JP2000030365A - 情報記録装置 - Google Patents
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Abstract
ート)記録可能な情報記録装置において、ディスクの記
録可能時間の表示、予約記録時の記録条件の決定におい
て、予約記情報とディスクの空き容量に応じた適切な情
報の表示を行うようにする。 【解決手段】ディスクの記録可能時間を、ディスク空き
容量と可変レートの最大値、最小値及び大抵の映像が記
録可能な平均値のうち少なくとも1つに基づいて算出
し、画面上に表示する。また、記録時間等の設定とディ
スクの記録可能時間とから、通常の可変レート記録で記
録が行えるのか、あるいは調整可変レート記録でなけれ
ば記録が行えないのかを判断して画面上に表示し、かつ
いずれかの選択をユーザが行えるように構成する。
Description
技術に関するものであり、特に映像情報や音声情報を圧
縮し、単位時間当たりの情報量を変化させて(以下「可
変レート」という)情報を記録する場合に、記録媒体の
記録可能時間などの情報をユーザに提供する情報記録技
術に関するものである。
来のVTRだけでなくデジタルVTRが普及してきてい
る。さらに、記録媒体としてDVD−RAM等を利用
し、MPEG2と呼ばれる可変レートのエンコード(情
報圧縮)方式を用いて情報を記録すれば、ディスク状の
記録媒体に対しても長時間の記録が可能になることが考
えられる。
途としては、番組の記録が一般的であるが、予約番組が
テープに納まるように記録時間を調節する方法として、
例えば、特開平5−20754号公報には、従来のVT
R等の記録装置において、タイマ予約による記録が行わ
れる場合に、予約時間に必要なテープ残量が不足するよ
うな場合に、自動的にそのことを判定して、記録速度を
切換え、予約番組の記録ミスを防止する「タイマ動作管
理装置」が開示されている。
度の差などから検出するしくみが知られている。
には、デジタル方式で画像や音声情報を記録/再生する
装置にあって、画像や音声情報を記録媒体に過不足なく
記録/再生する「デジタル録画装置及びデジタル録画方
法」が開示されている。
準記録と長時間記録のように2段階の録画条件をもって
おり、標準記録で番組を録画している場合に、テープの
残り時間が録画しようとしている番組に対して不足する
と判断された場合は、あるポイントでより低速のテープ
速度に切り替えたり、より低ビットの転送レートに切り
替えることにより、長時間記録条件に切り替えて番組が
テープ1本に録画できるような方法を採用している。
いては、可変長符号化方式でメモリに記録する音声装置
記録装置であって、メモリの残量と、予想される平均符
号化ビットレートに基づいた録音可能時間を演算し表示
する方法が開示されている。
ィスクに対してMPEG2等の可変レート技術を用い、
情報を圧縮して番組等の記録を行う情報記録装置とする
場合には、ディスクに記録できる記録容量をデータ量と
して知ることは簡単であるが、どれだけの時間記録でき
るかという時間量として正確に算出することは困難であ
る。可変レートで情報を記録するということは、単位時
間あたりの情報量が変化するからである。
ーズに応じて適切な記録可能時間の表示を行う必要があ
る。また単に残り時間を表示するだけでなく、可変レー
トによる情報記録においてもユーザの望む記録時間を確
保することが必要な場合もあり、記録操作時における時
間等の予約記録情報とディスクの空き容量に応じた適切
な情報を提供し、ユーザの選択条件によっては記録する
単位時間あたりの情報量の平均値を調整する必要もあ
る。
ートで情報を記録を行う場合にあっても記録可能時間を
表示し、その記録可能時間に応じた記録条件設定の選択
肢を表示し、ユーザの選択条件によっては単位あたりの
情報量を調整可能な情報記録装置、方法を提供すること
を目的とする。
構成により達成することができる。つまり、単位時間当
たりの情報量を変化させて情報を記録媒体に記録し、あ
るいは該記録媒体から情報を読み取る手段と、前記記録
媒体に記録可能な前記記録媒体の記録容量を求め、該記
録容量と前記単位時間当たりの情報量とから記録可能時
間を算出する算出手段と、を備え、該算出した記録可能
時間を表示手段が表示するように構成する。
報量を変化させて情報を記録媒体に記録し、あるいは該
記録媒体から情報を読み取る手段と、前記記録媒体に記
録可能な前記記録媒体の記録容量を求め、該記録容量と
前記単位時間当たりの情報量とから記録可能時間を算出
する算出手段と、入力手段により入力された設定に従っ
て情報を記録するように制御する制御手段と、前記記録
