JP2000031427A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000031427A
JP2000031427A JP11180811A JP18081199A JP2000031427A JP 2000031427 A JP2000031427 A JP 2000031427A JP 11180811 A JP11180811 A JP 11180811A JP 18081199 A JP18081199 A JP 18081199A JP 2000031427 A JP2000031427 A JP 2000031427A
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trench
layer
dopant
collar
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JP11180811A
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Martin Schrems
シュレムス マーティン
Jack Mandelman
マンデルマン ジャック
Joachim Hoepfner
ヘプフナー ヨアヒム
Herbert Schaefer
シェーファー ヘルベルト
Reinhard Stengl
シュテングル ラインハルト
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Siemens AG
International Business Machines Corp
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Siemens AG
International Business Machines Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/86Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable only by variation of the electric current supplied, or only the electric potential applied, to one or more of the electrodes carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched
    • H01L29/92Capacitors having potential barriers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンチ側壁における表面の粗さが抑えられる
ようにしたトレンチキャパシタを提供する。 【解決手段】 トレンチキャパシタにおいて、トレンチ
下部にエピタキシャル層が設けられている。このエピタ
キシャル層は、トレンチキャパシタの埋め込みプレート
として用いられる。さらに拡散領域によりトレンチ下部
が取り囲まれており、これによってエピタキシャル層の
ドーパント濃度が高められる。拡散領域は、気相ドーピ
ング、プラズマドーピング、あるいはプラズマ浸漬イオ
ンインプランテーションにより形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路(IC)またはチップにおいて
は、電荷蓄積の目的でキャパシタが用いられる。電荷蓄
積用のキャパシタを用いるICの実例は、ダイナミック
ランダムアクセスメモリ(DRAM)チップなどのメモ
リICである。キャパシタにおける電荷のレベル(”
0”または”1”)により、データのビットが表され
る。
【0003】DRAMチップは、行と列で相互に接続さ
れたメモリセルアレイを有している。典型的には、行と
列の接続ラインは、それぞれワードラインおよびビット
ラインと呼ばれる。メモリセルからのデータの読み出し
あるいはメモリセルへのデータの書き込みは、適切なワ
ードラインとビットラインの活性化により達成される。
【0004】典型的にはDRAMメモリセルは、キャパ
シタと接続された1つのトランジスタを有している。こ
の場合、トランジスタはチャネルにより分離された2つ
の拡散領域を有しており、そのチャネルの上にゲートが
配置されている。拡散領域間の電流の方向に依存して、
一方をドレインと呼び、他方をソースと呼ぶ。ここでは
用語”ドレイン”および”ソース”は、拡散領域を指す
ために入れ替え可能に使用される。ゲートはワードライ
ンと結合されており、一方の拡散領域はビットラインと
結合されており、他方の拡散領域はキャパシタと結合さ
れている。
【0005】適切な電圧がゲートスイッチに加わるとト
ランジスタが”オン”となり、これにより各拡散領域間
のチャネルに電流を流すことができ、キャパシタとビッ
トラインとの接続が形成される。この接続に対しトラン
ジスタのスイッチオフにより、チャネルに電流が流れな
いようになる。
【0006】DRAMに一般に用いられるキャパシタの
1つのタイプは、トレンチキャパシタである。トレンチ
キャパシタは、基板内に形成される3次元構造である。
典型的にはトレンチキャパシタは、基板中にエッチング
された深い溝を有している。トレンチはたとえば、n形
にドーピングされたポリシリコンによって充填される。
ドーピングされたポリシリコンは、キャパシタの一方の
電極として用いられる(”ストレージノード、storage
node”と称する)。n形にドーピングされた領域により
トレンチ下部が取り囲まれ、これは第2の電極として用
いられる。このドーピング領域は”埋め込みプレート
(buried plate)”と呼ばれる。さらにノード誘電体に
よって、埋め込みプレートとストレージノードとが分離
される。
【0007】埋め込みプレートを形成する慣用の技術と
して、トレンチ下部を取り囲む基板領域へドーパントを
外方拡散させることが挙げられる。ドーパントソースは
典型的には、n形にドーピングされたケイ酸塩ガラスた
とえばヒ素によりドーピングされたケイ酸塩ガラス(A
SG)により与えられる。
【0008】埋め込みプレート形成後、ノード誘電体が
デポジットされ、トレンチ側壁が裏打ちされてライナが
形成される。しかし、埋め込みプレートを形成するため
の慣用の技術によって、かなり粗い表面を有するトレン
チ側壁が生じてしまう。トレンチ側壁の粗い表面によ
り、ノード誘電体の品質が低下し、歩留まりに悪影響が
及ぼされることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、トレンチ側壁における表面の粗さが抑えられるよ
うにしたトレンチキャパシタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、トレンチキャパシタと拡散領域が設けられており、
前記トレンチキャパシタはエピタキシャル層を有し、該
エピタキシャル層によって、カラー酸化物よりも下のト
レンチ側壁下部が裏打ちされ、前記カラー酸化物により
トレンチ上部が裏打ちされ、前記拡散領域によりトレン
チ下部が取り囲まれていることにより解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、メモリセルに用いられ
るようなトレンチキャパシタの改良に係わる。1つの実
施形態によればトレンチキャパシタはたとえば、DRA
Mまたは組み込み型DRAMチップのDRAMセルにお
いて用いられる。トレンチキャパシタは、トレンチ下部
にライナを形成するエピタキシャル層を有する。さらに
1つの実施形態によればエピタキシャル層(エピ層)
は、キャパシタの埋め込みプレートとして用いるために
デポジットされる。拡散領域はトレンチ下部に設けられ
ている。エピの埋め込みプレートの上に誘電体カラーが
形成される。ノード誘電体によりカラーとエピ埋め込み
プレートが裏打ちされ、これによってトレンチキャパシ
