JP2000031566A - パルス電源装置 - Google Patents

パルス電源装置

Info

Publication number
JP2000031566A
JP2000031566A JP10199247A JP19924798A JP2000031566A JP 2000031566 A JP2000031566 A JP 2000031566A JP 10199247 A JP10199247 A JP 10199247A JP 19924798 A JP19924798 A JP 19924798A JP 2000031566 A JP2000031566 A JP 2000031566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
circuit
capacitors
stage
saturable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10199247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3847460B2 (ja
Inventor
Masao Hagiwara
政雄 萩原
Yasufumi Kawasuji
康文 川筋
Yasuhiko Matsuki
康彦 松木
Yoshio Nomura
良雄 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP19924798A priority Critical patent/JP3847460B2/ja
Publication of JP2000031566A publication Critical patent/JP2000031566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3847460B2 publication Critical patent/JP3847460B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】高繰り返し周波数のパルスパワーを実現する。 【解決手段】可飽和リアクトルおよびコンデンサを有し
て構成される各段のLC回路を複数個の可飽和リアクト
ル5〜8および複数個のコンデンサ1〜4の並列回路に
分割する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ用パルス
放電などに利用される磁気スイッチ(可飽和リアクト
ル)を用いたパルス電源装置に関し、特に高繰り返し周
波数のパルスパワーを実現するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】高出
力パルスレーザや加速器用のパルス電源装置として、
近年、サイラトロン、GTOなどの主スイッチの耐久性
の向上のために磁気パルス圧縮回路を使用したものが用
いられることが多い。
【0003】図9はパルスレーザのパルス電源に用いら
れる一般的な容量移行型の磁気パルス圧縮装置の等価回
路を示すもので、図10は図9の回路各部における電圧
及び電流の波形例を示すものである。
【0004】この図9の放電回路は、可飽和リアクトル
から成る3個の磁気スイッチAL0〜AL2の飽和現象を
利用した2段の磁気パルス圧縮回路である。
【0005】図9においては、まず、コンデンサC0
に、磁気スイッチAL0、コイルL1を介して高電圧電源
HVからの電荷をチャージしておく。
【0006】この後、パルスレーザ発振の繰り返し周波
数に同期してオンになるパルス発振同期信号(トリガ信
号)TRが入力されると、この時点で主スイッチSWが
オンにされる(図10時刻t0)。主スイッチSWがオ
ンになると、主スイッチSWの電位VSWが0に急激に下
がり、この後磁気スイッチAL0の両端電圧であるコン
デンサC0と主スイッチSWの電圧差VC0−VSWの時間
積(電圧VC0の時間積分値)S0が磁気スイッチAL0の
設定特性で決まる限界値に達すると、この時点t1にお
いて磁気スイッチAL0は飽和し、コンデンサC0、磁気
スイッチAL0、主スイッチSW、コンデンサC1のルー
プに電流パルスi0が流れる。
【0007】この電流パルスi0が流れ始めてから0に
なる(時刻t2)までの時間δ0、即ちコンデンサC0か
らコンデンサC1に電荷が完全に移行されるまでの電荷
転送時間δ0は、主スイッチSWなどによる損失を無視
すれば、磁気スイッチAL0の飽和時のインダクタン
ス、コンデンサC0、コンデンサC1の各容量によって決
定される。
【0008】一方、コンデンサC1の電圧VC1の時間積
S1が磁気スイッチAL1の設定特性で決まる限界値に達
すると、この時点t3において磁気スイッチAL1は飽和
し、低インダクタンスとなる。これにより、コンデンサ
C1、コンデンサC2、磁気スイッチAL1のループに電
