JPH07181936A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH07181936A
JPH07181936A JP5328783A JP32878393A JPH07181936A JP H07181936 A JPH07181936 A JP H07181936A JP 5328783 A JP5328783 A JP 5328783A JP 32878393 A JP32878393 A JP 32878393A JP H07181936 A JPH07181936 A JP H07181936A
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JP5328783A
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Mitsuhiro Inoue
光啓 井上
Koichiro Endo
幸一郎 遠藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ属性に応じて表示再生速度を制御す
る。 【構成】 データ記憶部101からデータを読み取り、
データ属性毎に第1の画面データ再生部103と第2の
画面データ再生部105に出力する読取部102と、該
データより第1の画面表示用データを作成出力する第1
の画面データ再生部103と、第1の画面表示用データ
の現在と直前とのビットデータを比較し、変化量を検出
する第1の変化量検出部401と、変化量より第2の画
面表示用データの再生速度を演算する再生速度情報決定
部403と、該再生速度で第2の画面表示用データを作
成出力する第2の画面データ再生部105と、両画面表
示用データを合成する表示画面合成部109と、合成さ
れた画面を表示する表示制御部110とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体から複数種類
のデータを読み取り、画面に出力する画像再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、テキスト、静止画、動画などの異
なるデータ属性を持つ複数種類のデータを任意の組合せ
で同時に再生するマルチメディアへの取組みが盛んであ
る。その中で、動画再生やテキストのスクロール表示を
主体とし、使用者の入力操作をあまり必要としない自動
再生も重要な表現方法となっている。
【0003】以下、図面を参照しながら、異なるデータ
属性を持つ複数種類のデータを同時に自動再生する従来
の画像再生装置の一例について説明する。図5は従来の
画像再生装置の構成図である。51はデータ記憶部で、
動画データやテキストデータが例えばCD−ROMに記
憶されている。52は、読取部で、データ記憶部51か
らデータを読取りデータ属性毎に第1の画面データ再生
部53と第2の画面データ再生部54とへ出力する。5
3は第1の画面データ再生部で、読取部52から第1の
属性を持つデータを受け取り連続的に第1の画面表示用
データを作成し出力する。第1の属性を持つデータとは
例えば動画データである。54は第2画面データ再生部
で、読取部52から第2の属性を持つデータを受け取り
連続的に表示効果を与えながら第2の画面表示用データ
を作成し出力する。第2の属性を持つデータとは例えば
テキストデータであり表示効果とはスクロールである。
55は表示画面合成部で、第1の画面表示用データと第
2の画面表示用データを合成し合成画面データを作成す
る。56は表示制御部で、合成画面データを出力画面5
7に表示する。
【0004】以上のように構成された従来の画像再生装
置の動作について以下に説明する。通常、画像再生装置
ではあらかじめどのデータをどの様に表示するかという
表示情報が事前に設定されており、その情報に従って各
手段が動作する。以下この動作について説明する。読取
部52は、データ記憶部51からデータを読取りデータ
属性毎に第1の画面データ再生部53と第2の画面デー
タ再生部54とへ出力する。第1の画面データ再生部5
3は、読取部52から第1の属性を持つデータを受け取
り連続的に第1の画面表示用データを作成し出力する。
例えば第1の属性を持つデータが動画データの場合、そ
のデータは通常何らかの形式で圧縮されているがこの第
1の画面データ再生部53はその圧縮されたデータを展
開しフレーム単位で出力する。第2の画面データ再生部
54では、読取部52から第2の属性を持つデータを受
け取り連続的に表示効果を与えながら第2の画面表示用
データを作成し出力する。例えば第2の属性を持つデー
タがテキストデータであり表示効果がスクロールである
場合、そのデータは通常文字コードの集合体であるので
この第2の画面データ再生部54は文字コードをフォン
トに変換した画面表示用ビットマップデータを作成し、
同ビットマップデータの一部を一定時間毎にずらしなが
ら出力する。55は表示画面合成部で、第1の画面表示