可能時間と前記設定とに基づいて前記記録条件を決定す
る決定手段と、を備え、前記算出した記録可能時間また
は前記決定した記録条件を表示手段が表示するように構
成することによっても達成できる。
せて情報を記録媒体に記録する情報記録装置を、前記情
報を最も長い時間記録できる場合の記録可能時間、前記
情報を最も短くしか記録できない場合の記録可能時間、
及び前記単位時間当たりの情報量の平均値に基づく記録
可能時間を表示手段に表示するように構成することによ
っても達成できる。
照しながら説明していく。図1は、情報記録装置のう
ち、本実施例にかかる、ディスク状の記録媒体に対して
可変レートで情報の記録が可能な情報記録装置(以下
「ディスクレコーダ」という)の内部構成を示した図で
ある。100はディスクレコーダ内部のバス、101は
放送電波を受信するチューナ部、102は外部と映像等
を入出力する入出力部、103は映像の圧縮、展開等を
行う映像処理部、104は音声の圧縮、展開等を行う音
声処理部である。また、105は記録時間の計算やディ
スクに記録可能なデータ量から記録可能時間の計算を行
う時間管理部、106は操作パネルやリモコンなどによ
る操作を制御する操作制御部、107は液晶パネルや、
モニタなどの表示装置に必要なユーザインタフェース情
報を表示する表示制御部である。なお、表示制御部10
7はリモコンの画面などに表示させることも可能であ
る。そして、108はディスクの動作制御を行い、ディ
スクから情報を読み取り、あるいはディスクに情報を記
録するディスク制御部であり、109はディスクレコー
ダ全体の動作を制御するシステム制御部である。
能なディスクレコーダで考えられる一使用形態を示す図
である。内部構成が図1のように構成されているディス
クレコーダ202が、接続ケーブル203によって表示
装置たるTVモニタ200に接続されている。ディスク
レコーダ202は、TVモニタ200の画面201にデ
ィスクの記録可能時間を表示する。なお、ディスクレコ
ーダ202はディスクレコーダ202自身が有する操作
手段のほか、リモコン204によってユーザが操作でき
るように構成する。
の記録可能時間に応じた記録条件設定の選択肢の表示に
よる情報提供(ユーザインタフェース)を行う情報記録
技術について説明する。従来のVTRにおいては、例え
ばテープの残量(つまりテープの残りの長さ)が分かれ
ば、記録するテープ速度によって、簡単に記録可能時間
を算出することができた。またディスクレコーダであっ
ても、単位時間当たりの情報量が一定である固定レート
または機器がレートをコントロールしながらの記録であ
れば、ディスクに記録可能なデータ量と記録レートとに
基づいて簡単に記録可能時間を算出することができる。
合、映像の動きが激しいなどの理由で圧縮率を上げにく
い場合は、記録レートを上げて単位時間当たりの情報量
を増やし、逆に映像の動きが少ないなどの理由で圧縮率
を上げやすい場合は、記録レートを下げて単位時間当た
りの情報量を減らす。このようにして、映像にあわせた
きめ細かいレート変動を行うことにより、映像の質を落
とさずに記録することができる。
の映像等を記録することを考えた場合、記録レートが映
像の内容によって変動するので、ディスクに記録できる
データ量が分かっていても、正確な記録可能時間を算出
することはできない。
変レートで情報の記録を行う場合にあっても記録可能時
間を表示し、その記録可能時間に応じた記録条件設定の
選択肢を表示することとする。
て、リモコン204により、ディスクの記録可能時間を
表示するように操作した場合について説明する。図3
は、本発明の実施例にかかる、記録可能時間を表示した
画面の例を示した図であり、モニタTV200の画面上
に、記録可能時間の表示300として表示項目301、
302、303及び304を表示する。本実施例では、
表示項目301には、ディスク空き容量を、表示項目3
02には平均記録時間を、表示項目303には、最小記
録レートで記録し続けたとき記録可能時間(最長記録時
間)を表示し、表示項目304には、最大記録レートで
記録し続けても記録可能な時間(最短記録時間)を表示
する。
容量は、ディスク制御部108により、ディスクに記録
されている情報を読み出すことにより容易に知ることが
できる。また、平均記録時間、最長記録時間及び最短記
録時間の算出は、時間管理部105が行う。例えば、空
き容量301が4.7GB(ギガバイト)であったとす
る。そして、映像の圧縮を行う映像処理部103が、単
位時間当たりの情報量3Mbps(メガビットパーセコ
ンド)〜10Mbpsの範囲で可変レートによる映像圧
縮ができるとする。この場合、仮に常に可変レートの最
