JP2001197425A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2001197425A
JP2001197425A JP2000005243A JP2000005243A JP2001197425A JP 2001197425 A JP2001197425 A JP 2001197425A JP 2000005243 A JP2000005243 A JP 2000005243A JP 2000005243 A JP2000005243 A JP 2000005243A JP 2001197425 A JP2001197425 A JP 2001197425A
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JP
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screen
video signal
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speed
selection
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JP2000005243A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yokota
博史 横田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体から読み出す映像信号の量を少なく
して処理負荷の上昇を抑えると共に、検索対象となり得
る画像をほとんどコマ落ちさせることなく、指示された
速度で映像の高速再生ができる映像信号処理装置を提供
する。 【解決手段】 キー情報抽出部11は、記録媒体10に
記録されている複数の画面データを読み出し、各画面に
対応するキー情報(前後する2画面の間の差分量)を抽
出する。選択基準生成部12は、与えられる再生速度指
示を受けて、再生速度に各々対応させた選択基準値を生
成する。画面選択部13は、各画面に対応する差分量と
選択基準値とを各々入力し、これらを比較して選択基準
値を越える差分量を有する画面だけを選択して、選択画
面指示を出力する。画面読出部14は、画面選択部13
が出力する選択画面指示に基づいて、選択された画面の
データだけを記録媒体10から順次読み出して、可変速
再生画像として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号処理装置
に関し、より特定的には、映像信号の高速再生(可変速
再生)を行う再生装置、および高速再生を行うための映
像信号を記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、動画像等の映像信号を取
り扱う装置は、映像検索の利便性を考慮し、映像信号を
高速再生できる機能を備えている。以下、この高速再生
の一般的な従来の手法について、図17〜図19を用い
て説明する。
【0003】図17は、従来の高速再生手法を用いた映
像信号再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
図18は、図17の従来の映像信号再生装置が行う高速
再生処理の手順を示すフローチャートである。図19
は、図18の従来の高速再生処理によって表示される画
像(画面)順の一例を示す図である。従来の映像信号再
生装置は、高速再生処理を開始すると、まずスキップ画
面数決定部140において、使用者等によって指示され
る再生速度に応じたスキップ画面数K(Kは、1以上の
整数)を決定する(ステップS1801)。次に、K画
面スキップ部120において、画像入力部110が出力
する高速映像から先頭の画像を取り出し、画面表示部1
30において表示する(ステップS1802)。次に、
K画面スキップ部120において、スキップ画面数Kだ
け後の画像(次画面)を画像入力部110から取り出す
(ステップS1803)。ここで、従来の映像信号再生
装置は、取り出す次画面がなければ(すなわち、最終画
面に到達した場合)高速再生処理を終え、取り出す次画
面があれば上記ステップS1802に戻って、この次画
面を画面表示部130において表示する(ステップS1
804)。
【0004】この図18に示す処理を行うことにより、
従来の映像信号再生装置は、元の画像(図19(a))
の中から高速再生用の画像(図19(b))だけを取り
出して、表示することを行っている。なお、図19にお
いては、高速再生の倍速を2倍とした場合、すなわちス
キップ画面数Kを「1」にした場合を、一例に挙げて示
している。
【0005】また、上述した従来の高速再生手法と類似
する手法として、MPEG圧縮映像におけるIピクチャ
のみを表示する高速再生手法も、従来から存在する。こ
のIピクチャは、周知のとおり、例えば15画面に1画
面の割合で存在し、画面間相関を利用せずにフレーム内
情報のみを用いて圧縮された画面であるため、1画面だ
けを選び出し表示することが容易にできる。そのため、
MPEG映像を高速再生する場合には、Iピクチャのみ
を選び出して表示することが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高速再生手法では、映像の内容が何であっても、ス
キップ画面数Kだけ等間隔にスキップした画像を順に表
示する。このため、1画面にだけ特徴的な変化(例え
ば、記者会見場面においてストロボが光った等)がある
映像において、その特徴的な変化がある画面を検索した
い場合であっても、当該画面がスキップされてコマ落ち
する場合が発生する。このような場合には、目的の画面
を検索することが難しくなる。特に、上記従来の高速再
生手法では、元の映像信号を高速に入力して、表示に必
要な画像だけを順に取り出して表示するため、映像信号
(データ)の再生能力が大きいものが必要とされる。従
って、映像信号の再生能力が小さい場合には、大きな再
生倍速に対応できず、高速再生速度の範囲が限られるこ
ととなる。また、上記従来の高速再生手法では、音声信
号など表示映像に関連して付随する他の情報に基づいた
高速再生を行うことができない。
【0007】それ故、本発明の目的は、記録媒体から読
み出す映像信号の量を少なくして処理負荷の上昇を抑え
ると共に、検索対象となり得る画像をほとんどコマ落ち
させることなく、指示された速度で映像の高速再生がで
きる映像信号再生装置、および高速再生を行うために映
像信号と共に特定の情報を記録する映像信号記録装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、高速再生時に用いる情報を映像信号に付加して
記録する映像信号処理装置であって、映像信号を構成す
る画面毎に、画面の変化を示す予め定めたキー情報を抽