流パルスi1が流れる。この電流パルスi1は、コンデン
サC1、C2の容量および磁気スイッチAL1の飽和時の
インダクタンスによって決定される所定の転送時間δ1
を経由した後、時刻t4で0になる。
【0009】また、コンデンサC2の電圧VC2の時間積
S2が磁気スイッチAL2の設定特性で決まる限界値に達
すると、この時点t5において磁気スイッチAL2は飽和
し、これにより、コンデンサC2、ピーキングコンデン
サCP、磁気スイッチAL2のループに電流パルスi2が
流れる。
【0010】その後、ピーキングコンデンサCpの電圧
VCpは充電の進展とともに上昇し、この電圧VCpが所定
の主放電開始電圧に達すると、この時点t6において主
電極10間のレーザガスが絶縁破壊されて主放電が開始
される。この主放電によってレーザ媒質が励起され、数
nsec後にレーザ光が発生される。
【0011】この後、主放電によってピーキングコンデ
ンサCpの電圧は急速に低下し、所定時間経過後に充電
開始前の状態に戻る。
【0012】このような放電動作が、トリガ信号TRに
同期した主スイッチSWのスイッチング動作によって繰
り返し行われることにより、所定の繰り返し周波数(パ
ルス発振周波数)でのパルスレーザ発振が行われる。
【0013】また、この場合、磁気スイッチおよびコン
デンサで構成される各段の電荷転送回路のインダクタン
スが後段にいくにつれ小さくなるように設定されている
ので、電流パルスi0〜i2のピーク値が順次高くなりか
つその通電幅も順次狭くなるようなパルス圧縮動作が行
われ、この結果主電極6間に短時間での強い放電が得ら
れることになる。
【0014】このような磁気圧縮回路において、例えば
コンデンサC0からコンデンサC1への電荷転送を考えた
場合、その電荷転送時間δ0は下式のようになる。
【0015】δ0/2=2π√(LC) …(1) ただし、C=C0・C1/(C0+C1)で、Lは磁気スイッ
チAL0の飽和時のインダクタンスである。
【0016】コンデンサC1からコンデンサC2への電荷
転送、コンデンサC2からコンデンサCpへの電荷転送も
同様であり、それらの電荷転送時間も上式(1)によって
決定される。
【0017】このようにコンデンサ間の電荷転送時間
は、磁気スイッチの飽和時のインダクタンスおよび転送
側コンデンサ及び被転送側コンデンサの容量によって決
定される。
【0018】しかしながら、従来の磁気圧縮回路におい
ては、各段毎に1個のコンデンサと1個の磁気スイッチ
を設け、これら1個のコンデンサ及び磁気スイッチから
成る回路構成を多段接続することで電流パルスの圧縮を
行なうようにしていたので、上記式(1)によって決定さ
れる電荷転送時間より短い電荷転送時間を実現すること
が困難であった。この転送時間を短くするには、上記
(1)式のCまたはL或いはその双方を小さくしなければ
ならない。Cを小さくすることはパルスエネルギーを小
さくすることになり、Lは物理的な形状などからの制約
故にこれを小さくすることは困難である。
【0019】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、高繰り返し周波数のパルスパワーを実現する
パルス電源装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段及び作用効果】請求項1に
対応する発明では、充電電源に対し直列に接続された複
数の可飽和リアクトルと、充電電源によって充電される
初段のコンデンサと、充電電源に対し並列に接続された
複数のコンデンサとによって複数段のLC回路を構成
し、初段のコンデンサの電荷を可飽和リアクトルの磁気
飽和現象を利用して順次後段のコンデンサに磁気パルス
圧縮して転送するパルス電源装置において、前記可飽和
リアクトルおよびコンデンサを有して構成される各段の
LC回路を複数個の可飽和リアクトルおよび複数個のコ
ンデンサの並列回路に分割するようにしたことを特徴と
する。
【0021】かかる請求項1の発明によれば、可飽和リ
アクトルおよびコンデンサを有して構成される各段のL
C回路を複数個(n個)の可飽和リアクトルおよび複数
個(n個)のコンデンサの並列回路に分割する。
【0022】転送側コンデンサ(容量C1)をn個のコ
ンデンサの並列回路に分割しているので、各コンデンサ
の容量はC1/nとなる。被転送側コンデンサ(容量C
2)も同様であり、各コンデンサの容量はC2/nとな
る。
【0023】従って、各段での電荷転送時間δは、次式
のようになる。
【0024】δ/2=2π√(L・(C/n)) ただし、C=C1・C2/(C1+C2) このように、各段のLC回路をn個の可飽和リアクトル
およびn個のコンデンサの並列回路に分割するようにし
ているので、各段での電荷転送時間は、これと同じ容量
の1個の転送コンデンサから被転送コンデンサへ電荷転
送を行った場合に比べ、1/√(n)となる。
