JP2010263374A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タイムライン上に表示するコマ間隔を荒くしても、好みのシーンはタイムラインにコマ表示できるようにすることを目的とする。
【解決手段】記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示装置に表示するとともに、前記フレーム画像に重み付けを行い、前記重み付けに応じてユーザの好みの動画像のシーンのプレイリストを作成し、タイムラインにコマ表示するようにして、タイムライン上での所望のシーンが表示漏れとなってしまうのを防止できるようにする。
【選択図】図7
【解決手段】記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示装置に表示するとともに、前記フレーム画像に重み付けを行い、前記重み付けに応じてユーザの好みの動画像のシーンのプレイリストを作成し、タイムラインにコマ表示するようにして、タイムライン上での所望のシーンが表示漏れとなってしまうのを防止できるようにする。
【選択図】図7
Description
本発明は記録再生装置及び記録再生方法に関し、特に、ビデオカメラなどの画像記録再生装置において長時間記録したショットであっても、効率よく好みのシーンの検索を可能にする技術に関する。
HDDやメモリカード等のランダムアクセス可能な記録媒体を持つビデオカメラにおいて、撮影した映像の検索性をあげるため、図3の300に示すようなタイムライン検索機能を備えている。この機能は、撮影したショット内の映像において、時間設定ボックス301で設定した時間間隔(例えば2分)でフレーム画像を抽出し、302に示すように各フレーム画像を表示する。ユーザが所望のフレーム画像を選択すると、そのフレーム画像から再生が開始する。
近年、記録媒体の大容量化により、ユーザは残り記録時間を気にせずに長時間記録可能である。例えば、ハードディスク40GBで7時間記録可能なビデオカメラもある。このような環境において、例えば、ライブハウスで全てのバンドの演奏を記録しておく。そして、鑑賞する時は好きなバンドの演奏だけを繰り返し見るといった、長時間記録しておくが、必要なシーンは一部であり、そのシーンのみを繰り返し視聴するといった使い方が想定される。
そのような使い方をしたショット(例えば、2時間記録したショットで、所望のシーンはショットの真中あたりにある)を前述したタイムライン検索機能で所望のシーンを検索する場合、コマ間隔を短くすると所望のシーンまでになかなかたどり着けない。このため、ユーザにとって使い勝手が良くない。
逆に、コマ間隔を荒く(例えば20分)設定してショット全体をタイムライン上に表示しようとすると、図2に示すように、所望のシーン201がコマ表示に反映されず、タイムライン検索を有効に使えない問題がある。こうした問題に対して、特許文献1では、ユーザの操作内容を操作履歴として記録して、履歴内容から、ユーザの好みのシーンのプレイリストを作成する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術はユーザの好みのシーンのプレイリストを作成するのみで、タイムライン上での所望のシーンの表示漏れを防ぐ方法については解消されていない。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、タイムライン上に表示するコマ間隔を荒くしても、好みのシーンをタイムラインにコマ表示できるようにすることを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、タイムライン上に表示するコマ間隔を荒くしても、好みのシーンをタイムラインにコマ表示できるようにすることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示装置に表示するとともに、前記フレーム画像に重み付けを行い、前記重み付けに応じてユーザの好みの動画像のシーンのプレイリストを作成し、タイムラインにコマ表示するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、タイムライン検索機能において、表示コマ間隔を荒くした場合でも、好みのシーンは優先的にタイムライン検索機能上のコマに表示することができる。それにより、ユーザは長時間記録したショット内でも好みのシーンを効率よく検索することができ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態を示し、映像消去装置の一実施形態を組み込んだ記録再生装置であるビデオカメラの概略構成ブロック図を示す。本実施形態のビデオカメラ10の動画像記録動作を説明する。