大値10Mbpsで記録し続けた場合、最短記録時間が
約62分であることをを算出する。一方、可変レートの
最小値3Mbpsで記録しつづけた場合は、最長で20
8分間映像を記録することができることを算出する。ま
た、システムで一義にきまる可変レートによる単位時間
当たりの情報量の平均が4.7Mbpsである場合、平
均記録時間は約133分であると算出する。なお、この
平均値は、現存する映画などを可変レートで圧縮したと
きの平均値であり、ディスクレコーダ202は予めこの
情報を記憶しているので、平均記録時間を算出すること
ができる。もちろん、平均値は4.7Mbpsに限られ
ず、後述するように、可変レートの最大値あるいは最小
値を変更することにより、平均値を変更することもでき
る。
により、ユーザは、ディスクの空き容量と、可変レート
で記録する場合の記録可能時間の範囲と平均の記録時間
を知ることができる。つまり、ディスクプレーヤ202
内のディスクには、どのような映像を記録する場合であ
っても、大抵の映像は133分映像を記録でき、少なく
とも62分記録でき、多ければ133分記録できること
を知ることができる。もちろん、301,302,30
3,304のすべての項目を同時に表示するのではな
く、ユーザが望むものだけを表示してもよいし、順番に
表示してもよい。
クの空き容量に応じた記録条件設定の選択肢を表示する
ユーザインタフェースの例について説明していく。
を行う場合を考えてみると、ユーザは、記録したい放送
番組の時間を考えて使用するテープの種類を決める場合
が多い。例えば、1時間番組を記録する場合、60分テ
ープを用いたり、120分テープを用いたりするのが普
通である。また3時間番組を記録したい場合は、ユーザ
によっては画質は落ちるが60分テープを3倍条件にし
て使用したり、または画質を落とさないように120分
テープと60分テープにわけて記録する場合もあるだろ
う。また30分ずつの連続ドラマを120分テープに四
話記録したいというユーザもいるだろう。もちろん、と
っさにある番組のある部分だけを記録したいという場合
や、テープがなくなるまででいいから番組を記録したい
という状況も考えられる。
確実に決まっている場合は、ユーザはテープの残り時間
と記録したい時間との関係を容易に判断できるため、と
くに問題は生じなかったが、可変レート記録可能なディ
スクレコーダの場合には、上述のように映像の内容の差
によって同じ時間分の映像でもそのデータ量に差がある
ため、ユーザの判断だけで記録条件を決定してしまう
と、うまく番組を記録(録画)できなかったり、逆に必
要もないのに画質を落として記録してしまう可能性があ
る。
間を確保するために、実際に記録する映像の可変レート
の平均値を、可変レートの最大値を落としたり、全体的
にレートを落としたりすることによって本来必要なレー
トより落として記録することである(以下「調整可変レ
ート」という)。
とによって生じる問題を、ディスクレコーダ側で強制的
にレートを落として記録することで解決することは、ユ
ーザによっては画質を落とす記録条件を好まない場合が
あり、好ましくない。そこで、本実施例では、ディスク
レコーダ任せにするのではなく、記録条件の設定を表示
して記録条件が選択できるようにする。
保するディスク容量をKとすると、ディスクの空き容量
Sから記録終了時に残しておかなければならないディス
ク容量Kをひいた「S−K」が、記録時間Tで使用する
ことが可能なディスク容量となる。
時間Tをかけた、「可変レートの平均値×T」が実際に
使用するディスク使用量であるが、上述の通り、可変レ
ートで映像を記録するということは、映像の内容によっ
て適宜記録レートを変えて記録することなので、実際に
記録が終わらないと可変レートの平均値は分からない。
しかし、可変レートの範囲が分かっていれば、最大ディ
スク使用量と最小ディスク使用量は算出することができ
る。
した最大ディスク使用量「M×T」と、可変レートの最
小値Nと記録時間Tで算出した最小ディスク使用量「N
×T」と、記録時間Tで使用可能なディスク容量「S−
K」の間で以下の3つの関係のうちどれかが成り立つ。
ースの例を説明していく。本実施例では、可変レートの
最大値を10.0Mbps、最小値を3.0Mbpsと
する。
は、ディスク残量から記録終了時に確保しておくディス
ク容量を引いた容量が、可変レートの最大値で指定時間
記録して使用するディスク容量よりも大きい場合であ
る。このケースでは、いかなる内容の映像を記録しても
通常可変レート記録条件で指定時間確実に記録すること
ができる。
上の予約設定表示400で表すように、例えば予約記録