用データと第2の画面表示用データを合成し合成画面デ
ータを作成する。前記例の場合、動画データとテキスト
データからなる画面を合成し出力する。56は表示制御
部で、合成画面データを出力画面57に表示する。
【0005】この様に従来の画像再生装置はあらかじめ
なされている設定に従ってデータを再生するだけであっ
た。それ故、意図する方法でデータ再生を行うために作
成者は、起こりうる可能性を事前に調べてから再生の設
定を行ってきた。多量のデータを一度に出力するために
データ転送に負荷がかかりうる可能性もこの事前の予測
で回避してきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、対話性を少
なからず有し、属性の異なる複数のデータを再生するマ
ルチメディアでは、対話性のためにデータ再生の組合せ
が増加し、例えば、動画が映し出された画面にウィンド
ウ表示を設けて説明文を映し出したり、動画の下方に説
明文をスクロール表示するなど、予測外の組合せが起こ
り得るため、多量のデータが一度に出力される場合に、
リアルタイム再生が必要なデータの出力が滞ったり、単
位時間あたりの表示情報量が多くなりすぎ、利用者がそ
の表示されたデータの全てを認識することが困難とな
り、見逃す可能性も増大するという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は、上記課題を解決するための合理
的で新規有用な画像再生装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明おいては、2種類以上の異なるデー
タ属性を持つデータを格納するデータ格納手段と、デー
タ格納手段からデータを読み出し、データ属性毎に出力
する読み出し出力手段と、読み出し出力手段で読み出し
た第1の属性を持つデータを受け取り、第1の画面表示
用データを出力する第1画面再生手段と、読み出し出力
手段で読み出した他の属性を持つデータを受け取り、他
の画面表示用データを出力する他の画面再生手段と、異
なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶す
る速度情報記憶手段と、第1画面再生手段および又は他
の画面再生手段からの出力信号を検知し、第1画面再生
手段又は他の画面再生手段から出力があるか否かを判定
する検知判定手段と、検知判定手段から出力がないとの
判定を受けて、速度情報記憶手段から読み出した標準再
生速度を調整するよう第1画面再生手段および又は他の
画面再生手段の画面再生速度を制御する第1調整制御手
段と、第1画面再生手段と他の画面再生手段とから第1
の画面表示用データと他の画面表示用データとを入力し
て出力画面に第1の画面と他の画面とを合成して表示す
る合成表示制御手段とを有することを特徴とする画像再
生装置としている。
【0009】請求項2の発明においては、2種類以上の
異なるデータ属性を持つデータを格納するデータ格納手
段と、データ格納手段からデータを読み出し、データ属
性毎に出力する読み出し出力手段と、読み出し出力手段
で読み出した第1の属性を持つデータを受け取り、第1
の画面表示用データを出力する第1画面再生手段と、読
み出し出力手段で読み出した他の属性を持つデータを受
け取り、他の画面表示用データを出力する他の画面再生
手段と、異なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速
度を記憶する速度情報記憶手段と、第1画面再生手段と
他の画面再生手段とから第1の画面表示用データと他の
画面表示用データとを入力して第1の画面と他の画面と
を合成し、合成画面用データを出力する画面合成手段
と、画面合成手段から出力される合成画面用データの現
在と直前との対応する各ピクセルの変化量を算出し、速
度情報記憶手段に記憶された標準再生速度を調整し、第
1画面再生手段および又は他の画面再生手段の画面再生
速度を制御する第2調整制御手段と、画面合成手段から
合成画面用データを受けて合成画面を表示する表示制御
手段とを有することを特徴とする画像再生装置としてい
る。
【0010】請求項3の発明においては、2種類以上の
異なるデータ属性を持つデータを格納するデータ格納手
段と、データ格納手段からデータを読み出し、データ属
性毎に出力する読み出し出力手段と、読み出し出力手段
で読み出した第1の属性を持つデータを受け取り、第1
の画面表示用データを出力する第1画面再生手段と、読
み出し出力手段で読み出した他の属性を持つデータを受
け取り、他の画面表示用データを出力する他の画面再生
手段と、異なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速
度を記憶する速度情報記憶手段と、第1画面再生手段お
よび又は他の画面再生手段から出力される画面表示用デ
ータの現在と直前との対応する各ピクセルの変化量を算
出し、前記速度情報記憶手段に記憶された標準再生速度
を調整し、第1画面再生手段および又は他の画面再生手