本実施形態のビデオカメラ10は、被写体を取り込むレンズ12、レンズ12で取り込んだ光学像を電気画像信号に変換する撮像素子14と、撮像素子14から出力される画像信号を所定の映像信号変換するカメラ信号処理部16を具備する。
本実施形態のビデオカメラ10は、被写体を取り込むレンズ12、レンズ12で取り込んだ光学像を電気画像信号に変換する撮像素子14と、撮像素子14から出力される画像信号を所定の映像信号変換するカメラ信号処理部16を具備する。
ユーザが操作部34により映像記録の開始をCPU32に指示すると、CPU32の制御プログラムは、カメラ信号処理部16の出力映像データをエンコーダ18に取り込ませる。エンコーダ18は、カメラ信号処理部16からの映像データを例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮符号化する。そして、圧縮映像データを、記録フォーマットに従うフォーマットでバッファメモリ20に格納する。
CPU32は、ディスクアクセス制御部22を制御して、バッファメモリ20の圧縮映像データを逐次、読み出させ、ハードディスク(HDD)24に書き込ませる。このようにして、ビデオカメラ10は、被写体を示す動画像を圧縮符号化して、記録媒体であるHDD24に記録する。
HDD24に記録された動画像の圧縮映像データのストリームは、再生時、ディスクアクセス制御部22により読み出され、バッファメモリ20を介してデコーダ26に供給される。デコーダ26は、バッファメモリ20からの圧縮映像データを復号化し、映像データを復元する。LCDコントローラ28は、デコーダ26からの再生映像データに従い液晶表示パネル(LCD)30を駆動する。これにより、再生映像がLCD30の画面上に表示される。
CPU32は、ビデオカメラ10の全体を制御する。ROM38はCPU32の動作プログラム及び固定定数を記憶する。RAM36は、CPU32のプログラム領域及びワーク領域として使用される。CPU32は、CPUバス60を介して以上の各部を制御する。CPUバス60には操作部34が接続される。操作部34は、ユーザにより操作される各種の操作キーやつまみなどからなり、ユーザの指示を制御信号としてCPU32に入力するのに使用される。CPU32は、ユーザからの指示に応じて各種処理を実行する。
また、操作履歴記録部40は、ユーザが操作部34を介して操作した操作履歴をHDD24に記録する。履歴演算部42は、操作履歴記録部40から操作履歴を抽出し、抽出した操作履歴情報に対し、予め設定されている重み付けを行う。シーン検出部44は、履歴演算部42の結果に対して、予め設定されている閾値を超えたシーンの検出を行う。表示制御部46は、HDD24に記録された動画像内(ストリーム内)から所定の時間間隔ごとに画像を抽出する画像抽出、表示制御を行う。本実施形態においては、動画像の先頭画像を表示する。
外部出力部48は、HDMI、コンポーネント等により不図示の外部機器と通信して、映像信号を外部機器に出力するために使用される。リモコン受信部50は、操作用のリモコン信号を受信するために使用される。なお、本実施形態では、図1に示したように、記録媒体はHDDとして説明を行うが、これは実施形態の説明のためであり、記録媒体を限定するものではない。
<記録フォーマットの説明>
図4は、本実施形態でのビデオカメラ10で撮影した記録フォーマットについて説明するものである。
本実施形態のビデオカメラ10の記録フォーマットでは、1つの動画像の単位をクリップと呼ぶ。クリップは動画像データであるストリームとその動画像の付加情報である管理情報の2種類のデータで構成される。
図4は、本実施形態でのビデオカメラ10で撮影した記録フォーマットについて説明するものである。
本実施形態のビデオカメラ10の記録フォーマットでは、1つの動画像の単位をクリップと呼ぶ。クリップは動画像データであるストリームとその動画像の付加情報である管理情報の2種類のデータで構成される。
ストリームと管理情報は、ファイルシステム上でそれぞれ独立したファイルとして存在し、ストリームファイルと管理ファイルの2つのファイルで1つのクリップが構成される。ストリームファイルと管理ファイルは、ファイルシステム上のファイル名としてそれぞれ同じクリップ番号が付けられ、対応がわかるようになっている。