【0025】したがって、この発明では、電荷転送量を
増やすことなく電荷転送時間を従来に比べ短くすること
ができ、これにより高繰り返し周波数のパルスパワーを
実現することができる。
【0026】請求項2に対応する発明では、請求項1の
発明において、同一段のLC回路に含まれる前記複数の
過飽和リアクトルは、1つの共通の磁心と、この共通の
磁心に巻回される複数のコイルとを有して構成されるこ
とを特徴とするこの請求項2の発明では、同一段のLC
回路に含まれる複数の過飽和リアクトルの各コイルを共
通の磁心(コア)に巻回することにより、同一段の複数
の可飽和リアクトルが飽和するタイミングを一致させ、
これにより並列に構成した同一段の複数の磁気パルス圧
縮回路の電荷転送タイミングを一致させるようにしてい
る。
【0027】請求項3に対応する発明では、請求項1の
発明において、同一段のLC回路に含まれる前記複数の
可飽和リアクトルは、複数個の磁心と、これら複数個の
磁心のうちの2つ以上の磁心にまたがるように巻回され
た複数のコイルを有して構成されることを特徴とする。
【0028】この請求項3の発明では、同一段のLC回
路に含まれる複数の過飽和リアクトルとして、複数個の
コアを用い、各可飽和リアクトルのコイルを2つ以上の
コアに跨るように巻回する磁気結合を利用することで、
同一段の複数の可飽和リアクトルが飽和するタイミング
を一致させ、これにより並列に構成した同一段の複数の
磁気パルス圧縮回路の電荷転送タイミングを一致させる
ようにしている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に従って詳細に説明する。
【0030】図1はこの発明にかかる磁気パルス圧縮回
路の一実施形態を示す等価回路図である。この場合、磁
気パルス圧縮回路は1段の圧縮回路である。
【0031】図1においては、充電電源HVの出力端に
サイラトロン、GTOなどの主スイッチが並列に接続さ
れている。
【0032】充電電源HVの電荷が最初に充電される初
段のコンデンサは並列に接続された4つのコンデンサ1
〜4に分割されている。これら4つのコンデンサの容量
は、Ca/4であるので、その合成容量はCaとなる。各
コンデンサ1〜4に対し直列に第1段目の可飽和リアク
トル5〜8が接続されている。これら可飽和リアクトル
5〜8の飽和時のインダクタンスはそれぞれLとする。
【0033】初段のコンデンサ1〜4の電荷がそれぞれ
転送される2段目のコンデンサは、並列接続された4つ
のコンデンサ11〜14に分割されている。これら4つ
のコンデンサ11〜14の各容量はCb/4であるの
で、それらの合成容量はCbとなる。
【0034】第2段目の可飽和リアクトルは、並列接続
された4つの可飽和リアクトル15〜18に分割されて
おり、第2段目のコンデンサ11〜14にそれぞれ並列
接続されている。
【0035】第2段目のコンデンサ11〜14の電荷が
転送される最終段のコンデンサ(ピーキングコンデン
サ)Cpは分割されてはいない。このピーキングコンデ
ンサCpに放電電極10、コイルLが並列に接続されて
いる。
【0036】図1の磁気パルス圧縮回路は次のように動
作する。
【0037】すなわち、まず、コンデンサ1〜4に、可
飽和リアクトル5〜8、可飽和リアクトル15〜18、
コイルLを介して高電圧電源HVからの電荷をチャージ
しておく。
【0038】この後、主スイッチSWがオンになると、
可飽和リアクトル5の両端にコンデンサ1による放電電
圧がかかり、この放電電圧の時間積が可飽和リアクトル
5の設定特性で決まる限界値に達すると、この時点に可
飽和リアクトル5は飽和し、コンデンサ1、主スイッチ
SW、コンデンサ11、可飽和リアクトル5のループに
電流パルスi11が流れる。
【0039】また、主スイッチSWがオンになると、可
飽和リアクトル6の両端にコンデンサ2による放電電圧
がかかり、この放電電圧の時間積が可飽和リアクトル6
の設定特性で決まる限界値に達すると、この時点に可飽
和リアクトル6は飽和し、コンデンサ2、主スイッチS
W、コンデンサ12、可飽和リアクトル6のループに電
流パルスi12が流れる。
【0040】また、同様にして、コンデンサ3、主スイ
ッチSW、コンデンサ13、可飽和リアクトル7のルー
プに電流パルスi13が流れ、コンデンサ4、主スイッチ
SW、コンデンサ14、可飽和リアクトル8のループに
電流パルスi14が流れる。
【0041】このようにして初段のコンデンサ1〜4の
電荷が第2段目のコンデンサ11〜14に転送される。
【0042】つぎに、コンデンサ11の電圧の時間積が
可飽和リアクトル15の設定特性で決まる限界値に達す
ると、この時点において可飽和リアクトル15は飽和
し、これにより、コンデンサ11、ピーキングコンデン
サCp、可飽和リアクトル15のループに電流パルスi2
1が流れる。
【0043】同様にして、電流パルスi21と並行に、コ