時間401として21:00から21:25までの25
分とし、記録後の確保時間402として30分間のディ
スク容量を確保するように、ユーザがリモコン204等
で指示する。そして、この予約設定時にディスク容量が
4.7GBあるとする。
105により、可変レートの最大値である10.0Mb
psで30分記録するために、約2.2GBディスクを
確保しておく必要があり、25分の番組のために使用で
きるディスク容量が、4.7GB−2.2GB=2.5
GBであることを算出する。また、25分の番組を可変
レートの最大値10.0Mbpsでずっと記録して使用
するディスク容量が約1.8GBであることを算出し、
ユーザの指示通り、21:00から21:25までの2
5分、確実に記録することができることを判断する。こ
こで、本ケースにおいて、30分記録する分だけ確保す
るディスク容量(確保量)を、可変レートの最大値から
算出するのは、いかなる内容の映像を録画する場合であ
っても確実に30分録画できるだけの容量を確保し、か
つユーザの指示通りの記録ができるかどうか判断するた
めである。従って、必ずしも可変レートの最大値から算
出する必要はなく、大抵の映像が収まるであろう平均レ
ートから30分録画できるだけの確保量を算出してもよ
いし、いずれかの確保量の算出方法をユーザが選択でき
るようにしてもよい。
項目403のように25分番組を、調整可変レートでは
なく通常の可変レートで、指定時間どおり記録すること
ができることを表示する。そして、そのまま設定を終了
するならばリモコン204等によって設定終了ボタン4
04を選択すればよい。
容によっては必ず指定時間通りの記録ができるとは限ら
ないディスクレコーダであっても、ユーザは、指示した
内容通りの記録を行うことを確認でき、ディスクレコー
ダの使い勝手が向上する。
は、ディスク残量から記録終了時に確保しておくディス
ク容量を引いた容量が、可変レートの最大値で指定時間
記録して使用するディスク容量よりも小さいが、可変レ
ートの最小値で指定時間記録して使用するディスク容量
よりも大きい場合である。このケースは、動きの激しい
映像が多い等の理由から記録する映像の情報量が多く、
記録レートが高くなりがちな場合などは、通常可変レー
ト記録条件で記録すると指定時間記録できない可能性が
あるが、調整可変レートにより平均レートを調整すれば
指定時間記録することが可能なケースである。
明する。例えば、時間管理部105で定時的に記録レー
トの平均値を計算し、その平均レートでは指定時間記録
できないようであれば、可変レートの最大値を下げるよ
うレコーダ制御部109が映像処理部103を制御する
ことで可変レート値を調整(情報の圧縮率を高める)す
る。可変レートの最大値を調整するということは、結果
として可変レートの平均値を調整することになる。この
ように可変レートの平均値を調整する調整可変レートで
記録すれば、確実に指定時間記録することが可能であ
る。また、最大値を下げるだけでなく、レートのとりう
る値の全域において必要なレートより均等に下げるとい
う方法をとることも可能である。さらに、画質の劣化が
目立たないように、5〜6Mbpsのレートを3〜4M
bpsのレートに下げるといった具合に、レートのある
特定の範囲のみを限定的に下げる方法なども考えられ
る。
00から21:45までの45分とし、記録後の確保時
間として30分間のディスク容量を確保するように、ユ
ーザがリモコン204等で指示し、この予約設定時にデ
ィスク容量が4.7GBある場合を例として説明する。
2は、モニタTV200に表示される画面500に、項
目501、502及び503を表示する。本実施例で
は、表示項目501にはユーザが設定した予約記録時間
を表示し、表示項目502には記録後に確保すべき時間
を表示し、表示項目503にはユーザの設定を実行する
場合の問題点を表示する。
105により、可変レートの最大値である10.0Mb
psで30分記録するためには、約2.2GBのディス
ク容量を確保しておく必要があり、45分の番組のため
に使用できるディスク容量は、4.7GB−2.2GB
=2.5GBであることを算出する。ここで、ディスク
の確保量についての考え方は上述のケース1の場合と同
様である。また、ディスク容量2.5GBでは25分の
番組を可変レートの最大値10.0Mbpsでずっと記
録して使用するディスク容量、約3.3GBよりも小さ
いため、45分番組は通常の可変レートでは、使用可能
なディスク容量を超えてしまう可能性があると判断す
る。そして、可変レートの最小値3.0Mbpsでずっ
と記録したときに使用するディスク容量、約1GBより
は大きいため、実際に記録する可変レートの平均値と記