ファイルシステムは、一般的に光ディスクや磁気ディスクで用いられるUDF(Universal Disk Format)やFAT(File Allocation Table)などを用いる。一般的に、クリップは1回の撮影で1つのクリップ(1つのストリームファイルと1つの管理ファイル)が作成される。
ストリームファイルと管理ファイルは1対1の対応であり、図4に示すように、ストリームファイル0(402)と管理ファイル0(403)、ストリームファイル1(405)と管理情報1(406)がそれぞれ対応付けられている。クリップ0(401)はストリーム情報0(402)と管理情報0(403)で、クリップ1(404)はストリーム情報1(405)と管理情報1(406)で構成されている。
<管理ファイルの説明>
管理ファイルには動画像の再生時間と記録媒体上のアドレスを関連付ける情報、動画の再生時間と操作履歴を関連付ける情報(視聴操作履歴情報)が入っており、例えば、動画像のIピクチャ毎に再生時間と記録媒体上のアドレス、操作履歴をテーブルとして入れる。
管理ファイルには動画像の再生時間と記録媒体上のアドレスを関連付ける情報、動画の再生時間と操作履歴を関連付ける情報(視聴操作履歴情報)が入っており、例えば、動画像のIピクチャ毎に再生時間と記録媒体上のアドレス、操作履歴をテーブルとして入れる。
図5に、管理ファイル内の構造を示す。
管理ファイルには、動画像のIピクチャ毎に再生時間を示すPTS(501)、PTSに対応するIピクチャの記録媒体での記録位置を示すADDRESS(502)がある。また、再生、早送り、巻き戻し、スロー等の再生操作の履歴を示す操作履歴情報(503)が入っている。
管理ファイルには、動画像のIピクチャ毎に再生時間を示すPTS(501)、PTSに対応するIピクチャの記録媒体での記録位置を示すADDRESS(502)がある。また、再生、早送り、巻き戻し、スロー等の再生操作の履歴を示す操作履歴情報(503)が入っている。
操作履歴情報503には、Iピクチャ毎の再生(PLAY)、早送り(FF)、巻き戻し(RW)、スロー再生(SLOW)の回数、HDMI等により外部機器と接続した回数(外部出力)、リモコン使用の回数の情報(リモコン)が保持されている。操作履歴情報503の場合、PTS0の操作履歴は、PLAYが3回、FFが0回、RWが0回、SLOWが0回、外部出力が0回、リモコンの使用が0回であったことを示す。
これらの情報は、再生する毎に操作履歴記録部40によって更新され、HDD24に書き戻される。本実施形態では、各操作のカウント数は、シーンの削除やカウント数の変更指示が無い限りクリアされないものとする。
<操作履歴の重み付け方法の説明>
次に、操作履歴の重み付け方法について説明する。
図6は、操作に応じた重み付けのパラメタを記したテーブルである。PLAYはそのシーンを再生しているため、必要なシーンと判断し、+1(係数:PP)とする。FFは目的のシーンまで早送りしている、すなわち、不要なシーンであると判断し、重み付けは行わず0(係数:FP)とする。
次に、操作履歴の重み付け方法について説明する。
図6は、操作に応じた重み付けのパラメタを記したテーブルである。PLAYはそのシーンを再生しているため、必要なシーンと判断し、+1(係数:PP)とする。FFは目的のシーンまで早送りしている、すなわち、不要なシーンであると判断し、重み付けは行わず0(係数:FP)とする。
RWは、必要なシーンまで戻り、再度そのシーンを見る、即ち、必要なシーンと判断し、+1(係数:RP)とする。Slowは、そのシーンをじっくり見たい、即ち、重要なシーンであると判断し、+2(係数:SP)とする。外部出力からTV等のモニタに接続して再生中の場合は、大人数でみるために、液晶よりも大きなモニタで再生している、即ち、より多くの人たちと共有して見たい重要なシーンと判断し、+1(係数:EP)とする。
リモコンは、操作時はビデオから離れて別モニタで見ている状況、つまり、じっくりと閲覧する価値があるシーンと判断し、+2(係数:ROP)とする。各シーンの操作回数が、Play:a、FF:b、RW:c、SLOW:d、外部出力:e、リモコン;f、である場合、重み付けは以下のような(1)式が成立するものとする。
重み付け = a×PP+b×FP+c×RP+d×SP+e×EP+f×ROP (1)
