JPH11331754A - 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、画像記録媒体、並びに記録再生装置および記録再生方法 - Google Patents

記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、画像記録媒体、並びに記録再生装置および記録再生方法

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JPH11331754A
JPH11331754A JP10139330A JP13933098A JPH11331754A JP H11331754 A JPH11331754 A JP H11331754A JP 10139330 A JP10139330 A JP 10139330A JP 13933098 A JP13933098 A JP 13933098A JP H11331754 A JPH11331754 A JP H11331754A
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哲二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時停止が指令されたときに、画質の良い静
止画を表示する。 【解決手段】 高解像度の画像が、ランダムアクセス可
能なディスク3に記録され、高解像度の画像に対応する
低解像度の画像が、テープ2に記録される。そして、テ
ープ2に記録された低解像度の画像を再生し、モニタ4
に出力している場合に、操作部8が操作されることによ
り、その再生の一時停止が指令されたとき、再生制御部
7は、一時停止が指令されたときに再生されていた低解
像度の画像に対応する高解像度の画像を、ディスク3か
ら即座に読み出し、低解像度の画像に替えて、モニタ4
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置および記
録方法、再生装置および再生方法、画像記録媒体、並び
に記録再生装置および記録再生方法に関し、特に、動画
の再生を一時停止した場合に、画質の良い静止画を表示
することができるようにする記録装置および記録方法、
再生装置および再生方法、画像記録媒体、並びに記録再
生装置および記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、テレビジョン放送信号の記録
再生を行う、従来のAV(Audio/Visual)システム(シ
ステムとは、複数の装置が論理的に集合した物をいい、
各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わない)の
一例の構成を示している。
【0003】VTR(Video Tape Recorder)51で
は、その内蔵するチューナ(図示せず)によってテレビ
ジョン放送信号が受信され、ビデオテープ52に記録さ
れるようになされており、このようにしてビデオテープ
52に記録されたテレビジョン放送信号は、VTR51
により再生し、テレビジョン受像機その他のモニタ4に
表示することによって視聴することができる。
【0004】即ち、例えば、ビデオテープ52に記録さ
れたテレビジョン放送信号が、標準解像度または低解像
度の画像(後述するHD(High Definition)画像に対
して低解像度の画像)(以下、適宜、SD(Standard D
efinition)画像という)であるとすると、その通常再
生時には、図10(A)に示すように、動画としてのS
D画像が、モニタ4に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTR51
において、ビデオテープ52の再生中に、一時停止が指
令された場合、モニタ4には、図10(B)に示すよう
に、その一時停止が指令されたときに再生されていたS
D画像の静止画が表示される。この場合、SD画像がイ
ンタレース走査されるものであるとき、モニタ4に表示
される静止画としてのSD画像の走査線数は、通常再生
時において表示される動画としてのSD画像の走査線数
の1/2になる。即ち、一時停止時に表示される静止画
の解像度(ここでは、垂直解像度)は、通常再生時に表
示される動画の解像度の1/2になる。
【0006】一方、同一の解像度の動画と静止画に関し
ては、人間は、一般に、動画よりも静止画の画質の方が
悪く感じる。これは、動画には動きがあるため、いわ
ば、その動きによって、画質のごまかしがきくこと等に
起因する。従って、ビデオテープ52に記録されている
画像がノンインタレース走査されるもの(いわゆるプロ
グレッシブ画像)である場合には、VTR51が、通常
再生時および一時停止時のいずれの状態にあるときで
も、解像度は変わらないが、一時停止時に表示される静
止画の方が、通常再生時に表示される動画よりも、画質
が悪く感じる。
【0007】さらに、このように、動画と同一の解像度
の静止画であっても、画質が悪く感じるのにもかかわら
ず、ビデオテープ52に記録されている画像がインタレ
ース走査されるものである場合には、VTR51を一時
停止の状態にしたときに、動画の1/2の解像度の静止
画が表示される。従って、この場合、ユーザは、さらな
る画質の劣化を感じることになる。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、再生を一時停止した場合に、画質の良い
静止画を表示することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録装
置は、高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1
の記録媒体に記録する第1の記録手段と、高解像度の画
像に対応する低解像度の画像を、第2の記録媒体に記録
する第2の記録手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項9に記載の記録方法は、高解像度の
画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に記録
するとともに、高解像度の画像に対応する低解像度の画
像を、第2の記録媒体に記録することを特徴とする。
【0011】請求項10に記載の再生装置は、第2の記
録媒体に記録された低解像度の画像を再生して出力する
再生手段と、低解像度の画像の再生の一時停止を指令す
るときに操作される操作手段と、操作手段が操作される
ことにより、一時停止が指令されたときに再生されてい
た低解像度の画像に対応する高解像度の画像を、第1の
記録媒体から読み出し、低解像度の画像に替えて出力す
る読み出し手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項16に記載の再生方法は、第2の記
録媒体に記録された低解像度の画像を再生して出力して
いる場合に、その再生の一時停止が指令されたとき、一
時停止が指令されたときに再生されていた低解像度の画
像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒体から読
み出し、低解像度の画像に替えて出力することを特徴と
する。
【0013】請求項17に記載の画像記録媒体は、高解
像度の画像が記録される、ランダムアクセス可能な第1
の記録媒体と、高解像度の画像に対応する低解像度の画
像が記録される第2の記録媒体とを備えることを特徴と
する。
【0014】請求項21に記載の記録再生装置は、高解
像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体
に記録する第1の記録手段と、高解像度の画像に対応す
る低解像度の画像を、第2の記録媒体に記録する第2の
記録手段と、第2の記録媒体に記録された低解像度の画