タのストレージノードが埋め込みプレートから絶縁され
る。ドーピングされたエピ埋め込みプレートと基板とを
分離するために、エピスペーサ層を設けることができ
る。
【0012】
【実施例】本発明は概してICに関し、詳細にはトレン
チキャパシタに関する。このようなICとしてたとえ
ば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミック
RAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRA
M)、スタティックRAM(SRAM)、リードオンリ
ーメモリ(ROM)などのメモリIC、あるいは他のメ
モリICが挙げられる。他のICとしては、プログラマ
ブルロジックアレイ(PLA)、特定用途向けIC(A
SIC)、マージドロジック/メモリIC(組み込み型
IC)、あるいはその他の回路ディバイスが挙げられ
る。
【0013】典型的には、シリコンウェハなど半導体基
板上に複数のICがパラレルに製造される。処理後、ウ
ェハがダイシングされて、ICは複数の個別チップに分
離される。そしてこれらのチップはパッケージングされ
て、たとえばコンピュータシステム、セルラフォン、パ
ーソナルディジタルアシスタント(PDA)、および他
の製品など消費者製品で使用するための最終製品とな
る。説明の都合上、シングルセルの形成というコンテキ
ストで本発明について述べる。
【0014】また、説明の都合上、本発明をDRAMセ
ルのコンテキストで説明する。しかし本発明は、広くト
レンチキャパシタの形成に及ぶものである。また、本発
明をいっそう良好に理解できるようにする目的で、慣用
のトレンチキャパシタDRAMセルについて説明を行
う。
【0015】図1には、慣用のトレンチキャパシタDR
AMセル100が示されている。このような慣用のトレ
ンチキャパシタDRAMセルはたとえば、Nesbit 等に
よる"A 0.6 μm2 256Mb Trench DRAM Cell With Self-A
ligned Buried Strap (BEST)", IEDM 93-627 に記載さ
れており、これを本発明の参考文献とする。典型的に
は、ワードラインとビットラインにより複数のメモリセ
ルが相互接続され、DRAMチップにおけるセルアレイ
が形成される。
【0016】DRAMセルは、基板101に形成される
トレンチキャパシタ160を有している。基板は、ホウ
素(B)などp形ドーパント(p)により低濃度でド
ーピングされる。トレンチは典型的には、ヒ素(As)
またはリン(P)などn形ドーパント(n)により高
濃度でドーピングされたポリシリコン(ポリ)161に
より充填される。また、トレンチ下部を取り囲む基板中
に、たとえばヒ素などでドーピングされた埋め込みプレ
ート165が設けられる。ヒ素は、トレンチ側壁上に生
成されるASGなどのドーパントソースからシリコン基
板中に拡散される。ポリシリコンおよび埋め込みプレー
トは、キャパシタの電極として用いられる。ノード誘電
体164により電極が分離される。
【0017】DRAMセルはトランジスタ110も有し
ている。このトランジスタは、ゲート112と拡散領域
113および114を有している。チャネルにより分離
されている拡散領域は、リン(P)などn形のドーパン
トのインプランテーションにより形成される。”ノード
ジャンクジョン、node junction”と呼ばれるノード拡
散領域125により、キャパシタがトランジスタと結合
される。ノード拡散領域125は、埋め込みストラップ
162を通してトレンチポリシリコンからドーパントを
外方拡散させることにより形成される。
【0018】トレンチ上部にはカラー168が形成され
る。ここで用いられているように、トレンチ上部とはカ
ラーを含むセクションのことであり、下部とはカラーの
下のセクションのことである。カラーによって、ノード
ジャンクションから埋め込みプレートへの漏れが防止さ
れる。このような漏れは、これによってセルの記憶保持
時間が低減されることから望ましくないものである。
【0019】基板表面の下に、PやAsなどn形のドー
パントを有する埋め込みウェル170が設けられてい
る。埋め込みnウェル内におけるドーパントのピーク濃
度は、カラーの底部周囲にある。典型的には、ウェルは
埋め込みプレートよりも低い濃度でドーピングされてい
る。埋め込みウェルは、アレイ内のDRAMセルにおけ
る各埋め込みプレートを接続するために用いられる。
【0020】ゲートに適切な電圧を加えることでトラン
ジスタが活性化され、ビットラインはトレンチキャパシ
タをアクセスする。一般に、ゲートによりワードライン
が形成され、拡散領域113はコンタクト183を介し
てDRAMアレイ内のビットライン185と結合され
る。ビットライン185は、中間レベル誘電体層189
により拡散領域から絶縁されている。
【0021】DRAMセルを他のセルまたはディバイス
から分離するために、シャロウトレンチアイソレーショ
ン(STI)180が設けられている。図示されている
ように、ワードライン120はトレンチの上に形成され
ており、STIによってトレンチから分離されている。
ワードライン120は”パッシングワードライン、pass
ing worline”と呼ばれる。この種のコンフィグレーシ
ョンを、折り返し形ビットラインアーキテクチャと称す
る。
【0022】図2および図3には、DRAMセルの埋め
込みプレートを形成するための従来のプロセスが示され
ている。図2を参照すると、基板201の表面上にパッ
ドスタック207が形成される。パッドスタックは、パ
ッド酸化物204やパッドストップ層205など種々の
層から成る。パッドストップ層はたとえば窒化物から成
る。さらにパッドスタックには、パッドストップ層の上
に形成されたハードマスク層206が含まれている。ハ
ードマスクは、トレンチ形成用のエッチマスクとして用
いられる。トレンチ210を形成すべき領域が規定され
るよう、パッドスタックは慣用のリソグラフィ技術なら
びにエッチング技術を使用してパターニングされる。
【0023】トレンチの形成は、反応性イオンエッチン
グ(RIE)のような異方性エッチングにより実行され
る。そしてトレンチはASG層220により裏打ちされ
てライナが形成され、これは埋め込みプレートを形成す
るためのドーパントとして用いられる。トレンチを充填
するデポジットされたレジスト層230との良好な接合
が得られるよう、薄いTEOS層をASG層の上に形成
することができる。レジストが掘り下げられ、トレンチ
上部においてASG層が露出する。露出したASGはウ
ェットエッチングプロセスにより除去される。
【0024】図3を参照すると、ASGに対し選択的に
レジストの残りの部分がトレンチから除去される。たと
えばTEOSから成る誘電層208が、トレンチの上に
デポジットされる。TEOS層により、As原子がシリ
コン側壁の露出した上部に外方拡散するのが防止され
る。AsをASGからシリコンへ外方拡散させるために
アニーリングが行われ、これにより埋め込みプレート2
65が形成される。埋め込みプレートの頂部は、n形埋
め込みウェル270と接触している。埋め込みプレート
の形成後、DRAMの残りの部分が製造され、その結果
たとえば、図1に示されているDRAMセルが形成され
る。
【0025】図4には、本発明の1つの実施形態が示さ
れている。図示されているように、DRAMセル300
はトレンチキャパシタ310を有している。実例として
DRAMセルは、マージドアイソレーションノードトレ
ンチ(MINT)である。なお、埋め込みプレートを採
用した他のトレンチセルコンフィグレーションも有用で
ある。約0.25μmのフィーチャサイズ(F)をもつ
256MbitのDRAMチップの場合、トレンチキャ
パシタの寸法は約7〜8μmの深さ、0.25μmの幅
ならびに0.50μmの長さであり、約0.605μm
2 の単位セル寸法を有する。もちろん、デザイン要求お
よびデザインルールに応じて寸法を変えることができる