段の画面再生速度を制御する第3調整制御手段と、第1
画面再生手段と他の画面再生手段とから第1の画面表示
用データと他の画面表示用データとを入力して出力画面
に第1の画面と他の画面とを合成して表示する合成表示
制御手段とを有することを特徴とする画像再生装置とし
ている。
【0011】
【作用】請求項1の発明は、データ格納手段が格納する
2種以上の異なるデータ属性を持つデータを読み出し出
力手段が読み出し、各属性に従い第1の画面再生手段と
他の画面再生手段に出力し、各画面再生手段は第1調整
制御手段から画面再生速度の制御を受けて各画面表示用
データを出力する。速度情報記憶手段が異なるデータ属
性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶し、この第1調
整制御手段は、検知判定手段で各画面再生手段からの各
画面表示用データの出力信号を検知し、各画面再生手段
から出力がないとの判定を受けて、速度情報記憶手段が
記憶する標準再生速度を調整して各画面再生速度を決定
する。これによって、合成表示制御手段では、各画面表
示用データを合成して表示するとき、表示されている異
なるデータ属性数に応じた表示速度をリアルタイムで得
ることができる。
【0012】請求項2の発明は、データ格納手段が格納
する2種以上の異なるデータ属性を持つデータを読み出
し出力手段が読み出し、各属性に従い第1の画面再生手
段と他の画面再生手段に出力し、各画面再生手段は第2
調整制御手段から画面再生速度の制御を受けて各画面表
示用データを出力し、画面合成手段で各画面表示用デー
タを合成し、合成画面用データを出力する。第2調整制
御手段は、画面合成手段から出力された現在と直前の合
成画面用データとの対応する各ピクセルの変化量を算出
し、速度情報記憶手段に記憶された異なるデータ属性を
持つデータ毎の標準再生速度を調整し、各画面再生速度
を制御する。これによって、表示制御手段は、合成画面
用データの入力を受け合成画面の表示する際、画面全体
のデータの変化に応じた表示速度をリアルタイムで得る
ことができる。
【0013】請求項3の発明は、データ格納手段が格納
する2種以上の異なるデータ属性を持つデータを読み出
し出力手段が読み出し、各属性に従い第1の画面再生手
段と他の画面再生手段に出力し、各画面再生手段は第3
調整制御手段から画面再生速度の制御を受けて各画面表
示用データを出力する。速度情報記憶手段は異なるデー
タ属性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶し、第3調
整制御手段は、各画面再生手段から出力される画面表示
用データの現在と直前との対応する各ピクセルの変化量
を算出し、速度情報記憶手段に記憶された標準再生速度
を調整して各画面再生速度を決定する。これによって合
成表示制御手段では、各画面表示用データを合成して表
示するとき、異なるデータ属性毎のデータの変化に応じ
た表示速度をリアルタイムで得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例の画像再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例
および後述する第2、第3実施例においては、第1の画
面データを動画データ、第2の画面データをテキストデ
ータ、第2の画面データの表示効果をスクロールとし、
動画の再生がテキストのスクロール再生に影響する場合
を説明する。
【0015】図1は、第1実施例における画像再生装置
1の構成図を示す。画像再生装置1は、動画データとテ
キストデータを記憶するデータ記憶部101と、データ
記憶部101からデータを読み出す読取部102と、動
画データから画面データを作成する第1の画面データ再
生部103と、第1の画面データ再生部103からの出
力信号を検出する第1の出力信号検出部104と、テキ
ストデータから画面データを作成する第2の画面データ
再生部105と、第2の画面データをフレーム毎にスク
ロールさせる標準のピクセル数を記憶する標準再生速度
情報記憶部107と、第1の出力信号検出部104と標
準再生速度情報記憶部107とからの情報によって第2
の画面データ再生部105の再生速度を決定する再生速
度情報決定部108と、第1の画面データ再生部103
と第2の画面データ再生部105との両データを合成す
る表示画面合成部109と、合成された表示画面データ
を出力画面111に表示する表示制御部110と、出力
画面111とを含む。
【0016】データ記憶部101は、異なるデータ属性
を持つ動画データとテキストデータを記憶する。これら
のデータは例えばCD−ROMに記憶されている。読取
部102は、データ記憶部101からデータを読み取る
読取部と、読み取った動画データを第1の画面データ再
生部103に出力する第1出力部と、読み取ったテキス
トデータを第2の画面データ再生部105に出力する第
2出力部とを含む。
【0017】第1の画面データ再生部103は、読取部