像を再生して出力する再生手段と、低解像度の画像の再
生の一時停止を指令するときに操作される操作手段と、
操作手段が操作されることにより、一時停止が指令され
たときに再生されていた低解像度の画像に対応する高解
像度の画像を、第1の記録媒体から読み出し、低解像度
の画像に替えて出力する読み出し手段とを備えることを
特徴とする。
【0015】請求項32に記載の記録再生方法は、高解
像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体
に記録するとともに、高解像度の画像に対応する低解像
度の画像を、第2の記録媒体に記録する一方、第2の記
録媒体に記録された低解像度の画像を再生して出力して
いる場合に、その再生の一時停止が指令されたとき、一
時停止が指令されたときに再生されていた低解像度の画
像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒体から読
み出し、低解像度の画像に替えて出力することを特徴と
する。
【0016】請求項1に記載の記録装置においては、第
1の記録手段は、高解像度の画像を、ランダムアクセス
可能な第1の記録媒体に記録し、第2の記録手段は、高
解像度の画像に対応する低解像度の画像を、第2の記録
媒体に記録するようになされている。
【0017】請求項9に記載の記録方法においては、高
解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録媒
体に記録するとともに、高解像度の画像に対応する低解
像度の画像を、第2の記録媒体に記録するようになされ
ている。
【0018】請求項10に記載の再生装置においては、
再生手段は、第2の記録媒体に記録された低解像度の画
像を再生して出力し、操作手段は、低解像度の画像の再
生の一時停止を指令するときに操作されるようになされ
ている。読み出し手段は、操作手段が操作されることに
より、一時停止が指令されたときに再生されていた低解
像度の画像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒
体から読み出し、低解像度の画像に替えて出力するよう
になされている。
【0019】請求項16に記載の再生方法においては、
第2の記録媒体に記録された低解像度の画像を再生して
出力している場合に、その再生の一時停止が指令された
とき、一時停止が指令されたときに再生されていた低解
像度の画像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒
体から読み出し、低解像度の画像に替えて出力するよう
になされている。
【0020】請求項17に記載の画像記録媒体において
は、第1の記録媒体は、ランダムアクセスが可能なもの
で、そこには、高解像度の画像が記録されるようになさ
れている。第2の記録媒体には、高解像度の画像に対応
する低解像度の画像が記録されるようになされている。
【0021】請求項21に記載の記録再生装置において
は、第1の記録手段は、高解像度の画像を、ランダムア
クセス可能な第1の記録媒体に記録し、第2の記録手段
は、高解像度の画像に対応する低解像度の画像を、第2
の記録媒体に記録するようになされている。再生手段
は、第2の記録媒体に記録された低解像度の画像を再生
して出力し、操作手段は、低解像度の画像の再生の一時
停止を指令するときに操作されるようになされている。
読み出し手段は、操作手段が操作されることにより、一
時停止が指令されたときに再生されていた低解像度の画
像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒体から読
み出し、低解像度の画像に替えて出力するようになされ
ている。
【0022】請求項32に記載の記録再生方法において
は、高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の
記録媒体に記録するとともに、高解像度の画像に対応す
る低解像度の画像を、第2の記録媒体に記録する一方、
第2の記録媒体に記録された低解像度の画像を再生して
出力している場合に、その再生の一時停止が指令された
とき、一時停止が指令されたときに再生されていた低解
像度の画像に対応する高解像度の画像を、第1の記録媒
体から読み出し、低解像度の画像に替えて出力するよう
になされている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各
手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするた
めに、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但
し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次
のようになる。
【0024】即ち、請求項1に記載の記録装置は、画像
を記録する記録装置であって、高解像度の画像を、ラン
ダムアクセス可能な第1の記録媒体に記録する第1の記
録手段(例えば、図3に示すプログラムの処理ステップ
S2など)と、高解像度の画像に対応する低解像度の画
像を、第2の記録媒体に記録する第2の記録手段(例え
ば、図3に示すプログラムの処理ステップS4など)と
を備えることを特徴とする。
【0025】請求項2に記載の記録装置は、高解像度の
画像の画素数を少なくすることにより、低解像度の画像
を生成する生成手段(例えば、図3に示すプログラムの
処理ステップS3など)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0026】請求項5に記載の記録装置は、第1の記録
手段が高解像度の画像を間欠的に記録するときの時間間
隔を設定する設定手段(例えば、図5に示すプログラム
の処理ステップS21乃至25など)をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0027】請求項10に記載の再生装置は、高解像度
の画像が記録された、ランダムアクセス可能な第1の記
録媒体と、高解像度の画像に対応する低解像度の画像が
記録された第2の記録媒体とを対象に再生を行う再生装
置であって、第2の記録媒体に記録された低解像度の画
像を再生して出力する再生手段(例えば、図6に示すプ
ログラムの処理ステップS31など)と、低解像度の画
像の再生の一時停止を指令するときに操作される操作手
段(例えば、図2に示す操作部8など)と、操作手段が
操作されることにより、一時停止が指令されたときに再
生されていた低解像度の画像に対応する高解像度の画像
を、第1の記録媒体から読み出し、低解像度の画像に替
えて出力する読み出し手段(例えば、図6に示すプログ
ラムの処理ステップS35など)とを備えることを特徴
とする。
【0028】請求項12に記載の再生装置は、読み出し
手段が、一時停止が指令されたときに再生されていた低
解像度の画像に対して時間的に最も近い、時間的に先行
する高解像度の画像と、時間的に後行する高解像度の画
像との2つの画像を、第1の記録媒体から読み出し、時
間的に先行または後行する高解像度の2つの画像を用い
て、一時停止が指令されたときに再生されていた低解像
度の画像に時間的に一致する高解像度の画像を生成する
生成手段(例えば、図6に示すプログラムの処理ステッ
プS36など)をさらに備えることを特徴とする。
【0029】請求項15に記載の再生装置は、再生手段
または読み出し手段がそれぞれ出力する低解像度の画像
または高解像度の画像を表示する表示手段(例えば、図
1に示すモニタ4など)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0030】請求項21に記載の記録再生装置は、画像
の記録再生を行う記録再生装置であって、高解像度の画
像を、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に記録す