のはいうまでもない。たとえば約0.15μmのフィー
チャサイズ(F)をもつDRAMチップの場合、トレン
チキャパシタの寸法は約7〜8μmの深さ、0.15μ
mの幅および0.30μmの長さであり、約0.2μm
2のユニットセル寸法を有する。
【0026】図示されているように、トレンチキャパシ
タはシリコンウェハなどの基板301中に形成される。
他の種類の半導体基板も有用である。この場合、基板は
たとえば、一方の導電形をもつドーパントにより低濃度
でドーピングされている。1つの実施形態によれば、基
板はたとえばBなどのp形ドーパントでドーピングされ
ている。なお、AsやPなどn形のドーパントを、基板
を低濃度でドーピングするために使用するのも有用であ
る。デザイン要求や適用事例に応じて、これよりもいっ
そう低濃度にあるいはもっと高濃度でドーピングされた
基板も有用である。また、低濃度でドーピングされたエ
ピ部分を有する高濃度でドーピングされた基板も有用で
ある。
【0027】典型的にはトレンチは、第2の導電形のド
ーパントにより高濃度でドーピングされたポリシリコン
361を有している。ポリシリコンは、たとえばAsま
たはPなどのn形ドーパント(n+ )により高濃度でド
ーピングされている。1つの実施形態によれば、ポリシ
リコンはAsにより高濃度でドーピングされている。A
sの濃度は約1−2x1019cm-3である。
【0028】エピタキシャルシリコン(エピ)層365
により、カラー368の下のトレンチ下部が裏打ちされ
る。エピ層はたとえば、基板表面下約1.2μmのとこ
ろでスタートする。この距離は、カラーとpウェルの深
さに依存する。
【0029】エピ層は、第2の導電形のドーパントによ
りドーピングされている。1つの実施形態の場合、エピ
はAsまたはPなどのn形ドーパントによりドーピング
される。エピ層は、キャパシタの埋め込みプレートとし
て用いられる。択一的に、エピ層365を複数のエピ層
から成るように構成できる。エピ埋め込みプレートを有
するトレンチキャパシタについては、アメリカ合衆国特
許 USSN 09/056,119"TRENCH CAPACITOR WITH EPI BURIE
D LAYER" に記載されており、これを本発明の参考文献
とする。
【0030】ノード誘電層364によりキャパシタの電
極が分離されている。1つの実施形態によれば、この誘
電層は窒化物/酸化物から成る。また、酸化物/窒化物
/酸化物あるいはその他の適切な誘電層ないしは積層た
とえば酸化物、窒化酸化物またはNONOなども有用で
ある。図示されているように誘電層はライナを成し、カ
ラーとエピ層を裏打ちしている。トレンチ下部をエピ層
によって裏打ちすることで、ノード誘電体の形成される
表面の粗さが抑えられる。表面の粗さが抑えられること
で、ノード誘電体における電界のランダムな増大が低下
し、これによって比較的粗い表面を有するキャパシタよ
りもタイトなキャパシタブレークダウン電圧分布が得ら
れるようになる。これによって歩留まりが改善される。
【0031】本発明の1つの実施形態によれば、拡散領
域367によってトレンチ下部が囲まれる。この拡散領
域はポリシリコン361と同じ導電形のドーパントを有
しており、たとえばAsまたはPなどのn形ドーパント
を有している。この拡散領域はドーパントソースとして
用いられ、この領域からドーパントがエピ埋め込みプレ
ート365へ拡散する。ドーパントソースを設けること
により、エピ埋め込みプレートのドーパント濃度が強め
られないしは高められる。埋め込みプレートのドーパン
ト濃度が高められることで、蓄積電極表面からの多数キ
ャリアこの場合には電子の電気的減少に起因する容量の
損失が避けられ、あるいは低減される。
【0032】キャパシタのエピ埋め込みプレート365
とDRAMアレイ内の他のキャパシタとの接続は、第2
の導電形のドーパントを有する埋め込みウェル370に
より行われる。1つの実施形態によれば、埋め込みウェ
ルはAsまたはPなどn形ドーパントのインプランテー
ションにより形成される。ウェルの濃度は約1×10 17
〜1×1020cm-3である。埋め込みウェルは、n形の
エピ層によっても形成できる。参照電圧が埋め込みウェ
ルと結合され、これによってDRAMアレイ中のキャパ
シタの埋め込みプレートが共通の参照電圧におかれる。
このことで誘電層における最大電界が低減され、したが
って信頼性が高められる。1つの実施形態によれば、参
照電圧は低電圧リミットと高電圧リミットの中間におか
れ、一般にVDD/2と呼ばれる。なお、アースなど他の
参照電圧も有用である。また、基板バイアス電圧と等し
い参照電圧も有用であり、この場合にはたとえばp
基板など高濃度でドーピングされた基板が用いられ
る。
【0033】ドーピングされたポリシリコンの上にスト
ラップ362が設けられる。ドーピングされたポリシリ
コン361からシリコンへドーパントが外方拡散し、こ
れによってノード拡散領域325が形成され、つまりト
ランジスタとキャパシタを結合するノードジャンクショ
ンが形成される。図示した実施形態では埋め込みストラ
ップを用いて説明したが、表面ストラップなど他の結合
形式も有用である。
【0034】カラー368がトレンチ上部に設けられて
おり、これは埋め込みプレートのほぼ頂部まで延在して
いる。埋め込みストラップ362を適合させるため、図
示されているようにカラーは基板表面よりもいくらか下
に窪んでいる。カラーは誘電材料を有している。1つの
実施形態によれば、カラーはTEOS層の下に熱酸化層
を有している。熱酸化物層も有用である。いくつかの実
施形態によれば、窒化物層によりカラー表面が裏打ちさ
れる。カラーにより、ノードジャンクションから埋め込
みプレートへの漏れが防止され、ないしは低減される。
1つの実施形態によれば、カラーは約1.2μmの深さ
であり20〜90nmの厚さである。
【0035】シャロウトレンチアイソレーションSTI
380がトレンチ頂部に設けられており、これによって
DRAMセルがアレイにおける他のセルから分離され、
隣り合うキャパシタ間におけるストラップ形成が防止さ
れる。図示されているように、STIはトレンチの一部
分とオーバラップしており、残りの部分はトランジスタ
とキャパシタとの間に電流を流せるよう残されている。
1つの実施形態によれば、STIは公称ではトレンチ幅
の約半分、オーバラップしている。STIによるストラ
ップからストラップへの漏れが回避され、あるいは低減
される。STIの深さは約0.25μmである。
【0036】パンチスルーを防止するため、基板内でト
ランジスタ310の下方にp形にドーピングされたウェ
ル330が設けられている。トランジスタ310はゲー
トスタック312とドレイン/ソース拡散領域313,
314から成り、この領域はチャネル領域319により
分離されている。拡散領域は、AsまたはPなどn形ド
ーパントを有している。拡散領域314はノードジャン
クション325と結合されている。”ワードライン”と
も称するゲートスタックは、ポリシリコン層315を有
している。典型的にはポリシリコンは、n形またはp形
のドーパントでドーピングされている。選択的に、ポリ
シリコン層の上に金属シリサイド層(図示せず)が形成
され、これによってゲートスタックのシート抵抗が減少
する。
【0037】図示されているように、ゲートスタックは
窒化物層316によりキャップされており、これはワー
ドラインのアイソレーションのためのエッチマスクとし
て用いられる。これに加えて、側壁の酸化物(図示せ
ず)とライナ317もワードラインのアイソレーション
に用いられる。ライナはたとえば窒化物または他の適当
な材料を有する。また、このライナはボーダレスコンタ
クト383形成中のエッチストップとしても用いられ
る。ボーダレスコンタクトにより、拡散領域313とビ
ットライン385との間の接続が形成される。BPSG
または酸化物など他の誘電材料などのような誘電層38
9により、ビットラインと拡散領域が分離される。典型
的には、コンタクトスタッドをゲートから分離するた
