JP2000025497A - 車両用シートバック - Google Patents

車両用シートバック

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JP2000025497A
JP2000025497A JP10196347A JP19634798A JP2000025497A JP 2000025497 A JP2000025497 A JP 2000025497A JP 10196347 A JP10196347 A JP 10196347A JP 19634798 A JP19634798 A JP 19634798A JP 2000025497 A JP2000025497 A JP 2000025497A
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俊介 土方
Shinko Egami
真弘 江上
Michihiro Katsuragi
道裕 桂木
Tomoyuki Kitazaki
智之 北崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバック上部のたわみ量を他の部位に対
して積極的に増加させることにより、体の支持バランス
を向上できる車両用シートバックの提供を課題とする。 【解決手段】 着座者の腰部に対応する網状フレーム5
の下部を弾性体6a、6b、6cにより支持しているた
め、腰部の支持が確実である。また、網状フレーム5の
上部は弾性体で支持していないため、シートバック1上
部のたわみ量を相対的に増加させることができ、体の支
持バランスを向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートバック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シートバックとしては、例
えば特開平9−262153号公報で知られているよう
に、シートバックフレームに対して、コイルスプリング
や剛体の回転リンクで針金枠を支持したものや、実開平
2−36352号公報で知られているように、シートバ
ックフレームに対して、弾性体でシートバックの上部フ
レームと下部フレームを固定した構造がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用シートバックにあっては、一定の快適
性はあるものの、体の十分な支持バランスが得られず、
シートバックの上部のたわみ量を他の部位に対して積極
的に増加させることが困難である。
【0004】そこでこの発明は、シートバック上部のた
わみ量を他の部位に対して積極的に増加させることによ
り、体の支持バランスを向上できる車両用シートバック
の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シー
トバックフレームの中央部に配置された網状フレーム
を、弾性体によりシートバックフレームに連結した車両
用シートバックであって、前記弾性体が網状フレームの
下部に設けられている。
【0006】請求項2の発明は、網状フレームの側面形
状が、下部を前方に凸とし且つ上部を後方に凸とした湾
曲形状を呈している。
【0007】請求項3の発明は、弾性体の弾性力を下方
から上方にかけて漸次弱くした。
【0008】請求項4の発明は、網状フレームとシート
バックフレームとの間の取付スパンが、上方から下方に
かけて漸次広くなっており、該取付スパンに設けられる
弾性体が同一ばね定数のコイルスプリングである。
【0009】請求項5の発明は、網状フレームとシート
バックフレームとの間の取付スパンは、腰部に対応する
部位のみが部分的に広く設定されている。
【0010】請求項6の発明は、網状フレームとシート
バックフレームとの間の取付スパンが、下方から上方に
かけて漸次広くなっており、網状フレームとシートバッ
クフレームとを連結する弾性体が取付スパンに相応した
幅のゴム板である。
【0011】請求項7の発明は、網状フレームとシート
バックフレームとを連結する弾性体がゴム板で、該ゴム
板の厚さが下方から上方にかけて漸次薄くなっている。
【0012】請求項8の発明は、弾性体は網状フレーム
と同じ面内に配置され、網状フレームの最下部はシート
バックフレームの裏面パネルに固定された振動吸収材で
支持されている。
【0013】請求項9の発明は、網状フレームの上部の
剛性を下部よりも小さくした。
【0014】請求項10の発明は、網状フレームの縦部
材の幅を下方から上方にかけて漸次細くした。
【0015】請求項11の発明は、網状フレームの縦部
材の下部に剛性の高い補強部材を一体化した。
【0016】請求項12の発明は、補強部材が網状フレ
ームの縦部材の下部に一体化される逆S字型をしてい
る。
【0017】請求項13の発明は、網状フレームが2本
のばね鋼に形成されている。
【0018】
【発明の効果】請求項1では、着座者の腰部に対応する
網状フレームの下部を弾性体により支持しているため、
腰部の支持が確実である。また、網状フレームの上部は
弾性体で支持していないため、シートバック上部のたわ
み量を相対的に増加させることができ、体の支持バラン
スを向上させることができる。
【0019】請求項2では、網状フレームの側面形状
が、着座者の背面に沿った湾曲形状を呈しているため、
着座者の背面を確実に支持することができる。
【0020】請求項3では、弾性体の弾性力が下方から
上方にかけて漸次弱くなるため、シートバック上部のた
わみ量を更に増加させることができる。
【0021】請求項4では、上側のコイルスプリングの
方が伸びが小さく弾性力が小さいため、シートバック上