なお、本実施形態では、前記の理由に基づいて重み付けのパラメタを決定しているが、パラメタを限定するものではなく、人間の嗜好のメカニズムを考慮した前記以外のパラメタの値で、重み付けに区別を付けるようにしてもよい。
重み付け = a×PP+b×FP+c×RP+d×SP+e×EP+f×ROP (1)
なお、本実施形態では、前記の理由に基づいて重み付けのパラメタを決定しているが、パラメタを限定するものではなく、人間の嗜好のメカニズムを考慮した前記以外のパラメタの値で、重み付けに区別を付けるようにしてもよい。
次に履歴演算部42の動作について説明する。
図7は、操作履歴記録部40によって更新されたストリーム0(402)の管理情報を示す。図7において、701はPTS0〜10間のシーン情報である。同様に、702はPTS11〜100、703はPTS101〜PTS500間のシーン情報である。
図7は、操作履歴記録部40によって更新されたストリーム0(402)の管理情報を示す。図7において、701はPTS0〜10間のシーン情報である。同様に、702はPTS11〜100、703はPTS101〜PTS500間のシーン情報である。
履歴演算部42は、前記に示した(1)式を用いて各シーンの重み付けを行う。701において、Playは1回、FFは0回、Slowは0回、外部出力は0回、リモコン操作は0回である。ここで701のシーンにおける重み付け結果は、
シーン701=1(Play)×1(PP)+0(FF)×0(FP)+0(RW)×2(RP)+0(Slow)×2(SP)+0(外部出力)×2(EP)+0(リモコン)×2(ROP)=1となる。
同様にして、
シーン702=2、シーン703=4となる。
シーン701=1(Play)×1(PP)+0(FF)×0(FP)+0(RW)×2(RP)+0(Slow)×2(SP)+0(外部出力)×2(EP)+0(リモコン)×2(ROP)=1となる。
同様にして、
シーン702=2、シーン703=4となる。
701、702、703に示される各シーンの重み付けの演算結果から、図8に示されるような結果が得られる。横軸はPTS、縦軸は重み付けの演算結果である。シーン検出部44は、ユーザ、もしくはシステムが指定した閾値と履歴演算部42で演算された重み付けの結果を比較し、閾値以上のシーンはユーザが好むシーンと判断する。なお、本実施形態での閾値は「4」とする。また、履歴演算部42の出力値が高い順に画像は表示される。
図9のプレイリスト900は、図4で説明したストリーム0(402)を前述した履歴演算部42によって重み付け演算を行い、シーン検出部44によって、ユーザが好むシーンと判断されたシーン結果の一覧である。901、902、903、904は検出されたシーンの閾値、PTSのスタート、エンドを示す。図9の402のストリーム0上に示された901、902,903,904はプレイリスト900の901、902,903,904を示したものである。
<タイムライン表示>
次にタイムライン表示について説明する。
図10はシーン検出部44によって検出されたシーンのタイムライン表示方法を示す。
402は図9で説明したストリーム0と同様のものである。本実施形態ではコマ表示1003には選択されたストリームの先頭フレームが表示される。コマ表示1003以降のコマ表示方法は、操作履歴記録部40の結果に従って以下のように変更する。
次にタイムライン表示について説明する。
図10はシーン検出部44によって検出されたシーンのタイムライン表示方法を示す。
402は図9で説明したストリーム0と同様のものである。本実施形態ではコマ表示1003には選択されたストリームの先頭フレームが表示される。コマ表示1003以降のコマ表示方法は、操作履歴記録部40の結果に従って以下のように変更する。
<操作履歴がない場合>
操作履歴記録部40の結果により、操作履歴がないと判定した場合、ユーザに設定された所定のコマ間隔ごとに画像を表示する。例えば、ユーザに設定されたコマ間隔がPTS換算で600の場合、表示制御部46は1004に図10で示すPTS600の画像を表示する。1005にはPTS1200の画像、1006にはPTS1800の画像、1007にはPTS2400の画像を表示する。
操作履歴記録部40の結果により、操作履歴がないと判定した場合、ユーザに設定された所定のコマ間隔ごとに画像を表示する。例えば、ユーザに設定されたコマ間隔がPTS換算で600の場合、表示制御部46は1004に図10で示すPTS600の画像を表示する。1005にはPTS1200の画像、1006にはPTS1800の画像、1007にはPTS2400の画像を表示する。