め、バリアまたはライナ層(図示せず)によってコンタ
クト開口部が裏打ちされる。
【0038】パッシングワードライン320がSTI3
80の上に形成される。パッシングワードラインは、S
TIと薄いキャップ酸化物によってトレンチから分離さ
れている。1つの実施形態によればパッシングワードラ
インのエッジは、トレンチ側壁と実質的に整列されてい
る。このようなコンフィグレーションを折り返し形ビッ
トラインアーキテクチャと称する。開放形または開放折
り返し形アーキテクチャなど、他のコンフィグレーショ
ンも有用である。また、たとえばバーディカルトランジ
スタを用いた他のセルデザインも有用である。
【0039】本発明の別の実施形態によれば有利には、
トレンチ側壁とエピ埋め込みプレートとの間でトレンチ
下部にエピスペーサ層が設けられる。エピスペーサ層は
最初ドーピングされていないかまたは、AsやPなど第
2の導電形のドーパントにより低濃度でドーピングされ
ている。エピスペーサ層は、拡散領域を規定するために
用いられる。1つの実施形態によれば、拡散領域は実質
的にエピスペーサ層内に形成される。これは容易に実現
可能であり、たとえばサーマルバジェットの低減および
/または十分に厚いスペーサ層の形成により行われる。
拡散領域を規定するエピスペーサ層の使用は、高濃度で
ドーピングされた基板または高濃度でドーピングされた
基板をもつ低濃度でドーピングされたエピを用いる適用
事例において、とりわけ有用である。エピスペーサ層に
より、基板と埋め込みプレートとの間にいっそう緩やか
なpn接合が形成され、これによっていっそう漏れが低
減される。さらにこのスペーサ層によって、いっそう高
濃度のドーパント濃度をもつ埋め込みプレートを容易に
形成できるようになる。
【0040】既述のように、第1の導電形はp形であ
り、第2の導電形はn形である。本発明は、n形基板中
に形成されたp形ポリシリコンを有するトレンチキャパ
シタにも適用できる。さらに、所望の電気特性を得る目
的で、高濃度または低濃度で基板、ウェル、埋め込みプ
レートおよびDRAMセルの他の素子を、不純物原子で
ドーピングすることも可能である。
【0041】図4に示されているようにトレンチキャパ
シタは、1つのエピ層または複数のエピ層により形成さ
れた埋め込みプレートを有する。このような1つまたは
複数のエピ層は、トレンチ下部に選択的に形成される。
エピ層のドーパント濃度を高めるために、有利には拡散
領域が設けられる。1つの実施形態によればトレンチキ
ャパシタのカラーは、選択的エピ成長およびノード誘電
体デポジットよりも前に形成される。選択的エピ成長よ
りも前に形成することにより有利には、カラーに対しセ
ルフアライメントされる埋め込みプレートが形成され
る。”カラーファーストプロセス”のような技術は、埋
め込みプレートよりも前にカラーを形成する際に有用で
ある。このような技術はたとえば、Ho 等の US 5,656,5
35 およびKenney 等の US 5,264,716 に記載されてお
り、これらの文献を本発明の参考文献とする。2段階の
トレンチエッチングを採用した他の技術も有用である。
【0042】図5〜図10には、本発明の1つの実施形
態に従ってDRAMセルを形成するためのプロセスが示
されている。本発明を、nチャネルディバイスを備えた
メモリセルのコンテキストで説明する。なお、本発明
は、pチャネルディバイスを使用した適用事例にも有用
である。
【0043】図5を参照すると、基板401が準備さ
れ、そこにDRAMセルが形成される。基板はたとえば
シリコンを有する。他の種類の半導体基板も有用であ
る。典型的には基板は、たとえばBなどp形ドーパント
(p)により低濃度でドーピングされている。Bの濃
度は、約1−2x1016 原子/cm-3である。高濃度
でドーピングされたp形(p)基板を形成する高い濃
度のBも有用である。p/pエピ基板の使用も有用
である。典型的にはエピ部分は、約1016〜1017原子
/cm-3のドーパント濃度を有する約2〜3μmの厚さ
である。pまたはp/p基板からドーパントが外
方拡散するのを避けるため、ウェハの裏面を低温酸化物
(LTO)デポジットプロセスにより形成された酸化物
層によって覆うことができる。低濃度または高濃度でド
ーピングされたn形基板の使用も有用である。
【0044】さらに基板は、n形の埋め込みウェル47
0も有している。埋め込みウェルはPまたはAsのドー
パントを有している。1つの実施形態の場合、埋め込み
ウェル領域を規定するためにマスクがパターニングされ
る。PなどのN形ドーパントが、基板の埋め込みウェル
領域にインプランテーションされる。典型的には埋め込
みウェル領域は、サポートディバイスではなくアレイデ
ィバイスの下に配置される。インプランテーションは、
形成されるカラーの底部領域にP形ドーパントをピーク
濃度でデポジットするのに十分なエネルギーとドーズ量
によって実行される。埋め込みウェルはpウェルを基板
から分離するために用いられ、さらにこれによって各エ
ピプレート間に導電ブリッジも形成される。リンのイン
プランテーションの濃度とエネルギーは、約1.5Me
Vにおいて約1x1013cm-2よりも大きい。
【0045】択一的に埋め込みウェルは、ドーパントを
インプラントし、その後、基板表面にエピ層を成長させ
ることによって形成される。このような技術は、Bronne
r 等のアメリカ合衆国特許 US 5,250,829 に記載されて
おり、これを本発明の参考文献とする。
【0046】典型的には、パッドスタック407が基板
表面上に形成される。パッドスタックはたとえば、パッ
ド酸化物層404と研磨ストップ層405を有してい
る。研磨ストップ層は、後続のプロセスのための研磨ま
たはエッチストップとして用いられ、たとえば窒化物を
有することができる。パッドスタックはハードマスク層
406も有することができ、これは典型的にはTEOS
層から成る。ハードマスクのためにBSGなど他の材料
も有用である。ハードマスクは、あとでトレンチ409
の形成される領域が形成されるよう、慣用のリソグラフ
ィ技術とエッチング技術を用いてパターニングされる。
【0047】トレンチ上部には誘電体カラー468が形
成される。1つの実施形態によれば、カラーはCVD
TEOSの下に熱酸化物を有している。典型的には、カ
ラーの厚さは約20〜50nmである。択一的に、誘電
層は熱酸化物から成る。さらにカラーは、酸化物の上に
形成された窒化物ライナを有することができる。
【0048】本発明の1つの実施形態によれば、拡散領
域467によりトレンチ下部が取り囲まれている。拡散
領域は、トレンチ側壁の下部にドーパントをデポジット
させることにより形成される。拡散領域は、ストレージ
ノードの形成に用いられるドーパントと同じ導電形のド
ーパントを有する。1つの実施形態によれば、拡散領域
はPまたはAsなどn形のドーパントを有する。
【0049】拡散領域は、エピ埋め込みプレートのドー
パント濃度を高めるためのドーパントソースとして用い
られる。埋め込みプレートのドーパント濃度を高めるこ
とで、蓄積電極表面からの多数キャリアここでは電子の
減少に起因する容量の損失が回避され、あるいは低減さ
れる。また、ドーパント濃度を高めることで直列抵抗が
低減し、読み出し/書き込み時間の低下が避けられる。
【0050】1つの実施形態によれば、トレンチ底部を
取り囲む拡散領域がたとえば気相ドーピングにより形成
される。プラズマドーピング(PLAD)やプラズマ浸
漬イオンインプランテーション(plasma immersion ion
implantation, PIII)も有用である。この種の技
術はたとえば、並行して出願中のアメリカ合衆国特許出
願 USSN 09/031,995 (attorney docket number 98P7430
US), "IMPROVED TECHNIQUES FOR FORMING TRENCH CAPA
CITORS IN AN INTEGRATED CIRCUIT" に記載されてお
り、これを本発明の参考文献とする。カラーは有利には