出するキー情報抽出手段と、画面毎に、画面に対応する
キー情報を関連付けて記録媒体に記録する書込手段とを
備える。
【0009】上記のように、第1の発明によれば、各画
面に対応するキー情報を抽出して、対応する画面と関連
付けて予め記録媒体に記録する。これにより、映像信号
を再生する装置において、高い処理能力を要求すること
なく、キー情報に基づいて高速再生処理を簡単に行うこ
とが可能となる。
【0010】第2の発明は、映像信号を高速に再生する
機能を有する映像信号処理装置であって、映像信号を構
成する画面毎に、画面の変化を示す予め定めたキー情報
を抽出するキー情報抽出手段と、キー情報に基づいて、
指示された再生速度に合致するように、高速再生で表示
される画面を選択する画面選択手段と、高速再生時に
は、映像信号から画面選択手段が選択した画面だけを表
示手段に出力する画面読出手段とを備える。
【0011】第3の発明は、高速再生に用いる情報を映
像信号に予め付加して記録し、当該情報に基づいて当該
映像信号を高速に再生する機能を有する映像信号処理装
置であって、映像信号を構成する画面毎に、画面の変化
を示す予め定めたキー情報を抽出するキー情報抽出手段
と、画面毎に、画面に対応するキー情報を関連付けて記
録媒体に記録する書込手段と、記録媒体から各画面のキ
ー情報をそれぞれ読み出し、当該キー情報に基づいて、
指示された再生速度に合致するように、高速再生で表示
される画面を選択する画面選択手段と、高速再生時に
は、映像信号から画面選択手段が選択した画面だけを表
示手段に出力する画面読出手段とを備える。
【0012】上記のように、第2および第3の発明によ
れば、各画面に対応するキー情報を予め抽出し、キー情
報に基づいて高速再生を行う。これにより、検索対象と
なり得る変化のある画面をほとんどコマ落ちさせること
なく、映像の高速再生を行うことができ、使用者等にと
って映像検索の利便性を向上させることができる。ま
た、再生表示に必要な画面データのみを出力するため、
従来方式が有していた画面処理速度が大きくなるという
問題も解決される。
【0013】第4の発明は、第2および第3の発明に従
属する発明であって、指示された再生速度に応じて、予
め定めた選択基準値を生成する選択基準生成手段をさら
に備え、画面選択手段は、キー情報と選択基準値とをそ
れぞれ比較し、キー情報が選択基準値以上である画面を
選択することを特徴とする。
【0014】第5の発明は、第2および第3の発明に従
属する発明であって、指示された再生速度に応じて、予
め定めた選択基準値を生成する選択基準生成手段をさら
に備え、画面選択手段は、前回選択した画面以降のキー
情報の積分値と選択基準値とを比較し、キー情報が選択
基準値以上である画面を選択することを特徴とする。
【0015】上記のように、第4および第5の発明によ
れば、第2および第3の発明において、指示された再生
速度に応じた選択基準値を生成し、選択基準値に基づい
て変化が大きい(動きの大きい)画面のみを不等間隔で
選択(スキップ)して、高速再生を行う。これにより、
検索対象となり得る画面をほとんどコマ落ちさせること
なく、映像の高速再生を行うことができ、使用者等にと
って映像検索の利便性を向上させることができる。ま
た、再生速度に応じて可変的に選択基準値を生成するこ
とで、使用者等が指示した速度に近い速度で映像の高速
再生行うことができる。
【0016】第6の発明は、第4および第5の発明に従
属する発明であって、画面選択手段が選択した画面の数
に基づいて、実際の再生速度を算出する再生速度算出手
段をさらに備え、選択基準生成手段は、実際の再生速度
が指示された再生速度に収束するように、選択基準値を
動的に変化させて生成することを特徴とする。
【0017】上記のように、第6の発明によれば、第4
および第5の発明において、実際の再生速度が指示され
た再生速度と同じになる(収束する)ように、フィード
バック制御によって選択基準値の大きさを動的に変化さ
せる。これにより、第4および第5の発明の効果に加
え、常に指示された再生速度と一致した速度で画面の高
速再生を行うことができる。
【0018】第7の発明は、第2および第3の発明に従
属する発明であって、画面選択手段は、予め定めた期間
毎に、指示された再生速度に必要な数の画面を、当該期
間内に含まれる画面の中からキー情報が大きい順に選択
することを特徴とする。
【0019】上記のように、第7の発明によれば、第2
および第3の発明において、各画面に対応するキー情報
を予め抽出し、予め定めた判定期間を区切って変化が大
きい(動きの大きい)画面のみを不等間隔で選択(スキ
ップ)して、高速再生を行う。これにより、検索対象と
なり得る画面をほとんどコマ落ちさせることなく、常に
指示された再生速度と一致した速度で映像の高速再生を
行うことができ、使用者等にとって映像検索の利便性を
向上させることができる。また、ある特定区間の画面が
まったく表示されないということが避けられる。
【0020】第8の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、画面選択手段は、指定された再生速度に応じ
て、再生速度が大きい時は長く、再生速度が小さい時は
短くなるように、期間を動的に変化させることを特徴と
する。
【0021】上記のように、第8の発明によれば、第7
の発明において、指定された再生速度に応じて期間を動
的に変化させる。これにより、第7の発明の効果に加
え、映像の一部区間だけの再生画面数が極端に多くなっ
たり少なくなったりすることがなくなり、映像全体に渡
って滑らかな高速再生を行うことができる。
【0022】第9の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、キー情報抽出手段は、画面毎に複数の異なる
キー情報を抽出することを特徴とする。
【0023】第10の発明は、第2〜第8の発明に従属
する発明であって、キー情報抽出手段は、画面毎に複数
の異なるキー情報を抽出し、画面選択手段は、複数の異
なるキー情報を組み合わせるまたは切り替えることによ
って、選択する画面を決定することを特徴とする。
【0024】上記のように、第9および第10の発明に
よれば、第1〜第8の発明において、複数のキー情報を
用いる。これにより、より的確に検索対象となり得る画
面をコマ落ちさせることなく、映像の高速再生を行うこ
とができ、使用者等にとって映像検索の利便性を向上さ
せることができる。
【0025】第11の発明は、第1〜第10の発明に従
属する発明であって、キー情報は、単一の画面から得ら
れる情報であることを特徴とする。第12の発明は、第
1〜第10の発明に従属する発明であって、キー情報
は、前後する画面間から得られる情報であることを特徴
とする。第13の発明は、第1〜第10の発明に従属す
る発明であって、キー情報は、各画面の表示期間におい
て映像信号に付随する信号から得られる情報であること