録時間45分をかけた値が、2.5GB以下であれば番
組を記録することはできることを判断する。
ザの指示を実行する場合の問題点として、指定時間記録
するには、調整可変レートで記録を行わなければならな
い可能性があることを表示項目503に表示し、ユーザ
が希望する最適な記録条件を選択できるように、記録条
件が選択できるよう次の画面への指示項目504を表示
する。ユーザはリモコン204等により指示項目504
を指示し、次の画面に表示を移す。
表示される予約設定の続きの画面600を示す図であ
る。ディスクレコーダー202は、画面600に、ユー
ザの指示を実行する場合の問題点として、指定時間記録
するには、調整可変レートで記録を行わなければならな
い可能性があることを示す項目601を表示する。ま
た、項目601に示した問題点の解決策として、選択項
目602、603を表示する。また、選択項目602、
603には、この解決策を示すとともに解決策をとった
場合に考えられる結果も表示する。このように結果も表
示することにより、ユーザは、自ら選択した指示の結果
を予め知ることができるため、ディスクレコーダの使い
勝手が向上する。本実施例では、選択項目602を通常
の可変レート記録を選択させる項目とし、選択項目60
3を調整可変レート記録を選択させる項目とする。ユー
ザは、選択項目602を選択することによって通常可変
レートで記録するよう指示し、選択項目603を選択す
ることによって調整可変レートで記録するよう指示する
ことができる。
2、603の選択のいずれも受け入れたくない場合も考
えられる。そこで、ディスレコーダ202は、画面60
0に、指定時間自体の変更や、確保時間の変更といった
予約設定の変更ができるように、選択項目604と60
5を表示する。ユーザは、選択項目604を選択するこ
とによって指定した時間を変更することができ、選択項
目605を選択することによって予約実行後の確保時間
を変更することができる。
示した配置に限られることはないが、好ましくは、図6
に示したような配置にするとよい。図6に示した配置で
は、上から順に予約設定実行の際の問題点を表示する項
目、解決策を表示する項目、予約設定の変更を表示する
項目を配置しており、ユーザが問題点を解決するための
思考順に配置しているため、ユーザは目線を上から下に
移すだけで容易に各項目を探すことができ、各項目を探
すことに違和感を覚えることがなく、使い勝手が向上す
る。
は、ディスク残量から、記録終了時に確保しておくディ
スク容量を引いた容量が、可変レートの最小値で指定時
間記録して使用するディスク容量よりも小さい場合であ
る。従って、調整可変レート記録条件を使って最小レー
ト値で記録し続けても指定時間記録できないケースであ
る。
00から24:20までの200分とし、記録後の確保
時間として30分間のディスク容量を確保するように、
ユーザがリモコン204等で指示し、この予約設定時に
ディスク容量が4.7GBある場合を例として説明す
る。
2は、モニタTV200に表示される画面700に、項
目701、702及び703を表示する。本実施例で
は、表示項目701にはユーザが設定した予約記録時間
を表示し、表示項目702には記録後に確保すべき時間
を表示し、表示項目703にはユーザの設定を実行する
場合の問題点を表示する。
105により、可変レートの最大値である10.0Mb
psで30分記録するためには、約2.2GBのディス
ク容量を確保しておく必要があり、200分の番組のた
めに使用できるディスク容量は、4.7GB−2.2G
B=2.5GBであることを算出する。また、ディスク
容量2.5GBでは180分の番組を可変レートの最小
値3.0Mbpsでずっと記録して使用するディスク容
量、約3.3GBよりも小さいため、200分番組を記
録する場合には、通常の可変レートでは、どんなに画質
を落として記録しても使用可能なディスク容量を超えて
しまうことを判断する。また、番組記録後に30分以上
のディスク容量の確保の手段として、可変レートの最小
値3.0Mbpsで30分、約0.7GBだけ確保すれ
ばよい場合でも、200分の番組のために使用できるデ
ィスク容量は、4.7GB−0.7GB=4.0GBで
あり、4.4GBに満たないため、指定時間記録するこ
とは不可能であることを判断する。ここで、ケース1、
ケース2と異なり、ディスクの確保量の算出を、可変レ
ートの最大値からではなく、最小値から算出しているの
は、ディスクの確保量を最も少なく見積もっても、ユー
ザの指示通りの記録ができないことを確認するためであ
る。従って、必ずしも可変レートの最小値から算出する