ドーパントマスクとして用いられ、これによってセルア
ライメントされる拡散領域467が形成される。
【0051】拡散領域の表面濃度はたとえば、基板のド
ーパント濃度よりも高い。1つの実施形態によれば、拡
散領域の表面濃度は約1x1018 原子/cm3 よりも
高く、有利には1x1022 原子/cm3 よりも高く、
いっそう有利には約1x102 2 原子/cm3 よりも高
い。他の実施形態によれば、表面濃度は約5x1018
1x1020 原子/cm2 である。さらに別の実施形態
によれば、表面濃度は約5x1018 〜1x1022 原子
/cm2 である。拡散領域の表面接合深さはFの約10
〜70%であり、有利にはFの約30〜60%である。
Fが約150nmであれば接合深さはたとえば、約1
5〜100nmであり、有利には約45〜90nmであ
る。
【0052】1つの実施形態によれば拡散領域は、気相
ドーピングによりデポジットされたAsなどのn形ドー
パントを有する。As気相ドーピングの典型的な条件は
たとえば、約760Torrの圧力、約900〜110
0゜Cの温度で約60秒間、キャリアガスとともに約
2.4%の量のAsH3 (Asソース)を導入すること
である。
【0053】当然ながら所望の動作特性を生じさせるド
ーパント濃度を得るために、特定の適用事例に合わせて
プロセス条件を最適化することができる。n形の拡散領
域を形成するために、Pドーパントの使用も有用であ
る。必要であれば、p形のストレージ濃度をもつキャパ
シタなどp形拡散領域を形成するため、Bなどのp形ド
ーパントを使用することができる。
【0054】別の実施形態によれば、拡散領域はPLA
Dにより形成される。AsまたはPのドーパントが、カ
ラーにより保護されていない下部トレンチ側壁上にデポ
ジットされ、n形拡散領域が形成される。1つの実施形
態の場合、ドーパントは以下のパラメータをもつPLA
Dによりデポジットされる。すなわちこの場合、約1K
eV,10Wのドーピングエネルギー、約100Hzの
パルス長、約10〜300mTorrの圧力、ならびに
約20mAの電流である。Asドーパントのためのドー
ピング時間は約1〜3分である。典型的には、Pドーパ
ントのドーピング時間はAsドーパントよりも短い。p
形拡散領域を形成するためにBドーパントを有するPL
ADはたとえば、0.7〜5KeV,10Wのドーピン
グエネルギー、約100Hzのパルス長、約15〜30
0mTorrの圧力、約15〜70mAの電流、および
約1〜5分の期間によって実施される。このようなドー
ピング条件の結果、約1x1021 原子/cm3 のドー
パント濃度を有する拡散領域が形成される。当然なが
ら、所望のドーパント濃度を達成するためにこれらのパ
ラメータを変化させることができる。たとえば、種々の
パラメータの調整により、ドーパント濃度を上げたり下
げたりすることができる。
【0055】また、拡散領域をPIIIを用いたドーパ
ントのデポジットにより、拡散領域を形成することもで
きる。1つの実施形態によれば、PやAsなどのn形ド
ーパントは、以下のパラメータをもつPIIIによりデ
ポジットされる。すなわちこの場合、約100eV〜2
0KeV,150Wのドーピングエネルギー、約100
Hz〜12.5kHzのパルスレート、約0.5〜5m
Torrの圧力、約120〜250゜Cのウェハ温度、
ならびに約2〜70秒のドーピング時間である。このよ
うなドーピング条件の結果、5x1018 原子/cm3
〜1x1022 原子/cm3 の表面濃度が生じる。もち
ろん、所望のドーパント濃度を得るためにこれらのパラ
メータを変化させることができる。たとえば、種々のパ
ラメータの調整により、ドーパント濃度を上げたり下げ
たりすることができる。
【0056】トレンチ下部にエピ層を形成する前に自然
酸化物を除去するために、水素プリベークを実施するこ
とができる。典型的には、水素プリベークは気相ドーピ
ング後に用いられる。水素プリベークが有用となるのは
たとえば、ドーピングまたはエピタキシャル成長のため
に異なるツールが用いられる場合である。このようなシ
ナリオの結果、典型的には、1つのツールから別のツー
ルへの移動中に酸素に晒されることでシリコントレンチ
側壁に形成される薄い酸化膜が生じる。プリベークはた
とえば、約25slmのH2 を伴う約20Torrの圧
力において約20秒間、約900゜Cの温度で実行され
る。
【0057】次に図6を参照すると、カラーの下のトレ
ンチ部分にエピ層465がデポジットされる。このエピ
層は、PまたはAsなどn形のドーパントによりドーピ
ングされる。1つの実施形態によればこのエピ層は、酸
化物に対し選択的に形成される。この種の技術は、選択
的エピタキシャル成長(selective epi growth, SEG)
と呼ばれる。SEGについてはたとえば、Wolf, Silico
n Processing for theVLSI Era, Vol.2, Lattice Pres
s, 1990 に記載されており、これを本発明の参考文献と
する。SEGにより、露出したシリコン上にエピが形成
される。その結果、トレンチ下部における露出した側壁
にエピが形成される一方、カラーおよびパッドスタック
はマスクとしてそれらの上のエピタキシャル成長を防
ぐ。
【0058】1つの実施形態によればエピ層は、短時間
サーマル化学蒸着(rapid thermalchemical vapor depo
sition, RTCVD)によりデポジットされる。エピ層をデ
ポジットするために、他の化学蒸着技術も有用である。
エピの成長のために、四塩化ケイ素(SiCl4)、ジ
クロロシラン(SiH2Cl2)、トリクロロシラン(S
iHCl3)ならびにシラン(SiH4)など、種々のシ
リコンソースまたは先駆物質が有用である。水素
(H2)は希釈物として用いられる。この場合、エピタ
キシャル成長の選択性を強めるために、塩化水素(HC
l)ガスが用いられる。
【0059】1つの実施形態によれば、エピタキシャル
成長中、エピ層はドーパントによりその場的にドーピン
グされる。その場的なドーピングは、成長中に反応装置
へドーパントを流入させることにより達成される。たと
えばPH3 (Pソース)またはAsH3 (Asソース)
が反応装置へ導入され、n形にドーピングされたエピ層
が形成される。p形エピ層も使用できる。p形エピ層の
ためのp形ドーパントソースとしては、B26 が使用
される。このようなp形のエピ層は、pチャネルアレイ
ディバイスによって有用となる。典型的には約5〜50
nm/minというような十分に高い成長レートを達成
するために、デポジット温度は約850〜1050゜C
となる。もちろん、温度を上げたり下げたりしていっそ
う高い成長レートまたはいっそう低い成長レートを達成
するために、温度を変化させることができる。HClや
2 の流れを変化させることにより、および/またはエ
ピ形成中に、選択性がコントロールされる。エピタキシ
ャル成長の選択性を高くしたり低くしたりする目的で、
所望の範囲内でドーパント濃度を変化させることができ
る。また、ドープされていないかまたは低濃度でドープ
されたエピ層のデポジットも有用である。その理由は、
拡散領域をドーパントをエピ層へと拡散させることので
きるソースとして利用可能だからである。
【0060】埋め込みプレートのドーパント濃度は設計
要求に依存する。たとえば、空間電荷領域よりも厚い高
濃度でドーピングされた埋め込みプレートを設けるのが
望ましく、それというのもこれによって、電圧バイアス
が存在するときに電流の流れが止められるからである。
この場合、ドーパント濃度は約1x1018 原子/cm3
よりも大きい。ドーパント濃度はたとえば、約1x1
18 〜1x1020 原子/cm3 である。典型的には、
ドーパント濃度は約1x1019 〜1x1020原子/c
3 である。
【0061】埋め込み層の望ましい厚さは、設計要求と
ドーパント濃度に依存する。典型的には、所望の厚さは
約1〜10nmである。もちろん、種々の適用事例のた