ンデンサ12、ピーキングコンデンサCp、可飽和リア
クトル16のループに電流パルスi22が流れ、コンデン
サ13、ピーキングコンデンサCp、可飽和リアクトル
17のループに電流パルスi23が流れ、コンデンサ1
4、ピーキングコンデンサCp、可飽和リアクトル18
のループに電流パルスi24が流れる。
【0044】ピーキングコンデンサCpの電圧は充電の
進展とともに上昇し、この電圧が所定の主放電開始電圧
に達すると、主電極10間のレーザガスが絶縁破壊され
て主放電が開始される。この主放電によってレーザ媒質
が励起され、レーザ光が発生される。この後、主放電に
よってピーキングコンデンサCpの電圧は急速に低下
し、所定時間経過後に充電開始前の状態に戻る。
【0045】このような放電動作が、トリガ信号TRに
同期した主スイッチSWのスイッチング動作によって繰
り返し行われることにより、所定の繰り返し周波数(パ
ルス発振周波数)でのパルスレーザ発振が行われる。
【0046】このようにこの磁気パルス圧縮回路におい
ては、可飽和リアクトルおよびコンデンサを有して構成
される各段のLC回路を複数個の可飽和リアクトルおよ
び複数個のコンデンサの並列回路に分割するようにして
いる。
【0047】ここで、初段のコンデンサ1〜4から第2
段目のコンデンサ11〜14への電荷転送を考える。
【0048】初段のコンデンサ1〜4の各容量はCa/
4で、第2段目のコンデンサの各容量はCb/4である
ので、これら電荷転送時間δは次式のようになる。
【0049】δ/2=2π√(L・(C/4)) ただし、C=Ca・Cb/(Ca+Cb) すなわち、この場合の電荷転送時間δは、これと同じ容
量の1個の転送コンデンサから被転送コンデンサへ電荷
転送を行った場合に比べ、1/√(4)となる。したが
って、この実施形態では、電荷転送量を低下させずに電
荷転送時間を従来に比べ短くすることができ、これによ
り高繰り返し周波数のパルスパワーを実現することがで
きる。
【0050】図2にこの発明の他の実施形態を示す。
【0051】この図2に示す実施形態においては、同一
段のLC回路に含まれる複数の可飽和リアクトルの磁心
(コア)を共通にするようにしている。
【0052】すなわち、図1に示したように、各段のL
C回路を複数個に分割して、電荷転送を行ったとして
も、最終段では各電流パルスを1つにまとめる必要があ
る。すなわち、各圧縮段で電流パルス幅を圧縮して短い
パルスをつくったとしても、最終段でこれらをまとめる
タイミングがずれると、これら短いパルスが時間がずれ
て重畳されることになり、最終的に目的とする短いパル
スは得られない。そこで、図2の磁気パルス圧縮回路に
おいては、同一段のLC回路に含まれる複数の可飽和リ
アクトルの磁心(コア)を共通にすることで、同一段の
複数の可飽和リアクトルの飽和タイミングを一致させる
ようにしている。
【0053】図3は、その具体的構成を示すもので、こ
の場合は初段のLC回路の4個の可飽和リアクトル5〜
8を示している。図3において、20は可飽和リアクト
ル5の巻き線で、21は可飽和リアクトル6の巻き線
で、22は可飽和リアクトル7の巻き線で、23は可飽
和リアクトル8の巻き線であり、これらの巻き線20〜
23を共通の1つのコア25に巻回するようにしてい
る。
【0054】可飽和リアクトルにおいては、可飽和リア
クトルに電圧が印加されたとしても最初はコアの透磁率
が極めて大きいため巻き線のインダクタンスも充分大き
く、このため巻き線を流れる電流は極めてゆっくり増え
ていく。この電流が作る磁束がコアの飽和磁束密度を超
えたときコアは飽和し、これによりコアの透磁率が急激
に小さくなって巻き線を流れる電流が一気に増加する。
これが可飽和リアクトルの動作である。
【0055】この実施形態では、同一のコア25を用い
て同一段の複数の可飽和リアクトルを構成しているため
に、各種のばらつき要因によってコアが飽和する前に、
巻き線20〜23を流れる電流の変化に多少のばらつき
があったとしても、これら同一段の複数の可飽和リアク
トルの飽和タイミングが一致し、これらの可飽和リアク
トル20〜23が介在する電荷転送のタイミングを揃え
ることができる。
【0056】なお、図2においては、第2段目の可飽和
リアクトル15〜18に関しても、同一のコアが用いら
れている。
【0057】次に、図4及び図5に、同一段の複数の可
飽和リアクトルの飽和タイミングを一致させるための他
の形態を示す。図5は、図4の平面図である。
【0058】この図4及び図5の実施形態も、図2の初
段のLC回路の4個の可飽和リアクトル5〜8を示して
いる。この図4及び図5の実施形態では、複数(この場
合4個)のコア30〜33を用い、2つのコアに跨って
各可飽和リアクトル5〜8の巻き線35〜38を巻回す
るようにしている。35は可飽和リアクトル5の巻き
線、36は可飽和リアクトル6の巻き線、37は可飽和
