JP4335175B2 - 情報再生装置、情報再生方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報再生装置、情報再生方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、複数の映像情報及び音情報等で構成されるマルチストリーム情報を再生する情報再生装置、情報再生方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来の技術では、映画やテレビのコンテンツ情報を構成する映像情報や音情報等のストリーム情報を短縮あるいは要約して再生する場合、映像情報のみ、もしくは音情報のみ、または1ストリームの映像情報と当該映像情報に対応する1ストリームの音情報の組み合わせのみに対して実現されていた。例えば、ビデオデッキや映像再生ツールでは、高速再生や早送り再生時には、映像は速度固定で再生される。その速度は標準速度の2倍〜20倍の大きさの速度である。その際、音はまったく再生されない場合が多く、また再生されたとしても、音の一部だけが途切れ途切れに再生されている場合が多い。
また、近年のビデオデッキの時短機能では、映像は一定速度で高速再生し、音は無音区間を除いた部分を高速化して再生できない音ができるだけ少なくなるようにしている。また、さらに、上記の技術以外にも、映像を短縮して再生を行う技術がいくつか開示されている(例えば、特許文献1及び非特許文献1参照)。
特開2003−169298号公報 Michael A. Smith and Takeo Kanade,"Video Skimming and Characterization through the Combination of Image and Language Understanding Techniques, Proceedings of Computer Vision and Pattern Recognition", pp.775-781, June 1997.
しかしながら、従来の技術では、一般的なコンテンツ情報が、1ストリームの映像情報とそれに対応した1ストリームの音情報で構成されるため、短縮再生も1ストリームの映像情報と1ストリームの音情報に対応する機能しか有しておらず、マルチストリーム、すなわち複数のストリーム情報について短縮して同時再生することができないという問題があった。
確かに、近年一般に普及しているDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体では、マルチアングルや、2カ国語等の複数のストリーム情報を記憶している媒体もあるが、マルチアングルの映像を同時に表示したり、あるいは複数の音情報を同時に再生することは基本的に考えられておらず、1時点では1ストリームの映像情報と1ストリームの音情報しか再生する機能しか有していない。また、Dolby-Digital(登録商標)やDTS(Digital Theater System)(登録商標)等の複数チャネルの音を再生することができるシステムも存在するが、それらは、データとして、予め1ストリームの音情報として構成したものを用いており、個々に存在する異なるストリーム情報を再生しているわけではない。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、同期して再生される複数のストリーム情報に対しても短縮再生を可能とする情報再生装置、情報再生方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生する情報再生装置であって、1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部と、前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録する情報分解部と、前記複数の情報格納部のそれぞれに対応して設けられ、前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出する複数の部分情報抽出部と、前記複数の部分情報抽出部が抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行う情報再生部と、を備えたことを特徴とする情報再生装置である。
本発明は、上記に記載の発明において、前記情報再生部は、前記複数の映像情報と音情報のそれぞれが同期されて出力されるように予め個々の映像情報及び音情報に付与される時刻参照情報に基づいて、前記情報格納部から前記映像情報あるいは前記音情報を読み出して再生を行い、前記複数の部分情報抽出手段は、対応する前記情報格納部から所定の条件に該当する部分の前記音情報の一部分を示す情報である前記時刻参照情報、または前記映像情報の一部分を示す情報である前記時刻参照情報を抽出して前記情報再生部に出力することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記所定の条件は、前記音情報に係る音量値が所定値以上となる部分であることを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記所定の条件は、前記映像情報に係る輝度値が所定値以上となる部分であることを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記情報再生部が再生する情報を視聴するユーザに関する情報であるユーザ情報を検出するユーザ情報検出部を備え、前記情報再生部は、前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報に基づいて、前記部分情報を再生することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記ユーザ情報検出部は、前記情報再生部が前記複数の映像情報を個々に再生するために有する複数の表示画面と前記ユーザとの距離に関する情報を前記ユーザ情報として検出することを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記情報再生部は、前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報が示す距離に基づいて、前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報に対応する部分情報抽出部の所定の条件を変更する指示を送信して当該部分情報抽出部に抽出を行わせ、前記複数の部分情報抽出部が抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する映像音情報を読み出して再生を行うことを特徴とする。
本発明は、上記に記載の発明において、前記ユーザ情報検出部は、前記複数の表示画面に対するユーザの視線に関する情報をユーザ情報として検出することを特徴とする。
本発明は、入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生し、1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部を具備した情報再生装置における情報再生方法であって、前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録するステップと、
前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出するステップと、抽出した複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行うステップと、を有することを特徴とする情報再生方法である。
本発明は、入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生し、1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部を具備した情報再生装置のコンピュータに、前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録するステップと、前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出するステップと、抽出した複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行うステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
この発明によれば、情報再生装置は、入力される複数の映像情報及び音情報を、個々の映像情報と音情報に分解し、分解した映像情報及び当該映像情報に対応付けられる音情報を1組の映像音情報として複数の情報格納部のそれぞれに記録する。また、1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または1組の映像音情報に含まれる音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を複数の情報格納部に記憶される1組の映像音情報のそれぞれから抽出する。そして、複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、選択した部分に対応する情報格納部から1組の映像音情報を読み出して再生を行う構成とした。これにより、複数の映像情報及び音情報からなるマルチストリーム情報について、短縮して同時再生することが可能となる。
また、本発明によれば、情報再生装置は、再生する情報を視聴するユーザに関する情報であるユーザ情報を検出するユーザ情報検出部を更に備え、検出するユーザ情報に基づいて、部分情報を再生する構成とした。これにより、ユーザに関する情報に基づいて、短縮して再生する箇所を特定することが可能となる。
また、本発明によれば、情報再生装置は、映像情報を個々に再生するために有する複数の表示画面とユーザとの距離に関する情報をユーザ情報として検出する構成とした。これにより、ユーザが表示画面から離れた場合には短縮して再生し、近づいた場合には、短縮せずに再生するといった再生処理が可能となる。
また、本発明によれば、情報再生装置は、検出するユーザ情報が示す距離に基づいて、検出するユーザ情報に対応する所定の条件を変更し、抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、情報格納部のそれぞれから選択した部分に対応する映像音情報を読み出して再生を行う構成とした。これにより、ユーザが表示画面から離れた場合には短縮して再生できるように所定の条件を変更して抽出を行い、近づいた場合には短縮しないように所定の条件を変更して抽出を行わせることで、ユーザ情報が検出されない間は短縮再生を行い、ユーザ情報が検出された際に通常の速度で再生を行うといった再生処理が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1及び図2を参照して本発明の第1実施形態に係る情報再生装置について説明する。図1は、本実施形態に係る情報再生装置1の機能構成を示した概略ブロック図である。