を特徴とする。第14の発明は、第11および第12の
発明に従属する発明であって、キー情報が、画面の輝度
に基づいて抽出される情報であることを特徴とする。第
15の発明は、第13の発明に従属する発明であって、
映像信号に付随する信号が、音響信号であることを特徴
とする。第16の発明は、第15の発明に従属する発明
であって、キー情報が、音響信号の大きさに基づいて抽
出される情報であることを特徴とする。第17の発明
は、第15の発明に従属する発明であって、キー情報
が、音響信号の周波数に基づいて抽出される情報である
ことを特徴とする。第18の発明は、第15の発明に従
属する発明であって、キー情報が、音響信号の音源位置
に基づいて抽出される情報であることを特徴とする。
【0026】上記のように、第11〜第18の発明は、
第1〜第10の発明においてキー情報として用いられる
典型的な情報を示したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】まず、本発明の各実施形態の説明
に先立ち、本発明における基本的な考え方を図1および
図2を用いて説明する。図1は、映像信号を構成する各
画面(画像)間における、画面情報の差分量Dの一例を
示す図である。図1において、t1,t2…はそれぞれ
画面番号を表しており、その値は前画面との差分量Dを
示している(例えば、画面番号t2の差分量Dt2は、画
面番号t1と画面番号t2との間における各画素値の差
分の絶対値を、画面全体に渡って加算した値である)。
図2は、映像信号における差分量Dの累積度数分布の一
例を示す図である。
【0028】映像信号や映像信号に関係する音声信号等
は、一般的に時間経過(画面進行)に伴って変化する。
すなわち、図1に示すように、画面間における差分量D
は、随時変化する。例えば、画面番号t1,t5,t1
4のように差分量Dが大きな値の画面や、画面番号t6
〜t8,t17,t18のように差分量Dが小さな値の
画面がある。この差分量Dは、前後する2画面間の差情
報であるので、差分量Dが小さい、すなわち画面の変化
が小さいということは、画面間の相関が大きいというこ
とを意味する。一方、差分量Dが大きい、すなわち画面
の変化が大きいということは、画面間の相関が小さいと
いうことを意味する。従って、差分量Dが大きい画面
は、シーンチェンジがあったり、大きな物体が現れたり
するような特徴的な変化がある画面であり、高速再生を
行う場合における検索対象となることが多い。
【0029】図2に示す累積度数分布において、差分量
Dがd1以上になる画像の存在確率は0.1であり、映
像信号全体の10%を占める。また、差分量Dがd2以
上になる画像の存在確率は0.25であり、映像信号全
体の25%を占める。また、差分量Dがd3以上になる
画像の存在確率は0.5であり、映像信号全体の50%
を占める。今ここで、差分量Dがd1以上の画面だけを
選んで表示すれば、表示するために選択される画面数は
元の画面数の1/10であるので、10倍速の高速再生
を行っていることになる。また、差分量Dがd2以上の
画面だけを選んで表示すれば、表示するために選択され
る画面数は元の画面数の1/4であるので、4倍速の高
速再生を行っていることになる。さらに、差分量Dがd
3以上の画面だけを選んで表示すれば、表示するために
選択される画面数は元の画面数の1/2であるので、2
倍速の高速再生を行っていることになる。
【0030】このように、画面を選択する基準にする値
(以下、選択基準値という)、この説明では差分量Dを
変化させることにより、変化の大きい画面を選びながら
再生速度を変えることができるのである。なお、画像全
体あるいは一定区間毎の差分量Dの累積度数分布を予め
有していれば、目的の再生倍速となる選択基準値である
差分量Dを一義的に決めることが可能となる。以下、上
記考え方に基づいた本発明の各実施形態を、順に説明す
る。
【0031】(第1の実施形態)図3は、本発明の第1
の実施形態に係る映像信号再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。図3において、第1の実施形態に係る映像
信号再生装置は、記録媒体10と、キー情報抽出部11
と、選択基準生成部12と、画面選択部13と、画面読
出部14と、再生速度算出部15と、再生速度表示部1
6とを備える。以下、図4および図5をさらに用いて、
第1の実施形態に係る映像信号再生装置が行う動作を説
明する。図4は、図3のキー情報抽出部11がキー情報
として抽出する差分量の一例を説明する図である。図5
は、図3の画面選択部13が行う画面選択処理の概念を
説明する図である。
【0032】記録媒体10は、磁気ディスク,光ディス
ク,半導体記憶装置等のランダムアクセスが可能な記録
メディアであり、映像信号を構成する複数の画面(画
像)データが記録されている。キー情報抽出部11は、
記録媒体10に記録されている複数の画面データをそれ
ぞれ読み出し、各画面に対応するキー情報を予め抽出す
る。ここで、キー情報抽出部11は、キー情報として、
前後する2画面の間の差分量をそれぞれ抽出する(図1
を参照)。例えば、図4に示すように、第n画面と第
(n+1)画面との間における各画素値の差分の絶対値
を画面全体に渡って加算した値を、第(n+1)画面に
対応する差分量Dn+1 として抽出する(nは、任意の整
数)。このキー情報である差分量は、それぞれ画面選択
部13へ出力される。なお、キー情報として用いる差分
量は、2画面間の変化を数値で表現できるものであれ
ば、上記手法による値以外であってもよい。例えば、2
画面間の各画素値の差分の2乗の和を画面全体に渡って
加算した値や、2画面間の動きベクトルを差し引いた後
に、上述した絶対値や2乗の和を画面全体に渡って加算
した値等であってもよい。また、画面全体を複数の領域
に分け、各領域における差分量の最大値を画面の代表値
としてもよい。このようにすれば、画面内の一部の変化
(新たな物体が現れた時等)が検出されずに埋もれてし
まうことを防げる。
【0033】選択基準生成部12は、使用者等から与え
られる(例えば、シャトル操作によって)再生速度指示
を受けて、再生速度に各々対応させた選択基準値を生成
し、画面選択部13へ出力する。例えば、2倍速の再生
速度指示で生成する選択基準値は、3倍速の再生速度指
示で生成する選択基準値よりも小さい値となる。なお、
この選択基準値と再生速度との対応は、キー情報抽出部
11が抽出するキー情報の設定(内容)に基づいて予め
定められる。画面選択部13は、キー情報抽出部11か
ら各画面に対応する差分量を、選択基準生成部12から
選択基準値をそれぞれ入力する。そして、画面選択部1
3は、各差分量を選択基準値とそれぞれ比較して、選択
基準値を越える差分量を有している画面だけを選択し、
当該選択した画面を与える指示(以下、選択画面指示と
いう)を画面読出部14へ出力する。図5に示す例で
は、画面選択部13は、差分量が選択基準値(図中、破
