JP2000039791A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JP2000039791A
JP2000039791A JP10206822A JP20682298A JP2000039791A JP 2000039791 A JP2000039791 A JP 2000039791A JP 10206822 A JP10206822 A JP 10206822A JP 20682298 A JP20682298 A JP 20682298A JP 2000039791 A JP2000039791 A JP 2000039791A
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fixing
wax
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release agent
fixing device
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Takashi Yamamuro
隆 山室
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の離型剤により高画質の画像を得つつ、
しかも長期間にわたり確実にトナーのオフセットを防止
することができる画像形成装置の定着装置を提供する。 【解決手段】 互いに圧接され回転する一対の定着回転
体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布する離型剤塗
布手段とを有し、電子写真プロセスによって記録材上に
形成されたトナー像を当該一対の定着回転体の圧接部へ
通過させることによって定着させる画像形成装置の定着
装置において、当該定着回転体表面にワックス剤を塗布
するワックス剤塗布手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関
し、さらに詳しくは、その定着装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンタ等の電子写
真方式の画像形成装置の定着装置としては、ロール状又
は無端ベルト状の互いに圧接する一対の定着回転によっ
て定着を行なうものがよく知られている。すなわち、電
子写真プロセスによって記録材上に形成された未定着ト
ナー像を一対の定着回転体のニップ部を通過させ、その
際に定着回転体からの熱と圧力との作用によってトナー
像を記録材上に定着させ、永久像を得るものである。
【0003】このような定着装置においては、未定着ト
ナーが一対の定着回転体のニップ部を通過する際に融解
状態となり、接触する定着回転体へ付着しやすく、記録
材自体が定着回転体から剥離されずジャムを引き起こし
たり、定着回転体に付着したトナーが後続の記録材を汚
染してしまう等の問題があった。そのため、シリコーン
オイル等の離型剤を定着回転体表面に塗布し、トナーと
定着回転体との離型性を向上させることが一般的に行わ
れている。
【0004】ここで、剥離を確実に行うためには定着回
転体の表面に万遍なく離型剤が塗布される必要がある。
一方、離型剤を過剰に塗布すると、画質不良、特にフル
カラー画像の色の再現性不良、OHPシートの光の透過
性不良等の問題が生じえる。そこで、出来るだけ少ない
離型剤を長期間にわたり定着回転体表面に万遍なく安定
して塗布するために従来から様々な提案がなされてい
る。
【0005】例えば、特開平3−267979号公報に
は定着回転体のクリーニングウェブに離型剤を含浸させ
る技術が、特開平8−123235号公報には粘度の異
なる離型剤を混合させて使用する技術が、特開平9−9
681号公報、特開平9−90737号公報、特開平5
−181384号公報には定着回転体の最表面層に離型
剤をそのまま、又はカプセル化してドーピングする技術
が、特開平4−168466号公報には離型剤としてワ
ックスを利用する技術がそれぞれ記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子写真方式
の画像に対してはさらなる高品質が求められており、こ
れらの技術では確実にオフセットを防止しつつ、十分高
画質の画質を確保しえるとは必ずしも言えない。特に、