102から動画データを受け取る受取部と、受け取った
動画データを展開し、連続的にフレーム単位で画面表示
用データを作成し表示画面合成部109に出力する作成
出力部とを含む。第1の出力信号検出部104は、第1
の画面再生部103から表示画面合成部109に出力す
る画面表示用データの出力信号を検知する検知部と、検
知部が出力信号を検知したとき、第1の判定値として値
「1」を、出力信号を検知しないとき第1の判定値とし
て値「0」を再生速度情報決定部108に通知する判定
通知部とを含む。
【0018】第2の画面データ再生部105は、読取手
段102からテキストデータを受け取る第1受取部と、
再生速度情報決定部108から再生速度情報を受け取る
第2受取部と、第1受取部が受け取ったテキストデータ
の各文字コードをフォントに変換し、画面表示用ビット
マップデータを作成する変換部と、変換部で作成された
ビットマップデータの一部を画面表示用データとして第
2受取部が受け取った再生速度の値に相当するピクセル
数だけずらし、連続的に表示効果(スクロール)を与
え、表示画面合成部109に出力する出力制御部とを含
む。
【0019】標準再生速度情報記憶部107は、第2の
画面データ再生部105の標準再生速度を記憶する。す
なわち、テキストのスクロール表示において、表示が1
フレーム進んだときにスクロールする(ずらす)標準の
ピクセル数を標準再生速度情報として記憶している。再
生速度情報決定部108は、標準再生速度情報記憶部1
07に記憶された標準のピクセル数を読み出すピクセル
数読み出し部と、第1の出力信号検出手段が出力した第
1の判定値の値が「0」の場合標準のピクセル数を、第
1の判定値の値が「1」の場合標準のピクセル数を2で
除し、小数点以下の値を切り上げた値を再生速度情報と
して第2の画面データ再生部105に出力する計算出力
部とを含む。
【0020】表示画面合成部109は、動画の画面表示
用データが第1の画面データ再生部103から入力され
ている場合、第2の画面データ再生部105から入力さ
れたテキストの画面表示用データと合成し、合成画面デ
ータを作成する第1合成画面作成部と、動画の画面表示
用データが入力されていない場合、テキストの画面表示
用データのみで合成画面データを作成する第2合成画面
作成部と、合成画面データを表示制御部110に出力す
る出力部とを含む。
【0021】表示制御部110は、合成画面データを表
示画面合成部109から受け取り、出力画面111に表
示する。出力画面111は、CRTディスプレイや液晶
パネルで構成される。次に、本実施例の画像再生装置1
の動作について、図2に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0022】データ記憶部101から読取部102が動
画データとテキストデータとを読み出す(S200)。
読み出すデータがなければ処理は終了する。次に読取部
102は、動画データとテキストデータとを第1の画面
データ再生部103と第2の画面データ再生部105に
それぞれ出力する(S202)。第1の画面データ再生
部103は、動画データをフレーム単位で画面表示用デ
ータとして出力する(S204)。第1の出力信号検出
部104は画面表示用データの出力があるか否かを判定
し(S206)、出力信号があるとき判定値「1」を与
え(S208)、出力信号がないとき判定値「0」を与
える(S210)。S208で判定値「1」が与えられ
たとき、再生速度情報決定部108は、第2の画面デー
タ再生部105の再生速度である標準ピクセル数を標準
再生速度情報記憶部107から読み出し(S212)、
標準ピクセル数を2で除し、小数点以下の値を切上げ、
第2の画面データ再生部105に再生速度として通知す
る(S214)。第2の画面データ再生部105は、テ
キストの画面表示用データの再生速度を通知された速度
に変更して表示画面合成部109に出力する(S21
6)。
【0023】S210で判定値「0」が与えられたと
き、再生速度情報決定部108は、標準再生速度情報記
憶部107から標準のピクセル数を読み出し(S21
8)、第2の画面データ再生部105に通知する(S2
20)。第2の画面データ再生部105は標準速度でテ
キストの画面表示用データを表示画面合成部109に出
力する(S222)。
【0024】表示画面合成部109は動画とテキストと
の画面表示用データを合成し(S224)、表示制御部
110に出力し、表示制御部110が出力画面111に
合成画面を表示する(S226)。以上の様に本実施例
によれば、テキストのみを表示する場合に予め設定して
ある標準の速度でスクロール表示されるが、動画の再生
が始まると自動的にスクロール速度が半分になる。
【0025】なお、本実施例では、第1の画面データ再
生部103の出力信号を検出する第1の信号検出部10
4だけを設けたけれども、標準再生速度情報記憶部10
7に更に第1の画面データ再生部103の標準再生速度
を記憶させ、第2の画面データ再生部105の出力信号