情報再生装置1において、情報分解部10は、マルチストリーム情報の入力を受けて、マルチストリーム情報に含まれる複数の映像情報のストリーム情報及び当該映像情報に対応付けられる音情報のストリーム情報を、1つの映像情報のストリーム情報と当該映像情報のストリーム情報に対応する音情報のストリーム情報に分解し、分解した1組の映像情報と音情報のストリーム情報をシングルストリーム情報とし、シングルストリーム情報ごとに備えられる情報格納部20−1,20−2,…(以下、情報格納部全てを示す場合、情報格納部20と記載)にシングルストリーム情報を記録する。
部分情報抽出部30−1,30−2,…(以下、部分情報抽出部全てを示す場合、部分情報抽出部30と記載)は、それぞれに対応付けられる情報格納部20−1,20−2,…からストリーム情報短縮手段によって所定の条件に該当する音情報の部分を抽出し、抽出した部分に関するタイムコードを情報再生部40に出力する。ここで、タイムコードとは、映像情報と音情報を同期させて再生するために、それぞれの情報に予め対応付けて付与される各々の情報の最初からの経過時間や再生順番などを示す時刻参照情報である。
また、上記の所定の条件とは、例えば、音情報を対象とする場合、音のストリーム情報の中で、一定の区間ごとのパワーの値、例えば音量値等の中で、当該音量値が予め定められる閾値以上となる部分を抽出するというような条件である。この場合、音量計測装置等を用いることで、閾値以上の音量値となる部分を抽出するストリーム情報短縮手段を実現することができる。また、その他の所定の条件として、人間の音声の部分を抽出するというような条件にしてもよく、この場合には、人間の音声帯域に通過帯域を有するフィルタ等を用いることで人間の音声の部分を抽出するストリーム情報短縮手段を実現することができる。
また、音情報以外にも、映像情報を対象としてもよい。映像情報の場合における所定の条件としては、例えばシーンの移り変わりの部分を抽出するというようなことを条件としてもよく、輝度値やパターンの変化量を計測する計測装置等を用いることで、シーンの移り変わりの部分を抽出するストリーム情報短縮手段を実現することができる。
情報再生部40は、情報格納部20に記録される短縮が行われていない映像と音の組からなるシングルストリーム情報を読み出し、マルチストリーム情報に合成した後に表示画面やスピーカなどの出力装置を通じて再生を行う。短縮されない場合には、合成されるマルチストリーム情報は、入力されるマルチストリーム情報と同じ情報となる。また、情報再生部40は、部分情報抽出部30によって部分情報を示すタイムコードが抽出された場合には、抽出されたタイムコードに対応する部分の映像情報と音情報を再生する。また、情報再生部40は、複数の部分情報抽出部30からタイムコードが抽出された場合、複数のタイムコードの重なる部分のみを再生する、あるいは抽出されたタイムコードについては全て再生するなどの予め設定される再生条件に従って再生を行う。
図2は、第1実施形態に係る情報再生装置1の情報再生処理を示したフローチャートである。まず最初に、複数の映像情報と音情報とを含むマルチストリーム情報が情報分解部10に入力される(ステップSa1)。情報分解部10は、1つの映像のストリーム情報と当該映像情報に対応する1つの音のストリーム情報からなるシングルストリーム情報にマルチストリーム情報を分解し、分解したシングルストリーム情報をそれぞれに対応する情報格納部20に記録する(ステップSa2)。次に、部分情報抽出部30は、それぞれの情報格納部20から上記したストリーム情報短縮手段及び予め定められる所定の条件に基づいて、短縮再生を行う音情報あるいは映像情報のタイムコードを抽出し、抽出したタイムコードを情報再生部40に出力する(ステップSa3)。
情報再生部40は、予め定められる再生条件と部分情報抽出部30−1,30−2,…から出力されるタイムコードに基づいて再生する箇所を選択する。ここで、再生条件としては、タイムコードが重複する部分のみを再生する、あるいは出力されるタイムコードの全ての部分を再生する等の条件が設定されることになる(ステップSa4)。そして、選択したタイムコードに基づいて、それぞれの情報格納部20からタイムコードに該当するシングルストリーム情報の部分を読み出して、マルチストリーム情報として合成し、表示画面や音声出力装置等の出力装置を介して再生を行う(ステップSa5)。
なお、予め定められる再生条件として、あるシングルストリーム情報に関しては音情報のみ、あるいは映像情報のみ再生するといったような条件を再生条件としてもよい。
上記の第1実施形態により、マルチストリーム情報に対しても短縮再生を行うことが可能となる。これにより、例えば、電子メール等では、相手の書いた文章を引用し、それに対して自分の意見を追加するかのように、会議の様子を録画する際に、録画の途中で、その映像の途中に自分の映像をマルチストリーム情報の1つとして付加するようなことも可能となる。
また、1時間の会議を普通に再生した場合には、視聴するために1時間必要となるが、上記の構成により、例えば、所定の条件として人間の音声がある部分を抽出するというような条件を設定することで、人の音声のある映像の部分を中心に再生することが可能となり、時間の節約を図ることが可能となる。さらに、これをマルチストリーム情報に対して行うことで、複数のストリーム情報について同様のことを行うことが可能となる。
(第2実施形態)
