JP2000037266A - 中折れシート・バック・パッド - Google Patents

中折れシート・バック・パッド

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JP2000037266A
JP2000037266A JP10223673A JP22367398A JP2000037266A JP 2000037266 A JP2000037266 A JP 2000037266A JP 10223673 A JP10223673 A JP 10223673A JP 22367398 A JP22367398 A JP 22367398A JP 2000037266 A JP2000037266 A JP 2000037266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
center folding
seat back
folding area
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP10223673A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Fujii
宏之 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中折れ箇所をたわみ易くして円滑な中折れを
確保し、そして、その中折れ箇所において表皮に発生す
るたるみやしわを未然に防止する。 【解決手段】 中折れ位置においてパッド表面11に開
口される横吊込み溝19と、その横吊込み溝19を跨い
でパッド裏面12に開口されるコア抜き21,21,2
1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は中折れ機構付き乗り
物シートに使用されるところの中折れシート・バック・
パッドに関する。
【0002】
【背景技術】最近開発された中折れ機構付き乗り物シー
トは、横吊込み溝が横パターンと中折れとを兼ねてパッ
ド表面に開口されるところのシート・バック・パッドを
用いる。このシート・バック・パッドは、円滑な中折れ
に乏しく、そして、その乗り物シートは、中折れ状態で
表皮にたるみやしわを生じる恐れがある。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、中折れ箇所をたわみ
易くして円滑な中折れを確保し、そして、その中折れ箇
所において表皮に発生するたるみやしわを未然に防止す
るところの中折れシート・バック・パッドの提供にあ
る。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
中折れ位置においてパッド表面に開口される横吊込み溝
と、その横吊込み溝を跨いでパッド裏面に開口されるコ
ア抜きとを備え、そして、その中折れ箇所においてパッ
ドをたわみ易くして中折れを円滑にする。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の中折れシート・バック・パッドを
説明するに、図1ないし図4は、トラックの中折れ機構
付きドライバ・シートにおいてシート・バックに用いら
れるところのこの発明の中折れシート・バック・パッド
の具体例10を示し、そして、このシート・バック・パ
ッド10は、ヘッド・レストレイント・パッド17を一
体化するモールド・ウレタン・フォームである。
【0006】そのシート・バック・パッド10では、左
右の縦吊込み溝18,18が、パッド表面11に開口さ
れて縦パターンを決定し、そして、それによってパッド
全体が左右方向においてセンタ・パッド部分13および
左右のサイド・パッド部分14,14に区画され、ま
た、横吊込み溝19が、そのパッド表面11に開口され
て横パターンを兼ねて中折れ位置を決定し、そして、パ
ッド全体が上下方向においてアッパ・パッド部分15お
よびロア・パッド部分16に区画され、さらに、短い横
吊込み溝20がそのセンタ・パッド部分13のトップで
左右の片側に伸びてそのパッド表面11に開口され、そ
して、そのヘッド・レストレイント・パッド17を区画
し、またさらに、コア抜き21,21,21が、その横
吊込み溝19を跨いでパッド裏面12に開口される。
【0007】そのコア抜き21,21,21は、その横
吊込み溝19の溝幅よりも長く伸ばされてその横吊込み
溝19の底に連通され、そして、左右方向に所定の間隔
を置いてそのパッド裏面12に開口されるところのへこ
みに具体化されている。
【0008】また、このシート・バック・パッド10に
おいて、22はアッパ・パッド返し、23はロア・パッ
ド返し、そして、24,24は左右のサイド・パッド返
しである。
【0009】したがって、そのように、そのへこみ2
1,21,21がその横吊込み溝19のその底に連通さ
れ、そして、その横吊込み溝19を跨いでそのパッド裏
面12に開口されるところのそのシート・バック・パッ
ド10は、その横吊込み溝19に加えてそのへこみ2
1,21,21のその中折れ箇所を部分的に薄肉にされ
てたわみ易くされ、そして、その中折れ箇所に柔軟化が
図られて乗心地性能が向上され、そして、そのアッパ・
パッド部分15に円滑な中折れを確保する。それに伴っ
て、そのシート・バック・パッド10では、その中折れ
箇所において表皮に発生するたるみやしわが未然に防止
される。
【0010】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0011】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
中折れシート・バック・パッドは、中折れ位置において
パッド表面に開口される横吊込み溝と、その横吊込み溝
を跨いでパッド裏面に開口されるコア抜きとを備えるの
で、この発明の中折れシート・バック・パッドでは、そ
の横吊込み溝に加えてそのコア抜きでその中折れ箇所が
部分的に薄肉にされてたわみ易くなり、その中折れ箇所
に柔軟化が図られて乗心地性能が向上され、そして、円
滑な中折れが確保されてその中折れ箇所において表皮に
発生するたわみやしわが未然に防止され、その結果、中
折れ機構付き乗り物シートにとって非常に有用で実用的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラックの中折れ機構付きドライバ・シートに
おいてシート・バックに用いられるところのこの発明の
中折れシート・バック・パッドの具体例を示した斜視図
である。
【図2】その中折れシート・バック・パッドを示した側
面図である。
【図3】図1の3−3線に沿って示した断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 パッド表面 12 パッド裏面 13 センタ・パッド部分 14 サイド・パッド部分 15 アッパ・パッド部分 16 ロア・パッド部分 17 ヘッド・レストレイント・パッド 18 縦吊込み溝 19 横吊込み溝 21 コア抜き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中折れ位置においてパッド表面に開口さ
    れる横吊込み溝と、その横吊込み溝を跨いでパッド裏面
    に開口されるコア抜きとを備える中折れシート・バック
    ・パッド。
  2. 【請求項2】 そのコア抜きが、複数のへこみである請
    求項1に記載の中折れシート・バック・パッド。
JP10223673A 1998-07-23 1998-07-23 中折れシート・バック・パッド Pending JP2000037266A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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