を検出する第2の出力信号検出部を設けて、第1の画面
データ再生部103での第1の画面表示用データの再生
速度を再生速度情報決定部108で計算できるようして
もよい。
【0026】以下、本発明の第2実施例における画像再
生装置について図面を参照して説明する。図3は、第2
実施例における画像再生装置の構成図を示す。なお、第
1実施例の画像再生装置1と同様の構成を有する各部に
ついては、同一符号を付して説明を省略する。
【0027】画像再生装置2は、データ記憶部101
と、読取部102と、第1の画面データ再生部103
と、第2の画面データ再生部105と、表示画面合成部
109と、標準再生速度情報記憶部107と、表示制御
部110と、出力画面111と、直前の合成画面データ
を記憶する合成画面データ記憶部301と、合成画面の
ビットデータの変化量を検出する変化量検出部302
と、再生速度情報決定部303とを含む。
【0028】合成画面データ記憶部301は、表示画面
合成部109の出力した合成画面データを一時記憶す
る。変化量検出部302によって直前の合成画面データ
が読み込まれ、現在の合成画面データが書き込まれる。
変化量検出部302は、表示画面合成部109が出力し
た合成画面データを読み込む第1読み込み部と、合成画
面データ記憶部301が記憶する直前の合成画面データ
を読み込む第2読み込み部と、第1、第2読み込み部に
よって読み込まれた両合成画面データとで対応するピク
セル毎に各ピクセルのビットデータが一致するか否かを
判定する判定部と、一致すると判定したときに値「0」
を、一致しないと判定したときに値「1」を与えて、そ
の総数を合計し、その総数の合計を合成画面データ全体
のピクセル数(例えばTV画面では640×480の3
07200である。)で除算する計算部と、計算部で計
算された値を合成画面データの変化量として再生速度情
報決定部303に出力する変化量出力部と、現在の合成
画面データを合成画面データ記憶部301に記憶させる
書込み部とを含む。
【0029】再生速度情報決定部303は、変化量検出
部302が出力した変化量を受信する変化量受信部と、
標準再生速度情報記憶部107に記憶された速度情報を
読み出す読み出し部と、変化量受信部が受信した変化量
の値を「1」から減算し、読み出し部が読み出した標準
のピクセル数を乗算し、得られた値の小数点以下の値を
切り上げた値を計算する計算部と、計算部で得られた値
を再生速度情報として第2の画面データ再生部105に
出力する出力部とを含む。
【0030】以上のように構成された画像再生装置2の
動作を説明する。なお、第1実施例と同様の動作につい
ては説明を省略する。変化量検出部302は、表示画面
合成部109の出力した合成画面データと直前に出力し
た(1フレーム前)合成画面データとの変化量の値を計
算し、再生速度情報決定部303に通知する。再生速度
情報決定部303は、変化量の値を値「1」から減算し
た値と標準のピクセル数とを乗算し、小数点以下の値を
切り上げた値を再生速度のピクセル数として第2の画面
データ再生部105に通知する。
【0031】以上の様に本実施例によれば、合成画面全
体のビットデータの変化が多い場合にテキストのスクロ
ール速度が遅くなり、各フレームの表示毎に自動的にス
クロール速度を制御することができる。なお、本実施例
でも前記第1実施例と同様に標準再生速度情報記憶部1
07に第1の画面データ再生部103の標準再生速度の
情報を記憶させておき、第1の画面データ再生部103
での再生速度を再生速度情報決定部303で決定するよ
うにしてもよい。
【0032】以下、本発明の第3実施例の画像再生装置
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は、本実施
例における画像再生装置3の構成図を示す。なお、前記
第1実施例の画像再生装置1の各部と同一の構成を有す
る各部については、同一の符号を付して説明を省略す
る。画像再生装置3は、データ記憶部101と、読取部
102と、第1の画面データ再生部103と、第2の画
面データ再生部105と、標準再生速度情報記憶部10
7と表示画面合成部109と、表示制御部110と、出
力画面111と、第1の変化量検出部401と、第1の
画面表示用データ記憶部402と再生速度情報決定部4
03とを含む。
【0033】第1の変化量検出部401は、第1の画面
データ再生部103が出力した画面表示用データを読み
込む第1読み込み部と、第1の画面表示用データ記憶部
402が記憶する直前の画面表示用データを読み込む第
2読み込み部と、第1、第2読み込み部によって読み込
まれた両画面データとで対応するピクセル毎に各ピクセ
ルのビットデータが同一であるか否かを判定する判定部
と、同一と判定したときに値「0」を、同一でないと判
定したときに値「1」を与えて、その総数を合計し、そ
の総数の合計を画面表示用データ全体のピクセル数で除
算する計算部と、計算部で計算された値を画面表示用デ
ータの変化量として再生速度情報決定部403に出力す