リアクトル7の巻き線、38は可飽和リアクトル8の巻
き線とする。
【0059】すなわち、巻き線35をコア30および3
1に跨って巻き、巻き線36をコア31及び32に跨っ
て巻き、巻き線37をコア32および33に跨って巻
き、巻き線38をコア33及び30に跨って巻くように
している。
【0060】図5に付した矢印のうち巻き線に平行して
付した矢印は電流の向きを示しており、各コア30〜3
3中に示した矢印は、各巻き線によって作られる磁界の
向きを示している。ここで、これらの磁界の向きは、反
時計方向→時計方向→反時計方向というように1個単位
に逆向きになるようにコイルの巻き方向および電流の向
きを調整する必要がある。また、このような1個単位に
逆向きの磁界を実現するためには、図4の実施形態のよ
うにコアを環状に結合した場合、コアの個数は偶数であ
ることが必要となる。
【0061】図4及び図5の可飽和リアクトル5〜8は
次のように動作する。
【0062】各巻き線35〜38を流れる電流にはばら
つきがあり、また各コア30〜33の飽和密度にも差が
あるとする。
【0063】各巻き線35〜38に電圧が印加される
と、各コア30〜33の巻き線には、各巻き線を流れる
電流を打ち消すように電圧が発生し、これが電流の増加
を抑える。最初は各コア30〜33の透磁率が極めて大
きいため巻き線のインダクタンスも充分大きく、このた
め巻き線を流れる電流は極めてゆっくり増えていく。こ
の電流増加によって各コア30〜33の磁束密度も増加
し、同じように飽和に近づいていく。そして、電流が作
る磁束がコアの飽和磁束密度を超えたときコアは飽和す
る。
【0064】仮に1つのコア30が飽和に達したとする
と、このコア30に巻回されている巻き線35および3
8を流れる電流が急激に増加する。これらの電流増加に
よってコア30に隣接しているコア31および33の磁
束密度も急激に増加し、これによってコア31及び33
も直ちに飽和する。
【0065】この結果、コア31及び33に巻回されて
いる巻き線36および37を流れる電流が急激に増加す
る。
【0066】そして、これらの電流増加によって残るコ
ア32も直ちに飽和する。
【0067】このようにして、4個のコアのうちのどれ
が先に飽和したとしても、残り3個のコアも直ちに飽和
することになり、これら4個の可飽和リアクトル5〜8
の飽和タイミングを一致させることが可能になる。
【0068】この図4および図5に示す実施形態では、
複数のコアを用いてこれら複数のコアの飽和タイミング
を揃えるようにしているので、先の図3に示した1つの
コアに複数の巻き線を巻く場合に比べ、並列回路の個数
が多くなった場合の対処が容易である。
【0069】なお、図4及び図5の場合は、巻き線を2
つのコアに跨って巻回するようにしたが、3つ以上のコ
アに跨って巻き線を巻回するようにしてもよい。
【0070】図6にこの発明の他の実施形態を示す。
【0071】この図6の実施形態においても、各段のL
C回路の可飽和リアクトルおよびコンデンサを複数の並
列回路に分割した点は先の図1に示した実施形態と同様
であるが、この図6の実施形態では電荷転送の手法が先
の図1の実施形態と異なっている。
【0072】まず、図7を用いて各段のLC回路の可飽
和リアクトルおよびコンデンサを複数の並列回路に分割
しない場合の電荷転送動作について説明する。
【0073】図7に示す磁気パルス圧縮回路では、スイ
ッチ素子SWと、直列接続された可飽和リアクトルSL
1およびコンデンサC1とがそれぞれ充電用直流電源HV
に並列接続される。また、直列接続された可飽和リアク
トルSL2およびコンデンサC2はコンデンサC1に並列
接続される。さらに、直列接続された可飽和リアクトル
SL3、ダイオードD1およびピーキングコンデンサCp
はコンデンサC2に並列接続される。また、レーザ放電
部LDがピーキングコンデンサCpに並列接続される。
この場合、ダイオードD1はピーキングコンデンサCpか
ら可飽和リアクトルSL3への方向を導通方向としてい
る。即ち、ダイオードD1は、パルス圧縮転送時におけ
るエネルギー転送方向を導通方向としている。
【0074】この図7の磁気パルス圧縮回路の動作を図
8のタイムチャートを用いて説明する。
【0075】まず、図7において、充電用直流電源1に
よって印加される直流高電圧によってコンデンサC1お
よびコンデンサC2が充電される。コンデンサC1には、
可飽和リアクトルSL1を介して充電され、コンデンサ
C2には、可飽和リアクトルSL1,SL2を介して充電
される。この充電は、可飽和リアクトルSL1,SL2が
飽和しなくても十分な時間をかけて直流高電圧を印加す
ることによって実現できる。電流の急激な変動がない場
合、インダクタンスは小さくなるからである。一方、ピ
ーキングコンデンサCpは充電されない。ダイオードD1
によってピーキングコンデンサCpへの電荷移動が阻止
されるからである。