線で示す)を越える画面番号t1,t2,t5,t10
およびt14の画面(図中、☆印で示す)を選択する。
画面読出部14は、画面選択部13から与えられる選択
画面指示に基づいて、選択された画面のデータだけを記
録媒体10から順次読み出して、図示しない表示部に対
して、可変速再生画像として出力する。なお、記録媒体
10に記憶されている画面データに特定の符号化処理
(圧縮処理)が施されている場合には、画面読出部14
は、必要に応じて画面データの復号化を行う。
【0034】一方、再生速度算出部15は、画面選択部
13から与えられる選択画面指示を用いて、選択された
画面数と選択されなかった画面数との比率から、現在実
行している再生速度(実際の再生速度)を算出し、再生
速度表示部16に伝える。例えば、図5に示した例のよ
うに、選択された画面数が「5」で選択されなかった画
面数が「15(=20−5)」であった場合には、算出
される再生速度は4倍(=(5+15)/5)となる。
再生速度表示部16は、再生速度算出部15が算出した
再生速度を、表示部(図示せず)の画面上にオンスクリ
ーン表示したり、フロントパネルディスプレイ(図示せ
ず)にセグメント表示したりする。なお、この再生速度
算出部15および再生速度表示部16は、使用者等の利
便性を向上させるための付随的な構成であり、第1の実
施形態における必須の構成ではない。従って、これらの
構成を省いた映像信号再生装置であっても、本発明の有
用な効果を奏することが可能である。
【0035】以上のように、本発明の第1の実施形態に
係る映像信号再生装置によれば、各画面に対応するキー
情報を予め抽出し、選択基準値に基づいて画面間の差分
量が大きい、すなわち動きの大きい画面のみを不等間隔
で選択(スキップ)して、高速再生を行う。これによ
り、検索対象となり得る画面をほとんどコマ落ちさせる
ことなく、映像の高速再生を行うことができ、使用者等
にとって映像検索の利便性を向上させることができる。
また、再生速度指示に応じて選択基準値を予め変化させ
ることで、使用者等が指示した速度に近い速度で映像の
高速再生を行うことができる。さらに、再生表示に必要
な画面データのみを記録媒体10から読み出すため、従
来方式が有していた記録媒体からの単位時間当たりの画
面読み出し速度が大きくなるという問題も解決され、単
位時間当たりに読み出す画面数が再生速度に依存せずに
一定で済むようになる。
【0036】なお、この第1の実施形態では、選択する
画面を検出する方法として、2画面間の差分量と選択基
準値とを比較する方法を説明した。しかし、この2画面
間の差分量が小さい場合であっても、ある時間幅で見れ
ば大きな変化になっている場合があり、当該2画面間の
差分量に基づく検出では、この変化を検出し逃すことが
考えられる。例えば、図6に示すように、2画面間の相
対的な差分量で見ると値は小さいが(図6(a))、画
面0からの絶対的な差分量で見ると値が大きくなってい
く場合がある(図6(b))。そこで、この場合に対応
するため、画面選択部13においては、前後する2画面
間の差分量を選択基準値と比較するのではなく、1つ前
に選択した画面との間の差分量を選択基準値と比較する
ようにしてもよい。
【0037】また、この第1の実施形態では、キー情報
が2画面間の差分量である場合を説明した。しかし、こ
のキー情報は、2画面間から得られる情報だけに限られ
ず、各画面自身が有する情報に基づくものであってもよ
い。例えば、一定輝度を超えた画素の数をキー情報とす
ること等が考えられる。さらに、この第1の実施形態で
は、1種類のキー情報を用いた場合を説明したが、各画
面が有するキー情報は、複数種類であってもよい。この
場合、複数種類のキー情報とそれに対応する複数の選択
基準値とを各々比較して、選択する画面を決定してもよ
い。また、高速再生の途中でキー情報およびそれに対応
する選択基準値の種類を切り替えるようにしてもよい。
【0038】(第2の実施形態)上記第1の実施形態で
は、使用者等が指示する再生速度に対応させた選択基準
値を用いて画面を選択し、高速再生を行うことを説明し
た。しかし、この選択基準値は、予め再生速度に対応さ
せて各々固定的に設定されているため、映像信号の内容
に影響され易く、実際の再生速度を指示された再生速度
に一致させることが難しくなる。そこで、第2の実施形
態では、実際の再生速度に基づいて選択基準値をフィー
ドバック制御してやることで、常に指示された再生速度
と一致した速度での高速再生を可能とした映像信号再生
装置を提供する。
【0039】図7は、本発明の第2の実施形態に係る映
像信号再生装置の構成を示すブロック図である。図7に
おいて、第2の実施形態に係る映像信号再生装置は、記
録媒体10と、キー情報抽出部11と、選択基準生成部
22と、画面選択部13と、画面読出部14と、再生速
度算出部15とを備える。図7に示すように、第2の実
施形態に係る映像信号再生装置は、上記第1の実施形態
に係る映像信号再生装置の選択基準生成部12を選択基
準生成部22に代え、再生速度表示部16を省いた構成
である。なお、第2の実施形態に係る映像信号再生装置
のその他の構成は、上記第1の実施形態に係る映像信号
再生装置の構成と同様であるので、当該他の構成につい
ては同一の参照番号を付してその説明を省略する。
【0040】再生速度算出部15は、画面選択部13か
ら与えられる選択画面指示を用いて、選択された画面数
と選択されなかった画面数との比率から、実際の再生速
度を算出し、選択基準生成部22へフィードバックす
る。選択基準生成部22は、使用者等から与えられる再
生速度指示を受けて、再生速度に動的に対応させた選択
基準値を生成し、画面選択部13へ出力する。ここで、
選択基準生成部22は、前回生成した選択基準値に従っ
た実際の再生速度を再生速度算出部15から入力し、指
示された再生速度との速度差を求める。そして、選択基
準生成部22は、求めた速度差に基づいて、実際の再生
速度が指示された再生速度と同じになる(収束する)よ
うに、選択基準値の大きさを動的に変化させて出力す
る。
【0041】次に、図8を用いて、第2の実施形態に係
る映像信号再生装置が行う再生速度調整処理を説明す
る。図8は、本発明の第2の実施形態に係る映像信号再
生装置が行う処理手順を示すフローチャートである。高
速再生を行う場合、選択基準生成部22において、使用
者等から再生速度S0の高速再生指示を入力する(ステ
ップS801)。次に、選択基準生成部22が、指示さ
れた再生速度S0に対応する暫定の選択基準値を設定す
る(ステップS802)。その後、再生速度算出部15
が、設定された選択基準値に従って選択される画面数に
基づいて、実際の再生速度S1を算出する(ステップS
803)。この実際の再生速度S1は、選択された画面
数をN1と、選択されなかった画面数をN2とすると、
S1=(N1+N2)/N1で求められる。次に、選択