部のたわみ量を更に増加させることができる。
【0022】請求項5では、腰部に対応する部位のコイ
ルスプリングが伸びて弾性力が増すため、硬性感が求め
られる腰部の支持力を増すことができる。
【0023】請求項6では、ゴム板の上側の方が幅広で
ばね定数が小さいため、シートバック上部のたわみ量を
更に増加させることができる。
【0024】請求項7では、ゴム板の上側の方が薄くて
ばね定数が小さいため、シートバック上部のたわみ量を
更に増加させることができる。
【0025】請求項8では、乗り心地を確保したまま、
シートバックの下部の支持力を増加させることができ
る。
【0026】請求項9では、網状フレームの上部の剛性
が下部よりも小さいため、シートバック上部のたわみ量
を更に増加させることができる。
【0027】請求項10では、網状フレームの縦部材の
幅を上側に向けて細くしたことにより、網状フレームの
上部の剛性が下部に比べて低下するため、シートバック
上部のたわみ量を更に増加させることができる。
【0028】請求項11では、補強部材により網状フレ
ームの下部の剛性が相対的に高まるため、腰部の支持力
を増すことができる。
【0029】請求項12では、補強部材が逆U字型をし
ているため、網状フレームの下部の支持圧の高い部位を
適正に支持することが可能となる。
【0030】請求項13では、網状フレームのばね鋼の
上部が連結されていないため、シートバックの全体的な
たわみ量を増加させることが可能となり、乗員着座時の
ストローク感を著しく向上させることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の複数の実施例
を、図面に基づいて説明する。尚、各実施例において、
共通する構成部分については同符号を付して説明し、重
複する説明は省略する。
【0032】(第一実施例)図1〜3は本発明の第一実
施例を示し、図1は概略斜視図、図2は概略正面図、図
3(a),(b)は部分正面図及び側面図である。
【0033】本実施例のシートバック1は、シートバッ
クフレーム2、パッド3、トリム4、網状フレーム5、
「弾性体」としての左右3個づつのコイルスプリング6
a、6b、6c、取付ブラケット7を主要構成部品とし
ている。
【0034】網状フレーム5は、左右の縦部材と上部材
を形成する逆U字型に曲げられたばね鋼8と、左右のば
ね鋼8を網状に結んだ細い鋼線9と、ばね鋼8の下部に
かしめられた「補強部材」としての太い鋼線10とから
形成されている。尚、太い鋼線10の一体化は溶接等で
も良い。
【0035】そして、このばね鋼8の側面形状は、下側
の人体腰椎部に相当する前方に凸の前湾形状(R−LW
R)と、上側の人体胸椎部に相当する後方に凸の後湾形
状(R−UPR)の、少なくとも2つの湾曲形状により
構成されている。
【0036】網状フレーム5は、前記コイルスプリング
6a、6b、6cにより、シートバックフレーム2に固
定された取付ブラケット7に連結されている。ばね鋼8
の左右の縦部材と取付ブラケット7との間隔は上下方向
にわたって同一であり、各コイルスプリング6a、6
b、6cは同一のばね定数を有している。このようなコ
イルスプリング6a、6b、6cで連結することによ
り、網状フレーム5が後方にたわむことができる。
【0037】この実施例によれば、着座者の腰部に対応
する網状フレーム5の下部をコイルスプリング6a、6
b、6cにより支持しているため、腰部の支持が確実で
ある。また、網状フレーム5の上部はコイルスプリング
6a、6b、6cで支持していないため、シートバック
1の上部のたわみ量を相対的に増加させることができ、
体の支持バランスを向上させることができる。更に、太
い鋼線10により、網状フレーム5の下部の剛性を相対
的に高めているため、硬性感が求められる腰部の支持力
を更に増すことができる。加えて、網状フレーム5の側
面形状を、人体形状に合わせた逆S字型に湾曲形状にし
たことにより、乗員着座時の支持を適正化することがで
きる。
【0038】(第二実施例)図4は本発明の第二実施例
を示している。シートバックフレーム2が上方にかけて
絞られた形状になっており、網状フレーム5の幅が一定
で、シートバックフレーム2の両端に固定された取付ブ
ラケット11も、シートバックフレーム2に沿った斜め
状態で配置されている。従って、網状フレーム5のばね
鋼8の左右の縦部材と、取付ブラケット11との間の取
付スパンは、下方に向けて拡大しており、この取付スパ
ンに同一ばね定数のコイルスプリング6a、6b、6c
が設けられている。
【0039】この第二実施例によれば、ばね鋼8と取付
ブラケット11との間の取付スパンが下方へ向けて拡大
しているため、コイルスプリング6a>6b>6cの順
で弾性支持力が増す。従って、支持圧の高い下部側を適
正に支持することが可能となる。また、最上部の弾性支
持力が相対的に低下しているため、シートバック1の上
部のたわみ量が相対的に大きくなり、乗員の体型による
ばらつきを吸収することができ、着座時のストローク感
を適正に保つことができる。
【0040】(第三実施例)図5は本発明の第三実施例
を示している。この第三実施例では、網状フレーム12
のばね鋼13における左右の縦部材及び太い鋼線14に
おける腰部に対応する部分の幅を部分的に狭くし、中間
のコイルスプリング6bに対応する取付スパンを拡大し
た。そのため、コイルスプリング6b>6a>6cの順
で弾性支持力が増す。従って、適度な硬性感が求められ
る腰に対応する部分(中間部)の支持力が増し、適正な
支持バランスを得ることができる。
【0041】(第四実施例)図6は本発明の第四実施例
を示している。この第四実施例では、網状フレーム5を