【0076】従って、図8に示すように、充電が完了し
た段階におけるコンデンサC1,C2の端子電圧VC1,V
C2はそれぞれ+Eボルト(点P1)、ピーキングコンデ
ンサCpの端子電圧Vcpは0ボルト(点P2)となって
いる。
【0077】その後、主スイッチSWをオンにするとコ
ンデンサC1に蓄積された電荷の転送が開始される。す
なわち、スイッチ素子SWのオンによって可飽和リアク
トルSL1の端子電圧が急激に増大し、この後この電圧
時間積が可飽和リアクトルSL1の飽和限界に達すると
可飽和リアクトルSL1は飽和し、可飽和リアクトルS
L1のインダクタンスが急激に減少してオン状態とな
る。
【0078】この結果、コンデンサC1に蓄積された電
荷は電流I1として流れ、コンデンサC1の極性が反転す
る。すなわち、図8に示すようにコンデンサC1の端子
電圧VC1は+Eボルトから−Eボルトに変化する。この
コンデンサC1の極性反転の期間T1において、コンデ
ンサC2に蓄積されていた電荷は、可飽和リアクトルS
L1,SL2間の電圧降下によって可飽和リアクトルSL
2がオフ状態であるにもかかわらず、可飽和リアクトル
SL1を介して放電し、またコンデンサC2、リアクトル
SL2、コンデンサC1を経て放電して、微小な電圧降下
が生じる(点P3)。
【0079】その後、コンデンサC1の極性反転による
電荷転送終了直後に可飽和リアクトルSL2がオンとな
り、極性反転によって転送されてコンデンサC1に蓄積
された電荷およびコンデンサC2に蓄積された電荷が電
流I2として流れ、コンデンサC2の極性が反転されると
ともに、コンデンサC1の電荷がコンデンサC2に転送さ
れる。コンデンサC1とコンデンサC2との容量比が3:
1のときには、図8に示すように、コンデンサC1の端
子電圧VC1は−Eボルトから0ボルトとなり、コンデン
サC2の端子電圧VC2はほぼ+Eボルトから−Eボルト
に変化する。このコンデンサC1からコンデンサC2への
電荷転送およびコンデンサC2の極性反転の期間T2にお
いて、ピーキングコンデンサCpの電荷は、ダイオード
D1および可飽和リアクトルSL3を介して漏れることに
なるが、可飽和リアクトルSL2がオンになった時点で
は、可飽和リアクトルSL3の電位に対して可飽和リア
クトルSL2の電位の方が高いため、ピーキングコンデ
ンサCpの電荷は漏れない。そして、可飽和リアクトル
SL2と可飽和リアクトルSL3との電位が同じとなった
時点P5から、ピーキングコンデンサCpの電荷の漏れ
が開始する。この結果、ピーキングコンデンサCpの漏
れ電荷による端子電圧Vcpの電圧降下ΔVの値は、可飽
和リアクトルSL2がオンとなる時点P4から電荷漏れ
が開始した場合の電圧降下ΔV1の値に比較して半減あ
るいはそれ以下の微小な値となる。これにより、ピーキ
ングコンデンサCpに電荷が転送される前のピーキング
コンデンサCpの端子電圧Vcpの値は0ボルト近傍に効
果的に抑えられることになる。
【0080】ここで、通常、レーザ放電部LDからのレ
ーザ発振出力を制御する場合、レーザ放電部LDに対す
る印加電圧を制御することが行われるが、上述したよう
にレーザ放電部LDに供給すべきピーキングコンデンサ
Cpからの印加電圧量、電荷量等のエネルギー量を正確
に把握することができ、精度の高い、安定したパルスレ
ーザ出力に制御することが可能となる。
【0081】その後、コンデンサC2への電荷転送終了
直後に可飽和リアクトルSL3がオンとなり、コンデン
サC2に蓄積された電荷が電流I3として流れ、コンデン
サC2の電荷がピーキングコンデンサCpに転送される。
すなわち、図8に示すように、期間T3において、コン
デンサC2の端子電圧VC2は−Eボルトから0ボルトに
向かい、ピーキングコンデンサCpの端子電圧VCPはほ
ぼ0ボルトから−Eボルトに向かって変化する。
【0082】そして、ピーキングコンデンサCpに転送
された電荷は、電流I4としてレーザ放電部LDに印加
され、レーザ放電部LDの放電によってレーザ媒質が励
起され、レーザ発振することになる。レーザ放電部LD
で消費された電流以外の残余の電流は、その後レーザ放
電部LDとピーキングコンデンサCpおよびリアクトル
SL1,SL2,SL3、コンデンサC1,C2間で数回共
振するが、その都度ダイオードD1、可飽和リアクトル
SL2,SL3を介して電流I5としてコンデンサC1,C
2に回生される。しかも、ダイオードD1の整流作用によ
ってダイオードD1を介してコンデンサC1,C2に回生
された電荷はピーキングコンデンサCpに戻ることが阻
止される。このため、ピーキングコンデンサCpの電位
は負にバイアスされることはあっても、正にバイアスさ
れることはない。
【0083】このように、ピーキングコンデンサCpに
転送された電荷は、レーザ放電部LDの放電に寄与する
とともに、残余の電荷は再びコンデンサC1,C2に回生
され、次の充電エネルギーを削減することができ、エネ