基準生成部22が、算出された実際の再生速度S1と指
示された再生速度S0とを比較する(ステップS80
4)。このステップS804における比較の結果、実際
の再生速度S1が指示された再生速度S0よりも大きい
(S1>S0)場合、選択基準生成部22が出力する選
択基準値を小さくする(ステップS805)。逆に上記
ステップS804における比較の結果、実際の再生速度
S1が指示された再生速度S0よりも小さい(S1<S
0)場合、選択基準生成部22が出力する選択基準値を
大きくする(ステップS806)。一方、上記ステップ
S804における比較の結果、実際の再生速度S1と指
示された再生速度S0とが同じ(S1=S0)場合、選
択基準生成部22が出力する選択基準値を変化させず
に、上記ステップS803に戻る。
【0042】すなわち、実際の再生速度S1が指示され
た再生速度S0よりも大きい(S1>S0)場合は、画
面選択部13において選択される画面数N1が少ないこ
とを意味するので、出力する選択基準値を小さくして選
択される画面数N1を増加させ、実際の再生速度S1が
指示された再生速度S0よりも小さい(S1<S0)場
合は、画面選択部13において選択される画面数N1が
多いことを意味するので、出力する選択基準値を大きく
して選択される画面数N1を減少させる。これによっ
て、常に使用者等が指示する再生速度S0(=S1)
で、画面の高速再生を行うことができるのである。
【0043】以上のように、本発明の第2の実施形態に
係る映像信号再生装置によれば、上記第1の実施形態で
述べた処理に加え、実際の再生速度が指示された再生速
度と同じになる(収束する)ように、フィードバック制
御によって選択基準値の大きさを動的に変化させる。こ
れにより、上記第1の実施形態の効果に加え、常に指示
された再生速度と一致した速度で画面の高速再生を行う
ことができる。
【0044】なお、この第2の実施形態に係る映像信号
再生装置に、上記第1の実施形態で述べた再生速度表示
部16の構成を追加し、再生速度算出部15が算出した
再生速度を、表示部やフロントパネルディスプレイ(図
示せず)に表示するようにしてもよい。
【0045】(第3の実施形態)上記第2の実施形態で
は、キー情報である差分量が選択基準値を越えるか否か
で高速再生に用いる画面を選択することを説明した。し
かし、この方法では差分量が大きい画面しか選択されな
いため、差分量が大きい画面と小さい画面が偏って存在
する映像信号等の場合、図10(b)に示すように、映
像全体として時間的に偏った画面を用いた(再生されな
い画面期間が大きい)高速再生しかできない。なお、図
10(b)は、5倍速再生の場合を示しており、☆印を
付した画面が選択された画面を表している。そこで、第
3の実施形態では、画面を選択する期間(範囲)を設け
て、差分量が小さい画面が連続するような部分において
も、高速再生の画面として用いられるようにした映像信
号再生装置を提供する。
【0046】図9は、本発明の第3の実施形態に係る映
像信号再生装置の構成を示すブロック図である。図9に
おいて、第3の実施形態に係る映像信号再生装置は、記
録媒体10と、キー情報読出部31と、再生速度入力部
32と、上位選択部33と、時間順並替部35と、画面
読出部14とを備える。図9に示すように、第3の実施
形態に係る映像信号再生装置は、上記第2の実施形態に
係る映像信号再生装置のキー情報抽出部11、選択基準
生成部12、画面選択部13および再生速度算出部15
を、キー情報読出部31、再生速度入力部32、上位選
択部33および時間順並替部35に代えた構成である。
なお、第3の実施形態に係る映像信号再生装置のその他
の構成は、上記第1および第2の実施形態に係る映像信
号再生装置の構成と同様であるので、当該他の構成につ
いては同一の参照番号を付してその説明を省略する。
【0047】キー情報読出部31は、上位選択部33か
ら判定期間を入力し、この判定期間内に含まれる画面を
処理の単位として、画面データを記録媒体10からそれ
ぞれ読み出し、各画面に対応するキー情報を予め抽出す
る。なお、キー情報抽出部31が抽出するキー情報は、
上記第1の実施形態で述べた情報と同様である。この抽
出したキー情報(差分量)は、判定期間単位で上位選択
部33へ出力される。再生速度入力部32は、使用者等
から与えられる(例えば、シャトル操作によって)再生
速度指示を入力し、その再生速度を上位選択部33およ
び時間順並替部35に伝える。
【0048】上位選択部33は、まず、予め有する判定
期間をキー情報読出部31に与え、判定期間単位で期間
内に含まれる画面の差分量を取得する。例えば、図10
(a)に示すように判定期間を10画面分に設定してい
る場合、上位選択部33は、「判定期間a1」では画面
番号t1〜t10の画面の差分量を、「判定期間a2」
では画面番号t11〜t20の画面の差分量を、それぞ
れ取得する。なお、この判定期間は、装置の機能特性等
に応じて任意に設定することが可能であって、固定的な
期間として設定してもよいし、再生速度入力部32に指
示される再生速度の変化に追従させて動的に変化させる
ようにしてもよい。例えば、後者の場合、再生速度が小
さければ判定期間を短く、再生速度が大きければ判定期
間を長くするように変化させることが考えられる。これ
により、映像の一部区間だけの再生画面数が極端に多く
なったり少なくなったりすることがなくなり、映像全体
に渡って滑らかな高速再生を行うことができる。次に、
上位選択部33は、判定期間と再生速度入力部32から
入力する再生速度とに基づいて、各判定期間中に再生す
べき画面数を算出し、判定期間単位で差分量が大きいも
のから順に再生すべき画面数分だけ画面を選択する。例
えば、図10(a)に示す例において5倍速の再生を指
示された場合、上位選択部33は、再生すべき画面数を
“2(=10/5)”と算出し、「判定期間a1」にお
いて画面番号t3,t5の画面を、「判定期間a2」に
おいて画面番号t12,t17の画面を、それぞれ選択
する(図中、☆印で示す)。従って、差分量の小さい画
面についても、高速再生の画面として用いられることと
なる。時間順並替部35は、上位選択部33で選択され
た画面を時間順に並び替え、当該並び替えた画面を与え
る指示を、選択画面指示として画面読出部14へ出力す
る。
【0049】次に、図11を用いて、第3の実施形態に
係る映像信号再生装置が行う選択画面決定処理を説明す
る。図11は、本発明の第3の実施形態に係る映像信号
再生装置が行う処理手順を示すフローチャートである。
高速再生を行う場合、再生速度入力部32において、使
用者等から再生速度M(M>1)の高速再生指示を入力
する(ステップS1101)。次に、キー情報読出部3
1が、判定期間内に含まれる画面の画面データを記録媒
体10から読み出し、各画面に対応するキー情報(ここ
では差分量)を抽出する(ステップS1102)。次
に、上位選択部33が、抽出した差分量を判断して、差
