JPS6237497Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237497Y2 JPS6237497Y2 JP14589182U JP14589182U JPS6237497Y2 JP S6237497 Y2 JPS6237497 Y2 JP S6237497Y2 JP 14589182 U JP14589182 U JP 14589182U JP 14589182 U JP14589182 U JP 14589182U JP S6237497 Y2 JPS6237497 Y2 JP S6237497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air bag
- elastic
- elastic wire
- built
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エア袋内蔵式車輌用シート、特にエ
ア袋を内蔵すべき位置関係に関するものである。
ア袋を内蔵すべき位置関係に関するものである。
従来、車輌用シートにおいてシートクツシヨン
部側の表面形状、座圧を調整するものとしてシー
トクツシヨン部又はシートバツク部内にエア袋を
内蔵したものが公知である。
部側の表面形状、座圧を調整するものとしてシー
トクツシヨン部又はシートバツク部内にエア袋を
内蔵したものが公知である。
従来の上記車輌用シートは、給排機構を有する
空気袋が、フレームの開口部を橋絡する如く設け
られた弾性線と、上記弾性線の上の緩衝材との間
に位置されている。これによれば上記緩衝材の表
面側における座圧を調整する目的で上記空気袋に
空気を封入すると、エア袋の膨みによつて緩衝材
が表面側方向に膨張してしまい座圧ばかりでなく
表面の高さの位置が変わつてしまい、このため例
えばドライバーのシートクツシヨン部については
ドライバーの目の高さが上下に変化してしまい運
転がしづらくなるという問題を生ずる。また荷重
が加つた部分の空気袋の空気が他の所に逃げて、
その部分が窪んで不安定となる。
空気袋が、フレームの開口部を橋絡する如く設け
られた弾性線と、上記弾性線の上の緩衝材との間
に位置されている。これによれば上記緩衝材の表
面側における座圧を調整する目的で上記空気袋に
空気を封入すると、エア袋の膨みによつて緩衝材
が表面側方向に膨張してしまい座圧ばかりでなく
表面の高さの位置が変わつてしまい、このため例
えばドライバーのシートクツシヨン部については
ドライバーの目の高さが上下に変化してしまい運
転がしづらくなるという問題を生ずる。また荷重
が加つた部分の空気袋の空気が他の所に逃げて、
その部分が窪んで不安定となる。
本考案の目的はエア袋を弾性線の下部側に位置
させるようにして上記欠点を除去するものであ
り、以下実施例を用いて詳細に説明する。
させるようにして上記欠点を除去するものであ
り、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第１図、第２図は本考案によるエア袋内蔵式車
輌用シートの一実施例を示す断面図であり、同図
において１はフレームであり、このフレーム１の
開口部２側には弾性線３が複数本設けられてい
る。この弾性線３の両端側は保持棒４に接続さ
れ、さらにこの保持棒４はフレーム１側に複数の
スプリング５によつて接続されており、さらに上
記弾性線３の下部側には複数本の弾性線６が位置
され、この弾性線６の両端側は保持棒２０側に接
続され、この保持棒２０はスプリング２１を介し
てフレーム１の舌片２２に接続される。この弾性
線６と弾性線３との間に空気袋７が配置され、こ
の空気袋７はパイプ８を介して空気の給排機構９
側に連通しており、この給排機構９の操作レバー
１０を操作することにより、この空気袋７内の空
気量を調整することができる。上記弾性線３の上
部側に発泡ウレタンなどの緩衝材１１が配置さ
れ、さらにこの緩衝材１１の表面側を被う如く図
示しないレザー、合成樹脂シートなどの表皮材が
配置されている。
輌用シートの一実施例を示す断面図であり、同図
において１はフレームであり、このフレーム１の
開口部２側には弾性線３が複数本設けられてい
る。この弾性線３の両端側は保持棒４に接続さ
れ、さらにこの保持棒４はフレーム１側に複数の
スプリング５によつて接続されており、さらに上
記弾性線３の下部側には複数本の弾性線６が位置
され、この弾性線６の両端側は保持棒２０側に接
続され、この保持棒２０はスプリング２１を介し
てフレーム１の舌片２２に接続される。この弾性
線６と弾性線３との間に空気袋７が配置され、こ
の空気袋７はパイプ８を介して空気の給排機構９
側に連通しており、この給排機構９の操作レバー
１０を操作することにより、この空気袋７内の空
気量を調整することができる。上記弾性線３の上
部側に発泡ウレタンなどの緩衝材１１が配置さ
れ、さらにこの緩衝材１１の表面側を被う如く図
示しないレザー、合成樹脂シートなどの表皮材が
配置されている。
以上の構成によれば、第３図に示す如く空気袋
７内に空気の給排機構９から空気を封入すると、
上記空気袋７に膨らみが生じこのため座面が硬く
なる。また、弾性線６と弾性線３との間ｇが広が
るような力が作用するため各スプリング２１，５
のスプリング力（セツト荷重）が大きくなり、座
面の硬さがより硬くなる。
７内に空気の給排機構９から空気を封入すると、
上記空気袋７に膨らみが生じこのため座面が硬く
なる。また、弾性線６と弾性線３との間ｇが広が
るような力が作用するため各スプリング２１，５
のスプリング力（セツト荷重）が大きくなり、座
面の硬さがより硬くなる。
したがつてエア袋７内の空気量を調整すること
によりスプリング２１，５のスプリング力を調整
することができ、このスプリング２１，５のスプ
リング力を強くした場合には、このシートの身体
の保持力すなわち座圧が大きくなり、このシート
の上に乗員が着座しても容易に撓まなくなり乗員