る第1の記録手段(例えば、図3に示すプログラムの処
理ステップS2など)と、高解像度の画像に対応する低
解像度の画像を、第2の記録媒体に記録する第2の記録
手段(例えば、図3に示すプログラムの処理ステップS
4など)と、第2の記録媒体に記録された低解像度の画
像を再生して出力する再生手段(例えば、図6に示すプ
ログラムの処理ステップS31など)と、低解像度の画
像の再生の一時停止を指令するときに操作される操作手
段(例えば、図2に示す操作部8など)と、操作手段が
操作されることにより、一時停止が指令されたときに再
生されていた低解像度の画像に対応する高解像度の画像
を、第1の記録媒体から読み出し、低解像度の画像に替
えて出力する読み出し手段(例えば、図6に示すプログ
ラムの処理ステップS35など)とを備えることを特徴
とする。
【0031】請求項22に記載の記録再生装置は、高解
像度の画像の画素数を少なくすることにより、低解像度
の画像を生成する生成手段(例えば、図3に示すプログ
ラムの処理ステップS3など)をさらに備えることを特
徴とする。
【0032】請求項25に記載の記録再生装置は、第1
の記録手段が高解像度の画像を間欠的に記録するときの
時間間隔を設定する設定手段(例えば、図5に示すプロ
グラムの処理ステップS21乃至S25など)をさらに
備えることを特徴とする。
【0033】請求項28に記載の記録再生装置は、読み
出し手段が、一時停止が指令されたときに再生されてい
た低解像度の画像に対して時間的に最も近い、時間的に
先行する高解像度の画像と、時間的に後行する高解像度
の画像との2つの画像を、第1の記録媒体から読み出
し、時間的に先行または後行する高解像度の2つの画像
を用いて、一時停止が指令されたときに再生されていた
低解像度の画像に時間的に一致する高解像度の画像を生
成する生成手段(例えば、図6に示すプログラムの処理
ステップS36など)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0034】請求項31に記載の記録再生装置は、再生
手段または読み出し手段がそれぞれ出力する低解像度の
画像または高解像度の画像を表示する表示手段(例え
ば、図1に示すモニタ4など)をさらに備えることを特
徴とする。
【0035】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0036】図1は、本発明を適用したAVシステムの
一実施の形態の概要を示している。なお、図中、図10
における場合と対応する部分については、同一の符号を
付してある。即ち、図1のAVシステムは、テープ2お
よびディスク3に対する記録再生を行う統合蓄積システ
ム1が、VTR51に替えて設けられている他は、図1
0のAVシステムと同様に構成されている。
【0037】統合蓄積システム1は、記録時には、テー
プ2(第2の記録媒体)とディスク3(第1の記録媒
体)の両方に対して、画像を記録(蓄積)し、再生時に
は、テープ2またはディスク3のうちの必要な方から画
像を再生し(読み出し)、例えば、CRT(Cathode Ra
y Tube)や液晶ディスプレイなどでなるモニタ4に供給
して表示させるようになされている。
【0038】即ち、画像の記録時においては、統合蓄積
システム1は、SD画像をテープ2に記録するととも
に、そのSD画像と同一内容の高画質の画像(SD画像
に対して高解像度の画像)(以下、適宜、HD画像とい
う)をディスク3に記録する。
【0039】そして、画像の再生時においては、統合蓄
積システム1は、通常再生が指令されている間は、図1
(A)に示すように、テープ2からSD画像を再生し、
モニタ4に供給して表示させる。従って、通常再生時に
おいては、モニタ4に表示される画像の画質は、前述の
図10における場合と同一である。
【0040】その後、統合蓄積システム1に対して、一
時停止が指令されると、統合蓄積システム1は、図1
(B)に示すように、その一時停止が指令されたときに
再生されていたSD画像に対応するHD画像(そのSD
画像と時間的に一致するHD画像)を、ディスク3から
読み出し、SD画像に替えて、モニタ4に供給する。即
ち、SD画像が記録されているテープ2は、例えば、ビ
デオテープなどのテープ状の記録媒体で、ランダムアク
セスすることができないが、HD画像が記録されている
ディスク3は、例えば、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気ディスク、相変化ディスクなどのディスク状の記録
媒体で、ランダムアクセスすることが可能であり、統合
蓄積システム1は、一時停止が指令されると、ディスク
3に対してランダムアクセスすることで、一時停止が指
令されたときに再生されていたSD画像に対応するHD
画像を即座に読み出し、モニタ4に供給する。これによ
り、一時停止時においては、モニタ4には、静止画とし
て、HD画像が表示される。従って、一時停止時におい
ては、高解像度のHD画像、即ち、前述の図10におけ
る場合よりも画質の良い画像が表示される。
【0041】そして、一時停止が解除されると、統合蓄
積システム1は、再び、図1(A)に示すように、テー
プ2を対象に、一時停止が指令されたときに再生されて
いたSD画像からの再生を開始し、モニタ4に供給す
る。
【0042】次に、図2は、統合蓄積システム1の第1
の構成例を示している。
【0043】記録制御部5は、SD画像またはHD画像
を、それぞれテープ2またはディスク3に記録するため
の制御を行うようになされている。即ち、記録制御部5
は、受信部6から供給される画像に対し、必要に応じて
所定の処理を施し、ヘッド9に供給して、テープ2また
はディスク3に記録させるようになされている。
【0044】受信部6は、ビデオライブラリ11から供
給される画像を受信するようになされている。即ち、ビ
デオライブラリ11は、例えば、ハードディスクや、光
ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気テープ
などでなり、そこには、少なくともHD画像が記録され
ている。そして、ビデオライブラリ11からは、有線ま
たは無線の通信回線を介して、そこに記録されているH
D画像が送信されてくるようになされており、受信部6
では、ビデオライブラリ11から送信されてくるHD画
像が受信されるようになされている。
【0045】即ち、ビデオライブラリ11は、例えば、
遠隔地にあるビデオサーバや、テレビジョン放送局、あ
るいは、家庭内においてあるVTRなどとすることがで
きる。ビデオライブラリ11が、ビデオサーバやテレビ
ジョン放送局である場合には、受信部6は、そのビデオ
サーバやテレビジョン放送局から、例えば、インターネ
ットや、衛星回線、地上波、CATV(Cable Televisi
on)網などを介して送信されてくるHD画像を受信す
る。また、ビデオライブラリ11が、家庭内にあるVT
Rである場合には、受信部6は、そのVTRから、例え
ば、機器の接続用のケーブルなどを介して送信されてく
るHD画像を受信する。そして、受信部6は、ビデオラ
イブラリ11から受信したHD画像を、記録制御部5に
供給するようになされている。
【0046】再生制御部7は、ヘッド9によるテープ2
およびディスク3からの画像の再生を制御し、さらに、
ヘッド9が、テープ2またはディスク3から再生した画
像に対して、必要な処理を施して、モニタ4に供給する
ようになされている。
【0047】操作部8は、記録制御部5に対して、記録
を行わせるためのコマンドや、再生制御部7に対して、
通常再生や一時停止を行わせるためのコマンドを入力す
るときに操作されるようになされている。操作部8は、
統合蓄積システム1の操作パネルとして設けても良い
し、リモートコマンダの操作ボタンとして設けることも
できる。また、操作部8は、マウスやペンなどで構成し
ても良い。