る変化量出力部と、現在の画面表示用データを第1の画
面表示用データ記憶部402に記憶させる書き込み部と
を含む。
【0034】第1の画面表示用データ記憶部402は、
第1の画面データ再生部103が出力した画面表示用デ
ータを一時記憶する。第1の画面表示用データ記憶部4
02に記憶された直前の第1の画面表示用データは第1
の変化量検出部401により読み込まれ、現在の第1の
画面表示用データが書き込まれる。再生速度情報決定部
403は、第1の変化量検出部401が出力した変化量
を受信する変化量受信部と、標準再生速度情報記憶部1
07に記憶された速度情報を読み出す読み出し部と、変
化量受信部が受信した変化量の値を値「1」から減算
し、読み出し部が読み出した標準のピクセル数を乗算
し、得られた値の小数点以下を切り上げた値を計算する
計算部と、計算部で得られた値を再生速度情報として第
2の画面データ再生部105に出力する出力部とを含
む。
【0035】なお、本実施例は前記第2実施例において
表示画面合成部109から出力される合成画面データの
変化量を基に第2の画面データ再生部105での再生速
度を求めたのを第1の画面データ再生手段103から出
力される第1の画面表示データの変化量に置き換えたも
のである。これによって、前記実施例において問題とな
る合成画面に動画データが表示されていない場合、テキ
スト表示の変化が常に起こっているため、第2の画面デ
ータ再生部105のスクロール速度が不必要に変化する
ことなく、各フレームの表示毎に自動的にスクロール速
度を制御することができる。
【0036】なお、本実施例では、第1の画面データ再
生部103が出力した画面表示用データの変化量を検出
する第1の変化量検出部401と第1の画面表示用デー
タ記憶部402とを設けたけれども、標準再生速度情報
記憶部107に更に第1の画面データ再生部103の標
準再生速度を記憶させ、第2の画面データ再生部105
が出力した画面表示用データの変化量を検出する第2の
変化量検出部と第2の画面表示用データ記憶部とを設け
て、第1の画面データ再生部103での第1の画面表示
用データの再生速度を再生速度情報決定部403で計算
できるようにしてもよい。
【0037】また、第2実施例および第3実施例におい
て、各ピクセルにおいてビットデータが一致するか否か
について画面全体について判定するとしたけれども、画
面の一部分について判定することとしてもよい。なお、
第1実施例、第2実施例、第3実施例共にテキストのス
クロール表示と動画の再生について説明したが、静止画
を一定時間毎に画面効果をかけながら次々と表示するデ
ータ再生などマルチメディア表現で用いられるデータ再
生方法全般で効果がある。また、第1実施例、第3実施
例において再生されるデータ属性は2種類であり、一方
のデータ再生がもう一方のデータ再生に影響している場
合について説明したが、両方の再生が双方の再生に影響
を与える事も可能であり、更に言えば再生されるデータ
属性の種類が3種類以上ある場合でも同様に可能である
し、同じ属性を持つデータ同士でも同様に可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
一のデータ属性をもつデータの画面表示用データの出力
変化に応じて他のデータ属性をもつデータの画面表示用
データの再生速度を調整することができるので、新たな
データが表示開始された場合や現在表示中のデータの再
生が終了した場合に再生されるデータの総量が変化する
ためにリアルタイム再生が阻害されることを防ぎ、か
つ、表示情報量が変化するため利用者が情報を見逃すこ
とを防ぐことができる。
【0039】請求項2の発明によれば、新たなデータが
表示開始された場合や現在表示中のデータの再生が終了
した場合のみでなく、常に、リアルタイム再生が阻害さ
れることなく、かつ、表示情報を利用者が見逃すことを
防ぐことができる。請求項3の発明によれば、更に、リ
アルタイム再生が阻害されることなく、かつ、表示情報
を利用者が見逃すことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における画像再生装置の構
成図である。
【図2】第1実施例における画像再生装置1の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例における画像再生装置の構
成図である。
【図4】本発明の第3実施例における画像再生装置の構
成図である。
【図5】従来の画像再生装置の概略図である。
【符号の説明】
1 画像再生装置 2 画像再生装置 3 画像再生装置 101 データ記憶部 102 読取部 103 第1の画面データ再生部 104 第1の出力信号検出部 105 第2の画面データ再生部 107 標準再生速度情報記憶部 108 再生速度情報決定部 109 表示画面合成部 110 表示制御手段 111 出力画面 301 合成画面データ記憶部 302 変化量検出部 303 再生速度情報決定部 401 第1の変化量検出部 402 第1の画面表示用データ記憶部 403 再生速度情報決定手段 51 データ記憶部 52 読取部 53 第1の画面データ再生部 54 第2の画面データ再生部 55 表示画面合成部 56 表示制御部 57 出力画面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の異なるデータ属性を持つデ