分量が大きい値を有する画面を(1/M)の割合の数だ
け選択する(ステップS1103)。例えば、再生速度
の指示が5倍である場合には、2(=1/5×10)つ
の画面を選択する。次に、時間順並替部35が、選択さ
れた画面を時間順に並び替えた後、選択画面として画面
読出部14へ指示する(ステップS1104)。そし
て、画面読出部14が、選択画面指示に基づいて、選択
された画面のデータだけを記録媒体10から順次読み出
して、図示しない表示部に対して、可変速再生画像とし
て出力する(ステップS1105)。なお、画面読出部
14における画面データの出力は、画面表示周期毎に行
われるが、高速再生中に再生速度Mの変更があれば、上
記ステップS1102に戻って新たに再生すべき画面を
選択する処理を行い、再生速度Mがゼロ(すなわち再生
停止)であれば、この処理を終了する(ステップS11
06)。一方、再生速度Mの変更がなければ、選択画面
指示の画面を全て出力したか否かを判断し、出力してい
なければ上記ステップS1105へ戻って残る次の画面
を表示し、出力していれば上記ステップS1102へ戻
り、次の判定期間において再生すべき画面を新たに選択
する処理を行う(ステップS1107)。
【0050】ここで、再生速度Mが変更された場合にお
いて(ステップS1106;Yes)、新たな判定期間
分のキー情報を読み出して画面を選択する処理を行う際
(ステップS1102,S1103)の判定期間の選び
方の一例を、図12を参照して説明する。なお、図12
では、判定期間を10画面分と設定している場合であっ
て、画面Aの時点で2.5倍速から5倍速への再生速度
Mの変更が指示された場合を一例に挙げて、説明してい
る。また、図12中、☆印の画面は2.5倍速処理で選
択された画面を、○印の画面は5倍速処理で選択された
画面を示している。まず、図12(a)に示すように、
再生速度Mの変更が指示された場合、すでに差分量を読
み込んでいる「判定期間1」の残り区間は無視して、再
生速度Mの変更が指示された時点の画面A以降から新た
に「判定期間2」を区切り、この「判定期間2」から5
倍速での選択処理を行う方法である。次に、図12
(b)に示すように、再生速度Mの変更が指示された場
合、すでに差分量を読み込んでいる「判定期間1」の残
り区間は、そのまま2.5倍速での選択処理を継続し、
次の「判定期間2」から5倍速での選択処理を行う方法
である。さらに、図12(c)に示すように、再生速度
Mの変更が指示された場合、すでに差分量を読み込んで
いる「判定期間1」の残り区間(区間1a)に関して、
5倍速での選択処理を実施し、次の「判定期間2」から
5倍速での選択処理を行う方法である。この例では「区
間1a」が残り5画面であるため、5倍速の処理ではそ
の中の1画面を選べばよいことになる。
【0051】以上のように、本発明の第3の実施形態に
係る映像信号再生装置によれば、各画面に対応するキー
情報を予め抽出し、予め定めた判定期間を区切って画面
間の差分量が大きい、すなわち動きの大きい画面のみを
不等間隔で選択(スキップ)して、高速再生を行う。こ
れにより、検索対象となり得る画面をほとんどコマ落ち
させることなく、常に指示された再生速度と一致した速
度で映像の高速再生を行うことができ、使用者等にとっ
て映像検索の利便性を向上させることができる。また、
ある特定区間の画面がまったく表示されないということ
が避けられる。
【0052】なお、この第3の実施形態に係る映像信号
再生装置に、上記第1の実施形態で述べた再生速度算出
部15および再生速度表示部16の構成を追加し、時間
順並替部35が出力する選択画面指示に従って実際の再
生速度を算出して、表示部やフロントパネルディスプレ
イ(図示せず)に表示するようにしてもよい。
【0053】(第4の実施形態)上記第1〜第3の実施
形態においては、キー情報として映像に関する変化情報
(差分量)を用いて、高速再生を行うことを説明した。
しかし、キー情報となる情報としては、映像に関するも
のだけでなく映像に付随する音響(音声や効果音等)に
関する変化情報をも用いることができる。すなわち、扉
を乱暴に閉めるシーン、爆発や発砲のシーン、静かな情
景から騒々しい場面への変化した画面等に付随する音響
データは、図13の映像信号F5の表示期間に対応する
音響パワーのようにパワーが大きい。従って、この音響
パワーが大きなレベルを検出して、その音を発生させる
画面を選択して表示することができる。そこで、第4の
実施形態は、キー情報として音響データの変化を用いて
高速再生を行うようにした映像信号再生装置を提供す
る。
【0054】図14は、本発明の第4の実施形態に係る
映像信号再生装置の構成を示すブロック図である。図1
4において、第4の実施形態に係る映像信号再生装置
は、記録媒体10と、キー情報抽出部41と、選択基準
生成部12と、画面選択部43と、画面読出部14と、
再生速度算出部15と、再生速度表示部16とを備え
る。図14に示すように、第4の実施形態に係る映像信
号再生装置は、上記第1の実施形態に係る映像信号再生
装置のキー情報抽出部11および画面選択部13を、キ
ー情報抽出部41および画面選択部43に代えた構成で
ある。なお、第4の実施形態に係る映像信号再生装置の
その他の構成は、上記第1の実施形態に係る映像信号再
生装置の構成と同様であるので、当該他の構成について
は同一の参照番号を付してその説明を省略する。
【0055】キー情報抽出部41は、記録媒体10に記
録されている複数の画面に付随する音響データをそれぞ
れ読み出し、各画面に対応するキー情報を予め抽出す
る。ここで、キー情報抽出部41は、キー情報として、
好ましくは音響パワー,周波数,音源位置などに関し
て、その最大値や平均値、またはこれら値の変化量など
(以下、音響情報値と称する)を抽出する。画面選択部
43は、キー情報抽出部41から各画面に対応する音響
情報値を、選択基準生成部12から選択基準値をそれぞ
れ入力する。そして、画面選択部43は、各音響情報値
を選択基準値とそれぞれ比較して、選択基準値を越える
音響情報量を有している画面だけを選択し、当該選択し
た画面を与える指示(選択画面指示)を画面読出部14
へ出力する。
【0056】このような、音響情報値を用いて画面の高
速再生を行うことにより、次のような高速検索法を使用
者等に提供することができる。すなわち、アナログVT
Rのような、高速再生音(スクイーズ音)を頼りにし
て、目的の画面近傍にたどり着く検索動作を、提供する
ことができる。つまり、大音響の場面,悲鳴の現場映
像,物体の移動など、音響信号によって特徴が抽出でき
る情報に基づいて検索をすることができ、スクイーズ音
による検索操作に慣れ親しんだ人が従来環境と同様に画
面検索を行うことができるのである。
【0057】以上のように、本発明の第4の実施形態に
係る映像信号再生装置によれば、各画面に対応するキー
情報として音響情報値を用いて、選択基準値に基づいて