【0048】ヘッド9は、テープ2およびディスク3に
対して、記録制御部5から供給される画像を記録し、ま
た、テープ2およびディスク3に記録された画像を再生
し(読み出し)、再生制御部7に供給するようになされ
ている。即ち、ヘッド9は、テープ2が、例えば、ビデ
オテープである場合には、そのビデオテープに対してデ
ータの読み書きが可能な磁気ヘッドで構成される。ま
た、ヘッド9は、ディスク3が、例えば、磁気ディスク
である場合には、その磁気ディスクに対してデータの読
み書きが可能な磁気ヘッドで構成される。さらに、ヘッ
ド9は、ディスク3が、例えば、光ディスクや、光磁気
ディスク、相変化ディスクである場合には、それぞれに
対してデータの読み書きが可能な工学的ピックアップで
構成される。
【0049】なお、記録制御部5および再生制御部7
は、それ専用のハードウェアで実現することも可能であ
るし、CPU(Central Processing Unit)などに、以
下説明する処理を行うためのコンピュータプログラムを
実行させることによって実現することも可能である。
【0050】以上のように構成される統合蓄積システム
1では、ビデオライブラリ11から供給される画像を記
録する記録処理や、その記録処理によって記録された画
像を再生する再生処理などが行われるようになされてい
る。
【0051】そこで、まず、図3のフローチャートを参
照して、統合蓄積システム1が行う記録処理について説
明する。
【0052】記録処理は、例えば、操作部8が記録を行
うように操作されることで行われる。
【0053】即ち、この場合、ビデオライブラリ11か
ら、そこに記録されているHD画像が送信されてくる
と、ステップS1において、受信部6は、そのHD画像
を受信し、記録制御部5に供給する。記録制御部5は、
受信部6からHD画像を受信すると、ステップS2にお
いて、そのHD画像を、ディスク2に記録するためのH
D画像記録処理を行い、これにより、HD画像を、ヘッ
ド9を介して、ディスク3に記録する。さらに、記録制
御部5は、ステップS3において、受信部5からのHD
画像を、その画素数を間引く等して少なくし、SD画像
に変換する(SD画像を生成する)。そして、記録制御
部5は、ステップS4において、そのSD画像を、ヘッ
ド9に供給し、これにより、テープ2に記録させる。な
お、ビデオライブラリ11から供給されるHD画像に
は、例えば、タイムコードその他のHD画像の画面(フ
レームまたはフィールド)の位置(動画としての連続す
るHD画像の画面の時間的な位置)を特定するための位
置情報が付加されており、テープ2には、SD画像とと
もに、そのタイムコードも記録される。
【0054】その後、ステップS5に進み、ビデオライ
ブラリ11から供給される動画としての一連のHD画像
が終了したかどうかが判定される。ステップS5におい
て、HD画像が終了していないと判定された場合、次の
画面のHD画像が、ビデオライブラリ11から送信され
てくるのを待って、ステップS1に戻る。
【0055】また、ステップS5において、HD画像が
終了したと判定された場合、記録処理を終了する。
【0056】なお、図3においては、説明の都合上、ス
テップS2において、HD画像が記録されてから、ステ
ップS3において、HD画像をSD画像に変換し、ステ
ップS4において、そのSD画像を記録するようにした
が、HD画像の記録(ステップS2の処理)と、HD画
像の、SD画像への変換およびその記録(ステップS3
およびS4の処理)とは、並列に行うことが可能であ
る。
【0057】また、上述の場合においては、ビデオライ
ブラリ11から送信されてくるHD画像をSD画像に変
換して、テープ2に記録するようにしたが、ビデオライ
ブラリ11には、HD画像の他、それと同一内容のSD
画像を記憶させておき、HD画像とともに、それに対応
するSD画像を多重化等して送信させるようにすること
も可能である。この場合、テープ2には、HD画像とと
もに送信されてくるSD画像を記録すれば良く、従っ
て、ステップS3において、HD画像をSD画像に変換
する必要はない。即ち、この場合、ステップS3の処理
は、省略することができる。また、ビデオライブラリ1
1には、SD画像またはHD画像のいずれか一方を先に
送信させ、その送信の終了後に、他方を送信させるよう
にすることも可能である。この場合、統合蓄積システム
1では、そのような順番で送信されてくるSD画像およ
びHD画像が、順次、記録される。
【0058】次に、図3のステップS2におけるHD画
像記録処理では、上述したように、ビデオライブラリ1
1から送信されてくるHD画像が、ディスク3に記録さ
れるが、HD画像は、SD画像に比較して解像度が高い
ものであるため、その画素数が多く、従って、そのデー
タ量も多いから、そのすべてを記録する場合には、ディ
スク3として、テープ2よりも大容量のものが必要とな
る。
【0059】そこで、HD画像記録処理では、HD画像
を、所定の時間間隔で、即ち、何画面かに1画面の割合
で、いわば間欠的に、ディスク3に記録するようにする
ことができる。
【0060】図4のフローチャートは、HD画像を間欠
的に記録する場合のHD画像記録処理の詳細を示してい
る。
【0061】この場合、まず最初に、ステップS11に
おいて、記録制御部5は、受信部6から今回受信したH
D画像が、前回記録したHD画像から、所定の記録間隔
時間以上後のものであるかどうかを判定する。なお、こ
の判定は、例えば、今回受信したHD画像と前回記録し
たHD画像に付加されているタイムコードどうしを比較
することで行われる。
【0062】ステップS11において、今回受信したH
D画像が、前回記録したHD画像から、所定の記録間隔
時間以上後のものでないと判定された場合、即ち、今回
受信したHD画像が、前回記録したHD画像から、所定
の記録間隔時間が経過するよりも前のものである場合、
ステップS12をスキップしてリターンする。従って、
この場合、今回受信したHD画像は、ディスク3に記録
されない。
【0063】一方、ステップS11において、今回受信
したHD画像が、前回記録したHD画像から、所定の記
録間隔時間以上後のものであると判定された場合、ステ
ップS12に進み、今回受信したHD画像が、そのタイ
ムコードとともに、ディスク3に記録され、リターンす
る。
【0064】従って、この場合、ディスク3に対して、
HD画像は間欠的に記録されるので、即ち、所定の記録
間隔時間ごとに記録されるので、ディスク3として、そ
れほど容量の多いものを使用せずに済むようになる。
【0065】ところで、上述のように、HD画像を間欠
的に記録する場合において、所定の記録間隔時間は、例
えば、1秒などといったように固定の値とすることもで
きるが、可変の値とすることも可能である。記録間隔時
間を可変の値とする場合においては、記録制御部5にお
いて、例えば、次のような記録間隔時間設定処理が行わ
れることにより、記録間隔時間が設定される。
【0066】即ち、図5のフローチャートは、記録間隔
時間設定処理の詳細を示している。
【0067】記録間隔時間設定処理では、まず最初に、
ステップS21において、受信部6から今回受信したH
D画像の動き量が、例えば、前回受信したHD画像との
差分や、オプティカルフローなどを用いて検出される。
なお、ステップS21で求める動き量は、いわゆる動き
ベクトルそのものである必要はなく、今回受信したHD
画像の動きを反映した物理量であれば良い。
【0068】動き量の検出後は、ステップS22に進
み、その動き量が、第1の閾値ε1より大であるかどう
かが判定される。ステップS22において、動き量が、
第1の閾値ε1より大であると判定された場合、即ち、
HD画像の動きが激しい場合、ステップS23に進み、
記録間隔時間が、所定量だけ小さく設定され、次に受信
部6からHD画像が供給されるのを待って、ステップS
21に戻る。
【0069】また、ステップS22において、動き量