形成している逆U型のばね鋼8の下部に、U型に曲げて
作られた太い鋼線15をかしめて固定した。
【0042】この第四実施例によれば、上部を逆U型に
曲げたばね鋼8で構成することにより弾性力を確保し
て、シートバック1の上部のわたみ量を適度に保ち、下
部をU字型に曲げた太い鋼線15で剛性を上げることに
より、シートバック1の下部の支持圧の高い部位を適正
に支持することが可能となる。
【0043】(第五実施例)図7は本発明の第五実施例
を示している。この第五実施例では、ばね鋼16を逆U
型にせず、2本の縦部材だけを形成する形状にして配置
し、その間に細い鋼線9を設けた。そして、このばね鋼
16の下部にはそれぞれ太い鋼線10をかしめた。
【0044】この第五実施例によれば、ばね鋼16の上
端同士が切り離された状態になっているため、シートバ
ック1の上部のわたみ量を十分に確保しつつ、横方向に
配された細い鋼線9でシートバック1の全体的なたわみ
量を増加させることが可能となり、乗員着座時のストロ
ーク感を著しく向上させることが可能となる。
【0045】(第六実施例)図8は本発明の第六実施例
を示している。この第六実施例では、左右に分離された
2本のばね鋼16の下部に、U型に曲げて作られた太い
鋼線15をかしめて固定した。
【0046】この第六実施例によれば、シートバック1
の上部のたわみ量を十分確保すると共に、下部にU字型
に曲げた太い鋼線15をかしめて剛性を上げることによ
り、シートバック1の下部の支持圧の高い部分を適正に
支持することが可能となり、シートバック1の上部と下
部の支持感のメリハリを強くして、乗員着座時における
ストローク感と体の支持感を著しく向上させることがで
きる。
【0047】(第七実施例)図9は本発明の第七実施例
を示している。この第七実施例では、一定幅の網状フレ
ーム5のばね鋼8に対して、上方から下方にかけて間隔
が漸次せまくなるように、取付ブラケット17をシート
バックフレーム2に固定した。そして、このばね鋼8と
取付ブラケット17との間を、ゴム板に代表される弾性
体18により連結した。
【0048】この第七実施例によれば、弾性体18の幅
が下方から上方にかけて狭くなるため、弾性体18のの
ばね定数も下方から上方にかけて漸次弱くなる。従っ
て、網状フレーム5自体の特性に加えて、更に上方のわ
たみ量を連続的に増加させることが可能となり、着座時
の姿勢支持感の連続性とストローク感を両立させること
が可能となる。
【0049】(第八実施例)図10は本発明の第八実施
例を示している。この第八実施例では、網状フレーム5
のばね鋼8と、シートバックフレーム2に固定した取付
ブラケット19とは上下で同じ間隔であり、両者は下方
から上方にかけて漸次厚さが薄くなる形状のゴム板に代
表される弾性体20で連結されている。
【0050】この第八実施例によれば、弾性体20のば
ね定数が下方から上方にかけて漸次弱くなるため、網状
フレーム5自体の特性に加えて、更に上方のたわみ量を
連続的に増加させることが可能となり、着座時の姿勢支
持感の連続性とストローク感を限られたスペース内にお
いて両立させることが可能となる。
【0051】(第九実施例)図11は本発明の第九実施
例を示している。この第九実施例では、網状フレーム2
1の全周をばね鋼22で形成すると共に、該ばね鋼22
の側面形状の厚みが下方から上方にかけて漸次薄くなっ
ている。
【0052】この第九実施例によれば、従って、網状フ
レーム21の上部における剛性が下部に比べて低くなる
ため、限られたスペース内において下方から上方にかけ
てたわみ量を連続的に変化させることが可能となる。ま
た、網状フレーム21の湾曲形状で乗員着座時の適正な
支持状態が得られる。
【0053】(第十実施例)図12は本発明の第十実施
例を示している。この第十実施例では、網状フレーム5
のばね鋼8における下部と、シートバックフレーム2と
は、網状フレーム5の面内に位置するコイルスプリング
6a、6b、6cにより連結されている。そして、ばね
鋼8の最下部と、シートバックフレーム2の下方の裏面
パネル23との間には、ゴムに代表される弾性部材製の
振動吸収部材24が挟まれて固定されている。
【0054】この第十実施例によれば、シートバック1
の下方の接触圧が高い部位おける支持圧力を更に高める
ことが可能となり、且つ振動吸収部材24により一定の
乗り心地性能を確保でき、シートバック1の上部のスト
ローク量を増加させることが可能となる。
【0055】(第十一実施例)図13は本発明の第十一
実施例を示している。この第十一実施例では、圧縮バネ
に代表される弾性部材製の振動吸収部材25を設けた。
従って、先の第十一実施例と同様に、シートバック1の
下方の接触圧が高い部位おける支持圧力を更に高めるこ
とが可能となり、且つ振動吸収部材25により一定の乗
り心地性能を確保でき、シートバック1の上部のストロ
ーク量を増加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る車両用シートバック
の概略斜視図である。
【図2】第一実施例に係る車両用シートバックの概略正
面図である。
【図3】第一実施例に係る車両用シートバックの部分正
面図(a)及び側面図(b)である。
【図4】第二実施例に係る車両用シートバックの概略正
面図である。
【図5】第三実施例に係る車両用シートバックの概略正
面図である。
【図6】第四実施例に係る網状フレームの概略正面図で
ある。
【図7】第五実施例に係る網状フレームの概略正面図で
ある。
【図8】第六実施例に係る網状フレームの概略正面図で
ある。
【図9】第七実施例に係る車両用シートバックの部分正
面図(a)及び側面図(b)である。