<操作履歴がある場合>
表示制御部46はシーン検出部44に検出されたシーンの画像をコマ表示する。よって、表示制御部46は901の先頭フレームを1004にコマ表示する。1004以降のコマ表示は、プレイリスト900内のフレームを細かく表示してもよいし、設定されたPTS間隔、すなわちPTS1200の位置のフレームをコマ表示してもよい。
表示制御部46はシーン検出部44に検出されたシーンの画像をコマ表示する。よって、表示制御部46は901の先頭フレームを1004にコマ表示する。1004以降のコマ表示は、プレイリスト900内のフレームを細かく表示してもよいし、設定されたPTS間隔、すなわちPTS1200の位置のフレームをコマ表示してもよい。
また、表示制御部46は、図11に示すように、シーン検出部44に検出されたシーン、例えばシーン1101のPTSが、ユーザが指定したコマ間隔のPTS600よりはるかに大きい場合、途中のコマ表示(PTS 600、PTS1200)は表示しない。そして、1100に示すように、シーン1101の先頭フレームからコマ表示してもよい。
また、表示制御部46は、図12に示すように閾値の高いシーンから順にコマ表示をしてもよい。図9のプレイリスト900では、シーン901は閾値4、シーン902は閾値5、シーン903は閾値6、シーン904は閾値4である。よって、表示制御部46は、1104にはシーン903の先頭フレーム画像、1105にはシーン902の先頭のフレーム、1106にはシーン901の先頭のフレーム画像、1107にはシーン904の先頭のフレーム画像と閾値が高いシーンから順にコマ表示する。ここで、1104以降のコマ表示はシーン902、シーン901、シーン904の先頭フレームを表示としたが、シーン903内のフレームを細かく表示してもよく、表示の仕方を限定するものではない。
また、表示制御部46は履歴演算部42の結果により閾値を越えたシーンのフレームに対し、コマ表示のフレームやフレーム枠の色を変えるなどして、ユーザに好みのシーンであることを明示してもよい。なお、本実施形態では管理ファイル情報は、再生する毎に操作履歴記録部40によってHDD24に書き戻されるとしたが、新規に操作履歴用のファイルを作成してHDD24に追記する等、別の手段で操作履歴を残しても構わない。
これらの情報は、再生する毎に操作履歴記録部40によって更新され、HDD24に書き戻される。本実施形態では、各操作のカウント数は、シーンの削除やカウント数の変更指示が無い限りクリアされないものとする。
以上説明したように、タイムライン検索機能において、表示コマ間隔を荒くした場合でも、好みのシーンは優先的にタイムライン検索機能上のコマに表示される。それにより、ユーザは長時間記録したショット内でも好みのシーンを効率よく検索することができ、ユーザの使い勝手が向上する。
なお、前述した本発明の実施の形態では、撮像装置としてビデオカメラを一例として説明した。しかしながら、これに限定されず、撮影機能を有するものであれば、デジタルカメラ、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータであっても本発明を適用することができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
10 ビデオカメラ本体、12 レンズ、14 撮像素子、16 カメラ信号処理部、18 エンコーダ、20 バッファ、22 ディスクアクセス部、24 ハードディスク、26 デコーダ、28 LCDコントローラ、30 LCD、32 CPU、34 操作部、36 RAM、38 ROM、40 操作履歴記録部、42 履歴演算部、44 シーン検出部、46 表示制御部、48 外部出力部、50 リモコン受信部、60 CPUバス
Claims (14)
- 記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示装置に表示するとともに、前記フレーム画像に重み付けを行い、前記重み付けに応じてユーザの好みの動画像のシーンのプレイリストを作成し、タイムラインにコマ表示するようにしたことを特徴とする記録再生装置。
- 記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示装置に表示する表示制御手段と、