めに厚さを変化させることができる。逆にエピ層の所望
の厚さは、そこにおけるドーパント濃度に関連する。高
いドーパント濃度であれば、いっそう薄いエピ層を使用
できる。これとは逆に、低いドーパント濃度であれば、
いっそう厚いエピ層を使用することになる。たとえば、
約4x1019 原子/cm-3 のドーパント濃度をもつエ
ピ層は、約4nmの厚さよりも厚いかまたはそれに等し
い。
【0062】いくつかの実施形態において、ドープされ
ていないかまたは低濃度でドーピングされている
(p)エピスペーサ層(図示せず)が、基板といっそ
う高濃度でドーピングされたエピ埋め込みプレートとの
間に選択的に設けられる。このようなエピスペーサ層
は、高濃度でドーピングされた基板が用いられるとき
に、殊に有用である。そしてこのスペーサ層によって、
エピ埋め込みプレートとp基板との間のドーパン
トの分離が改善される。スペーサ層の厚さは、たとえば
約1〜10nmである。
【0063】図7によれば誘電層464がウェハ表面の
上に形成され、これによってカラーおよびエピ埋め込み
プレートを含むトレンチ内部が覆われる。誘電層は、キ
ャパシタの電極を分離するノード誘電体として用いられ
る。1つの実施形態によれば、誘電層は窒化物/酸化物
(NO)フィルムスタックから成る。NOフィルムスタ
ックは、たとえば窒化物層のデポジットにより形成され
る。窒化物層をデポジットするために、FTPツールに
おけるCVDを使用できる。典型的には、窒化物層の厚
さは約5nmである。この場合、窒化物層を緻密にする
ため、それを約900゜Cの温度で酸化させる。酸化プ
ロセスの結果、実質的に窒化物層と同じ厚さかあるいは
僅かに厚みの増したNO層が生じる。NO層を使用する
ことで、ノード誘電体の品質が改善される。酸化物、酸
化窒化物、酸化/窒化/酸化物(ONO)、酸化/窒化
/酸化/窒化物(ONON)、あるいは窒化/酸化/窒
化/酸化物(NONO)など、他の誘電体フィルムまた
はフィルムスタックも有用である。
【0064】ポリシリコン層461がウェハ表面にデポ
ジットされ、これによりトレンチが充填され、パッドス
タックが覆われる。ポリシリコンはたとえばCVDによ
りデポジットされる。図示されているように、ポリシリ
コン層はコンフォーマルである。ポリシリコン層は、P
やAsなどn形ドーパントによりその場的にドーピング
される。1つの実施形態によれば、ポリシリコン層はA
sによりドーピングされる。ポリシリコン層におけるA
sの濃度は、約1x1019 〜1x1020 原子/cm-3
である。ドーピングされたポリシリコンは、キャパシ
タのノード電極として用いられる。
【0065】次に図8を参照すると、過剰なポリシリコ
ンとハードマスクが、たとえばエッチングステップと研
磨ステップのシーケンスにより除去される。化学的機械
的研磨(CMP)などの研磨技術が有用である。この場
合、CMPストップ層としてパッドストップ層405が
用いられ、これによって窒化物層に達すると研磨が停止
される。あとに続くプロセスのために、窒化物層405
とトレンチポリシリコンとの間の実質的に平坦な表面が
形成される。いくつかの実施形態によれば、プロセスの
流れで先にハードマスクを除去することができる。
【0066】ウェハ表面が平坦化された後、トレンチ内
のドーピングされたポリシリコン461が、たとえば反
応性イオンエッチング(RIE)により掘り下げられ、
埋め込みストラップが形成される。1つの実施形態によ
れば、ポリシリコンはシリコン表面下約100nmまで
掘り下げられる。このように掘り下げることで、カラー
468の上部が露出する。カラーの露出した上部は、典
型的にはウェットエッチングにより除去される。ウェッ
トエッチングによりカラーがオーバエッチングされ、こ
れによってポリシリコン461の頂部表面463の下ま
で掘り下げられる。典型的には、オーバエッチングによ
りカラーはポリシリコンの下約50nmまで掘り下げら
れる。埋め込みストラップを形成するための他の技術も
有用である。
【0067】さらにポリシリコン層462が基板の上に
デポジットされ、これによって窒化物層が覆われ、トレ
ンチの掘り下げられた上部が充填される。典型的には、
ポリシリコン層は真性またはドーピングされていないポ
リシリコン層である。トレンチを充填するためにアモル
ファスシリコンも有用である。抵抗を下げるため、設計
要求に応じて層462をドーピングすることもできる。
ポリシリコン層は、下方の窒化物層に向かって平坦化さ
れる。平坦化後、トレンチ内のポリシリコンはたとえば
基板表面下約50nmまで掘り下げられ、埋め込みスト
ラップ462が形成される。上述の実施形態の場合、埋
め込みストラップは約10nmの厚さである。もちろ
ん、設計要求により指定されたように埋め込みストラッ
プを生じさせるために、種々の凹部形成を最適化するこ
とができる。埋め込みストラップを形成するための他の
技術も有用である。
【0068】図9によれば、DRAMセルの活性領域が
規定される。この場合、反射防止コーティング(AR
C)層が基板表面上にデポジットされ、これにより窒化
物層とストラップが被覆される。ARCは、活性領域
(AA)を規定するためのリソグラフィプロセスの解像
度を改善するために用いられる。ARC層の上にレジス
ト層が形成され、これはAAエッチマスクとして用いら
れる。次に、慣用のリソグラフィ技術により活性領域が
規定される。セルの非活性領域は、たとえばRIEによ
り異方性でエッチングされ、これによりその中にシャロ
ウトレンチ479が形成される。非活性領域は、STI
を形成すべき領域である。
【0069】図示されているように、非活性領域はトレ
ンチの一部分とオーバラップしており、これによりスト
ラップの一部分が切断される。この場合、埋め込みスト
ラップの残りの部分を介して、ストレージノードとノー
ドジャンクションとの間に電流を流すことができる。典
型的には、STIはトレンチ幅のおおよそ半分だけオー
バラップしている。STIの深さは埋め込みストラップ
よりも下になるような深さであり、これによって隣接セ
ル間におけるストラップどおしの漏れが防止される。S
TIの深さはシリコン表面下約0.52μmである。
【0070】非活性領域がエッチングされた後、レジス
トとARCが除去される。レジストあるいはARCの残
留物が残されないようにする目的で、洗浄ステップを採
用することができる。また、酸素がシリコンやポリシリ
コン側壁に拡散しないようにする目的で、非活性領域を
保護する窒化物ライナが設けられる。典型的には、窒化
物ライナの形成よりも前に、露出したシリコン上にパッ
シベーション酸化物を熱的に成長させる。窒化物ライナ
は、たとえば低圧化学蒸着(LPCVD)により形成さ
れる。窒化物ライナは基板表面上に形成され、これによ
って窒化物層と非活性STI領域が覆われる。
【0071】さらに基板表面上には誘電材料480がデ
ポジットされ、これによりシャロウトレンチ479が充
填される。この場合、誘電材料はたとえばSiO2 から
成る。1つの実施形態によれば、誘電材料はTEOSで
ある。誘電層の厚さは、非活性領域を充填するのに十分
な厚さである。基板表面は、STIと窒化物の頂部表面
が実質的に平坦となるよう研磨される。
【0072】図10に示されているように、その後、窒
化物層がたとえば化学的ウェットエッチングにより除去
される。この場合、化学的ウェットエッチングは酸化物
に対し選択性である。また、パッド酸化物もこの時点
で、シリコンに対し選択的な化学的ウェットエッチング
により除去される。パッド酸化物の除去後、ウェハ表面
上に酸化物層が形成される。”ゲート犠牲層”と呼ばれ
るこの酸化物層は、後続のインプランテーションのため
のスクリーン酸化物として用いられる。
【0073】DRAMセルにおけるnチャネルアクセス
トランジスタのp形ウェル430のための領域を規定す
るため、酸化物層の頂部にレジスト層がデポジットさ
れ、pウェル領域が露出するよう適切にパターニングさ
れる。図示されているように、ボロン(B)などのp形