経時的使用等により劣化した定着回転体を使用した場合
には、離型剤量が少ないと直ちにオフセットが生じるお
それがあり、そのため定着回転体を交換が必要となる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は少量の離型剤により高画質の画像
を得つつ、しかも長期間にわたり確実にトナーのオフセ
ットを防止することができる画像形成装置の定着装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、互い
に圧接され回転する一対の定着回転体と、当該定着回転
体表面に離型剤を塗布する離型剤塗布手段とを有し、電
子写真プロセスによって記録材上に形成されたトナー像
を当該一対の定着回転体の圧接部へ通過させることによ
って定着させる画像形成装置の定着装置において、当該
定着回転体表面にワックス剤を塗布するワックス剤塗布
手段を備えるものである。
【0009】ここで、上記ワックス剤塗布手段は、トナ
ー像と接触する定着回転体表面にワックス剤を塗布する
ものでもよい。また、上記画像形成装置の定着装置が、
トナー像と接触する定着回転体に圧接しその表面をクリ
ーニングするクリーニング手段を有し、当該定着回転体
の回転方向の当該クリーニング位置よりも下流側かつ離
型剤塗布位置よりも上流側に上記ワックス剤塗布手段を
設けるものでもよい。また、上記画像形成装置の定着装
置が、トナー像と接触する定着回転体に圧接しその表面
をクリーニングするクリーニング手段を有し、当該クリ
ーニング手段は、当該定着回転体表面をクリーニングす
るともに、ワックス剤を塗布するものでもよい。さら
に、上記クリーニング手段がウェブ部材を有し、トナー
像が接触する定着回転体に当該ウェブ部材を圧接させる
ことによって当該定着回転体表面をクリーニングする場
合には、当該ウェブ部材にワックス剤を保持させるもの
でもよい。
【0010】また本発明は、互いに圧接され回転する一
対の定着回転体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布
する離型剤塗布手段とを有し、電子写真プロセスによっ
て記録材上に形成されたトナー像を当該一対の定着回転
体の圧接部へ通過させることによって定着させる画像形
成装置の定着装置において、トナー像が接触する定着回
転体にワックス剤が保持されるものである。
【0011】また本発明は、互いに圧接され回転する一
対の定着回転体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布
する離型剤塗布手段とを有し、電子写真プロセスによっ
て記録材上に形成されたトナー像を当該一対の定着回転
体の圧接部へ通過させることによって定着させる画像形
成装置の定着装置において、当該離型剤中にワックス剤
が添加され、上記離型剤塗布手段は、定着回転体表面に
離型剤を塗布するとともにワックス剤を塗布するもので
ある。
【0012】なお、上記ワックス剤は、ワックス、又は
ワックスとオイルとの混合物であり、ワックス剤中のワ
ックスの種類、量は適宜選択、設定することができ、上
記ワックス剤がワックスとオイルとの混合物の場合に
は、当該オイルはトナーが接触する定着回転体表面の材
質に応じて適宜選択される。
【0013】
【発明の実施による形態】図1は、本発明を適用するこ
とができる画像形成装置の一例、すなわちカラー複写機
の概要を示すものであり、大きく分けて画像形成部10
0、中間転写部200、搬送部300、そして本発明に
かかる定着装置からなる。
【0014】画像形成部100は感光体ドラム101、
帯電器102、露光器103、現像器104、感光体ク
リーニング装置105等からなる。なお、現像器104
はブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色毎の現
像器104Bk,Y,C,Mを備えたものである。中間
転写部200は中間転写ベルト201、駆動ロール20
2、張架ロール203a,b,c、一次転写装置(転写
コロトロン)204、二次転写装置(転写ロール)20
5、ベルトクリーニング装置206等からなる。搬送部
300は、記録材トレイ301a,b、ピックアップロ
ール302a,b、搬送ロール対303a,b,c、レ
ジロール対(図示せず)、搬送ベルト装置304等から
なる。
【0015】このような画像形成装置によってフルカラ