次に、図3から図5を参照して本発明の第2実施形態に係る情報再生装置について説明する。図3は、第2実施形態に係る情報再生装置1aの機能構成を示した概略ブロック図である。図3に示す情報再生装置1aは、図1に示した第1実施形態に係る情報再生装置1と以下の点で異なる。すなわち、第1実施形態に係る情報再生部40に相当する機能部として、情報合成部41と、情報合成部41に接続される、表示装置42−1,42−2,…(以下、表示装置全てを示す場合、表示装置42と記載)とを備えている。また、表示装置42とユーザ100との距離を計測するため、表示装置42のそれぞれの近傍に備え付けられる人感センサ50−1,50−2,…(以下、人感センサ全てを示す場合、人感センサ50と記載)を備えている。また、第2実施形態に係る部分情報抽出部30a−1,30a−2(以下、部分情報抽出部全てを示す場合、部分情報抽出部30aと記載)は、情報合成部41と接続されている。それ以外の情報分解部10及び情報格納部20の構成については図1と同じであるため、同じ符号を付し、以下異なる構成について説明する。
表示装置42は、音情報を出力するスピーカと映像情報を出力するディスプレイ、すなわち表示画面を備えており、情報合成部41から出力されるシングルストリーム情報のうち映像情報をディスプレイに出力し、音声情報をスピーカに出力する。
人感センサ50は、対応する表示装置42のディスプレイの前面から一定の距離の範囲にユーザが存在するか否かを検出するセンサであり、検出した際には識別情報を含むユーザ情報を情報合成部41に送信する。また、人感センサ50は、表示装置42及び部分情報抽出部30aに対応付けられており、あらかじめこの組み合わせを一意に認識可能な識別情報が人感センサ50に付与され、その対応関係を示す情報を情報合成部40が予め内部の記憶領域に記憶している。
情報合成部41は、人感センサ50からユーザ情報を受信していない間は、部分情報抽出部30から出力されるタイムコードを合成し、合成したタイムコードに従ってシングルストリーム情報を個々の情報格納部20から読み出し、シングルストリーム情報に対応するそれぞれの表示装置42を介して読み出したシングルストリーム情報を再生する。また、情報合成部41は、人感センサ50のいずれかからユーザ情報を受信した際、ユーザ情報に含まれる識別情報に対応する部分情報抽出部30a(ここでは、部分情報抽出部30−1とする)に対して上記の所定の条件を変更する指示情報を出力する。ここで、第2実施形態においては、所定の条件として、通常の速度で再生するなどの条件が適用され、再生条件としては、個々の部分情報抽出部20から抽出されるタイムコードに従って読み出されるシングルストリーム情報をそのまま表示装置42を介して再生するという条件が設定される。
図4は、第2実施形態に係る情報再生装置1aの情報再生処理を示したフローチャートである。まず最初に、複数の映像情報と音情報とを含むマルチストリーム情報が情報分解部10に入力される(ステップSb1)。情報分解部10は、1つの映像のストリーム情報と当該映像情報に対応する1つの音のストリーム情報からなるシングルストリーム情報にマルチストリーム情報を分解し、分解したシングルストリーム情報をそれぞれに対応する情報格納部20に記録する(ステップSb2)。情報合成部41は、人感センサ50のいずれかからユーザ情報を受信しているか否かを判定する(ステップSb3)。情報合成部41は、ユーザ情報を受信している場合には、当該ユーザ情報に含まれる識別情報を読み出し、読み出した識別情報に対応する部分抽出部30aに指示情報を出力し、当該指示情報を受けた部分情報抽出部30aは、上記した所定の条件に変更して、通常の速度で再生されるようにタイムコードを抽出して情報合成部41に出力する(ステップSb5)。次に、情報合成部41は、上記の再生条件に従い、複数の部分情報抽出部30aから出力されるタイムコードのそれぞれに従ってシングルストリーム情報を情報格納部20から読み出し、読み出したシングルストリーム情報を対応する表示装置42に出力する(ステップSb6)。
上記の第2実施形態により、ユーザ100が近づいた表示装置42については、通常の速度で再生が行われ、それ以外の表示装置42については短縮されたシングルストリーム情報が再生されることになる。
なお、人感センサ50がユーザ情報を受信していない場合は、全ての表示装置42のスピーカの音量を小さくしておき、情報合成部41が、人感センサ50からユーザ情報を受信した際、当該人感センサ50に対応する表示装置42については、音量を大きくするような制御をすることにより、映像が通常の速度で再生されるとともに音量を大きくしてユーザ100に視聴させやすくすることが可能である。
また、上記構成では、ユーザ100が表示装置42に近づいたか否かを検出するために人感センサ50を用いたが、人感センサ50の代わりに、ユーザ100の視線やユーザ100と表示装置42のディスプレイとの距離を計測するセンサを用いてもよい。ユーザ100の視線を計測する場合には、ユーザ100の視線が向かっている方向にある表示装置42について上記のような情報再生処理を行い、また、詳細な距離を計測する場合には、それぞれの表示装置42からの距離に応じて、再生速度や音量を変更するような処理も可能となる。
図5は、図4に係る情報再生処理による表示を概念的に示した図であり、例えば、第1映像情報と第1音情報が情報抽出部30a−1と表示装置42−1と人感センサ50−1に対応しており、第2映像情報と第2音情報が情報抽出部30a−2と表示装置42−2と人感センサ50−2に対応している状態にて、人感センサ50−1あるいは50−2がユーザ情報を検出している間、それぞれに対応する映像情報と音情報が出力され、それ以外の間は短縮されて出力されることになる。
上述の情報再生装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した情報再生処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