ルギー消費効率を非常に大きくすることができる。
【0084】図6の実施形態は、図7の磁気パルス圧縮
回路の各段の可飽和リアクトル及びコンデンサを並列接
続したものであり、第1段目のLC回路を複数の(この
場合3個)可飽和リアクトルSL11〜SL13の並列回路
および複数の初段コンデンサC11〜C13の並列回路によ
って分割し、第2段目のLC回路を複数の可飽和リアク
トルSL21〜SL23の並列回路および複数のコンデンサ
C21〜C23の並列回路によって分割し、第3段目の可飽
和リアクトルを複数の可飽和リアクトルSL31〜SL33
によって並列分割し、第3段目の可飽和リアクトルSL
31〜SL33に対して直列に図7のダイオードD1と同様
の作用をなすダイオードD1〜D3を接続するようにして
いる。
【0085】この図6の回路における電荷転送動作は先
の図7のものと基本的には同じであるが、この図6の回
路では、各段の可飽和リアクトル及びコンデンサを並列
回路に分割するようにしているので、各段のコンデンサ
容量がC/nとなり、各電荷転送段での電荷転送時間を
図7の回路に比べ1/√nに短くすることが可能にな
る。また、図3に示した手法または図4に示した手法を
用いて同一段の複数の可飽和リアクトルの飽和タイミン
グを揃えるようにしているので、パルス幅の狭い電流パ
ルスを実現することができる。
【0086】なお、上記図1、図2、あるいは図6に示
す実施形態では、全ての段のコンデンサおよび過飽和リ
アクトルを並列回路に分割するようにしたが、図11
(a)(b)に示すように、スピードが要求される2段目以降
のみを並列回路に分割するようにしてもよく、また図1
1(c)(d)に示すように、最終団のLC回路のみを並列回
路に分割するようにしてもよい。なお、図11(a)(c)の
回路は図1または図2の実施形態の回路を基にしてお
り、また図11(b)(d)の回路は図6の実施形態の回路を
基にしている。
【0087】また、上述した実施の形態におけるスイッ
チ素子SWは、高速動作が可能で大電力用のスイッチ素
子であればよく、例えばサイリスタ、IGBT(絶縁ゲ
ート型バイポーラトランジスタ)、バイポーラトランジ
スタ、MOSFET等の半導体電力デバイスが適用でき
る。
【0088】また、スイッチ素子SWは、複数のスイッ
チ素子を直列接続した構成として各スイッチ素子にかか
る耐圧を軽減するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す等価回路図。
【図2】この発明の他の実施形態を示す等価回路図。
【図3】可飽和リアクトルの構造を示す斜視図。
【図4】可飽和リアクトルの他の構造例を示す斜視図。
【図5】図4の可飽和リアクトルの平面図。
【図6】この発明の他の実施形態を示す等価回路図。
【図7】図6の実施形態における基本的回路構成を示す
等価回路図。
【図8】図7の回路の各部の電圧波形を示すタイムチャ
ート。
【図9】従来技術を示す回路図。
【図10】図9の回路の各部の電圧電流波形を示すタイ
ムチャート。
【図11】この発明の他の実施形態を示す等価回路図。
【符号の説明】
1〜4,11〜14…コンデンサ 5〜8,15〜18…可飽和リアクトル HV…充電電源 SW…主スイッチ Cp…ピーキングコンデンサ 10…放電電極 25、31〜33…コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松木 康彦 神奈川県平塚市四之宮2597 株式会社小松 製作所エレクトロニクス事業本部内 (72)発明者 野村 良雄 神奈川県平塚市四之宮2597 株式会社小松 製作所エレクトロニクス事業本部内 Fターム(参考) 5F071 GG05 HH07 JJ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電電源に対し直列に接続された複数の可
    飽和リアクトルと、充電電源によって充電される初段の
    コンデンサと、充電電源に対し並列に接続された複数の
    コンデンサとによって複数段のLC回路を構成し、初段
    のコンデンサの電荷を可飽和リアクトルの磁気飽和現象
    を利用して順次後段のコンデンサに磁気パルス圧縮して
    転送するパルス電源装置において、 前記可飽和リアクトルおよびコンデンサを有して構成さ
    れる各段のLC回路を複数個の可飽和リアクトルおよび
    複数個のコンデンサの並列回路に分割するようにしたこ
    とを特徴とするパルス電源装置。
  2. 【請求項2】同一段のLC回路に含まれる前記複数の過
    飽和リアクトルは、1つの共通の磁心と、この共通の磁
    心に巻回される複数のコイルとを有して構成されること
    を特徴とする請求項1記載のパルス電源装置。
  3. 【請求項3】同一段のLC回路に含まれる前記複数の可
    飽和リアクトルは、複数個の磁心と、これら複数個の磁