必要はなく、大抵の映像が必要とする平均レートから3
0分録画できるだけの確保量を算出してもよいし、いず
れかの確保量の算出方法をユーザが選択できるようにし
てもよい。
も使用可能なディスク容量を超えてしまうことから、デ
ィスクレコーダ202は、ユーザの指示を実行する場合
の問題点として、調整可変レート記録を行っても指定時
間記録することができないことを表示項目703に表示
し、ユーザが希望する最適な記録条件を選択できるよう
に、記録条件が選択できるよう次の画面への指示項目7
04を表示する。ユーザはリモコン204等により指示
項目704を指示し、次の画面に表示を移す。
表示される予約設定の続きの画面800を示す図であ
る。ディスクレコーダー202は、画面800に、ユー
ザの指示を実行する場合の問題点として、調整可変レー
ト記録を行っても指定時間記録することができないこと
を示す項目801を表示する。また、項目601に示し
た問題点の解決策として、選択項目602、603を表
示する。また、選択項目602、603には、この解決
策を示すとともに解決策をとった場合に考えられる結果
も表示する。このように結果も表示することにより、ユ
ーザは、自ら選択した指示の結果を予め知ることができ
るため、ディスクレコーダの使い勝手が向上する。本実
施例では、選択項目602を通常の可変レート記録を選
択させる項目とし、選択項目603を調整可変レート記
録を選択させる項目とする。なお、選択項目602、6
03のうち、どちらを選択してもユーザが指示した記録
を行うことができないため、この選択項目602、60
3を表示しないように構成してもよい。ただし、本ケー
スでは、選択項目602、603を表示するので、ユー
ザは、選択項目602を選択することによって通常可変
レートで記録するよう指示し、選択項目603を選択す
ることによって調整可変レートで記録するよう指示する
ことができる。
02、603の選択のいずれかを選択することはあまり
考えられないので、ディスレコーダ202は、画面60
0に、指定時間自体の変更や、確保時間の変更といった
予約設定の変更ができるように、選択項目804と80
5を表示する。ユーザは、選択項目804を選択するこ
とによって指定した時間を変更することができ、選択項
目805を選択することによって予約実行後の確保時間
を変更することができる。
記例では、記録時間のディスク容量や、記録時間終了後
に確保しておく記録時間の算出を、信頼性を100%に
する意味から、可変レートの最大値を用いて行っている
が、大抵の映像は上述の可変レートの平均値で記録すれ
ば記録できるため、この平均レートを記録時間のディス
ク容量や、記録時間終了後に確保しておく記録時間の算
出の判断基準としてもよいし、また両方から判断した結
果をユーザに示してもよい。
ように、予約記録時間を21:00から22:00まで
の60分とし、記録後の確保時間として30分間のディ
スク容量を確保しておきたいとする。そして、この予約
設定時にディスク残量が4.7GBあるとする。
2は、モニタTV200に表示される画面900に、項
目901、902及び903を表示する。本実施例で
は、表示項目901にはユーザが設定した予約記録時間
を表示し、表示項目902には記録後に確保すべき時間
を表示し、表示項目903にはユーザの設定を実行する
場合の効果を表示する。
105により、可変レートの最大値である10.0Mb
psで30分記録するためには、約2.2GBのディス
ク容量を確保しておく必要があり、60分の番組のため
に使用できるディスク容量は、4.7GB−2.2GB
=2.5GBであることを算出する。そして、これは6
0分の番組を可変レートの最大値10.0Mbpsでず
っと記録して使用するディスク容量、約4.4GBより
も小さいため、60分番組は通常の可変レートでは、使
用可能なディスク容量を超えてしまう可能性があると判
断する。一方で、平均レート4.7Mbpsで30分記
録するためには、約1GBのディスク容量を確保してお
くだけでよいことを算出する。そして、60分の番組の
ために使用できるディスク容量は4.7GB−1G=
3.7GBとなることを算出する。これは、60分の番
組を可変レートの最大値10.0Mbpsでずっと記録
して使用するディスク容量、約4.4GBよりも小さい
が、60分の番組を可変レートの平均値4.7Mbps
で記録できればいいのであれば、約2.1GBディスク
を使用できればいいので、60分番組を記録することが
できると判断する。
判断結果を表示項目903に表示する。ただしどうして
も通常可変レート記録をしたい場合などは、詳細設定項
目605などを表示して、記録条件を選択できるように