第1実施形態による情報再生装置の機能構成を示した概略ブロック図である。 第1実施形態における情報再生装置による情報再生処理を示したフローチャートである。 第2実施形態による情報再生装置の機能構成を示した概略ブロック図である。 第2実施形態における情報再生装置による情報再生処理を示したフローチャートである。 第2実施形態における短縮を行った情報再生処理を概念的に示した図である。
符号の説明
1 情報再生装置
10 情報分解部
20−1,20−2 情報格納部
30−1,30−2 部分情報抽出部
40 情報再生部

Claims (4)

  1. 入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生する情報再生装置であって、
    1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部と、
    前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録する情報分解部と、
    前記複数の情報格納部のそれぞれに対応して設けられ、前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出する複数の部分情報抽出部と、
    前記複数の部分情報抽出部が抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行う情報再生部と、
    前記情報再生部が再生する情報を視聴するユーザに関する情報であるユーザ情報を検出するユーザ情報検出部を備え、
    前記情報再生部は、
    前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報に基づいて、前記部分情報を再生し、
    前記ユーザ情報検出部は、
    前記情報再生部が前記複数の映像情報を個々に再生するために有する複数の表示画面と前記ユーザとの距離に関する情報を前記ユーザ情報として検出することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記情報再生部は、
    前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報が示す距離に基づいて、前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報に対応する部分情報抽出部の所定の条件を変更する指示を送信して当該部分情報抽出部に抽出を行わせ、前記複数の部分情報抽出部が抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する映像音情報を読み出して再生を行うことを特徴とする請求項に記載の情報再生装置。
  3. 入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生するために、1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部と、前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録する情報分解部と、前記複数の情報格納部のそれぞれに対応して設けられ、前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出する複数の部分情報抽出部と、前記複数の部分情報抽出部が抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行う情報再生部と、前記情報再生部が再生する情報を視聴するユーザに関する情報であるユーザ情報を検出するユーザ情報検出部を備えた情報再生装置における情報再生方法であって、
    前記情報再生部は、前記ユーザ情報検出部が検出する前記ユーザ情報に基づいて、前記部分情報を再生し、
    前記ユーザ情報検出部は、前記情報再生部が前記複数の映像情報を個々に再生するために有する複数の表示画面と前記ユーザとの距離に関する情報を前記ユーザ情報として検出することを特徴とする情報再生方法。
  4. 入力される複数の映像情報及び前記映像情報に対応付けられる音情報を再生するために、1つの前記映像情報と音情報を記憶する複数の情報格納部を具備した情報再生装置のコンピュータで動作するコンピュータプログラムであって、
    前記複数の映像情報及び音情報を、個々の前記映像情報と前記音情報に分解し、分解した前記映像情報及び当該映像情報に対応付けられる前記音情報を1組の映像音情報として前記複数の情報格納部のそれぞれに記録する情報分解ステップと、
    前記1組の映像音情報に含まれる前記映像情報の一部分を示す情報、または前記1組の映像音情報に含まれる前記音情報の一部分を示す情報を有する部分情報を前記複数の情報格納部に記憶される前記1組の映像音情報のそれぞれから抽出する部分情報抽出ステップと、
    前記部分情報抽出ステップが抽出する複数の部分情報に基づいて、再生を行う部分を選択し、前記情報格納部から選択した部分に対応する前記1組の映像音情報を読み出して再生を行う情報再生ステップと、
    前記情報再生ステップが再生する情報を視聴するユーザに関する情報であるユーザ情報を検出するユーザ情報検出ステップとを前記コンピュータに行わせ、
    前記情報再生ステップは、前記ユーザ情報検出ステップが検出する前記ユーザ情報に基づいて、前記部分情報を再生し、
    前記ユーザ情報検出ステップは、前記情報再生ステップが前記複数の映像情報を個々に再生するために有する複数の表示画面と前記ユーザとの距離に関する情報を前記ユーザ情報として検出することを特徴とするコンピュータプログラム。
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