が、第1の閾値ε1より大でないと判定された場合、ス
テップS24に進み、動き量が、第1の閾値ε1よりも
小さい第2の閾値ε2より小であるかどうかが判定され
る。ステップS24において、動き量が、第2の閾値ε
2より小であると判定された場合、即ち、HD画像の動
きがほとんどない場合、ステップS25に進み、記録間
隔時間が、所定量だけ大きく設定され、次に受信部6か
らHD画像が供給されるのを待って、ステップS21に
戻る。
【0070】また、ステップS24において、動き量
が、第2の閾値ε2より小でないと判定された場合、ス
テップS25をスキップし、次に受信部6からHD画像
が供給されるのを待って、ステップS21に戻る。
【0071】以上のような記録間隔時間設定処理によれ
ば、HD画像の動きが大になると、記録間隔時間は小さ
くされ、HD画像の動きが小になると、記録間隔時間は
大きくされるので、HD画像は、その動きが激しい場合
には、短い時間間隔で記録され、あまり動きがない場合
には、長い時間間隔で記録されることになる。従って、
HD画像に、あまり動きがない場合に、そのような動き
のない、同じようなHD画像が、ディスク3に記録さ
れ、その容量を圧迫することを防止することができる。
【0072】なお、記録間隔時間設定処理は、例えば、
図3で説明した記録処理と並列的に行われる。
【0073】また、上述の場合においては、HD画像の
動きに応じて、記録間隔時間を、所定量だけ増減するよ
うにしたが、その他、記録間隔時間は、HD画像の動き
に応じた値に設定するようにしても良い。
【0074】さらに、上述の場合においては、HD画像
から、その動きを検出するようにしたが、そのHD画像
に対応するSD画像から、その動きを検出し、それを、
HD画像の動きとして用いることも可能である。SD画
像は、HD画像に比較して、画素数が少なく、従って、
SD画像の動きの方が、HD画像の動きに比較して、少
ない演算量で求めることができる。
【0075】次に、図6のフローチャートを参照して、
統合蓄積システム1が行う再生処理について説明する。
【0076】再生処理は、例えば、操作部8が再生(通
常再生)を行うように操作されることで行われる。
【0077】即ち、この場合、ステップS31におい
て、再生制御部7は、ヘッド9を制御することにより、
テープ2に記録されたSD画像を再生し、モニタ4に供
給して表示させる。そして、ステップS32に進み、再
生制御部7は、操作部8が、テープ2の一時停止を行う
ように操作されたかどうかを判定する。ステップS32
において、操作部8が一時停止を行うように操作されて
いないと判定された場合、ステップS33に進み、再生
が指令された動画としての一連のSD画像の再生がすべ
て終了したかどうかが、再生制御部7によって判定され
る。ステップS33において、SD画像すべての再生
が、まだ終了していないと判定された場合、ステップS
31に戻り、SD画像の再生が続行される。また、ステ
ップS33において、SD画像の再生がすべて終了した
と判定された場合、再生処理を終了する。
【0078】一方、ステップS32において、操作部8
が一時停止を行うように操作されたと判定された場合、
ステップS34に進み、再生制御部7は、その一時停止
が指令されたときにテープ2から再生されていたSD画
像のタイムコードを参照する。そして、再生制御部7
は、ステップS35において、そのタイムコードに基づ
き、一時停止が指令されたときにテープ2から再生され
ていたSD画像に対応するHD画像、即ち、一時停止が
指令されたときにテープ2から再生されていたSD画像
のタイムコードと同一のタイムコードが付加されている
HD画像を、ヘッド9を制御することにより、ディスク
3にランダムアクセスさせることで読み出させる。さら
に、再生制御部7は、ステップS36において、ディス
ク3から読み出したHD画像に対して、そのHD画像を
モニタ4に表示するのに必要な処理(HD画像表示処
理)(例えば、アスペクト比の変換など)を施し、モニ
タ4に供給する。これにより、モニタ4では、動画のS
D画像に替えて、静止画のHD画像が表示される。
【0079】その後、ステップS37に進み、再生制御
部7は、操作部8が一時停止を解除するように操作され
たかどうかを判定し、そのように操作されていないと判
定された場合、ステップS37に戻る。従って、この場
合、モニタ4には、静止画のHD画像が表示し続けられ
る。
【0080】また、ステップS37において、操作部8
が一時停止を解除するように操作されたと判定された場
合、ステップS31に戻り、再生制御部7は、ヘッド9
を制御することにより、一時停止が指令されたときに再
生されていたSD画像からのテープ2の再生を開始し、
これにより、モニタ4には、静止画のHD画像に替え
て、動画のSD画像が表示される。
【0081】以上のように、テープ2にSD画像を記録
するとともに、ランダムアクセス可能なディスク3にH
D画像を記録するようにしたので、再生時に、一時停止
が指令されたときに再生されていたSD画像に対応する
HD画像を、ディスク3から即座に読み出すことが可能
となる。
【0082】さらに、再生時において、一時停止が指令
されたときには、そのとき再生されていたSD画像に対
応するHD画像をディスク3から読み出し、SD画像に
替えて、モニタ3に表示するようにしたので、ユーザ
は、一時停止の状態であっても、高画質の画像を視聴す
ることができる。
【0083】即ち、通常再生時に表示されるSD画像は
動画であるから、その動きにより、ユーザは、SD画像
であっても、それほど画質の悪さは感じない。一方、一
時停止時に表示されるHD画像は静止画であり、静止画
は動画に比較して画質の悪さが目立つが、その静止画と
して表示される画像は、解像度の高いHD画像であり、
SD画像に比較して画質が良い。従って、通常再生時ま
たは一時停止時それぞれにおいて、人間の視覚特性に基
づいた画像の表示が行われるので、ユーザは、通常再生
時および一時停止時のいずれにおいても、画質の良い画
像を視聴することができる。
【0084】ところで、ディスク3に対して、テープ2
に記録されるSD画像と同一内容のHD画像すべてを記
録した場合には、一時停止が指令されたときにテープ2
から再生されていたSD画像のタイムコードと同一のタ
イムコードが付加されているHD画像が、ディスク3に
記録されているから、そのHD画像を読み出すことがで
きる。
【0085】しかしながら、ディスク3に対して、上述
したように、HD画像を間欠的に記録した場合には、一
時停止が指令されたときにテープ2から再生されていた
SD画像のタイムコードと同一のタイムコードが付加さ
れているHD画像が、ディスク3に記録されているとは
限らず、この場合、そのようなHD画像を読み出すこと
はできない。
【0086】そこで、ディスク3に対して、HD画像を
間欠的に記録した場合には、再生制御部7は、ステップ
S35において、例えば、一時停止が指令されたときに
テープ2から再生されていたSD画像のタイムコードに
最も近いタイムコードが付加されているHD画像を、デ
ィスク3から読み出すようになされている。
【0087】ところで、上述したように、一時停止が指
令されたときにテープ2から再生されていたSD画像の
タイムコードに最も近いタイムコードが付加されている
HD画像を、ディスク3から読み出すようにした場合で
あっても、例えば、記録間隔時間を1秒に固定したとき
には最大で0.5秒、記録間隔時間を可変にしたときに
はそれよりも長い時間だけ、SD画像から離れたHD画
像が、ディスク3から読み出されることがある。そし
て、この場合、ディスク3から読み出されたHD画像
が、一時停止が指令されたときにテープ2から再生され
ていたSD画像とかなり異なることがあり、このよう
に、一時停止が指令されたときに再生されていたSD画
像とかなり異なるHD画像がモニタ4に表示されたので
は、ユーザに違和感を感じさせることになる。
【0088】そこで、再生制御部7には、ステップS3