ドーパントがウェル領域にインプラントされる。その
際、ドーパントは、パンチスルーの防止とシート抵抗の
低減に十分な深さで注入される。ドーパントプロファイ
ルは、所望の電気特性が得られるよう、たとえば所望の
ゲート閾値電圧(Vt)が得られるように調整される。
【0074】さらに、nチャネルサポート回路のための
pウェルも形成される。また、相補形金属酸化膜シリコ
ン(CMOS)ディバイスにおける相補ウェルのため
に、nウェルが形成される。nウェルを規定して成形す
るために、付加的なリソグラフィステップとインプラン
テーションステップが必要である。
【0075】pウェルの場合のように、所望の電気的特
性を達成するためにnウェルのプロファイルが調整され
る。ウェルが形成された後、ゲート犠牲層が除去され
る。ドープされたウェルを、プロセスの流れで先に形成
することもできる。プロセスの流れで先にドーピングさ
れたウェルを形成するのも有用である。
【0076】トランジスタのゲートを成す種々の層が、
基板上にデポジットされる。このような層はたとえばゲ
ート酸化物411、ポリシリコン415(これはWSi
x ここでx=2〜3などのシリサイドも含む)、ならび
に窒化物416を有している。ついでこれらの層がパタ
ーニングされて、トランジスタ410のゲートスタック
が形成される。パッシングゲートスタック420は典型
的にはトレンチ上部に形成され、トレンチ頂部のSTI
と酸化物によりそこから分離される。さらに、Pまたは
Asなどn形のドーパントのインプランテーションによ
り、拡散領域413,414が形成される。1つの実施
形態によれば、Pドーパントがソース/ドレイン領域に
注入される。この場合、ドーズ量とエネルギーは、所望
の動作特性を実現するドーパントプロファイルが生じる
ように選定される。拡散ならびにゲートに対する拡散領
域のアライメントを改善するために、窒化物スペーサ
(図示せず)を用いることができる。トランジスタをト
レンチと接続するため、ストラップ462を介したドー
パントの外方拡散により、ノードジャンクション425
が形成される。
【0077】さらにウェハ表面上に誘電層489が形成
されて平坦化され、これによりゲートと基板の表面が覆
われる。この場合、誘電層はたとえばBPSGから成
る。TEOSなど他の誘電層も有用である。たとえば、
窒化物から成るライナ層417が誘電層489よりも先
に形成され、これはボーダレスコンタクト開口部形成用
のエッチストップとして用いられる。図示されているよ
うに、ボーダレスコンタクト開口部483は、拡散領域
413が露出するようにエッチングされる。次にコンタ
クト開口部は、nでドーピングされたポリシリコンな
どの導電材料たは他の導電材料により充填され、これに
よりその中にコンタクトスタッドが形成される。さら
に、誘電層の上にビットライン485を成す金属層が形
成され、これによりコンタクトスタッドを介して拡散領
域との接触が行われる。
【0078】択一的に、埋め込みストラップの代わりに
表面ストラップが用いられる。表面ストラップの使用に
より、図8のところで説明した埋め込みストラップを形
成するためにポリシリコンを掘り下げる必要がなくな
る。キャパシタをトランジスタと接続する表面ストラッ
プを形成するための技術はよく知られており、ここでは
説明しない。
【0079】図11〜図13には、エピ埋め込みプレー
トを形成する前にカラーを形成するためのプロセスが示
されている。このようなプロセスは、並行して出願中の
アメリカ合衆国特許出願 USSN 09/055,506 (attorney d
ocket number 98 P 7491),"TRENCH CAPACITOR WITH IS
OLATION COLLAR" に記載されており、これを本発明の参
考文献とする。図11に示されているように、半導体基
板501が用意される。基板はたとえばシリコンから成
る。他の形式の基板も有用である。この基板は埋め込み
ウェル570から成る。基板表面上に、パッド酸化物、
パッド窒化物、ハードマスク層など種々のパッド層から
成るパッドスタック507が形成される。このパッドス
タックはパターニングされて、RIEによりトレンチ5
09の形成される領域が規定される。トレンチは、ポリ
シリコンあるいはアモルファスシリコンなどの犠牲材料
511により充填される。約1050〜1100゜Cに
耐え得る他の犠牲材料も有用である。この犠牲材料は、
カラーの底部と等しい深さまで掘り下げられる。
【0080】誘電層567がデポジットされ、これによ
りトレンチ側壁と犠牲材料の表面が裏打ちされる。この
誘電層はたとえば酸化物から成り、これはカラー酸化物
として用いられる。1つの実施形態によればこの誘電層
は、まずはじめに熱酸化物の薄い層を成長させ、その上
にTEOS層をデポジットすることにより形成される。
酸化物の厚さはたとえば約5〜10nmであり、カラー
は約20〜50nmの厚さである。択一的に、誘電層は
熱酸化物から成る。また、誘電層の上に窒化物ライナを
形成させることができる。カラーとして用いられる他の
種類の誘電体も有用である。
【0081】次に図12を参照すると、犠牲材料511
を露出させるために、カラー開口エッチングが実施され
る。カラーを開口するためにRIEなどの異方性エッチ
ングが使用される。このRIEにより、パッドスタック
表面と犠牲材料511の頂部から誘電層も除去され、そ
の際、カラー568が形成されるよう、シリコン側壁上
に誘電層が残されたままになる。図示されているよう
に、トレンチ側壁を裏打ちしている誘電層の上部は、R
IEによる侵食の結果、テーパ状になっている。しか
し、カラーはあとで基板表面の下へ向かってテーパ部分
を通過して掘り下げられるので、このようなテーパはカ
ラーの機能に悪影響を及ぼさない。
【0082】さらに図13を参照すると、トレンチ下部
においてトレンチ側壁を露出させるため、たとえばウェ
ットエッチングにより犠牲材料511が除去される。こ
のプロセスは、図5〜図10のところで説明したように
して続けられる。
【0083】択一的に、カラーをたとえばLOCOS酸
化により形成することができる。LOCOS酸化技術に
ついては、たとえばアメリカ合衆国特許 US 5,656,535
に記載されており、これを本発明の参考文献とする。こ
のような技術によれば、トレンチ形成後に窒化物層がデ
ポジットされる。窒化物層によりトレンチ側壁が裏打ち
される。窒化物層は、トレンチ側壁を酸化から保護する
のに十分な厚さである。典型的には、窒化物層は約50
Aの厚さである。次にレジストがデポジットされ、カラ
ー底部周辺が掘り下げられ、トレンチ上部において窒化
物層が露出する。ウェットエッチングにより、露出した
窒化物が除去される。ついでレジストが除去され、トレ
ンチ底部を裏打ちする窒化物層が残される。次にLOC
OS酸化が用いられて、トレンチ上部の露出したトレン
チ側壁に酸化物カラーが形成される。LOCOSカラー
の厚さはたとえば約20〜30nmである。このプロセ
スは、図5〜図10のところで説明したようにして続け
られる。
【0084】図14〜図16には、エピ埋め込みプレー
トの形成前にカラーを形成するための別のプロセスが示
されている。図14に示されているように、半導体基板
601が用意される。この基板はたとえばシリコンから
成る。p形基板など他の種類の基板も有用である。この
基板は埋め込みウェル670を有している。基板表面に
はパッドスタック607が設けられており、これはパッ
ド酸化物、パッド窒化物およびハードマスク層など種々
のパッド層から成る。そしてこのパッドスタックがパタ
ーニングされ、RIEによりトレンチの形成される領域
が規定される。
【0085】次に、規定された領域がたとえば反応性イ
オンエッチング(RIE)によりエッチングされてパッ
ドスタックに開口部が形成され、これにより基板が露出
される。露出された基板はカラー底部付近の深さまでエ
ッチングされて、トレンチ608が形成される。1つの
実施形態によれば、開口部608は約1〜1.5μmの