画面の音響情報値が大きい、すなわち音響変化が大きい
画面のみを不等間隔で選択(スキップ)して、高速再生
を行う。これにより、検索対象となり得る画面をほとん
どコマ落ちさせることなく、映像の高速再生を行うこと
ができ、使用者等にとって映像検索の利便性を向上させ
ることができる。さらに、使用者等にスクイーズ音によ
る画面の検索操作を提供することが可能となる。
【0058】なお、この第4の実施形態では、キー情報
抽出部41および画面選択部43の構成を、上記第1の
実施形態に係る映像信号再生装置に用いた場合を説明し
たが、これらの構成を上記第2の実施形態に係る映像信
号再生装置に用いることも勿論可能である。
【0059】(第5の実施形態)ところで、上記第1〜
第4の実施形態では、映像信号を記録する既存の装置に
よって記録された映像/音響データを用いて、本発明の
有用な効果を奏するようにするため、映像信号再生装置
において映像/音響データからキー情報を抽出する構成
(キー情報抽出部11,41およびキー情報読出部3
1)を用いた。しかし、このため、高速再生時における
処理が複雑となり、映像信号再生装置に高い処理能力が
必要とされる。そこで、第5の実施形態では、キー情報
を抽出する構成を記録装置側に設け、映像/音響データ
と共にキー情報を予め記録媒体へ記録するようにした映
像信号記録装置を提供する。
【0060】図15は、本発明の第5の実施形態に係る
映像信号記録装置の構成を示すブロック図である。図1
5において、第5の実施形態に係る映像信号記録装置
は、フレームメモリ51と、キー情報抽出部52と、画
面書込部53と、キー情報書込部54と、記録媒体50
とを備える。また、図16は、第5の実施形態に係る映
像信号記録装置に対応して用いられる映像信号再生装置
の構成の一例を示すブロック図である。
【0061】映像信号記録装置において、フレームメモ
リ51は、入力される映像信号を画面毎に蓄える。キー
情報抽出部52は、入力される映像信号の現在の画面
と、フレームメモリ51に蓄えた1フレーム前の画面と
を入力し、この2画面に基づいて現在の画面に対応する
キー情報を抽出する。ここで、キー情報抽出部52は、
キー情報として、上述したように2画面の間の差分量や
(図1および図4を参照)対応する画面の音響情報値
(図13を参照)を抽出してもよいし、また差分量およ
び音響情報値の双方を抽出してもよい。画面書込部53
は、入力される映像信号を1画面毎に区別できるように
して、必要ならば符号化処理(圧縮処理)を施した後
に、記録媒体50に記録する。キー情報書込部54は、
キー情報抽出部52が抽出したキー情報を、例えば図1
で示した時間経過と差分量との関係のように、画面番号
とキー情報とを組み合わせて記録媒体50へ記録する。
すなわち、記録媒体50の中には、画面番号に基づいて
その画面データやキー情報を読み出せるように、関連付
けて記録されている。
【0062】上記構成による映像信号記録装置を用い
て、キー情報を予め記録媒体50に記録することで、上
記第1〜第4の実施形態に係る映像信号再生装置におけ
るキー情報抽出部11,41およびキー情報読出部31
の構成を省くことができる(図16に、第1の実施形態
に対応させた映像信号再生装置の構成を例示する)。従
って、各々の映像信号再生装置における画面選択部1
3,43および上位選択部33は、記録媒体50から記
録されているキー情報をそのまま読み出して、上述した
処理を行えばよい。
【0063】以上のように、本発明の第5の実施形態に
係る映像信号記録装置によれば、各画面に対応するキー
情報を抽出して、対応する画面と関連付けて予め記録媒
体に記録する。これにより、映像信号再生装置におい
て、キー情報を抽出する構成が不要となるため、高速再
生時における処理を簡単にでき、低い処理能力でも画面
の高速再生を問題なく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像信号を構成する各画面(画像)間におけ
る、画面情報の差分量の一例を示す図である。
【図2】映像信号における差分量Dの累積度数分布の一
例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る映像信号再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3のキー情報抽出部11がキー情報として抽
出する差分量の一例を説明する図である。
【図5】図3の画面選択部13が行う画面選択処理の概
念を説明する図である。
【図6】異なる抽出方法に基づく差分量の違いを説明す
る図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る映像信号再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る映像信号再生装
置が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る映像信号再生装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の上位選択部33が行う画面選択処理の
一例を説明する図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る映像信号再生
装置が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図9の上位選択部33が行う画面選択処理の
他の一例を説明する図である。
【図13】映像信号を構成する各画面と音響パワーとの
関係の一例を説明する図である。
【図14】本発明の第4の実施形態に係る映像信号再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る映像信号記録
装置の構成を示すブロック図である。
【図16】第5の実施形態に係る映像信号記録装置に対
応して用いられる映像信号再生装置の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図17】従来の高速再生手法を用いた映像信号再生装
置の構成の一例を示すブロック図である。
【図18】図17の従来の映像信号再生装置が行う高速
再生処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】図18の従来の高速再生処理によって表示さ
れる画像(画面)順の一例を示す図である。
【符号の説明】
10,50…記録媒体 11,41,52…キー情報抽出部 12,22…選択基準生成部 13,43…画面選択部 14…画面読出部 15…再生速度算出部 16…再生速度表示部 31…キー情報読出部 32…再生速度入力部 33…上位選択部 35…時間順並替部 51…フレームメモリ 53…画面書込部 54…キー情報書込部 110…画像入力部 120…K画面スキップ部 130…画像表示部 140…スキップ画面数決定部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速再生時に用いる情報を映像信号に付