してもよい。
0で表すように、指定時間記録する場合、ディスク空き
容量と、平均可変レートなどディスクレコーダが記憶し
ている基準値とをもとに、指定時間分調整可変レート条
件で記録した場合に、実際に可変レートの調整が行われ
る割合を表示項目1001のように「%」表示するよう
に構成してもよい。
ものをいつも表示するように設定しておいてもいいし、
適時好みのものを切り替えて表示してもよい。
ートで記録を行っている最中に、すでに記録をした部分
から実際に記録に行ったレートの平均値を算出して、そ
の値をもとにその映像ソースでの残り記録時間を表示す
るようにしてもよい。なお、この手法を用いる場合に
は、ディスクレコーダのみならずディスクを記録媒体と
したビデオカメラ(以下「ディスクカムコーダ」とい
う)にも適用可能となる。図11は、ディスクカムコー
ダ1100の製品イメージを示す図である。ディスクレ
コーダ202の場合と同様、時間管理部により残り記録
時間を算出し、本体の液晶画面1101などに、据え置
き型のディスクレコーダと同様に残り時間情報等110
2を表示するよう構成することで、可変レートで映像を
記録するディスクカムコーダにあっても、残り記録時間
の目安を知ることができ、ユーザの使い勝手が向上す
る。
ロセスの例を図12のフローチャートを用いて説明す
る。
コーダ202に備え付けられている(図示せず)予約記
録処理開始ボタン等が押されたことをディスクレコーダ
202内の操作制御部106で検知し、予約記録処理を
起動する(ステップ1200)。
ップ1201)。これは、ディスクレコーダ202内の
ディスク制御部108がディスク内のデータを読み出
し、時間管理部105で算出することによって行う。な
お、本例では、ディスク空き容量を算出することとして
いるが、ディスクに空き容量に関するデータが記録され
ている場合には、そのデータを読み出すことで容易にデ
ィスクの空き容量を知ることができる。
(ステップ1202)。これは、ディスクレコーダ20
2内の時間管理部105において、ステップ1201で
検出されたディスク残量と可変レートの最大値、平均
値、あるいは最小値とに基づいてディスク記録可能時間
を算出し、表示制御部107によってモニタTV200
等に出力することによって行う。このときの表示画面は
図3に示すとおりである。
203)。これは、リモコン204あるいはディスクレ
コーダ202に備え付けられている(図示せず)指示ボ
タン等が押されたことをディスクレコーダ202内の操
作制御部106で検知し、予約設定を認識する。
ク空き容量とステップ1203で入力された予約設定と
に基づいて、上述のケース1〜3の3種類のケースに分
類する(ステップ1204)。この分類は、上述の通
り、ディスクレコーダ202の時間管理部105が行
う。
た場合には、ステップ1205に進み、予約処理終了の
ステップ1210へ進む。これは、ケース1に該当する
場合であり、このとき、モニタTV200等には図4に
示すような画面を表示する。
した場合には、ステップ1206に進み、図5に示すよ
うな画面を表示してその問題点を表示する。そして詳細
設定を行い記録条件を設定するステップ1208へ進
み、図6に示すような画面を表示する。その後記録条件
の設定が行われたらステップ1210へと進み、予約処
理を終了する。
できないと判断した場合には、ステップ1207に進
み、図7に示すような画面を表示してその問題点を表示
する。そして詳細設定を行い記録条件を設定するステッ
プ1209へ進み、図8に示すような画面を表示する。
その後記録条件の設定が行われたらステップ1210へ
と進み予約処理を終了する。
せずにいきなり記録をはじめる場合にも、通常可変レー
ト記録条件か調整可変レート記録条件かを選択できるよ
うにしてもよい。ただしこの場合、調整可変レート記録
条件の場合は、予約記録情報がないので、可変レートの
平均値などを基準に、可変レートの調整を行えるように
すればよい。また、記録動作中に記録条件を変更できる
ようにしてもよい。
ーダに適用した例について説明したが、本発明はメモリ
を使った、可変レート記録可能なメモリレコーダ装置に
ついても同様に応用することができることはいうまでも
ない。
よって時間当たりの情報量が変化する記録方式を用いる
が故に情報を記録するのに必要な容量が分からない記録
装置に対し、記録可能な時間の目安を算出して、指示さ
れた時間だけ記録可能かどうかを判断し、その結果を表
示するように構成するものである。また、指示通りの記
録が行えない可能性がある場合には、その問題点を表示
し、その解決策をユーザに選択させ、選択結果によって