ーの画像を形成する動作について説明する。帯電器10
2によって感光体ドラム101の表面は一様な所定の電
位に帯電される。次に、例えばブラック成分の画像に対
応して露光器103からレーザ光が感光体ドラム101
表面に照射され、感光体ドラム101表面には電位差に
よる静電潜像が形成される。その静電潜像はブラックの
現像器104(Bk)によってトナーにより現像され、
黒トナーの顕像となる。この黒トナー像は感光体ドラム
101の回転に従って、中間転写ベルト201と接する
一次転写位置へと移動する。この際、一次転写装置20
4によって電界の作用により黒トナーは中間転写ベルト
201へと一次転写される。なお、一次転写されず感光
体ドラム101表面に僅かに残った残留黒トナーは下流
の感光体クリーニング装置105によりクリーニングさ
れる。このような画像形成プロセスがイエロー、マゼン
タ、シアンの各色について行なわれる。
【0016】一方、中間転写ベルト201は駆動ロ−ル
202及び張架ロール203a〜cによって所定の張力
で引っ張られてた状態で回転駆動している。また、この
回転に伴ってこの中間転写ベルト201上に一次転写さ
れたトナー像も移動する。この際、最終色(例えばシア
ン)の一次転写が終了するまでは、二次転写装置の転写
ロール205、ベルトクリーニング装置206はベルト
201に対して離間されている。したがって、ベルト2
01に一次転写された黒トナー像が再び一次転写位置に
達した際に次の色のトナー像、例えばイエロートナー像
が一次転写され重ねられる。さらに一次転写位置に達し
た際に、マセンタ、さらにシアンのトナー像が次々に重
ねられる。最終色のトナー像が一次転写された後に、二
次転写装置の転写ロール205、ベルトクリーニング装
置206がベルト201に当接される。
【0017】また、記録材トレイ301a,bに収容さ
れている記録材は、ピックアップロール302a,b、
搬送ロール対303a〜cによって二次転写位置近くま
で搬送され、全ての色のトナー像がベルト20上に重ね
られ、二次転写位置に達するタイミングに合わせてレジ
ロール対(図示せず)のニップが解除され、記録材が二
次転写位置へと搬送される。そこで、転写ロール205
から供給される電界の作用によって全ての色のトナー像
が記録材へ二次転写され、記録材は表面にフルカラート
ナー像を保持する。その記録材は搬送ベルト304によ
り定着装置まで搬送され、加熱ロールと加圧ロールとの
ニップ部を通過する際に熱と圧力との作用によりフルカ
ラートナー像が記録材に定着され、永久像となり画像形
成が終了する。
【0018】図2は、本発明が適用可能な定着装置の一
例を示したものである。この定着装置は、互いに圧接さ
れ回転する一対の定着回転体1,2と、当該定着回転体
表面に離型剤を塗布する離型剤供給手段3とを有してい
る。
【0019】ここで、一方の定着回転体1は、記録材S
上の未定着トナーが接する側に固定的に取り付けられ、
その中心からアルミによって構成された芯部材、シリコ
ンゴムによって構成された内部層、ポリイミド基材にフ
ッ素樹脂をコーティングして構成された表面層からなる
多層構造のロール形状であり、芯部材の内部には熱源と
してハロゲンランプが設けられている(以下、この定着
回転体1を「定着ロール1」という)。他方の定着回転
体2は、記録材S上の未定着トナーが接しない側に定着
ロール1に圧接するように加圧されて取り付けられてお
り、その中心からアルミによって構成された芯部材、シ
リコンゴムによって構成された内部層、PFAチューブ
によって構成された表面層からなる多層構造のロール形
状であり、芯部材の内部には熱源としてハロゲンランプ
が設けられている(以下、この定着回転体2を「加圧ロ
ール2」という)。
【0020】離型剤塗布手段3は、内部から新鮮な離型
剤が徐々に染みだすオイルパイプ31、オイルパイプ3
1からの離型剤を受け取る回転自在なピックアップロー
ル32、ピックアップロール32と定着ロール1とに回
転自在に圧接し、ピックアップロール32から定着ロー
ル1へと離型剤を塗布するドナーロール33と、ドナー
ロール33に塗布される離型剤の量を規制するオイルブ
レード34と、余分な離型剤を保持するオイルパン35
等からなる。また、離型剤としてはジメチルシリコーン
オイル、アミン変性オイル、メルカプトオイルを使用す
ることができ、さらにこれらの数種類を混合したものを