前記記録媒体に記録された動画像の視聴操作履歴を管理ファイルに記録する操作履歴記録手段と、
前記管理ファイルに記録された操作履歴情報を抽出し、抽出した操作履歴情報に対して重み付けを行う履歴演算手段と、
前記履歴演算手段の結果に基づいて前記動画像のシーンを検出する検出手段とを有し、
前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出されたシーンに関わるフレーム画像を動画像のシーンのプレイリストに表示するよう制御することを特徴とする記録再生装置。 - 前記検出手段は、設定された閾値を超えたシーンを検出する手段であって、
前記表示制御手段は、検出した操作履歴の多いシーンの画像を優先的に表示することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。 - 前記表示制御手段は、動画像の先頭画像を表示することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
- 所定の時間間隔ごとに画像を抽出する画像抽出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記履歴演算手段の出力が検出されない場合には、前記画像抽出手段で抽出された所定の時間間隔ごとの画像を表示することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。 - 前記表示制御手段は、前記検出手段で検出したシーンの中から、履歴演算手段の出力値が高い順に画像を表示することを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段で検出したシーンの画像に対し、フレームの色、フレーム枠の色を変更して表示することを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 前記履歴演算手段は、再生操作の種類に応じて前記重み付けを行うことを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 前記履歴演算手段は、外部出力の有り無しに応じて、再生操作の種類にさらに重み付けを行うことを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 前記履歴演算手段は、リモコンでの操作の有り無しに応じて、再生操作の種類にさらに重み付けを行うことを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示方法に表示するとともに、前記フレーム画像に重み付けを行い、前記重み付けに応じてユーザの好みの動画像のシーンのプレイリストを作成し、タイムラインにコマ表示するようにしたことを特徴とする記録再生方法。
- 記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示方法に表示する表示制御工程と、
前記記録媒体に記録された動画像の視聴操作履歴を管理ファイルに記録する操作履歴記録工程と、
前記管理ファイルに記録された操作履歴情報を抽出し、抽出した操作履歴情報に対して重み付けを行う履歴演算工程と、
前記履歴演算工程の結果に基づいて前記動画像のシーンを検出する検出工程とを有し、
前記表示制御工程は、前記検出工程によって検出されたシーンに関わるフレーム画像を動画像のシーンのプレイリストに表示するよう制御することを特徴とする記録再生方法。 - 記録媒体に記録された動画像内からフレーム画像を抽出して表示方法に表示する表示制御工程と、
前記記録媒体に記録された動画像の視聴操作履歴を管理ファイルに記録する操作履歴記録工程と、
前記管理ファイルに記録された操作履歴情報を抽出し、抽出した操作履歴情報に対して重み付けを行う履歴演算工程とをコンピュータに実行させ、
前記履歴演算工程の結果に基づいて前記動画像のシーンを検出する検出工程とを有し、
前記表示制御工程は、前記検出工程によって検出されたシーンに関わるフレーム画像を動画像のシーンのプレイリストに表示するようコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項13に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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