は単位時間あたりの情報量を調整できるように構成する
ものである。
記録できるディスクレコード装置において、ディスクの
残り容量から適切な残り時間を表示できるようになる。
クの残り時間から、通常の可変レート記録か、調整可変
レート記録かを選択するユーザインタフェースを変更す
ることにより適切な記録条件を選択し、記録することが
できる。
コーダの内部構成の例を示したブロック図である。
ディスクレコーダで考えられる一使用形態を示す図であ
る。
間を表示した画面の例を示した図である。
る、予約設定画面の一例を示した図である。
る、予約設定画面の一例を示した図である。
る、予約設定画面の一例を示した図である。
る、予約設定画面の一例を示した図である。
る、予約設定画面の一例を示した図である。
面の変形例を示した図である。
定画面の変形例を示した図である。
用した例を示した図である。
理フローチャートの例を示した図である。
部、103…映像処理部、104…音声処理部、105
…時間管理部、106…操作制御部、107…表示制御
部、108…ディスク制御部、200,300,40
0,500,600,700,800,900,100
0…画面。
Claims (10)
- 【請求項1】記録条件に従い単位時間当たりの情報量を
変化させて情報を記録媒体に記録し、あるいは該記録媒
体から情報を読み取る手段と、 前記記録媒体に記録可能な前記記録媒体の記録容量を求
め、該記録容量と前記単位時間当たりの情報量とから記
録可能時間を算出する算出手段と、 前記記録可能時間と入力手段により入力された設定とに
基づいて前記記録条件を決定する決定手段と、を備え、 前記算出した記録可能時間または前記決定した記録条件
を表示手段が表示するように構成することを特徴とする
情報記録装置。 - 【請求項2】前記記録条件として、映像の内容に応じて
単位時間当たりの情報量を変化させる可変レートで記録
する条件を備えていることを特徴とする請求項1記載の
情報記録装置。 - 【請求項3】前記記録条件として、映像の内容に応じて
単位時間当たりの情報量を変化させる可変レートの最大
値等を変更し、該可変レートの平均値を調整する調整可
変レートで記録する条件を備えていることを特徴とする
請求項1記載の情報記録装置。 - 【請求項4】前記記録条件として、映像の内容に応じて
単位時間当たりの情報量を変化させる可変レート及び該
可変レートの最大値等を変更し、前記可変レートの平均
値を調整する調整可変レートのいずれの記録条件とも備
えていることを特徴とする請求項1記載の情報記録装
置。 - 【請求項5】前記設定として、記録時間、記録後に確保
しておく記録時間、記録条件のうち少なくとも1つを設
定できるように構成されていることを特徴とする請求項
1記載の情報記録装置。 - 【請求項6】前記記録条件を決定する際に、前記算出さ
れた記録可能時間に基づいて前記設定での記録が可能か
否かを判断する手段を有し、該判断結果を表示すること
を特徴とする請求項1記載の情報記録装置。 - 【請求項7】前記記録条件を決定する際に、前記記録容
量から記録終了時に確保しておく記録容量をひいた、記
録で使用できる記録容量が、 ケース1:M×T≦S−K ケース2:N×T≦S−K<M×T ケース3:S−K<N×T ただし、 T:記録時間 M:可変レートの最大値 N:可変レートの最小値 S:記録操作時のディスク残量 K:記録終了時に確保しておくディスク容量 のいずれかのケースであることを利用して、いずれかの
前記ケースに応じた記録条件選択の表示項目を表示手段
に表示するように構成することを特徴とする請求項1記
載の情報記録装置。 - 【請求項8】前記記録条件選択の項目として、前記記録
容量が前記ケース1である場合に、前記可変レートで記
録可能であることを前記表示手段に表示するように構成
することを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。 - 【請求項9】前記記録条件選択の項目として、前記記録
容量が前記ケース2である場合に、前記可変レートでは
記録できない可能性があることの表示、前記調整可変レ
ートであれば設定時間記録可能であることの表示、の少
なくとも1つを表示手段に表示するように構成すること
を特徴とする請求項7記載の情報記録装置。 - 【請求項10】前記記録条件選択の項目として、前記記
録容量が前記ケース3である場合に、前記調整可変レー
トであっても、設定時間記録不可能であることを表示手
段に表示をするように構成することを特徴とする請求項
7記載の情報記録装置。
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