使用することもできる。
【0021】このような定着装置による未定着トナー像
の定着工程について、より詳細に説明する。未定着トナ
ー像Tをその上方に保持した記録材Sが定着ロール1及
び加圧ロール2のニップ部Pn に達する以前に、両ロー
ルは回転駆動されるとともに、内部のハロゲンランプが
加熱される。また、定着ロール1表面に圧接してるドナ
ーロール33、さらにそのドナーロール33に圧接して
いるピックアップロール23が定着ロール1の回転に従
動回転し、オイルパイプ31から徐々に供給される離型
剤は定着ロール1とドナーロール33とのニップ部Po
において、定着ロール1表面に薄く供給される。
【0022】定着ロール1表面がトナーを融解させるの
に十分な温度に達し、その表面に離型剤の一様な薄膜が
形成された後に記録材Sがニップ部Pn に進入し、定着
ロール1及び加圧ロール2からの熱及び圧力の作用によ
り、その上部に保持するトナー像Tが融解し、記録材S
上に永久像として定着される。また、定着ロール1表面
には離型剤により融解トナーが付着することを防止して
いる。
【0023】なお、本発明が適用可能な定着装置はこれ
に限らず、例えば、定着回転体2を複数の張架ロールと
駆動ロールとによって張架された無端ベルトによって構
成する等の他の構成としてもよいし、定着ロール1の最
表面をフッ素ゴム、シリコンゴム、シリコーン樹脂等の
他の材質によって構成してもよい。また、離型剤塗布手
段3は、離型剤を予め含浸させた単一のロールとする
等、他の構成としてもよい。
【0024】本発明はこのような定着装置において、
当該定着回転体1,2表面にワックス剤を塗布するワッ
クス塗布手段5を備えるもの、トナー像が接触する定
着回転体1表面にワックス剤が塗布されているもの、
上記離型剤塗布手段3により定着回転体1,2表面に離
型剤を塗布するとともにワックス剤を塗布するものであ
る。
【0025】定着装置をこのように構成し、定着回転体
1表面の材質と離型剤との何れとも親和性の高いワック
ス剤を定着回転体1表面に介在させることで、定着回転
体1表面に、長期間にわたり安定して離型剤の薄膜を形
成させることが可能となり、多量の離型剤を使用する必
要がなく、結果として高画質の画像を得ることができ
る。これは、定着装置の停止状態ではワックス剤及び離
型剤が固体又は粘度の高い液体状態となり、離型剤を保
持する作用を奏するとともに、定着装置の稼働状態、す
なわち定着回転体1表面が加熱されるとワックス剤及び
離型剤が融解し、離型剤の薄膜を形成するためと考えら
れる。しかも、経時的な使用により劣化した定着回転体
1表面をワックス剤が補修する役割を果たすため、長期
間にわたり確実にトナーのオフセットを防止することが
できる。これは、固体又は粘度の高いワックス剤及び離
型剤が劣化により生じた定着回転体1表面の凹凸を覆う
ように存在するためと考えられる。
【0026】ここでワックス剤とは、ワックス、又はワ
ックスとオイルとの混合物である。ワックスは、常温で
固体で加熱すると低粘度の液体となる有機物で、脂肪酸
と水に不溶性な高級一価アルコール類又は二価アルコー
ル対とのエステル、及び油脂等を含むものである。例え
ば、天然ワックスとしてカンデリラろう、カルナウバろ
う、木ろう、サトウろう等の植物ろう、蜜ろう、昆虫ろ
う、鯨ろう、羊毛ろう等の動物ろう、パラフィンワック
ス、マイクロクリスタリン等の石油ろう、モンタンろ
う、オゾケライト等の鉱物ろう等が挙げられる。また、
合成ロウとしては、カーボンワックス、ポリエチレンろ
う、塩素化ナフタレンろう等が挙げられる。さらに、こ
れらの配合ワックス、酸化ワックス、水素化ワックス等
の加工を施したワックスを使用することができる。
【0027】ワックス剤がワックスとオイルとの混合物
である場合、そのの混合物中のオイルは、常温において
液体であり、シリコーンオイル、アミン変性オイル、メ
ルカプトオイル等を使用することができる。また、これ
らのオイルは離型剤供給手段によって塗布される離型剤
と同質のを用いてもよいし、異質なものを用いてもよ
く、このようなオイルとワックスとを加熱攪拌すること
によって混合する。
【0028】また、ワックスの融点は40°C以上であ
ることが好ましい。これはワックス剤及び離型剤が40
°C未満の常温で固体又は高粘度の液体となり、定着回
転体から流れ落ちたり偏在したりしないためである。一