【図10】第八実施例に係る車両用シートバックの部分
正面図(a)及び側面図(b)である。
【図11】第九実施例に係る車両用シートバックの部分
正面図(a)及び側面図(b)である。
【図12】第十実施例に係る車両用シートバックの概略
側面図。
【図13】第十一実施例に係る車両用シートバックの概
略側面図。
【符号の説明】
1 シートバック 2 シートバックフレーム 5、12 網状フレーム 6a、6b、6c コイルスプリング(弾性体) 8、13、16、22 ばね鋼 10、14、15 太い鋼線(補強部材) 18、20 ゴム板(弾性体) 23 裏面パネル 24、25 振動吸収部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂木 道裕 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 北崎 智之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3B084 GA03 3B087 DB02 DB04 DB09 DB10 DD09 DD14 DD18 DE03 DE05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームの中央部に配置さ
    れた網状フレームを、弾性体によりシートバックフレー
    ムに連結した車両用シートバックであって、 前記弾性体が網状フレームの下部に設けられていること
    を特徴とする車両用シートバック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用シートバックであ
    って、 網状フレームの側面形状が、下部を前方に凸とし且つ上
    部を後方に凸とした湾曲形状を呈していることを特徴と
    する車両用シートバック。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の車両用シー
    トバックであって、 弾性体の弾性力を下方から上方にかけて漸次弱くしたこ
    とを特徴とする車両用シートバック。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両用シートバックであ
    って、 網状フレームとシートバックフレームとの間の取付スパ
    ンが、上方から下方にかけて漸次広くなっており、該取
    付スパンに設けられる弾性体が同一ばね定数のコイルス
    プリングであることを特徴とする車両用シートバック。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両用シートバックであ
    って、 網状フレームとシートバックフレームとの間の取付スパ
    ンは、腰部に対応する部位のみが部分的に広く設定され
    ていることを特徴とする車両用シートバック。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の車両用シートバックであ
    って、 網状フレームとシートバックフレームとの間の取付スパ
    ンが、下方から上方にかけて漸次広くなっており、網状
    フレームとシートバックフレームとを連結する弾性体が
    取付スパンに相応した幅のゴム板であることを特徴とす
    る車両用シートバック。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の車両用シートバックであ
    って、 網状フレームとシートバックフレームとを連結する弾性
    体がゴム板で、該ゴム板の厚さが下方から上方にかけて
    漸次薄くなっていることを特徴とする車両用シートバッ
    ク。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車
    両用シートバックであって、 弾性体は網状フレームと同じ面内に配置され、網状フレ
    ームの最下部はシートバックフレームの裏面パネルに固
    定された振動吸収材で支持されていることを特徴とする
    車両用シートバック。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の車
    両用シートバックであって、 網状フレームの上部の剛性を下部よりも小さくしたこと
    を特徴とする車両用シートバック。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の車両用シートバックで
    あって、 網状フレームの縦部材の幅を下方から上方にかけて漸次
    細くしたことを特徴とする車両用シートバック。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の車両用シートバックで
    あって、 網状フレームの縦部材の下部に剛性の高い補強部材を一
    体化したことを特徴とする車両用シートバック。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の車両用シートバック
    であって、 補強部材が網状フレームの縦部材の下部に一体化される
    逆U字型をしていることを特徴とする車両用シートバッ
    ク。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    の車両用シートバックであって、 網状フレームが2本のばね鋼で形成されていることを特
    徴とする車両用シートバック。
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