    加して記録する映像信号処理装置であって、 前記映像信号を構成する画面毎に、画面の変化を示す予
    め定めたキー情報を抽出するキー情報抽出手段と、 画面毎に、画面に対応する前記キー情報を関連付けて記
    録媒体に記録する書込手段とを備える、映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 映像信号を高速に再生する機能を有する
    映像信号処理装置であって、 前記映像信号を構成する画面毎に、画面の変化を示す予
    め定めたキー情報を抽出するキー情報抽出手段と、 前記キー情報に基づいて、指示された再生速度に合致す
    るように、高速再生で表示される画面を選択する画面選
    択手段と、 高速再生時には、前記映像信号から前記画面選択手段が
    選択した画面だけを表示手段に出力する画面読出手段と
    を備える、映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 高速再生に用いる情報を映像信号に予め
    付加して記録し、当該情報に基づいて当該映像信号を高
    速に再生する機能を有する映像信号処理装置であって、 前記映像信号を構成する画面毎に、画面の変化を示す予
    め定めたキー情報を抽出するキー情報抽出手段と、 画面毎に、画面に対応する前記キー情報を関連付けて記
    録媒体に記録する書込手段と、 前記記録媒体から各画面の前記キー情報をそれぞれ読み
    出し、当該キー情報に基づいて、指示された再生速度に
    合致するように、高速再生で表示される画面を選択する
    画面選択手段と、 高速再生時には、前記映像信号から前記画面選択手段が
    選択した画面だけを表示手段に出力する画面読出手段と
    を備える、映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 指示された再生速度に応じて、予め定め
    た選択基準値を生成する選択基準生成手段をさらに備
    え、 前記画面選択手段は、前記キー情報と前記選択基準値と
    をそれぞれ比較し、前記キー情報が前記選択基準値以上
    である画面を選択することを特徴とする、請求項2また
    は3に記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 指示された再生速度に応じて、予め定め
    た選択基準値を生成する選択基準生成手段をさらに備
    え、 前記画面選択手段は、前回選択した画面以降の前記キー
    情報の積分値と前記選択基準値とを比較し、前記キー情
    報が前記選択基準値以上である画面を選択することを特
    徴とする、請求項2または3に記載の映像信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画面選択手段が選択した画面の数に
    基づいて、実際の再生速度を算出する再生速度算出手段
    をさらに備え、 前記選択基準生成手段は、前記実際の再生速度が指示さ
    れた再生速度に収束するように、前記選択基準値を動的
    に変化させて生成することを特徴とする、請求項4また
    は5に記載の映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画面選択手段は、予め定めた期間毎
    に、指示された再生速度に必要な数の画面を、当該期間
    内に含まれる画面の中から前記キー情報が大きい順に選
    択することを特徴とする、請求項2または3に記載の映
    像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画面選択手段は、指定された再生速
    度に応じて、再生速度が大きい時は長く、再生速度が小
    さい時は短くなるように、前記期間を動的に変化させる
    ことを特徴とする、請求項7に記載の映像信号処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記キー情報抽出手段は、画面毎に複数
    の異なる前記キー情報を抽出することを特徴とする、請
    求項1に記載の映像信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記キー情報抽出手段は、画面毎に複
    数の異なる前記キー情報を抽出し、 前記画面選択手段は、前記複数の異なるキー情報を組み
    合わせるまたは切り替えることによって、選択する画面
    を決定することを特徴とする、請求項2〜8のいずれか
    に記載の映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 前記キー情報は、単一の画面から得ら
    れる情報であることを特徴とする、請求項1〜10のい
    ずれかに記載の映像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記キー情報は、前後する画面間から
    得られる情報であることを特徴とする、請求項1〜10
    のいずれかに記載の映像信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記キー情報は、各画面の表示期間に
    おいて前記映像信号に付随する信号から得られる情報で
    あることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記
    載の映像信号処理装置。
  14. 【請求項14】 前記キー情報が、画面の輝度に基づい
    て抽出される情報であることを特徴とする、請求項11
    または12に記載の映像信号処理装置。
  15. 【請求項15】 前記映像信号に付随する信号が、音響
    信号であることを特徴とする、請求項13に記載の映像
    信号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記キー情報が、前記音響信号の大き
    さに基づいて抽出される情報であることを特徴とする、
    請求項15に記載の映像信号処理装置。
  17. 【請求項17】 前記キー情報が、前記音響信号の周波
    数に基づいて抽出される情報であることを特徴とする、
    請求項15に記載の映像信号処理装置。
  18. 【請求項18】 前記キー情報が、前記音響信号の音源
    位置に基づいて抽出される情報であることを特徴とす
    る、請求項15に記載の映像信号処理装置。
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