方、ワックスの融点は稼働中の定着回転体の表面温度よ
りも低いことが望ましく、例えば130°C以下である
ことが好ましい。これは稼働中にはワックス剤及び離型
剤が溶融し、保持していた離型剤を記録材に供給し、オ
フセットトナーの発生を長期にわたり効果的に防止する
ためである。さらに、定着回転体の加熱が開始されてか
ら直ぐさまオフセット防止効果を発揮させるためには、
ワックスの融点は70°C以下であることが好ましい。
なお、融点が40°C〜130°Cの条件を満たすワッ
クスとしては、例えば上述したパラフィンワックス、低
分子量ポリエチレンとしてポリエチレンワックス、天然
ワックスとしてモンタンろう、カルナバろう、カンデリ
ラろう、蜜ろう、昆虫ろう等が挙げられる。
【0029】また、トナーが接触する定着回転体1が保
持する離型剤及びワックス剤の全体のうち、ワックスの
量が0.1重量%〜20重量%であることが好ましい。
ワックスの量がこの範囲よりも少ないと、定着回転体1
表面のワックス剤及び離型剤が融解し、離型剤を保持す
るというワックス剤の効果が発揮されにくいからであ
る。また、この範囲よりも多いと、定着回転体1が加熱
されていない状態で、ワックス剤及び離型剤が硬い固体
状となり、摺動により定着回転体1,2の表面を傷つけ
るおそれがあるためである。
【0030】ワックス剤がワックスとオイルとの混合物
である場合、この混合物中のオイルは、トナーが接触す
る定着回転体1表面の材質、離型剤の種類に応じて適宜
選択することが好ましい。すなわち、定着回転体1表面
と離型剤との親和性が比較的低く、定着回転体1表面に
離型剤膜をできるだけ薄く、安定して形成することが難
しい場合でも、定着回転体1表面と親和性の高いオイル
をワックス剤中に混合することにより、そのワックス剤
を介して定着回転体1表面に安定して離型剤薄膜を形成
することができる。例えば、定着回転体表面としてフッ
素系ゴム、離型剤としてアミン変性オイルのように互い
に比較的親和性の低い材質、材料を使用する場合には、
ワックス剤中のオイルとしてフッ素系ゴムと比較的親和
性の高いシリコーンオイルを選択することが好ましい。
【0031】以下、より具体的な実施例を用いて本発明
の好適な実施の形態を説明する。
【0032】実施例1 本実施例にかかる画像形成装置の定着装置は、互いに圧
接され回転する一対の定着回転体1,2と、当該定着回
転体1,2表面に離型剤を塗布する離型剤塗布手段3と
を有し、電子写真プロセスによって記録材上に形成され
たトナー像を当該一対の定着回転体1,2の圧接部へ通
過させることによって定着させる画像形成装置の定着装
置において、当該定着回転体表面にワックス剤を塗布す
るワックス剤塗布手段5を備えるものである。
【0033】図3(a)は、本実施例にかかる定着装置
の構成の概略を示したものであり、回転可能なロール状
のワックス剤塗布手段5を定着ロール1表面に圧接させ
ている。図3(b)はワックス剤塗布手段5の構成をよ
り具体的に示したものである。ワックス剤塗布手段5
は、本実施例では内部のアルミ製中空軸51、その外径
に設けられるワックス剤保持層52、さらにその外径に
設けられるワックス剤規制層53からなる多層構造のロ
ールにより構成されている。ワックス剤保持層52は、
ワックス剤を保持するものであり、ここではノーメック
スフェルト(商品名、日東社製、又はダイナオックス社
製)を用いている。ワックス剤規制層53は、ワックス
剤保持層52から定着ロール1に供給されるワックス剤
の量を規制するものであり、ここではゴアテックスシー
ト(商品名、ゴアテックス社製)を用いている。
【0034】ここでワックス剤としてワックス、又はワ
ックスにオイルを混合し、40°C未満の常温において
固体又は半固体の状態のワックス剤をワックス剤保持層
52に保持させる。この場合には大量のワックスをワッ
クス剤保持層52に保持させることができ、ワックス剤
塗布手段5の交換サイクルが長くなる。また、定着装置
が長期間の停止状態にあっても、内部のワックス剤が偏
在することがない。なお、ワックス剤塗布時には、定着
ロール1の熱によりワックス剤は融解し、ワックス剤は
定着ロール1へと円滑に塗布される。
【0035】図4は、ワックス剤塗布手段5へのワック
ス剤の保持のさせ方を説明するものである。図4(a)
に示す方法では、ワックス剤が入った容器にロールを浸
し、容器から取り出した後に回転させ、余分なワックス
