板を水平又は垂直に
姿勢変更することができる。
傾動した垂直カセット(5)により基板を斜めに保持し
たままで、移載ロボット(14)により基板に衝撃を与
えることなくカセットからの取出し、傾斜コンベア(1
6)により移載し、検査装置(18)により検査が確実
にでき、かつ姿勢変更装置(20)により水平又は垂直
に姿勢変更することができる。
移載ロボット(14)は、斜めに位置する基板(1)を
挟持する基板ハンド(15)を有する多関節ロボットで
あり、該基板ハンドは、基板に沿って延びる保持板(1
5a)と、基板の下端を支持する可動支持爪(15b)
と、基板の上端を挟持する可動挟持爪(15c)とから
なる。
(15a)の上に斜めに位置する基板(1)を載せ、可
動支持爪(15b)により基板の下端を支持し、可動挟
持爪(15c)により基板の上端を挟持して、基板を斜
めに保持したままで、カセットからの取出し及び傾斜コ
ンベア(16)への移載ができる。
に位置する基板(1)の下端を支持し水平駆動する下端
駆動ローラ(16a)と、基板の片面を支持し水平駆動
する面駆動ローラ(16b)とからなる。
a)と面駆動ローラ(16b)の回転により、基板を斜
めに保持したままで、水平駆動して移動させることがで
きる。
ベア(16)上に位置する基板(1)を照明する照明装
置(18a)と、基板の損傷を光学的に検査する光学検
査装置(18b)とからなる。
より基板を斜めに保持したままで、照明装置(18a)
と光学検査装置(18b)とにより、基板の損傷を効果
的に検査することができる。
に位置する基板(1)の下端を支持し水平駆動する下端
駆動ローラ(20a)と、基板の片面を支持し水平駆動
する面駆動ローラ(20b)と、下端駆動ローラ(20
a)と面駆動ローラ(20b)が取付けられ水平軸を中
心に傾動する傾動装置(21)とからなる。
により下端駆動ローラ(20a)と面駆動ローラ(20
b)により支持された基板に衝撃を与えることなく、水
平又は垂直に姿勢変更することができる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の基板ハンドリング設備の全体レイ
アウト図である。この図に示すように、本発明の基板ハ
ンドリング設備10は、傾斜装置12、移載ロボット1
4、傾斜コンベア16、検査装置18及び姿勢変更装置
20を備える。また、この図において、本発明の基板ハ
ンドリング設備10は更に、通箱ストッカー6、クリー
ンストッカー7、通箱蓋外し装置22、ターンテーブル
23、水平コンベア24を備えている。
垂直カセット5を傾斜させる装置である。また移載ロボ
ット14は、傾動した垂直カセット5から基板1を1枚
づつ傾斜コンベア16に移載する装置である。更に傾斜
コンベア16は、基板1を斜めに保持して水平移動させ
る装置である。また、検査装置18は、傾斜コンベア1
6上の基板1を検査する装置であり、姿勢変更装置20
は、斜めに保持された基板1を水平又は垂直に姿勢変更
する装置である。
セット5を格納する格納庫であり、クリーンストッカー
7は、洗浄後の基板1を別のカセットに格納して収容す
る格納庫である。更に、通箱蓋外し装置22は、通箱
(垂直カセット5)の蓋を外す装置であり、ターンテー
ブル23は垂直カセット5を水平に旋回させる装置であ
り、水平コンベア24は基板1を水平に搬送する装置で
ある。
より、通箱ストッカー6から垂直カセット5を受入れ、
通箱蓋外し装置22により蓋を外し、ターンテーブル2
3により水平に旋回させ、傾斜装置12と移載ロボット
14により、垂直カセット5から基板1を1枚づつ傾斜
コンベア16に移載し、検査装置18により基板1を検
査し、姿勢変更装置20により基板1を水平(又は垂
直)に姿勢変更することができる。
介して基板洗浄装置8に供給され、ここで洗浄した後、
専用ローダにより別のカセットに格納し、クリーンスト
ッカー7に格納される。
ず、その他のレイアウトも自由に設定することができ
る。
明図である。図2(A)に示すように、傾斜装置12
は、基板1を垂直に格納する垂直カセット5を受け入れ
るローラガイド12aと、これを傾動させる図示しない
駆動装置を備え、垂直カセット5を受け入れた後に所定
の角度に傾動させる。また、図2(A)に示すように、
移載ロボット14は、多関節ロボットであり、斜めに位
置する基板1を挟持する基板ハンド15を有する。この
基板ハンド15は、基板1に沿って延びる保持板15a
と、基板1の下端を支持する可動支持爪15bと、基板
1の上端を挟持する可動挟持爪15cとからなる。可動
支持爪15bは、図示しない駆動装置により基板から突
出する支持位置と基板から引っ込む退避位置との間を移
動できる。また、可動挟持爪15cも、図示しない駆動
装置により基板の上端を挟持する挟持位置と基板上端か
ら後退する退避位置との間を移動できるようになってい
る。
ット5から基板1を1枚づつ傾斜コンベア16に移載す
るステップを示している。すなわち上述した構成によ
り、(B)に示すように、傾斜した垂直カセット5の最
下段の基板1の下に基板ハンド15を挿入し、(C)斜
めに保持した保持板15aの上に斜めに位置する基板1
を載せ、可動支持爪15bにより基板1の下端を支持
し、可動挟持爪15cにより基板の上端を挟持して、基
板1を基板ハンド15で挟持し、(D)基板1を斜めに
保持したままで、カセットからの取出し及び傾斜コンベ
ア16へ移載することができる。
である。この図に示すように、傾斜コンベア16は、斜
めに位置する基板1の下端を支持し水平駆動する下端駆
動ローラ16aと、基板1の片面(下側)を支持し水平
駆動する複数の面駆動ローラ16bとからなる。面駆動
ローラ16bは、基板1の撓みが小さくなるように、複
数が分散して配置されている。また、下端駆動ローラ1
6aと面駆動ローラ16bは、図示しない駆動装置によ
り、同一の送り速度に設定されている。この構成によ
り、下端駆動ローラ16aと面駆動ローラ16bの回転
により、基板1を斜めに保持したままで、水平駆動して
移動させることができ、コストのかかるクリーンルーム
を小型化することができる。