5において、一時停止が指令されたときにテープ2から
再生されていたSD画像(以下、適宜、一時停止SD画
像という)のタイムコードに最も近いタイムコードが付
加されている、時間的に先行するHD画像と、時間的に
後行するHD画像との2つの画像を、ディスク3から読
み出させ、ステップS36のHD画像表示処理におい
て、その2つの画像を用いて、一時停止SD画像のタイ
ムコードに一致するタイムコードのHD画像を生成させ
るようにすることができる。この場合、モニタ4に表示
されるHD画像が、一時停止SD画像と大きく異なるも
のとなることを防止することができる。
【0089】ここで、時間的に先行するHD画像と、時
間的に後行するHD画像との2つの画像を用いて、一時
停止SD画像のタイムコードに一致するタイムコードの
HD画像を生成する方法としては、例えば、一時停止S
D画像と、時間的に先行するHD画像、または時間的に
後行するHD画像それぞれとの時間的距離を、それぞれ
1またはt2とするとともに、時間的に先行するHD画
像に対する、時間的に後行するHD画像の動きベクトル
を、vとするとき、例えば、ベクトルv×t1/(t1
2)、またはベクトル−v×t2/(t1+t2)それぞ
れにしたがって、時間的に先行するHD画像、または時
間的に後行するHD画像を動き補償し、その動き保証の
結果得られる2つのHD画像の平均値を求める方法など
がある。
【0090】なお、図2の説明においては特に言及しな
かったが、テープ2およびディスク3は、統合蓄積シス
テム1に内蔵させておくようにすることもできるし、ま
た、統合蓄積システム1に対して、着脱可能なようにす
ることもできる。
【0091】次に、図7は、統合蓄積システム1の第2
の構成例を示している。なお、図中、図2における場合
と対応する部分については、同一の符号を付してある。
即ち、この実施の形態においては、統合蓄積システム1
は、記録制御部5および受信部6を有しておらず、従っ
て、再生専用の装置として構成されている。
【0092】図7では、テープ2またはディスク3それ
ぞれに対して、上述したようにしてSD画像またはHD
画像が、既に記録されており、図6で説明したようにし
て、再生処理が行われる。
【0093】次に、図8は、統合蓄積システム1の第3
の構成例を示している。なお、図中、図2における場合
と対応する部分については、同一の符号を付してある。
【0094】即ち、図8の実施の形態では、テープ2お
よびディスク3に替えて、テープ2およびランダムアク
セス可能なメモリ(半導体メモリ)22を内蔵するメモ
リ付きビデオテープ21が設けられており、さらに、メ
モリ22に対して書き込みを行う書き込み部31、およ
びメモリ23からの読み出しを行う読み出し部32が、
新たに設けられている。
【0095】この場合、記録時においては、SD画像
は、記録制御部5の制御の下、ヘッド9によって、図2
における場合と同様にして、テープ2に記録される。ま
た、HD画像は、記録制御部5の制御の下、書き込み部
31によって、図2における場合と同様にして、メモリ
22に記録(記憶)される。
【0096】一方、通常再生時においては、再生制御部
7の制御の下、ヘッド9によって、図2における場合と
同様に、テープ2に記録されたSD画像が読み出され
る。また、一時停止が指令された場合には、再生制御部
7の制御の下、読み出し部32によって、図2における
場合と同様に、メモリ22に記録されたHD画像が読み
出される。
【0097】図8の実施の形態では、SD画像が記録さ
れるテープ2と、HD画像が記録されるメモリ22と
が、メモリ付きビデオテープ(カセット)21として一
体化されているので、図2や図7における場合のよう
に、SD画像が記録されるテープ2と、HD画像が記録
されるディスク3とが別々に存在する場合に比較して、
その管理や持ち運びなどに便利である。
【0098】なお、メモリ付きビデオテープ21も、統
合蓄積システム1に内蔵させておくようにすることもで
きるし、また、統合蓄積システム1に対して、着脱可能
なようにすることもできる。
【0099】ここで、メモリを内蔵するビデオテープカ
セットは、既に存在するが、現状実現されているもの
は、メモリに、ビデオテープに記録されている画像のイ
ンデックスが記憶される点で、テープ2に、SD画像が
記録され、メモリ22に、そのSD画像に対応するHD
画像が記録されるメモリ付きビデオテープ21と異な
る。なお、メモリ付きビデオテープ21は、その内蔵す
るメモリ22に、HD画像を記憶させることから、比較
的大容量のものが必要となり、従って、メモリ付きビデ
オテープ21は、一般的なビデオテープに比較してコス
ト高になるが、その製造は技術的に可能である。
【0100】次に、図9は、統合蓄積システム1の第4
の構成例を示している。なお、図中、図2における場合
と対応する部分については、同一の符号を付してある。
【0101】図9の実施の形態では、テープ2およびデ
ィスク3に替えて、複数である、例えば2層の記録面を
有する、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)な
どの2層ディスク41が設けられている。即ち、2層デ
ィスク41は、第1の記録面41Aおよび第2の記録面
41Bを有している。そして、この第1の記録面41A
または第2の記録面41Bのうちの、例えば、第1の記
録面41AにSD画像が、第2の記録面41BにHD画
像が、それぞれ記録されるようになされている。
【0102】従って、図2の場合には、SD画像が、ラ
ンダムアクセスすることができないテープ2に記録さ
れ、HD画像が、ランダムアクセス可能なディスク3に
記録されるようになされていたか、図9の場合には、S
D画像およびHD画像のいずれも、ランダムアクセス可
能な2層ディスク41に記録されるようになされてい
る。その結果、図9の実施の形態では、SD画像の任意
の位置を即座に再生するとともに、その再生時におい
て、一時停止が指令された場合には、高精細な静止画を
表示することが可能となる。
【0103】なお、例えば、図2の実施の形態におい
て、ビデオライブラリ11をランダムアクセス可能な記
録媒体で構成し、記録時に、ビデオライブラリ11から
統合蓄積システム1に対して、SD画像のみを提供する
ようにして、再生時に、一時停止が指令された場合に
は、ビデオライブラリ11に、一時停止SD画像に対応
するHD画像の送信を要求するようにすることが可能で
ある。この場合、ビデオライブラリ11が、ディスク3
(第1の記録媒体)として機能することになり、従っ
て、統合蓄積システム1には、ディスク3を設けずに済
むようになる。
【0104】また、ディスク3が、読み書き可能なRA
M(Random Access Memory)領域と、読み出しのみ可能
なROM(Read Only Memory)領域とを有する場合に
は、ディスク3を、そのROM領域のみにSD画像を記
録して販売し、そのSD画像に対応するHD画像を、ビ
デオライブラリ11から受信して、RAM領域に記録す
るようにすることなども可能である。この場合、テープ
2は不要である。
【0105】さらに、上述したように、ビデオライブラ
リ11からのHD画像の提供を、SD画像の提供の後に
行う場合には、HD画像の提供は、例えば、所定の契約
料を支払ったユーザにのみ行うようにすることが可能で
ある。
【0106】また、例えば、図2の実施の形態では、テ
ープ2にSD画像を記録し、ディスク3にHD画像を記
録するようにしたが、テープ2を設けず、ディスク3に
対して、SD画像およびHD画像の両方を記録するよう
にすることも可能である。
【0107】さらに、SD画像およびHD画像の記録方
式は、ディジタルおよびアナログのいずれの方式であっ
ても良い。
【0108】また、SD画像およびHD画像は、そのま
ま記録することも可能であるし、符号化して記録するこ
とも可能である。