剤をブレードやウェスによって拭き取り、内部にワック
ス剤を保持させるものである。図4(b)に示す方法で
は、ワックス剤をロールに塗布し、回転させながらブレ
ードやウェスによって塗り込み、内部にワックス剤を保
持させるものである。なお、いずれも場合にも適宜ワッ
クス剤、ロールを加熱しながらこれらの作業を行うこと
により、効率よくワックス剤保持層52にワックス剤を
保持させることができる。この他にも、加熱したワック
ス剤を注入器によって離型剤塗布手段5のワックス剤保
持層52へ充填するものでもよい。
【0036】ワックス剤塗布手段5は、図3に示すよう
に定着ロール1に圧接させて設けてもよいが、加圧ロー
ル2に圧接させて設け、加圧ロール2からニッブ部Pn
を介して定着ロール1へとワックス剤を塗布する構成と
してもよい。また、定着ロール1に圧接して設ける場合
には、ニップ部Po よりも定着ロール1の回転方向上流
かつ、ニップ部Pn よりも回転方向下流に設けることが
好ましい。これは、定着ロール1表面に離型剤が塗布さ
れる前にワックス剤が塗布され、ワックス剤の作用によ
り定着ロール1表面により安定して離型剤の薄膜を形成
させた後に定着を行うためである。
【0037】また、定着装置の中には図5に示すように
定着ロール1表面をクリーニングするクリーニング手段
4を有するものもある。このクリーニング手段4は、例
えば図5に示すように、ポリアミドとポリエステルから
成る不織布等のウエブ部材44、そのウェブ部材44を
定着ロール表面にニップ部Pc で圧接する圧接ロール4
3、ウェブ部材44を送り出す送り出しロール41、回
転駆動することによってウェブ部材44を定着ロール1
の回転と逆方向に巻き取る巻き取りロール42等によっ
て構成されており、定着ロール1表面に付着したオフセ
ットトナーや紙繊維等をクリーニングする。
【0038】このようなクリーニング手段4を有する定
着装置では、ワックス剤塗布手段5はニップ部Po より
も定着ロール1の回転方向上流かつ、ニップ部Pc より
も回転方向下流に設けることが好ましい。定着ロール表
面に塗布したワックス剤が直ぐさまクリーニング手段4
により除去されないためである。
【0039】さらに、ウェブ部材44にワックス剤を保
持させ、このようなクリーニング手段4によって定着ロ
ール1表面にワックス剤を塗布するものであってもよ
い。この場合、ウェブ部材44にワックス剤を保持させ
る方法としては、図4(a)に示したように、ウェブ部
材44が巻かれた送り出しロール41をワックス剤に浸
して保持させることができる。また、ウェブ部材44の
送り方向所定間隔毎に送り出しロール41、巻き取りロ
ール42の軸方向に帯状のワックス剤を塗布して保持さ
せることもできる。さらに、図6に示すように帯状のワ
ックス剤の間隔がウェブ部材44の先端側よりも後端側
の方を狭く構成することもできる。このような構成とす
ると、長期間の使用により定着ロール1表面が劣化した
際にも、ウェブ部材44の後端側では帯状ワックス剤の
間隔が狭く、ワックス剤をより多く供給するため、定着
ロール1表面の凹凸を効果的に修復し、その表面に離型
剤層を安定して形成することができる。
【0040】実施例2 本実施例にかかる定着装置は、互いに圧接され回転する
一対の定着回転体1,2と、当該定着回転体1表面に離
型剤を塗布する離型剤塗布手段とを有し、電子写真プロ
セスによって記録材上に形成されたトナー像を当該一対
の定着回転体1,2の圧接部へ通過させることによって
定着させる画像形成装置の定着装置において、トナー像
が接触する定着回転体1にワックス剤が保持されている
ものである。
【0041】すなわち、図2に示した定着装置の定着ロ
ール1に予めワックス剤が保持されているものである。
なお、定着ロール1にワックス剤を保持させる方法は、
加熱したワックス剤を注入器によって充填してもよい
し、図4に示したように、ワックス剤中に定着ロール1
を浸す、ワックス剤を塗り込む等によって行うことがで
きる。
【0042】実施例3 本実施例にかかる定着装置は、互いに圧接され回転する
一対の定着回転体1,2と、当該定着回転体表面1に離
型剤を塗布する離型剤塗布手段3とを有し、電子写真プ
ロセスによって記録材上に形成されたトナー像を当該一
対の定着回転体1,2の圧接部へ通過させることによっ
て定着させる画像形成装置の定着装置において、当該離