    心のうちの2つ以上の磁心にまたがるように巻回された
    複数のコイルを有して構成されることを特徴とする請求
    項1記載のパルス電源装置。
JP19924798A 1998-07-14 1998-07-14 パルス電源装置 Expired - Lifetime JP3847460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19924798A JP3847460B2 (ja) 1998-07-14 1998-07-14 パルス電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19924798A JP3847460B2 (ja) 1998-07-14 1998-07-14 パルス電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000031566A true JP2000031566A (ja) 2000-01-28
JP3847460B2 JP3847460B2 (ja) 2006-11-22

Family

ID=16404625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19924798A Expired - Lifetime JP3847460B2 (ja) 1998-07-14 1998-07-14 パルス電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3847460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280648A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Gigaphoton Inc 高電圧パルス発生装置及び露光用放電励起ガスレーザ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280648A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Gigaphoton Inc 高電圧パルス発生装置及び露光用放電励起ガスレーザ装置
JP4573455B2 (ja) * 2001-03-22 2010-11-04 ギガフォトン株式会社 高電圧パルス発生装置及び露光用放電励起ガスレーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3847460B2 (ja) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2186899C (en) Pulse power generating circuit with energy recovery
US5514918A (en) Pulse generator
WO2006071886A9 (en) High voltage pulse generator
US6184662B1 (en) Pulsed power supply device
JP6652906B2 (ja) パルス電源装置およびパルス発生方法
JP2004350338A (ja) パルス電源
JP3847460B2 (ja) パルス電源装置
US6188144B1 (en) Power supply unit for pulsed laser using magnetic switch
JP4702889B2 (ja) ガスレーザ装置の電源回路
JP3866868B2 (ja) パルスレーザ用電源装置
JP3888598B2 (ja) パルスレーザ用電源装置
JP2005295654A (ja) パルス電源装置
JP2002280648A (ja) 高電圧パルス発生装置及び露光用放電励起ガスレーザ装置
JP3687424B2 (ja) パルス電源装置
JP4026697B2 (ja) パルスレーザ用電源装置
JPH09182429A (ja) 共振形フォワードコンバータ
JP3907092B2 (ja) パルスレーザ用電源装置
RU2089042C1 (ru) Устройство магнитного сжатия импульса
JP2000124527A (ja) パルスレーザ用電源装置
JP2000031569A (ja) 可飽和リアクトルおよびこれを用いたパルスレーザ用電源装置
JP2000209876A (ja) パルス電源装置
JP2002158386A (ja) パルス電源装置
JPH06237153A (ja) パルス電源
JP2000124530A (ja) パルス電源装置
JPH06165534A (ja) パルス電源

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term