    ータを格納するデータ格納手段と、 データ格納手段からデータを読み出し、データ属性毎に
    出力する読み出し出力手段と、 読み出し出力手段で読み出した第1の属性を持つデータ
    を受け取り、第1の画面表示用データを出力する第1画
    面再生手段と、 読み出し出力手段で読み出した他の属性を持つデータを
    受け取り、他の画面表示用データを出力する他の画面再
    生手段と、 異なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶
    する速度情報記憶手段と、 第1画面再生手段および又は他の画面再生手段からの出
    力信号を検知し、第1画面再生手段又は他の画面再生手
    段から出力があるか否かを判定する検知判定手段と、 検知判定手段から出力がないとの判定を受けて、速度情
    報記憶手段から読み出した標準再生速度を調整するよう
    第1画面再生手段および又は他の画面再生手段の画面再
    生速度を制御する第1調整制御手段と、 第1画面再生手段と他の画面再生手段とから第1の画面
    表示用データと他の画面表示用データとを入力して出力
    画面に第1の画面と他の画面とを合成して表示する合成
    表示制御手段とを有することを特徴とする画像再生装
    置。
  2. 【請求項2】 2種類以上の異なるデータ属性を持つデ
    ータを格納するデータ格納手段と、 データ格納手段からデータを読み出し、データ属性毎に
    出力する読み出し出力手段と、 読み出し出力手段で読み出した第1の属性を持つデータ
    を受け取り、第1の画面表示用データを出力する第1画
    面再生手段と、 読み出し出力手段で読み出した他の属性を持つデータを
    受け取り、他の画面表示用データを出力する他の画面再
    生手段と、 異なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶
    する速度情報記憶手段と、 第1画面再生手段と他の画面再生手段とから第1の画面
    表示用データと他の画面表示用データとを入力して第1
    の画面と他の画面とを合成し、合成画面用データを出力
    する画面合成手段と、 画面合成手段から出力される合成画面用データの現在と
    直前との対応する各ピクセルの変化量を算出し、前記速
    度情報記憶手段に記憶された標準再生速度を調整し、第
    1画面再生手段および又は他の画面再生手段の画面再生
    速度を制御する第2調整制御手段と、 前記画面合成手段から合成画面用データを受けて合成画
    面を表示する表示制御手段とを有することを特徴とする
    画像再生装置。
  3. 【請求項3】 2種類以上の異なるデータ属性を持つデ
    ータを格納するデータ格納手段と、 データ格納手段からデータを読み出し、データ属性毎に
    出力する読み出し出力手段と、 読み出し出力手段で読み出した第1の属性を持つデータ
    を受け取り、第1の画面表示用データを出力する第1画
    面再生手段と、 読み出し出力手段で読み出した他の属性を持つデータを
    受け取り、他の画面表示用データを出力する他の画面再
    生手段と、 異なるデータ属性を持つデータ毎の標準再生速度を記憶
    する速度情報記憶手段と、 第1画面再生手段および又は他の画面再生手段から出力
    される画面表示用データの現在と直前との対応する各ピ
    クセルの変化量を算出し、前記速度情報記憶手段に記憶
    された標準再生速度を調整し、第1画面再生手段および
    又は他の画面再生手段の画面再生速度を制御する第3調
    整制御手段と、 第1画面再生手段と他の画面再生手段とから第1の画面
    表示用データと他の画面表示用データとを入力して出力
    画面に第1の画面と他の画面とを合成して表示する合成
    表示制御手段とを有することを特徴とする画像再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076521A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Sharp Corp テロップ表示制御装置およびテロップ表示制御方法
JP2015032989A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 三菱電機株式会社 映像再生装置および映像再生方法

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