型剤中にワックス剤が添加され、上記離型剤塗布手段3
により定着回転体表面に離型剤を塗布するとともにワッ
クス剤を塗布するものである。
【0043】すなわち、図2に示した定着装置の離型剤
塗布手段3により塗布される離型剤中にワックス剤が添
加されているものである。ここで、上記離型剤へのワッ
クス剤の添加量は、離型剤及びワックス剤の全体のう
ち、ワックスとして1重量%以下であることが好まし
い。すなわち、ワックスの量があまりに多くては、離型
剤塗布手段3内の離型剤が凝固してしまい、定着ロール
1への円滑な塗布が妨げられるおそれがあるためであ
る。特に、図2に示した離型剤塗布手段3のようにオイ
ルパイプ31を介して離型剤が徐々に供給されるもので
は、オイルパイプ31は、内部の離型剤が定着ロール1
からの熱によって劣化するのを防ぐため、一般的に定着
ロール1から離間させ、温度のさほど上昇しない位置に
設置され、内部のワックス剤が添加された離型剤は凝固
しやすく、オイルパイプ31の供給穴(図示せず)を塞
いでしまうおそれがあるからである。
【0044】この他にも、離型剤塗布手段3のピックア
ップロール32、及び/又はドナーロール33に加熱し
たワックス剤を注入器によって充填したり、図4に示し
たものと同様にワックス剤中に浸したり、ワックス剤を
塗り込む等によって予めワックス剤を保持させておくこ
ともできる。
【0045】試験結果 図7は、本発明の効果を確認するための試験結果を示す
グラフである。このグラフは、定着回転体1に離型剤の
みを供給する従来の定着装置(従来例)と、離型剤及び
ワックス剤を供給する本発明にかかる定着装置とのオフ
セット防止性を新品時と10万枚画像形成時とで比較す
るものである。図7の、はそれぞれ新品時、10万
枚画像形成時の従来の定着装置の最高定着可能温度を示
しており、これが高いほどオフセットが生じにくいこと
を意味する。また棒グラフの模様はオフセットによる画
像欠陥(局所的な光沢むら等)の程度を示しており、G
0は画像欠陥がなく、G0からG3にかけて画像欠陥が
悪化していることを示している。同様に、、はそれ
ぞれ新品時、10万枚画像形成時の本発明にかかる定着
装置(ロット1)のオフセット防止性を、、はそれ
ぞれ新品時、10万枚画像形成時の本発明にかかる定着
装置(ロット2)のオフセット防止性を示している。こ
のグラフから明らかなように、ロット1、ロット2とも
に新品時及び10万枚画像形成時のいずれにおいても、
従来の定着装置よりもオフセットが生じにくいことが確
認される。
【0046】なお、従来例とロット1、ロット2とはワ
ックス剤の塗布を除き、同様の定着装置を用い、使用す
る離型剤の種類及び量も同様とした。すなわち、離型剤
はアミン変性シリコンーンオイルとを用い、そのオイル
レートはA4サイズ(片面)の記録シート一枚につき2
μlとし、ワックス剤中のワックスはヒドロキシステア
リン酸を用い、離型剤塗布手段3のドナーロール33に
予め熱したワックス剤を充填させた態様の定着装置で試
験を行った。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
少量の離型剤により高画質の画像を得つつ、しかも長期
間にわたり確実にトナーのオフセットを防止することが
できる画像形成装置の定着装置を提供することができ
る。したがって、定着装置の製品寿命を伸ばすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用可能な画像形成装置の一
例を示したものである。
【図2】図2は、本発明を適用可能な定着装置の一例を
示したものである。
【図3】図3は、実施例1にかかる定着装置の全体とワ
ックス剤塗布手段とを示したものである。
【図4】図4は、ワックス剤の保持のさせ方を説明する
ものである。
【図5】図5は、本発明を適用可能な定着装置の他の一
例を示したものである。
【図6】図6は、クリーニング手段のウェブ部材にワッ
クス剤が帯状に塗布されている状態を示している。
【図7】図7は、本発明の効果を確認するための試験結
果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…定着ロール(定着回転体)、2…加圧ロール(定着
回転体)、3…離型剤塗布手段、4…クリーニグ手段、
5…ワックス剤塗布手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接され回転する一対の定着回転