【0109】さらに、本発明は、インタレース走査およ
びノンインタレース走査されるいずれの画像にも適用可
能である。
【0110】また、本実施の形態では、一時停止が指令
された場合に、SD画像からHD画像に、どのように切
り換えるかは、特に言及しなかったが、例えば、いわゆ
るカットで切り換えることも可能であるし、キー信号を
用いて、SD画像に、HD画像をブレンディングし、こ
れにより、SD画像からHD画像に、徐々に切り換える
ようにすることも可能である。
【0111】
【発明の効果】以上の如く、本発明の記録装置および記
録方法によれば、高解像度の画像が、ランダムアクセス
可能な第1の記録媒体に記録され、高解像度の画像に対
応する低解像度の画像が、第2の記録媒体に記録され
る。従って、例えば、第2の記録媒体に記録された低解
像度の画像の再生が一時停止された場合に、その一時停
止された低解像度の画像に対応する高解像度の画像を、
第1の記録媒体から即座に読み出すことが可能となる。
【0112】また、本発明の再生装置および再生方法に
よれば、第2の記録媒体に記録された低解像度の画像を
再生して出力している場合に、その再生の一時停止が指
令されたとき、一時停止が指令されたときに再生されて
いた低解像度の画像に対応する高解像度の画像が、第1
の記録媒体から読み出され、低解像度の画像に替えて出
力される。従って、一時停止が指令されたときに、画質
の良い静止画を表示することが可能となる。
【0113】さらに、本発明の画像記録媒体によれば、
第1の記録媒体は、ランダムアクセスが可能なもので、
そこには、高解像度の画像が記録され、第2の記録媒体
には、高解像度の画像に対応する低解像度の画像が記録
される。従って、例えば、第2の記録媒体に記録された
低解像度の画像の再生が一時停止された場合に、その一
時停止された低解像度の画像に対応する高解像度の画像
を、第1の記録媒体から即座に読み出すことが可能とな
る。
【0114】また、本発明の記録再生装置および記録再
生方法によれば、高解像度の画像が、ランダムアクセス
可能な第1の記録媒体に記録され、高解像度の画像に対
応する低解像度の画像が、第2の記録媒体に記録され
る。そして、第2の記録媒体に記録された低解像度の画
像を再生して出力している場合に、その再生の一時停止
が指令されたとき、一時停止が指令されたときに再生さ
れていた低解像度の画像に対応する高解像度の画像が、
第1の記録媒体から読み出され、低解像度の画像に替え
て出力される。従って、一時停止が指令されたときに、
画質の良い静止画を表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVシステムの一実施の形態
の概要を示すブロック図である。
【図2】統合蓄積システム1の第1の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】統合蓄積システム1による記録処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】図3のステップS2の処理の詳細を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】統合蓄積システム1による記録間隔時間設定処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】統合蓄積システム1による再生処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】統合蓄積システム1の第2の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】統合蓄積システム1の第3の構成例を示すブロ
ック図である。
【図9】統合蓄積システム1の第4の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】従来のAVシステムの一例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 統合蓄積システム, 2 テープ, 3 ディス
ク, 4 モニタ, 5記録制御部, 6 受信部,
7 再生制御部, 8 操作部, 9 ヘッド, 11
ビデオライブラリ, 21 メモリ付きビデオテー
プ, 22 メモリ, 31 書き込み部, 32 読
み出し部, 41 2層ディスク, 41A 第1の記
録面, 41B 第2の記録面

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を記録する記録装置であって、 高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録
    媒体に記録する第1の記録手段と、 前記高解像度の画像に対応する低解像度の画像を、第2
    の記録媒体に記録する第2の記録手段とを備えることを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記高解像度の画像の画素数を少なくす
    ることにより、前記低解像度の画像を生成する生成手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記録手段は、前記高解像度の
    画像を、間欠的に記録することを特徴とする請求項1に
    記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記録手段は、前記高解像度の
    画像を、固定の時間間隔で記録することを特徴とする請
    求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記録手段が前記高解像度の画
    像を間欠的に記録するときの時間間隔を設定する設定手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、前記高解像度の画像の
    動きを検出し、その動きに基づいて、前記時間間隔を設
    定することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の記録媒体は、同一
    の記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記第1または第2の記録媒体が着脱可
    能になされていることを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  9. 【請求項9】 画像を記録する記録方法であって、 高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録
    媒体に記録するとともに、前記高解像度の画像に対応す
    る低解像度の画像を、第2の記録媒体に記録することを
    特徴とする記録方法。
  10. 【請求項10】 高解像度の画像が記録された、ランダ
    ムアクセス可能な第1の記録媒体と、前記高解像度の画
    像に対応する低解像度の画像が記録された第2の記録媒
    体とを対象に再生を行う再生装置であって、 前記第2の記録媒体に記録された前記低解像度の画像を
    再生して出力する再生手段と、 前記低解像度の画像の再生の一時停止を指令するときに
    操作される操作手段と、 前記操作手段が操作されることにより、前記一時停止が
    指令されたときに再生されていた前記低解像度の画像に
    対応する前記高解像度の画像を、前記第1の記録媒体か
    ら読み出し、前記低解像度の画像に替えて出力する読み
    出し手段とを備えることを特徴とする再生装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の記録媒体に、前記高解像度
    の画像が間欠的に記録されている場合において、 前記読み出し手段は、前記一時停止が指令されたときに
    再生されていた前記低解像度の画像に対して時間的に近