ンベア16上に位置する基板1を照明する照明装置18
aと、基板1の損傷を光学的に検査する光学検査装置1
8bとからなる。照明装置18aは白色光又は特定の波
長の光を基板全体に均一に照射する。光学検査装置18
bは例えば撮像装置であり、これを画像処理して基板の
損傷(傷や割れ)を検出する。なお、その他の光学検査
装置を用いてもよい。
の図に示すように、姿勢変更装置20は、斜めに位置す
る基板1の下端を支持し水平駆動する下端駆動ローラ2
0aと、基板1の片面を支持し水平駆動する面駆動ロー
ラ20bと、下端駆動ローラ20aと面駆動ローラ20
bが取付けられ水平軸20cを中心に傾動する傾動装置
21とからなる。この構成により、傾動装置21の傾動
により下端駆動ローラ20aと面駆動ローラ20bによ
り支持された基板1に衝撃を与えることなく、水平又は
垂直に姿勢変更することができる。
例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変更できることは勿論である。
12により垂直カセット5を傾斜させ、移載ロボット1
4により傾動した垂直カセット5から基板1を1枚づつ
傾斜コンベア16に移載し、傾斜コンベア16により基
板1を斜めに保持して水平移動させ、検査装置18によ
り傾斜コンベア上の基板1を検査し、姿勢変更装置20
により斜めに保持された基板1を水平又は垂直に姿勢変
更することができる。
傾動した垂直カセット5により基板を斜めに保持したま
まで、移載ロボット14により基板に衝撃を与えること
なくカセットからの取出し、傾斜コンベア16により移
載し、検査装置18により検査が確実にでき、かつ姿勢
変更装置20により水平又は垂直に姿勢変更することが
できる。
は、割れやすい大型基板であっても、基板を斜めに保持
したままで、基板に衝撃を与えることなく、カセットか
らの取出し、移載、検査が確実にでき、かつ水平又は垂
直に姿勢変更することができる等の優れた効果を有す
る。
ト図である。
ある。
5 垂直カセット、6 通箱ストッカー、7 クリーン
ストッカー、8 基板洗浄装置、10 基板ハンドリン
グ設備、12 傾斜装置、14 移載ロボット、15
基板ハンド、15a 保持板、15b 支持爪、15c
挟持爪、16 傾斜コンベア、16a 下端駆動ロー
ラ、16b 面駆動ローラ、18 検査装置、18a
照明装置、18b 光学検査装置、20 姿勢変更装
置、20a 下端駆動ローラ、20b 面駆動ローラ、
20c 水平軸、21 傾動装置、22 通箱蓋外し装
置、23 ターンテーブル、24 水平コンベア
Claims (5)
- 【請求項1】 基板(1)を垂直に格納する垂直カセッ
ト(5)を傾斜させる傾斜装置(12)と、傾動した垂
直カセットから基板を1枚づつ移載する移載ロボット
(14)と、基板を斜めに保持して水平移動させる傾斜
コンベア(16)と、傾斜コンベア上の基板を検査する
検査装置(18)と、斜めに保持された基板を水平又は
垂直に姿勢変更する姿勢変更装置(20)と、を備えた
ことを特徴とする基板ハンドリング設備。 - 【請求項2】 前記移載ロボット(14)は、斜めに位
置する基板(1)を挟持する基板ハンド(15)を有す
る多関節ロボットであり、該基板ハンドは、基板に沿っ
て延びる保持板(15a)と、基板の下端を支持する可
動支持爪(15b)と、基板の上端を挟持する可動挟持
爪(15c)とからなる、ことを特徴とする請求項1に
記載の基板ハンドリング設備。 - 【請求項3】 前記傾斜コンベア(16)は、斜めに位
置する基板(1)の下端を支持し水平駆動する下端駆動
ローラ(16a)と、基板の片面を支持し水平駆動する
面駆動ローラ(16b)とからなる、ことを特徴とする
請求項1に記載の基板ハンドリング設備。 - 【請求項4】 前記検査装置(18)は、傾斜コンベア
(16)上に位置する基板(1)を照明する照明装置
(18a)と、基板の損傷を光学的に検査する光学検査
装置(18b)とからなる、ことを特徴とする請求項1
に記載の基板ハンドリング設備。 - 【請求項5】 前記姿勢変更装置(20)は、斜めに位
置する基板(1)の下端を支持し水平駆動する下端駆動
ローラ(20a)と、基板の片面を支持し水平駆動する
面駆動ローラ(20b)と、下端駆動ローラ(20a)
と面駆動ローラ(20b)が取付けられ水平軸を中心に
傾動する傾動装置(21)とからなる、ことを特徴とす
る請求項1に記載の基板ハンドリング設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000205257A JP2002019958A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 基板ハンドリング設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000205257A JP2002019958A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 基板ハンドリング設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002019958A true JP2002019958A (ja) | 2002-01-23 |
JP2002019958A6 JP2002019958A6 (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=18702378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000205257A Pending JP2002019958A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 基板ハンドリング設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002019958A (ja) |
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