    体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布する離型剤塗
    布手段とを有し、電子写真プロセスによって記録材上に
    形成されたトナー像を当該一対の定着回転体の圧接部へ
    通過させることによって定着させる画像形成装置の定着
    装置において、 当該定着回転体表面にワックス剤を塗布するワックス剤
    塗布手段を備えることを特徴とする画像形成装置の定着
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ワックス剤塗布手段は、トナー像と
    接触する定着回転体表面にワックス剤を塗布する請求項
    1にかかる画像形成装置の定着装置。
  3. 【請求項3】 上記画像形成装置の定着装置が、トナー
    像と接触する定着回転体に圧接しその表面をクリーニン
    グするクリーニング手段を有し、当該定着回転体の回転
    方向の当該クリーニング位置よりも下流側かつ離型剤塗
    布位置よりも上流側に上記ワックス剤塗布手段を設ける
    請求項1又は2のいずれかにかかる画像形成装置の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成装置の定着装置が、トナー
    像と接触する定着回転体に圧接しその表面をクリーニン
    グするクリーニング手段を有し、当該クリーニング手段
    は、当該定着回転体表面をクリーニングするともに、ワ
    ックス剤を塗布する請求項1〜3のいずれかにかかる画
    像形成装置の定着装置。
  5. 【請求項5】 上記クリーニング手段がウェブ部材を有
    し、トナー像が接触する定着回転体に当該ウェブ部材を
    圧接させることによって当該定着回転体表面をクリーニ
    ングする場合には、当該ウェブ部材にワックス剤を保持
    させる請求項4にかかる画像形成装置の定着装置。
  6. 【請求項6】 互いに圧接され回転する一対の定着回転
    体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布する離型剤塗
    布手段とを有し、電子写真プロセスによって記録材上に
    形成されたトナー像を当該一対の定着回転体の圧接部へ
    通過させることによって定着させる画像形成装置の定着
    装置において、 トナー像が接触する定着回転体にワックス剤が保持され
    ていることを特徴とする画像形成装置の定着装置。
  7. 【請求項7】 互いに圧接され回転する一対の定着回転
    体と、当該定着回転体表面に離型剤を塗布する離型剤塗
    布手段とを有し、電子写真プロセスによって記録材上に
    形成されたトナー像を当該一対の定着回転体の圧接部へ
    通過させることによって定着させる画像形成装置の定着
    装置において、 当該離型剤中にワックス剤が添加され、上記離型剤塗布
    手段により定着回転体表面に離型剤を塗布するとともに
    ワックス剤を塗布することを特徴とする画像形成装置の
    定着装置。
  8. 【請求項8】 上記ワックス剤は、ワックス、又はワッ
    クスとオイルとの混合物である請求項1〜7のいずれか
    にかかる画像形成装置の定着装置。
  9. 【請求項9】 トナーが接触する定着回転体が保持する
    離型剤及びワックス剤の全体のうち、ワックスの量が
    0.1重量%〜20重量%である請求項1〜8のいずれ
    かにかかる画像形成装置の定着装置。
  10. 【請求項10】 上記ワックス剤は、ワックス、又はワ
    ックスとオイルとの混合物であり、上記離型剤へのワッ
    クス剤の添加量は、離型剤及びワックス剤の全体のう
    ち、ワックスとして0.1重量%〜1重量%である請求
    項7にかかる画像形成装置の定着装置。
  11. 【請求項11】 上記ワックス剤がワックスとオイルと
    の混合物であり、当該オイルはトナーが接触する定着回
    転体表面の材質に応じて選択される請求項1〜10のい
    ずれかにかかる画像形成装置の定着装置。
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