    い前記高解像度の画像を、前記第1の記録媒体から読み
    出すことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  12. 【請求項12】 前記読み出し手段は、前記一時停止が
    指令されたときに再生されていた前記低解像度の画像に
    対して時間的に最も近い、時間的に先行する前記高解像
    度の画像と、時間的に後行する前記高解像度の画像との
    2つの画像を、前記第1の記録媒体から読み出し、 前記時間的に先行または後行する前記高解像度の2つの
    画像を用いて、前記一時停止が指令されたときに再生さ
    れていた前記低解像度の画像に時間的に一致する前記高
    解像度の画像を生成する生成手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項11に記載の再生装置。
  13. 【請求項13】 前記第1または第2の記録媒体は、同
    一のものであることを特徴とする請求項10に記載の再
    生装置。
  14. 【請求項14】 前記第1または第2の記録媒体が着脱
    可能になされていることを特徴とする請求項10に記載
    の再生装置。
  15. 【請求項15】 前記再生手段または読み出し手段がそ
    れぞれ出力する前記低解像度の画像または前記高解像度
    の画像を表示する表示手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項10に記載の再生装置。
  16. 【請求項16】 高解像度の画像が記録された、ランダ
    ムアクセス可能な第1の記録媒体と、前記高解像度の画
    像に対応する低解像度の画像が記録された第2の記録媒
    体とを対象に再生を行う再生方法であって、 前記第2の記録媒体に記録された前記低解像度の画像を
    再生して出力している場合に、その再生の一時停止が指
    令されたとき、 前記一時停止が指令されたときに再生されていた前記低
    解像度の画像に対応する前記高解像度の画像を、前記第
    1の記録媒体から読み出し、前記低解像度の画像に替え
    て出力することを特徴とする再生方法。
  17. 【請求項17】 画像を記録する画像記録媒体であっ
    て、 高解像度の画像が記録される、ランダムアクセス可能な
    第1の記録媒体と、 前記高解像度の画像に対応する低解像度の画像が記録さ
    れる第2の記録媒体とを備えることを特徴とする画像記
    録媒体。
  18. 【請求項18】 前記第1の記録媒体には、前記高解像
    度の画像が、間欠的に記録されることを特徴とする請求
    項17に記載の画像記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記第2の記録媒体も、ランダムアク
    セス可能なものであることを特徴とする請求項17に記
    載の画像記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記第1の記録媒体は、ディスク状の
    記録媒体、または半導体メモリであることを特徴とする
    請求項17に記載の画像記録媒体。
  21. 【請求項21】 画像の記録再生を行う記録再生装置で
    あって、 高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録
    媒体に記録する第1の記録手段と、 前記高解像度の画像に対応する低解像度の画像を、第2
    の記録媒体に記録する第2の記録手段と、 前記第2の記録媒体に記録された前記低解像度の画像を
    再生して出力する再生手段と、 前記低解像度の画像の再生の一時停止を指令するときに
    操作される操作手段と、 前記操作手段が操作されることにより、前記一時停止が
    指令されたときに再生されていた前記低解像度の画像に
    対応する前記高解像度の画像を、前記第1の記録媒体か
    ら読み出し、前記低解像度の画像に替えて出力する読み
    出し手段とを備えることを特徴とする記録再生装置。
  22. 【請求項22】 前記高解像度の画像の画素数を少なく
    することにより、前記低解像度の画像を生成する生成手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項21に記載の
    記録再生装置。
  23. 【請求項23】 前記第1の記録手段は、前記高解像度
    の画像を、前記第1の記録媒体に、間欠的に記録するこ
    とを特徴とする請求項21に記載の記録再生装置。
  24. 【請求項24】 前記第1の記録手段は、前記高解像度
    の画像を、固定の時間間隔で記録することを特徴とする
    請求項23に記載の記録再生装置。
  25. 【請求項25】 前記第1の記録手段が前記高解像度の
    画像を間欠的に記録するときの時間間隔を設定する設定
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載
    の記録再生装置。
  26. 【請求項26】 前記設定手段は、前記高解像度の画像
    の動きを検出し、その動きに基づいて、前記時間間隔を
    設定することを特徴とする請求項25に記載の記録再生
    装置。
  27. 【請求項27】 前記読み出し手段は、前記一時停止が
    指令されたときに再生されていた前記低解像度の画像に
    対して時間的に近い前記高解像度の画像を、前記第1の
    記録媒体から読み出すことを特徴とする請求項23に記
    載の記録再生装置。
  28. 【請求項28】 前記読み出し手段は、前記一時停止が
    指令されたときに再生されていた前記低解像度の画像に
    対して時間的に最も近い、時間的に先行する前記高解像
    度の画像と、時間的に後行する前記高解像度の画像との
    2つの画像を、前記第1の記録媒体から読み出し、 前記時間的に先行または後行する前記高解像度の2つの
    画像を用いて、前記一時停止が指令されたときに再生さ
    れていた前記低解像度の画像に時間的に一致する前記高
    解像度の画像を生成する生成手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項27に記載の記録再生装置。
  29. 【請求項29】 前記第1または第2の記録媒体は、同
    一のものであることを特徴とする請求項21に記載の記
    録再生装置。
  30. 【請求項30】 前記第1または第2の記録媒体が着脱
    可能になされていることを特徴とする請求項21に記載
    の記録再生装置。
  31. 【請求項31】 前記再生手段または読み出し手段がそ
    れぞれ出力する前記低解像度の画像または前記高解像度
    の画像を表示する表示手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項21に記載の記録再生装置。
  32. 【請求項32】 画像の記録再生を行う記録再生方法で
    あって、 高解像度の画像を、ランダムアクセス可能な第1の記録
    媒体に記録するとともに、前記高解像度の画像に対応す
    る低解像度の画像を、第2の記録媒体に記録する一方、 前記第2の記録媒体に記録された前記低解像度の画像を
    再生して出力している場合に、その再生の一時停止が指
    令されたとき、 前記一時停止が指令されたときに再生されていた前記低
    解像度の画像に対応する前記高解像度の画像を、前記第
    1の記録媒体から読み出し、前記低解像度の画像に替え
    て出力することを特徴とする記録再生方法。
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