深さまでエッチングされる。もちろん、この深さは設計
要求に依存して変化する。
【0086】次に誘電層667がデポジットされ、これ
によりトレンチの側壁と底部が裏打ちされる。この誘電
層はたとえば酸化物から成り、これはカラー酸化物とし
て用いられる。1つの実施形態によればこの誘電層は、
まずはじめに約5〜10nmの厚さまで熱酸化物の薄い
層を成長させ、ついでその上にTEOSの層をデポジッ
トさせることにより形成される。典型的には、カラーは
約20〜50nmの厚さである。択一的に、誘電層は熱
酸化物から成る。また、この誘電層の上に窒化物ライナ
を形成することができる。なお、カラーとして用いられ
る他の種類の誘電体も有用である。
【0087】次に図15を参照すると、カラー開口エッ
チングが実行され、トレンチ608の底部表面で基板が
露出される。カラーの開口のために、RIEなどの異方
性エッチングが使用される。このRIEにより、パッド
スタック表面とトレンチ608の底部から誘電層が除去
され、その際、シリコン側壁上にはカラー668を成す
誘電層が残されたままになる。図示されているように、
開口部608のトレンチ側壁を裏打ちする誘電層の上部
は、RIEの侵食の結果、テーパ状になっている。しか
しながら、カラーはあとで基板表面の下へ向かってテー
パ部分を通過して掘り下げられるので、このようなテー
パはカラーの機能に悪影響を及ぼさない。
【0088】さらに図16を参照すると、RIEが実行
される。RIEにより、トレンチ底部において露出した
基板表面がエッチングされ、これはその深さ方向に延び
ている。RIEにより基板がエッチングされ、トレンチ
609の底部669が形成される。典型的には、トレン
チは基板表面下約6〜8μmの深さである。当然ながら
トレンチの深さは、設計要求やプロセスのケイパビリテ
ィに依存することはいうまでもない。トレンチ形成後、
ハードマスクを除去することができる。択一的に、プロ
セスの流れでそれよりもあとにハードマスクを除去する
こともできる。典型的には、ハードマスクはウェットエ
ッチングにより除去される。このプロセスは、図5〜図
10のところで説明したようにして続けられる。
【0089】実験 トレンチ底部を取り囲む拡散領域のドーパント濃度を決
定するために実験を行った。1つの実験によれば、種々
の条件のもとでトレンチをエッチングし、リンのPII
Iドーピングを行った。この場合、トレンチは約6μm
の深さであり、約175x350nmの開口をもつ。ト
レンチ上部には、約300nmの厚さのカラー酸化物を
設けた。PIIIドーピングを実行したときのパラメー
タを表Iに挙げる。PIIIドーピング後、トレンチは
ドーピングされていないポリシリコンによって充填し
た。ドーパント濃度はドップダウン2次イオン質量分析
計(SIMS)により測定した。その結果も表Iに掲載
する。
【0090】
【表1】
【0091】別の実験によれば、種々の条件のもとでシ
リコン基板をPIIIによりヒ素を用いてドーピングし
た。TEOS層を基板の上に形成し、短時間サーマルプ
ロセス(RTP)により約950゜Cの温度で約10秒
間、アニーリングした。PIIIドーピングを実行した
ときのパラメータを表IIに挙げる。ドーパント濃度は
トップダウンSIMSにより測定した。その結果も表I
Iに掲載する。
【0092】
【表2】
【0093】これまで本発明について詳しく示し、種々
の実施形態を参照して説明してきたが、当業者であれば
本発明の枠内で変形や修正が可能であるのは自明であ
る。実例として挙げるにすぎないが、トレンチキャパシ
タを表面ストラップを用いて形成することもできるし、
あるいは他のセルコンフィグレーションやビットライン
コンフィグレーションを用いることもできる。したがっ
て本発明の範囲は上述の説明によって定まるのではな
く、特許請求の範囲の記載によって定まるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDRAMセルを示す図である。
【図2】DRAMセルにおける埋め込みプレートを形成
するための従来のプロセスを示す図である。
【図3】DRAMセルにおける埋め込みプレートを形成
するための従来のプロセスを示す図である。
【図4】本発明の1つの実施形態によるDRAMセルを
示す図である。
【図5】図4のDRAMセルを形成するための本発明の
1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図6】図4のDRAMセルを形成するための本発明の
1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図7】図4のDRAMセルを形成するための本発明の
1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図8】図4のDRAMセルを形成するための本発明の
1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図9】図4のDRAMセルを形成するための本発明の
1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図10】図4のDRAMセルを形成するための本発明
の1つの実施形態によるプロセスを示す図である。
【図11】本発明の1つの実施形態によるカラーを形成
するためのプロセスを示す図である。
【図12】本発明の1つの実施形態によるカラーを形成
するためのプロセスを示す図である。
【図13】本発明の1つの実施形態によるカラーを形成
するためのプロセスを示す図である。
【図14】本発明によるカラーを形成するための別のプ
ロセスを示す図である。
【図15】本発明によるカラーを形成するための別のプ
ロセスを示す図である。
【図16】本発明によるカラーを形成するための別のプ
ロセスを示す図である。
【符号の説明】
300 DRAMセル 301 トレンチキャパシタ 310 トランジスタ 312 ゲートスタック 313,314 ソース/ドレイン領域 319 チャネル領域 325 ノード拡散領域 362 ストラップ 364 ノード誘電層 365 エピタキシャルシリコン層 367 拡散領域 368 カラー 380 シャロウトレンチアイソレーション 385 ビットライン 389 誘電層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594145404 インターナショナル ビジネス マシーン ズ コーポレーション アメリカ合衆国ニューヨーク州 10504 ニューヨーク アーモンク オールド オ ーチャード ロード (番地なし) (72)発明者 マーティン シュレムス ドイツ連邦共和国 ランゲブリュック ブ ルームシュトラーセ 4エー/15 (72)発明者 ジャック マンデルマン アメリカ合衆国 ニューヨーク ストーム ヴィル ジャミー レーン 5 (72)発明者 ヨアヒム ヘプフナー ドイツ連邦共和国 プラネグ マクダレネ ンヴェーク 5 (72)発明者 ヘルベルト シェーファー ドイツ連邦共和国 ヘーエンキルヒェン レルヒェン シュトラーセ 33 (72)発明者 ラインハルト シュテングル ドイツ連邦共和国 シュタットベルゲン ベルクシュトラーセ 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路において、 トレンチキャパシタと拡散領域が設けられており、 前記トレンチキャパシタはエピタキシャル層を有し、該
    エピタキシャル層によって、カラー酸化物よりも下のト
    レンチ側壁下部が裏打ちされ、前記カラー酸化物により
    トレンチ上部が裏打ちされ、 前記拡散領域によりトレンチ下部が取り囲まれているこ
    とを特徴とする、 半導体集積回路。
JP11180811A 1998-06-26 1999-06-25 半導体集積回路 Withdrawn JP2000031427A (ja)

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