のコンデイシヨンにあつた座圧感を得ることがで
きる。また、偏心して着座しても弾性線３のため
各空気袋７，７に力が均一にかかり、一部が窪む
ことがない。
によりスプリング２１，５のスプリング力を調整
することができ、このスプリング２１，５のスプ
リング力を強くした場合には、このシートの身体
の保持力すなわち座圧が大きくなり、このシート
の上に乗員が着座しても容易に撓まなくなり乗員
のコンデイシヨンにあつた座圧感を得ることがで
きる。また、偏心して着座しても弾性線３のため
各空気袋７，７に力が均一にかかり、一部が窪む
ことがない。
なお、本考案においては弾性線３の下部側に弾
性線６を対向せしめるものとして説明したが、弾
性線６に代えて網状体又はプレート材より成る弾
性材を設けるようにしてもよい。
性線６を対向せしめるものとして説明したが、弾
性線６に代えて網状体又はプレート材より成る弾
性材を設けるようにしてもよい。
また弾性線６，３は直線状の枠線に限定され
ず、Ｓバネ、コイルバネを用いても良い。また第
４図に示すようにスプリング２１を省略してもよ
い。
ず、Ｓバネ、コイルバネを用いても良い。また第
４図に示すようにスプリング２１を省略してもよ
い。
以上説明したように、本考案によるエア袋内蔵
式車輌用シートによれば、フレームの開口部側に
橋絡された弾性線と、この弾性線の上部側に位置
される緩衝材とを具備する車輌用シートに給排機
構を有する空気袋を内蔵したエア袋内蔵式車輌用
シートにおいて、上記弾性線の下側にフレームに
橋絡された弾性材を設け、この弾性材と弾性線と
の間に空気袋を配置するようにしたので、この空
気袋内の空気量を調整することに基き、上記弾性
線、弾性材の弾性力を調整することができ、これ
によりシート自体の座圧を乗員のアイレベルの上
下関係を変えることなく調整することができ、安
全運転を確保できる。
式車輌用シートによれば、フレームの開口部側に
橋絡された弾性線と、この弾性線の上部側に位置
される緩衝材とを具備する車輌用シートに給排機
構を有する空気袋を内蔵したエア袋内蔵式車輌用
シートにおいて、上記弾性線の下側にフレームに
橋絡された弾性材を設け、この弾性材と弾性線と
の間に空気袋を配置するようにしたので、この空
気袋内の空気量を調整することに基き、上記弾性
線、弾性材の弾性力を調整することができ、これ
によりシート自体の座圧を乗員のアイレベルの上
下関係を変えることなく調整することができ、安
全運転を確保できる。
第１図、第２図は本考案によるエア袋内蔵式車
輌用シートの一実施例を示す斜視図及び断面図、
第３図は上記車輌用シートの動作を説明するため
の断面図、第４図は本考案によるエア袋内蔵式車
輌用シートの他の実施例を示す図である。 １……フレーム、２……開口部、３，６……弾
性線、４，２０…保持棒、５，２１……スプリン
グ、７……空気袋、９……給排機構。
輌用シートの一実施例を示す斜視図及び断面図、
第３図は上記車輌用シートの動作を説明するため
の断面図、第４図は本考案によるエア袋内蔵式車
輌用シートの他の実施例を示す図である。 １……フレーム、２……開口部、３，６……弾
性線、４，２０…保持棒、５，２１……スプリン
グ、７……空気袋、９……給排機構。
Claims (1)
- フレームの開口部側を橋絡する如くフレームに
接続された弾性線と、この弾性線の上部側に位置
される緩衝材とから成る車輌用シートに給排機構
を有する空気袋を内蔵したエア袋内蔵式車輌用シ
ートにおいて、上記弾性線の下部側に上記フレー
ムに接続された弾性材を設け、この弾性材と上記
弾性線との間に空気袋を位置するようにしたこと
を特徴とするエア袋内蔵式車輌用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589182U JPS5950351U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | エア袋内蔵式車輌用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14589182U JPS5950351U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | エア袋内蔵式車輌用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5950351U JPS5950351U (ja) | 1984-04-03 |
| JPS6237497Y2 true JPS6237497Y2 (ja) | 1987-09-24 |
Family
ID=30324906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14589182U Granted JPS5950351U (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | エア袋内蔵式車輌用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950351U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4611130B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2011-01-12 | 株式会社デルタツーリング | 座席用ベースネット支持機構及び座席構造 |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP14589182U patent/JPS5950351U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5950351U (ja) | 1984-04-03 |
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